JP6120367B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、貯蔵室を急速冷却する急冷モードを備えた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は冷蔵室及び冷凍室を備え、冷凍サイクルを運転する圧縮機に蒸発器が接続される。蒸発器との熱交換により生成された冷気が送風ファンの駆動によって冷蔵室及び冷凍室内に送出され、冷蔵室及び冷凍室が冷却される。
この時、蒸発器の温度及び冷凍室の温度が所定温度を超えると蒸発器の熱負荷が大きいと判断し、送風ファンを停止または減速する。蒸発器の熱負荷が低減されると送風ファンが元の回転数で駆動して冷気を送出する。これにより、冷却効率の悪化を防止して冷蔵庫の省電力化を図ることができる。
特開2006−214614号公報(第9頁〜第11頁、第4図)
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、電源投入直後のプルダウン運転等の貯蔵室が高温の状態で急速冷却が必要な際に、貯蔵室が高温であるために蒸発器の温度が上昇すると送風ファンが停止または減速されてしまう。これにより、貯蔵室の冷却が迅速に進行しないため、冷蔵庫の利便性が悪い問題があった。
本発明は、プルダウン運転時等に迅速に冷却して利便性を向上できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、冷凍サイクルを運転する圧縮機と、前記圧縮機に接続して第1貯蔵室を冷却する蒸発器と、前記蒸発器の熱負荷を複数の熱負荷段階に可変する熱負荷可変部と、前記圧縮機の過負荷を検出する過負荷検出部とを備え、前記圧縮機の非過負荷状態が所定の非過負荷時間だけ継続した際に前記熱負荷可変部によって前記蒸発器の熱負荷をより高い前記熱負荷段階へ移行させる非過負荷移行動作と、前記圧縮機の過負荷を検出した際に前記熱負荷可変部によって前記蒸発器の熱負荷をより低い前記熱負荷段階へ移行させる過負荷移行動作とを有する急冷モードを設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、所定の前記熱負荷段階で前記蒸発器の周辺温度が所定温度よりも低温となるように前記蒸発器の熱負荷が可変されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記蒸発器の周辺温度が前記非過負荷時間よりも短い低温時間だけ継続して所定温度よりも低温となった際に前記非過負荷移行動作を行うことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記蒸発器と熱交換した冷気を第1貯蔵室に送出するファンを備え、前記熱負荷可変部が前記ファンの駆動状態を可変することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記蒸発器により冷却されて第1貯蔵室よりも高温に維持される第2貯蔵室と、前記蒸発器と第2貯蔵室との間の冷気通路を開閉するダンパとを備え、前記熱負荷可変部が前記ダンパの開閉状態を可変することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記過負荷検出部が、前記圧縮機の駆動電流、前記圧縮機のシェル温度、または前記圧縮機の冷媒流入側の圧力を検出し、前記過負荷検出部の検出値が所定値よりも大きくなった際に前記圧縮機の過負荷状態と判断することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記圧縮機の設定回転数を複数の段階に設定して前記蒸発器の冷却能力を可変する冷却能力段階を設け、前記非過負荷移行動作は前記冷却能力段階をより高い冷却能力段階に移行させる動作を含み、前記過負荷移行動作は前記冷却能力段階をより低い冷却能力段階に移行させる動作を含むことを特徴としている。
本発明によると、圧縮機の過負荷を検出する過負荷検出部と、蒸発器の熱負荷を可変する熱負荷可変部とが設けられる。そして、急冷モード時に圧縮機の非過負荷状態が所定時間継続した際に蒸発器の熱負荷をより高い熱負荷段階へ移行させる非過負荷移行動作と、圧縮機が過負荷状態になった際に蒸発器の熱負荷をより低い熱負荷段階へ移行させる過負荷移行動作とが行われる。これにより、蒸発器の温度が高温であっても迅速に貯蔵室を冷却することができる。また、圧縮機の過負荷時には過負荷移行動作により蒸発器の熱負荷を低減し、圧縮機を保護することができる。従って、冷蔵庫の利便性を向上することができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の構成を示すブロック図 本発明の実施形態の冷蔵庫の電源投入時の動作を示すフローチャート 本発明の実施形態の冷蔵庫の急冷モードの動作を示すフローチャート 本発明の実施形態の冷蔵庫のステージ判別処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施形態の冷蔵庫の切替処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施形態の冷蔵庫の急冷モードの動作の一例を示すタイムチャート
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図である。冷蔵庫1は断熱箱体2の上方から順に冷蔵室3、冷凍室4、野菜室5が設けられる。冷蔵室3は貯蔵物を冷蔵保存し、冷凍室4は貯蔵物を冷凍保存する。野菜室5は冷蔵室3よりも高温に維持され、野菜等の貯蔵物を冷蔵保存する。
冷蔵室3は一端を枢支される回動式の扉3aによって開閉される。冷凍室4及び野菜室5はそれぞれ収納ケース(不図示)と一体に形成される引出式の扉4a、5aによって開閉される。
冷凍室4及び冷蔵室3の背面にはダンパ15を介して連通する冷気通路7、8が設けられる。冷気通路7、8にはそれぞれ冷気を流通させる冷凍室ファン12及び冷蔵室ファン13が配される。冷凍室ファン12の下方には冷気を生成する蒸発器11が配される。蒸発器11の下方には蒸発器11の除霜を行う除霜ヒータ16が配される。除霜ヒータ16の上面はヒータカバー16aにより覆われる。ヒータカバー16aによって除霜水が除霜ヒータ16上に滴下することによる除霜ヒータ16の故障を防止する。
冷気通路7は冷凍室4に冷気を吐出する吐出口7a及び冷凍室4から冷気が流出する流出口7bが開口する。冷気通路8には冷蔵室3に冷気を吐出する吐出口8aが開口する。また、冷蔵室3と野菜室5とを連通させる連通路(不図示)が設けられる。野菜室5には冷気が流出する流出口7cが開口する。
野菜室5の後方には機械室6が設けられ、機械室6内には冷凍サイクルを運転する圧縮機10が設置される。圧縮機10の駆動によって冷媒管(不図示)内を冷媒が流通し、冷媒管を介して圧縮機10に接続される蒸発器11が低温に維持される。
冷凍室ファン12を駆動すると蒸発器11と熱交換した冷気が冷気通路7内を流通する。また、ダンパ15を開くと冷気通路8に冷気が流通する。冷気通路7及び冷気通路8を流通する冷気はそれぞれ吐出口7a、8aを介して冷凍室4及び冷蔵室3に吐出される。
吐出口7aから吐出された冷気は冷凍室4内を流通して貯蔵物を冷却し、流出口7bを介して冷気通路7に戻る。吐出口8aから吐出された冷気は冷蔵室3内を流通して貯蔵物を冷却し、連通路(不図示)を介して野菜室5に流入する。野菜室5に流入した冷気は野菜室5内を流通して貯蔵物を冷却し、流出口7cを介して冷気通路7に戻る。
図2は冷蔵庫1の構成を示すブロック図である。冷蔵庫1は各部を制御する制御部20を備えている。制御部20には圧縮機10、冷凍室ファン12、冷蔵室ファン13、ダンパ15、除霜ヒータ16、操作部21、蒸発器温度センサ22、冷蔵室温度センサ23、冷凍室温度センサ24、外気温センサ25、電流検知部26が接続される。
圧縮機10は制御部20により回転数が可変制御される。操作部21は冷蔵室3の扉3aに設けられ、冷蔵室3の温度設定等を行う。この時、冷蔵室3の設定温度はノッチにより例えば、「強」、「中」、「弱」に設定される。
蒸発器温度センサ22は蒸発器11の近傍に設置され、蒸発器11の周辺温度を検知する。冷蔵室温度センサ23は冷蔵室3の室内の温度を検知する。冷凍室温度センサ24は冷凍室4の室内の温度を検知する。外気温センサ25は断熱箱体2の上面等に設置され、外気温を検知する。
電流検知部26は圧縮機10の駆動電流を検知する。圧縮機10の駆動電流が所定値よりも高くなると圧縮機10が過負荷状態と判断される。従って、電流検知部26は圧縮機10の過負荷状態を検出する過負荷検出部を構成する。圧縮機10のシェル温度や冷媒流入側の圧力を検知する過負荷検出部を設け、過負荷検出部の検知結果が所定値よりも高くなった際に圧縮機10の過負荷状態と判断してもよい。
図3は冷蔵庫1の電源投入時の動作を示すフローチャートである。冷蔵庫1の電源が投入されると、ステップ#11で蒸発器温度センサ22の検知による蒸発器11の周辺温度が0℃以上か否かが判断される。蒸発器11の周辺温度が0℃以上でない場合はステップ#14に移行する。
蒸発器11の周辺温度が0℃以上の場合はステップ#12で外気温センサ25の検知による外気温が35℃以上か否かが判断される。外気温が35℃以上でない場合はステップ#14に移行する。外気温が35℃以上の場合はステップ#13で後述する急冷モードが行われる。急冷モードによって電源投入直後の急速冷却(プルダウン運転)が行われる。急冷モードが終了するとステップ#14に移行する。ステップ#14では通常モードが行われる。
Figure 0006120367
表1は通常モード及び急冷モードの各部の動作状態を示している。通常モードでは、冷蔵室3及び冷凍室4の室内温度に応じて圧縮機10、冷蔵室ファン13、冷凍室ファン12及びダンパ15が制御される。
即ち、冷凍室温度センサ24の検知によって冷凍室4が上限温度を超えると、圧縮機10及び冷凍室ファン12が駆動される。また、冷蔵室温度センサ23の検知によって冷蔵室3が上限温度を超えると、ダンパ15を開いて圧縮機10及び冷蔵室ファン13が駆動される。
圧縮機10は冷蔵室3または冷凍室4の温度に応じて1600rpm〜4200rpmの間で可変される。冷凍室ファン12は所定の回転数(例えば、2000rpm)で回転する。冷蔵室ファン13は所定の回転数で回転する。
冷蔵室3が下限温度まで降温されるとダンパ15が閉じられ、冷蔵室ファン13が停止される。また、冷凍室4が下限温度まで降温されると圧縮機10及び冷凍室ファン12が停止される。尚、冷蔵室3の上限温度及び下限温度は操作部21のノッチにより設定された設定温度に基づいて決められる。
急冷モードでは圧縮機10の過負荷状態及び非過負荷状態に応じて可変される複数のステージが設けられる。第1〜第5ステージは蒸発器11に対する熱負荷が異なる複数の熱負荷段階を形成する。第5〜第8ステージは圧縮機10の設定回転数N0が異なる複数の冷却能力段階を形成する。尚、第1〜第5ステージにおいて、蒸発器11の熱負荷の低いステージに対して1段階高いステージでは圧縮機10の設定回転数N0が同じまたは高くなっている。
蒸発器11に対する熱負荷はダンパ15の開閉及び冷凍室ファン12の回転数により可変される。従って、ダンパ15及び冷凍室ファン12は蒸発器11に対する熱負荷を可変する熱負荷可変部を構成する。
第1ステージではダンパ15を閉じて冷蔵室ファン13及び冷凍室ファン12が停止され、圧縮機10の設定回転数N0が1600rpmに設定される。
第2ステージではダンパ15を閉じて冷蔵室ファン13が停止され、圧縮機10の設定回転数N0が2000rpmに設定される。この時、冷凍室ファン12は後述する切替処理(図6参照)により、蒸発器11の周辺温度に応じて停止状態と低速回転(例えば、1000rpm)とに切り替えられる。第2ステージは冷凍室ファン12が低速回転する期間を有するので、第1ステージよりも蒸発器11の熱負荷が高くなっている。
第3ステージでは冷蔵室ファン13を停止して冷凍室ファン12を低速回転し、圧縮機10の設定回転数N0が2000rpmに設定される。この時、ダンパ15は後述する切替処理(図6参照)により、蒸発器11の周辺温度に応じて開閉状態が切り替えられる。第3ステージは冷凍室ファン12が常時低速回転してダンパ15を開く期間を有するので、第2ステージよりも蒸発器11の熱負荷が高くなっている。
第4ステージでは冷蔵室ファン13を停止して圧縮機10の設定回転数N0が2000rpmに設定される。この時、冷凍室ファン12は後述する切替処理(図6参照)により、蒸発器11の周辺温度に応じて低速回転と高速回転(例えば、2000rpm)とに切り替えられる。また、ダンパ15は操作部21の設定ノッチに拘わらず、「弱」ノッチに対応した冷蔵室3の温度に応じて開閉される。第4ステージは冷蔵室3の温度に応じてダンパ15が開閉されるとともに冷凍室ファン12が高速回転する期間を有するので、第3ステージよりも蒸発器11の熱負荷が高くなっている。
第5ステージ〜第8ステージでは冷蔵室ファン13を停止して冷凍室ファン12が高速回転する。ダンパ15は操作部21の設定ノッチに拘わらず、「弱」ノッチに対応した冷蔵室3の温度に応じて開閉される。また、圧縮機10の設定回転数N0は第5ステージ〜第8ステージに対してそれぞれ、2600rpm、3200rpm、3900rpm、4200rpmに設定される。第5ステージ〜第8ステージは冷凍室ファン12が常時高速回転するので、第4ステージよりも蒸発器11の熱負荷が高くなっている。
図4は急冷モードの動作を示すフローチャートである。急冷モードが開始されるとステップ#21で各ステージを示すカウンタiに1が代入される。ステップ#22では前述の表1に基づいてカウンタiで示される第1ステージの駆動条件が設定され、第1ステージの動作が開始される。
ステップ#23では冷凍室温度センサ24で検知した冷凍室4が所定温度(本実施形態では−13℃)以下になったか否かが判断される。冷凍室4の温度が−13℃以下になった場合は急冷モードを終了し、図3のフローチャートに戻る。
冷凍室4の温度が−13℃よりも高温の場合はステップ#24で急冷モードの開始から6時間が経過したか否かが判断される。急冷モードの開始から6時間が経過した場合は急冷モードを終了し、図3のフローチャートに戻る。
急冷モードの開始から6時間が経過していない場合はステップ#25に移行し、除霜ヒータ16による除霜運転が開始されたか否かが判断される。除霜運転が開始された場合は急冷モードを終了し、図3のフローチャートに戻る。除霜運転が開始されていない場合はステップ#26に移行する。
ステップ#26ではカウンタiがステージの最大値である8か否かが判断される。カウンタiが8の場合はステップ#30に移行し、カウンタiが7以下の場合はステップ#27に移行する。
ステップ#27では電流検知部26で検知される圧縮機10の非過負荷状態が所定の非過負荷時間(本実施形態では10分)以上継続したか否かが判断される。圧縮機10の非過負荷状態が10分以上継続した場合はステップ#29に移行する。圧縮機10の非過負荷状態が10分以上継続していない場合はステップ#28に移行する。
ステップ#28では蒸発器温度センサ22で検知した蒸発器11の周辺温度が所定の低温時間(本実施形態では2分)以上継続して所定温度(本実施形態では−5℃)よりも低温になったか否かが判断される。低温時間は非過負荷時間よりも短時間に設定される。蒸発器11の周辺温度が2分以上継続して−5℃以下となった場合はステップ#29に移行する。蒸発器11の周辺温度が−5℃よりも高温の場合または−5℃以下が2分よりも短い場合はステップ#30に移行する。
ステップ#29ではカウンタiがインクリメントされ、ステップ#22でカウンタiに対応するステージの駆動条件を設定して該ステージの動作が行われる。従って、ステップ#27、#28の判断によって蒸発器11の熱負荷の高い熱負荷段階または圧縮機10の設定回転数N0の高い冷却能力段階に移行する非過負荷移行動作が行われる。
ステップ#30ではカウンタiがステージの最小値である1か否かが判断される。カウンタiが1の場合はステップ#23に移行し、カウンタiが2以上の場合はステップ#31に移行する。ステップ#31では電流検知部26で検知した圧縮機10の過負荷状態が所定の過負荷時間(本実施形態では2分)以上継続したか否かが判断される。圧縮機10の過負荷状態が2分以上継続した場合はステップ#32に移行する。圧縮機10の過負荷状態が2分以上継続していない場合はステップ#23に移行する。
ステップ#32ではステージ判別処理が行われる。図5はステージ判別処理の動作を示している。ステップ#41ではカウンタiの値が判別され、カウンタiに応じて分岐する。ステップ#41の判断でカウンタiが8の場合はステップ#42に移行する。ステップ#42では圧縮機10の実回転数Ncが第7ステージの設定回転数N0である3900rpm以上か否かが判断される。圧縮機10の実回転数Ncが3900rpmよりも低い場合はステップ#43に移行する。圧縮機10の実回転数Ncが3900rpm以上の場合はステップ#47でカウンタiに7が代入され、図4のステップ#22に戻る。
ステップ#41の判断でカウンタiが7の場合はステップ#43に移行する。ステップ#43では圧縮機10の実回転数Ncが第6ステージの設定回転数N0である3200rpm以上か否かが判断される。圧縮機10の実回転数Ncが3200rpmよりも低い場合はステップ#44に移行する。圧縮機10の実回転数Ncが3200rpm以上の場合はステップ#48でカウンタiに6が代入され、図4のステップ#22に戻る。
ステップ#41の判断でカウンタiが6の場合はステップ#44に移行する。ステップ#44では圧縮機10の実回転数Ncが第5ステージの設定回転数N0である2600rpm以上か否かが判断される。圧縮機10の実回転数Ncが2600rpmよりも低い場合はステップ#45に移行する。圧縮機10の実回転数Ncが2600rpm以上の場合はステップ#49でカウンタiに5が代入され、図4のステップ#22に戻る。
ステップ#41の判断でカウンタiが5の場合はステップ#45に移行する。ステップ#45では圧縮機10の実回転数Ncが第4ステージの設定回転数N0である2000rpm以上か否かが判断される。圧縮機10の実回転数Ncが2000rpmよりも低い場合はステップ#46に移行する。圧縮機10の実回転数Ncが2000rpm以上の場合はステップ#50でカウンタiに4が代入され、図4のステップ#22に戻る。
ステップ#41の判断でカウンタiが4の場合はステップ#46に移行する。ステップ#46では圧縮機10の実回転数Ncが第1ステージの設定回転数N0である1600rpm以上か否かが判断される。圧縮機10の実回転数Ncが1600rpmよりも低い場合はステップ#52に移行する。圧縮機10の実回転数Ncが1600rpm以上の場合はステップ#51でカウンタiに3が代入され、図4のステップ#22に戻る。
ステップ#41の判断でカウンタiが2の場合はステップ#52に移行する。ステップ#52ではカウンタiに1を代入して図4のステップ#22に戻る。ステップ#41の判断でカウンタiが3の場合はステップ#53に移行し、カウンタiに2を代入して図4のステップ#22に戻る。
そして、図4のステップ#22でカウンタiに対応するステージの駆動条件を設定して該ステージの動作が行われ、ステップ#22〜#32が繰り返される。従って、ステップ#31の判断によってステージ判別処理に移行し、蒸発器11の熱負荷の低い熱負荷段階または圧縮機10の設定回転数N0の低い冷却能力段階に移行する過負荷移行動作が行われる。
この時、第5〜第8ステージにおいてステージ判別処理によって圧縮機10の過負荷の検出時の実回転数Ncよりも低い設定回転数N0のステージに移行する。圧縮機10は過負荷状態では設定回転数N0に到達していない可能性がある。このため、過負荷の検出時の実回転数Ncよりも低い設定回転数N0のステージに移行し、圧縮機10の過負荷状態を速やかに脱出させることができる。
尚、ステップ#31で圧縮機10の過負荷状態を検出したときに直ちに過負荷移行動作を行ってもよい。しかし、所定の過負荷時間を設けることにより、一時的な圧縮機10の過負荷のために蒸発器11の熱負荷または冷却能力の低いステージに移行されることを防止できる。これにより、冷凍室4及び冷蔵室3を迅速に冷却することができる。過負荷時間は圧縮機10が過負荷状態で連続運転可能な時間よりも短い時間に設定される。
また、図4のフローチャートにおいて、圧縮機10が損傷を招く異常な過負荷状態を検出した場合は、圧縮機10を停止して所定時間(例えば、6分)経過後にステップ#21から再開される。異常な過負荷状態として、圧縮機10の回転数の異常低下、圧縮機10の駆動電流の異常上昇、圧縮機10のシェル温度の異常上昇、圧縮機10を駆動する駆動回路の素子温度の異常上昇等が挙げられる。
図6は第2、第3、第4ステージにおいてそれぞれ冷凍室ファン12またはダンパ15の動作状態を蒸発器11の周辺温度に応じて切り替える切替処理の動作を示している。尚、図6の制御は図4及び図5の動作フローと並行して行われる。ステップ#61ではカウンタiの値を判別し、カウンタiに応じて分岐する。
ステップ#61の判断でカウンタiが2の第2ステージの場合はステップ#62に移行し、冷凍室ファン12が停止される。ステップ#61の判断でカウンタiが3の第3ステージの場合はステップ#63に移行し、ダンパ15が閉じられる。ステップ#61の判断でカウンタiが4の第4ステージの場合はステップ#64に移行し、冷凍室ファン12が低速回転する。
ステップ#65ではステップ#62〜#64の実行後に所定時間(本実施形態では60秒)が経過するまで待機する。ステップ#62〜#64の実行後に60秒が経過すると、ステップ#66でカウンタiの値を判別してカウンタiに応じて分岐する。
ステップ#66の判断でカウンタiが2の場合はステップ#67に移行し、冷凍室ファン12が低速回転する。ステップ#66の判断でカウンタiが3の場合はステップ#68に移行し、ダンパ15が開かれる。ステップ#66の判断でカウンタiが4の場合はステップ#69に移行し、冷凍室ファン12が高速回転する。
ステップ#70ではステップ#67〜#69の実行後に所定時間(本実施形態では10秒)が経過するまで待機する。ステップ#67〜#69の実行後に10秒が経過するとステップ#71に移行する。ステップ#71では蒸発器11の周辺温度が所定温度(本実施形態では−5℃)以上になるまで待機する。蒸発器11の周辺温度が−5℃以上になると、ステップ#61に移行する。そして、ステップ#61〜#71が繰り返される。
これにより、第2ステージでは蒸発器11の周辺温度が−5℃よりも低い状態で冷凍室ファン12が低速回転し、−5℃以上になると冷凍室ファン12が一旦停止される。第3ステージでは蒸発器11の周辺温度が−5℃よりも低い状態でダンパ15が開かれ、−5℃以上になるとダンパ15が一旦閉じられる。第4ステージでは蒸発器11の周辺温度が−5℃よりも低い状態で冷凍室ファン12が高速回転し、−5℃以上になると冷凍室ファン12が一旦低速回転となる。
このように、蒸発器11の周辺温度が所定の温度以上となった場合は、蒸発器11の熱負荷を一旦低くするように冷凍室ファン12やダンパ15等の熱負荷可変部を制御する。これにより、圧縮機10を過負荷状態にさせにくくできる。従って、過負荷移行動作の回数を減らして速やかに急冷モードのステージを上位に進めることができる。即ち、冷蔵庫1を迅速に急速冷却することができる。
図7は急冷モード時の各部のタイムチャートの一例を示している。図7において、(a)はダンパ15の開閉状態、(b)は冷凍室ファン12の駆動状態、(c)は圧縮機10の過負荷検知状態、(d)は各ステージ、(e)は各部の温度を示している。また、図7の(e)において、Rは冷蔵室温度センサ23で検知した冷蔵室3の温度、Fは冷凍室温度センサ24で検知した冷凍室4の温度、E1は蒸発器温度センサ22で検知した蒸発器11の周辺温度である。また、同図のE2は参考のため、蒸発器11の表面温度を示している。
時間t0で急冷モードが開始されると、第1ステージの動作が行われる。これにより、冷凍室ファン12を停止してダンパ15を閉じた状態で圧縮機10が駆動され、蒸発器11の周辺温度E1が降温される。この時、圧縮機10が一時的に過負荷状態となっているが、過負荷状態が2分よりも短いため過負荷移行動作は行われない。
時間t1で第1ステージにおいて圧縮機10の非過負荷状態が10分継続すると、非過負荷移行動作により第2ステージに移行する。これにより、冷凍室ファン12は切替処理(図6参照)により蒸発器11の周辺温度E1に応じて停止と低速回転とが繰り返される。
時間t2で第2ステージにおいて圧縮機10の非過負荷状態が10分(非過負荷時間)継続すると、非過負荷移行動作により第3ステージに移行する。これにより、冷凍室ファン12が低速回転し、ダンパ15が切替処理(図6参照)により蒸発器11の周辺温度E1に応じて開閉される。
時間t3で第3ステージにおいて圧縮機10の過負荷状態が2分(過負荷時間)継続すると、過負荷移行動作が行われ、圧縮機10の実回転数Ncに基づいて第2ステージに移行する。
時間t4で第2ステージにおいて圧縮機10の非過負荷状態が10分継続すると、非過負荷移行動作により第3ステージに移行する。この時、圧縮機10が一時的に過負荷状態となっているが、過負荷状態が2分よりも短いため過負荷移行動作は行われない。
時間t5で第3ステージにおいて圧縮機10の非過負荷状態が10分継続すると、非過負荷移行動作により第4ステージに移行する。これにより、ダンパ15が開放され、冷凍室ファン12が切替処理(図6参照)により蒸発器11の周辺温度E1に応じて低速回転と高速回転とが繰り返される。
時間t6で第4ステージにおいて圧縮機10の非過負荷状態が10分継続すると、非過負荷移行動作により第5ステージに移行する。これにより、冷凍室ファン12が高速回転する。
その後、第5ステージにおいて圧縮機10の非過負荷状態が10分継続すると、第6ステージに移行する。同様に、圧縮機10の非過負荷状態によって第7、第8ステージに移行する。
本実施形態によると、圧縮機10の過負荷を検出する電流検知部26(過負荷検出部)と、蒸発器11の熱負荷を可変するダンパ15及び冷凍室ファン12(熱負荷可変部)とが設けられる。そして、急冷モード時に圧縮機10の非過負荷状態が非過負荷時間だけ継続した際に蒸発器11の熱負荷をより高いステージ(熱負荷段階)に移行させる非過負荷移行動作と、圧縮機10の過負荷状態になった際に蒸発器11の熱負荷をより低いステージに移行させる過負荷移行動作とが繰り返される。
これにより、急冷モード時に圧縮機10の非過負荷状態が継続すると蒸発器11の熱負荷の高いステージに徐々に移行する。このため、プルダウン運転時等で蒸発器11の温度が高温であっても迅速に冷凍室4を冷却することができる。また、圧縮機10の過負荷時には過負荷移行動作により蒸発器11の熱負荷を低減し、圧縮機10を保護することができる。従って、冷蔵庫1の利便性を向上することができる。
また、第2ステージ及び第4ステージにおいて蒸発器11の周辺温度が所定温度よりも低温となるように冷凍室ファン12が駆動制御される。第3ステージにおいて蒸発器11の周辺温度が所定温度よりも低温となるようにダンパ15が開閉される。これにより、各ステージ内で蒸発器11の周辺温度を監視しながら蒸発器11の熱負荷が細かく可変される。
このため、非過負荷移行動作により蒸発器11の熱負荷の高いステージに移行した直後に圧縮機10が長時間過負荷状態になることを抑制することができる。従って、非過負荷移行動作と過負荷移行動作とが頻繁に繰り返されて冷凍室4の冷却が進まないことを防止し、より迅速に冷凍室4を冷却することができる。
また、蒸発器11の周辺温度が非過負荷時間よりも短い低温時間だけ継続して所定温度よりも低温となった際に非過負荷移行動作を行う。蒸発器11の周辺温度が継続して低温の場合は圧縮機10の負荷がまだ軽い状態と判断される。このため、非過負荷時間よりも短い低温時間の経過の場合であっても非過負荷移行動作を行い、冷凍室4をより迅速に冷却することができる。
また、冷凍室ファン12の停止を含む減速及び増速による駆動状態の可変により、蒸発器11の熱負荷を可変する熱負荷可変部を容易に実現することができる。
また、冷凍室4よりも高温の冷蔵室3と蒸発器11との間の冷気通路7、8を開閉するダンパ15により、蒸発器11の熱負荷を可変する熱負荷可変部を容易に実現することができる。
また、圧縮機10の駆動電流、圧縮機10のシェル温度、または圧縮機10の冷媒流入側の圧力の検出により、圧縮機10の過負荷を検出する過負荷検出部を容易に実現することができる。
また、第5〜第8ステージが圧縮機10の設定回転数N0の異なる冷却能力段階を形成する。そして、非過負荷移行動作により設定回転数N0の高いステージ(即ち、冷却能力の高いステージ)に移行し、過負荷移行動作によって圧縮機10の過負荷の検出時の実回転数Ncよりも低い設定回転数N0のステージ(即ち、冷却能力の低いステージ)に移行する。これにより、圧縮機10の過負荷状態を速やかに脱出させることができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の冷蔵庫1について説明する。本実施形態は冷凍室4の背面に設けられた吐出口7a及び流出口7bの一方または両方にダンパ等により形成される開閉部材が配される。また、野菜室5に設けられた流出口7cにダンパ等により形成される開閉部材が配される。その他の部分は第1実施形態と同様である。
各開閉部材を閉じることにより、冷凍室4や野菜室5と冷気通路7とが遮断される。冷凍室4の容積が大きい冷蔵庫1では、冷凍室ファン12を停止させてダンパ15を閉じても冷凍室4の熱負荷が大きいために圧縮機10が過負荷状態を持続してしまう可能性がある。
このような場合は、第1実施形態における第1ステージよりもさらに前のステージとして、上記の各開閉部材を閉じた状態のステージを設けることができる。このステージでは冷気通路7のみが熱負荷となるので、冷凍室4の容積が大きい冷蔵庫であっても第1ステージから熱負荷の高いステージに進めないといったおそれを解消できる。
同様に、冷蔵室3と野菜室5とを連通する連通路にダンパ等から成る開閉部材を設けてもよい。これにより、ダンパ15よりも下流の熱負荷を制御することができ、圧縮機10を過負荷状態にさせにくくできる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態の冷蔵庫1について説明する。第1実施形態及び第2実施形態の冷蔵庫1は急冷モード時にダンパ15が開状態と閉状態とに切り替えられ、冷凍室ファン12の回転数が低速回転と高速回転とに切り替えられる。本実施形態は、急冷モード時にダンパ15の開角度が可変され、冷凍室ファン12の回転数が各ステージで第1、第2実施形態よりも多くの段階に切り替えられる。これらにより、蒸発器11の熱負荷をより細かく制御できる。従って、圧縮機10を過負荷状態にさせにくくしながら、より迅速に冷蔵庫1を急速冷却できる。
尚、第1〜第3実施形態において、冷蔵庫1の電源投入直後のプルダウン時に急冷モードを行っているが、除霜運転終了時や高温の貯蔵物の保管時等の急速冷却を必要とする際に急冷モードを行ってもよい。
本発明によると、貯蔵室を急速冷却する急冷モードを備えた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
3 冷蔵室
4 冷凍室
5 野菜室
6 機械室
7、8 冷気通路
10 圧縮機
11 蒸発器
12 冷凍室ファン
13 冷蔵室ファン
15 ダンパ
16 除霜ヒータ
20 制御部
21 操作部
22 蒸発器温度センサ
23 冷蔵室温度センサ
24 冷凍室温度センサ
25 外気温センサ
26 電流検知部

Claims (5)

  1. 冷凍サイクルを運転する圧縮機と、前記圧縮機に接続して第1貯蔵室を冷却する蒸発器と、前記蒸発器の熱負荷を複数の熱負荷段階に可変する熱負荷可変部と、前記圧縮機の過負荷を検出する過負荷検出部とを備え、前記圧縮機の非過負荷状態が所定の非過負荷時間だけ継続した際に前記熱負荷可変部によって前記蒸発器の熱負荷をより高い前記熱負荷段階へ移行させる非過負荷移行動作と、前記圧縮機の過負荷を検出した際に前記熱負荷可変部によって前記蒸発器の熱負荷をより低い前記熱負荷段階へ移行させる過負荷移行動作とを有する急冷モードを設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 所定の前記熱負荷段階で前記蒸発器の周辺温度が所定温度よりも低温となるように前記蒸発器の熱負荷が可変されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記蒸発器の周辺温度が前記非過負荷時間よりも短い低温時間だけ継続して所定温度よりも低温となった際に前記非過負荷移行動作を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記蒸発器と熱交換した冷気を第1貯蔵室に送出するファンを備え、前記熱負荷可変部が前記ファンの駆動状態を可変することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記蒸発器により冷却されて第1貯蔵室よりも高温に維持される第2貯蔵室と、前記蒸発器と第2貯蔵室との間の冷気通路を開閉するダンパとを備え、前記熱負荷可変部が前記ダンパの開閉状態を可変することを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
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