JP6119698B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感光体を露光する露光ユニットを有する画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置として、感光体を露光するLEDヘッドを、カバーの開放に連動させて感光体から退避させるものが知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術では、カム面を有するアームがカバーに設けられており、カバーを開放する際にカム面によってLEDヘッドが上方に押し上げられることで、LEDヘッドを感光体から退避させている。
特開2001−209220号公報
しかしながら、上記の構成では、カム面によってLEDヘッドを押し上げる構成であるため、LEDヘッドの退避のための移動量を大きくすることが難しいといった問題があった。
そこで、本発明は、LEDヘッド(露光ユニット)の退避のための移動量を大きくすることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、筐体と、前記筐体に回動可能に連結され、前記筐体の開口を開閉可能なカバーと、感光体を露光する露光ユニットと、前記筐体に設けられ、前記露光ユニットを、前記感光体を露光する露光位置と、前記露光位置よりも前記感光体から離れた退避位置との間で案内するユニット案内部と、前記カバーの開閉に連動して前記露光ユニットを前記露光位置と前記退避位置との間で移動させる連動機構と、を備える。
前記連動機構は、前記露光ユニットと前記カバーとに連結されるリンクを有している。
この構成によれば、リンクを利用して露光ユニットを感光体から退避させるので、露光ユニットの退避のための移動量を大きくすることができる。
また、前記した構成において、前記筐体は、前記感光体の回転軸線方向の両端部を覆う一対の側板を有し、前記カバーの回動軸線は、前記感光体の回転軸線と平行であり、前記ユニット案内部は、前記一対の側板に設けられ、前記露光ユニットの前記回転軸線方向の両端部を案内していてもよい。
これによれば、露光ユニットの回転軸線方向の両端部をユニット案内部で案内するので、露光ユニットを露光位置と退避位置との間で良好に移動させることができる。
また、前記した構成において、前記カバーと前記リンクとの連結部は、前記カバーと前記筐体との連結部よりも、前記カバーの先端部側に配置することができる。
また、前記した構成において、前記露光ユニットと前記リンクとの連結部は、前記感光体の回転軸線方向から見て、前記ユニット案内部と重なっていてもよい。
このように連結部をユニット案内部と重なるように配置することで、露光ユニットの連結部をユニット案内部で案内することができるので、露光ユニットを露光位置と退避位置との間で良好に移動させることができる。
また、前記した構成において、前記ユニット案内部の前記感光体から遠い側の端部には、前記露光ユニットを前記退避位置で保持する保持部が設けられていてもよい。
このように保持部により露光ユニットを退避位置で保持することで、リンクを介してカバーも開放した状態に保持することができるので、カバーをユーザが支持しなくても開放状態に保つことができる。
また、前記した構成において、前記ユニット案内部は、前記感光体から遠い側の端部に、前記露光ユニットの前記感光体から遠い側への移動を規制する規制部を有していてもよい。
これによれば、規制部によって露光ユニットの感光体から遠い側への移動が規制されるので、露光ユニットが筐体から抜けるのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記筐体は、前記感光体を位置決めする感光***置決め部を有し、前記ユニット案内部は、前記露光ユニットを前記感光体に対して位置決めするユニット位置決め部を有していてもよい。
これによれば、筐体に対して位置決めされた感光体に対して、露光ユニットが筐体に設けられたユニット案内部のユニット位置決め部で位置決めされるので、露光ユニットを感光体に対して精度良く位置決めすることができる。
また、前記した構成において、前記露光ユニットは、前記ユニット位置決め部に当接する被位置決め部を有し、前記被位置決め部を前記ユニット位置決め部に向けて付勢する付勢部材をさらに備えていてもよい。
これによれば、付勢部材の付勢力によって被位置決め部をユニット位置決め部に良好に当接させることができるので、露光ユニットを感光体に対してより良好に位置決めすることができる。また、付勢部材を、カバーを閉じた状態に保持するための保持部材として利用することもできる。
また、前記した構成において、前記ユニット位置決め部と前記被位置決め部は、前記露光ユニットから出射される光の光軸方向および前記感光体の周方向において当接していてもよい。
これによれば、露光ユニットを光軸方向および感光体の周方向(副走査方向)に位置決めすることができるで、焦点位置および副走査位置が規定され、良好な露光特性を得ることができる。
また、前記した構成において、前記カバーおよび前記露光ユニットの前記リンクとの連結部は、前記感光体の回転軸線方向の端部より中央部に近い位置に配置されていてもよい。
これによれば、カバーおよび露光ユニットの回転軸線方向の端部に連結部がないので、端部の空いたスペースにハーネスなどの部材を配置することができる。
また、前記した構成において、前記露光ユニットに第1ハーネスを介して接続されるLED制御基板と、前記LED制御基板に第2ハーネスを介して接続される本体基板と、を備える場合には、前記本体基板は、前記回転軸線方向における前記筐体の一端側に配置され、前記LED制御基板は、前記回転軸線方向における前記カバーの一端側に配置されていてもよい。
これによれば、LED制御基板と本体基板とを回転軸線方向の一端側(同じ側)に配置することができるので、LED制御基板と本体基板とを繋ぐ第2ハーネスの長さを短くすることができる。また、LED制御基板をカバーに設けることで、LED制御基板を露光ユニットの近くに配置することができるので、第1ハーネスの長さを短くすることができる。
また、前記した構成において、前記第1ハーネスは、前記露光ユニットにおける前記回転軸線方向の一端部に接続されていてもよい。
これによれば、例えば第1ハーネスを露光ユニットの他端部に接続させる構成と比べ、第1ハーネスの長さを短くすることができる。
また、前記した構成において、前記感光体は、前記露光ユニットが前記退避位置にあるときに、前記筐体に対して着脱可能であってもよい。
これによれば、感光体を筐体に対して着脱する際に、感光体が露光ユニットと干渉するのを抑えることができる。
本発明によれば、露光ユニットの退避のための移動量を大きくすることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す図である。 LEDユニット周りの構造を示す斜視図である。 露光位置におけるLEDユニットとその周りの構造を示す図(a)と、図3(a)のLEDユニット付近を拡大して示す図(b)である。 退避位置におけるLEDユニットとその周りの構造を示す図である。 本体筐体からプロセスカートリッジを取り外した状態を示す図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのプリンタ1の全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明することとする。
以下の説明において、方向は、プリンタ1の使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1においては、右側を「前側」とし、左側を「後側」とし、紙面垂直方向のうち手前側を「左側」とし、紙面垂直方向のうち奥側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、プリンタ1は、筐体の一例としての本体筐体2と、用紙Pを給紙するためのフィーダ部3と、用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを主に備えている。
本体筐体2は、その前側上部に、後述するプロセスカートリッジ6を着脱するための開口2A(図5も参照)を有している。開口2Aは、カバー21によって開閉されるようになっている。
カバー21は、略平板状の部材であり、開口2Aを覆うように配置されている。カバー21は、その後端部に設けられる本体連結部21Aを介して本体筐体2に回動可能に連結されている。
また、本体筐体2は、画像形成部4(感光ドラム81等)を左右方向から覆う左右一対の樹脂製の側板23を有している。
フィーダ部3は、本体筐体2の下部に着脱可能に装着される給紙トレイ31と、給紙トレイ31内の用紙Pを画像形成部4に向けて給紙する給紙機構32とを備えている。
画像形成部4は、露光ユニットの一例としてのLEDユニット5と、プロセスカートリッジ6と、定着装置7とを備えている。
LEDユニット5は、後述する感光ドラム81の表面を露光する部材であり、感光ドラム81に近接して配置されている。なお、LEDユニット5の詳細な構造は、後で説明する。
プロセスカートリッジ6は、本体筐体2に着脱可能であり、ドラムカートリッジ8と、現像カートリッジ9とを備えている。現像カートリッジ9は、ドラムカートリッジ8に対して着脱可能となっている。
ドラムカートリッジ8は、感光体の一例としての感光ドラム81と、帯電器82と、転写ローラ83とを主に備えている。現像カートリッジ9は、現像ローラ91と、供給ローラ92と、トナー収容部93とを主に備えている。
このプロセスカートリッジ6では、回転する感光ドラム81の表面が、帯電器82により一様に帯電された後、LEDユニット5からの光により露光される。これにより、感光ドラム81の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像カートリッジ9内のトナーが供給ローラ92によって現像ローラ91に供給された後、現像ローラ91上のトナーが感光ドラム81の静電潜像に供給されて、感光ドラム81の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム81と転写ローラ83の間で用紙Pが搬送されることで、感光ドラム81の表面に担持されているトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置7は、加熱ローラ71と、加熱ローラ71と対向して配置され加熱ローラ71を押圧する加圧ローラ72とを備えている。そして、このように構成される定着装置7では、用紙P上に転写されたトナーを、用紙Pが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に熱定着している。
なお、定着装置7で熱定着された用紙Pは、定着装置7の下流側に配設される排紙ローラRに搬送され、この排紙ローラRから排紙トレイ2B上に送り出される。
次に、本発明の特徴部分であるLEDユニット5周りの構造について詳細に説明する。
図2に示すように、LEDユニット5は、1つのリンク100を介してカバー21に連結され、左右の両側部が左右一対のユニット案内部200によって案内されることで、カバー21の開閉に連動して、感光ドラム81を露光する露光位置(図3の位置)と、露光位置よりも感光ドラム81から離れた退避位置(図4の位置)との間で移動可能となっている。
各ユニット案内部200は、左右対称な構造となっており、左右の側板23にそれぞれ設けられている。なお、図2においては、便宜上、側板23を簡略化して図示しているので、右側のユニット案内部200が側板23から離れているように見えるが、実際には、側板23は、樹脂成型により形成されており、左右方向内側に突出したユニット案内部200が一体成形されている。
ユニット案内部200は、図3(a)に示すように、感光ドラム81から上斜め後方に延びる案内溝210を有している。案内溝210は、LEDユニット5を案内する一対の案内面211,212と、各案内面211,212の上端同士を繋ぐ上端面213と、各案内面211,212の下端同士を繋ぐ下端面214とを有している。つまり、案内溝210は、感光ドラム81から遠い側の端部と、感光ドラム81に近い側の端部とが両方とも閉じた溝となっている。なお、案内溝210の左右方向の底面は、側板23によって構成されている。また、上端面213は、規制部の一例である。
各案内面211,212は、LEDユニット5の後述する被位置決め部52Bを挟み込むように配置され、感光ドラム81の略径方向に沿って延びるように互いに平行に配置されている。上端面213は、LEDユニット5の後述する連結軸部52Cの端部の外周面に沿うような断面視円弧状に形成されている。
下端面214は、下側の案内面212の下端から前方に略水平に延びて上側の案内面211の下端まで形成されることで、LEDユニット5の移動方向に対して傾斜するように構成されている。そして、下端面214と上側の案内面211の下側部分とが、LEDユニット5を感光ドラム81に対して位置決めするユニット位置決め部として機能するようになっている。
言い換えると、ユニット案内部200は、LEDユニット5の移動方向に延びる一対の案内壁201,202と、各案内壁201,202の上端同士を繋ぐ円弧状の上側連結壁203と、移動方向に対して斜めに延びて各案内壁201,202の下端同士を繋ぐ下側連結壁204とを有している。そして、上側の案内壁201の上端部には、保持部の一例としての保持バネ220を配置するための第1孔201Aが形成されている。
また、上側の案内壁201の下端部には、付勢部材の一例としての位置決め用バネ230を配置するための第2孔201Bが形成されている。
図2に戻って、LEDユニット5は、左右方向に延びる長尺状のLEDヘッド51と、LEDヘッド51を支持する樹脂製の支持フレーム52とを備えている。
LEDヘッド51は、樹脂製の保持ケース51Aと、左右方向(感光ドラム81の軸線方向)に並んだ図示せぬ複数の発光素子(LEDアレイ)と、発光素子からの光を感光ドラム81の表面に等倍に結像するレンズアレイ51Bとを備えて構成されている。このLEDヘッド51では、画像データに応じて各発光素子を明滅させることで、感光ドラム81の表面を露光している。
支持フレーム52は、LEDヘッド51の左右方向の幅と略同じ幅となるベース部52Aと、ベース部52Aの左右の側面から外側に突出して各ユニット案内部200に係合する左右一対の被位置決め部52Bと、ベース部52Aの上部に設けられ、リンク100によって回動可能に支持される連結軸部52Cとを有している。
連結軸部52Cは、左右方向に延びる略円柱状の部材であり、その中央部がリンク100の後述するヘッド側連結部120によって回動可能に支持された状態で、ベース部52Aの上端に固定されている。連結軸部52Cの両端部は、被位置決め部52Bの左右方向外側の側面から外側に突出しており、被位置決め部52Bとともにユニット案内部200内に入り込んで、当該ユニット案内部200で案内されている。
そして、連結軸部52Cは、LEDユニット5が退避位置に移動したときに、保持バネ220と係合して当該保持バネ220によって保持されるようになっている(図4参照)。より詳細には、連結軸部52Cは、保持バネ220によって上端面213に向けて付勢されている。これにより、LEDユニット5は退避位置に保持される。ここで、保持バネ220は、断面視略コ字状に折り曲げられた板バネであり、その角部が連結軸部52Cに係合している。
図3(b)に示すように、被位置決め部52Bは、案内溝210の各案内面211,212によって案内される一対の被案内面B1,B2と、各被案内面B1,B2の上端同士を繋ぐ上端面B3と、下側の被案内面B2から前方に略水平に延びて案内溝210の下端面214に面接触する下端面B4と、下端面B4の前端と上側の被案内面B1の下端とを繋ぐ断面視V字状の連結面B5とを有している。なお、図3(a),(b)においては、被位置決め部52Bを強調して図示するために、被位置決め部52Bにハッチングを施している。
連結面B5は、案内溝210の下端面214および上側の案内面211に対して間隔を空けて配置されている。上端面B3は、連結軸部52Cの周面に沿った形状に形成されている。
上側の被案内面B1には、位置決め用バネ230と係合する凹部B11が形成されている。位置決め用バネ230は、断面視略V字状の板バネであり、その角部が凹部B11に係合することで、被位置決め部52Bを感光ドラム81側、つまり案内溝210の下端面214に向けて付勢している。
図2に示すように、リンク100は、LEDヘッド51の左右方向の幅と略同じ幅となる本体部110と、本体部110の下端面の左右方向中央部からLEDユニット5に向けて延びるヘッド側連結部120と、本体部110の上端面の左右方向中央部からカバー21に向けて延びるカバー側連結部130とを有している。本体部110の各連結部120,130よりも右側には、LEDユニット5内の図示せぬ基板と後述するLED制御基板310とを接続する第1ハーネス410を保持するハーネス保持部111が形成されている。ハーネス保持部111は、第1ハーネス410の左右方向に壁面を有する溝形状に形成されている。
ヘッド側連結部120は、連結軸部52Cを回動可能に支持する軸支孔121を有しており、その先端部が支持フレーム52(ベース部52A)の左右方向中央部に形成された凹部A1内に配置されている。ヘッド側連結部120および連結軸部52Cは、左右方向(感光ドラム81の回転軸線方向)から見て、ユニット案内部200と重なっている。
カバー側連結部130は、その先端部が、カバー21に設けられた左右一対の支持壁21B(左側の1つのみ図示)によって回動可能に支持されている。各支持壁21Bは、本体連結部21Aよりもカバー21の先端部21C側(本体連結部21Aとは反対側の端部側。図1参照)に配置されている。なお、本体連結部21Aは、カバー21の後端部における、右端部と左端部とに1つずつ設けられている。
ここで、本実施形態では、カバー21の開閉に連動してLEDユニット5を露光位置と退避位置との間で移動させる連動機構が、1つのリンク100と、各支持壁21Bと、連結軸部52Cとを備えた構成となっている。また、本実施形態では、カバー21、リンク100およびLEDユニット5の回動軸線が、感光ドラム81の回転軸線と平行となっている。
カバー21におけるカバー側連結部130よりも右側(回転軸線方向の一端側)には、LEDヘッド51内の各発光素子を制御するためのLED制御基板310が設けられている。そして、このようにカバー側連結部130よりも右側に配置されたLED制御基板310からは、前述した第1ハーネス410がリンク100のハーネス保持部111を通って、LEDユニット5の右側(ヘッド側連結部120よりも右側)に向けて延びて、LEDユニット5内の図示せぬ基板に接続されている。また、LED制御基板310は、左右方向から見てカバー側連結部130と重なっている(図3も参照)。
右側の側板23には、LED制御基板310に第2ハーネス420を介して接続される本体基板320が設けられている。また、図5に示すように、各側板23には、プロセスカートリッジ6を本体筐体2内の取付位置まで案内するためのガイド溝23Aが形成されている。
ガイド溝23Aは、上端部が上方に開口し、下端部23Bのみが閉じた溝であり、下端部23Bは、感光ドラム81の軸受などに当接することで、感光ドラム81を位置決めする感光***置決め部として機能している。なお、下端部23Bに向けて感光ドラム81の軸受などを付勢するバネを適宜設けてもよい。
次に、プロセスカートリッジ6を本体筐体2に着脱する際におけるLEDユニット5の動きについて詳細に説明する。
本体筐体2からプロセスカートリッジ6を取り外す場合には、まず、ユーザは、カバー21を開ける。この際、図3および図4に示すように、カバー21にリンク100を介して連結されたLEDユニット5は、カバー21の開放に連動して、露光位置から退避位置に大きな移動量で移動する。これにより、図5に示すように、プロセスカートリッジ6の着脱する際の移動軌跡(破線で示す範囲)よりもLEDユニット5が大きく退避するので、プロセスカートリッジ6をLEDユニット5に干渉させることなく、着脱することが可能となる。
LEDユニット5を退避位置まで移動させると、LEDユニット5の連結軸部52Cが保持バネ220に係合することで、保持バネ220によってLEDユニット5が退避位置に保持される。また、この際、保持バネ220は、LEDユニット5およびリンク100を介してカバー21を開放した状態に保持するようになっている。
そのため、ユーザは、カバー21を開放させた後は、カバー21から手を放すことができるので、その後の作業が容易となっている。カバー21を開放させた後、ユーザは、プロセスカートリッジ6をガイド溝23Aに沿って取り外す。
プロセスカートリッジ6を本体筐体2に取り付ける場合には、ユーザは、プロセスカートリッジ6の一部をガイド溝23A内に入れた後、本体筐体2内に入れていき、プロセスカートリッジ6の一部をガイド溝23Aの下端部23Bに突き当てる。これにより、感光ドラム81等が側板23に対して位置決めされる。
その後、ユーザは、カバー21を閉める。これにより、LEDユニット5が退避位置から露光位置に向けて移動する。LEDユニット5が露光位置付近まで移動すると、図3(b)に示すように、位置決め用バネ230が被位置決め部52Bの凹部B11に係合することで、位置決め用バネ230によって被位置決め部52Bが案内溝210の下端面214に向けて付勢される。
被位置決め部52Bが案内溝210の下端面214に当接すると、LEDユニット5の移動方向に対して傾斜している下端面214によって被位置決め部52Bが案内溝210の上側の案内面211に寄せられて当接する。これにより、被位置決め部52Bと案内溝210とが、LEDユニット5から出射される光の光軸方向および感光ドラム81の周方向(副走査方向)において当接することになるので、LEDユニット5が感光ドラム81に対して光軸方向および副走査方向に位置決めされる。
また、この際、カバー21に対して開放する方向に小さな力が加わったとしても、位置決め用バネ230によりカバー21が閉じた状態に保持される。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
リンク100を利用してLEDユニット5を感光ドラム81から退避させるので、従来のようなカム面でLEDヘッドを移動させる構造と比べ、LEDユニット5の退避のための移動量を大きくすることができる。
LEDユニット5の左右方向の両端部をユニット案内部200で案内するので、LEDユニット5を露光位置と退避位置との間で良好に移動させることができる。
左右方向から見てLEDユニット5の連結軸部52Cをユニット案内部200と重なるように配置したので、LEDユニット5の連結軸部52Cをユニット案内部200で案内することができ、LEDユニット5を露光位置と退避位置との間で良好に移動させることができる。
保持バネ220によりLEDユニット5を退避位置で保持することで、リンク100を介してカバー21も開放した状態に保持することができるので、カバー21をユーザが支持しなくても開放状態に保つことができる。
ユニット案内部200の案内溝210の上端部が上端面213により閉じられているので、案内溝210の上端面213によりLEDユニット5が退避位置を超えて移動することが規制され、本体筐体2から抜けるのを抑えることができる。
本体筐体2に対して位置決めされた感光ドラム81に対して、LEDユニット5が、本体筐体2に設けられたユニット案内部200で位置決めされるので、LEDユニット5を感光ドラム81に対して精度良く位置決めすることができる。
位置決め用バネ230の付勢力によって被位置決め部52Bを案内溝210の下端面214および案内面211に良好に当接させることができるので、LEDユニット5を感光ドラム81に対して良好に位置決めすることができる。また、位置決め用バネ230を、カバー21を閉じた状態に保持するための保持部材として利用することもできる。
LEDユニット5を光軸方向および副走査方向に位置決めすることができるで、焦点位置および副走査位置が規定され、良好な露光特性を得ることができる。
ヘッド側連結部120とカバー側連結部130がカバー21およびLEDユニット5における左右方向中央部に設けられている、つまりカバー21およびLEDユニット5の左右方向の端部には連結部が設けられていないので、端部の空いたスペースにLED制御基板310や第1ハーネス410などの部材を配置することができる。
LED制御基板310と本体基板320とを左右方向における同じ側(右側)に配置したので、LED制御基板310と本体基板320とを繋ぐ第2ハーネス420の長さを短くすることができる。また、LED制御基板310をカバー21に設けたので、LED制御基板310をLEDユニット5の近くに配置することができ、第1ハーネス410の長さを短くすることができる。
カバー21の右側に配置されたLED制御基板310から延びる第1ハーネス410が、LEDユニット5の右側の端部に接続されているので、例えば第1ハーネスをLEDユニットの左側の端部に接続させる構成と比べ、第1ハーネス410の長さを短くすることができる。
LEDユニット5が退避位置にあるときに、プロセスカートリッジ6が本体筐体2に対して着脱可能となっているので、プロセスカートリッジ6を本体筐体2に対して着脱する際に、プロセスカートリッジ6がLEDユニット5と干渉するのを抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、ヘッド側連結部120とカバー側連結部130を、カバー21やLEDユニット5における左右方向中央部に配置したが、本発明はこれに限定されず、各連結部は、例えば、カバーやLEDユニットの左右方向の端部に配置されていてもよいし、中央部よりも僅かに左右方向外側にずれた位置に配置されていてもよい。
前記実施形態では、感光体として感光ドラム81を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばベルト状の感光体であってもよい。
前記実施形態では、ユニット案内部200は案内溝210を有する構成を例示したが、本発明はこれに限定されず、突出したレール状に構成してもよい。また、この場合において、規制部は、レールの感光体から遠い側の端部に設けられる壁(例えば、レールから突出する壁)として設けられていてもよい。
前記実施形態では、保持部や付勢部材として板バネからなる保持バネ220や位置決め用バネ230を例示したが、本発明はこれに限定されず、線バネなどのその他のバネや、樹脂製のユニット案内部の一部として形成され、LEDユニットに係合する係合突起などであってもよい。
前記実施形態では、プリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
1 プリンタ
2 本体筐体
2A 開口
5 LEDユニット
21 カバー
81 感光ドラム
100 リンク
200 ユニット案内部

Claims (13)

  1. 筐体と、
    前記筐体に回動可能に連結され、前記筐体の開口を開閉可能なカバーと、
    感光体を露光する露光ユニットと、
    前記筐体に設けられ、前記露光ユニットを、前記感光体を露光する露光位置と、前記露光位置よりも前記感光体から離れた退避位置との間で案内するユニット案内部と、
    前記カバーの開閉に連動して前記露光ユニットを前記露光位置と前記退避位置との間で移動させる連動機構と、を備えた画像形成装置であって、
    前記連動機構は、前記露光ユニットと前記カバーとに連結されるリンクを有し
    前記ユニット案内部は、前記感光体から遠い側の端部に、前記露光ユニットの前記感光体から遠い側への移動を規制する規制部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記筐体は、前記感光体を位置決めする感光***置決め部を有し、
    前記ユニット案内部は、前記露光ユニットを前記感光体に対して位置決めするユニット位置決め部を有することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記露光ユニットは、前記ユニット位置決め部に当接する被位置決め部を有し、
    前記被位置決め部を前記ユニット位置決め部に向けて付勢する付勢部材を備えたことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記ユニット位置決め部と前記被位置決め部は、前記露光ユニットから出射される光の光軸方向および前記感光体の周方向において当接することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ユニット案内部の前記感光体から遠い側の端部には、前記露光ユニットを前記退避位置で保持する保持部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 筐体と、
    前記筐体に回動可能に連結され、前記筐体の開口を開閉可能なカバーと、
    感光体を露光する露光ユニットと、
    前記筐体に設けられ、前記露光ユニットを、前記感光体を露光する露光位置と、前記露光位置よりも前記感光体から離れた退避位置との間で案内するユニット案内部と、
    前記カバーの開閉に連動して前記露光ユニットを前記露光位置と前記退避位置との間で移動させる連動機構と、を備えた画像形成装置であって、
    前記連動機構は、前記露光ユニットと前記カバーとに連結されるリンクを有し
    前記ユニット案内部の前記感光体から遠い側の端部には、前記露光ユニットを前記退避位置で保持する保持部が設けられ、
    前記保持部は、前記露光ユニットが前記退避位置に移動したときに前記露光ユニットと係合して、前記退避位置に保持する付勢部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記筐体は、前記感光体の回転軸線方向の両端部を覆う一対の側板を有し、
    前記カバーの回動軸線は、前記感光体の回転軸線と平行であり、
    前記ユニット案内部は、前記一対の側板に設けられ、前記露光ユニットの前記回転軸線方向の両端部を案内していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記カバーと前記リンクとの連結部は、前記カバーと前記筐体との連結部よりも、前記カバーの先端部側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記露光ユニットと前記リンクとの連結部は、前記感光体の回転軸線方向から見て、前記ユニット案内部と重なることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記カバーおよび前記露光ユニットの前記リンクとの連結部は、前記感光体の回転軸線方向の端部より中央部に近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記露光ユニットに第1ハーネスを介して接続されるLED制御基板と、
    前記LED制御基板に第2ハーネスを介して接続される本体基板と、を備え、
    前記本体基板は、前記回転軸線方向における前記筐体の一端側に配置され
    前記LED制御基板は、前記回転軸線方向における前記カバーの一端側に配置されていることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記第1ハーネスが、前記露光ユニットにおける前記回転軸線方向の一端部に接続されていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記感光体は、前記露光ユニットが前記退避位置にあるときに、前記筐体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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