JP6119462B2 - コールセンタシステム、及び電話端末動作状態設定方法 - Google Patents

コールセンタシステム、及び電話端末動作状態設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信システムにおけるコールセンタシステムに関し、特に複数のオペレータが電話端末を共用することができるコールセンタシステム、及び電話端末の動作状態設定方法に関する。
通信システムにおいて、一般に、企業や機関では各種の問い合わせ、商品の通販等のためにオペレータが電話応対するコールセンタが設けられている。コールセンタではオペレータ毎に電話機等の電話端末が割り当てられることが普通であるが、常に同一の電話端末が割り当てられるとは限らないことがある。例えば、24時間運用しているコールセンタでは、日時の交代制でオペレータが配置されるため各オペレータはそのとき空いている電話端末を使用することが行われる。
このようにオペレータが勤務する際にコールセンタにある電話端末のうちのどの電話端末を使用するか分からない場合には、オペレータは割り当てられた電話端末を使用する前にオペレータの好みの設定に変更することが必要とされることがある。
電話端末の設定としては受話レベル、送話レベル、発信者番号、時刻表示、着信時の呼び出し音等の各種のパラメータがある。これらのパラメータは、例えば、オペレータ好みの受話レベルに変更したい、声が小さいために送話レベルを上げたい、オペレータが所属するグループに応じて通話相手に通知する発信者番号を変えたい、オペレータが時刻表示を望まない、着信時の呼び出し音は電話機とヘッドセットとの両方から発してほしい等のオペレータ毎の好みや要求に対処するためである。
従来のコールセンタシステムにおける電話端末の設定としては、LAN接続されたIP電話機の起動後、DHCPサーバからFTPサーバのアドレス及び設定データのファイル名を取得し、そのFTPサーバから設定データを取得して、当該IP電話機の詳細設定を自動で行うことが公知である(特許文献1参照)。
特開2006−339803号公報
しかしながら、従来のコールセンタシステムにおける電話端末の設定方法は、IP機器としてのIP電話機をLAN接続環境に応じた初期設定を行う方法であって、IP電話機を使用するオペレータに対応させて自動設定する方法ではない。よって、従来のコールセンタシステムでは、オペレータは電話機等の電話端末が割り当てられる毎に割り当てられた電話端末を自身で設定ツールを使用したり、或いは電話端末を手動操作して個別に設定するしかなかった。
そこで、本発明の目的は、通信システムにおいて、オペレータが使用する電話端末の動作状態を当該オペレータに適した状態に自動的に設定することができるコールセンタシステム、及びコールセンタシステムの電話端末動作状態設定方法を提供することである。
本発明のコールセンタシステムは、オペレータ用の少なくとも1つの電話端末と、前記電話端末と通信可能に接続され、外線からの着信呼を前記電話端末に中継接続するコールセンタ装置と、を備えるコールセンタシステムであって、前記電話端末は、オペレータ情報端末とIP電話機とのセットからなり、前記オペレータ情報端末は、操作入力に応じてオペレータ情報とオペレータ情報端末識別情報とを含むログオン要求を前記コールセンタ装置に送信する第1の送信手段を含み、前記IP電話機は、前記IP電話機の動作パラメータを示す設定データを記憶するためのメモリと、前記メモリに記憶された前記設定データに応じて前記IP電話機の動作状態を設定する設定手段と、前記コールセンタ装置から送信された前記設定データを受信して当該受信設定データで前記メモリに記憶された前記設定データを更新する更新手段と、を含み、前記コールセンタ装置は、オペレータ毎の前記設定データを予め記憶した第1の記憶部と、前記セットの前記オペレータ情報端末と前記IP電話機との対応関係を記憶した第2の記憶部と、前記ログオン要求に応答して前記ログオン要求に含まれる前記オペレータ情報に応じて前記電話端末のオペレータを特定するオペレータ特定手段と、前記第2の記憶部の前記対応関係に従って前記ログオン要求に含まれる前記オペレータ情報端末識別情報に対応した前記IP電話機を特定し、前記オペレータ特定手段によって特定されたオペレータに対応した前記設定データを前記第1の記憶部から読み出し、当該特定した前記IP電話機に当該読み出した設定データを送信する第2の送信手段と、を含むことを特徴としている。
本発明のコールセンタシステムの電話端末動作状態設定方法は、オペレータ用の少なくとも1つの電話端末と、前記電話端末と通信可能に接続され、外線からの着信呼を前記電話端末に中継接続するコールセンタ装置と、を備えるコールセンタシステムにおいて前記電話端末の動作状態を設定する電話端末動作状態設定方法であって、前記電話端末は、オペレータ情報端末とIP電話機とのセットからなり、前記IP電話機は、前記IP電話機の動作パラメータを示す設定データを記憶するためのメモリを含み、前記コールセンタ装置は、オペレータ毎の前記設定データを予め記憶した第1の記憶部と、前記セットの前記オペレータ情報端末と前記IP電話機との対応関係を記憶した第2の記憶部と、を含み、前記方法は、前記オペレータ情報端末において操作入力に応じてオペレータ情報とオペレータ情報端末識別情報とを含むログオン要求を前記コールセンタ装置に送信する第1の送信ステップと、前記コールセンタ装置において前記ログオン要求に応答して前記ログオン要求に含まれる前記オペレータ情報に応じて前記電話端末のオペレータを特定するオペレータ特定ステップと、前記第2の記憶部の前記対応関係に従って前記ログオン要求に含まれる前記オペレータ情報端末識別情報に対応した前記IP電話機を特定するステップと、当該特定したオペレータに対応した前記設定データを前記第1の記憶部から読み出し、当該特定した前記IP電話機に当該読み出した設定データを送信する第2の送信ステップと、前記コールセンタ装置から送信された設定データを前記IP電話機において受信して当該受信設定データで前記メモリに記憶された前記設定データを更新するステップと、前記IP電話機において前記メモリに記憶された前記設定データに応じて前記IP電話機の動作状態を設定するステップと、を含むことを特徴としている。
本発明のコールセンタシステム、及び電話端末動作状態設定方法によれば、電話端末は、オペレータ情報端末とIP電話機とのセットからなり、オペレータのオペレータ情報端末からのログオン要求に応じて電話端末のオペレータ及びIP電話機の各々が特定され、特定されたオペレータに対応したIP電話機の動作パラメータを示す設定データがログオン要求を送信した電話端末のIP電話機に送信され、そのIP電話機の動作状態が設定データに応じて設定されるので、オペレータが使用するIP電話機の動作状態をオペレータに適した状態に自動的に設定することができる。


本発明によるコールセンタシステムを示すブロック図である。 図1のシステムのコールセンタ主装置内に設けられたオペレータ情報記憶部の記憶内容を示す図である。 図1のシステムのコールセンタ主装置内に設けられたPC−IP電話機対応情報記憶部の記憶内容を示す図である。 図1のシステムのコールセンタ主装置内に設けられたIP電話機設定情報記憶部の記憶内容を示す図である。 図1のシステムのコールセンタ主装置内に設けられた登録情報記憶部の記憶内容を示す図である。 図1のシステムの電話端末動作状態設定方法を示すシーケンス図である。 図6のシーケンス中のログオン動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の通信システムにおけるコールセンタシステムを示している。このシステムはコールセンタ主装置11と、オペレータPC(パーソナルコンピュータ)12と、IP(インターネットプロトコル)電話機13とを備えている。コールセンタ主装置11、オペレータPC12、及びIP電話機13はIPネットワーク14を介して接続されている。IPネットワーク14は例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク)である。オペレータPC12とIP電話機13とは本コールセンタシステムが設けられたコールセンタの建物内においてオペレータが利用する1つのセットの電話端末として構成されている。なお、本実施例では説明を簡単にするためにコールセンタ主装置11にはIPネットワーク14を介して1つのセットのオペレータPC12及びIP電話機13が各々接続されているが、本発明では複数のセットが接続されても良いことは勿論である。
コールセンタ装置であるコールセンタ主装置11には外線である公衆回線網15を介して電話機16が接続されており、公衆回線網15からの着信呼をIP電話機13に中継接続する呼制御サーバの機能を有する。電話機16は本実施例では固定電話機である。なお、公衆回線網15に接続される電話機としては電話機16に限らず、複数の電話機が接続されても良いし、また、コールセンタ主装置11は公衆回線網15内に設けられた基地局を介して携帯電話機が無線通信可能にされても良い。
コールセンタ主装置11は、通信制御部21、オペレータ情報管理部22、オペレータ情報記憶部23(第4の記憶部)、PC−IP電話機対応情報記憶部24(第2の記憶部)、IP電話機設定情報記憶部25(第1の記憶部)、及び登録情報記憶部26(第3の記憶部)を有している。通信制御部21はオペレータPC12及びIP電話機13とIPネットワークを介して通信するためのインターフェース機能を含む。オペレータ情報管理部22は例えば、プログラムに従って動作するマイクロコンピュータからなり、本コールセンタシステムの動作を制御及び管理する。オペレータ情報管理部22の動作については後述する。なお、オペレータ情報管理部22がオペレータ特定手段を構成し(後述のステップS22参照)、通信制御部21及びオペレータ情報管理部22が第2の送信手段を構成する(後述のステップS25及びS26参照)。
オペレータ情報記憶部23、PC−IP電話機対応情報記憶部24、IP電話機設定情報記憶部25、及び登録情報記憶部26はデータベースであり、単一の記憶装置によって構成しても良いし、記憶部毎に独立した記憶装置を設けても良い。記憶装置としては例えば、半導体メモリ装置やハードディスク装置を用いることができる。
オペレータ情報記憶部23は本コールセンタシステムのオペレータに関する情報を記憶する。オペレータ情報記憶部23には図2に示すように、記憶情報の項目としてオペレータ毎に、オペレータID、パスワード、SIPURI(Session Initiation Protocol Uniform Resource Identifier)、及び所属グループ情報が設けられている。PC−IP電話機対応情報記憶部24は上記したセットとなっているオペレータPCとIP電話機との対応関係を記憶する。PC−IP電話機対応情報記憶部24には図3に示すように、対応関係の記憶項目としてオペレータPC毎にPC名(オペレータ情報端末識別情報)、及びIP電話機番号が設けられている。
IP電話機設定情報記憶部25はIP電話機13の設定情報を記憶する。設定情報はオペレータ毎に望まれたIP電話機13の動作状態を設定する各種パラメータからなる。IP電話機設定情報記憶部25には図4に示すように、設定情報の項目としてオペレータ毎に、オペレータID、送話レベル、受話レベル、発信者番号(発信時に通知する番号)、フレキシブルキー割り当て情報、時刻表示有無、側音レベル、ヘッドセット利用有無、及びバックライト色種類が設けられている。登録情報記憶部26はIP電話機13がコールセンタ主装置11に既に登録された電話機であるか否かを登録情報として記憶する。登録情報記憶部26には図5に示すように、登録情報の項目として電話機毎に電話機番号、登録状態、SIPURI、及びIPアドレス(ネットワーク識別情報)が設けられている。
オペレータPC12は、オペレータ情報端末であって、フロントアプリケーション31と通信制御部32とを含んでいる。フロントアプリケーション31はオペレータPC12でオペレータの操作に応じてWebブラウザ上で実行されるコールセンタのフロント業務用の端末アプリケーションである。通信制御部32はコールセンタ主装置11とIPネットワークを介して通信するためのインターフェース機能を含む。フロントアプリケーション31及び通信制御部32が第1の送信手段に相当する(後述のステップS15参照)。なお、オペレータPC12には、図示していないディスプレイ、キーボード、マウス等の周辺機器が含まれる。
IP電話機13は上記した設定情報である送話レベル、受話レベル、発信者番号、フレキシブルキー割り当て情報、時刻表示有無、側音レベル、ヘッドセット利用有無、及びバックライト色種類を設定することができるIP電話機である。IP電話機13は、通信制御部35と、メモリとして設定データテーブル36と、オペレータが送受話を行うための送受話部37とを有する。また、IP電話機13は図示しないヘッドセットを使用可能にされている。
設定データテーブル36は送話レベル、受話レベル、発信者番号、フレキシブルキー割り当て情報、時刻表示有無、側音レベル、ヘッドセット利用有無、及びバックライト色種類をデータとして記憶する。後述するが、コールセンタ主装置11から送信されて来た設定データを受信すると、通信制御部35はその設定データを用いて設定データテーブル36を更新する。通信制御部35は設定データテーブル36に記憶されたデータに従ってIP電話機13の送話レベル、受話レベル、発信者番号、フレキシブルキー割り当て情報、時刻表示有無、側音レベル、ヘッドセット利用有無、及びバックライト色種類等の動作状態を設定する。通信制御部35は設定手段及び更新手段を構成している。
かかる構成を有するコールセンタシステムにおいて、オペレータAが1つのセットのオペレータPC12及びIP電話機13を利用する場合のログオン動作について図6及び図7を参照して説明する。なお、オペレータAは本コールセンタシステムに予め登録されているとする。すなわち、上記したオペレータ情報記憶部23及びIP電話機設定情報記憶部25にオペレータAに対応したオペレータ情報及びIP電話機設定情報が既に記憶されているとする。
オペレータAはログオンするために先ず、オペレータPC12及びIP電話機13各々の電源をオンさせる(ステップS11,S12)。オペレータPC12では電源オンによりオペレーションシステム(図示せず)が起動し、更に自動的又はオペレータAの操作によってフロントアプリケーション31が起動される。これにより、コールセンタ主装置11とオペレータPC12とは通信制御部21,32及びIPネットワーク14によって通信可能にされる。
IP電話機13では電源オン後、通信制御部35がIP電話機13自身の登録情報をIPネットワーク14を介してコールセンタ主装置11に送信する(ステップS13)。この登録情報には電話機番号、SIPURI、及びIPアドレスが含まれる。コールセンタ主装置11では、IP電話機13によって送信された登録情報が通信制御部21によって受信されると、その登録情報は通信制御部21からオペレータ情報管理部22に供給された後、オペレータ情報管理部22によって登録情報記憶部26に記憶される(ステップS14)。このとき登録情報記憶部26の登録状態は登録済みとなる。
オペレータAは表示されているフロントアプリケーション31の画面を介してログオン操作を行い、これによりログオン要求がフロントアプリケーション31から通信制御部32を介して送信される(ステップS15)。ログオン要求にはオペレータID、パスワード及びPC名(オペレータPCを特定する情報)が含まれ、これらの情報の全てをオペレータAが直接入力しても良いし、或いは一部だけ(例えば、オペレータID及びパスワード)を入力し、残りの情報(例えば、PC名)はフロントアプリケーション31によって自動的に付加されても良い。ログオン要求はIPネットワーク14を介してコールセンタ主装置11に供給され、コールセンタ主装置11ではログオン動作が開始される(ステップS16)。
コールセンタ主装置11におけるログオン動作では図7に示すように、ログオン要求が通信制御部21によって受信されると(ステップS21)、そのログオン要求は通信制御部21からオペレータ情報管理部22に供給された後、オペレータ情報管理部22はログオン要求に応じてオペレータ認証を行う(ステップS22)。オペレータ認証では、例えば、オペレータ情報管理部22はログオン要求に含まれるオペレータID及びパスワードを取り出し、その取り出した当該オペレータIDがオペレータ情報記憶部23に記憶されているかを判別する。オペレータ情報管理部22は当該オペレータIDが記憶されているならば、当該オペレータIDのオペレータのパスワードをオペレータ情報記憶部23から読み出し、ログオン要求に含まれたパスワードとその読み出しパスワードとが一致するか否かを判別する。パスワードの一致が確認されると、オペレータAについてのオペレータ認証が成功したとして完了する。
オペレータ情報管理部22は、オペレータ認証が成功で完了すると、ログオン要求に含まれるPC名に応じてIP電話機を特定する(ステップS23)。IP電話機の特定では、例えば、オペレータ情報管理部22はログオン要求に含まれるPC名を取り出し、その取り出した当該PC名がPC−IP電話機対応情報記憶部24に記憶されているかを判別する。オペレータ情報管理部22は当該PC名が記憶されているならば、当該PC名のオペレータPCとセットとなっているIP電話機を特定するIP電話機番号をPC−IP電話機対応情報記憶部24から読み出す。
オペレータ情報管理部22は、IP電話機を特定すると、そのIP電話機が登録済みであるか否かを判別する(ステップS24)。特定したIP電話機の登録判別では、オペレータ情報管理部22は例えば、ステップS23で読み出されたIP電話機番号に応じて特定したIP電話機が登録済みであることが登録情報記憶部26の登録状態の項目に記憶されているか否かを判別する。
オペレータ情報管理部22は、特定したIP電話機の登録済みを判別すると、オペレータIDに対応したIP電話機設定データをIP電話機設定情報記憶部25から読み出す(ステップS25)。IP電話機設定データはIP電話機設定情報記憶部25に記憶された送話レベル、受話レベル、発信者番号、フレキシブルキー割り当て情報、時刻表示有無、側音レベル、ヘッドセット利用有無、及びバックライト色種類からなる。ここで読み出されるIP電話機設定データはオペレータAに対応したデータである。オペレータ情報管理部22は、読み出したIP電話機設定データを通信制御部21に供給してIP電話機設定データをIP電話機13に送信させる(ステップS26)。IP電話機設定データは通信制御部21からIPネットワーク14を介してIP電話機13に伝送される。
IP電話機13では、通信制御部35がIP電話機設定データを受信すると、その設定データによって設定データテーブル36を更新する(ステップS17)。通信制御部35は設定データテーブル36に記憶されたデータに従ってIP電話機13の送話レベル、受話レベル、発信者番号、フレキシブルキー割り当て情報、時刻表示有無、側音レベル、ヘッドセット利用有無、及びバックライト色種類を制御する(ステップS18)。更新された設定データテーブル36はオペレータAのIP電話機設定データであるので、ステップS16の実行の結果として、IP電話機13の送話レベル、受話レベル、発信者番号、フレキシブルキー割り当て情報、時刻表示有無、側音レベル、ヘッドセット利用有無、及びバックライト色種類をオペレータAに適した設定することができる。
ステップS22でログオン要求に含まれるオペレータIDと同一のオペレータIDがオペレータ情報記憶部23に記憶されていない場合、又はログオン要求に含まれるパスワードと同一のパスワードがオペレータ情報記憶部23に記憶されていない場合には、オペレータ認証がオペレータを正しく確認することなく失敗したとして完了した場合であり、この場合にはオペレータ情報管理部22はログオン不可通知をオペレータPC12に対して送信する(ステップS27)。
また、ステップS23で読み出されたIP電話機番号のIP電話機の登録情報が登録情報記憶部26に記憶されていないことがステップS24で確認された場合には、オペレータ情報管理部22はログオン不可通知をオペレータPC12に対して送信する(ステップS28)。
ステップS27及びS28のログオン不可通知はログオンができなかったこと、すなわちログオン失敗を示すメッセージである。ステップS27又はS28のログオン不可通知はオペレータ情報管理部22から通信制御部21に供給され、IPネットワーク14を介してオペレータPC12の通信制御部32に送信される。通信制御部32はログオン不可通知を受信すると、そのログオン不可メッセージがフロントアプリケーション31に渡され、ログオン不可通知が示すメッセージがフロントアプリケーション31の画面に表示される(ステップS19)。
上記した実施例においては、オペレータPC12及びIP電話機13からなるオペレータ用のセットを複数のオペレータで共用して使用する場合に、オペレータ毎にログオン時にIP電話機13の設定状態をログオン要求したオペレータに適切な状態に自動的に設定することできる。
なお、上記した実施例において、ステップS12の電源オン直後には図示してないが、通信制御部35は設定データテーブル36に記憶されたデータに従ってIP電話機13の送話レベル、受話レベル、発信者番号、フレキシブルキー割り当て情報、時刻表示有無、側音レベル、ヘッドセット利用有無、及びバックライト色種類を制御する。
また、上記した実施例においては、オペレータPC12とIP電話機13とが独立しているが、それらが一体化された電話端末(オペレータ端末)でも良い。例えば、オペレータPC12が電話機能を含む構成のオペレータ端末でも良く、設定データは電話機に関するものに限らない。
更に、上記した実施例においては、ログオン要求の送信のためにオペレータID及びパスワードの操作入力が必要であるが、音声入力でログオン要求を生成することもできる。ログオン要求に含まれるオペレータ情報としてオペレータの音声データを用い、コールセンタ主装置では音声データに応じてオペレータを音声認識によって特定しても良い。
上記した実施例において、通信システムにおける一例としてコールセンタシステムを示したが、オペレータPC12は、タブレットPC(パーソナルコンピュータ)など、IPネットワークを介して接続される情報端末でも良い。
11 コールセンタ主装置
12 オペレータPC
13 IP電話機
14 IPネットワーク
15 公衆回線網
16 電話機
21,32,35 通信制御部
22 オペレータ情報管理部
23 オペレータ情報記憶部
24 PC−IP電話機対応情報記憶部
25 IP電話機設定情報記憶部
26 登録情報記憶部
31 フロントアプリケーション

Claims (6)

  1. オペレータ用の少なくとも1つの電話端末と、前記電話端末と通信可能に接続され、外線からの着信呼を前記電話端末に中継接続するコールセンタ装置と、を備えるコールセンタシステムであって、
    前記電話端末は、オペレータ情報端末とIP電話機とのセットからなり、
    前記オペレータ情報端末は、操作入力に応じてオペレータ情報とオペレータ情報端末識別情報とを含むログオン要求を前記コールセンタ装置に送信する第1の送信手段を含み、
    前記IP電話機は、前記IP電話機の動作パラメータを示す設定データを記憶するためのメモリと、
    前記メモリに記憶された前記設定データに応じて前記IP電話機の動作状態を設定する設定手段と、
    前記コールセンタ装置から送信された前記設定データを受信して当該受信設定データで前記メモリに記憶された前記設定データを更新する更新手段と、を含み、
    前記コールセンタ装置は、
    オペレータ毎の前記設定データを予め記憶した第1の記憶部と、
    前記セットの前記オペレータ情報端末と前記IP電話機との対応関係を記憶した第2の記憶部と、
    前記ログオン要求に応答して前記ログオン要求に含まれる前記オペレータ情報に応じて前記電話端末のオペレータを特定するオペレータ特定手段と、
    前記第2の記憶部の前記対応関係に従って前記ログオン要求に含まれる前記オペレータ情報端末識別情報に対応した前記IP電話機を特定し、前記オペレータ特定手段によって特定されたオペレータに対応した前記設定データを前記第1の記憶部から読み出し、当該特定した前記IP電話機に当該読み出した設定データを送信する第2の送信手段と、を含むことを特徴とするコールセンタシステム。
  2. 前記コールセンタ装置は、前記IP電話機が前記コールセンタ装置に登録済みであるか否か及び前記IP電話機のネットワーク識別情報を記憶した第3の記憶部を有し、
    前記第2の送信手段は、前記第3の記憶部から前記特定した前記IP電話機が前記登録済みの電話機であることを確認すると、前記第3の記憶部から前記特定した前記IP電話機のネットワーク識別情報を読み出し、当該読み出しネットワーク識別情報によって前記読み出した設定データを送信することを特徴とする請求項記載のコールセンタシステム。
  3. 前記コールセンタ装置は、前記オペレータ情報を予め記憶した第4の記憶部を有し、
    前記オペレータ特定手段は、前記ログオン要求に含まれる前記オペレータ情報と前記第4の記憶部に記憶された前記オペレータ情報とに応じて前記電話端末のオペレータを認証することによって前記電話端末のオペレータを特定することを特徴とする請求項1記載のコールセンタシステム。
  4. オペレータ用の少なくとも1つの電話端末と、前記電話端末と通信可能に接続され、外線からの着信呼を前記電話端末に中継接続するコールセンタ装置と、を備えるコールセンタシステムにおいて前記電話端末の動作状態を設定する電話端末動作状態設定方法であって、
    前記電話端末は、オペレータ情報端末とIP電話機とのセットからなり、
    前記IP電話機は、前記IP電話機の動作パラメータを示す設定データを記憶するためのメモリを含み、
    前記コールセンタ装置は、
    オペレータ毎の前記設定データを予め記憶した第1の記憶部と、
    前記セットの前記オペレータ情報端末と前記IP電話機との対応関係を記憶した第2の記憶部と、を含み、
    前記方法は、
    前記オペレータ情報端末において操作入力に応じてオペレータ情報とオペレータ情報端末識別情報とを含むログオン要求を前記コールセンタ装置に送信する第1の送信ステップと、
    前記コールセンタ装置において前記ログオン要求に応答して前記ログオン要求に含まれる前記オペレータ情報に応じて前記電話端末のオペレータを特定するオペレータ特定ステップと、
    前記第2の記憶部の前記対応関係に従って前記ログオン要求に含まれる前記オペレータ情報端末識別情報に対応した前記IP電話機を特定するステップと、
    当該特定したオペレータに対応した前記設定データを前記第1の記憶部から読み出し、当該特定した前記IP電話機に当該読み出した設定データを送信する第2の送信ステップと、
    前記コールセンタ装置から送信された設定データを前記IP電話機において受信して当該受信設定データで前記メモリに記憶された前記設定データを更新するステップと、
    前記IP電話機において前記メモリに記憶された前記設定データに応じて前記IP電話機の動作状態を設定するステップと、を含むことを特徴とする電話端末動作状態設定方法。
  5. 前記コールセンタ装置は、前記IP電話機が前記コールセンタ装置に登録済みであるか否か及び前記IP電話機のネットワーク識別情報を記憶した第3の記憶部を有し、
    前記第2の送信ステップでは、前記第3の記憶部から前記特定した前記IP電話機が前記登録済みの電話機であることを確認すると、前記第3の記憶部から前記特定した前記IP電話機のネットワーク識別情報を読み出し、当該読み出しネットワーク識別情報によって前記読み出した設定データを送信することを特徴とする請求項4記載の電話端末動作状態設定方法
  6. 前記コールセンタ装置は、前記オペレータ情報を予め記憶した第4の記憶部を有し、
    前記オペレータ特定ステップでは、前記ログオン要求に含まれる前記オペレータ情報と前記第4の記憶部に記憶された前記オペレータ情報とに応じて前記電話端末のオペレータを認証することによって前記電話端末のオペレータを特定することを特徴とする請求項4記載の電話端末動作状態設定方法
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