JP6118993B2 - 薬剤供給装置 - Google Patents
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Description
本実施形態のホッパー1は、図1に示す形状とされており、薬剤(散剤)を下方へ通過させることのできる通路1aを有する。そして、薬剤分包装置にて、この通路1aが上下方向になるようにホッパー1が取り付けられる。このホッパー1はホッパー本体11とノズル部12とからなる。ホッパー本体11はホッパー1の上方の部分で、薬剤を貯留しておくことのできる部分である。ノズル部12はホッパー本体11の下方に位置し、ホッパー本体11に貯留されている薬剤を下端の薬剤取出口121から取り出すことのできるように、通路1aの横断面積がホッパー本体11に比べて縮小された部分である。通路1aにおける薬剤が通過する空間には、通路1aを開閉するための開閉機構を構成する部材(例えば開閉板、ヒンジなど)は設けられていない。
ホッパー本体11は、上広がりのラッパ状の形状とされた部分であって、本実施形態での横断面形状はほぼ正方形である。このホッパー本体11は、外縁部分及び四隅に形成され、板厚が相対的に厚く剛性の高い部分である枠部111と、枠部111に囲まれ、板厚が相対的に薄く剛性の低い平板部112とを有している。枠部111は、保形性を持たせるために、より詳しくは、ホッパー1が自重と前記通路1aを通過する薬剤の重量及び落下圧力とにより変形してしまうことを防止するために設けられる。平板部112は相対的に剛性が低くなっているが、これは材料を節約するためでもあり、それと共に、後述の加振手段32によってホッパー1を振動させ、平板部112の内面を波打たせることで残留する薬剤を振るい落とすためである。
ノズル部12は、ホッパー本体11の下端に連続するように設けられており、下方に向かうにつれ通路1aの横断面積が小さくなる形状とされている。そして、下端が開口しており薬剤取出口121とされている。この下端は斜めにカットされた形状とされているが、その理由は、図2に示すように、薬剤分包装置における薬剤取出口121が、半折された分包紙Pの側端辺P1にほぼ平行となるようにし、分包紙Pの搬送を妨げないようにするためである。また、薬剤取出口121の周囲である下端縁部121aの板厚がノズル部12の他の部分よりも厚くされており、これにより、ノズル部12下端の保形性が確保されている。
本実施形態では、ホッパー1がシリコンゴムで一体成形されているので、ノズル部12の材質も当然ながらシリコンゴムとなる。そのため、ノズル部12の全体が可撓性を有する変形可能部122となり、この変形可能部122が通路1aを開閉するように変形可能である。開閉は後述する開閉手段2によってなされる。なお、この変形可能部122は、可撓性に加え、形状の復元性が長期にわたって維持できる材質で形成しておくことが経済性の点から望ましい。このように変形可能部122を設けることにより、薬剤をホッパー1に一旦貯留することができる。なお、別部材を組み合わせてホッパー1を形成した場合等では、ノズル部12の全体ではなく、一部だけを変形可能部122としても良い。
変形可能部122の外面には係止部123が設けられている。この係止部123は、通路1aを開く方向に変形可能部122を変形させるために設けられたものであって、本実施形態では、図1に示すように、変形可能部122の各長辺側外面に、下向きに開口したポケット状のものとして設けられている。薬剤分包装置にホッパー1が取り付けられた際には、図2に示すように、このポケット状の係止部123に開閉操作部21の引掛部213(後述)が差し込まれる。そして、開閉操作部21の動作に伴い変形可能部122における通路1aを開くことができる。
以上、本実施形態のホッパー1は、薬剤を下方へ通過させることのできる通路1aを有するホッパー1において、ホッパー1の下部の一部が可撓性を有する変形可能部122とされ、前記変形可能部122が、前記通路1aを開閉するように変形可能であることを特徴としている。この構成によると、ホッパー1の一部である変形可能部122を変形させて通路1aを開閉することから、ホッパー1に薬剤が残留するような隙間ができにくい。
次に、薬剤供給装置A及び薬剤分包装置について説明する。この薬剤供給装置Aは、所定量の薬剤を取り出すことができるように、前記のホッパー1と、通路1aを開閉する開閉手段2とを備えたものである。そして、薬剤分包装置は、前記の薬剤供給装置Aと、この薬剤供給装置Aにより供給された薬剤を分包紙Pで包むための分包手段Bとを備えたものである。分包手段Bは、長さ方向に連続して供給される分包紙Pを幅方向に半折し、薬剤供給容器から供給された1包分の薬剤を分包紙Pに包んだ後、ヒートシールなどにより分包紙Pの周囲を接着するものである。薬剤分包装置の要部を図2に示す。二点鎖線で図示したものが幅方向に半折された分包紙Pである。この分包紙Pの移動方向は図中に矢印で示した方向である。
開閉手段2は、図3に示すように、ホッパー1のノズル部12における変形可能部122を一方側と他方側とから挟むことのできる一対の開閉操作部21と、開閉操作部21を動作させるための駆動部22とを有している。各々の開閉操作部21は、金属製で断面「コ」の字状とされており、変形可能部122を押圧するように接近可能な、細長い板状の押圧部211と、押圧部211の両端から駆動部22へと延ばされた連結部214を有している。各押圧部211,211は、斜め方向、つまり、変形可能部122を側面視で横切るように、上下方向に対して交差する方向へと延びるように設けられている。また、各押圧部211,211は変形可能部122を挟んで平行に設けられている。そして、図2に示すように、薬剤分包装置内を移動する分包紙Pの外側に、分包紙Pの側辺と平行に設けられている。
本実施形態では、各押圧部211,211の内面、つまり、ホッパー1の変形可能部122に面する部分に弾性を有するクッション部212が設けられている。クッション部212を設けることにより、ホッパー1の成形誤差により発生する変形可能部122の厚みのムラを吸収できる。つまり、変形可能部122の厚みが全周において均一でない場合、本実施形態のように金属製で弾性のない各押圧部211,211が直接変形可能部122を押圧すると、変形可能部122を密着させて通路1aを完全に閉じることが難しいが、クッション部212を設けることにより、厚みが小さくなっている部分は相対的に大きな力で押さえることができ、厚みが大きくなっている部分は相対的に小さな力で抑えることができるため、通路1aを完全に閉じることができる。なお、場合によっては、各押圧部211,211のうち、いずれか一方の内面にのみクッション部212が設けられたものであっても良い。
本実施形態では、図2に示すように、ホッパー1が枠状のホッパー保持手段31に保持されている。ホッパー保持手段31は、ホッパー1の上端と下端との間の位置に設けられる。ホッパー保持手段31には、固定用クリップ311が設けられており、この固定用クリップ311でホッパー1の保持手段取付部113を挟むことにより、ホッパー1をホッパー保持手段31に保持できる。また、ホッパー保持手段31はばね33により支持されている。本実施形態では、ばね33としてコイルばねを用いているが、これに限らず、板ばねなど、種々のばねを用いることができる。
そして本実施形態では、このホッパー保持手段31に、ホッパー1を振動させる加振手段32が設けられている。この加振手段32は、図2に示すように、ホッパー保持手段31に対し、金属板製の取付部32aを介して固定されている。本実施形態の加振手段32としては、モーターの回転軸に偏心した錘が取り付けられてなる振動モーターが用いられ、振幅及び周波数が一定の振動を発生させるものとされているが、従来から存在する、ソレノイド等により衝撃(間欠的であり、振幅及び周波数が変化する振動)を発生させるものであっても良い。また、電磁石等を用いて振動を発生させるものであっても良い。
1a 通路
122 変形可能部
123 係止部
2 開閉手段
21 開閉操作部
211 押圧部
31 ホッパー保持手段
32 加振手段
A 薬剤供給装置
B 分包手段
P 分包紙
Claims (5)
- 散剤を下方へ通過させることのできる通路を有するホッパーを備えた薬剤供給装置において、
前記ホッパーは全体が一体成形され、前記ホッパーの内面は、段差がなく形成され、
前記ホッパーの下部の一部が可撓性を有する変形可能部とされ、前記変形可能部が、前記通路を開閉するように変形可能であり、
前記通路の外部に位置する開閉手段であって、前記変形可能部を変形させて前記通路を開閉する開閉手段を備えることを特徴とする薬剤供給装置。 - 散剤を下方へ通過させることのできる通路を有するホッパーを備えた薬剤供給装置において、
前記ホッパーは全体が一体成形され、前記ホッパーの内面は、段差がなく形成され、
前記ホッパーの通路は、前記散剤を分包するための分包紙に散剤を取り出すように構成されており、
前記ホッパーの下部であるノズル部の少なくとも一部が可撓性を有する変形可能部とされ、前記変形可能部が、前記通路を開閉するように変形可能であり、
前記通路の外部に位置する開閉手段であって、前記変形可能部を変形させて前記通路を開閉する開閉手段を備えることを特徴とする薬剤供給装置。 - 前記開閉手段が、前記ホッパーの変形可能部を一方側と他方側とから挟むことのできる一対の押圧部を有しており、
前記一対の押圧部のうち少なくとも一方における、前記変形可能部に面する部分が弾性を有することを特徴とする請求項1または2に記載の薬剤供給装置。 - 前記ホッパーに供給する散剤を異種のものに変更可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の薬剤供給装置。
- 前記ホッパーがホッパー保持手段に保持され、このホッパー保持手段に、前記ホッパーを振動させる加振手段が設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の薬剤供給装置。
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