JP6118937B1 - Emergency call system - Google Patents
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Abstract
【課題】インターネットや電話や携帯電話等の特別な契約や工事をしないでも、無線電波により、ある緊急通報装置で緊急事態が発生した場合、ご近所の他の緊急通報装置に対しその緊急事態を迅速かつ確実に通報する。【解決手段】緊急通報装置11の制御回路11pは、非常ボタン11cが押下された場合、非常ボタン11cがオンになった当該緊急通報装置11の個別機器番号を含む緊急事態発生信号を、通信回路11nから同一グループ内の他の緊急通報装置11に対し送信し、通信回路11nが他の緊急通報装置11からの緊急事態発生信号を受信した場合、警報ブザー11fにより報知すると共に、緊急事態発生ランプ(緊急ランプ)11eおよび非常ボタン11cが押下された緊急通報装置11に該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6を点滅させて自機の使用者に対し非常ボタン11cが押下された緊急通報装置11を報知する。【選択図】図3[PROBLEMS] When an emergency situation occurs in a certain emergency call device by radio waves without special contracts or constructions such as the Internet, telephone or mobile phone, the emergency situation is sent to other emergency call devices in the neighborhood. Report promptly and reliably. When an emergency button 11c is pressed, a control circuit 11p of an emergency call device 11 sends an emergency occurrence signal including an individual device number of the emergency call device 11 in which the emergency button 11c is turned on to a communication circuit. When the communication circuit 11n receives an emergency occurrence signal from the other emergency call device 11, the alarm buzzer 11f notifies the emergency occurrence lamp and the emergency occurrence lamp (Emergency lamp) 11e and the emergency call device 11 corresponding to the emergency call device 11 whose emergency button 11c is pressed blink the caller identification lamps 11g1 to 11g6 and the emergency call device 11 whose emergency button 11c is pressed to the user of the own device Inform. [Selection] Figure 3
Description
本発明は、インターネットや電話や携帯電話などの媒体を利用せずに無線を使用してある緊急通報装置で発生した緊急事態(非常事態)を他の緊急通報装置に通報できる緊急通報システムに関する。 The present invention relates to an emergency call system capable of notifying other emergency call devices of an emergency (emergency) that has occurred in an emergency call device that uses wireless communication without using a medium such as the Internet, a telephone, or a mobile phone.
近年、事故の発生から警察や消防への通報を自動で行うまでの時間を短縮する緊急通報システムが広く普及しており、電話や携帯電話を使用したものや(例えば、特許文献1参照。)、インターネットなどを使用したもの(例えば、特許文献2参照。)等、各種の通信媒体を利用した緊急通報システムが数多く提案されています In recent years, emergency call systems that shorten the time from the occurrence of an accident to automatic reporting to the police and fire department have become widespread, and those using telephones and mobile phones (for example, see Patent Document 1). Many emergency call systems using various communication media such as those using the Internet (see, for example, Patent Document 2) have been proposed.
しかし、上述の特許文献1,2に記載の緊急通報システムは、電話回線の分配工事や携帯電話の契約やインターネットの工事等が必要であること、使用者の毎月の負担額が大きい等の問題があった。
However, the emergency call system described in
特に記すべきは、119番または110番に緊急通報しても、救急車や消防車、パトカーが現地に到着するまでには、約10分程度以上の時間が必要であり、この間に現場の状況が悪化する事態が問題視され、AEDのような速やかな対応が取れる緊急通報システムが要望されていた。 It should be noted that even if an emergency call is made to 119 or 110, it takes about 10 minutes or more for the ambulance, fire engine or police car to arrive at the site. The situation of deteriorating was regarded as a problem, and there was a demand for an emergency call system that could take prompt action such as AED.
そこで、本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、インターネットの工事や携帯電話等の特別な工事や契約をせずに、ある緊急通報装置で緊急事態(非常事態)が発生した場合、近くの他の緊急通報装置に対しその緊急事態を迅速かつ確実に通報することができる緊急通報システムを提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made paying attention to such problems, and an emergency (emergency) occurs in an emergency call device without special construction or contracts such as Internet construction or mobile phone. It is an object of the present invention to provide an emergency call system that can quickly and surely notify other nearby emergency call devices of the emergency situation.
前記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る緊急通報システムは、複数の緊急通報装置を備えた緊急通報システムであって、複数の緊急通報装置は、それぞれ、少なくともグループ番号設定スイッチと、個別機器番号設定スイッチと、非常ボタンと、停止ボタンと、警報手段と、発信者特定ランプと、通信手段と、制御手段とを有し、前記グループ番号設定スイッチの設定によって数台にて同一のグループ番号が設定されることにより同一グループを構成すると共に、前記個別機器番号設定スイッチの設定によって同一グループ内でそれぞれ個別の個別機器番号が設定され、前記制御手段は、使用者の操作により前記非常ボタンが押下された場合、前記非常ボタンが押下された緊急通報装置の前記個別機器番号を含む緊急事態発生信号を、前記通信手段から同一グループ内の他の緊急通報装置に対し送信する一方、前記通信手段に同一グループ内の他の緊急通報装置からの前記緊急事態発生信号を受信させ、前記通信手段が同一グループ内の他の緊急通報装置からの前記緊急事態発生信号を受信した場合、前記警報手段に警報させ同一グループ内のいずれかの緊急通報装置で緊急事態にあることを自機の使用者に対し報知すると共に、受信した前記緊急事態発生信号に含まれる前記個別機器番号に基づいて前記非常ボタンが押下された緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプを表示して自機の使用者に対し前記非常ボタンが押下された緊急通報装置を報知し、前記通信手段が同一グループ内の他の緊急通報装置からの前記緊急事態発生信号を受信後、前記停止ボタンが押下された場合、前記警報手段による警告および前記発信者特定ランプによる報知を停止させるように制御することを特徴とする。
この機能によって、当該緊急発信者のご近所の家の者が緊急事態発生に気付き駆けつけることにより、速やかな初期救助・救難対応が可能となる自助・共助・公助の共助的考えによる。
ここで、緊急事態(非常事態)発生信号の送受信は、トランシーバ等と同様に、免許の不要な特定小電力無線(小電力セキュリティーシステム)により送受信することが望ましいが、電力線モデムを使用した電力線通信のような有線の通信では、その範囲が狭くこのシステムには適さない。
また、本発明の請求項2に係る緊急通報システムは、請求項1記載の記緊急通報システムにおいて、前記制御手段は、前記個別機器番号設定スイッチの設定によって同一グループ内の全ての緊急通報装置が子機の個別機器番号が設定された運用モード1の場合、前記非常ボタンが押下された際、前記通信手段から前記非常ボタンが押下された緊急通報装置の前記個別機器番号を含む前記緊急事態発生信号を、同一グループ内の他の緊急通報装置全てに対し前記通信手段から送信するように制御することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る緊急通報システムは、請求項1記載の記緊急通報システムにおいて、前記制御手段は、前記個別機器番号設定スイッチの設定によって同一グループ内に子機の個別機器番号が設定された緊急通報装置と、親機の個別機器番号が設定された緊急通報装置とがある運用モード2の場合、子機の緊急通報装置で前記非常ボタンが押下された際、前記通信手段から当該子機である緊急通報装置の前記個別機器番号を含む緊急事態発生信号を同一グループ内の親機の緊急通報装置に対し送信するように制御することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る緊急通報システムは、請求項1記載の記緊急通報システムにおいて、前記制御手段は、前記個別機器番号設定スイッチの設定によって同一グループ内の全ての緊急通報装置が子機の個別機器番号が設定された運用モード1の場合、前記非常ボタンが押下された際、前記通信手段から前記非常ボタンが押下された緊急通報装置の前記個別機器番号を含む前記緊急事態発生信号を、同一グループ内の他の緊急通報装置全てに対し前記通信手段から送信するように制御する一方、前記個別機器番号設定スイッチの設定によって同一グループ内に子機の個別機器番号が設定された緊急通報装置と、親機の個別機器番号が設定された緊急通報装置とがある運用モード2の場合、子機の緊急通報装置で前記非常ボタンが押下された際、前記通信手段から当該子機である緊急通報装置の前記個別機器番号を含む緊急事態発生信号を同一グループ内の親機の緊急通報装置に対し送信するように制御することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る緊急通報システムは、請求項2または請求項4記載の緊急通報システムにおいて、前記警報手段には、少なくとも非常ランプと、緊急ランプと、警報ブザーとがあり、使用者の操作により前記非常ボタンが押下された緊急通報装置では、
前記制御手段は、前記非常ボタンが押下された際、前記非常ランプを点灯させると共に、前記緊急ランプおよび前記非常ボタンが押下された当該緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプを点滅させ、かつ、前記警報ブザーを鳴動させる一方、当該緊急通報装置が緊急事態にあることを示す緊急事態発生信号を、当該緊急通報装置の前記個別機器番号と共に同一グループ内の他の緊急通報装置全てに対し前記通信手段から送信し、前記非常ボタンが押下された緊急通報装置から前記緊急事態発生信号を受信した同一グループ内の他の緊急通報装置では、前記制御手段は、各緊急通報装置の前記緊急ランプおよび前記非常ボタンが押下された当該緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプを点滅させ、かつ、前記警報ブザーを鳴動させることを特徴とする
また、本発明の請求項6に係る緊急通報システムは、請求項5記載の緊急通報システムにおいて、使用者の操作により前記非常ボタンが押下された緊急通報装置の制御手段は、前記警報ブザーを鳴動させる際、前記警報ブザーの音量を、当該緊急通報装置の前記停止ボタンが押下されるまで所定時間経過毎に徐々に大きくしていき、最大限の音量に達した場合でも前記停止ボタンが押下されるまで最大限の音量を継続するように制御する一方、前記非常ボタンが押下された緊急通報装置から前記緊急事態発生信号を受信した同一グループ内の他の緊急通報装置の制御手段は、前記警報ブザーを鳴動させる際、前記警報ブザーの音量を、前記非常ボタンが押下された前記緊急通報装置で前記停止ボタンが押下されて送信される停止信号を受信するまで、または当該他の緊急通報装置の前記停止ボタンが押下されるまで、所定時間経過毎に徐々に大きくしていき、最大限の音量に達した場合は、所定時間経過後、徐々に小さく鳴動するように制御することを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る緊急通報システムは、請求項3または請求項4記載の緊急通報システムにおいて、前記警報手段には、少なくとも非常ランプと、緊急ランプと、警報ブザーとがあり、使用者の操作により前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置では、前記制御手段は、前記非常ボタンが押下された際、前記非常ランプを点灯させると共に、前記緊急ランプおよび前記非常ボタンが押下された当該緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプを点滅させ、かつ、前記警報ブザーを一瞬だけ鳴動させる一方、当該緊急通報装置が緊急事態にあることを示す緊急事態発生信号を、当該緊急通報装置の前記個別機器番号と共に同一グループ内の親機の緊急通報装置に対し前記通信手段から送信し、前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置から前記緊急事態発生信号を受信した同一グループ内の親機の緊急通報装置では、前記制御手段は、各緊急通報装置の前記緊急ランプおよび前記非常ボタンが押下された当該緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプを点滅させ、かつ、前記警報ブザーを鳴動させることを特徴とする。
また、本発明の請求項8に係る緊急通報システムは、請求項7記載の緊急通報システムにおいて、使用者の操作により前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置では、前記制御手段は、前記警報ブザーを鳴動させる際、前記警報ブザーを、一瞬だけ鳴動させる一方、前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置から前記緊急事態発生信号を受信した同一グループ内の親機の緊急通報装置では、前記制御手段は、前記警報ブザーを鳴動させる際、前記警報ブザーの音量を、前記非常ボタンが押下された子機の前記緊急通報装置で前記停止ボタンが押下されて送信される停止信号を受信するまで、または当該親機の緊急通報装置で前記停止ボタンが押下されるまで、所定時間経過毎に徐々に大きくしていき、最大限の音量に達した場合でも前記停止信号を受信するまで、または前記停止ボタンが押下されるまで最大限の音量を継続するように制御することを特徴とする。
また、本発明の請求項9に係る緊急通報システムは、請求項8記載の緊急通報システムにおいて、前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置から前記緊急事態発生信号を受信した後、前記停止ボタンが押下された同一グループ内の親機の緊急通報装置では、前記制御手段は、前記停止ボタンが所定時間未満の短押しされた場合、短押し開始の時点で前記警報ブザーの鳴動を停止させると共に、前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプの点滅はそのまま継続させるように制御する一方、前記停止ボタンが所定時間以上の長押しされた場合、長押し開始の時点で前記警報ブザーの鳴動を停止させると共に、長押し開始から所定時間経過した時点で前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプの点滅も停止させるように制御することを特徴とする。
In order to solve the above-described problem, an emergency call system according to
This function is based on the mutual assistance idea of self-help, mutual assistance, and public assistance that enables immediate emergency rescue / rescue response by allowing the person in the neighborhood of the emergency caller to notice the emergency occurrence.
Here, it is desirable to send and receive emergency (emergency) occurrence signals via a specific low power radio (low power security system) that does not require a license, as with transceivers, etc., but power line communication using a power line modem In such wired communication, the range is so narrow that it is not suitable for this system.
The emergency call system according to
Further, the emergency call system according to
The emergency call system according to
The emergency call system according to
The control means turns on the emergency lamp when the emergency button is pressed, and blinks the caller identification lamp corresponding to the emergency lamp and the emergency call device where the emergency button is pressed, and , While sounding the alarm buzzer, the emergency occurrence signal indicating that the emergency notification device is in an emergency, together with the individual device number of the emergency notification device, to all other emergency notification devices in the same group In another emergency call device in the same group that has received the emergency occurrence signal from the emergency call device that has been transmitted from the communication means and whose emergency button has been pressed, the control means includes the emergency lamp of each emergency call device and Blink the caller identification lamp corresponding to the emergency call device where the emergency button is pressed, and sound the alarm buzzer Further, the emergency call system according to claim 6 of the present invention is the emergency call system according to
The emergency call system according to
The emergency call system according to claim 8 of the present invention is the emergency call system according to
The emergency call system according to claim 9 of the present invention is the emergency call system according to claim 8, wherein the emergency call occurrence signal is received from the emergency call device of the slave unit whose emergency button is pressed, In the emergency notification device of the parent device in the same group where the stop button is pressed, the control means stops the alarm buzzer sounding at the start of the short press when the stop button is pressed for less than a predetermined time. And while controlling the blinking of the caller identification lamp corresponding to the emergency call device of the slave unit that has been pressed the emergency button, while the stop button is pressed for a predetermined time or longer, The alarm buzzer stops sounding when the long press is started, and the emergency notification device of the slave unit in which the emergency button is pressed when a predetermined time elapses after the long press starts Flashing of the caller identified lamps those also characterized by controlling to stop.
本発明の緊急通報システムによれば、各緊急通報装置は、それぞれ、使用者の操作により非常ボタンがオンした場合、その緊急事態(非常事態)発生信号を他の緊急通報装置に対し送信し、他の緊急通報装置では、緊急事態発生信号が発信された緊急通報装置からその緊急事態発生信号を受信して、当該他の緊急通報装置の使用者に報知するので、インターネットの工事や電話や携帯電話を使用しなくても、また、高価なセンター装置を介さずとも独立したグループ内にて、他の緊急通報装置の使用者の緊急事態を緊急事態発生信号の受信により知ることができる。
また、本発明の緊急通報システムでは、各緊急通報装置では、警報手段による警報だけでなく、非常ボタンが押下された緊急通報装置から緊急事態発生信号を受信した場合には、その緊急事態発生信号に含まれる個別機器番号に基づいてその緊急事態発生信号を発信した他の緊急通報装置を特定して報知する発信者特定ランプを設けているため、非常ボタンが押下された緊急通報装置を簡単に特定することができる。
このシステムの最大の効果は、当該緊急発信者のご近所の家の者が緊急事態発生に気付き駆けつけることにより、速やかな初期救助・救難対応が可能となる。緊急事態発生からの最も大切な最初の時間、例えば、10分間を有効に活かすことが出来、この貴重な10分間により、より多くの生命を救うことが出来るようになる。
According to the emergency call system of the present invention, each emergency call device transmits its emergency (emergency) occurrence signal to another emergency call device when the emergency button is turned on by a user's operation. In other emergency call devices, the emergency occurrence signal is received from the emergency call device from which the emergency occurrence signal has been transmitted and is notified to the user of the other emergency call device. Even without using a telephone and without using an expensive center device, it is possible to know an emergency of a user of another emergency call device by receiving an emergency occurrence signal in an independent group.
Further, in the emergency call system of the present invention, in each emergency call device, when an emergency occurrence signal is received from the emergency call device whose emergency button is pressed, not only the warning by the warning means, the emergency occurrence signal Since the caller identification lamp is provided to identify and notify other emergency call devices that have transmitted the emergency occurrence signal based on the individual device number included in Can be identified.
The greatest effect of this system is that a person in the neighborhood of the emergency caller notices and rushes to the occurrence of an emergency situation, thereby enabling prompt initial rescue / rescue. The most important first time from the occurrence of an emergency, for example, 10 minutes can be effectively utilized, and this valuable 10 minutes can save more lives.
以下、本発明に係る緊急通報システム1の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施形態はあくまで本発明の一例であり、本発明が下記に説明する実施形態に限定されるものはなく、本発明の技術的思想の範囲内で適宜変更可能である。
Hereinafter, embodiments of an
本実施形態の緊急通報システム1は、商店街や町内会などの距離的に短く、免許の不要な特定小電力無線(小電力セキュリティーシステム)が到達する例えば300m程度の範囲のある一のグループ、例えば、隣組や近くの商店街組合のグループを構成する使用者毎に配布した複数の緊急通報装置11から構成されるものである。尚、ここでは、説明の便宜上、6台の緊急通報装置11で1グループを構成して、各緊急通報装置11で相互に後述する緊急事態発生信号を送受信可能なものとして説明するが、本発明では、6台に限定されるものではなく、4台や、10台等、6台未満でも、6台より多くても良い。
The
<本実施形態の緊急通報システム1を構成する各緊急通報装置11の構成>
図1〜図3は、それぞれ、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する緊急通報装置の表側の外観を示す平面図、裏側の外観を示す底面図、内部構成を示すブロック図である。
<Configuration of each
1 to 3 are a plan view showing the front side appearance of the emergency call device constituting the
本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する各緊急通報装置11は、免許の不要な特定小電力無線(小電力セキュリティーシステム)により相互に後述する非常ボタン(緊急ボタン)11cが押下された場合に緊急事態(非常事態)発生信号や停止信号等を送受信可能なもので、装置本体11aの表側には、図1に示すように、非常ランプ11b付きの非常ボタン11cと、停止ボタン11dと、緊急事態発生ランプ(図面上では、「緊急ランプ」と略す。)11eと、警報ブザー11fと、複数(ここでは、説明の便宜上、6台とするが、本発明では、6台に限定されるものではない。)の発信者特定ランプ11g1〜11g6と、通信状態表示ランプ11h1〜11h6と、電源ランプ11iとを有する一方、装置本体11aの裏側には、図2に示すように、グループ番号設定スイッチ(SW)11jと、個別機器番号設定スイッチ(SW)11kと、通信状態表示選択スイッチ(SW)11m等を有する。
In each
また、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する各緊急通報装置11は、装置本体11a内には、図3に示すように通信回路11nと、内蔵アンテナ11oと、制御回路11p等を有する。
Further, each
ここで、非常ボタン(緊急ボタン)11cは、非常時(緊急時)に押下されるボタンであり、押下されると後述するようにその非常ボタン11cの非常ランプ11bが点灯すると共に、通信回路11nから内蔵アンテナ11oを介して緊急事態(非常事態)発生信号が、運用モード1であれば同一グループ内の他の緊急通報装置11へ、運用モード2であれば同一グループ内の親機の緊急通報装置11へ送信される。尚、本実施形態非常ボタン11cは、緊急事態(非常事態)発生信号を送信するボタンであるため、誤って押されないように透明なカバー(蓋)などで覆うようにしても良い。
Here, the emergency button (emergency button) 11c is a button that is pressed in an emergency (emergency), and when pressed, the emergency lamp 11b of the
停止ボタン11dは、非常ボタン11cの押下によって起動した緊急事態報知動作を停止させるために使用するボタンで、押下されると、制御回路11pが、後述するように自機、すなわち非常ボタン(緊急ボタン)11cが押下された緊急通報装置11における非常ランプ11bの点灯や緊急事態発生ランプ11eおよび該当する通信状態表示ランプ11h1〜11h6の点滅、および警報ブザー11fの鳴動を停止させると共に、緊急事態(非常事態)発生信号を送信した他の緊急通報装置11に対し停止信号を送信する。
The
緊急事態発生ランプ(図面上では、「緊急ランプ」と略す。)11eは、後述するように非常ボタン11cが押下された緊急通報装置11で緊急事態が発生したことを、例えば赤色等で点滅して、同一グループ内の他の緊急通報装置11で緊急事態が発生したことを報知する。
An emergency occurrence lamp (abbreviated as “emergency lamp” in the drawing) 11e blinks in red, for example, to indicate that an emergency has occurred in the
警報ブザー11fは、後述するように非常ボタン11cが押下された緊急通報装置11で緊急事態が発生したことを、警報音により各緊急通報装置11のユーザに対し報知する。
The alarm buzzer 11f notifies the user of each
発信者特定ランプ11g1〜11g6は、同一グループ内の緊急通報装置11毎に割り当てられるもので、後述するように非常ボタン11cが押下された緊急通報装置11に該当するランプが例えば赤色等で点滅する。
The caller identification lamps 11g1 to 11g6 are assigned to each
通信状態表示ランプ11h1〜11h6は、同一グループ内の他の緊急通報装置11との間で距離が所定の通信可能範囲内で無線通信状況が良好である場合に例えば橙色などで点灯し、他の緊急通報装置11との間の距離が離れていたり、他の緊急通報装置11が電源が入れられてない等、無線通信が出来ない場合には消灯する。尚、図2に示すように通信状態表示選択スイッチ(SW)11mが状態表示“ON”に設定されている場合は、通信状態表示ランプ11h1〜11h6を点灯させて無線通信可能な緊急通報装置11を表示する一方、状態表示“OFF”に設定されている場合は、無線通信可能な緊急通報装置11があっても通信状態表示ランプ11h1〜11h6を消灯させる。
The communication status display lamps 11h1 to 11h6 are lit in orange or the like when the wireless communication status is good within a predetermined communicable range with the other
電源ランプ11iは、電源が供給されているときに緑色などで点灯する。 The power lamp 11i lights in green or the like when power is supplied.
グループ番号設定スイッチ(SW)11jは、図2に示すように、例えば“0”〜“9”までの値に設定可能な4個のロータリスイッチから構成されており、同一グループ毎に同じグループアドレス(0000〜9999)を設定する。 As shown in FIG. 2, the group number setting switch (SW) 11j is composed of, for example, four rotary switches that can be set to values from “0” to “9”, and the same group address for each group. (0000 to 9999) is set.
個別機器番号(No)設定スイッチ11kも、例えば“0”〜“9”までの値に設定可能な1個のロータリスイッチなどから構成されており、同一グループ内における自機の通し番号(識別番号)を設定する。尚、本実施形態では、運用モード1の場合は、“1”〜“6”まで設定可能が可能であり、運用モード2の場合は親機であれば“0”、子機であれば“1”〜“6”までが設定可能である。
The individual device number (No) setting switch 11k is also composed of, for example, one rotary switch that can be set to a value from “0” to “9”, and the serial number (identification number) of the own device in the same group. Set. In the present embodiment, “1” to “6” can be set in the
通信状態表示選択スイッチ11mは、例えばディップスイッチなどから構成され、“ON”または“OFF”のいずれかが設定可能であり、自機における通信状態表示ランプ11h1〜11h6の点灯または消灯を選択できる。 The communication status display selection switch 11m is constituted by, for example, a dip switch, and can be set to either “ON” or “OFF”, and can select whether the communication status display lamps 11h1 to 11h6 are turned on or off.
通信回路11nは、非常ボタン11c等が押された場合、制御回路11pが作成した緊急事態発生信号や停止信号等を、内蔵アンテナ11oを介し他の緊急通報装置11へ送信したり、他の緊急通報装置11が送信してきた緊急事態発生信号や停止信号等を内蔵アンテナ11oを介し受信して制御回路11pへ出力する。
When the
制御回路11pは、図示しないがCPUやプログラムROM、RAM等を備えたマイコンで構成されており、プログラムROM等に格納したプログラムを実行することによって緊急通報装置11全体の動作を後述するように制御する。
Although not shown, the control circuit 11p is configured by a microcomputer including a CPU, a program ROM, a RAM, and the like, and controls the entire operation of the
尚、本実施形態の非常ランプ11bや、緊急事態発生ランプ11e、発信者特定ランプ11g1〜11g6、および通信状態表示ランプ11h1〜11h6等のランプは、小電力なLEDで構成しているが、本発明では、LED以外のランプを使用しても良い。
Note that the emergency lamp 11b, the
<緊急通報システム1を構成する各緊急通報装置11の動作モード>
本実施形態の緊急通報システム1を構成する緊急通報装置11には、運用モード1、運用モード2、エラーモードが存在する。
<Operation mode of each
The
<運用モード1の概略>
<Outline of
運用モード1は、同一グループ、すなわち自機と同じグループ番号(近隣グループアドレス)を有する他の緊急通報装置11へ緊急事態(非常事態)発生信号を送信し、その緊急事態(非常事態)発生信号を受信した各緊急通報装置11では、緊急ランプ11eの点滅や、警報ブザー11fの出力等により各緊急通報装置11のユーザへ報知する。
The
図4は、本発明に係る実施形態の緊急通報システムの運用モード1における同一グループ内における各緊急通報装置11間の通信状況を示す図である。
FIG. 4 is a diagram illustrating a communication state between the
図4に示すように、運用モード1の場合、グループ番号設定スイッチ(SW)11jによって同一番号が設定されて同一グループに設定された場合、その同一グループを構成する複数(ここでは、例えば、6台とする。)の各緊急通報装置11は、親機や子機という区別なしに、自機(自端末)から自機以外の他の5台の各緊急通報装置11へ緊急事態発生信号や停止信号等の各種信号を一斉に送信し、各緊急通報装置11では他の各緊急通報装置11からの緊急事態発生信号や停止信号等の各種信号を受信する。この運用モード1の場合、グループ内の特定の緊急通報装置11にのみ送信することは出来ない。尚、図4において6台の各緊急通報装置11の中に付された“1”〜“6”までの番号は、各緊急通報装置11の裏側の個別機器番号設定スイッチ(SW)11kによって設定された各緊急通報装置11の番号であり、後述するように運用モード1の場合、“1”〜“6”までの番号を任意に設定できる。
As shown in FIG. 4, in the case of the
<運用モード2の概略>
図5は、運用モード2における同一グループ内における各緊急通報装置11間の通信状況を示す図である。
<Outline of
FIG. 5 is a diagram illustrating a communication state between each
運用モード2の場合は、図5に示すように、グループ番号設定スイッチ(SW)11jによって同一のグループ番号が設定されて同一グループに設定された各緊急通報装置11では、子機から親機のみに緊急事態発生信号や停止信号等の各種信号が送信され、子機から他の子機には送信されない。また、親機から子機へも緊急事態発生信号や停止信号は送信されない。尚、親機は、各緊急通報装置11裏側の個別機器番号設定スイッチ(SW)11kを“0”に設定することにより設定できる。また、個別機器番号設定スイッチ(SW)11kを“0”以外の“1”〜“6”に設定することによって子機に設定できる。
In the case of the
そして、詳細は後述するが、運用モード2の場合、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが“0”に設定された親機の緊急通報装置11は、自機と同じグループ番号(近隣グループアドレス)を有する子機の緊急通報装置11から緊急事態発生信号を受信すると、緊急ランプ11eおよびその子機の緊急通報装置11に対応する個別機器番号(No)設定スイッチ11kを点滅させると共に、警報ブザー11fを鳴動させて親機のユーザに報知する。
As will be described in detail later, in the case of the
その一方、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが“1”〜“6”に設定された子機の緊急通報装置11では、自機と同じグループ番号(近隣グループアドレス)からの緊急事態発生信号を受信しても無視する。また、自機の非常ボタン11cが押下された場合、非常ランプ11bを点灯させ、緊急ランプ11eおよびその子機の緊急通報装置11に対応する個別機器番号(No)設定スイッチ11kを点滅させると共に、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが“0”に設定の緊急通報装置11へ緊急事態発生信号を送信する。
On the other hand, in the
<運用モード1,2の切り替え方法>
次に、本実施形態の緊急通報システム1を構成する緊急通報装置11における運用モード1と運用モード2との切り替え方法について説明する。
<How to switch between
Next, a switching method between the
緊急通報システム1を構成する各緊急通報装置11は、起動表示終了後に運用モード1と運用モード2のどちらの運用モードで動作するかを、制御回路11pがその内蔵メモリであるRAM(図示せず。)等に保持する。尚、出荷時には、運用モード1で動作するための情報を記録している。
Each
以下の操作を行うことで、各緊急通報装置11の動作モードを運用モード1から運用モード2へ、または運用モード2から運用モード1へ切り替えることができる。
By performing the following operations, the operation mode of each
(i)電源が入っている場合は、電源を切る。
(ii)個別機器番号(No)設定スイッチ11kを“9”に設定する。
(iii)電源を入れる。
(iv)2秒間電源ランプ11iが点灯し、モード切り替え待ち状態に移行する。
(v)モード切り替え待ち状態中に、非常ボタン11cを押下するとモードを以下のように切り替える。
・運用モード1で動作していた場合は、運用モード2に切り替える。
・運用モード2で動作していた場合は、運用モード1に切り替える。
・出荷状態の場合、初期設定が運用モード1であるので、運用モード2に切り替える。
(vi)モード切り替え終了後、起動表示を行い、切り替えられた各運用モードで動作する。
(i) If the power is on, turn it off.
(ii) The individual device number (No) setting switch 11k is set to “9”.
(iii) Turn on the power.
(iv) The power lamp 11i is lit for 2 seconds, and the mode shifts to the mode switching waiting state.
(v) When the
-If operating in
• If operating in
In the shipping state, the initial setting is
(vi) After the mode switching is completed, the startup display is performed and the operation is performed in each switched operation mode.
また、モード切り替え状態中に非常ボタン11cが押されずにタイムアウトになった場合も起動表示を行い、動作していた運用モードで動作を開始する(出荷時の場合は、運用モード1で動作する)。
In addition, even when the
<本実施形態の緊急通報システム1を構成する各緊急通報装置11の起動時処理>
<Processing at startup of each
本実施形態の緊急通報システム1を構成する各緊急通報装置11では、電源が投入されると、制御回路11pが内蔵のRAMからグループ番号や個別機器番号等の設定情報と、現在、運用モード1または運用モード2のいずれの運用モードであるかを示す運用モード情報等を読み込み、グループ番号や個別機器番号等の設定情報が正しく設定されているか、および運用モード1または運用モード2のいずれの運用モードが正しく設定されているか否かを判断する。
In each
そして、各緊急通報装置11の制御回路11pは、グループ番号や個別機器番号等の設定情報、および運用モード1または運用モード2のいずれの運用モードのいずれかが正しく設定されていないと判断した場合、エラーモードに移行して無線通信機能やボタン、スイッチ入力機能を停止させると共に、図6に示すように全ランプ、すなわち非常ランプ11bや、緊急事態発生ランプ11e、自機の発信者特定ランプ11g1〜11g6および通信状態表示ランプ11h1〜11h6を、0.5秒の点灯と0.5秒の消灯の繰り返しで点滅させる。これにより、この緊急通報装置11のユーザは、エラー状態、すなわちエラーモードにあることを認識することができる。
When the control circuit 11p of each
これに対し、各緊急通報装置11の制御回路11pは、RAM内のデータが正常、すなわちグループ番号や個別機器番号等の設定情報、および運用モード1または運用モード2のいずれの運用モードが正しく設定されていると判断した場合、個別機器番号(No)設定スイッチ11kの状態を確認して、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが“9”以外に設定されている場合は、起動表示を行った後にRAM内に格納してある運用モード情報に従い、運用モード1または運用モード2で動作を開始する。
On the other hand, in the control circuit 11p of each
尚、運用モード1における起動表示の場合、各緊急通報装置11の制御回路11pは、例えば、図7に示すように、電源ランプ11iの点滅(0.25秒点灯/0.25秒消灯)を5秒間行う。
In the case of the start-up display in the
その一方、運用モード2における起動表示の場合、各緊急通報装置11の制御回路11pは、例えば、図8に示すように、電源ランプ11iの点滅(1秒点灯/1秒消灯)を5秒間行う。
On the other hand, in the case of the activation display in the
<運用モード切り替え待ち処理>
図9は、運用モード切り替え待ち処理で運用モード切り替え成功時の状態を示す図である。
<Operation mode switching wait processing>
FIG. 9 is a diagram illustrating a state when the operation mode switching is successful in the operation mode switching waiting process.
各緊急通報装置11では、制御回路11pは個別機器番号(No)設定スイッチ11kが“9”に設定されている場合、運用モード切り替え待ち状態に移行し、電源ランプ11iを点灯させる。
In each
そして、運用モード切り替え待ち状態中に、非常ボタン11cが押下されると、制御回路11pは、運用モードを切り替える。つまり、制御回路11pは、現在、運用モード1であれば運用モード2へ移行する一方、現在、運用モード2であれば運用モード1へ移行することができる。
When the
また、制御回路11pは、非常ボタン11cが押下されて、運用モードを切り替えた場合、図9に示すように非常ランプ11bを1秒間点灯させると共に、警報ブザー11fを1秒間鳴動させることにより、当該緊急通報装置11のユーザに運用モードが切り替わったことを報知する。
Further, when the
尚、運用モード切り替え待ち状態の終了条件は、以下の通りである。
・非常ボタン11cが押される。
・2秒経過する。
Note that the end condition of the operation mode switching waiting state is as follows.
-The
・ Two seconds have passed.
これに対し、電源オン後、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが“9”に設定された運用モード切り替え待ち状態中の緊急通報装置11において、非常ボタン11cが押下されない場合、制御回路11pは、図10に示すように、運用モード切り替えが失敗して、非常ランプ11bおよび警報ブザー11fへ動作信号を送らず、非常ランプ11bを点灯させず、かつ、警報ブザー11fを鳴動もさせない。
On the other hand, when the
<個別機器番号(No)設定スイッチ11kの設定異常検知動作> <Setting error detection operation of individual device number (No) setting switch 11k>
本実施形態の緊急通報装置11では、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが適切に設定されていない場合、システムが正常に動作できなくなる可能性があるため、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが、図11に示す異常設定範囲に設定されていた場合は、個別機器番号(No)設定スイッチ11kの設定異常出力を行う。
In the
図11は、本実施形態の緊急通報システム1を構成する緊急通報装置11における個別機器番号(No)設定スイッチ11kの運用モード1と運用モード2における有効設定範囲および異常設定範囲を示す図である。
FIG. 11 is a diagram showing an effective setting range and an abnormal setting range in the
図11に示すように、運用モード1(図4参照。)の場合、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが“1”〜“6”であれば有効設定範囲、“0”および“7”〜“9”は異常設定範囲であると制御回路11pは判断する。また、運用モード2(図5参照。)の場合、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが“0”〜“6”であれば有効設定範囲、“7”〜“9”は異常設定範囲であると制御回路11pは判断する。 As shown in FIG. 11, in the operation mode 1 (see FIG. 4), if the individual device number (No) setting switch 11k is “1” to “6”, the valid setting range is “0” and “7”. The control circuit 11p determines that “9” is an abnormal setting range. In the operation mode 2 (see FIG. 5), if the individual device number (No) setting switch 11k is “0” to “6”, the valid setting range, and “7” to “9” are the abnormal setting range. The control circuit 11p determines that there is.
そして、個別機器番号(No)設定スイッチ11kの設定異常の場合、緊急通報装置11の制御回路11pは、例えば、図12に示すように警報ブザー11fを0.5秒毎に「ピッ」と音を鳴動させると共に、全ランプ、すなわち非常ランプ11bや緊急事態発生ランプ11e、発信者特定ランプ11g1〜11g6等を1秒間隔で点滅させる。
In the case of an abnormal setting of the individual device number (No) setting switch 11k, for example, the control circuit 11p of the
尚、個別機器番号(No)設定スイッチ11kの設定異常表示中、制御回路11pは、自機の非常ボタン11c、停止ボタン11dを無効にすると共に、通信回路11nを停止させ、同一グループ内の他の緊急通報装置11から送信されてきた緊急事態発生信号等の無線信号を無視する。
In addition, while the abnormal setting of the individual device number (No) setting switch 11k is being displayed, the control circuit 11p disables the
また、個別機器番号(No)設定スイッチ11kの設定異常表示中に個別機器番号(No)設定スイッチ11kが有効設定範囲に設定されると、制御回路11pは、設定異常表示を解除して、自機の非常ボタン11cや停止ボタン11dを有効にすると共に、通信回路11nを送受信可能状態にして、後述するような各運用モード1,2での動作を開始する。
Also, if the individual device number (No) setting switch 11k is set within the valid setting range while the setting abnormality display of the individual device number (No) setting switch 11k is displayed, the control circuit 11p cancels the setting abnormality display and automatically The
<本実施形態の緊急通報システム1を構成する各緊急通報装置11の動作>
次に、以上のように構成された本実施形態の緊急通報システム1を構成する各緊急通報装置11の動作を、運用モード1と、運用モード2とに分けて説明する。
<Operation | movement of each
Next, the operation of each
<各緊急通報装置11の運用モード1における動作>
<Operation of each
図13は、ある緊急通報装置11が運用モード1において非常ボタン11cが押下された場合の緊急事態報知動作を示す図である。
FIG. 13 is a diagram illustrating an emergency notification operation when an
運用モード1において、同一グループを構成する各緊急通報装置11で非常ボタン11cが押下されると、図4で説明したように、非常ボタン11cが押下された当該緊急通報装置11では、制御回路11pは、図13に示すように非常ランプ11bを点灯させると共に、緊急事態発生ランプ(図では、緊急ランプ)11eと、自機に該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6を点滅させて、自機のユーザに対して緊急事態が発生したことを報知する。
In the
また、非常ボタン11cが押下された当該緊急通報装置11では、制御回路11pは、警報ブザー11fが、例えば、2秒経過する毎に警報音の音量が小→中→大と変化するように制御する。
In the
そして、制御回路11pは、自機は非常ボタン11cが押下された緊急通報装置11であるため、10分経過しても音量は大のままとする。
Since the control circuit 11p is the
そのため、後述する運用モード2において非常ボタン11cが押下された場合に警報ブザー11fが一瞬だけ「ピィ」と鳴動する場合とは異なり、運用モード1において非常ボタン11cが押下された当該緊急通報装置11では、警報音の音量が小→中→大と変化し、10分経過した場合には大音量のまま鳴動するので、警報音によって非常ボタン11cが押下された当該緊急通報装置11で緊急事態が発生したことを報知することが可能となり、非常ボタン11cが押下された当該緊急通報装置11のユーザが倒れる等の緊急事態の発生を確実に報知することができる。
Therefore, unlike the case where the alarm buzzer 11f sounds “pi” for a moment when the
また、非常ボタン11cが押下された当該緊急通報装置11の制御回路11pは、自機で緊急事態(非常事態)が発生したことを同一グループ内の他の緊急通報装置11へ報知するため、図13に示すように緊急事態発生信号を、例えば、3秒送信し、2秒休止を繰り返して1分間発信し、図4に示すように同一グループの他の緊急通報装置11に対し送信する。
Further, the control circuit 11p of the
つまり、本実施形態の非常ボタン11cが押下された緊急通報装置11では、図13に示すように、非常ランプ11bの点灯や、緊急事態発生ランプ11eおよび自機に該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6の点滅、さらには警報ブザー11fから警報音の発生だけでなく、同一グループ内の他の緊急通報装置11に対し緊急事態発生信号を送信して自機の緊急事態発生を報知する。
That is, in the
尚、非常ボタン11cが押下され図13に示すように自機の緊急事態発生を報知している緊急通報装置11において、続いて停止ボタン11dが所定時間未満、例えば、3秒未満の短時間押下された場合、制御回路11pは、非常ボタン11cの押下が間違いであると判断して、当該緊急通報装置11の警報ブザー11fを停止する。このとき、自機以外の緊急事態を検知している場合は、該当の発信者特定ランプ11g1〜11g6を消灯させる。
In addition, in the
そして、警報ブザー11f停止状態で再度自機の非常ボタン11cが押下された場合、制御回路11pは、警報ブザー11f出力を、再度、2秒経過する毎に音量を小→中→大と変化させて警報音を発生させ、10分経過した場合でも音量は大のままとする。また、制御回路11pは、通信回路11nから同一グループ内の他の緊急通報装置11へ緊急事態発生信号を3秒送信、2秒休止を繰り返して1分間、送信する。
When the
これに対し、非常ボタン11cが押下され図13に示すように自機の緊急事態発生を報知している緊急通報装置11において、停止ボタン11dが所定時間以上、例えば、3秒以上押下された場合、制御回路11pは、図15に示すように制御する。
On the other hand, when the
<運用モード1で同一グループ内の他の緊急通報装置11で非常ボタン11cが押下され、送信された緊急事態発生信号を受信した緊急通報装置11での動作>
<Operation in the
次に、運用モード1で同一グループ内の他の緊急通報装置11で非常ボタン11cが押下され、送信された緊急事態発生信号を受信した緊急通報装置11での動作について説明する。
Next, the operation of the
図14は、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する緊急通報装置11が運用モード1において同一グループ内の他の緊急通報装置11で非常ボタン11cが押下され、送信された緊急事態発生信号を受信した緊急通報装置11での動作を示す図である。
FIG. 14 shows an emergency situation in which the
同一グループ内の他の緊急通報装置11から緊急事態発生信号を内蔵アンテナ11cおよび通信回路11nを介して受信した緊急通報装置11では、制御回路11pは、図14に示すように、緊急事態発生ランプ11eを点滅させると共に、該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6、すなわち緊急事態発生信号を送信してきた緊急通報装置11を示す発信者特定ランプ11g1〜11g6を点滅させて緊急事態(非常事態)の発生を報知する。尚、同一グループ内の他の緊急通報装置11から緊急事態発生信号を受信した緊急通報装置11では、制御回路11pは非常ランプ11bを点灯させないが、非常ランプ11bを点灯させても良い。
In the
また、同一グループ内の他の緊急通報装置11から緊急事態発生信号を受信した緊急通報装置11の制御回路11pは、警報ブザー11fから警報音を、例えば、2秒経過する毎に小→中→大と変化させながら10分間発生させて、緊急事態(非常事態)の発生を報知する。
The control circuit 11p of the
ただし、同一グループ内の他の緊急通報装置11から緊急事態発生信号を受信した緊急通報装置11の制御回路11pは、非常ボタン11cが押下された緊急通報装置11とは異なり、警報ブザー11fによる警報音の発生開始から所定時間経過、例えば10分経過した場合には、警報ブザー11fの音量を中に下げ、さらに10分経過した場合には、警報ブザー11fの音量を小に制御する。つまり、同一グループ内の他の緊急通報装置11から緊急事態発生信号を受信した緊急通報装置11の警報ブザー11fの音量は、小→中→大と変化した後、大→中→小と変化する。なお、その後は、そのまま警報音の音量を小のままでも良いし、警報音の発生を停止させても良い。
However, the control circuit 11p of the
これにより、緊急事態発生信号を受信した緊急通報装置11では、警報ブザー11fによる警報音の発生開始から30分も経過すれば音量が小となるので、緊急事態発生信号を受信した緊急通報装置11のユーザが不在の場合でも、緊急通報装置11のユーザ宅において当該ユーザの具合が突然悪くなる等して緊急事態が発生したものと勘違いすることを防止できる。
Accordingly, in the
これに対し、非常ボタン11cが押下された緊急通報装置11では、警報ブザー11fによる警報音の発生開始から30分経過した場合でも、その警告音が大のまま小さくならず、当該緊急通報装置11のユーザ宅でそのユーザに緊急事態(非常事態)が発生したことを報知し続けるため、ユーザの具合が突然悪くなる等して緊急事態が発生した場合に有効である。
On the other hand, in the
尚、警報ブザー11fの音量が大→中→小と変化した状態で、新たに別の緊急事態発生信号を受信した場合でも、制御回路11pは、警報ブザー11fの音量は小のままとする。 The control circuit 11p keeps the volume of the alarm buzzer 11f low even when another emergency occurrence signal is received in a state where the volume of the alarm buzzer 11f changes from high to medium to low.
また、緊急事態発生信号を受信した緊急通報装置11において警報ブザー11fの音量を大→中→小と変化させた状態で、自機の緊急事態が発生した場合、制御回路11pは、警報ブザー11fの音量が段階的に、例えば、2秒経過する毎に1段階ずつ大きくなるように制御し、警告音が大となった場合には警告音が大の状態を維持するように制御する。
When the
これにより、緊急事態発生信号を受信した緊急通報装置11において警報ブザー11fの音量を大→中→小と変化させた状態で、当該緊急通報装置11のユーザ宅でそのユーザに緊急事態(非常事態)が発生した場合には、警報ブザー11fの音量が段階的に大きくなり、最終的には報知し続けるため、たとえ警報ブザー11fの音量が小となったユーザ宅でも、ユーザの具合が突然悪くなったことを報知できる。
As a result, the
<運用モード1で非常ボタン11cが押下された緊急通報装置11で、続いて停止ボタン11dが所定時間以上の長押された場合の動作>
<Operation when
図15は、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する緊急通報装置11が運用モード1において非常ボタン11cが押下された後、停止ボタン11dが所定時間以上の長押された場合の緊急事態報知の解除動作を示す図である。
FIG. 15 shows an emergency when the
非常ボタン11cが押下され図13に示すように自機の緊急事態発生を報知している緊急通報装置11において、続いて非常ボタン11cを押下した発信者等が停止ボタン11dを所定時間以上、例えば、3秒以上押下した場合、制御回路11pは、図15に示すように停止ボタン11dが3秒以上押下された時点で警報ブザー11fに一瞬だけ「ピィ」音を鳴らさせると共に、自機の非常ランプ11bおよび自機に相当する発信者特定ランプ11g1〜11g6も消灯させる。
In the
また、制御回路11pは、停止ボタン11dが所定時間以上、例えば、3秒以上押下された場合、図15に示すように、同一グループ内の他の緊急通報装置11へ通信回路11nからの緊急事態発生信号の送信を休止し(例えば、通信回路11nからの緊急事態発生信号の送信休止時間を2秒とする。)、その後、停止信号を所定時間、例えば、3秒ほど送信する。
In addition, when the
ここで、全ての緊急事態が解除されている場合、制御回路11pは、図15に示すように、緊急事態発生ランプ(緊急ランプ)11eも消灯させる。 Here, when all the emergency situations are cancelled, the control circuit 11p also turns off the emergency occurrence lamp (emergency lamp) 11e as shown in FIG.
また、停止ボタン11dを押下して3秒経過するまでに同一グループ内の他の緊急通報装置11からの緊急事態を検知していた場合、制御回路11pは、該当の発信者特定ランプ11g1〜11g6および緊急事態発生ランプ11eの点滅を継続する。
Further, when an emergency situation from another
また、自機の緊急事態報知中に同一グループ内の他の緊急通報装置11から停止信号を受信した場合、制御回路11pは、該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6のみを消灯する。警報ブザー11fの警報音が鳴動中の場合、制御回路11pは、停止信号を受信しても警報ブザー11fを停止させない。
In addition, when a stop signal is received from another
そして、自機の緊急事態報知を開始してから1分経過した場合、制御回路11pは、通信回路11nからの緊急事態発生信号の送信を停止するのに対し、非常ランプ11bおよび緊急事態発生ランプ11eの点灯、および警報ブザー11fの鳴動は継続する。 When one minute has elapsed since the start of the emergency notification of the own device, the control circuit 11p stops the transmission of the emergency occurrence signal from the communication circuit 11n, whereas the emergency lamp 11b and the emergency occurrence lamp The lighting of 11e and the sounding of the alarm buzzer 11f are continued.
尚、同一グループ内の全ての緊急通報装置11で緊急事態が解除されている場合、制御回路11pは、緊急事態発生ランプ11eを消灯させる。また、この状態で停止ボタン11dを3秒押下した場合、制御回路11pは、警報ブザー11fにて「ピィ」音を鳴らして、同一グループ内の他の緊急通報装置11へ通信回路11nから停止信号を3秒間送信する。
In addition, when the emergency situation is cancelled | released by all the
そして、制御回路11pは、停止信号を送信した場合、新たに自機で緊急事態報知が発生するまで、停止ボタン11dを3秒押下しても停止信号の送信は行わない。
When the stop signal is transmitted, the control circuit 11p does not transmit the stop signal even if the
<同一グループ内の他の緊急通報装置11から緊急事態発生信号を受信している状態の緊急通報装置11において停止ボタン11dが押下された場合>
<When the
また、同一グループ内の他の緊急通報装置11から緊急事態発生信号を受信している状態の緊急通報装置11において停止ボタン11dが押下された場合、制御回路11pは、該当の発信者特定ランプ11g1〜11g6を消灯させて警報ブザー11fの警報音を停止する。このとき自機の緊急事態を検知していなければ、緊急事態発生ランプ11eを消灯させる。
Further, when the
また、同一グループ内の他の緊急通報装置11から停止信号を受信した場合、制御回路11pは、該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6のみを消灯させる。このとき、全ての緊急事態が解除されれば、制御回路11pは、緊急事態発生ランプ11eも消灯させ、警報ブザー11fの警報音も停止させる。尚、その後、制御回路11pは、対象No(対象の個別機器番号)、すなわち一度非常ボタン11cが押下され、その後停止ボタン11dが押下された緊急通報装置11からの緊急事態発生信号を1分間受け付けない。
When receiving a stop signal from another
また、自機の個別機器番号(No)設定スイッチ11kと同じNo(個別機器番号)に設定された緊急通報装置11から緊急事態発生信号を受信した場合、制御回路11pは、その緊急事態発生信号を無効とする。また、制御回路11pは、自機Noに該当する通信状態表示ランプ11h1〜11h6を消灯させる。
In addition, when an emergency occurrence signal is received from the
<各緊急通報装置11の運用モード2における動作>
次に、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する緊急通報装置11の運用モード2における動作について説明する。
<Operation of each
Next, operation | movement in the
<運用モード2で子機の緊急通報装置11で非常ボタン11cが押下された場合の動作>
図16は、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する緊急通報装置11が運用モード2において子機として非常ボタン11cが押下された場合の緊急事態報知動作を示す図である。
<Operation when
FIG. 16 is a diagram showing an emergency notification operation when the
図5でも上述したように、運用モード2は、同一グループ内で子機の緊急通報装置11から親機の緊急通報装置11に対し緊急事態発生信号を送信するモードであり、各緊急通報装置11の個別機器番号(No)設定スイッチ11kの設定が子機を示す“1”〜“6”に設定されている緊急通報装置11から親機を示す“0”に設定されている緊急通報装置11に対し緊急事態報知を行うことができる。
As described above in FIG. 5, the
つまり、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが“1”〜“6”の子機の番号に設定された緊急通報装置11において非常ボタン11cが押下されると、非常ボタン11cが押下された子機の制御回路11pは、運用モード2の場合、図16に示すように自機の非常ボタン11cの非常ランプ11bを点灯させると共に、自機の緊急事態発生ランプ11eおよび自機に該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6を点滅させる。尚、これらのランプの制御は、運用モード1の場合と同様である。
That is, when the
ただし、運用モード2で非常ボタン11cが押下された子機の緊急通報装置11の制御回路11pは、運用モード2の場合、運用モード1とは異なり、図5に示すように、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが“0”に設定された親機の緊急通報装置11に対してのみ、緊急事態発生信号を、3秒送信、2秒休止を繰り返して1分間送信する。
However, the control circuit 11p of the
また、運用モード2で非常ボタン11cが押下された子機の緊急通報装置11の制御回路11pは、運用モード2の場合、運用モード1とは異なり、図16に示すように、非常ボタン11cの押下時に、警報ブザー11fを「ピィ音」で一瞬だけ鳴動させる。尚、運用モード1の場合に非常ボタン11cが押下された緊急通報装置11では、警報ブザー11fは、図13に示すように小→中→大と鳴動して緊急事態(非常事態)の発生を報知する。
Further, in the
そのため、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1では、同一グループを構成する各緊急通報装置11に個別機器番号(No)設定スイッチ11kによって子機または親機の番号が設定され、かつ、運用モード2が設定された場合、非常ボタン11cが押下された子機の緊急通報装置11では運用モード1の場合とは異なり警報音は「ピィ音」で一瞬だけ鳴動するだけとなるので、静かな病室などにおいてナースコール的に使用することが可能となる。
Therefore, in the
<運用モード2で子機の緊急通報装置11で非常ボタン11cが押下された後、停止ボタン11dが押下された場合の緊急事態報知の解除動作>
<Operation for canceling emergency notification when the
図17は、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する緊急通報装置11が運用モード2において非常ボタン11cの押下後、停止ボタン11dが押下された場合の緊急事態報知の解除動作を示す図である。
FIG. 17 shows an emergency notification release operation when the
図17に示すように、運用モード2で非常ボタン11cが押下され緊急事態報知中の子機の緊急通報装置11において、続いて停止ボタン11dが所定時間、例えば3秒以上押下された場合、制御回路11pは、その3秒経過した時点で警報ブザー11fを「ピィ音」で一瞬だけ鳴動させると共に、点灯や点滅していた非常ランプ11b、緊急事態発生ランプ11eおよび当該緊急通報装置11に対応する発信者特定ランプ11g1〜11g6を消灯させる。
As shown in FIG. 17, when the
これにより、子機の緊急通報装置11において間違って非常ボタン11cが押下された場合や、親機の緊急通報装置11が設置されたユーザ宅から人が駆けつけて来た場合には、運用モード2で非常ボタン11cが押下され緊急事態報知中の子機の緊急通報装置11が設置されたユーザ宅において、点灯や点滅していた非常ランプ11b、緊急事態発生ランプ11eおよび当該緊急通報装置11に対応する発信者特定ランプ11g1〜11g6を消灯させることができる。
As a result, when the
また、運用モード2で非常ボタン11cが押下され緊急事態報知中の子機の緊急通報装置11において、停止ボタン11dが3秒以上押下された場合、個別機器番号(No)設定スイッチ11kが“0”である親機の緊急通報装置11に対し、図17に示すように、通信回路11nから停止信号を3秒間送信して、緊急事態の報知を停止する。
When the
尚、緊急事態未発生状態で、停止ボタン11dが3秒以上押下されても、停止信号の送信は行わない。また、子機の緊急通報装置11では、緊急事態報知中に同一グループ内の他の緊急通報装置11から停止信号を受信しても無効とし、緊急事態報知を継続する。さらに、個別機器番号(No)設定スイッチ11kの設定が“0”に設定されている親機の緊急通報装置11では、非常ボタン11cが押下されても無効とする。
Even if the
これにより、子機の緊急通報装置11において非常ボタン11cが押下された場合には、停止ボタン11dを所定時間以上、長押しすることにより親機の緊急通報装置11に対し停止信号を送信することができる。
Thereby, when the
<運用モード2で子機の緊急通報装置11で非常ボタン11cが押下され送信された緊急事態発生信号を受信した親機の動作>
<Operation of the main unit that has received the emergency occurrence signal transmitted by pressing the
図18は、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する緊急通報装置11が運用モード2において親機として子機の緊急通報装置11から緊急事態(異常事態)発生信号を受信した場合の動作を示す図である。
FIG. 18 shows a case in which the
運用モード2において個別機器番号(No)設定スイッチ11kの設定が“0”に設定されている親機の緊急通報装置11では、同一グループ内で個別機器番号(No)設定スイッチ11kの設定が“1”〜“6”に設定されている子機の緊急通報装置11から緊急事態発生信号を受信した場合、図18に示すように、緊急事態発生ランプ(緊急ランプ)11eを点滅させると共に、該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6を点滅させ、警報ブザー11fの音量を小→中→大と変化させて出力する。
In the
尚、運用モード2の場合、個別機器番号(No)設定スイッチ11kの設定が“1”〜“6”に設定されている緊急通報装置11では、同一グループ内の他の緊急通報装置11から緊急事態報知を受信しても無視する。
In the case of the
<子機の緊急通報装置11から緊急事態(異常事態)発生信号を受信後、親機で停止ボタン11dが所定時間未満の短押しされた場合の動作>
<Operation when
図19は、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する親機の緊急通報装置11が運用モード2において2台の子機の緊急通報装置11から緊急事態(異常事態)発生信号を受信後、親機で停止ボタン11dが所定時間未満の短押しされた場合の動作を示す図である。
FIG. 19 shows that the
図19に示すように、運用モード2において親機の緊急通報装置11が、例えば、個別番号設定スイッチ11kが“1”,“2”の2台の子機の緊急通報装置11から緊急事態(異常事態)発生信号を受信すると、親機の制御回路11pは、図18にも示すように警報ブザー11fの警報音を小→中→大と音量を上げながら鳴動すると共に、緊急事態発生信号を送信している個別番号設定スイッチ11kが“1”,“2”の2台の子機の緊急通報装置11に該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6を点灯させる。
As shown in FIG. 19, in the
このような子機の緊急通報装置11から緊急事態発生信号を受信している際に、親機の緊急通報装置11において停止ボタン11dが短押し、すなわち所定時間未満(例えば、3秒未満とする。)の短時間だけ押下されると、親機の制御回路11pは、図19に示すように、警報ブザー11fの警報音のみ停止して、緊急事態発生信号を送信している子機の緊急通報装置11に該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6および緊急事態発生ランプ11eは消灯しない。
When an emergency occurrence signal is received from the
そのため、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する親機の緊急通報装置11は、運用モード2の場合に子機から緊急事態(異常事態)発生信号を受信し、当該親機で停止ボタン11dを短押しした場合には、警報ブザー11fの警報音のみが停止し、緊急事態発生信号を送信している子機の緊急通報装置11に該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6および緊急事態発生ランプ11eは消灯しないので、異常事態(緊急事態)が発生している子機は確実に特定することができ、ナースコール的な使用が可能となる。
Therefore, the
また、緊急事態発生信号を送信している個別番号設定スイッチ11kが“1”,“2”の2台の子機の緊急通報装置11においてそれぞれ停止ボタン11dが押下され、親機に向けて停止信号が送信され、親機がその2台の子機からの停止信号を受信すると、親機の制御回路11pは、図19に示すように、それぞれの停止信号の受信のタイミングで、個別番号設定スイッチ11kが“1”,“2”の2台の子機の緊急通報装置11に該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6をそれぞれ消灯させる。
Further, the individual number setting switch 11k that is transmitting the emergency occurrence signal is pressed at the
また、運用モード2で親機において停止ボタン11dが短押しされた場合、親機の制御回路11pは、緊急事態発生信号を送信している全ての子機の緊急通報装置11から停止信号を受信した時点で緊急事態発生ランプ11eを消灯させるように制御する。
Further, when the
そのため、個別番号設定スイッチ11kが“1”,“2”の2台の子機の緊急通報装置11においてそれぞれ非常ボタン11cが押下され、その後、親機で停止ボタン11dが所定時間未満の短押しされた場合には、図19に示すように、先に停止ボタン11dが押下された個別番号設定スイッチ11kが“1”の子機からの停止信号の受信時には緊急事態発生ランプ11eを消灯させず、その後に停止ボタン11dが押下された個別番号設定スイッチ11kが“2”の子機からの停止信号の受信時に緊急事態発生ランプ11eを消灯させるので、親機の停止ボタン11dによって緊急事態発生ランプ11eを停止させた後でも、非常ボタン11cが押下された子機の緊急通報装置11を確実に特定することができる。
For this reason, the
<子機の緊急通報装置11から緊急事態(異常事態)発生信号を受信後、親機で停止ボタン11dが所定時間以上の長押しされた場合の動作>
<Operation when
図20は、本発明に係る実施形態の緊急通報システム1を構成する親機の緊急通報装置11が運用モード2において2台の子機の緊急通報装置11から緊急事態(異常事態)発生信号を受信後、当該親機で停止ボタン11dが所定時間(例えば、3秒間とする。)以上、長押しされた場合の動作を示す図である。
FIG. 20 shows an emergency (abnormal situation) occurrence signal from the
図20に示す当該親機での停止ボタン11dが所定時間(例えば、3秒間とする。)以上、長押しされた場合、当該親機の制御回路11pは、図19に示す当該親機での停止ボタン11dが所定時間未満の短押しされた場合と同様に、停止ボタン11dが押下された時点で警報ブザー11fの鳴音を中止させる。
When the
しかし、当該親機での停止ボタン11dが所定時間(例えば、3秒間とする。)以上、長押しされた場合、当該親機の制御回路11pは、3秒間の所定時間経過した時点で、図19に示す当該親機での停止ボタン11dが所定時間未満の短押しの場合とは異なり、図20に示すように、緊急事態発生信号を送信している個別番号設定スイッチ11kが“1”,“2”の2台の子機の緊急通報装置11がそれぞれ緊急事態(異常事態)発生信号の送信中でも緊急事態発生ランプ11eの点滅を停止させると共に、緊急事態発生信号を送信している個別番号設定スイッチ11kが“1”,“2”の2台の子機の緊急通報装置11に該当する発信者特定ランプ11g1〜11g6を同時に消灯させる。
However, if the
そのため、各緊急通報装置11に子機および親機を設定する運用モード2の場合においては、子機で非常ボタン11cが押下され緊急事態発生信号が親機に送信され、親機で警報ブザー11fが鳴動すると共に、緊急事態発生ランプ11eおよび該当する子機の発信者特定ランプ11g1〜11gが点滅した場合でも、当該親機で停止ボタン11dを所定時間以上の長押しすることにより、警報ブザー11fの停止だけでなく、緊急事態発生信号を送信している子機で停止ボタン11dが押下されなくても、緊急事態発生ランプ11eおよび該当する子機の発信者特定ランプ11g1〜11gが同時に消灯させることが可能となるため、病院や介護施設などでは使い勝手が向上する。
Therefore, in the case of the
また、親機の緊急通報装置11では、停止ボタン11dを所定時間(例えば、3秒間とする。)以上、長押しすることにより警報ブザー11fや、緊急事態発生ランプ11eおよび該当する子機の発信者特定ランプ11g1〜11gの停止動作後、制御回路11pは、該当する子機からの緊急事態発生信号を所定時間、例えば、1分間受け付けないように制御する。
Further, in the
尚、上記実施形態の緊急通報システム1を構成する複数の緊急通報装置11では、子機および親機の関係にない運用モード1と、子機および親機の関係に設定する運用モード2とを、個別機器番号(No)設定スイッチ11kの設定によって切り替え可能に構成して説明したが、本発明では、これに限らず、運用モード1でのみ動作する複数の緊急通報装置11によって緊急通報システム1を構成するようにしても良いし、運用モード2でのみ動作する複数の緊急通報装置11によって緊急通報システム1を構成するようにしても勿論良い。
In the plurality of
1 緊急通報システム
11 緊急通報装置
11a 装置本体
11b 非常ランプ
11c 非常ボタン
11d 停止ボタン
11e 緊急事態発生ランプ(緊急ランプ)
11f 警報ブザー
11g1〜11g6 発信者特定ランプ
11h1〜11h6 通信状態表示ランプ
11i 電源ランプ
11j グループ番号設定スイッチ(SW)
11k 個別機器番号(No)設定スイッチ(SW)
11m 通信状態表示選択スイッチ(SW)
11n 通信回路
11o 内蔵アンテナ
11p 制御回路
DESCRIPTION OF
11f Alarm buzzer 11g1 to 11g6 Caller identification lamp 11h1 to 11h6 Communication status display lamp
11k Individual device number (No) setting switch (SW)
11m Communication status display selection switch (SW)
11n communication circuit 11o built-in antenna 11p control circuit
Claims (9)
複数の緊急通報装置は、それぞれ、少なくともグループ番号設定スイッチと、個別機器番号設定スイッチと、非常ボタンと、停止ボタンと、警報手段と、発信者特定ランプと、通信手段と、制御手段とを有し、
前記グループ番号設定スイッチの設定によって数台にて同一のグループ番号が設定されることにより同一グループを構成すると共に、前記個別機器番号設定スイッチの設定によって同一グループ内でそれぞれ個別の個別機器番号が設定され、
前記制御手段は、
使用者の操作により前記非常ボタンが押下された場合、前記非常ボタンが押下された緊急通報装置の前記個別機器番号を含む緊急事態発生信号を、前記通信手段から同一グループ内の他の緊急通報装置に対し送信する一方、前記通信手段に同一グループ内の他の緊急通報装置からの前記緊急事態発生信号を受信させ、
前記通信手段が同一グループ内の他の緊急通報装置からの前記緊急事態発生信号を受信した場合、前記警報手段に警報させ同一グループ内のいずれかの緊急通報装置で緊急事態にあることを自機の使用者に対し報知すると共に、受信した前記緊急事態発生信号に含まれる前記個別機器番号に基づいて前記非常ボタンが押下された緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプを表示して自機の使用者に対し前記非常ボタンが押下された緊急通報装置を報知し、
前記通信手段が同一グループ内の他の緊急通報装置からの前記緊急事態発生信号を受信後、前記停止ボタンが押下された場合、前記警報手段による警告および前記発信者特定ランプによる報知を停止させるように制御することを特徴とする緊急通報システム。 An emergency call system having a plurality of emergency call devices,
Each of the plurality of emergency call devices has at least a group number setting switch, an individual device number setting switch, an emergency button, a stop button, an alarm means, a caller identification lamp, a communication means, and a control means. And
Configure the same group by setting the same group number in several units by setting the group number setting switch, and set individual individual device numbers in the same group by setting the individual device number setting switch. And
The control means includes
When the emergency button is pressed by a user's operation, an emergency occurrence signal including the individual device number of the emergency call device whose emergency button is pressed is sent from the communication means to another emergency call device in the same group. While transmitting to the communication means to receive the emergency occurrence signal from another emergency call device in the same group,
When the communication means receives the emergency occurrence signal from another emergency call device in the same group, the alarm means is warned and the emergency means is in an emergency state by any emergency call device in the same group. The caller identification lamp corresponding to the emergency call device whose emergency button has been pressed based on the individual device number included in the received emergency occurrence signal is displayed. Notify the user of the emergency call device that the emergency button was pressed,
If the stop button is pressed after the communication means receives the emergency occurrence signal from another emergency call device in the same group, the warning by the warning means and the notification by the caller identification lamp are stopped. Emergency call system characterized by controlling to.
前記制御手段は、
前記個別機器番号設定スイッチの設定によって同一グループ内の全ての緊急通報装置が子機の個別機器番号が設定された運用モード1の場合、
前記非常ボタンが押下された際、前記通信手段から前記非常ボタンが押下された緊急通報装置の前記個別機器番号を含む前記緊急事態発生信号を、同一グループ内の他の緊急通報装置全てに対し前記通信手段から送信するように制御することを特徴とする緊急通報システム。 In the emergency call system according to claim 1,
The control means includes
In the case of the operation mode 1 in which all the emergency call devices in the same group are set with the individual device numbers of the slave units by the setting of the individual device number setting switch,
When the emergency button is pressed, the emergency occurrence signal including the individual device number of the emergency call device whose emergency button is pressed from the communication means is sent to all other emergency call devices in the same group. An emergency call system, wherein control is performed so as to transmit from a communication means.
前記制御手段は、
前記個別機器番号設定スイッチの設定によって同一グループ内に子機の個別機器番号が設定された緊急通報装置と、親機の個別機器番号が設定された緊急通報装置とがある運用モード2の場合、
子機の緊急通報装置で前記非常ボタンが押下された際、前記通信手段から当該子機である緊急通報装置の前記個別機器番号を含む緊急事態発生信号を同一グループ内の親機の緊急通報装置に対し送信するように制御することを特徴とする緊急通報システム。 In the emergency call system according to claim 1,
The control means includes
In the operation mode 2 in which there is an emergency call device in which the individual device number of the slave unit is set in the same group by the setting of the individual device number setting switch and an emergency call device in which the individual device number of the base unit is set,
When the emergency button is pressed on the emergency call device of the slave unit, an emergency occurrence signal including the individual device number of the emergency call device that is the slave unit is sent from the communication means to the emergency call device of the master unit in the same group The emergency call system characterized by controlling to transmit to.
前記制御手段は、
前記個別機器番号設定スイッチの設定によって同一グループ内の全ての緊急通報装置が子機の個別機器番号が設定された運用モード1の場合、
前記非常ボタンが押下された際、前記通信手段から前記非常ボタンが押下された緊急通報装置の前記個別機器番号を含む前記緊急事態発生信号を、同一グループ内の他の緊急通報装置全てに対し前記通信手段から送信するように制御する一方、
前記個別機器番号設定スイッチの設定によって同一グループ内に子機の個別機器番号が設定された緊急通報装置と、親機の個別機器番号が設定された緊急通報装置とがある運用モード2の場合、
子機の緊急通報装置で前記非常ボタンが押下された際、前記通信手段から当該子機である緊急通報装置の前記個別機器番号を含む緊急事態発生信号を同一グループ内の親機の緊急通報装置に対し送信するように制御することを特徴とする緊急通報システム。 In the emergency call system according to claim 1,
The control means includes
In the case of the operation mode 1 in which all the emergency call devices in the same group are set with the individual device numbers of the slave units by the setting of the individual device number setting switch,
When the emergency button is pressed, the emergency occurrence signal including the individual device number of the emergency call device whose emergency button is pressed from the communication means is sent to all other emergency call devices in the same group. While controlling to transmit from the communication means,
In the operation mode 2 in which there is an emergency call device in which the individual device number of the slave unit is set in the same group by the setting of the individual device number setting switch and an emergency call device in which the individual device number of the base unit is set,
When the emergency button is pressed on the emergency call device of the slave unit, an emergency occurrence signal including the individual device number of the emergency call device that is the slave unit is sent from the communication means to the emergency call device of the master unit in the same group The emergency call system characterized by controlling to transmit to.
前記警報手段には、少なくとも非常ランプと、緊急ランプと、警報ブザーとがあり、
使用者の操作により前記非常ボタンが押下された緊急通報装置では、
前記制御手段は、
前記非常ボタンが押下された際、前記非常ランプを点灯させると共に、前記緊急ランプおよび前記非常ボタンが押下された当該緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプを点滅させ、かつ、前記警報ブザーを鳴動させる一方、
当該緊急通報装置が緊急事態にあることを示す緊急事態発生信号を、当該緊急通報装置の前記個別機器番号と共に同一グループ内の他の緊急通報装置全てに対し前記通信手段から送信し、
前記非常ボタンが押下された緊急通報装置から前記緊急事態発生信号を受信した同一グループ内の他の緊急通報装置では、
前記制御手段は、各緊急通報装置の前記緊急ランプおよび前記非常ボタンが押下された当該緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプを点滅させ、かつ、前記警報ブザーを鳴動させることを特徴とする緊急通報システム。 In the emergency call system according to claim 2 or claim 4,
The alarm means includes at least an emergency lamp, an emergency lamp, and an alarm buzzer,
In the emergency call device in which the emergency button is pressed by the user's operation,
The control means includes
When the emergency button is pressed, the emergency lamp is turned on, and the emergency lamp and the caller identification lamp corresponding to the emergency call device where the emergency button is pressed flash, and the alarm buzzer is turned on. Whilst ringing,
An emergency occurrence signal indicating that the emergency call device is in an emergency situation is transmitted from the communication means to all other emergency call devices in the same group together with the individual device number of the emergency call device,
In other emergency call devices in the same group that received the emergency occurrence signal from the emergency call device whose emergency button was pressed,
The control means is characterized in that the emergency lamp of each emergency call device and the caller identification lamp corresponding to the emergency call device with the emergency button pressed are blinked and the alarm buzzer is sounded. Emergency call system.
使用者の操作により前記非常ボタンが押下された緊急通報装置の制御手段は、
前記警報ブザーを鳴動させる際、前記警報ブザーの音量を、当該緊急通報装置の前記停止ボタンが押下されるまで所定時間経過毎に徐々に大きくしていき、最大限の音量に達した場合でも前記停止ボタンが押下されるまで最大限の音量を継続するように制御する一方、
前記非常ボタンが押下された緊急通報装置から前記緊急事態発生信号を受信した同一グループ内の他の緊急通報装置の制御手段は、
前記警報ブザーを鳴動させる際、前記警報ブザーの音量を、前記非常ボタンが押下された前記緊急通報装置で前記停止ボタンが押下されて送信される停止信号を受信するまで、または当該他の緊急通報装置の前記停止ボタンが押下されるまで、所定時間経過毎に徐々に大きくしていき、最大限の音量に達した場合は、所定時間経過後、徐々に小さく鳴動するように制御することを特徴とする緊急通報システム。 In the emergency call system according to claim 5,
The control means of the emergency call device in which the emergency button is pressed by the user's operation,
When sounding the alarm buzzer, the volume of the alarm buzzer is gradually increased every predetermined time until the stop button of the emergency call device is pressed, and even when the maximum volume is reached, While controlling to keep the maximum volume until the stop button is pressed,
Control means for other emergency call devices in the same group that received the emergency occurrence signal from the emergency call device whose emergency button was pressed,
When the alarm buzzer is sounded, the volume of the alarm buzzer is set until the stop signal transmitted when the stop button is pressed by the emergency notification device when the emergency button is pressed, or the other emergency call. It is controlled to gradually increase every predetermined time until the stop button of the device is pressed, and when the maximum volume is reached, control is performed so that the sound is gradually reduced after the predetermined time has elapsed. Emergency call system.
前記警報手段には、少なくとも非常ランプと、緊急ランプと、警報ブザーとがあり、
使用者の操作により前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置では、
前記制御手段は、
前記非常ボタンが押下された際、前記非常ランプを点灯させると共に、前記緊急ランプおよび前記非常ボタンが押下された当該緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプを点滅させ、かつ、前記警報ブザーを一瞬だけ鳴動させる一方、
当該緊急通報装置が緊急事態にあることを示す緊急事態発生信号を、当該緊急通報装置の前記個別機器番号と共に同一グループ内の親機の緊急通報装置に対し前記通信手段から送信し、
前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置から前記緊急事態発生信号を受信した同一グループ内の親機の緊急通報装置では、
前記制御手段は、各緊急通報装置の前記緊急ランプおよび前記非常ボタンが押下された当該緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプを点滅させ、かつ、前記警報ブザーを鳴動させることを特徴とする緊急通報システム。 In the emergency call system according to claim 3 or claim 4,
The alarm means includes at least an emergency lamp, an emergency lamp, and an alarm buzzer,
In the emergency call device of the slave unit in which the emergency button is pressed by the user's operation,
The control means includes
When the emergency button is pressed, the emergency lamp is turned on, and the emergency lamp and the caller identification lamp corresponding to the emergency call device where the emergency button is pressed flash, and the alarm buzzer is turned on. Whilst ringing for a moment,
An emergency occurrence signal indicating that the emergency call device is in an emergency situation is transmitted from the communication means to the emergency call device of the parent device in the same group together with the individual device number of the emergency call device,
In the emergency notification device of the parent device in the same group that has received the emergency occurrence signal from the emergency notification device of the child device whose emergency button has been pressed,
The control means is characterized in that the emergency lamp of each emergency call device and the caller identification lamp corresponding to the emergency call device with the emergency button pressed are blinked and the alarm buzzer is sounded. Emergency call system.
使用者の操作により前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置では、
前記制御手段は、
前記警報ブザーを鳴動させる際、前記警報ブザーを、一瞬だけ鳴動させる一方、
前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置から前記緊急事態発生信号を受信した同一グループ内の親機の緊急通報装置では、
前記制御手段は、
前記警報ブザーを鳴動させる際、前記警報ブザーの音量を、前記非常ボタンが押下された子機の前記緊急通報装置で前記停止ボタンが押下されて送信される停止信号を受信するまで、または当該親機の緊急通報装置で前記停止ボタンが押下されるまで、所定時間経過毎に徐々に大きくしていき、最大限の音量に達した場合でも前記停止信号を受信するまで、または前記停止ボタンが押下されるまで最大限の音量を継続するように制御することを特徴とする緊急通報システム。 In the emergency call system according to claim 7,
In the emergency call device of the slave unit in which the emergency button is pressed by the user's operation,
The control means includes
When the alarm buzzer is sounded, the alarm buzzer is sounded for a moment,
In the emergency notification device of the parent device in the same group that has received the emergency occurrence signal from the emergency notification device of the child device whose emergency button has been pressed,
The control means includes
When the alarm buzzer is sounded, the volume of the alarm buzzer is set until the stop signal transmitted when the stop button is pressed by the emergency notification device of the slave unit where the emergency button is pressed or when the parent buzzer is received. Until the stop button is pressed by the emergency call device of the machine, it is gradually increased every predetermined time, and even when the maximum volume is reached, the stop signal is received or the stop button is pressed The emergency call system is characterized in that it is controlled so as to keep the maximum volume until it is done.
前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置から前記緊急事態発生信号を受信した後、前記停止ボタンが押下された同一グループ内の親機の緊急通報装置では、
前記制御手段は、
前記停止ボタンが所定時間未満の短押しされた場合、短押し開始の時点で前記警報ブザーの鳴動を停止させると共に、前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプの点滅はそのまま継続させるように制御する一方、
前記停止ボタンが所定時間以上の長押しされた場合、長押し開始の時点で前記警報ブザーの鳴動を停止させると共に、長押し開始から所定時間経過した時点で前記非常ボタンが押下された子機の緊急通報装置に該当する前記発信者特定ランプの点滅も停止させるように制御することを特徴とする緊急通報システム。 In the emergency call system according to claim 8,
After receiving the emergency occurrence signal from the emergency notification device of the slave unit whose emergency button is pressed, in the emergency notification device of the master unit in the same group where the stop button is pressed,
The control means includes
When the stop button is pressed for less than a predetermined time, the alarm buzzer stops sounding at the time of starting the short press, and the caller identification corresponding to the emergency call device of the slave unit where the emergency button is pressed While the blinking lamp is controlled to continue,
When the stop button is pressed for a predetermined time or longer, the alarm buzzer stops sounding when the long press is started, and the emergency button is pressed when the predetermined time has elapsed from the start of the long press. An emergency call system that controls to stop the blinking of the caller identification lamp corresponding to the emergency call device.
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