JP6117056B2 - リニアコンベア - Google Patents

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Description

本発明は、リニアコンベアに関する。
従来、部品を搬送するために搬送台車としてのスライダをレールに沿って移動させるリニアコンベアが利用されている。このようなリニアコンベアでは、例えばユニット型の固定側モジュールに、直線状に延在するレールと、そのレールに対して固定されるとともに複数の電機子コイルを備える固定子とが設けられる。一方、スライダは、上記レールに嵌合するレールガイドと、上記固定子に対向する可動子とが設けられ、可動子には強力な複数個の永久磁石を配置して磁極が構成されている。リニアコンベアの稼働時には、固定側モジュールは複数台連結された形で使用され、複数の固定側モジュール間にわたって連なるレール上を複数のスライダが移動する。
このようなリニアコンベアでは、通常、スライダ側に設けられたスケールと、固定側モジュール側に設けられたセンサとによって、レールに沿って移動するスライダの位置を検出するためのリニアスケールが構成される。しかしながら、スライダの製造ばらつきによって、スライダ側に設けられるスケールの取り付け位置についてスライダ毎に誤差が生じ、これにより、スライダ毎に位置検出誤差が生じることがある。このため、リニアコンベアを稼働させる度に各スライダの位置を微調整し、上記位置検出誤差を解消する必要がある。
特許文献1に、上記スライダ毎の位置検出誤差を低減することができるリニアコンベアが開示されている。このリニアコンベアでは、各スライダにICタグを取り付け、リニアコンベアの稼働時にICタグに含まれるスライダ毎の誤差情報を制御側に送信し、スライダ毎のスケール取り付け位置の誤差を補正することで、スライダ毎の位置検出誤差を低減する。
特開2013−102562号公報
ところで上記スライダ毎の位置検出誤差は、スライダ毎のスケール取り付け位置の誤差に起因する他、複数台連結されて組み付けられた固定側モジュールにおいて、隣り合う固定側モジュール間における隣り合うセンサの間隔精度にも大きく起因することが本発明者らによる研究により見出された。
しかしながら、リニアコンベアを稼働させる際、固定側モジュールはユーザ側で複数台連結されて組み付けられるため、組み付け毎に組み付け誤差が生じ易く、固定側モジュール側に設けられたセンサについて、隣り合う固定側モジュールの間で隣り合うセンサの間隔を十分な精度で確保することが困難であった。
本発明は、上記の課題に鑑みて創作されたものであって、スライダ毎の位置検出誤差を低減することが可能なリニアコンベアを提供することを目的とする。
本発明のリニアコンベアは、直線状に延在するフレームに、複数の電機子コイルを備える固定子とレールとを固定してなる固定側モジュールを複数台連結してなり、複数の磁極を有する可動子と前記レールに嵌合するレールガイドとを備えてリニアモータ駆動によって前記レールに沿って前記複数の固定側モジュール間にわたって移動可能に配されるスライダとを備え、前記固定側モジュールに前記スライダの位置を検出するセンサが設けられたリニアコンベアであって、前記レールと前記フレームとは前記レールの延在方向に沿った長さが互いに異なっており、前記レールと前記フレームとのうち前記長さが長い方がそれらの端部を互いに突き当てた状態で複数の前記固定側モジュールが並べられるとともに、前記長い方に、該長い方に対して前記センサを位置決めする位置決め部が設けられているところに特徴を有する。
上記のリニアコンベアでは、レールとフレームのうちレールの延在方向に沿った長さが長い方の端部を互いに突き当てた状態で複数の固定側モジュールが並べられることで、当該長い方の長さを基準として固定側モジュール間の間隔が常に定まることとなる。このため、固定側モジュールがユーザ側で複数台連結されて組み付けられた場合でも、組み付け毎に組み付け誤差が生じ難く、複数台連結された固定側モジュール間の間隔精度を高めることができる。そして、レールとフレームのうち、上記基準とされた長い方に、センサを位置決めするための位置決め部が設けられるため、隣り合う固定側モジュール間において隣り合うセンサの間隔精度を高めることができる。このように、隣り合う固定側モジュール間において隣り合うセンサの間隔精度が高まることで、隣り合う固定側モジュールの間を移動する際のスライダの位置検出精度が高められるため、スライダ毎の位置検出誤差を低減することができる。
本発明の他の態様におけるリニアコンベアは、直線状に延在するフレームに、複数の電機子コイルを備える固定子とレールとを固定してなる固定側モジュールを複数台連結してなり、複数の磁極を有する可動子と前記レールに嵌合するレールガイドとを備えてリニアモータ駆動によって前記レールに沿って前記複数の固定側モジュール間にわたって移動可能に配されるスライダとを備え、前記固定側モジュールには前記スライダの位置を検出するセンサが設けられたリニアコンベアであって、前記レールと前記フレームとは前記レールの延在方向に沿った長さが互いに異なっており、前記レールと前記フレームとのうち前記長さが長い方がそれらの端部を互いに突き当てた状態で複数の前記固定側モジュールが並べられるとともに、前記長さが短い方が前記長い方に対して常に一定の位置関係となるように組み付けられ、前記短い方に、該短い方に対して前記センサを位置決めする位置決め部が設けられているところに特徴を有する。
上記のリニアコンベアでは、レールとフレームのうちレールの延在方向に沿った長さが長い方の端部を互いに突き当てた状態で複数の固定側モジュールが並べられることで、当該長い方の長さを基準として固定側モジュール間の間隔が常に定まることとなる。このため、固定側モジュールがユーザ側で複数台連結されて組み付けられた場合でも、組み付け毎に組み付け誤差が生じ難く、複数台連結された固定側モジュール間の間隔精度を高めることができる。また、レールとフレームのうち、長さが短い方にセンサを位置決めするための位置決め部が設けられ、長さが短い方は上記基準とされた長い方に対して常に一定の位置関係となるように組み付けられている。ここで本明細書において、長さが短い方が長い方に対して常に一定の位置関係となるように組み付けられているとは、複数の固定側モジュールの各々において長さが短い方が長い方に対して一定の位置関係となるように組み付けられていることをいう。従って、複数の固定側モジュールの各々において上記基準とされた長い方に対してセンサが一定の位置関係で組み付けられることとなるため、隣り合う固定側モジュール間において隣り合うセンサの間隔精度を高めることができる。このように、隣り合う固定側モジュール間において隣り合うセンサの間隔精度が高まることで、隣り合う固定側モジュールの間を移動するスライダの位置検出精度が高められ、スライダ毎の位置検出誤差を低減することができる。
上記リニアコンベアにおいて、前記センサが予め決められた所定の位置に実装されるとともに前記固定側モジュールに取り付けられる少なくとも一枚の基板を備え、該基板に前記位置決め部に対応する被位置決め部が設けられてもよい。
上記のリニアコンベアでは、予め決められた所定の位置にセンサが実装された基板を備えるとともに、基板に位置決め部に対応する被位置決め部が設けられ、センサが当該被位置決め部を介して位置決め部に対して位置決めされた構成を実現することができる。この場合、固定側モジュール間の間隔が常に定まることで、固定側モジュール間において隣り合う基板の間隔精度が高められ、それに伴って固定側モジュール間において隣り合うセンサの間隔精度も高まるため、スライダ毎の位置検出誤差を低減することができる。
上記リニアコンベアにおいて、前記被位置決め部は、前記基板上に設けられた貫通孔であり、前記位置決め部は、該貫通孔を貫通するとともに前記レールと前記フレームとのいずれかにピン留めされる位置決めピンであってもよい。
上記のリニアコンベアでは、位置決め部としての位置決めピンが被位置決め部としての貫通孔にほとんど隙間無く貫通されるように貫通孔の内径及び位置決めピンの外径を調整することで、位置決めピンと貫通孔とを一定の位置関係で組み付けることができる。これにより、位置決め部に対して被位置決め部が精度良く位置決めされ、基板がレールとフレームとのいずれかに精度良く位置決めされるための具体的な構成を実現することができる。
上記リニアコンベアにおいて、前記貫通孔は、前記延在方向に沿って前記基板上の少なくとも2箇所に設けられていてもよい。
上記貫通孔が基板上の一箇所にのみ設けられている場合、固定側モジュールにピン留められた基板が位置決めピンの軸周りに回転し、基板が固定側モジュールに対して位置ずれする虞がある。上記のリニアコンベアによると、少なくとも2箇所において基板が固定側モジュールに対してピン留めされるため、上記回転によって基板が固定側モジュールに対して位置ずれすることを防止することができる。その結果、位置決め部において基板を一層精度良く位置決めすることができ、スライダ毎の位置検出誤差を一層低減することができる。
上記リニアコンベアにおいて、前記位置決め部に当接部が設けられ、前記基板に、該基板の外端から張り出すとともに、前記当接部と前記延在方向において当接可能な張出部が設けられ、前記基板は、前記張出部が前記当接部と当接することで前記位置決め部に対して位置決めされてもよい。
上記のリニアコンベアでは、基板に設けられた張出部が当接部と当接することで、当接部に対して張出部が隙間無く位置決めされるため、基板を当接部に対して一定の位置関係で組み付けることができる。このため、位置決め部において基板が精度良く位置決めされるための具体的な構成を実現することができる。
本明細書で開示される技術によれば、スライダ毎の位置検出誤差を低減することが可能なリニアコンベアを提供することができる。
リニアコンベアの斜視図 スライダが取り付けられた固定側モジュールの斜視図 スライダが取り付けられた固定側モジュールの側面図 スライダの背面図 固定側モジュールの上面図 固定側モジュールの正面図 図6においてレールの一方の端面を拡大した正面図 連結された2台の固定側モジュールの上面図 連結された2台の固定側モジュールの正面図 図8において固定側モジュールの連結部を拡大した正面図 実施形態2に係る固定側モジュールの上面図 実施形態2に係る固定側モジュールの正面図 図12において位置決め部の近傍を拡大した正面図
<実施形態1>
(リニアコンベアの全体構成)
図面を参照して実施形態1を説明する。実施形態では、リニアモータ駆動によって駆動するリニアコンベア1について例示する。なお、各図面の一部にはX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図面で共通した方向となるように描かれている。このうちX軸方向はリニアコンベア1の搬送方向と一致し、Z軸方向は上下方向と一致する。
図1に示すように、リニアコンベア1は基台2上に設置され、X軸方向に沿って延在する2つの直線搬送部4A,4Bが上下二段に配置されている。各直線搬送部4A,4Bには複数のスライダ10が装着され、X軸方向に沿って移動可能である。各直線搬送部4A,4Bの両端側には、一対のスライダ昇降装置6A,6Bが設けられている。
2つの直線搬送部4A,4Bは、互いに等しい長さで延在しており、上下方向において重なるように配置されている。一方の直線搬送部4A(4B)に沿って移動されてその一端に達したスライダ10は、スライダ昇降装置6A(6B)に載せられ、他方の直線搬送部4B(4A)の一端へと昇降される。そしてスライダ10は、進行方向が反転され、他方の直線搬送部4B(4A)を移動する。即ちリニアコンベア1では、2つの直線搬送部4A,4Bと一対のスライダ昇降装置6A,6Bとによって循環するスライダ10の搬送経路が構成されている。
このような構成とされたリニアコンベア1では、上記搬送経路上の所定の部品供給位置においてスライダ10が停止され、部品の供給やネジ締め、シーリング等の作業が実施される。
(固定側モジュールの構成)
各直線搬送部4A,4Bは、それぞれ搬送方向にわたって連結された4台の固定側モジュール20からなる。各固定側モジュール20は、図2に示すように、スライダ10の移動方向(X軸方向)に沿って配されたレール22と、フレーム24と、リニアモータの固定子26とを備えている。
図2及び図3に示すように、フレーム24は、アルミニウム合金の押出成形品を所定長さに切断したもので、スライダ10の移動方向に沿って左右に延びる細長い台座状をなしている。フレーム24は、基台2上に設置される設置部24Aと、設置部24Aにおける前後方向略中央から上方に立ち上がる立ち上がり部24Bと、立ち上がり部24Bの上端に設けられたレール固定部24Cと、から構成される。設置部24Aは、基台2上に設置できるように基台2の板面に対して平行な平板状とされている。立ち上がり部24Bは、設置部24Aに対して略垂直に立ち上がるとともにその板面が前後方向(Y軸方向)に向けられた姿勢の2枚の平板状部材からなっている。レール固定部24Cは、設置部24Aと平行に配されるとともに当該設置部24Aよりも前後方向寸法が短い板状部材とされている。
レール固定部24C上には、左右方向に沿って延在する上記レール22と上記固定子26とが前後方向に隣接した形で配置されている。レール22と固定子26の延在する長さ(搬送方向寸法)は互いに等しいものとなっている。レール22と固定子26は、いずれもレール固定部24Cに対して強固に固定されており、これにより、フレーム24に対するレール22と固定子26の位置関係が良好な精度で確保されている。
レール22は、端面が矩形状とされた細長い略角柱状をなしている。レール22にはその前後両側面にわずかに窪んだ窪み部22Aが設けられており、この窪み部22Aに後述するスライダ10のレールガイド13のガイド溝13Aが嵌合するようになっている。レール22は、当該レール22上に配されたスライダ10のガイド溝13Aと嵌合されることで、スライダ10をレール22及び固定子26に沿ってガイドするガイド部材として機能する。
固定子26は、レール22と同様に端面が矩形状とされた細長い略角柱状をなしている。固定子26には、その延在方向に沿って並んで配置された複数の電機子コイル25が当該固定子26に埋め込まれた形で固定されている。リニアコンベア1では、複数の電機子コイル25に供給される電流が制御され、これにより、固定側モジュール20に取り付けられたスライダ10がリニアモータ駆動によってレール22及び固定子26に沿って移動するようになっている。その他、固定側モジュール20の詳細な構成については、後で詳しく説明する。
(スライダの構成)
続いて直線搬送部4A,4Bに沿ってレール22上を移動するスライダ10の構成について説明する。以下では、X軸方向をスライダ10の左右方向とし、Y軸方向をスライダ10の前後方向とし、Z軸方向をスライダ10の上下方向として説明する。スライダ10は、図3に示すように、側面視略L字状をなしており、固定側モジュール20に取り付けられた際にレール22及び固定子26上に配置される長方形状の上板部11と、フレーム24の前方側面に対向配置される長方形状の側板部12と、により構成される。
上板部11の表面には、図5に示すように、スライダ10上に搭載されて搬送される部品を取り付けるための複数の取り付け孔11Aが設けられている。
上板部11の裏面には、図4に示すように、搬送方向に沿って延在する2つのレールガイド13がそれぞれ配置されている。各レールガイド13には、下方に開口するとともに当該レールガイド13の延在方向、即ち搬送方向に沿って溝状に延びるガイド溝13Aが形成されている。このガイド溝13Aにレール22が挿入されると、ガイド溝13Aに沿って配置された多数のボールがレール22に接して転動する。
また、上板部11の裏面には、可動子カバー14によって覆われた複数の永久磁石(不図示)が当該上板部11の長辺方向(左右方向)に沿って並んで配置されており、これらの複数の永久磁石によって可動子16の複数の磁極が構成されている。可動子カバー14は、上板部11に対してボルト締めによって固定されており、複数の永久磁石を覆う部分が当該上板部11の板面方向に沿って平坦な平坦面とされている。
上板部11の前後方向両端部のうち側板部12が延びる側とは反対側の端部は、下方側に屈曲してわずかに延びる屈曲部11Bとされている(図3参照)。そして、上記の可動子16及び可動子カバー14は屈曲部11Bの内側に配された形となっている。この屈曲部11Bによって、可動子16及び可動子カバー14の後方側が保護されている。
側板部12には、図3に示すように、その裏面に上下方向に並んだ形で配置された3つの磁気スケール(スケールの一例)17A,17B,17Cが設けられている。各磁気スケール17A,17B,17Cは、スライダ10の左右方向に沿って延在しており、側板部12に固定されたスケールカバー18によって覆われている。各磁気スケール17A,17B,17Cは、バックヨークと当該バックヨークに取り付けられたネオジム磁石等の磁石とからなるものとされる。
各磁気スケール17A,17B,17Cは、固定側モジュール20にスライダ10が取り付けられた状態において、センサ基板30の各磁気センサ31A,31B,31Cと対向する位置に設けられている。固定側モジュール20の各磁気センサ31A,31B,31Cが対向する各磁気スケール17A,17B,17Cを検出することで、スライダ10の位置を検出するための所定の信号がセンサ基板30から出力されるようになっている。
上記のような構成とされたスライダ10は、当該スライダ10の上板部11と固定側モジュール20のレール固定部24Cとが平行となるような姿勢(図3参照)で、レールガイド13のガイド溝13Aを固定側モジュール20のレール22と嵌合させることで、固定側モジュール20に取り付けることができる。固定側モジュール20に取り付けられたスライダ10は、ガイド溝13Aと嵌合されたレール22上を摺動することで、固定側モジュール20上を左右方向、即ち直線搬送部4A,4Bの延在方向に沿って移動する。
(固定側モジュールの詳細な構成、及び連結態様)
続いて固定側モジュール20の詳細な構成、及び固定側モジュール20を複数台連結する際の連結態様について説明する。なお、図5及び図6では、固定子26、及び後述するプレート部材32を取り外した状態の固定側モジュール20を示している。図6に示すように、固定側モジュール20の前方側には、予め決められた所定の位置に立ち上がり部24Bの前面を覆う形で4枚のセンサ基板(基板の一例)30が配されている。各センサ基板30は、搬送方向に沿って並列配置され、その板面が前後方向に向けられた姿勢で立ち上がり部24Bに固定されている。これらのセンサ基板30は、スライダ10の磁気スケール17A,17B,17Cとの間で当該スライダ10の位置を検出するためのリニアスケールを構成する。
各センサ基板30には、上下方向に所定の間隔で並んで配置された3つの磁気センサ(センサの一例)31A,31B,31Cが設けられている。これらの磁気センサ31A,31B,31Cは、スライダ10の磁気スケール17A,17B,17Cを検出可能なホール素子やMR素子等からなり、各センサ基板30において共通した位置に配置されている。各磁気センサ31A,31B,31Cは、固定側モジュール20にスライダ10が取り付けられた状態において、スライダ10の各磁気スケール17A,17B,17Cと対向する位置に設けられている。
本実施形態では、これらの磁気センサ31A,31B,31Cのうち、最も上方に配置された磁気センサ31A(以下、検出センサ31Aと称する)が、スライダ10の位置を検出するためのセンサとして利用される。検出センサ31Aが対向するスライダ10の磁気スケール17Aを検出することで、スライダ10の位置を検出するための所定の信号がセンサ基板30から出力されるようになっている。
また本実施形態では、検出センサ31Aは、図6に示すように、センサ基板30の搬送方向両端側にそれぞれ検出部34,35を有している。なお、図6では磁気センサ31B,31Cの図示を省略している。また、各検出部34,35は、搬送方向に沿って並列配置された2つの読取部(第1読取部34の例においては図5に示す34A,34B)により構成される。検出センサ31Aでは、スライダ10の磁気スケール17Aからの磁束を2つの読取部34A,34Bでそれぞれ読み取ることで、スライダ10の正確な位置を検出する。
また、固定側モジュール20の前方側には、図2及び図3に示すように、立ち上がり部24Bの前面を覆うプレート部材32が配されている。このプレート部材32は、設置部24Aに立設され、当該設置部24A及び立ち上がり部24Bに固定されている。プレート部材32は、上下方向に沿ってセンサ基板30の板面と平行に延びる第1プレート部32Aと、当該第1プレート部32Aの下端から前方にわずかに膨らんで下方に延びる第2プレート部32Bと、から構成される。プレート部材32は、例えば固定側モジュール20にスライダ10を取り付ける際にスライダ10が各センサ基板30と干渉しないように保護するための保護部材として機能する。
センサ基板30の前方側であってプレート部材32の第2プレート部32Bと同じ高さの位置には、電機子コイル25への電力供給用とセンサ基板30用のコネクタ27とが上下方向に並んだ形でそれぞれ設けられている。また、第2プレート部32Bにおいてこれらのコネクタ27と重なる位置は開口しており、前方に露出した状態となっている。これにより、コネクタ27は接続先のコネクタと接続可能となっている。
また、図6及び図7に示すように、フレーム24の前面側上部にはフレーム24に各センサ基板30を取り付ける際に各センサ基板30を位置決めするための位置決め部24Dが設けられている。本実施形態では、位置決め部24Dにピン留め用の貫通孔(不図示)が設けられている。一方、各センサ基板30の板面上における上部二ヶ所には、上記位置決め部24Dと対応する位置に、上記貫通孔を貫通するとともにフレーム24にピン留めされる位置決めピン(被位置決め部の一例)36がそれぞれ配されている。各センサ基板30は、位置決めピン36によってフレーム24にピン留めされることで、フレーム24に対して固定されている。なお、各センサ基板30の下側には上記コネクタ27等が配されているが、図6ではこれらの図示を省略している。
上記貫通孔の内径と位置決めピン36において貫通孔を貫通する部位の外径とはほぼ等しいものとされており、各センサ基板30はフレーム24に対してがたつくこと無く固定されている。従って、各センサ基板30はフレーム24に対して高い位置決め精度で位置決めされ、固定されている。このため、フレーム24と各センサ基板30に設けられた各検出部34,35との間も、高い位置決め精度が確保されている。
なお、固定側モジュール20の製造時には、4枚のセンサ基板30は、フレーム24に対して所定の間隔で位置決めされ、固定される。ここで、仮にセンサ基板30がその板面上の一箇所のみにおいてフレーム24に対して固定されているとすると、センサ基板30をフレーム24に取り付ける際にセンサ基板30が位置決めピン36のピン軸周りに回転し、各センサ基板30の間で取り付け誤差が生じる虞がある。この点、本実施形態では、各センサ基板30がその板面上の上部二ヶ所においてフレーム24に対して固定されるので、各センサ基板30の間で取り付け誤差が生じることを防止ないし抑制することができ、各センサ基板30を高い精度で位置決めしながらフレーム24に対して固定することができる。その結果、1つの固定側モジュール20において、4枚のセンサ基板30の間隔はそれぞれ高い精度で確保される。
次に、ユーザ側で複数の固定側モジュール20を連結する際の連結態様について説明する。ここで本実施形態では、図6及び図7に示すように、固定側モジュール20を構成するレール22とフレーム24との搬送方向における寸法(レール22の延在方向に沿った長さ)が互いに異なるものとされている。具体的には、フレーム24よりもレール22の方が搬送方向における寸法がわずかに長いものとされており、レール22の搬送方向における端部22Bはフレーム24の搬送方向における端部24Eよりも外側にわずかに突き出た状態となっている(図7参照)。なおレール22の端部22Bは当該レール22の延在方向と直交する平坦面とされており、その平坦性の精度は確保されている。
複数の固定側モジュール20を連結する際には、まず、隣り合う固定側モジュール20のレール22の端部22Bを互いに突き当て、その状態で複数の固定側モジュール20を並べる(図8及び図9に示す状態)。上記のようにレール22の端部22Bは平坦性の精度が確保された平坦面とされているので、隣り合うレール22の端部22B同士を隙間無く突き当てることができる。その後、その状態を維持しながら連結部材(不図示)によって隣り合う固定側モジュール20を連結し、固定する。こうすることによって、図10に示すように、隣り合うレール22の端部22B同士が当接するとともに隣り合うフレーム24の間に所定の隙間Cが形成された状態で、隣り合う固定側モジュール20同士が連結される。
上記のように平坦性が確保されたレール22の端部22B同士を互いに突き当て、当該端部22Bを基準として隣り合う固定側モジュール20同士を互いに連結することで、隣り合う固定側モジュール20の間の間隔精度、及び隣り合う固定側モジュール20の間における隣り合うセンサ基板30の間隔精度を確保することができる。このため、ユーザ側で複数の固定側モジュール20についてそれぞれ連結作業を行う度に、隣り合う固定側モジュール20の間において隣り合うセンサ基板30の間隔S1(図10参照)にばらつきが生じることを防止ないし抑制することができる。
また、各固定側モジュール20では、既述したようにフレーム24に対するレール22の位置関係、及びフレーム24に対するセンサ基板30の位置関係がそれぞれ良好な精度で確保されているので、レール22とセンサ基板30に設けられた各検出部34,35との間の位置関係についても良好な精度で確保されている。そして、互いに連結された固定側モジュール20の間では、上記のように隣り合うセンサ基板30の間隔精度が確保されるので、隣り合う各検出部34,35の間隔精度を確保することができる。その結果、ユーザ側で複数の固定側モジュール20の連結作業を行う度に、隣り合う固定側モジュール20の間における各検出部34,35の間隔にばらつきが生じることを防止ないし抑制することができる。
(実施形態1の効果)
以上のように本実施形態のリニアコンベア1では、レール22とフレーム24のうちレール22の方が当該レール22の延在方向(X軸方向)に沿った長さを僅かに長くしてある。そして、当該長い方とされたレール22の端部22Bを互いに突き当てた状態で複数の固定側モジュール20が並べられることで、当該レール22の長さを基準として固定側モジュール20間の間隔が常に定まることとなる。このため、固定側モジュール20がユーザ側で複数台連結されて組み付けられた場合でも、組み付け毎に組み付け誤差が生じ難く、複数台連結された固定側モジュール20間の間隔精度を高めることができる。また、レール22とフレーム24のうち当該レール22の延在方向(X軸方向)に沿った長さが短い方とされたフレーム24に磁気センサ31Aが設けられたセンサ基板30を位置決めするための位置決め部24Dが設けられ、フレーム24は上記基準とされたレール22に対して常に一定の位置関係となるように組み付けられている。従って、複数の固定側モジュール20の各々において上記基準とされたレール22に対して磁気センサ31Aが一定の位置関係で組み付けられることとなるため、隣り合う固定側モジュール20間における磁気センサ31Aの検出部34,35の間隔精度を高めることができる。このように、隣り合う固定側モジュール20間における磁気センサ31Aの検出部34,35の間隔精度が高まることで、複数台並べられて連結された固定側モジュール20を移動するスライダ10の位置検出精度が高められ、スライダ10毎の位置検出誤差を低減することができる。
また本実施形態のリニアコンベア1は、磁気センサ31Aが予め決められた所定の位置に実装されるとともに固定側モジュール20に取り付けられる4枚のセンサ基板30を備えている。そして、各センサ基板30には、位置決め部に対応する被位置決め部が設けられている。このため、固定側モジュール20間の間隔が常に定まることで、固定側モジュール20間において隣り合うセンサ基板30の間隔精度が高められ、それに伴って固定側モジュール20間において隣り合うセンサ基板30の間隔精度も高まるため、スライダ10毎の位置検出誤差を低減することができる。
また本実施形態のリニアコンベア1では、上記被位置決め部24Dがセンサ基板30上に設けられた貫通孔とされ、上記被位置決め部がこの貫通孔を貫通するとともにフレーム24にピン留めされる位置決めピン36とされている。このため、位置決めピン36が貫通孔にほとんど隙間無く貫通されるように貫通孔の内径及び位置決めピン36の外径が調整されることで、位置決めピン36と貫通孔とを一定の位置関係で組み付けることができ、フレーム24に対して各センサ基板30を一定の位置関係で組み付けることができる。
<実施形態2>
図面を参照して実施形態2を説明する。実施形態2は、フレーム124に対するレール122の配置及びセンサ基板130の位置決め態様が実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1のものと同様であるため、構造、作用、効果の説明は省略する。なお、図11、図12、図13において、図5、図6、図7の参照符号にそれぞれ数字100を加えた部位は、以下に説明する部位を除き実施形態1で説明した部位と同一である。
実施形態2に係る固定側モジュール120では、図11に示すように、レール固定部124C上においてレール122が前側端部寄りの位置に配されている。また本実施形態では、図12及び図13に示すように、フレーム124ではなくレール122の前面であって窪み部122Aの下方に各センサ基板130を位置決めするための位置決め部124Dが設けられている。即ち本実施形態では、固定側モジュール120を複数台連結する際に基準とされるレール122に直接位置決め部124Dが設けられている。具体的には、位置決め部124Dは、各センサ基板130の上端部における左右方向両側と対応する位置にそれぞれ設けられている。即ち各センサ基板130は、それぞれ2つの位置決め部124Dによって位置決めされている。
レール122における位置決め部124Dには、図13に示すように、下方に開口するとともに凹状に切り欠かれた当接部122Cが設けられている。一方、各センサ基板130には、レール122に設けられた位置決め部124Dと対応する部位に、当該センサ基板130の板面の外端から上方に張り出す張出部(被位置決め部の一例)130Aがそれぞれ設けられている。これらの張出部130Aは、図13に示す正面視において略矩形状をなしており、搬送方向、即ちレール122の延在方向において当接部122Cと当接可能とされている。
各センサ基板130は、2つの張出部130Aのうちいずれか一方がレール122に設けられた当接部122Cと当接することで位置決めされている。図13に示す例では、センサ基板130の外端から張り出す2つの張出部130Aのうち、左側の張出部130Aが当接部122Cと左右方向において当接している。これにより、センサ基板130は左右方向においてがたつくこと無く高い位置決め精度で位置決めされ、固定されている。
以上のように本実施形態のリニアコンベアでは、レールとフレームのうち、固定側モジュール120を複数台連結する際に基準とされるレール122に対し、直接位置決め部124Dが設けられた構成とされている。そして位置決め部124Dでは、各センサ基板130に設けられた2つの張出部130Aがレール122に設けられた当接部122Cと当接することで、当該当接部122Cに対して張出部130Aが隙間無く位置決めされる。これにより、各センサ基板130を当接部122、即ちレール122の一部に対して一定の位置関係で精度良く組み付けることができる。その結果、固定側モジュール120間において隣り合う磁気センサの検出部134,135の間隔精度を高めることができ、スライダ110毎の位置検出誤差を低減することができる。
(他の実施形態)
本発明は上記既述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記の各実施形態では、レールとフレームのうちレールの延在方向に沿った長さがレールの方が長いものとされた構成を例示したが、フレームの方を僅かに長くした構成であってもよい。この場合、フレームの端部を互いに突き当て、その状態で複数の固定側モジュールが並べられることで、当該フレームを基準として複数の固定側モジュールの間隔精度を確保することができる。
(2)上記の各実施形態では、センサの一例として磁気センサを、スケールの一例として磁気スケールをそれぞれ示したが、リニアスケールを構成するセンサ及びスケールの構成については限定されない。例えば、センサとして光学センサを、スケールとして光学スケールをそれぞれ備える構成であってもよい。
(3)上記の各実施形態では、基板上に磁気センサが設けられた構成を例示したが、磁気センサが直接固定側モジュールに設けられた構成であってもよい。この場合であっても、隣り合う固定側モジュールの間の間隔精度を高めることで、固定側モジュール間において隣り合う磁気センサの間隔精度を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
1…リニアコンベア
2…基台
4A,4B…直線搬送部
6A,6B…スライダ昇降装置
10…スライダ
11…上板部
11A…取付孔
11B…屈曲部
12…側板部
13…レールガイド
13A…ガイド溝
14…可動子カバー
16、116…可動子
17A,17B,17C…磁気スケール
20,120…固定側モジュール
22,122…レール
22A,122A…窪み部
22B,122B…(レールの)端部
24,124…フレーム
26…固定子
24D,124D…位置決め部
30,130…センサ基板
32…プレート部材
34,35,134,135…検出部
36…位置決めピン
122C…当接部
130A…張出部

Claims (6)

  1. 直線状に延在するフレームに、複数の電機子コイルを備える固定子とレールとを固定してなる固定側モジュールを複数台連結してなり、複数の磁極を有する可動子と前記レールに嵌合するレールガイドとを備えてリニアモータ駆動によって前記レールに沿って前記複数の固定側モジュール間にわたって移動可能に配されるスライダとを備え、前記固定側モジュールに前記スライダの位置を検出するセンサが設けられたリニアコンベアであって、
    前記レールと前記フレームとは前記レールの延在方向に沿った長さが互いに異なっており、
    前記レールと前記フレームとのうち前記長さが長い方がそれらの端部を互いに突き当てた状態で複数の前記固定側モジュールが並べられるとともに、前記長い方に、該長い方に対して前記センサを位置決めする位置決め部が設けられている、リニアコンベア。
  2. 直線状に延在するフレームに、複数の電機子コイルを備える固定子とレールとを固定してなる固定側モジュールを複数台連結してなり、複数の磁極を有する可動子と前記レールに嵌合するレールガイドとを備えてリニアモータ駆動によって前記レールに沿って前記複数の固定側モジュール間にわたって移動可能に配されるスライダとを備え、前記固定側モジュールには前記スライダの位置を検出するセンサが設けられたリニアコンベアであって、
    前記レールと前記フレームとは前記レールの延在方向に沿った長さが互いに異なっており、
    前記レールと前記フレームとのうち前記長さが長い方がそれらの端部を互いに突き当てた状態で複数の前記固定側モジュールが並べられるとともに、前記長さが短い方が前記長い方に対して常に一定の位置関係となるように組み付けられ、前記短い方に、該短い方に対して前記センサを位置決めする位置決め部が設けられている、リニアコンベア。
  3. 請求項1または請求項2に記載のリニアコンベアであって、
    前記センサが予め決められた所定の位置に実装されるとともに前記固定側モジュールに取り付けられる少なくとも一枚の基板を備え、該基板に前記位置決め部に対応する被位置決め部が設けられている、リニアコンベア。
  4. 請求項3に記載のリニアコンベアであって、
    前記被位置決め部は、前記基板上に設けられた貫通孔であり、前記位置決め部は、該貫通孔を貫通するとともに前記レールと前記フレームとのいずれかにピン留めされる位置決めピンである、リニアコンベア。
  5. 請求項4に記載のリニアコンベアであって、
    前記貫通孔は、前記延在方向に沿って前記基板上の少なくとも2箇所に設けられている、リニアコンベア。
  6. 請求項3に記載のリニアコンベアであって、
    前記位置決め部に当接部が設けられ、
    前記基板に、該基板の外端から張り出すとともに、前記当接部と前記延在方向において当接可能な張出部が設けられ、
    前記被位置決め部は前記張出部であり、
    前記基板は、前記張出部が前記当接部と当接することで前記位置決め部に対して位置決めされる、リニアコンベア。
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