JP6116840B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、温調された空気を室内に吹出す吹出口に、該吹出口を開閉するためのシャッター機構が設けられている空気調和機に関するものである。
床置き型の空気調和機は、通常、ユニット本体の前面パネルの上部前面に設けられた吹出口から、ユニット本体内で熱交換器を流通することにより温度調整された空気を室内に吹出す構成とされている。このような床置き型空気調和機において、空気調和機の運転時に吹出口を開口し、運転停止時に吹出口を閉鎖するシャッター機構を設けたものが実用化されている。このシャッター機構は、吹出口の両側に上下方向に設けられた一対のガイドレールに沿って昇降自在とされ、吹出口を開閉する板状のシャッターと、その板状シャッターを昇降する昇降機構とを備えた構成とされている。
昇降機構は、例えば、特許文献1に示されるように、ユニット本体のベース側に設けられている左右一対のガイドレールに沿って上下方向に昇降するラックを備え、このラックに上下方向に設けられているラックギアを、ベース側に設置されている駆動モータの出力軸に固定されているギアに噛み合わせた構成となし、駆動モータの正逆回転によりラックをガイドレールに沿って昇降させ、その上端に連結されているシャッターを昇降することによって、吹出口を開閉する構成とされている。
特許第4328353号公報
しかしながら、上記昇降機構を組み立てる際、ベースに駆動モータを固定設置し、その前面側から左右一対のガイドレールのレール部にガイドピンを挿入しながらラックを組み込もうとすると、駆動モータから突出している出力軸と干渉し、出力軸がラックの組み込み時の邪魔となる。このため、特許文献1に示すように、ラックを駆動モータおよび出力軸を跨ぐように、コの字断面形状の構成として厚さ方向寸法を大きくし、駆動モータの出力軸と干渉しないようにするか、もしくはラックを組み付け後に駆動モータを組み立てる必要があった。
しかるに、前者の構成とした場合、シャッター機構を組み込むためのスペース、すなわち厚さ方向寸法の大きいラックを組み込むためのスペースを確保しなければならず、ユニットの厚さ寸法が大きくなる等の問題があり、好ましくなかった。
また、後者のように、駆動モータを後付けしようとすると、昇降機構全体を何度もひっくり返しながら組み立てる必要があり、組み立て性が著しく低下するとともに、メンテナンス時に分解組み立てする場合の作業性も大幅に悪化する等の課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、吹出口を開閉するシャッター機構のシャッターを昇降する昇降機構を薄型化し、ユニットの厚さ寸法が大きくならないようにするとともに、組み立て性、サービス性を向上することができる空気調和機を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の空気調和機は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる空気調和機は、温調された空気を室内に吹出す吹出口に、該吹出口を開閉するシャッター機構が設けられている空気調和機において、前記シャッター機構は、前記吹出口に沿って上下方向に昇降し、該吹出口を開閉するシャッターと、該シャッターを昇降する昇降機構とから構成され、前記昇降機構は、ユニット本体側のベースに設置され、出力軸が前面側に突出されている駆動モータと、前記出力軸に固定されたギアと、該ギアと噛み合うラックギアが上下方向に設けられているとともに、左右両側の上下にガイドピンが設けられているギアホルダガイドと、該ギアホルダガイドをそのガイドピンを介して上下方向に昇降自在にガイドする左右一対のガイドレールとを備え、前記ガイドレールは、長手方向に沿う位置に前記ギアホルダガイドの前記ガイドピンをレール部に挿入可能な切欠き部を有し、該切欠き部はレールカバーにより復元可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、吹出口を開閉するシャッターと、該シャッターを昇降する昇降機構とから構成されるシャッター機構が設けられている空気調和機にあって、昇降機構は、本体側のベースに設置され、出力軸が前面側に突出されている駆動モータと、その出力軸に固定されたギアと、該ギアと噛み合うラックギアが上下方向に設けられているとともに、左右両側の上下にガイドピンが設けられているギアホルダガイドと、該ギアホルダガイドをそのガイドピンを介して上下方向に昇降自在にガイドする左右一対のガイドレールとを備えており、このガイドレールは、長手方向に沿う位置にギアホルダガイドのガイドピンをレール部に挿入可能な切欠き部を有し、該切欠き部はレールカバーにより復元可能とされているため、本体側のベースに出力軸が前面側に突出されている駆動モータを固定設置後であっても、左右一対のガイドレールに対してその切欠き部からガイドピンを挿入することによって、前面側に突出している駆動モータの出力軸に邪魔されることなく、ギアホルダガイドをガイドレールに対しガイドピンを介して上下方向に昇降自在に組み付けることができる。そして、ギアホルダガイドを組み付け後、切欠き部にレールカバーを取り付けることにより、ガイドレールのレール機能を復元することができる。従って、駆動モータを組み立て後に、ギアホルダガイドをガイドレールに挿入して組み付けすることが可能となり、昇降機構の組み立て時およびサービスメンテナンス時の作業を簡素化し、組み立て性およびサービス性を向上することができるとともに、ギアホルダガイド、ひいては昇降機構を薄型化し、ユニットの厚さ寸法が大きくならないようにすることができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上記の空気調和機において、前記切欠き部は、前記ガイドレールの長手方向に沿う位置であって、前記駆動モータの前記出力軸が突出する位置よりも上方部位に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、切欠き部が、ガイドレールの長手方向に沿う位置であって、駆動モータの出力軸が突出する位置よりも上方部位に設けられているため、駆動モータの出力軸が突出する位置よりも上方位置で切欠き部に対して、ギアホルダガイドの左右両側の上下に設けられているガイドピンの中の上部ガイドピンを挿入し、ギアホルダガイドを組み込むことにより、ギアホルダガイドに設けられているラックギアに沿う上下方向の空間に駆動モータの出力軸を突出させた状態で、ギアホルダガイドを一対のガイドレール間に組み込むことができる。従って、ギアホルダガイドをベース上の左右一対のガイドレール間に組み付け後、駆動モータをその背面側に設置する場合に比べ、組み立て作業を単純化、簡素化し、その工数を大幅に削減することができる。なお、ギアホルダガイドの下部ガイドピンは、ガイドレールの下端部からレール部に挿入すればよい。
さらに、本発明の空気調和機は、上述のいずれかの空気調和機において、前記レールカバーは、着脱自在であって前記切欠き部に設置されることにより前記ガイドレールのレール機能を復元可能な構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、レールカバーは、着脱自在であって切欠き部に設置されることによりガイドレールのレール機能を復元可能な構成とされているため、レールカバーを取り外した状態で切欠き部を開放し、ギアホルダガイド側の上部ガイドピンを左右一対のガイドレールのレール部に挿入することにより、前面側に突出する駆動モータの出力軸に邪魔されることなく、ギアホルダガイドをガイドレールに組み込むことができる一方、ギアホルダガイドを組み付け後、レールカバーを取り付け設置することにより、ガイドレールのレール機能を元通り復元し、ギアホルダガイドをガイドレールに沿って円滑に摺動ガイドすることができる。従って、レールカバーの着脱によって駆動モータ、ガイドレール、ギアホルダガイドを順次組み立てることができ、メンテナンス時の際においても、簡便に昇降機構を分解、組み立てすることができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上述のいずれかの空気調和機において、前記ギアホルダガイドは、縦長長方形状の枠体とされ、その枠体内の略中央部位に前記ラックギアが長さ方向に沿って一体に設けられたことを構成とされている特徴とする。
本発明によれば、ギアホルダガイドが、縦長長方形状の枠体とされ、その枠体内の略中央部位にラックギアが長さ方向に沿って一体に設けられた構成とされているため、ラックギアを保持するギアホルダガイドを枠体構造とし、構成材料の使用量を削減することによって、ギアホルダガイド自体を軽量化することができる。従って、材料費を低減しコストダウンすることができるとともに、軽量化によってギアホルダガイドを昇降する駆動モータを小型化し、その消費動力を節減することができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上記の空気調和機において、前記ギアホルダガイドには、一方の縦枠と前記ラックギアとの間に複数本の横格子が一体に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、ギアホルダガイドの一方の縦枠とラックギアとの間に複数本の横格子が一体に設けられているため、ギアホルダガイドを枠体構造としても、上下方向に長いラックギアを複数本の横格子で補強することにより、その撓み強度を十分確保することができる。従って、ラックギアとギアとの噛み合いを正常に維持し、ギアホルダガイドを駆動モータの回転によりガイドレールに沿って上下方向に滑らかに昇降させることができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上述のいずれかの空気調和機において、前記シャッターと前記昇降機構とは、該シャッターの下端部および前記昇降機構の前記ギアホルダガイドの上端部がそれぞれ軸で回動自在に結合されたコネクタを介して連結されていることを特徴とする。
本発明によれば、シャッターと昇降機構とが、該シャッターの下端部および昇降機構のギアホルダガイドの上端部がそれぞれ軸で回動自在に結合されたコネクタを介して連結されているため、昇降機構のギアホルダガイドを上下方向に昇降することにより、その上端部にコネクタを介して連結されているシャッターを、その動きに自由度を持たせ、吹出口に沿って上下方向に昇降させながら前面側に前進移動させることができる。従って、吹出口を開閉するシャッターを、吹出口を閉鎖する時の位置と、吹出口を開口する時の収容位置とに容易に移動させることが可能となる。
本発明によると、本体側のベースに出力軸が前面側に突出されている駆動モータを固定設置後であっても、左右一対のガイドレールに対してその切欠き部からガイドピンを挿入することによって、前面側に突出している駆動モータの出力軸に邪魔されることなく、ギアホルダガイドをガイドレールに対しガイドピンを介して上下方向に昇降自在に組み付けることができる。そして、ギアホルダガイドを組み付け後、切欠き部にレールカバーを取り付けることにより、ガイドレールのレール機能を復元することができるため、駆動モータを組み立て後に、ギアホルダガイドをガイドレールに挿入して組み付けすることが可能となり、昇降機構の組み立て時およびサービスメンテナンス時の作業を簡素化し、組み立て性およびサービス性を向上することができるとともに、ギアホルダガイド、ひいては昇降機構を薄型化し、ユニットの厚さ寸法が大きくならないようにすることができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の外観斜視図である。 図1に示す空気調和機の上部前面パネルを取外した状態の斜視図である。 図1に示す空気調和機の下部前面パネルを取外し、吹出口を開閉するシャッターを上部前面パネルの背面側に下降収容した状態の縦断面図である。 図3に示すシャッターを吹出口の上方端付近まで上昇させた状態の縦断面図である。 図4に示すシャッターを更に上昇させ、前面側へ押出した状態の縦断面図である。 上記シャッターを正面側から見た状態の斜視図である。 上記シャッターの両端面の上部に設けられている上部ガイドピンの設置状態を示す斜視図である。 上記シャッターの両端面の下部に設けられている下部ガイドピンの設置状態を示す斜視図である。 上記シャッターの昇降をガイドするガイドレールの側面図である。 図9中におけるa−a断面相当図である。 図9中におけるb−b断面相当図である。 上記シャッターを昇降する昇降機構の組み付け状態の斜視図である。 上記シャッターの昇降機構におけるラックホルダガイドの下部側をガイドレールに組み付ける際の状態の斜視図である。 図13に示すラックホルダガイドの下部側をガイドレールに組み付けた後の状態の斜視図である。 上記シャッターと昇降機構とをコネクタにより結合したシャッター機構の図3の状態での側面図である。 図15に示すシャッター機構の図4の状態での側面図である。 図15に示すシャッター機構の図5の状態での側面図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図1ないし図17を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る床置き型の空気調和機の外観斜視図が示され、図2には、その上部前面パネルを取外した状態の斜視図、図3には、その下部前面パネルを取外し、吹出口を開閉するシャッターを上部前面パネルの背面側に下降収容した状態の縦断面図が示されている。
床置き型の空気調和機1は、ベース板3上に設置される背面パネル4、左・右側面パネル5、前面パネル6および天井パネル7等から組み立てられる縦長直方体形状のユニット本体2を備えている。
前面パネル6は、両サイドに後方への延長部を備えたU字断面形状のパネルで、上下に2分割されており、下部前面パネル6Aの両側部には、室内空気を吸込むための吸込グリル8が設けられ、上部前面パネル6Bの上方部前面には、温度調整された空気を室内に吹出す吹出口9が設けられている。吹出口9には、該吹出口9を開閉するシャッター機構10が設けられている。このシャッター機構10は、後述の如く構成され、空気調和機1の運転停止時、吹出口9を閉鎖し、空気調和機1の運転時、吹出口9を開口状態とするものである。
下部前面パネル6Aの背面側、すなわちユニット本体2の内部には、図6に示されるように、吸込グリル8からエアフィルタを介して吸込んだ室内空気をユニット本体2の上方部に向けて圧送するシロッコファン等の送風機11が組み込まれている。この送風機11の吹出口12は、ユニット本体2内に鉛直方向に形成されている風路13に対して接続されている。風路13中には、縦方向に長い長方形状のプレートフィンチューブ型の熱交換器14が、下端部を前方側に、上端部を後方側に位置させて斜めに傾斜配置されている。
熱交換器14は、送風機11により鉛直方向の風路13を下方から上方に向って圧送される空気を流通し、その間に冷媒と熱交換させて冷却または加熱することにより、設定温度の空調風として吹出口9から室内へと吹出すためのものである。熱交換器14は、冷媒ガス管および冷媒液管からなる冷媒配管を介して室外ユニット側に接続され、公知の冷凍サイクルを構成している。また、熱交換器14の下端部の下方位置には、ドレンパン15が配置されており、熱交換器14の表面で凝縮し流下するドレン水を集め、ドレン配管を介して室外に排出する構成とされている。
熱交換器14で温調された空調風は、上部前面パネル6Bの上方部前面に設けられている吹出口9から直角方向に流れが変換されて室内へと吹出されるが、その吹出風の風向を調整するため、吹出口9には、鉛直方向に複数枚の縦ルーバ16、水平方向に複数枚の水平ルーバ17が各々回動可能に配設されている。また、熱交換器14の上方部には、空調風を吹出口9の下部コーナー部分で直角方向に変更する際、剥離を抑制して風量の低下や騒音の発生を防止し、滑らかに吹出口9へと導くためのガイドベーン18がブラケット部19を介して熱交換器14の側板に固定設置されている。
吹出口9を開閉するシャッター機構10は、吹出口9に上下方向に沿ってガイドを介して昇降自在に設置されるシャッター20と、このシャッター20を昇降する昇降機構21とから構成されている。シャッター20は、図6に示されるように、吹出口9と略同等の大きさを有する横長長方形状の樹脂製の板材であり、両端面の上下位置に樹脂製の上部ガイドピン22および下部ガイドピン23が設けられている。この上部ガイドピン22および下部ガイドピン23は、後述するガイドレール27のガイド溝28内を摺動するものであり、両端面からの突出長さが異なる構成とされている。
上部ガイドピン22および下部ガイドピン23は、図7、図8に示されるように、ビス24の貫通穴が設けられている矩形状の取付け部25と、この取付け部25の一辺から鉛直に突出されている所定長さの円筒状ピン26とを有する同一構成のガイドピンとされている。上部ガイドピン22は、図7に示されるように、このガイドピンの円筒状ピン26がシャッター20の端面から目一杯突出される位置に取付け部25が設置されることによって、シャッター20の端面からの突出長さが長くされており、一方、下部ガイドピン23は、図8に示されるように、取付け部25がシャッター20の端面から所定寸法内側に入った位置に設置されることにより、円筒状ピン26のシャッター20の端面からの突出長さが上部ガイドピン22の比べ、所定の寸法だけ短くされている。
シャッター20は、吹出口9の両側の内面に上下方向に設置されている左右一対の樹脂製ガイドレール27に沿って昇降自在とされている。ガイドレール27は、図9ないし図11に示されるように、上方部分が少し幅広とされており、その内表面側には、上部ガイドピン22および下部ガイドピン23が摺動する上下方向に延長された一定深さのガイド溝28が設けられている。このガイド溝28の上方部28Aは、所定の上方位置から前面側に向って斜めに傾斜されており、シャッター20により吹出口9を閉鎖したとき、シャッター20の上方部前面を上部前面パネル6Bの前面と略面一となる位置まで前進させることができる構成とされている。
また、ガイド溝28の上下方向の中央位置、すなわちシャッター20の上昇により上部ガイドピン22がガイド溝28の上端位置に達したとき、下部ガイドピン23が上昇した位置と対応する位置に、シャッター20の下方部を前面側に押出すための押出し溝29がガイド溝28と連係して水平方向に設けられている。この押出し溝29は、図10に示されるように、溝深さがガイド溝28よりも浅くされ、シャッター20の左右両端面からの突出長さが短くされている下部ガイドピン23のみが嵌脱可能な構成とされており、上部ガイドピン22は、押出し溝29内に侵入不可とされている。
押出し溝29の前面側に突出した先端部29Aの位置は、ガイド溝28の前方側に傾斜した上方部28Aの上端の前面側への突出位置と同位置とされており、シャッター20の上部ガイドピン22および下部ガイドピン23がガイド溝28および押出し溝29内を吹出口9を閉鎖する位置へと移動されたとき、その前面と上部前面パネル6Bの前面とが略面一となるように構成されている。また、ガイドレール27の少し幅広とされている上方部分は、図10に示されるように、ガイドレール表面側の面が、前面側に向ってシャッター20の両端面との間の隙間が漸次狭くなる方向の傾斜面30とされている。
このように、シャッター20は、ガイドレール27に沿って昇降され、上部ガイドピン22がガイド溝28内を上端位置まで上昇されるとともに、下部ガイドピン23が押出し溝29の先端部29Aに押出されることによって、吹出口9を閉鎖し、その閉鎖位置においては、シャッター20の前面が上部前面パネル6Bの前面と略面一とされるようになっている。また、ガイド溝28内をその下端位置まで下降されることにより、図3に示されるように、上部前面パネル6Bの背面側と、ユニット本体2内に設置されたベース31との間に形成されている収容空間32内に収容されるようになっている。
一方、上記シャッター20を昇降する昇降機構21は、図2および図12に示されるように、ベース31に対して所定の間隔で上下方向に平行に設置された左右一対のガイドレール40と、このガイドレール40に対してガイドピン42を介して上下方向に摺動自在に組み込まれたギアホルダガイド41と、該ギアホルダガイド41と一体に上下方向に設けられた所定長さのラックギア43と、ベース31に固定設置され、ガイドレール40に沿ってギアホルダガイド41を昇降するための駆動モータ44と、該モータ44の出力軸45に固定され、ラックギア43と噛み合わされたギア46(図2参照)とから構成されている。
ガイドレール40は、長さ方向に沿うレール溝等のレール部(図示省略)が一体に成形された樹脂製のレールであり、ビス等を介してベース31上に固定設置されている。ギアホルダガイド41は、縦長長方形状の枠体であり、その枠体内の略中央部位にラックギア43が長さ方向に沿って複数本の補強用横格子41Aを介して一体に樹脂成形されたものである。また、ガイドピン42A,42Bは、樹脂材による一体成形品であり、ギアホルダガイド41の長手方向の左右両側面の上下位置に合計4個設けられており、ガイドレール40内のレール部内を摺動自在とされている。このガイドピン42A,42Bは、前述した上部および下部ガイドピン22,23と同構成のものでよい。
これによって、昇降機構21は、駆動モータ44が正逆回転されることによりギア46が回転され、このギア46と噛み合っているラックギア43が上下方向に移動されることにより、ラックギア43と一体をなすギアホルダガイド41が上部ガイドピン42Aおよび下部ガイドピン42Bを介してガイドレール40に沿い上下方向に昇降される構成とされている。
駆動モータ44は、ベース31に裏面側からネジ止め固定され、出力軸45が表面側に突出されるように設置されている。昇降機構21は、この駆動モータ44の表面側にガイドレール40を設置し、ギアホルダガイド41を摺動自在に組み込んだ構成とされているため、駆動モータ44を固定設置した後、ギアホルダガイド41をガイドレール40に組み付けようとすると、出力軸45が邪魔になる。しかし、ガイドレール40にガイドレール40を挿入後に駆動モータ44を設置しようとすると、昇降機構21を数回ひっくり返しながら組み立てる必要があり、組み立て性が低下する。
そこで、本実施形態においては、左右一対のガイドレール40の駆動モータ44の出力軸45よりも上方側の位置に、ガイドレール40の一部を切欠いた切欠き部47を設けた構成とし、この切欠き部47からギアホルダガイド41に設けているガイドピン42をガイドレール40のレール部内に挿入とすることにより、駆動モータ44の設置後、出力軸45の突出にも拘らず、ギアホルダガイド41をガイドレール40に対して組み付け可能な構成としている。そして、ギアホルダガイド41を組み付け後、切欠き部47にレール部を復元するレールカバー48をビス等で着脱自在に固定設置することにより、ガイドレール40のレール機能が損なわれない構成としている。
このように、シャッター20を昇降する昇降機構21は、駆動モータ44が正逆回転することにより、ギアホルダガイド41をガイドレール40に沿って上下方向に所定ストローク昇降可能な構成とされている。昇降機構21には、図12および図15に示されるように、ギアホルダガイド41の上端部にコネクタ49の一端が軸50を介して回動自在に結合されており、このコネクタ49の他端が軸51を介してシャッター20の下端部に回動自在に連結されている。このため、昇降機構21の昇降によりコネクタ49を介してシャッター20が昇降される構成とされている。
つまり、シャッター20および昇降機構21は、空気調和機1が運転中、図3に示されるように、上部前面パネル6B背面の収容空間32内に収容されている。図15に、この時のシャッター20および昇降機構21のガイドレール27,40内での姿勢が示されている。空気調和機1の運転が停止され、吹出口9をシャッター20で閉鎖する際、駆動モータ44が回転すると、ギア46と噛み合っているラックギア43が移動され、これと一体のギアホルダガイド41がガイドレール40に沿って上下方向に摺動し、コネクタ49を介してシャッター20がガイドレール27に沿って押し上げられ、上昇される。
シャッター20は、ガイドレール27のガイド溝28に沿って上昇されるため、前面側に傾斜したガイド溝28の上方部28Aに達すると、上部ガイドピン22が上方部28Aにガイドされ、シャッター20の上方部が、図4に示されるように、前面側に徐々に前進される。そして、上部ガイドピン22がガイド溝28の上端部に達すると、シャッター20の上昇がストップされる。図16に、この時のシャッター20および昇降機構21のガイドレール27,40内での姿勢が示されており、シャッター20の上方部が前面側に傾斜された状態とされている。
この状態から更に昇降機構21が上昇されると、シャッター20がガイド溝28の上端位置で停止されているため、コネクタ49が傾動しながらシャッター20の下端部を前方側に押出すように動作する。この動作でシャッター20の下部ガイドピン23がガイド溝28から押出し溝29に入り込み、押出し溝29の先端部29Aまで移動される結果、シャッター20の下端部が前面側に押出される。これによって、図5に示されるように、シャッター20の上端部、下端部が共に上部前面パネル6Bの前面と略面一とされ、吹出口9が閉鎖される。図17に、この時のシャッター20および昇降機構21のガイドレール27,40内での姿勢が示されており、シャッター20とギアホルダガイド41が鉛直方向に平行状態とされるようになっている。
斯くして、本実施形態によると、以下の作用効果を奏する。
空調風を室内に吹出す吹出口9を空気調和機1の運転時に開口し、停止時に閉鎖するシャッター機構10は、吹出口9を開閉可能な板状のシャッター20と、このシャッター20をガイドレール27に沿って昇降する昇降機構21とを備えており、吹出口9の両側に設けられた左右一対のガイドレール27の上下方向に沿うガイド溝28内を摺動する上部および下部ガイドピン22,23を介して板状のシャッター20が上下方向に昇降されることにより、吹出口9が開閉可能とされている。
シャッター20は、空気調和機1の運転時、上部前面パネル6Bの背面側に形成されている収容空間32内に収容されており、運転が終了された時、昇降機構21を介して駆動モータ44の回転によりガイドレール27に沿って上昇され、その上昇端位置において上部ガイドピン22がガイド溝28の前方に傾斜した上方部28Aの上端位置、下部ガイドピン23が押出し溝29の先端部29Aへとそれぞれ移動されることにより、前面側へと押出され、上部前面パネル6Bの前面と略面一とされた状態で吹出口9を閉鎖する。
上記のシャッター20を昇降するための昇降機構21は、本体側のベース31に裏面側から固定設置され、出力軸45が前面側に突出されている駆動モータ44と、その出力軸45に固定されたギア46と、ギア46と噛み合うラックギア43が上下方向に設けられているとともに、左右両側の上下に上部および下部ガイドピン42A,42Bが設けられている縦長長方形状の枠体とされたギアホルダガイド41と、ギアホルダガイド41をそのガイドピン42A,42Bを介して上下方向に昇降自在にガイドする左右一対のガイドレール40とを備えており、このガイドレール40は、長手方向に沿う位置にギアホルダガイド41の上部ガイドピン42Aをレール部に挿入可能な切欠き部47を有し、その切欠き部47をレールカバー48で復元可能な構成とされている。
このため、本体側のベース31に出力軸45が前面側に突出されている駆動モータ44を固定設置後であっても、左右一対のガイドレール40に対してその切欠き部47から上部ガイドピン42Aを挿入することによって、前面側に突出している駆動モータ44の出力軸45に邪魔されることなく、縦長長方形状の枠体とされているギアホルダガイド41をガイドレール40に対しガイドピン42A,42Bを介して上下方向に昇降自在に組み付けることができる。なお、下部ガイドピン42Bは、ガイドレール40の下端部からレール部に挿入すればよい。そして、ギアホルダガイド41を組み付け後、切欠き部47にレールカバー48を取り付けることにより、ガイドレール40のレール機能を復元することができる。
従って、本実施形態によると、駆動モータ44を組み立て後に、ギアホルダガイド41をガイドレール40に挿入して組み付けすることが可能となり、昇降機構21の組み立て時およびサービスメンテナンス時の作業を簡素化し、組み立て性およびサービス性を向上することができるとともに、ギアホルダガイド41、ひいては昇降機構21の厚さ方向寸法を小さくして薄型化し、ユニット本体2の厚さ寸法が大きくならないようにすることができる。
また、上記切欠き部47は、ガイドレール40の長手方向に沿う位置であって、駆動モータ44の出力軸45が突出する位置よりも上方部位に設けられているため、駆動モータ44の出力軸45が突出する位置よりも上方位置で切欠き部47に対して、ギアホルダガイド41の左右両側の上下に設けられているガイドピン42A,42Bの中の上部ガイドピン42Aを挿入し、ギアホルダガイド41を組み込むことにより、ギアホルダガイド41に設けられているラックギア43に沿う上下方向の空間に駆動モータ44の出力軸45突出させた状態で、ギアホルダガイド41を一対のガイドレール40間に組み込むことができる。
これによって、ギアホルダガイド41をベース31上の左右一対のガイドレール40間に組み付け後に、駆動モータ44をその背面側に設置する場合に比べ、組み立て作業を単純化、簡素化し、その工数を大幅に削減することができる。なお、ギアホルダガイド41の下部ガイドピンは、上記の如く、ガイドレール40の下端部からレール部に挿入すればよく、切欠き部47を複数箇所に設ける必要はない。
さらに、レールカバー48は、ビス等により着脱自在であって、切欠き部47に設置されることによりガイドレール40のレール機能を復元可能な構成とされており、レールカバー48を取り外した状態で切欠き部47を開放し、ギアホルダガイド41側の上部ガイドピン42Aを左右一対のガイドレール40のレール部に挿入することにより、前面側に突出する駆動モータ44の出力軸45に邪魔されることなく、ギアホルダガイド41をガイドレール40に組み込むことができる一方、ギアホルダガイド41を組み付け後、レールカバー48を取り付け設置することにより、ガイドレール40のレール機能を元通り復元し、ギアホルダガイド41をガイドレール40に沿って円滑に摺動ガイドすることができる。このため、レールカバー48の着脱によって駆動モータ44、ガイドレール40およびギアホルダガイド41を順次組み立てることができ、メンテナンス時の際においても簡便に昇降機構21を分解、組み立てすることができる。
また、上記ギアホルダガイド41が、縦長長方形状の枠体とされ、その枠体内の略中央部位にラックギア43が長さ方向に沿って一体に設けられた構成とされているため、ラックギア43を保持するギアホルダガイド41を枠体構造とし、構成材料の使用量を削減することによって、ギアホルダガイド41自体を軽量化することができる。従って、材料費を低減しコストダウンすることができるとともに、軽量化によってギアホルダガイド41を昇降する駆動モータ44を小型化し、その消費動力を節減することができる。
また、ギアホルダガイド41は、一方の縦枠とラックギア43との間に複数本の補強用横格子41Aが一体に成形された構成とされている。このため、ギアホルダガイド41を枠体構造としても、上下方向に長いラックギア43を複数本の横格子41Aで補強することにより、その撓み強度を十分確保することができる。従って、ラックギア43とギア46との噛み合いを正常に維持し、ギアホルダガイド41を駆動モータ44の回転によりガイドレール40に沿って上下方向に滑らかに昇降させることができる。
さらに、本実施形態では、シャッター20と昇降機構21とを、該シャッター20の下端部および昇降機構21のギアホルダガイド41の上端部をそれぞれ軸で回動自在に結合したコネクタ49を介して連結した構成としている。このため、昇降機構21のギアホルダガイド41を上下方向に昇降することにより、その上端部にコネクタ49を介して連結されているシャッター20を、その動きに自由度を持たせ、吹出口9に沿って上下方向に昇降させながら前面側に前進移動させることができる。従って、吹出口9を開閉するシャッター20を、吹出口9を閉鎖する時の位置と、吹出口9を開口する時の収容位置とに容易に移動させることができるようになる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、上部ガイドピン22と下部ガイドピン23を同一構成のガイドピンとし、共用化した例について説明したが、ピン長さが異なる別構成のガイドピンを用いた構成としてもよいことはもちろんである。また、この上部ガイドピン22および下部ガイドピン23と、昇降機構21のギアホルダガイド41に設ける上部および下部ガイドピン42A,42Bとを共通化した構成としてもよい。
さらに、上記実施形態では、シャッター20を昇降する昇降機構21において、ギアホルダガイド41とラックギア43とを樹脂による一体成形品としているが、必ずしも一体成形品である必要はなく、別体で成形したものを組み合わせた構成としもよい。また、ギアホルダガイド41は枠体としているが、板材の一部を長方形状に打抜き、その打抜き部の端面にラックギア43を設けたものとしてもよい。
1 空気調和機
2 ユニット本体
9 吹出口
10 シャッター機構
20 シャッター
21 昇降機構
31 ベース
40 ガイドレール
41 ギアホルダガイド
41A 横格子
42A 上部ガイドピン
42B 下部ガイドピン
43 ラックギア
44 駆動モータ
45 出力軸
46 ギア
47 切欠き部
48 レールカバー
49 コネクタ
50,51 軸

Claims (6)

  1. 温調された空気を室内に吹出す吹出口に、該吹出口を開閉するシャッター機構が設けられている空気調和機において、
    前記シャッター機構は、前記吹出口に沿って上下方向に昇降し、該吹出口を開閉するシャッターと、該シャッターを昇降する昇降機構とから構成され、
    前記昇降機構は、ユニット本体側のベースに設置され、出力軸が前面側に突出されている駆動モータと、前記出力軸に固定されたギアと、該ギアと噛み合うラックギアが上下方向に設けられているとともに、左右両側の上下にガイドピンが設けられているギアホルダガイドと、該ギアホルダガイドをそのガイドピンを介して上下方向に昇降自在にガイドする左右一対のガイドレールとを備え、
    前記ガイドレールは、長手方向に沿う位置に前記ギアホルダガイドの前記ガイドピンをレール部に挿入可能な切欠き部を有し、該切欠き部はレールカバーにより復元可能とされていることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記切欠き部は、前記ガイドレールの長手方向に沿う位置であって、前記駆動モータの前記出力軸が突出する位置よりも上方部位に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記レールカバーは、着脱自在であって前記切欠き部に設置されることにより前記ガイドレールのレール機能を復元可能な構成とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記ギアホルダガイドは、縦長長方形状の枠体とされ、その枠体内の略中央部位に前記ラックギアが長さ方向に沿って一体に設けられた構成とされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 前記ギアホルダガイドには、一方の縦枠と前記ラックギアとの間に複数本の横格子が一体に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
  6. 前記シャッターと前記昇降機構とは、該シャッターの下端部および前記昇降機構の前記ギアホルダガイドの上端部がそれぞれ軸で回動自在に結合されたコネクタを介して連結されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の空気調和機。
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