JP6115707B2 - エンジンのオイル循環装置におけるオイル改良剤の収納装置 - Google Patents

エンジンのオイル循環装置におけるオイル改良剤の収納装置 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンのオイル循環装置におけるオイル改良剤の収納装置に関する。
従来、エンジンの潤滑油などのオイルに、例えば劣化を防止する固体・半固体のオイル改良剤を混入したり(特許文献1,2)、オイル処理フィルターに酸化防止剤などのオイル改良剤を組み込む技術(特許文献3)があった。
しかしながら、上記オイル改良剤をオイルに混入する場合には、オイルの排油とともに廃棄されるだけで無く、多量の改良剤を必要とする等の問題点があった。
特開2007−9203号公報 特開2011−80065号公報 特表2005−502803号公報
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、オイル改良剤の収納手段を備えて、該オイル改良剤を効率よく有効に使用できるだけでなく、容易かつ迅速にオイル改良剤を組み込むことができるエンジンのオイル循環装置におけるオイル改良剤の収納装置を提供することにある。
本発明のエンジンのオイル循環装置におけるオイル改良剤の収納装置は、エンジンのクランクケース底部に形成されたオイルパンと、該オイルパン内に貯留されたオイル内に位置するオイルストレーナと、該オイルストレーナを通じて上記オイルパン内のオイルを吸引するオイルポンプと、該オイルポンプから吐出されるオイルを濾過するオイルフィルターと、該オイルフィルターにより濾過されたオイルにより潤滑作用および/または冷却作用を受けるエンジン各部から成るエンジンのオイル循環装置において、上記オイルストレーナのオイル通過部分に改良材を充填した改良材カートリッジを着脱自在に取り付け、或いは、上記オイルフィルターのオイル通過部分に改良材を充填した改良材カートリッジを取り出し自在に挿設したことを特徴とする。
本発明は、以下のような作用効果を奏する。
1)固形のオイル改良剤の収納手段をオイル循環装置に設けたので、収納手段の交換時に容易かつ迅速に出し入れ可能であり、改良剤の消耗状態等を確実かつ容易にコントロールすることができる。
2)固形のオイル改良剤の収納手段をオイル循環装置に設けたので、オイルの流れが激しい箇所にオイル改良剤を位置させて、改良剤をオイルに効果的に溶け込ませることができる。
本発明に係るエンジンのオイル循環装置の系統図である。 図1のオイルストレーナにオイル改良剤の収納した装置の一実施例の半断面図である。 図1のオイルフィルターにオイル改良剤の収納した装置の一実施例の半断面図である。
以下、本発明のエンジンのオイル循環装置におけるオイル改良剤の収納装置の実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1において、1はオイルパン、2はオイルストレーナ、3はオイルポンプ、4はオイルフィルター、5はエンジン各部および6はドレンプラグである。
上記オイルパン1は、エンジンのシリンダーブロック(図示せず)と一体化されたクランクケース(図示せず)の底部に形成されており、一定の深さを有してエンジン内を循環するエンジンオイルを貯留する。
上記オイルストレーナ2は、上記オイルパン1内に位置していて、貯留されているエンジンオイル内に混入している固形物を取り除きながら吸引する機能を有する。
図2は、該オイルストレーナ2の構造を示す半断面図であって、2aは除去シリンダー、2bは底板、2cは開口、2dは筒状の改良材カートリッジ、Rは改良材である。
上記除去シリンダー2aは、オイルが通過する多数の孔を開けた筒状の板材(パンチングメタル)から成り、固形物を取り除くようになっている。上記パンチングメタルに替えて金網(メッシュ)としてもよい。該除去シリンダー2aの内側は空洞となっていて、その底部には、オイルが通過しないように上記底板2bが設けられている。上部は開口2cとなっていて、オイル輸送管2eが接続されている。
オイルが通過する上記除去シリンダー2aの周囲には、改良材収納装置としての上記改良材カートリッジ2dが着脱自在に取り付けられている。該改良材カートリッジ2dの外周面にも、多数の孔(パンチングメタル)が開けられていて、オイルが内部に入るようになっている。上記パンチングメタルに替えて金網(メッシュ)としてもよい。上記改良材カートリッジ2dの内周面(上記除去シリンダー2aの筒状の板材に向い合う又は接する面)にもパンチングメタルまたはメッシュが設けられている。
上記改良剤Rとしては、例えば、燃費向上等に役立つエンジンオイルに混合添加される粒状(例えば2〜8mm径)の天然アパタイト(ハイドロキシアパタイトCa10(PO4)6(OH)2)等のリン酸カルシウムまたは炭酸カルシウムなどの添加剤、燃焼改良剤、分散剤、粘度改良剤、抗乳化剤、泡止め剤など、オイルを改良する物質であればいずれでもよい。
上記オイルポンプ3は、上記オイル輸送管2eを介して上記オイルストレーナ2に接続され、該オイルストレーナ2により固形物を取り除かれたオイルを吸い込むと同時に、オイル輸送管3aを介して接続された上記オイルフィルター4に送り込むようになっている。
図3に示すように、上記オイルフィルター4は、ケーシングカバー4aと流入用筒状空間4bとフィルターエレメント4cと吐出用中央空間4dから構成されている。
上記ケーシングカバー4aは、取り外し自在に取り付けられていて、内部のフィルターエレメント4cを容易に交換できるようになっている。上記流入用筒状空間4bは、下部が開いていて、上記オイル輸送管3aを介して上記オイルポンプ3からオイルが送り込まれるようになっている。上記フィルターエレメント4cは、例えば、長尺帯状の濾材をプリーツ状に折曲して円筒状に形成される。上記濾材は、例えば、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、湿式不織布、ニードルパンチング不織布等の不織布製濾過布や織物製濾過布等が用いられる。円筒状に形成された上記フィルターエレメント4cの中央部には、上記吐出用中央空間4dが形成される。上記フィルターエレメント4cは、上記構造の限定するものではなく、これまで知られているフィルターエレメントの構造であればいずれでもよい。
上記吐出用中央空間4d内には、改良材収納装置としての改良材カートリッジ4eが取り出し自在に挿設されている。該改良材カートリッジ4eはパンチングメタルやメッシュにより円柱状(図3参照)あるいは筒状に形成されている。該改良材カートリッジ4e内には上記改良剤Rが充填されている。
上記オイルフィルター4は、以上のように、構成されているので、上記オイルポンプ3から送り込まれるオイルは、矢印で示すように上記流入用筒状空間4bから上記フィルターエレメント4cに入り、ここで濾過作用を受けながら上記吐出用中央空間4dに吐出する。本実施例では、該吐出用中央空間4d内に改良材Rを充填した改良材カートリッジ4eが挿設されているので、上記フィルターエレメント4cから吐出したオイルは、上記改良材カートリッジ4eを通って、エンジン各部5に送られて行く。
上記エンジン各部5は、クランク部、ピストン部、シリンダ部など、潤滑および冷却を必要とするエンジンの部分である。また、上記ドレンプラグ6は、上記オイルパン1の底部に設けられていて、オイルを排出するためのものである。
図2の実施例において、上記改良材カートリッジ2dを除去シリンダー2aの空洞内(オイルが通過する部分)に着脱自在に設けてもよい。この場合、上記改良材カートリッジ2dは、筒状とするか円柱状に形成することができる。いずれの場合でも、上記改良材カートリッジ2dの外周面を上記除去シリンダー2aの筒状の板材に接するように取り付けることが好ましい。
1 オイルパン
2 オイルストレーナ
2a 除去シリンダー
2b 底板
2c 開口
2d 改良材カートリッジ
2e オイル輸送管
3 オイルポンプ
4 オイルフィルター
4a ケーシングカバー
4b 流入用筒状空間
4c フィルターエレメント
4d 吐出用中央空間
4e 改良材カートリッジ
5 エンジン各部
6 ドレンプラグ
R 改良剤

Claims (3)

  1. エンジンのクランクケース底部に形成されたオイルパンと、該オイルパン内に貯留されたオイル内に位置するオイルストレーナと、該オイルストレーナを通じて上記オイルパン内のオイルを吸引するオイルポンプと、該オイルポンプから吐出されるオイルを濾過するオイルフィルターと、該オイルフィルターにより濾過されたオイルにより潤滑作用および/または冷却作用を受けるエンジン各部から成るエンジンのオイル循環装置において、上記オイルストレーナのオイル通過部分に改良材を充填した改良材カートリッジを着脱自在に取り付けたことを特徴とするエンジンのオイル循環装置におけるオイル改良剤の収納装置。
  2. 上記オイルストレーナが、円筒状の除去シリンダー、底板、および開口から構成され、上記除去シリンダーの外側あるいは内側に上記改良材カートリッジを取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンのオイル循環装置におけるオイル改良剤の収納装置。
  3. 上記オイルフィルターが、ケーシングカバー、流入用筒状空間、フィルターエレメント、および吐出用中央空間から構成され、上記吐出用中央空間内に上記改良材カートリッジを挿設したことを特徴とする請求項1に記載のエンジンのオイル循環装置におけるオイル改良剤の収納装置。
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