JP6113584B2 - 太陽エネルギー利用装置の架台 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の傾斜屋根などに設置される太陽電池パネルなどの太陽エネルギー利用装置に関するものである。
従来、太陽エネルギー利用装置として太陽電池パネルが屋根上に設置されているが、冬季等の降雪により太陽電池パネルの上に積雪してしまうと、パネル面が雪で覆われて太陽光を受光できなくなってしまい、太陽電池パネルを有効に利用できないという問題が生じる。
このような問題に関し、例えば、特許文献1では、傾斜屋根上に傾斜して設置される太陽電池パネルの設置構造に関し、降雪時において太陽電池パネル上の雪が滑り落ちやすくするための構造が提案されている。具体的には、太陽電池パネルの水下側の縁部分でシーリング材を用いる構成において、雪を滑り落ちやすくするための構造を提案している。
特開2007−120054号公報
他方、太陽電池パネルの水下側の縁部分を保持する構成において、例えば、図5に示される構成が考えられる。この構成では、係止部22Bにてパネル材31の縁部に設けられたパネルフレーム32を上から押える構成としている。
しかしながら、係止部22Bが、パネルフレーム32の上辺部35の先端に至るまで覆い被さってしまう構成であると、係止部22Bと上辺部35によってパネル表面31aと略垂直な一連の縦壁面36が構成されてしまい、パネル表面31aに対し上下方向において高さH4の段差を構成してしまうことになる。
そして、この縦壁面36を雪60が乗り越えることができず、縦壁面36において雪60がせき止められて停滞し、滑り落ちることができず、パネル表面31aに雪が残ったままとなってしまう。
このように縦壁面36で雪60が停滞してしまうと、その水下側から雪60の部分に辿り着いた雪がさらに堆積し、加えて、時間が経過して凍結することで、縦壁面36の部位にて雪の塊が長時間堆積する現象が生じることも懸念される。
そして、ひとたび雪の塊が形成されてしまうと、水上側から滑り落ちる雪が堆積し、雪の塊が次第に増大して大きなせき止めを形成してしまうことになり、雪がますます滑り落ち難い情況が形成されてしまうことになる。
そこで、本発明は以上の問題に鑑み、建物の屋根に設置される太陽電池パネルなどの太陽エネルギー利用装置について、パネルの水下側における縁部分での雪の滑り落ちが良好な新規な構造について提案するものである。
なお、太陽電池パネルを製造するパネルメーカにおいては、パネルの形状そのものを設計することができるため、上記のような課題についても、パネルの形状(パネルフレームの形状)を設計変更することなどによる対応が可能となるが、汎用のパネルモジュールを使う架台メーカにおいては、汎用のパネルモジュールの設計変更が自由にできないため、架台の構成について独自の設計をする必要があり、本発明は、このような架台メーカにとって特に解決が必要となる問題である。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、
傾斜配置されるパネル材の水下側端部に取り付けられるパネルフレームを横桟部材にて保持するための太陽エネルギー利用装置の架台であって、前記パネルフレームを係止する係止部が、前記パネルフレームの水上側端部から水下側に向かう傾斜面よりも水下側にずれた位置において、前記パネルフレームを上から押さえる構成とする、太陽エネルギー利用装置の架台とする。
また前記係止部の最高位置となる第二高さは、前記パネルフレームの最高位置となる第一高さと略同一、或いは、第一高さよりも低くなるように構成される
また前記係止部の水上側の端部の端面は、前記パネルフレームと前記係止部にて形成される第二段差側から水下側に向かう傾斜面にて構成される
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明においては、
パネルフレームと係止部にて形成される第二段差を、パネルフレームとパネル表面にて形成される第一段差よりも水下側にずらして配置することができ、第一段差と第二段差が傾斜方向において同一位置に配置されることで雪がせき止められ易い構成と比較して、雪が滑り落ち易い構成を実現できる。
またひとたび第一高さまで至った雪は、その高さと同一、或いは、それよりも低い位置へと滑り落ち易いものとなることから、雪をせき止めにくい構成が実現される。
また勾配が付けられない垂直面で構成する場合と比較すると、雪が第二段差を乗り越え易い構成となる。
本発明の一実施形態の全体概要を示す図。 設置後における支持部材と、縦桟部材と、横桟部材の設置状態について示す図。 係止部の部位などについて詳細に示す図。 (a)は実施例1の構成について示す図である。(b)は実施例2の構成について示す図である。 比較例について示す図。
図1は、本発明の一実施形態の全体概要を示すものである。
図1に示すごとく、本発明は、屋根1の上に太陽エネルギー利用装置2が設置されるものなどについて適用されるものであり、実施形態として、複数の太陽電池パネル3が配置されるものとしている。
また、屋根1に向かって傾斜方向Dを長手方向として配置される縦桟部材10や、屋根1に向かって横幅方向Wを長手方向として配置される横桟部材20などから架台4が構成され、この架台4に対し太陽電池パネル3が載置固定されるものとしている。
なお、屋根の上に設置される太陽エネルギー利用装置としては、太陽電池パネルのほかにも、太陽光、太陽熱を利用する各種装置(例えば太陽熱温水器など)が想定される。
また、図1に示すごとく、縦桟部材10は互いに横幅方向Wに間隔を開けて複数本が配置され、また、横桟部材20も互いに傾斜方向Dに間隔を開けて複数本が配置される。そして、各縦桟部材10と横桟部材20は、互いに直交するように配置され、井桁状の架台4が構成される。また、屋根1の屋根材の複数箇所には支持部材30が設置され、この支持部材30に対して縦桟部材10が固定され、この縦桟部材10の上に横桟部材20が固定される。
縦桟部材10は、傾斜角αの屋根1の傾斜に沿って配設され、これにより、太陽電池パネル3が屋根1と同様に傾斜角αをなすように配置される。この傾斜角αによって、太陽電池パネル3に降った雪は、太陽電池パネル3の表面を滑り落ちることになる。なお、この傾斜角αにおいて低い位置の側を水下側、高い位置の側を水上側とする。
また、図2は、設置後における支持部材30と、縦桟部材10と、横桟部材20の部位の拡大図である。なお、軒先側に配される軒先側横桟部材20A(図1)について、太陽電池パネル3の水下側端部を保持する構成や係止部22(図2)の構成は、横桟部材20と同様のものとする。
屋根材1Aの上には、ボルトなど締結部材により支持部材30が固定される。また、支持部材30には、ボルトなどの締結部材により、縦桟部材10が固定される。また、縦桟部材10の上面には、横桟部材20が載置されるとともに、横桟部材20が固定用部材71・72により縦桟部材10に固定される。
また、横桟部材20には、太陽電池パネル3の端部下側が載置される。また、横桟部材20の上部には、キャップ材21が取付けられ、水下側の太陽電池パネル3の水上側端部は、キャップ材21によって上から押さえ込まれる。
また、水上側の太陽電池パネル3の水下側端部は、横桟部材20に設けた係止部22によって押さえ込まれる。
図2の例では、係止部22は、横桟部材20と一体的に設けられ、横桟部材20と同一の長さを有する連続片(押さえ片部)をなす構成としている。このほか、横桟部材20の長手方向の数箇所に間隔を空けて設けられる構成としてもよい。また、横桟部材20はアルミ押出成形されるものであり、係止部22は、横桟部材20の成形時に一体的に形成されることとするほか、キャップ材21側に一体的に設けられることとしてもよい。また、長尺のキャップ材21の代わりに長さ寸法の短いピース形状のキャップ材21を使用するとともに、このピース形状のキャップ材21に係止部22を設け、キャップ材21及び係止部22を間隔を空けて配置することとしてもよい。
また、図2に示すごとく、横桟部材20には、太陽電池パネル3の端部が差し込まれ得る溝部25であって、側方が開放される略コ字状の溝部25が形成されるようになっている。これにより、太陽電池パネル3を設置する際には、太陽電池パネル3を傾けた状態で太陽電池パネル3の端部(パネルフレーム32)を溝部25に挿入するとともに、横桟部材20の横面部20eに仮置きしたのち、太陽電池パネル3を倒すことによって太陽電池パネル3を設置することが可能となっている。
なお、図2の実施形態では、太陽電池パネル3を倒すことによって太陽電池パネル3を設置する際には、太陽電池パネル3の水下側の角部(パネルフレーム32の角部)が係止部22に引っ掛けられつつ太陽電池パネル3が傾けられることになり、この傾ける作業の際には、係止部22が位置決めとして機能することになる。
図3は、係止部22の部位などについて詳細に示す図である。太陽電池パネル3は、ガラスなどからなるパネル材31の端部が、パネルフレーム32の上部に形成した略コ字状の挿入部32aに挿入される構成としている。
より詳しくは、パネルフレーム32は、長尺の部材であり、矩形のパネル材31の四辺を囲むように設けられる。パネル材31と、パネルフレーム32で囲まれる空間には、太陽光発電用の半導体デバイスなどが設けられる。
パネルフレーム32の上部には、下辺部33、縦辺部34、上辺部35によって囲まれてなる略コ字状の挿入部32aが形成される。この挿入部32aにパネル材31が挿入され、パネルフレーム32の上辺部35がパネル材31のパネル表面31aを覆うように配置される。
以上のように構成される太陽電池パネル3においては、パネル材31とパネルフレーム32の上辺部35の間に段差が形成される。この段差は第一段差41となり、パネル表面31aに対し上下方向において高さH1(図4(a)参照)の段差を構成する。
また、パネルフレーム32の上辺部35には、横桟部材20の係止部22が上から覆い被さり、上辺部35が係止部22によって押さえられた状態とされる。なお、パネルフレーム32の上辺部35の端部の形状(第一段差41を構成する部位)は、本実施例のR形状のものに限らず、端面がパネルに対して垂直のものや、テーパーが形成されているものであってもよく、特に限定されるものではない。
そして、パネルフレーム32の上辺部35と横桟部材20の係止部22の間には段差が形成される。この段差は第二段差42となり、パネルフレーム32の上辺部35に対し上下方向において高さH2の段差(図4(a)参照)を構成する。
また、係止部22の上面は、第二段差42側から水下側に向かって緩やかに立ち上がる第一傾斜面22aと、第一傾斜面22aよりも水下側であって、第一傾斜面22aとの境界部22cから水下側へ低くなるように傾斜する第二傾斜面22bと、を有して構成される。第一傾斜面22aの傾斜は、係止部22が側面視において鋭角をなす、つまりは、パネル表面31aから立ち上げた垂線32を水下側に倒す方向(矢印R方向)の傾斜である。
また、第二段差42は、第一段差41よりも水下側に配置されるようになっている。図3の例では、屋根の傾斜方向Dにおいて、距離D1だけ低位置側、つまりは、水下側に配置されるようになっている。
また、パネル表面31aとの間で第一段差41を形成するパネルフレーム32の上辺部35の上面高さを第一高さ51とする。
同様に、パネルフレーム32の上辺部35との間で第二段差42を形成する係止部22の上面高さを第二高さ52とする。
そして、第二高さ52は、第一高さ51と略同一、或いは、第一高さ51よりも低く構成される、こととする。
以上の構成に倣う具体的な実施例を図4(a)(b)に示す。
<実施例1>
図4(a)の例では、以下の特徴的な要素を有している。
要素1:第二段差42は、第一段差41よりも、屋根の傾斜方向Dにおいて、距離D1だけ水下側に配置される。
要素2:第二高さ52は、第一高さ51と略同一、或いは、第一高さ51よりも低く構成される。
要素3:係止部22は、第二段差42側から水下側に向かって高くなる第一傾斜面22aを有している。
<実施例2>
図4(b)の例では、以下の特徴的な要素を有している。
要素1:第二段差42は、第一段差41よりも、屋根の傾斜方向Dにおいて、距離D2だけ水下側に配置される。
要素2:第二高さ52は、第一高さ51と略同一、或いは、第一高さ51よりも低く構成される。
要素3:係止部22は、第二段差42側から水下側に向かう第一傾斜面22dを有している。
<比較例>
以上の構成と比較するものとして、図5の構成をあげる。この構成では、係止部22Bが、パネルフレーム32の上辺部35の先端に至るまで覆い被さっており、係止部22Bと上辺部35によってパネル表面31aと略垂直な一連の縦壁面36が構成されている。この縦壁面36は、パネル表面31aに対し上下方向において高さH4の段差を構成する。
そして、この縦壁面36を雪60が乗り越えることができず、縦壁面36において雪60がせき止められて停滞し、滑り落ちることができず、パネル表面31aに雪が残ったままとなってしまう。なお、この縦壁面36は、図4(a)(b)の構成における第一段差41、第二段差42が、傾斜方向において同一位置に配置されるために形成されるものである。
この図5の比較例と比較すると、図4(a)に示す実施例1では、図5に示されるような雪60をせき止める縦壁面36が構成されないため、雪がパネル表面31aの傾斜によって滑り落ち易い構成となる。
即ち、要素1により、第一段差41と比較して第二段差42が水下側にずれた位置に構成され、各段差41,42における段差の高さH1,H2を低くすることができるため、雪をせき止めにくい構成が実現される。また、H1>H2とすると、H1の高さを乗り越えて滑り落ちた雪は、より低いH2を乗り越えることが容易となる。
また、要素2により、第二高さ52は第一高さ51よりも低いため、ひとたび第一高さ51まで至った雪は、その高さと同一、或いは、それよりも低い位置へと滑り落ち易いものとなり、雪をせき止めにくい構成が実現される。
また、要素3により、第一傾斜面22aに勾配が付けられていることから、仮に、勾配が付けられない垂直面(想像線32n)で構成する場合と比較すると、雪が第二段差42を乗り越え易い構成となる。
同様に、図4(b)に示す実施例1においても、要素1〜3によって比較例と比較して雪が滑り落ち易い構成が実現される。
また、以上の要素1〜3のうち、特に効果の高いものが要素1であり、この要素1を単独で実施した場合でも、雪が滑り落ち易い効果が期待できる。また、要素1〜3が実現される構成であれば本発明を実施することができ、本発明は図4(a)(b)の実施例に限定されるものではない。
以上のようにして本発明を実施することができる。
即ち、図3及び図4(a)(b)に示すごとく、傾斜配置されるパネル材31の水下側端部に取り付けられるパネルフレーム32を横桟部材20にて保持するための太陽エネルギー利用装置の架台(設置用架台)であって、パネルフレーム32の水上側端部よりも水下側にずれた位置において、パネルフレーム32を係止部22によって上から押さえる構成とする、太陽エネルギー利用装置の架台とする。
これにより、パネルフレーム32と係止部22にて形成される第二段差42を、パネルフレーム32とパネル表面31aにて形成される第一段差41よりも水下側にずらして配置することができ、第一段差41と第二段差42が傾斜方向において同一位置に配置されることで雪がせき止められ易い構成と比較して、雪が滑り落ち易い構成を実現できる。
また、係止部22の最高位置となる第二高さ52は、パネルフレーム32の最高位置となる第一高さ51と略同一、或いは、第一高さ51よりも低くなるように構成される、こととする。
これにより、ひとたび第一高さ51まで至った雪は、その高さと同一、或いは、それよりも低い位置へと滑り落ち易いものとなることから、雪をせき止めにくい構成が実現される。
また、係止部22の水上側の端部の端面は、パネルフレーム32と係止部22にて形成される第二段差42側から水下側に向かう傾斜面にて構成される、こととする。
これにより、仮に、勾配が付けられない垂直面(想像線32n)で構成する場合と比較すると、雪が第二段差42を乗り越え易い構成となる。
また、係止部22は、横桟部材20と一体的に形成される、又は、横桟部材20に上側から固定されるキャップ材21に設けられる、こととする。
係止部22を横桟部材20と一体的に構成する場合には、部品点数を削減することができる。係止部22をキャップ材21に設ける場合には、横桟部材20の構造とは独立して、係止部22の形状等を設計することができる。
本発明の構成は、建物の屋根などに設置される太陽電池パネルなどの太陽エネルギー利用装置において、広く適用することができる。
1 屋根
2 太陽エネルギー利用装置
3 太陽電池パネル
4 架台
10 縦桟部材
20 横桟部材
21 キャップ材
22 係止部
30 支持部材
31 パネル材
31a パネル表面
32 パネルフレーム
32a 挿入部
41 第一段差
42 第二段差
60 雪
α 傾斜角

Claims (1)

  1. 傾斜配置されるパネル材の水下側端部に取り付けられるパネルフレームを横桟部材にて保持するための太陽エネルギー利用装置の架台であって、
    前記パネルフレームを係止する係止部が、前記パネルフレームの水上側端部から水下側に向かう傾斜面よりも水下側にずれた位置において、前記パネルフレームを上から押さえる構成とし、
    前記係止部の水上側の端部の端面は、前記パネルフレームと前記係止部にて形成される第二段差側から水下側に向かう傾斜面にて構成され
    前記係止部の最高位置となる第二高さは、前記パネルフレームの最高位置となる第一高さと略同一、或いは、第一高さよりも低くなるように構成される、太陽エネルギー利用装置の架台。
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