JP6113090B2 - 情報処理装置、画像形成装置およびタッチパネル - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置およびタッチパネル Download PDF

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Description

本発明は、タッチパネル、並びにタッチパネルを備えた情報処理装置および画像形成装置入力装置に関する。
従来より、ユーザによって操作されるキーを備えた情報処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−72892号公報(段落0011〜0014および図1参照)
近年、キー操作における操作性の向上が求められている。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、キー操作における操作性を向上することを目的とする。
本発明における情報処理装置は、第1の領域と、第1の領域に設けられ、操作のためのキーが表示される第1の表示領域と、第1の領域の外側に配置され、操作を受け付ける第2の領域と、第2の領域の外側に配置され、第1の表示領域における操作と、第2の領域における操作とに基づいて情報を表示する第2の表示領域とを有する。第2の表示領域は、第1の表示領域のキーがタッチされたときに、第1の表示領域のタッチされたキーに対応する第1の情報を表示し、第1の情報が表示された状態で第2の領域がタッチされた場合、第1の情報から第2の情報に切り換えて表示する。第2の情報が表示された状態で第2の領域がタッチされた場合、第2の情報から第1の情報に切り換えて表示する。
本発明における情報処理装置は、また、タッチパネルと、タッチパネルに配置された第1の領域と、第1の領域に設けられ、操作のためのキーが表示される第1の表示領域と、タッチパネルの外周に配置された筐体部と、筐体部に配置され、操作を受け付ける第2の領域と、第1の表示領域における操作と、第2の領域における操作とに基づいて情報を表示する第2の表示領域とを有する。第2の表示領域は、第1の表示領域のキーがタッチされたときに、第1の表示領域のタッチされたキーに対応する情報を表示する。タッチされたキーに対応する情報が表示された状態で第2の領域が複数回タッチされる場合、第2の領域がタッチされる毎に、第1の表示領域のタッチされたキーに対応する情報を切り換えて表示する。
本発明における情報処理装置は、また、第1の領域と、第1の領域に設けられ、操作のためのキーが表示される第1の表示領域と、第1の領域の外側に配置され、操作を受け付ける第2の領域と、第1の表示領域における操作と、第2の領域における操作とに基づいて情報を表示する第2の表示領域とを有する。第2の領域は、第1の領域の上側、下側、左側および右側のうち、少なくとも2つの領域に設けられる。第2の表示領域は、第1の表示領域のキーがタッチされたときに、第1の表示領域のタッチされたキーに対応する情報を表示する。タッチされたキーに対応する情報が表示された状態で第2の領域が複数回タッチされる場合、第2の領域がタッチされる毎に、第1の表示領域のタッチされたキーに対応する情報を切り換えて表示する。
本発明における画像形成装置は、タッチパネルを備えて構成される。タッチパネルは、第1の領域と、第1の領域に設けられ、操作のためのキーが表示される第1の表示領域と、第1の領域の外側に配置され、操作を受け付ける第2の領域と、第2の領域の外側に配置され、第1の表示領域における操作と第2の領域における操作とに基づいて情報を表示し、画像形成装置の動作条件の設定または変更のための操作を受け付ける第2の表示領域とを有する。第2の表示領域は、第1の表示領域のキーがタッチされたときに、第1の表示領域のタッチされたキーに対応する第1の情報を表示し、第1の情報が表示された状態で第2の領域がタッチされた場合、第1の情報から第2の情報に切り換えて表示する。第2の情報が表示された状態で第2の領域がタッチされた場合、第2の情報から第1の情報に切り換えて表示する。
本発明におけるタッチパネルは、第1の領域と、第1の領域に設けられ、入力のためのキーが表示される第1の表示領域と、第1の領域の外側に配置され、入力を受ける第2の領域と、第2の領域の外側に配置され、第1の表示領域における入力と、第2の領域における入力とに基づいて情報を表示する第2の表示領域とを有する。第2の表示領域は、第1の表示領域のキーがタッチされたときに、第1の表示領域のタッチされたキーに対応する第1の情報を表示し、第1の情報が表示された状態で第2の領域がタッチされた場合、第1の情報から第2の情報に切り換えて表示する。第2の情報が表示された状態で第2の領域がタッチされた場合、第2の情報から第1の情報に切り換えて表示する。
本発明によれば、キー操作における操作性を向上することができる。
本発明の第1の実施の形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるタッチパネルの表示例を示す模式図である。 第1の実施の形態におけるタッチパネルに表示したシフトキーの動作を説明するための模式図である。 第1の実施の形態におけるタッチパネルの操作方法の一例を示す模式図である。 第1の実施の形態におけるタッチパネルの操作状態を説明するための模式図である。 第1の実施の形態におけるキーセット状態記憶部が保持する状態情報を説明するための模式図である。 第1の実施の形態における入力可能文字種管理部が保持する情報の例を示す模式図である。 第1の実施の形態における情報更新処理を説明するための模式図である。 第1の実施の形態における情報処理装置の処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態のタッチパネルの第1の変形例を示す模式図である。 第1の実施の形態のタッチパネルの第2の変形例を示す模式図である。 第1の実施の形態のタッチパネルの第3の変形例を示す模式図である。 第1の実施の形態のタッチパネルの第4の変形例を示す模式図である。 第1の実施の形態の情報処理装置の変形例を説明するための模式図である。 本発明の第2の実施の形態における情報処理装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態におけるタッチパネルの操作方法を説明するための模式図である。 第3の実施の形態における情報処理装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態におけるタッチパネルの操作方法を説明するための模式図である。 第4の実施の形態においてキー表示部のキーに対応する文字の例を示す模式図である。 第4の実施の形態における情報処理装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態における画像形成装置の構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態におけるタッチパネルの表示例を示す模式図である。 第5の実施の形態におけるタッチパネルのキー表示部がタッチされた場合の表示例を示す模式図である。 第5の実施の形態におけるタッチパネルの別のキー表示部がタッチされた場合の表示例を示す模式図である。 本発明の第6の実施の形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第6の実施の形態における情報処理装置の機能切替部が表示する指定部の例を示す図である。 第6の実施の形態における情報処理装置の機能切替部が表示する機能指定部の例を示す図である。 本発明の第7の実施の形態における情報処理装置の構成を示す図である。 第7の実施の形態の情報処理装置の第1の変形例を示す図である。 第7の実施の形態の情報処理装置の第2の変形例を示す図である。 第7の実施の形態の情報処理装置の第3の変形例を示す図である。 第7の実施の形態の情報処理装置の第4の変形例を示す図である。 第7の実施の形態の情報処理装置の第5の変形例を示す図である。 第7の実施の形態の情報処理装置の第6の変形例を示す図である。 第7の実施の形態の情報処理装置の第7の変形例を示す図である。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における情報処理装置1の構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、例えば、画像形成装置(プリンタ、複合機等)、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)であり、ユーザがタッチパネル3を操作することで何らかの処理を行うように構成された装置である。
情報処理装置1は、タッチパネル3に加えて、制御部10と、入力制御部としてのタッチパネル制御部2と、文字状態記憶部4と、キーセット状態記憶部5と、入力可能文字種管理部6とを備えている。これらの要素は、例えば、電子回路等のハードウェアで実現してもよいし、コンピュータに搭載されたプログラム等のソフトウェアで実現してもよい。
制御部10は、情報処理装置1の全体の動作を制御するものであり、例えば、CPU、プログラムメモリであるRAMおよびROM、タイマーカウンタ等を備えて構成されている。
タッチパネル3は、情報処理装置1に対するユーザの操作を受け付ける部分である。タッチパネル3は、液晶パネル等のディスプレイを有しており、ユーザによって表面がタッチされると、タッチされた位置に応じた信号、例えば、左右方向および上下方向の座標を表す信号を出力する。
本実施の形態では、タッチパネル3は、マルチタッチに対応するように構成されている。すなわち、タッチパネル3は、同時に2箇所以上(ここでは2箇所)がタッチされた場合に、それぞれの位置情報を出力するように構成されている。なお、マルチタッチに対応していないタッチパネルを用いる構成は、後述する第2の実施の形態で説明する。
タッチパネル制御部2は、タッチパネル3の表示を制御し、また、ユーザによるタッチパネル3のタッチ操作に応じた操作信号を制御部10に入力する。タッチパネル制御部2は、タッチパネル3の表示を制御する表示制御部20と、タッチパネル3における操作(入力)を検知する入力制御部21とを有している。
図2は、タッチパネル3の表示例(すなわち、操作画面の構成例)を示す図である。なお、図2には、タッチパネル3に正対したユーザを基準として、上下方向と左右方向とをそれぞれ矢印で示している。ここで、上下左右とは、入力用のキーで入力した文字の上下左右を示す。
タッチパネル3には、第1の表示部としてのキー表示部31と、第3の表示部(第2の領域)としての非キー表示部32と、第2の表示部としての文字表示部33とが表示される。
キー表示部(第1の表示部)31は、タッチパネル3の第1の領域に設けられている。第1の領域は、例えばタッチパネル3の略中央であるが、略中央に限定されるものではない。キー表示部31は、ソフトウェアキーである複数の入力用のキーを有している。
ここでは、説明の便宜のため、キー表示部31に、アルファベットの24個の文字キーとシフトキーとを表示している。シフトキーは、アルファベットの文字キーの大文字と小文字を入れ替えるために操作されるキーである。これらのキーを、キーセットと称する。なお、キー表示部31に表示するキーセットは、アルファベットとシフトキーに限らず、任意のキーを表示することができる。
非キー表示部(第3の表示部)32は、タッチパネル3のキー表示部31(第1の領域)の外側の第2の領域に設けられている。ここでは、非キー表示部32は、キー表示部31を囲むように(すなわちキー表示部31の上下左右に)配置されている。このように配置したのは、操作性を向上するためである。非キー表示部32は、入力用のキーを有していないが、ユーザによるタッチ操作を受け付ける部分である。
なお、本実施の形態では、図2に示すように、非キー表示部32が有する機能が一目で分かるような表示(機能名)を第2の領域に設けていないが、例えば、第2の領域に設けられた非キー表示部32に「変換部」と明記して、その機能が一目で分かるようにしても良い。
文字表示部33は、タッチパネル3において、キー表示部31と非キー表示部32が配置された領域以外の領域(第3の領域)に設けられている。ここでは、文字表示部33は、タッチパネル3の上部に設けられている。文字表示部33は、キー表示部31および非キー表示部32の操作に応じた情報(文字)を表示する。
図1に戻り、タッチパネル制御部2の表示制御部20は、キー表示制御部201と、非キー表示制御部202と、文字表示制御部203とを有している。キー表示制御部201は、タッチパネル3のキー表示部31の表示を制御する。非キー表示制御部202は、タッチパネル3の非キー表示部32の表示を制御する。また、タッチパネル制御部2の入力制御部21は、タッチパネル3へのタッチ操作を検知し、制御部10に信号を出力する。
文字状態記憶部(状態情報保持部)4は、タッチパネル3のタッチ操作によって入力される文字(表示情報)の状態情報を保持する。状態情報は、ここでは文字種、すなわち大文字/小文字である。キーセット状態記憶部(キー情報保持部)5は、キー表示部31に現在表示されているキーセットの状態情報を保持する。入力可能文字種管理部(情報管理部)6は、キー表示部31の各キーに割り当てられた文字種を、状態情報と対応付けて保持する。
図3は、タッチパネル3のキー表示部31に表示したシフトキーの動作を説明するための模式図である。ここでは、図3(A)に示すように、キー表示部31に、アルファベットの小文字のキーセットが表示されているものとする。この状態で入力制御部21がシフトキーのタッチ操作を検知すると、キー表示制御部201は、キー表示部31の表示を、図3(B)に示す大文字のキーセットに切り替える。すなわち、キー表示制御部201は、入力制御部21によってシフトキーのタッチ操作が検知される度に、キー表示部31に表示するキーセットの大文字と小文字を交互に切り替える。
図4は、タッチパネル3の操作方法を説明するための模式図である。図4(A)に示すように、タッチパネル3のキー表示部31に小文字のキーセットが表示されている状態で、入力制御部21が「m」キーのタッチ操作を検知すると、文字表示制御部203は、文字表示部33に小文字の「m」を表示する。
そして、入力制御部21が「m」キーのタッチ操作(1点目のタッチ操作)を継続して検知している状態で、図4(B)に示すように、非キー表示部32内でタッチ操作(2点目のタッチ操作)を検知すると、文字表示制御部203は、「m」と入れ替えて、大文字の「M」を文字表示部33に表示する。
また、入力制御部21が、非キー表示部32内でさらにタッチ操作(3点目のタッチ操作)を検知すると、文字表示制御部203は、「M」と入れ替えて、再び小文字の「m」を文字表示部33に表示する。
ユーザが「m」キーから指を離すと(すなわち、入力制御部21が「m」のタッチ操作を検知しない状態となると)、文字表示制御部203は、文字表示部33に表示する文字を確定する。
このように、入力制御部21が「m」キーのタッチ操作を検知しない状態となる(すなわち入力文字が確定する)まで、文字種の入れ替えを何度でも行うことができる。
図5は、タッチパネル3の操作状態を説明するための模式図である。図5(A)には、左手の親指F1で、キー表示部31の何れかのキーにタッチした状態を示す。同様に、図5(B)、(C)、(D)および(E)には、左手の人指し指F2、中指F3、薬指F4および小指F5で、キー表示部31の何れかのキーにタッチした状態をそれぞれ示す。
図5(A)に示したように、左手の親指F1でキーにタッチした場合には、そのタッチした位置(タッチ位置と称する)よりも上方に、人指し指F2および中指F3が位置する。また、図5(B)に示したように、左手の人差し指F2でキーにタッチした場合には、そのタッチ位置よりも下方に、親指F1が位置する。図5(C)、(D)および(E)に示したように、左手の中指F3、薬指F4または小指F5でキーにタッチした場合には、そのタッチ位置よりも右方または下方に、親指F1が位置する。
また、右手の指でキー表示部31のキーにタッチする場合には、図5(A)〜(E)とは左右を反転した状態となる。
そのため、非キー表示部32が、キー表示部31を囲むように(すなわち上下左右に)設けられていれば、ユーザが左右のどちらの手のどの指でキー表示部31のキーにタッチした場合であっても、その指をキーから離さずに、別の指で非キー表示部32に容易にタッチすることができる。
図6は、キーセット状態記憶部5が保持する状態情報の例を示す模式図である。キーセット状態記憶部5は、キー表示部31に現在表示されているキーセットの状態情報を保持している。状態情報は、0と正数(ここでは1)とで表される。本実施の形態では、小文字を表す状態情報を0とし、大文字を表す状態情報を1とする。
すなわち、図6(A)に示すように、キー表示部31に小文字のキーセットが表示されている場合には、キーセット状態記憶部5は状態情報として「0」を保持する。また、図6(B)に示すように、キー表示部31に大文字のキーセットが表示されている場合には、キーセット状態記憶部5は状態情報として「1」を保持する。
また、キーセット状態記憶部5は、自らが保持する状態情報を、シフトキーの操作に応じてキー表示制御部201がキー表示部31の表示を更新する度に、更新する。
すなわち、図6(A)に示した状態でシフトキーが操作されると、キー表示制御部201がキー表示部31の表示を大文字に切り替えると共に、キーセット状態記憶部5の保持情報が0から1に更新される。同様に、図6(B)に示した状態でシフトキーが操作されると、キー表示制御部201がキー表示部31の表示を小文字に切り替えると共に、キーセット状態記憶部5の保持情報が1から0に更新される。
文字状態記憶部4は、上記のとおり、キー表示部31のキーによって入力された文字の状態情報を保持している。この文字状態記憶部4には、キーセット状態記憶部5の保持している状態情報が、後述する所定のタイミングでコピーされる。
図7は、入力可能文字種管理部6が保持する情報の例を示す図である。入力可能文字種管理部6は、キー表示部31に表示される各キーに対応する配列を有し、配列ごとに、インデックス(0および1)に対応づけた文字を保持している。例えば、「q」キーの配列には、インデックス0に対応する「q」(小文字)と、インデックス1に対応する「Q」(大文字)とを保持している。インデックスは、状態情報に対応している。
制御部10が入力可能文字種管理部6にアクセスする際には、文字状態記憶部4に保持された状態情報をインデックスとして用いる。例えば、入力制御部21が「q」キーのタッチ操作を検知した場合、制御部10は、文字状態記憶部4を参照して状態情報0を取得する。そして、状態情報0をインデックスとして、入力可能文字種管理部6の「q」キーの配列から「q」の文字を取得する。制御部10は、取得した「q」の文字を文字表示制御部203に出力し、文字表示制御部203は文字表示部33に「q」の文字を表示する。
図8は、文字表示部33に表示する文字の更新処理を説明するための模式図である。キー(例えば「m」キー)のタッチ操作が継続している状態で、非キー表示部32のタッチ操作が検知されると、制御部10は、矢印αで示すように、文字状態記憶部4に保持された状態情報「0」をインクリメントして更新する。そして、更新後の状態情報「1」をインデックスとして、入力可能文字種管理部6の「m」キーの配列から「M」の文字を取得する。状態情報の最大値に達した場合には、次の更新で最初の状態情報に戻る。本実施の形態では、状態情報が0と1であるため、状態情報が1に達した場合には、矢印βで示すように、次の更新で0に戻る。
図9は、本実施の形態における情報処理装置1の処理を示すフローチャートである。図9に示す処理は、制御部10によって実行され、また、制御部10の指示に基づいてタッチパネル制御部2の表示制御部20(キー表示制御部201、非キー表示制御部202、文字表示制御部203)、入力制御部21、文字状態記憶部4、キーセット状態記憶部5および入力可能文字種管理部6によって実行されるものである。
図9の処理は、例えば、情報処理装置1の電源スイッチをオンすることにより開始される。まず、タッチパネル制御部2の表示制御部20の文字表示制御部203は、タッチパネル3に、文字表示部33を表示する(S101)。非キー表示制御部202は、タッチパネル3に非キー表示部32を表示する(S102)。キー表示制御部201は、タッチパネル3にキー表示部31を表示する(S103)。キー表示部31には、図2を参照して説明したキーセットが表示される。
次に、キーセット状態記憶部5が、自らが保持しているキーセットの状態情報を、キー表示部31に表示されている現在のキーセットの状態情報に更新し、保持する(S104)。例えば、図4(A)に示した例では、キー表示部31に小文字のキーセットが表示されているため、キーセット状態記憶部5は状態情報として「0」を保持する。
その後、制御部10は、文字状態記憶部4に、キーセット状態記憶部5が保持している状態情報をコピーし、保持する(S105)。例えば、図4(A)に示した例では、キーセット状態記憶部5に状態情報「0」が保持されているため、文字状態記憶部4に「0」をコピーする。文字状態記憶部4は、状態情報「0」を保持する。
次に、入力制御部21が、タッチパネル3のタッチ操作の有無を判定する(S106)。タッチ操作を検知した場合には(S106でYES)、タッチ操作が検知された位置(タッチ位置と称する)がキー表示部31内か否かを判定する(S107)。
タッチ位置がキー表示部31内であった場合は(S107でYES)、タッチ位置に対応するキー(すなわち、タッチされたキー)がシフトキーか否かを判定する(S108)。タッチされたキーがシフトキーであった場合には(S108でYES)、上述したステップS103に戻る。
タッチされたキーがシフトキーでなかった場合は(S108でNO)、制御部10は、文字状態記憶部4の状態情報をインデックスとして、入力可能文字種管理部6の該当する配列にアクセスし、表示すべき文字を取得し、文字表示制御部203に出力する(S109)。文字表示制御部203は、制御部10から受け取った文字を、文字表示部33に表示する(S110)。
例えば、図4(A)に示した例では、キー表示制御部201は小文字のキーセットを表示しており、入力制御部21はキー表示部31の「m」キーのタッチ操作を検知している。この場合、制御部10は、文字状態記憶部4に保持された状態情報「0」をインデックスとして、入力可能文字種管理部6の保持する配列mにアクセスし、インデックス0に対応する「m」の文字を取得する。制御部10は、取得した「m」の文字を文字表示制御部203に出力し、文字表示制御部203は、文字表示部33に「m」の文字を表示する。
さらに、入力制御部21は、最初(1点目)のタッチ操作を継続して検知しているか否かを判定する(S111)。1点目のタッチ操作を継続して検知している場合には(S111でYES)、2点目のタッチ操作の有無を判定する(S112)。入力制御部21が2点目のタッチ操作を検知した場合には(S112でYES)、そのタッチ操作を検知した位置(2点目のタッチ位置と称する)が非キー表示部32内か否かを判断する(S113)。
2点目のタッチ位置が非キー表示部32内であった場合には(S113でYES)、制御部10は、文字状態記憶部4に保持した状態情報を更新する(S114)。
例えば、図4(B)に示した例では、入力制御部21が「m」キーのタッチ操作を継続的に検知している状態で非キー表示部32のタッチ操作を検知しているため、制御部10は、文字状態記憶部4が保持している状態情報をインクリメントして更新する。すなわち、文字状態記憶部4が保持している状態情報を「0」から「1」に更新する。
次に、制御部10は、文字状態記憶部4の更新後の状態情報をインデックスとして、入力可能文字種管理部6を参照し、1点目のタッチ位置に対応するキーに対応する配列から、表示すべき文字を取得し、文字表示制御部203に出力する(S115)。
文字表示制御部203は、制御部10から受け取った文字を、最初に表示していた文字と入れ替えて文字表示部33に表示する(S116)。
例えば、図4(B)に示した例では、制御部10は、更新後の状態情報「1」をインデックスとして、図7に示したように入力可能文字種管理部6に保持された配列mにアクセスし、インデックス1に対応する「M」の文字を取得する。続いて、制御部10は、取得した「M」の文字を文字表示制御部203に出力し、文字表示制御部203は、文字表示部33に「M」の文字を表示する。
入力制御部21が1点目のタッチ操作を継続的に検知している間は、ステップS111,S112,S113,S114,S115,S116の処理を繰り返す。
入力制御部21が1点目のタッチ操作を継続して検知しない状態となった場合には(S111でNO)、文字表示制御部203は入力文字を確定する(S117)。
例えば、図4(B)において、ユーザが指を「m」キーから離した場合(すなわち、入力制御部21が「m」キーのタッチ操作を検知しない状態となった場合)には、文字表示制御部203は入力文字を確定する。「m」キーのタッチ操作の継続中に非キー表示部32のタッチ操作が1回だけ行われていたとすると、文字表示部33に表示される文字は「M」で確定する。
次いで、制御部10は、文字状態記憶部4に、キーセット状態記憶部5が保持している状態情報をコピーして保持する(S118)。すなわち、非キー表示部32のタッチ操作に応じて文字状態記憶部4の保持する状態情報が「1」となっていても、キーセット状態記憶部5が保持する状態情報「0」が文字状態記憶部4にコピーされ、保持される。
さらに、制御部10は、終了指示(例えば情報処理装置1の電源スイッチのオフ)の有無を判断する(S119)。終了の指示があった場合には(S119でYES)、図9の処理を終了する。終了の指示がない場合には(S120でNO)、上述したステップS103に戻る。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、タッチパネル3の文字表示部33に表示した文字の文字種を切り替える際に、文字種の切り替え用のキー(例えばシフトキー)を操作することなく、キー表示部31の外部に配置された非キー表示部32にタッチするだけで文字種を切り替えることができる。そのため、文字種の切り替えを、きわめて簡単に行うことができる。
また、非キー表示部32が、キー表示部31を囲むように配置されているため、ユーザが何れかの指でキー表示部31内のキーにタッチしながら、別の指で非キー表示部32にタッチする操作を容易に行うことができる。
変形例.
上述した第1の実施の形態のタッチパネル3では、第2の領域としての非キー表示部32が、キー表示部31(第1の領域)の上下および左右に配置されていた。しかしながら、このような構成に限定されるものではなく、キー表示部31の上下左右の領域のうち、少なくとも2つの領域に非キー表示部32が形成されていれば、高い操作性を得ることができる。
例えば、図10に示した第1の変形例では、タッチパネル3Dの非キー表示部32Dが、キー表示部31Dの左右両側(すなわち左辺および右辺にそれぞれ対向する位置)に配置されている。図11に示した第2の変形例では、タッチパネル3Eの非キー表示部32Eが、キー表示部31Eの上下両側(すなわち上辺および下辺にそれぞれ対向する位置)に配置されている。
このように、第2の領域としての非キー表示部32D(32E)が、キー表示部31D(31E)を挟んで対向する2つの領域にあれば、左手および右手の何れかの指でキー表示部31D(31E)にタッチした状態で、同じ手の別の指で非キー表示部32D(32E)に容易にタッチすることができる。
また、例えば、図12に示した第3の変形例では、タッチパネル3Fの非キー表示部32Fが、キー表示部31Fの上側と右側(すなわち上辺および右辺にそれぞれ対向する位置)に配置されている。図13に示した第4の変形例では、タッチパネル3Gの非キー表示部32Gが、キー表示部31Gの上側と左側(すなわち上辺および左辺にそれぞれ対向する位置)に配置されている。
このように、第2の領域としての非キー表示部32F(32G)が、キー表示部31F(31G)の4辺のうち、向きの異なる2辺と対向していれば、図10および図11に示した場合と同様に、左手および右手の何れかの指でキー表示部31F(31G)にタッチした状態で、同じ手の別の指で非キー表示部32F(32G)に容易にタッチすることができる。
なお、上述した第1の実施の形態および各変形例では、キー表示部31にタッチしながら非キー表示部32にもタッチするため、キー表示部31の各キーと非キー表示部32との距離は、親指の先端と人差し指の先端との距離Dより小さいことが望ましい。
また、第1の実施の形態および各変形例では、非キー表示部32のタッチ操作によりアルファベットの大文字と小文字を切り替えたが、アルファベットの大文字と小文字の切り替えに限らず、例えば、かな変換や漢字変換等を行っても良い。
また、非キー表示部32を複数回タッチすることにより、3つ以上の切り替えを行ってもよい。例えば、図14(A)の模式図に示すように、キー表示部31のキー(例えば「q」キー)のタッチ操作が継続している状態で、非キー表示部32を一度タッチすると小文字(例えば「q」)から大文字(例えば「Q」)に切り替わり、もう一度タッチすると平仮名(例えば「た」)に切り替わり、さらにタッチすると片仮名(例えば「タ」)に切り替わる、といった変形も可能である。
この場合には、状態情報として、0、1、2、3の4つを用いる。また、入力可能文字種管理部6は、各キーに対応する配列ごとに、インデックス0、1、2、3、4に応じた文字を保持している。例えば、図14(B)に示すように、「q」キーの配列には、インデックス0に対応する「q」(小文字)と、インデックス1に対応する「Q」(大文字)と、インデックス2に対応する「た」(平仮名)、インデックス3に対応する「タ」(片仮名)とを保持している。
キー(例えば「q」キー)のタッチ操作の継続中に非キー表示部32がタッチされると、タッチ操作の度に、文字状態記憶部4に保持された状態情報が0、1、2、3の順にインクリメントされ、文字表示部33には「q」、「Q」、「た」、「タ」が順に表示される。
第2の実施の形態.
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。上述した第1の実施の形態では、マルチタッチ対応のタッチパネル3を用いたが、この第2の実施の形態では、マルチタッチに非対応のタッチパネル3を用いる。すなわち、本実施の形態で用いるタッチパネル3は、表面の1点がタッチされた場合に、その1点の位置情報を出力するよう構成されている。
本実施の形態では、ユーザがキー表示部31のキーにタッチしてから指を離し、さらに非キー表示部32にタッチすることにより、文字種の切り替えを行う。言い換えると、タッチパネル3のキー表示部31にタッチした後に、非キー表示部32(第2の領域)にタッチすることにより、文字種の切り替えを行う。なお、本実施の形態における情報処理装置の構成は、第1の実施の形態の情報処理装置1の構成(図1)と同様である。
図15は、本実施の形態における情報処理装置の処理を示すフローチャートである。図15において、ステップS201〜S210は、図9のステップS101〜S110と同じである。すなわち、キー表示部31内の1点目のタッチ操作に応じて文字表示部33に文字が表示されるまでの処理は、第1の実施の形態と同様である。
文字表示部33に1点目のタッチ操作に応じた文字が表示された後、入力制御部21は、1点目のタッチ操作を継続して検知しているか否かを判断する(S211)。1点目のタッチ操作を継続して検知しない状態となった場合に(S211でNO)、2点目のタッチ操作の有無を判定する(S212)。
入力制御部21が2点目のタッチ操作を検知した場合には(S212でYES)、その2点目のタッチ位置がキー表示部31内か否かを判断する(S213)。2点目のタッチ位置がキー表示部31内でない場合には(S213でNO)、さらに、2点目のタッチ位置が非キー表示部32内か否かを判断する(S214)。
2点目のタッチ位置が非キー表示部32内であった場合には、入力文字種の切り替えを行う(S215〜S217)。このステップS215〜S217は、第1の実施の形態におけるステップS114〜S116と同様である。
また、2点目のタッチ位置がキー表示部31内であった場合には(S213でYES)、文字表示制御部203は、入力文字を確定する(S218)。
例えば、文字表示部33に「m」が表示されている状態で、キー表示部31内で2点目のタッチ操作(「m」キーでもよいし、他のキーでもよい)が検知されると、文字表示部33に表示されている文字「m」が確定する。
その後、制御部10は、キーセット状態記憶部5が保持している状態情報を文字状態記憶部4にコピーして保持し(S219)、処理を終了する(S220)。このステップS219〜S220は、第1の実施の形態におけるステップS118〜S119と同様である。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、ユーザがキー表示部31のキーにタッチして指を離し、次に非キー表示部32にタッチすることで、文字表示部33に表示する文字種の切り替えを行うことができる。そのため、マルチタッチ非対応のタッチパネル3を用いた場合であっても、簡単な操作で文字種の切り替えを行うことができる。
第3の実施の形態.
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図16は、第3の実施の形態における情報処理装置1Aの構成を示すブロック図である。
情報処理装置1Aは、制御部10Aと、タッチパネル制御部2Aと、タッチパネル3Aと、文字状態記憶部4Aと、キーセット状態記憶部5Aと、入力可能文字種管理部6Aと、キー位置情報管理部7とを有している。キー位置情報管理部7は、キー表示部31Aのキーごとに、キーの中心座標、縦方向(上下方向)のサイズおよび横方向(左右方向)のサイズの情報を保持している。
タッチパネル制御部2Aは、表示制御部20Aと、入力制御部21Aとを有している。表示制御部20Aは、キー表示制御部201Aと、非キー表示制御部202Aと、文字表示制御部203Aとを有している。
図17は、本実施の形態におけるタッチパネル3Aの操作方法を説明するための模式図である。ここでは、第1の実施の形態と同様、アルファベットの大文字または小文字を入力する場合について説明する。
図17(A)に示すように、タッチパネル3Aは、第1の領域(例えばタッチパネル3Aの中央域)にキー表示部31Aを有し、第1の領域の外側の第2の領域に非キー表示部32Aを有している。キー表示部31Aには、第1の実施の形態で説明したキーセットが表示されている。さらに、キー表示部31Aと非キー表示部32Aが配置された領域以外の領域(例えばタッチパネル3Aの上部)に、文字表示部33Aが配置されている。
本実施の形態では、タッチパネル3Aのキー表示部31Aの何れかのキー(シフトキーを除く)がタッチされると、図17(B)に示すように、タッチされたキー以外のキー表示部31Aの領域が、非キー表示部32Aに変更される。
すなわち、キー表示制御部201Aがキー表示部31Aを表示している状態で、入力制御部21Aが例えば「m」キーのタッチ操作を検知すると、非キー表示制御部202Aは「m」キー以外のキー表示部31Aの領域を、非キー表示部32Aに変更する。
さらに、図17(C)に示すように、「m」キーのタッチ操作が継続的に検知されている状態で、入力制御部21Aが非キー表示部32A内のタッチ操作を検知すると、文字表示制御部203Aは、「m」と入れ替えて「M」を文字表示部33Aに表示する。
情報処理装置1Aの他の構成は、第1の実施の形態の情報処理装置1と同様である。
図18は、本実施の形態における情報処理装置1Aの処理を示すフローチャートである。図18において、ステップS301〜S310は、図9のステップS101〜S110と同じである。すなわち、キー表示部31A内の最初(1点目)のタッチ操作に応じて文字表示部33Aに文字が表示されるまでの処理は、第1の実施の形態と同様である。
文字表示部33Aに最初のタッチ操作に応じた文字が表示された後、制御部10Aは、キー表示部31Aのうち、非キー表示部32Aとして表示する領域を、計算により決定する(S311)。ステップS311での計算方法は、以下のとおりである。
まず、制御部10Aは、入力制御部21Aがタッチ操作を検知した位置(タッチ位置)の座標を取得し、キー位置情報管理部7の有する各キーの座標位置情報と比較して、最も近い座標を算出する。キー位置情報管理部7は、上記の通り、各キーの縦方向のサイズと横方向のサイズを保持している。制御部10Aが算出した座標に対応するキーの縦方向のサイズと横方向のサイズより、キー表示部31Aとして表示したままにする矩形領域の左上座標と右下座標を計算する。当該矩形領域以外のキー表示部31Aを、非キー表示部32Aとして表示する領域とする。そして、制御部10Aは、非キー表示部32Aとして表示する領域の情報を、非キー表示制御部202Aに出力する。
非キー表示制御部202Aは、制御部10Aから送られた情報に基づいて、非キー表示部32Aを表示する(S312)。これにより、例えば図17(B)に示したように、タッチ操作されているキー以外のキー表示部31Aの領域が、非キー表示部32Aとして表示される。
続いて、入力制御部21Aは、1点目のタッチ操作を継続して検知しているか否かを判断する(S313)。1点目のタッチ操作を継続して検知している場合には(S313でYES)、2点目のタッチ操作の有無を判定する(S314)。
入力制御部21Aが2点目のタッチ操作を検知した場合には(S314でYES)、そのタッチ位置が非キー表示部32A内か否かを判断する(S315)。非キー表示部32A内であった場合には、文字種の切り替えを行う(S316〜S318)。このステップS316〜S318は、第1の実施の形態におけるステップS114〜S116と同様である。
また、入力制御部21Aが、1点目のタッチ操作を検知しなくなった場合には(S314でNO)、文字表示制御部203Aは、入力文字を確定する(S319)。
その後、制御部10Aは、キーセット状態記憶部5Aが保持している状態情報を文字状態記憶部4Aにコピーして保持する(S320)。さらに、キー表示制御部201Aは、上記のステップS312で非キー表示部32Aとして表示していた領域を、キー表示部31Aとして表示する(S321)。
その後、制御部10Aは、第1の実施の形態におけるステップS119と同様にして、処理を終了する(S322)。
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態によれば、キー表示部31A内で1点目にタッチしたキーの周囲が非キー表示部32Aとなるため、第1の実施の形態と比較して、非キー表示部32Aの面積が大きくなる。また、キー表示部31Aのどのキーをタッチしても、そのタッチしたキーと非キー表示部32Aとの距離が近いため、非キー表示部32Aを容易にタッチすることができる。そのため、非キー表示部32Aのタッチがしやすくなり、誤入力を抑制することができる。
第4の実施の形態.
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図19は、第4の実施の形態における情報処理装置1Bの構成を示すブロック図である。
情報処理装置1Bは、第1の実施の形態で説明したように、制御部10Bと、タッチパネル制御部2Bと、タッチパネル3Bと、文字状態記憶部4Bと、キーセット状態記憶部5Bと、入力可能文字種管理部6Bと、キー位置情報管理部7Bと、インデックス動作管理部8を有している。
インデックス動作管理部(領域管理部)8は、入力制御部21Bが最初にタッチ操作を検知した座標を基準として、非キー表示部32Bのどの領域が文字状態記憶部4Bの状態情報をインクリメントさせる領域か、どの領域が文字状態記憶部4Bの状態情報をデクリメントさせる領域かを管理する。
タッチパネル制御部2Bは、表示制御部20Bと、入力制御部21Bとを有している。表示制御部20は、キー表示制御部201Bと、非キー表示制御部202Bと、文字表示制御部203Bとを有している。
図20は、本実施の形態におけるタッチパネル3Bの操作方法を説明するための模式図である。本実施の形態では、図20(A)に示すように、キー表示部31Bにアルファベットのキーセットが表示されている。キーセットの各キーには、複数のラテン系の文字(図21参照)が割り当てられている。
また、図20(B)に示すように、キー表示部31Bにおいて最初にタッチ操作が検知された位置(1点目のタッチ位置)の座標を基準として右側と左側に、2点目のタッチ操作が行われる非キー表示部32Bとして、領域R1,R2を表示する。
図20(D)に示すように、2点目のタッチ位置が右側の領域R1に位置する場合には、1点目にタッチされたキーの配列の次の文字を表示する。図20(C)に示すように、左側の領域R2に位置する場合には、1点目にタッチされたキーの配列の前の文字を表示する。
なお、ここでは、2点目のタッチ検知が行われる領域である非キー表示部32Bを左右の領域R1,R2に2分割しているが、このような構成に限定されるものではなく、上下に2分割してもよいし、あるいは、右上、右下、左上および左下に4分割してもよい。また、分割した各領域に、それぞれ任意の文字更新方法を割り当てても良い。
図21は、キー表示部31Bの「o」キーに対応する文字の配列の一例を示す模式図である。入力可能文字種管理部6Bは、キーセットの各キー(a〜z)に対応する配列を有しているが、本実施の形態では、それぞれの配列について、インデックス0,1,2,3に対応する文字を保持している。
例えば、入力可能文字種管理部6Bは、「o」キーの配列に、インデックス0,1,2,3にそれぞれ対応させて、「o」と、アクサンテギュを付したo(以下、「oアクサンテギュ」)と、ウムラウトを付したo(以下、「oウムラウト」)と、ダブルアキュートを付したo(以下、「oダブルアキュート」)とを保持している。
なお、図21には、「oアクサンテギュ」、「oウムラウト」および「oダブルアキュート」を何れも記号で示しているが、明細書で使用できない記号であるため、ここでは名称を使って説明する。
入力制御部21Bが、キー表示部31Bの「o」キーのタッチ操作を検知すると、文字表示制御部203Bは、図20(B)に示すように、文字表示部33Bに「o」を表示する。
入力制御部21Bが「o」キーのタッチ操作を検知している状態で、そのタッチ位置の座標よりも右側の領域R1で2点目のタッチ操作を検知した場合には、文字表示制御部203Bは、図20(D)に示すように、「o」と入れ替えて「oアクサンテギュ」を文字表示部33Bに表示する。
また、入力制御部21Bが「o」キーのタッチ操作を検知している状態で、領域R1で3点目、4点目、5点目…とタッチ操作を検知した場合には、文字表示制御部203Bは、「oウムラウト」、「oダブルアキュート」、「o」という順番で、文字表示部33Bに表示する文字を切り替える。
文字状態記憶部4Bの状態情報は、1点目のタッチ位置の座標よりも右側の領域R1に新たなタッチ操作を検知する度にインクリメントされ(図21の矢印α)、入力可能文字種管理部6Bが保持する配列の最後のインデックスに達すると、次のタッチ操作で最初のインデックスに戻る。
また、入力制御部21Bが「o」キーのタッチ操作を検知している状態で、そのタッチ位置の座標よりも左側の領域R2で2点目のタッチ操作を検知した場合には、文字表示制御部203Bは、図20(C)に示すように、「o」と入れ替えて「oダブルアキュート」を文字表示部33Bに表示する。
また、入力制御部21Bが「o」キーのタッチ操作を検知している状態で、領域R2で3点目、4点目、5点目…とタッチ操作を検知した場合には、文字表示制御部203Bは、「oウムラウト」、「oアクサンテギュ」、「o」という順番で、文字表示部33Bに表示する文字を切り替える。
文字状態記憶部4Bの状態情報は、1点目のタッチ位置の座標よりも左側の領域R2に新たなタッチ操作を検知する度にデクリメントされ、入力可能文字種管理部6Bが保持する配列の最初のインデックスに達すると、次のタッチ操作で最後のインデックスに戻る(図21の矢印β)。
文字表示部33Bに表示する文字の切り替えは、入力制御部21Bが「o」キーのタッチ操作を継続して検知しない状態(言い換えると、タッチパネル3B上の全てのタッチ操作を検知しない状態)となって入力文字が確定するまで行うことができる。
情報処理装置1Bの他の構成は、第1の実施の形態の情報処理装置1と同様である。
図22は、本実施の形態における情報処理装置1Bの処理を示すフローチャートである。図22において、ステップS401〜S410は、図9のステップS101〜S110と同じである。すなわち、キー表示部31B内の最初(1点目)のタッチ操作に応じて文字表示部33Bに文字が表示されるまでの処理は、第1の実施の形態と同様である。
文字表示部33Bに最初のタッチ操作に応じた文字が表示された後、制御部10Bは、第3の実施の形態で説明したように、キー表示部31Bのうち、非キー表示部32Bとして表示する領域を計算により決定する(S411)。制御部10Bは、例えば1点目のタッチ位置の座標の右側と左側に、非キー表示部32Bとして表示する領域R1,R2を決定する。制御部10Bは、ここで決定した領域R1,R2の情報を、非キー表示制御部202Bに出力する。
非キー表示制御部202Bは、制御部10Bから送られた情報に基づいて、非キー表示部32Bを表示する(S412)。これにより、例えば図20(B)に示したように、タッチ操作されているキー以外のキー表示部31Bの領域が、非キー表示部32Bの領域R1,R2として表示される。
続いて、入力制御部21Bは、1点目のタッチ操作を継続して検知しているか否かを判断する(S413)。1点目のタッチ操作を継続して検知している場合には(S413でYES)、2点目のタッチ操作の有無を判定する(S414)。
入力制御部21Bが2点目のタッチ操作を検知した場合には(S414でYES)、そのタッチ位置が非キー表示部32B内か否かを判断する(S415)。
入力制御部21Bが2点目のタッチ操作を非キー表示部32B内で検知した場合(S415でYES)、その2点目のタッチ位置の座標が、1点目のタッチ位置の座標よりも右側の領域R1にあるかどうかを判断する(S416)。
2点目のタッチ位置の座標が、1点目のタッチ位置の座標よりも右側の領域R1にある場合には、制御部10Bは、文字状態記憶部4Bの状態情報をインクリメントして更新する(S417)。
一方、2点目のタッチ位置の座標が、1点目のタッチ位置の座標よりも左側の領域R2にある場合には、制御部10Bは、文字状態記憶部4Bの状態情報をデクリメントして更新する(S418)。
ステップS417,418の何れを経た場合も、制御部10Bは、文字状態記憶部4Bの状態情報をインデックスとして、入力可能文字種管理部6Bの該当する配列にアクセスして表示すべき文字を取得し、取得した文字の情報を文字表示制御部203Bに出力する(S419)。文字表示制御部203Bは、制御部10Bから送られた文字を、最初に表示していた文字と入れ替えて文字表示部33Bに表示する(S420)。
例えば、文字表示部33Bに「o」が表示されている状態で、図20(D)に示すように、非キー表示部32Bの「o」キーよりも右側の領域R1がタッチされた場合には、制御部10Bは、文字状態記憶部4Bの状態情報「0」をインクリメントし、更新後の状態情報「1」をインデックスとして、入力可能文字種管理部6Bに保持された配列「o」にアクセスし、インデックス1に対応する「oアクサンテギュ」を取得する。続いて、制御部10Bは、取得した「oアクサンテギュ」を文字表示制御部203Bに出力し、文字表示制御部203Bは、文字表示部33Bに「oアクサンテギュ」を表示する。
また、文字表示部33Bに「o」が表示されている状態で、図20(C)に示すように、非キー表示部32Bの「o」キーよりも左側の領域R2がタッチされた場合には、制御部10Bは、文字状態記憶部4Bの状態情報「0」をデクリメントし、更新後の状態情報「3」をインデックスとして、入力可能文字種管理部6Bに保持された配列「o」にアクセスし、インデックス0に対応する「oダブルアキュート」を取得する。続いて、制御部10Bは、取得した「oダブルアキュート」を文字表示制御部203Bに出力し、文字表示制御部203Bは、文字表示部33Bに「oダブルアキュート」を表示する。
また、入力制御部21Bが、1点目のタッチ操作を検知しない状態になった場合には(S413でNO)、文字表示制御部203Bは、入力文字を確定する(S421)。続いて、制御部10Bは、キーセット状態記憶部5Bが保持している状態情報を文字状態記憶部4Bにコピーして保持する(S422)。キー表示制御部201Bは、上記のステップS412で非キー表示部32Bとして表示していた領域を、キー表示部31Bとして表示する(S423)。
その後、制御部10Bは、第1の実施の形態におけるステップS119と同様にして、処理を終了する(S424)。
以上説明したように、本発明の第4の実施の形態では、1点目にタッチしたキーの周囲に非キー表示部32Bの複数の領域R1,R2が配設され、どの領域がタッチされるかによって異なる文字が表示される。そのため、1つのキーに複数の文字が割り当てられている場合でも、少ない操作で所望の文字を選択し、表示させることができる。
また、非キー表示部32Bの各領域R1,R2の面積を大きく確保することができ、1点目のタッチ位置から各領域R1、R2までの距離も短いため、タッチ操作が容易であり、誤入力を抑制することができる。
第5の実施の形態
上述した各実施の形態では、入力文字の変換について説明したが、本発明は、入力文字の変換以外にも利用することができる。この第5の実施の形態では、上述した第1の実施の形態を、情報処理装置としての画像形成装置1Cの動作条件の設定または変更に利用している。
図23は、第5の実施の形態における画像形成装置1Cの構成を示すブロック図である。画像形成装置1Cは、制御部10Cと、タッチパネル制御部2Cと、タッチパネル3Cと、画像形成部(プリンタ部)110と、読取部(スキャナ部)120とを備えている。画像形成装置1Cは、制御部10Cの制御により、読取部120で読み取った原稿の画像を画像形成部110で媒体に印刷するよう構成されている。
画像形成部110は、媒体トレイ等から媒体(例えば印刷用紙)を供給する媒体供給部111と、媒体供給部111から供給された媒体にトナー(現像剤)像を形成する画像形成ユニット112と、画像形成ユニット112で媒体上に形成されたトナー像を定着する定着部113と、トナー像が定着した媒体を排出する媒体排出部114とを有している。
読取部120は、読取対象である原稿を搬送する原稿搬送部121と、原稿搬送部121によって搬送される原稿を読み取る読取センサとしてのラインセンサ122とを有している。原稿搬送部121によって原稿を副走査方向に搬送しながら、ラインセンサ122で原稿の主走査方向のラインイメージを読み取る。
また、タッチパネル制御部2Cは、表示制御部20Cと、入力制御部21Cとを有している。表示制御部20Cは、キー表示制御部201Cと、非キー表示制御部202Cと、文字表示制御部203Cとを有している。
図24は、タッチパネル3Cの表示例を示す。キー表示制御部201Cは、タッチパネル3Cの所定の領域に、読取部120による読取解像度を設定するための、第1の表示部としてのキー表示部34を表示する。キー表示部34は、それ全体で入力用の一つのキーを構成しており、「解像度」という文字を表示している。
また、キー表示制御部201Cは、タッチパネル3Cの第1の表示部としてのキー表示部34とは別の領域(例えば、キー表示部34の下側の領域)に、画像形成および画像読取をカラーで行うかモノクロで行うかを選択するための、第1の表示部としてのキー表示部35を表示する。キー表示部35は、それ全体で入力用の一つのキーを構成しており、「モノクロ/カラー」という文字を表示している。
また、キー表示制御部201Cは、タッチパネル3Cのキー表示部34,35とは別の領域(例えば、キー表示部34,35に対して斜め下方の領域)に、画像形成部110と読取部120の設定のための、第2の表示部としての設定部37を表示する。
図25は、タッチパネル3Cのキー表示部34がタッチされた場合の表示例を示す。入力制御部21Cが、キー表示部34において1点目のタッチ操作を検知すると、非キー表示制御部202Cは、キー表示部34の外側に、第2の領域としての非キー表示部36を表示する。ここでは、第3の表示部としての非キー表示部36を、キー表示部34を四方から囲むように表示するが、第1の実施の形態の変形例(図10〜13)のように表示してもよい。
そして、入力制御部21Cが、非キー表示部36において2点目のタッチ操作を検知すると、キー表示制御部201Cは、第2の表示部としての設定部37に、読取部120の解像度(読取解像度)を設定するためのリスト37aを表示する。
リスト37aは、複数の解像度(例えば、150dpi、300dpi、600dpi)の表示を含んでいる。入力制御部21Cが、リスト37aに含まれる選択肢(解像度)の何れかにおいて3点目のタッチ操作を検知すると、制御部10Cは、読取部120の読取解像度を、リスト37aで選択された解像度に設定する。
図26は、タッチパネル3Cのキー表示部35がタッチされた場合の表示例を示す。入力制御部21Cが、キー表示部35において1点目のタッチ操作を検知すると、非キー表示制御部202Cは、キー表示部35の外側に、第2の領域としての非キー表示部38を表示する。ここでは、非キー表示部38を、キー表示部35を四方から囲むように表示するが、第1の実施の形態の変形例(図10〜13)のように表示してもよい。
そして、入力制御部21Cが、第3の表示部としての非キー表示部38において2点目のタッチ操作を検知すると、キー表示制御部201Cは、第2の表示部としての設定部37に、カラー/モノクロの選択のためのリスト37bを表示する。
入力制御部21Cが、リスト37bに含まれる選択肢(カラーまたはモノクロ)の何れかにおいて3点目のタッチ操作を検知すると、制御部10Cは、画像形成部110および読取部120の対応色を、リスト37bで選択されたカラーまたはモノクロに設定する。
以上説明したように、本発明の第5の実施の形態では、タッチパネル3Cにおいて動作条件を設定する際に、キー表示部34(35)にタッチし、さらにその外側の非キー表示部36(38)にタッチすることにより、設定部37に解像度設定用のリスト37aを表示させ、またカラー/モノクロの設定用のリスト37bを表示させることができる。そのため、少ない操作数で、画像形成装置1Cの複数の動作条件を設定することができる。
また、非キー表示部36(38)がキー表示部34(35)を囲むように表示されるため、非キー表示部36(38)のタッチ操作を容易に行うことができる。
なお、第5の実施の形態は、マルチタッチ非対応のタッチパネルを用いた第2の実施の形態にも適用することができる。この場合には、キー表示部34(35)にタッチして指を離した状態で、キー表示部34(35)の周囲に非キー表示部36(38)が表示される。
また、非キー表示部36(38)は、キー表示部34(35)の周囲に表示されるものには限定されず、例えば、図10〜図13に示したように表示してもよい。また、非キー表示部36(38)が形成される第2の領域に、例えば「解像度変更」等、機能が一目で分かるように機能名を付してもよい。
第6の実施の形態
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。上述した各実施の形態では、非キー表示部32に変換部としての機能(変換機能)を割り当てていたが、本発明はそのような構成に限定されるものではない。この第6の実施の形態では、非キー表示部32の機能を切り替え可能としている。
図27は、第6の実施の形態における情報処理装置100の構成を示すブロック図である。情報処理装置100は、タッチパネル制御部200が非キー表示部32の機能を切り換えるための機能切替部210を有している点において、第1の実施の形態の情報処理装置1と異なるものである。その他の点は、第1の実施の形態の情報処理装置1と同様である。
タッチパネル制御部2Dの機能切替部210は、図28に示すように、タッチパネル3に、非キー表示部32の設定を有効とするか無効とするかの指定画面51(指定部)を表示する。ユーザは、指定画面51にタッチすることにより、非キー表示部32の機能を有効または無効にする設定を行うことができる。非キー表示部32の機能を無効にした場合には、ユーザが非キー表示部32にタッチしてもタッチパネル3の表示は変化しない。
また、機能切替部210は、図29に示すように、非キー表示部32の機能を複数の機能の中から選択(指定)する機能指定画面52(機能指定部)を表示するようにしてもよい。図29に示した例では、非キー表示部32の機能として、「変換」、「シフト」および「スペース」が選択可能となっている。
機能指定画面52で「変換」が選択された場合には、非キー表示部32は第1の実施の形態で説明したように機能する。一方、機能指定画面52で「シフト」が選択された場合には、非キー表示部32はシフトキーと同様に機能する。また、機能指定画面52で「スペース」が選択された場合には、非キー表示部32はスペースキーと同様に機能する。
なお、図28に示した指定画面51および図29に示した機能指定画面52は、図2に示したタッチパネル3の任意の位置に表示することができる。情報処理装置100の他の構成は、第1の実施の形態の情報処理装置1と同様である。
以上説明したように、本発明の第6の実施の形態では、非キー表示部32の機能を切り替え可能としたため、情報処理装置100の操作性および利便性を向上することができる。
第7の実施の形態.
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。上述した各実施の形態では、第1の領域(キー表示部31が設けられる領域)と第2の領域(非キー表示部32)の両方をタッチパネル3に設けていた。しかしながら、本発明はそのような構成に限定されるものではない。この第7の実施の形態では、タッチパネル3Hに第1の領域を設け、タッチパネル3Hの外側の筐体部40に第2の領域を設けたものである。
図30は、第7の実施の形態における情報処理装置101を示す図である。情報処理装置101は、例えばスマートフォン等の携帯端末であり、タッチパネル3Hと、タッチパネル3Hの外側の筐体部40とを有している。
タッチパネル3Hは、その外周(4辺)を構成する上辺301,右辺302,下辺303および左辺304を有している。筐体部40は、例えばプラスチック等で形成されたケースであり、タッチパネル3Hの4辺301,302,303,304を外側から囲む形状を有している。
タッチパネル3Hには、第1の表示部としてのキー表示部31と、第2の表示部としての文字表示部33とが表示される。なお、他の構成例としては、タッチパネル3Hにキー表示部31のみを設け、文字表示部33を筐体部40に設けてもよい。この場合には、タッチパネル3Hの全体が第1の領域となる。
一方、筐体部40には、第2の領域としての操作受付部401,402,403,404が設けられている。操作受付部401,402,403,404は、タッチパネル3Hの4辺301,302,303,304にそれぞれ対向する位置に形成されている。
操作受付部401,402,403,404の機能は、特に限定されるものではない。例えば、操作受付部401,402,403,404の全てに、第1の実施の形態で説明した非キー表示部32と同様の機能を割り当ててもよい。また、操作受付部401,402,403,404に異なる機能を割り当てても良い。例えば、操作受付部401,403には非キー表示部32の機能を割り当て、操作受付部402にはシフトキーの機能を割り当て、操作受付部404にはスペースキーの機能を割り当てる、といった構成も可能である。
情報処理装置101の他の構成は、第6の実施の形態の情報処理装置100と同様である。
図30では、タッチパネル3H(第1の領域)の外周を構成する4辺301,302,303,304に沿って操作受付部401,402,403,404が配置されているが、このような構成に限定されるものではなく、タッチパネル3Hの4辺のうち、少なくとも2辺(例えば、対向する2辺、方向の異なる2辺、または3辺)に対向するように操作受付部が配置されていれば、高い操作性を得ることができる。
例えば、図31に示した第1の変形例(情報処理装置102)では、タッチパネル3Hの上下両側に(すなわち上辺301と下辺303に対向する位置に)、操作受付部401,403が設けられている。また、図32に示した第2の変形例(情報処理装置103)では、タッチパネル3Hの左右両側に(すなわち右辺302と左辺304に対向する位置に)、操作受付部402,404が設けられている。
図33に示した第3の変形例(情報処理装置104)では、タッチパネル3Hの上側と右側に(すなわち上辺301と右辺302に対向する位置に)、操作受付部401,402が設けられている。また、図34に示した第4の変形例(情報処理装置105)では、タッチパネル3Hの上側と左側に(すなわち上辺301と左辺304に対向する位置に)、操作受付部401,404が設けられている。
図35に示した第5の変形例(情報処理装置106)では、タッチパネル3Hの左右両側と上側に(すなわち上辺301と右辺302と左辺304に対向する位置に)、操作受付部401,402,403が設けられている。図36に示した第6の変形例(情報処理装置107)では、タッチパネル3Hの左右両側と下側に(すなわち右辺302と下辺303と左辺304に対向する位置に)、操作受付部402,403,404が設けられている。
なお、本実施の形態における「タッチパネル3Hの外周を構成する辺と対向する位置」とは、当該辺に沿った仮想直線L1に対向する位置であればよい。例えば、図37において、タッチパネル3Hの外周を構成する辺301と対向する位置とは、辺301に沿った仮想直線L1に対向する位置を意味する。また、辺301に沿った仮想直線L1に対向する位置とは、仮想直線L1に対して矢印Aで示す側(タッチパネル3Hから離間する側)に配置された位置を意味する。
図37に示した第7の変形例(情報処理装置108)では、操作受付部401の長手方向の一端部401Aは、タッチパネル3Hの外周を構成する辺301に沿った仮想直線L1と対向する位置に配置され、さらに、仮想直線L2と対向する位置にも配置されている。同様に、操作受付部401の長手方向の他端部401Bは、タッチパネル3Hの外周を構成する辺301に沿った仮想直線L1と対向する位置に配置され、さらに、辺304に沿った仮想直線L3と対向する位置にも配置されている。ここでは、各端部401A,401Bは、仮想直線L1に対して略45度の角度を有しているが、このような角度に限定されるものではない。
また、操作受付部402の長手方向の一端402Aは、タッチパネル3Hの外周を構成する辺302に沿った仮想直線L2と対向する位置に配置され、さらに、辺301に沿った仮想直線L1と対向する位置にも配置されている。同様に、操作受付部402の長手方向の他端402Bは、タッチパネル3Hの外周を構成する辺302に沿った仮想直線L2と対向する位置に配置され、さらに、辺303に沿った仮想直線L4と対向する位置にも配置されている。ここでは、各端部402A,402Bは、仮想直線L2に対して略45度の角度を有しているが、このような角度に限定されるものではない。
ここでは、操作受付部403は、操作受付部401に対して上下対称となる形状を有しており、操作受付部404は、操作受付部402に対して左右対称となる形状を有している。
以上説明したように、本発明の第7の実施の形態では、タッチパネル3Hに第1の領域(キー表示部31)を設け、タッチパネル3Hの外側の筐体部40に第2の領域(操作受付部401〜404)を設けたため、体部40のスペースを有効に利用して情報処理装置101〜108の操作性を向上することができる。
なお、上述した各実施の形態では、タッチパネルのみで操作する情報処理装置について説明したが、本発明は、タッチパネルに加えてハードキーを備えた情報処理装置にも適用することができる。
また、第1から第7の実施の形態における思想および形態は、どのように組み合わせて実施しても一定の効果が得られる。例えば、第2の領域を、タッチパネル3と筐体部40の両方に設けてもよい。
本発明は、タッチパネルを備えた情報処理装置、例えば、画像形成装置(複合機を含む)、携帯電話、PDA等に適用することができる。
1,1A,1B,100,101,102,103,104,105,106,107,108 情報処理装置、 1C 画像形成装置、 2,2A,2B,2C,200 タッチパネル制御部、 21,21A,21B,21C 入力制御部、 201,201A,201B,201C キー表示制御部、 202,202A,202B,202C 非キー表示制御部、 203,203A,203B,203C 文字表示制御部、 3,3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G,3H タッチパネル、 31,31A,31B,31C,31D,31E,31F,31G,34,35 キー表示部(第1の表示部)、 32,32A,32B,32C,32D,32E,32F,32G,36,38 非キー表示部(第3の表示部、第2の領域)、 33,33A,33B,33C,33D,33E,33F,33G 文字表示部(第2の表示部)、 4,4A,4B,4C 文字状態記憶部、 5,5A,5B,5C キーセット状態記憶部、 6,6A,6B,6C 入力可能文字種管理部、 7,7B キー位置情報管理部、 8 インデックス動作管理部、 10,10A,10B,10C 制御部、 100 画像形成装置、 40 筺体部、 401,402,403,404 操作受付部(第2の領域)、 51 指定画面、 52 機能指定画面、 110 画像形成部、 120 読取部、 210 機能切替部。

Claims (28)

  1. 第1の領域と、
    前記第1の領域に設けられ、操作のためのキーが表示される第1の表示領域と、
    前記第1の領域の外側に配置され、操作を受け付ける第2の領域と、
    前記第2の領域とは異なる領域に配置され、前記第1の表示領域における操作と、前記第2の領域における操作とに基づいて情報を表示する第2の表示領域と
    を有し、
    前記第2の表示領域は、
    前記第1の表示領域のキーがタッチされたときに、前記第1の表示領域の前記タッチされたキーに対応する第1の情報を表示し、
    前記第1の情報が表示された状態で前記第2の領域がタッチされた場合、前記第1の情報から第2の情報に切り換えて表示し、
    前記第2の情報が表示された状態で前記第2の領域がタッチされた場合、前記第2の情報から前記第1の情報に切り換えて表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. タッチパネルを有し、
    前記タッチパネルは、前記第1の表示領域と、前記第2の領域と、前記第2の表示領域とを有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. タッチパネルと、
    前記タッチパネルに配置された第1の領域と、
    前記第1の領域に設けられ、操作のためのキーが表示される第1の表示領域と、
    前記タッチパネルの外周に配置された筐体部と、
    前記筐体部に配置され、操作を受け付ける第2の領域と、
    前記第1の表示領域における操作と、前記第2の領域における操作とに基づいて情報を表示する第2の表示領域と
    を有し、
    前記第2の表示領域は、前記第1の表示領域のキーがタッチされたときに、前記第1の表示領域の前記タッチされたキーに対応する情報を表示し、
    前記タッチされたキーに対応する情報が表示された状態で前記第2の領域が複数回タッチされる場合、前記第2の領域がタッチされる毎に、前記第1の表示領域の前記タッチされたキーに対応する情報を切り換えて表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 第1の領域と、
    前記第1の領域に設けられ、操作のためのキーが表示される第1の表示領域と、
    前記第1の領域の外側に配置され、操作を受け付ける第2の領域と、
    前記第1の表示領域における操作と、前記第2の領域における操作とに基づいて情報を表示する第2の表示領域と
    を有し、
    前記第2の領域は、前記第1の領域の上側、下側、左側および右側のうち、少なくとも2つの領域に設けられ、
    前記第2の表示領域は、前記第1の表示領域のキーがタッチされたときに、前記第1の表示領域の前記タッチされたキーに対応する情報を表示し、
    前記タッチされたキーに対応する情報が表示された状態で前記第2の領域が複数回タッチされる場合、前記第2の領域がタッチされる毎に、前記第1の表示領域の前記タッチされたキーに対応する情報を切り換えて表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記第2の領域は、前記第1の領域を挟んで互いに対向する2つの領域に設けられていることを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の領域は、前記第1の領域の上側、下側、左側および右側の領域に設けられていることを特徴とする請求項1から5までの何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の領域は、前記第1の領域を囲むように設けられていることを特徴とする請求項1から6までの何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2の領域は、前記第1の領域の有する複数の辺のうち、方向の異なる少なくとも2つの辺に対向する少なくとも2つの領域に設けられていることを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1の表示領域の表示を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1の領域のうち、前記第1の表示領域のタッチされたキーの外側を、前記第2の領域に変更すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1の表示領域の表示を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1の領域のうち、前記第1の表示領域のタッチされたキーの外側を、前記第2の領域に変更し、且つ、前記第2の領域を複数の領域に分割し、
    前記第2の領域の前記複数の領域のどの領域が操作されるかによって、異なる情報を前記第2の表示領域に表示すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  11. 前記第1の表示領域の表示を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1の表示領域が操作された後、前記第2の領域での操作の受け付けを可能にすること
    を特徴とする請求項1から8までの何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 複数の前記第1の表示領域を備え、
    複数の前記第1の表示領域の何れが操作されたかによって、異なる種類の情報を前記第2の表示領域に表示すること
    を特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記第1の表示領域は、複数の文字を選択可能な複数の文字キーを有し、
    前記第1の表示領域で選択された文字を、前記第2の領域の操作によって変換すること
    を特徴とする請求項1から12までの何れか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記第1の表示領域をタッチした後に、前記第2の領域をタッチすることにより、前記第2の表示領域の表示が変更されるよう構成されていること特徴とする請求項1から13までの何れか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記第1の表示領域のタッチを離した後に、前記第2の表示領域の表示が確定されるよう構成されていることを特徴とする請求項1から14までの何れか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記第1の表示領域のキーがタッチされたときに、前記第2の表示領域に表示される前記第1の表示領域にタッチされたキーに対応する情報は、第1の情報であり、
    前記第2の表示領域は、
    前記第1の表示領域のキーがタッチされた状態で前記第2の領域が1度タッチされた場合に、前記第1の情報から第2の情報に切り換えて表示し、
    その後、前記第1の表示領域のキーがタッチされた状態で前記第2の領域が再びタッチされた場合に、前記第2の情報から前記第1の情報に切り換えて表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  17. 前記第1の表示領域のキーがタッチされたときに、前記第2の表示領域に表示される前記第1の表示領域にタッチされたキーに対応する情報は、第1の情報であり、
    前記第2の表示領域は、
    前記第1の表示領域のキーがタッチされた状態で前記第2の領域が1度タッチされた場合に、前記第1の情報から第2の情報に切り換えて表示し、
    その後、前記第1の表示領域のキーがタッチされた状態で前記第2の領域が再びタッチされた場合に、前記第2の情報から第3の情報に切り換えて表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  18. タッチパネルを備えた画像形成装置であって、
    前記タッチパネルは、
    第1の領域と、
    前記第1の領域に設けられ、操作のためのキーが表示される第1の表示領域と、
    前記第1の領域の外側に配置され、操作を受け付ける第2の領域と、
    前記第2の領域とは異なる領域に配置され、前記第1の表示領域における操作と前記第2の領域における操作とに基づいて情報を表示し、前記画像形成装置の動作条件の設定または変更のための操作を受け付ける第2の表示領域と
    を有し、
    前記第2の表示領域は、
    前記第1の表示領域のキーがタッチされたときに、前記第1の表示領域の前記タッチされたキーに対応する第1の情報を表示し、
    前記第1の情報が表示された状態で前記第2の領域がタッチされた場合、前記第1の情報から第2の情報に切り換えて表示し、
    前記第2の情報が表示された状態で前記第2の領域がタッチされた場合、前記第2の情報から前記第1の情報に切り換えて表示する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  19. 複数の前記第1の表示領域を備え、
    複数の前記第1の表示領域の何れが操作されたかによって、異なる種類の情報を前記第2の表示領域に表示すること
    を特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 画像形成部と読取部とを備え、
    前記第2の表示領域における操作によって、前記画像形成部または前記読取部の動作条件の設定または変更を行うこと
    を特徴とする請求項18または19に記載の画像形成装置。
  21. 前記タッチパネルは、マルチタッチに対応していることを特徴とする請求項18から20までの何れか1項に記載の画像形成装置。
  22. 第1の領域と、
    前記第1の領域に設けられ、入力のためのキーが表示される第1の表示領域と、
    前記第1の領域の外側に配置され、入力を受ける第2の領域と、
    前記第2の領域とは異なる領域に配置され、前記第1の表示領域における入力と、前記第2の領域における入力とに基づいて情報を表示する第2の表示領域と
    を有し、
    前記第2の表示領域は、
    前記第1の表示領域のキーがタッチされたときに、前記第1の表示領域の前記タッチされたキーに対応する第1の情報を表示し、
    前記第1の情報が表示された状態で前記第2の領域がタッチされた場合、前記第1の情報から第2の情報に切り換えて表示し、
    前記第2の情報が表示された状態で前記第2の領域がタッチされた場合、前記第2の情報から前記第1の情報に切り換えて表示する
    ことを特徴とするタッチパネル。
  23. 前記第2の領域は、前記第1の領域の上側、下側、左側および右側のうち、少なくとも2つの領域に設けられていることを特徴とする請求項22に記載のタッチパネル。
  24. 前記第2の領域は、前記第1の領域を挟んで互いに対向する2つの領域に設けられていることを特徴とする請求項22または23に記載のタッチパネル。
  25. 前記第2の領域は、前記第1の領域の上側、下側、左側および右側の領域に設けられていることを特徴とする請求項22から24までの何れか1項に記載のタッチパネル。
  26. 前記第2の領域は、前記第1の領域を囲むように設けられていることを特徴とする請求項22から25までの何れか1項に記載のタッチパネル。
  27. 前記第2の領域は、前記第1の領域の有する複数の辺のうち、方向の異なる少なくとも2つの辺に対向する少なくとも2つの領域に設けられていることを特徴とする請求項22または23に記載のタッチパネル。
  28. マルチタッチに対応していることを特徴とする請求項22から27までの何れか1項に記載のタッチパネル。
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