JP6112966B2 - 眼特性測定装置、眼特性測定方法、コンピュータプログラム - Google Patents

眼特性測定装置、眼特性測定方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、被検眼の眼特性を測定するための眼特性測定装置、眼特性測定方法、コンピュータプログラムに関するものである。
近年、白内障手術に用いる眼内レンズ(IOL)の普及により、眼内レンズを挿入した被検眼が増えてきている。以下、眼内レンズを「IOL」と記し、眼内レンズが挿入された被検眼を「IOL眼」と記す。IOLはその形状や材質、屈折力調節能力の有無など、水晶体とは異なる特徴を持っている。そのため、IOL眼を高精度に測定するには、IOL眼の特徴を考慮した測定方法を用いる必要がある。
特許文献1では、被検眼がIOL眼であるかどうかを検者が装置に入力し、その入力に応じて装置がジョグダイアルの機能を切り替える眼屈折力測定装置に関する技術が提案されている。そのため、一般に縮瞳しやすいIOL眼に対して、検者はジョグダイアルで固指標の光量を調節することができる。
特許第3244873号公報
従来、眼屈折力の測定が困難になることを防ぐため、縮瞳を回避する技術が提案されている。一方、角膜表面曲率測定の際には、十分に瞳孔が開いていると、測定光がIOLで反射してゴーストを形成するため、測定精度を悪化させてしまうおそれがある。しかし、縮瞳した際にはゴーストとなる光束が虹彩で遮られることで、ゴーストは除去される。
本発明では、以上の点を鑑み、IOL眼の角膜表面曲率測定の際に、ゴーストの除去を目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の眼特性測定装置は、被検眼の角膜に光路の中心軸の外側から光束を投影する光束角膜投影手段と、前記光束角膜投影手段による角膜反射光束を受光する角膜反射光束受光手段と、前記角膜反射光束受光手段受光して得た角膜反射像に基づいて角膜表面曲率を算出する角膜表面曲率算出手段と、被検眼に可視光を投影する可視光投影手段と、前記可視光投影手段の光量を変化させる可視光光量制御手段と、を有し、前記可視光光量制御手段が、前記被検眼に眼内レンズが挿入されている場合には眼内レンズが挿入されていない被検眼の角膜表面曲率算出時よりも前記可視光投影手段の光量を上昇させ、前記角膜反射光束受光手段が、前記上昇の後に角膜表面曲率算出用の角膜反射光束を受光することを特徴とする。
本発明によれば、IOL眼の角膜形状測定の際にゴーストを除去できる。このため、IOL眼の角膜表面曲率の測定を精度良く行える。
本発明の第1と第2の実施形態に係る光学系の配置図である。 ケラトリング発生源理を示す図である。 ゴーストの発生源理を示す図である。 ケラトリングとゴーストの現れ方を示す図である。 ケラトリングとゴーストが共存する撮影画像の輝度プロファイルを示す図である。 本発明の第1と第2の実施形態に係るシステムブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るフローチャートである。 ゴーストがケラトリングに対して大きくずれて現れた状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る光学系の配置図である。 本発明の第3の実施形態に係るシステムブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るフローチャートである。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態を、図1〜7に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る眼特性測定装置100aの測定部の光学系配置図である。眼特性測定装置100aの光学系は、角膜表面曲率測定光学系と、眼屈折力測定光学系と、固視標投影光学系と、アライメント光学系と、前眼部観察光学系とを含む。
(角膜表面曲率測定光学系)
角膜表面曲率測定光学系は、角膜表面曲率測定のための投影系と受光系とを含む。
リング光源101から被検眼Eに至る光路01は、角膜表面曲率測定のための投影系である。リング光源101は、波長780nmの光を照射する。この投影系は、光束角膜投影手段の一例である。この光路01の光軸(中心軸)L0を、眼特性測定装置100aの光軸とする。光束角膜投影手段の一例である投影系は、リング光源101の光路の中心軸である光路01の外側から、被検眼Eの角膜Ecに光束を投影する。
被検眼Eから撮像素子106に至る光路02は、角膜表面曲率測定光学系の受光系である。この受光系は、角膜反射光束受光手段の一例である。光路02上には、被検眼Eの側から順に、ダイクロイックミラー102、レンズ103、ハーフミラー104、レンズ105、撮像素子106が配列されている。ダイクロイックミラー102は、可視光を全反射し波長880nmの光束を一部反射する。アライメントプリズム絞り122は、不図示の拡散板挿脱ソレノイドにより、矢印Aの方向に往復移動可能に構成される。そして、アライメントプリズム絞り122は、角膜表面曲率測定時には、光路02外に配置されている。
なお、リング光源101と撮像素子106は、略共役な関係になっている。
リング光源101を含む投影系(光束角膜投影手段)からの投影光は、被検眼Eの角膜Ecの表面で反射する。その反射光束である角膜反射光束は、光路02を通過して撮像素子106に至る。この際、角膜Ecの表面曲率により反射角度が変わる。このため、撮像素子106には、角膜反射光束による角膜表面曲率算出用の角膜反射像として、角膜表面曲率に応じたリング像(ケラトリングR)が投影される。角膜表面曲率が大きいほど、ケラトリングRは大きくなる。また、角膜Ecがトーリック成分を持つと、ケラトリングRは楕円になる。画像処理演算部407(後述)は、角膜反射像の一例であるリング像から、角膜表面曲率を算出する。
なお、ここでは、光束角膜投影手段の一例である投影系に、リング光源101が適用される構成としたが、リング光源101ではなくてもよい。たとえば、複数の点光源が適用され、複数の点光源が所定のパターンを描く構成であっても良い。リング光源101や点光源により描かれるパターンは、円形以外の任意の形状であっても良い。
(眼屈折力測定光学系)
眼屈折力測定光学系は、眼屈折力測定のための投影系と受光系とを含む。
光源107から被検眼Eに至る光路03は、眼屈折力測定のための投影系である。光源107は、波長880nmの光を照射する。この投影系は、光束眼底投影手段の一例である。この投影系の光路03上には、光源107の側から順に、レンズ108、絞り109、孔あきミラー110、レンズ111、ダイクロイックミラー102が配置されている。絞り109は、被検眼Eの瞳孔Epと略共役である。
被検眼Eから孔あきミラー110で折り返して撮像素子115に至る光路04は、眼屈折力測定のための受光系である。この受光系は、眼底反射光束受光手段の一例である。この受光系の光路04上には、被検眼Eの側から順に、ダイクロイックミラー102、レンズ111、拡散板123、孔あきミラー110、眼屈折力測定絞り112、光束分離プリズム113、レンズ114、撮像素子115が配列されている。
拡散板123は半透明であり、不図示の拡散板挿脱ソレノイドにより矢印Bの方向に移動可能に構成される。そして、拡散板123は、眼屈折力測定時には、光路04外に配置されている。
光源107が発した光束は、絞り109で絞られ、レンズ108によりレンズ111の手前で1次結像し、レンズ111、ダイクロイックミラー102を透過して被検眼Eの瞳中心に投光される。その光束は眼底Efで結像する。そして、眼底Efでは光が散乱し、一部の光が眼底反射光束として、瞳孔Epを抜けて再びレンズ111に入射する。レンズ111に入射した眼底反射光束は、レンズ111を透過後に、孔あきミラー110の周辺で反射する。反射した眼底反射光束は、被検眼Eの瞳孔Epと略共役な眼屈折力測定絞り112と光束分離プリズム113で瞳分離される。眼屈折力測定絞り112は、リング状のスリットを有している。このため、瞳分離された眼底反射光束(眼屈折力算出用の眼底反射光束の一例)は、撮像素子115の受光面に、リング像(眼底反射像の一例)として投影される。被検眼Eが正視眼であれば、このリング像は所定の径の円になる。近視眼であれば正視眼に対して円が小さくなり、遠視眼であれば正視眼に対して円が大きくなる。被検眼Eに乱視がある場合には、リング像は楕円になる。画像処理演算部407は、リング像(眼底反射像)に基づいて、眼屈折力を算出する。この場合には、画像処理演算部407(後述)は、眼屈折力算出手段の一例として機能する。
(固視標投影光学系)
固視標照明用可視光光源116から被検眼Eに至る光路05は、固視標投影光学系である。固視標投影光学系は、固指標投影手段の一例である。固視標投影光学系の光路05上には、固視標照明用可視光光源116の側から順に、固視標117、レンズ118、ミラー119、レンズ120、ハーフミラー104、レンズ103、ダイクロイックミラー102が配置されている。固視標117は、被検眼Eを固視させるために用いられる。
固視誘導時には、固視標照明用可視光光源116が発する投影光束は、固視標117を裏側から照明する。そして投影光束は、レンズ118、ミラー119、レンズ120、ハーフミラー104、レンズ103、ダイクロイックミラー102を介して被検眼Eの眼底Efに投影される。なお、レンズ118は、被検眼Eの雲霧状態を実現するため、視度誘導制御を行う図示しない固視誘導モータにより、光軸方向(矢印C方向)に移動可能である。
図1においては、固視標照明用可視光光源116が、被検眼縮瞳のための可視光投影の機能を有する(可視光投影手段の一例である)構成を示す。そのため、別途縮瞳を促すための可視光光源は設けられていないが、縮瞳のための可視光光源を別途設けられる構成であってもよい。
(アライメント光学系)
アライメント光学系は、アライメント用の投影系と受光系を含む。
アライメント用の投影系は、眼屈折力測定光学系の投影系と共通である。アライメント用の投影系(眼屈折力測定のための投影系)は、被検眼Eの角膜Ecに光束を投影する。なお、アライメントを行う際には、半透明の拡散板123が、不図示の拡散板挿脱ソレノイドにより光路03内に配置されている。拡散板123が挿入される位置は、光源107のレンズ108による一次結像位置であり、かつレンズ111の焦点位置である。アライメント用の投影系は、アライメント用の光束角膜投影手段の一例である。
アライメント用の受光系は、角膜表面曲率測定光学系の受光系と共通である。ただし、アライメントを行う際には、アライメントプリズム絞り122は、不図示の拡散板挿脱ソレノイドにより光路02内に配置されている。
光源107が発する光は、拡散板123上に一旦結像して、それが二次光源となる。そして、拡散板123を透過した光(二次光源からの光)は、レンズ111から被検眼Eに向かって太い光束の平行光束として投影される。この平行光束は、被検眼Eの角膜Ecで反射する。反射した光束は、アライメントプリズム絞り122によって分光され、レンズ105を介して撮像素子106上に結像する。撮像素子106に結像する輝点の位置は、被検眼Eの位置によって異なる。このため、制御部406は、輝点の位置をもとに、被検眼Eのアライメントを行うことができる。
(前眼部観察光学系)
前眼部観察光学系は、前眼部観察のための投影系と受光系とを含む。
光源121から被検眼Eに至る光路06は、前眼部観察のための投影系である。光源121は、波長780nmの光を照射する。この投影系は、瞳孔部照明手段の一例である。
前眼部観察のための受光系は、角膜表面曲率測定光学系の受光系と共通である。被検眼Eの前眼部(瞳孔部)で反射した光は、角膜表面曲率測定光学系の受光系の光路02を通り、撮像素子106に投影される。撮像素子106は、投影された前眼部像(瞳孔部像の一例)を撮像する。この光路02と撮像素子106は、瞳孔部撮影手段の一例である。これにより、前眼部画像(瞳孔部像の一例)を得ることができる。そして、画像処理演算部407(瞳孔径算出手段の一例)は、アライメントが完了した時点での前眼部画像(瞳孔部像)から、瞳孔のエッジを抽出し瞳孔径を算出することができる。
(ケラトリングおよびゴーストの発生原理)
次に、図2および図3を用いて、図1の角膜表面曲率測定光学系により得られる、ケラトリングRおよびゴーストR’の発生原理を説明する。
図2は、ケラトリングRの発生原理を示す図である。図中、線L1は、リング光源101から角膜表面に直角に交わる線である。線L2は、リング光源101から角膜中心を結んだ線である。線L3は、線L2の眼軸対称の線である。リング光源101から出た測定光は、角膜Ecの表面で反射する。反射光は、線L1と線L3とが交わる位置P1に虚像を作る。そして、Area1(ドット領域)を通る反射光束を、虚像位置P1に焦点を合わせ撮像することで、ケラトリングRが得られる。
図3は、ゴーストR’の発生原理を示す図である。リング光源101から出た測定光は、IOL203の裏面で反射した場合には、位置P2で結像する。この実像がゴーストR’である。また、図3では、二つの大きさの瞳孔の場合の測定光の光路を示している。実線で示す瞳孔202のように、瞳孔径が大きい場合、IOL203の裏面からの反射光は位置P2で結像した後、Area2(ドット密度の低い領域)とArea3(ドット密度の高い領域)の領域を通り眼特性測定装置100aの本体まで戻る。この反射光が、図1における光路02を通り撮像素子106に受光されるとゴーストR’が発生する。
ただし、一部の反射光、特に光軸L0の外側に向かって発散していく成分は、光路上で遮断されるか光学部材(図1におけるダイクロイックミラー102およびレンズ103)を外れる。図3においては、撮像素子106まで到達する光束の領域をArea2とし、撮像素子106まで到達しない光束の領域をArea3として現わしている。
ここで、破線で示す瞳孔202’のように、瞳孔202が小さくなった場合を考える。リング光源101は、光軸L0の外側から角膜Ecに向けて斜めに光束を投影している。このため、ゴーストR’が結像する位置P2は、光軸L0上から離れた位置となる。したがって、瞳孔202が縮瞳し、瞳孔202’程度の大きさになることにより、光軸L0側に向かっていく光束領域Area2を遮る。この結果、ゴーストR’は除去される。
また、Area2とArea3を区切る線L4は、光学部材(図1におけるダイクロイックミラー102およびレンズ103)およびその周りの構造部品の設計によって決まる。そして、ダイクロイックミラー102およびレンズ103を小さくすることにより、線L4を光軸L0に略平行な線とすることができる。この場合、光軸L0に略平行な線L4上の光束を、瞳孔202’の位置で遮ることによって、ゴーストR’を除去できる。この場合、瞳孔の先端の位置は、線L4を瞳孔側に延長した線に近接した位置になる。なお、角膜Ecによる屈折が生じているが、角膜Ecと瞳孔202’の距離は近いため、近接した位置となる。したがって、位置P2まで縮瞳させることにより、ゴーストR’を除去できる。
(角膜表面曲率測定精度に対するゴーストの影響)
次に、図4と図5を参照して、角膜表面曲率測定精度に対する影響を説明する。図4(a)は、角膜表面曲率測定のためのケラトリングRである。図4(b),(c)は、角膜表面曲率測定におけるIOL眼の像である。図4(b),(c)に示すIOL眼の像には、ケラトリングRだけでなく、IOL反射によるゴーストR’も現れている。IOL203が角膜中心に対して同軸で傾くことなく正面を向いている理想的な場合は、図4(b)に示すように、ケラトリングRと同心にゴーストR’が現れる。しかし、実際には、IOLは角膜中心に対し偏心したり、傾いたりすることにより、ゴーストR’の位置がずれる。図4(c)は、ゴーストR’の位置が、ケラトリングRの中心に対してずれている場合の例である。なお、図4(c)では、図3における線L4が光軸L0に略平行な線となるように設計されている場合を想定している。このため、瞳孔先端301を境にゴーストR’の右上部分が消去される。
図5は、図4(a)の線L5および図4(c)の線L6上での輝度分布の例を模式的に示すグラフである。線L5上においては、ケラトリングRによる二つの山が得られる。各山の重心間距離D1より、リング像の径を算出する。一方、線L6上においては、ケラトリングRによる二つの山と、これに重なるようにゴーストR’による山が存在する。このため、ゴーストR’により山の重心がずれることがある。そうすると、本来の重心間距離D1とは異なる重心間距離D2となり、角膜表面曲率測定に誤差を生じさせてしまう。例えば、図4(c)においては、線L6の方向の径が小さくなり、ゴーストR’により誤って乱視成分を表示してしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、縮瞳により図4(d)に示すように、ゴーストR’を除去する。これにより、正確な角膜表面曲率測定を行えるようにする。
(眼特性装置の構成と動作)
次に、図6のシステムブロック図および図7のフローチャートを用いて、眼特性測定装置100aの構成と動作を説明する。
眼屈折力測定部414は、前記の眼屈折力測定光学系を含む。角膜表面曲率測定部413は、前記の角膜表面曲率測定光学系を含む。固視標投影部411は、前記の固視標投影光学系を含む。固視標投影部411は、さらに、可視光投影部412を含む。可視光投影部412は、被検眼Eの縮瞳のために被検眼Eに可視光を投影する。本実施形態においては、可視光投影部412は、固視標照明用可視光光源116を含む。ただし、縮瞳のために、固視標照明用可視光光源116とは別個の可視光光源を有する構成であってもよい。前眼観察部410は、前記の前眼部観察光学系を含む。
制御部406は、眼特性測定装置100aの各部を制御する。制御部406は、さらに、画像処理演算部407と可視光光量制御部408とを含む。画像処理演算部407は、各測定部や各観察部などが取得した画像を用いて所定の処理を行う(後述)。可視光光量制御部408は、可視光投影部412による可視光の光量を制御する。
メモリー405は、画像処理演算部407の演算結果や、各測定部や各観察部などが取得した画像など、各種データを記憶できる。
ディスプレー404は、各種メッセージや、各測定部や各観察部などが取得した画像を表示できる。ディスプレー404には、液晶表示装置など、公知の各種表示装置が適用できる。
操作部403は、ユーザーによる操作を受け付ける。制御部406は、操作部403に対する操作の内容に応じて各部を制御する。
IOL情報入力部402は、ユーザーが、被検眼EがIOL眼であるか否かを登録するために操作する部分である。制御部406は、IOL情報入力部402を通じて入力された情報(被検眼EがIOL眼であるか否かの情報)を、メモリー405などに登録する。
測定モード選択部401は、ユーザーが、眼特性測定装置100aの測定モードを選択するために操作する部分である。制御部406は、測定モード選択部401を介して選択された測定モードで動作する。
まず、ユーザーは、測定モード選択部401に対して、「眼屈折力測定と角膜表面曲率測定の連続撮影」、「眼屈折力測定」、「角膜表面曲率測定」から、測定モードを選択する操作を行う。制御部406は、眼特性測定装置100aの測定モードを、ユーザーにより選択された測定モードに切換える。
次に、眼特性測定装置100aは、被検眼EがIOL眼であるか否かの認識を行う。例えば、予め被検者の申告によりIOL眼であることが分かっている場合は、ユーザーは、IOL情報入力部402から被検眼EはIOL眼であることを登録(入力)する操作を行うことができる。この場合には、IOL情報入力部402は、眼内レンズ情報入力手段の一例として機能する。制御部406は、ユーザーによりIOL情報入力部402(眼内レンズ情報入力手段)を介して登録(入力)された内容を判断することによって、被検眼EがIOL眼であるか否かを認識する。この場合には、制御部406は、眼内レンズ挿入眼判定手段の一例として機能する。
また、ユーザーは、アライメント画像観察部409から得られた画像を、ディスプレー404を通して見ながら、操作部403にアライメントの操作を行う。制御部406は、ユーザーによる操作部403への操作に応じて、測定部のアライメント動作を行う。また、画像処理演算部407がアライメント画像観察部409から得られた画像を解析し、解析結果に応じて制御部406が自動的にアライメント動作を行うようにしてもよい。
このアライメント操作中もしくは操作後に、角膜表面曲率測定部413による予備的な撮影を行ってもよい。たとえば、アライメント用の投影系が、眼屈折力測定のための投影系と共通である構成においては、光源107の発する光束を被検眼Eの角膜Ecに投影する。そして、撮像素子106により、角膜反射像を撮像する。アライメント画像観察部409を有するアライメント光学系も、角膜Ecからの反射光の虚像を検出している。このため、角膜表面曲率測定と同様に、IOL203の裏面からの反射光によるゴーストR’が発生する。そこで、画像処理演算部407が撮像素子106による撮像画像を解析してゴーストR’が発生しているか否かを判定することにより、被検眼EがIOL眼であるか否かを自動的に判定することもできる。この場合には、画像処理演算部407が眼内レンズ挿入眼判定手段の一例として機能する。
また、したがって、アライメント画像観察部409が、アライメント動作中にゴーストR’の発生の有無を判定し、IOL眼であるか否かを判定してもよい。この場合には、アライメント画像観察部409が、眼内レンズ挿入眼判定手段の一例として機能する。
図7は、「眼屈折力測定と角膜表面曲率測定の連続撮影」モードにおいて、IOL眼であることが認識された場合のフローチャートである。
ステップS101では、制御部406は、前記のとおり、被検眼EがIOL眼であるか否かを判定する。
ステップS102では、制御部406は、眼屈折力測定部414を起動させ、眼屈折力測定を行う。まず、撮像素子115は、リング像(眼底反射像の一例)を受光する。そして、撮像素子115は、このリング像を撮像する。画像処理演算部407(眼屈折力算出手段の一例)は、撮像されたリング像に基づいて、眼屈折力を算出する。
本実施形態においては、角膜表面曲率測定の際のIOL203に起因するゴーストR’を除去するために、被検眼Eを縮瞳させる。ただし、瞳孔径が小さくなると、眼屈折力の測定ができなくなってしまうおそれがある。すなわち、瞳孔が小さすぎると、図1における眼屈折力測定絞り112のスリットまで反射光が広がらなくなり、リング像が得られなくなる。このため、縮瞳前に眼屈折力測定を行なう方がよい。IOL眼の認識(S101)が行われる前は、測定部は、通常の測定フローに従って起動している。例えば、通常は、被検眼Eの瞼をより大きく開かせる必要のある角膜表面曲率測定を、被検眼Eの開瞼による疲労を考慮し、眼屈折力測定よりも先に行ってもよい。この場合には、「眼屈折力測定と角膜表面曲率測定の連続撮影」モードが選択されると、角膜表面曲率測定部413がアクティブな状態となる。そこで、制御部406は、IOL眼を認識することにより、眼屈折力測定部414をアクティブな状態に切り替える動作を行う。また、測定モード選択部401に対して「角膜表面曲率測定」モードを選択する操作が行われた場合は、制御部406は、「眼屈折力の測定を行う場合は先に行ってください」等の警告をディスプレー404に表示する。このように、制御部406は、「眼屈折力測定」→「角膜表面曲率測定」という順番で測定を行うようにユーザーに促す動作を行う。
制御部406は、眼屈折力測定が終わると、測定値をメモリー405に保存する。そしてステップS103に進む。
ステップS103では、制御部406は、角膜表面曲率測定部413を立ち上げる。そして、角膜表面曲率測定部413によってケラトリングRを撮影する。
ステップS104では、画像処理演算部407は、撮影されたケラトリングRの像を解析し、ゴーストR’が存在するか否かの判定を行う。ゴーストR’が存在する場合には、画像処理演算部407は、可視光投影部412による可視光の光量を上昇させることを決定する。このように、本実施形態では、画像処理演算部407が、可視光投影部412による可視光の光量を上昇させるか否かを決定する可視光光量上昇判断手段の一例となる。ゴーストR’が存在する場合は、ステップS105に進む。
ステップS105では、可視光光量制御部408は、可視光投影部412による可視光投影光量を上昇(変化)させ、被検眼Eの縮瞳を促す。このように、本実施形態においては、画像処理演算部407が、可視光投影部412の光量を変化させる可視光光量制御手段の一例として機能する。
なお、本実施形態では固視標投影部411内の固視標照明用可視光光源116が、可視光投影部412として機能している。可視光投影部412の光量は、眼特性測定装置100aの動作開始からアライメント完了までは、一般的なIOL眼ではない被検眼が固視を行うのに適した光量に一意に決められている。可視光光量制御部408は、このIOL眼ではない被検眼向けの設定光量(アライメント時の設定光量)よりも高い値に変更するように、可視光投影部412に対して命令をする。可視光光量制御部408は、可視光投影部412がIOL眼ではない被検眼向けの設定光量よりも高い値になっている間において、ディスプレー404に「縮瞳を促すため、固視灯の光量が高くなっています」等の表示を行わせてもよい。これにより、縮瞳を待っている間に、ユーザーが誤って眼特性測定装置100aに他の動作をさせることを防止できる。縮瞳に要する時間を考慮し、所定の時間が経過した後に、ステップS106に進む。
ステップS106では、画像処理演算部407は前眼観察部410から得られた画像を解析して瞳孔径を算出する。そして、画像処理演算部407は、縮瞳が行われていることを確認する。縮瞳が確認された場合には、再度、ステップS103に進む。
このように、ゴーストR’が除去されるまで、S103からS105の動作や処理を繰り返す。
S104で、ゴーストR’が除去されたことが確認されると、ステップS107に進む。
ステップS107では、制御部406は、ユーザーによる操作に応じて、角膜表面曲率測定を行う。前記のとおり、撮像素子106は、角膜反射光束による角膜表面曲率算出用の角膜反射像として、角膜表面曲率に応じたリング像(ケラトリングR)を得る。角膜表面曲率が大きいほど、ケラトリングRは大きくなる。また、角膜Ecがトーリック成分を持つと、ケラトリングRは楕円になる。そこで、画像処理演算部407は、リング像から、角膜表面曲率を算出する。そして、制御部406は、測定値をメモリー405に保存する。角膜表面曲率測定の際には、画像処理演算部407は、ステップS103で撮影したケラトリングRから角膜表面曲率を算出しても良い。
以上の動作フローに従うことで、角膜表面曲率測定の際に、IOL203に起因するゴーストR’の影響を受けないようにできる。このため、角膜表面曲率の正確な測定ができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と共通の構成については、第1の実施形態と同じ符号を付し、説明を省略する。
第1の実施形態では、実際に角膜表面曲率測定における撮影画像にゴーストR’が発生しているか否かを調べ、その結果に基づいて可視光光量を上昇(変化)させた。このような構成では、ゴーストR’の消去のためにどの程度光量を上げればよいかが分かりづらい。このため、必要以上に強い可視光を照射することで、被検眼Eに負担をかけてしまうおそれがある。そこで、第2の実施形態では、瞳孔径の大きさを指標に用いることにより、必要以上に可視光光量を上昇させないで、正確な角膜表面曲率測定ができるようにする。
上述したように、図3における線L4が光軸L0に略平行であれば、瞳孔の境界でちょうどゴーストR’が隠れる。つまり、瞳孔径を指標にゴーストR’が存在するか否かを予測することができる。また、図8(a)に示すように、例えば、IOL203が被検眼E内で大きく傾いたり偏心したりすると、ケラトリングRに対してゴーストR’が大きくずれる。この場合、ゴーストR’を完全に消去するには非常に強い可視光を照射する必要がある。また、ゴーストR’が瞳孔中心まで来ている場合は、完全にゴーストR’を消去することは出来ない。しかし、図8(b)に示すように、瞳孔径をケラトリングRの内径よりも小さくすることにより、ケラトリングRとゴーストR’が重なり合わないように分離することができる。このように分離できれば、画像処理により容易にゴーストR’の影響を排除し、正確に角膜表面曲率が測定できるようになる。以上のことから、瞳孔径がケラトリングRの内側よりも小さくなるまで可視光光量を上昇させ、それ以上光量を上げないようにすれば、必要以上に可視光光量を上昇させないようにできる。
(眼特性測定装置の動作)
図9は、第2の実施形態における眼特性測定装置100aの動作を示したフローチャートである。眼特性測定装置100aが動作を開始してから、IOL眼の認識(ステップS201)と、眼屈折力の測定(ステップS202)は、それぞれ、第1の実施形態における図7のS101とS102と同じである。
ステップS203では、画像処理演算部407は、前眼観察部410から得られた画像を解析して瞳孔径を算出し、縮瞳が行われていることを確認する。
ステップS204では、角膜表面曲率測定部413は、予備的な撮影を行い、ケラトリング像を得る。そして、画像処理演算部407は、得られたケラトリング像を解析し、ケラトリングRの内径を算出する。
ステップS205では、画像処理演算部407は、得られた瞳孔径とケラトリングRの内径の大きさを比較する。ケラトリングRの内径の算出方法は、次のとおりである。図5に示したように、画像処理演算部407は、リング像による2つの山のうち、予め設定された輝度の閾値L7以上をリング像として認識する。そして、画像処理演算部407は、2つの山の内側における線L7上の位置の距離D3を、ケラトリングRの内径として求めることができる。ケラトリングRの内径が瞳孔径以下である場合には、ステップS206に進む。
ステップS206では、可視光光量制御部408は、可視光投影部412による可視光投影光量を上昇させ縮瞳を促す。そして、縮瞳に要する時間を考慮し、所定の時間経過したのちに、ステップS203に戻る。ステップS203に戻ると、再度、再度瞳孔径測定(S203)を行う。そして、ステップS205において、瞳孔径がケラトリングRの内径以下になるまで、ステップS203〜S206のフローを繰り返す。
S205において、瞳孔径がケラトリングRの内径以下になると、ステップS207に進む。
ステップS207では、制御部406は、ユーザーによる操作にしたがって、角膜表面曲率測定を行う。そして、制御部406は、測定値をメモリー405に保存する。
このように、瞳孔径をケラトリングRの内径以下にする。これにより、ゴーストR’の除去、または、ケラトリングRに対してゴーストR’を明確に分離することができる。したがって正確な角膜表面曲率測定を行うことができる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態にかかる眼特性測定装置100cは、角膜表面曲率測定および眼屈折力測定に、角膜厚測定機能が追加されたものである。
図10は、本発明の第3の実施形態に係る眼特性測定装置100cの測定部の光学系の配置図である。本実施形態にかかる眼特性測定装置100cの光学系は、角膜厚測定光学系と、角膜表面曲率測定光学系と、眼屈折力測定光学系と、固視標投影光学系と、アライメント光学系と、前眼部観察光学系とを有する。第3の実施形態の光学系は、図1に示す第1の実施形態の光学系に、角膜厚測定光学系が追加されたものであり、その他の構成は第1の実施形態と同じである。第1または第2の実施形態と共通の構成については、第1または第2の実施形態と同じ符号を付し、説明を省略する。
(角膜厚測定光学系)
角膜厚測定光学系は、角膜厚測定のための投影系と受光系とを含む。
光源124から被検眼Eに至る光路07は、角膜厚測定のための投影系である。光源124は、波長450nmの光を照射する。この投影系は、スリット光投影手段の一例であり、被検眼Eの角膜Ecにスリット光を投影する。この投影系(スリット光投影手段)の光路07上には、光源124の側から順に、スリット板125、レンズ126、ハーフミラー127、ハーフミラー104、レンズ103、ダイクロイックミラー102が配列されている。また、この投影系は、被検眼Eを縮瞳させるために、被検眼Eに可視光を投影する。すなわち、本実施形態では、この投影系は、可視光投影手段としての機能も有する。
被検眼Eから撮像素子130に至る光路08は、角膜厚測定のための受光系である。この受光系は、角膜散乱光束受光手段の一例である。この受光系(角膜散乱光束受光手段)の光路08上には、被検眼Eの側から順に、フィルタ128、レンズ129、撮像素子130が配置されている。フィルタ128は、光源124による角膜散乱光波長域の光を透過する。
投影光学系である光路07と受光系である光路08は、角膜Ecの角膜頂点で交差している。また、スリット板125、角膜Ec、撮像素子130は略共役の関係になっている。
光源124は、スリット板125を照明する。スリット板125の像(スリット光)は、レンズ126、レンズ103により、角膜Ec上に結像する。投影光(スリット光)は、角膜Ec内を透過する際に散乱して角膜散乱光束となる。この角膜散乱光束は、角膜厚算出用の角膜散乱光束の一例である。角膜散乱光束は、フィルタ128で余分な光がカットされた後、レンズ129により撮像素子130に結像する。撮像素子130に結像した角膜散乱光束が、角膜散乱像の一例である。これにより、撮像素子130では角膜断面像が取得され、画像処理演算部407(角膜厚算出手段の一例)は、角膜断面像の幅から角膜厚を算出することができる。
(眼特性測定装置の構成と動作)
次に、第3の実施形態にかかる眼特性測定装置100cの構成と動作について、図11のシステムブロック図および図12のフローチャートを用いて説明する。なお、第1の実施形態と共通の構成については、第1の実施形態と同じ符号を付し、説明を省略する。
図11に示すように、眼特性測定装置100cは、角膜厚測定部415を有する。角膜厚測定部415は、前記の角膜厚測定光学系を含む。そして、角膜厚測定部415は、可視光投影部416を含む。前記のとおり、角膜厚測定光学系の投影系が、可視光投影手段の一例としての機能も有する。その他は、第1の実施形態と共通の構成が適用できる。
図12のフローチャートは、「眼屈折力測定、角膜表面曲率測定、角膜厚測定の連続撮影」モードにおいて、IOL眼であることが認識された場合の動作の流れを示している。眼特性測定装置100cが動作を開始してから、ステップS301のIOL眼の認識と、ステップS302の眼屈折力の測定は、それぞれ、第1の実施形態における図7のステップS101とS102と同じである。
ステップS303では、角膜厚測定部415は、角膜厚測定を行う。前記のとおり、撮像素子130は、角膜散乱光束による角膜散乱像を撮像する。これにより、角膜断面像が得られる。画像処理演算部407は、角膜断面像から角膜厚を算出する。このように、本実施形態では、画像処理演算部407が角膜厚算出手段の一例として機能する。
角膜厚測定には、波長450nmの可視光領域の光を用いる。このため、測定の際に眩しさによって被検眼Eが縮瞳する場合がある。したがって、角膜厚測定の段階で縮瞳しゴーストR’が除去できていれば、可視光光量を上昇させて縮瞳させる手間を省くことができる。そこで、第3の実施形態においては、角膜表面曲率測定の前に、角膜厚測定を行う流れとする。以降の動作フロー(ステップS304〜S308)は、第2の実施形態におけるステップS203〜S207と同じである。
角膜厚測定により、瞳孔径がケラトリングRの内径以下になっていれば、そのまま角膜表面曲率測定に移行する。瞳孔径がケラトリングRの内径よりも大きければ、可視光光量を上昇させる。そして、瞳孔径がケラトリングRの内径よりも小さくなったことを確認したうえで、角膜表面曲率測定に移行する。
なお、第1の実施形態と第2の実施形態においては、可視光投影を、固視標投影部411内の可視光投影部412(固視標照明用可視光光源116)によって行っていた。第3の実施形態においては、第1の実施形態と第2の実施形態と同じであってもよい。また、角膜厚測定部415の有する可視光投影部416(光源124)による可視光投影により、縮瞳を促すようにしてもよい。すなわち、スリット光投影手段の一例である可視光投影部416が、可視光投影手段の一例として機能する構成であってもよい。
第3の実施形態では、第2の実施形態の動作を基本とし、角膜厚測定機能が含まれた場合の動作フローを説明したが、第1の実施形態の動作に従うようにしてもよい。この場合も、眼屈折力測定のすぐあとに、角膜厚測定を行う動作フローとなる。
以上の動作フローに従うことで、角膜厚測定機能を有する眼特性測定装置の場合に、効率的な測定が行える。
<眼特性測定装置の共通の構成>
ここで、各実施形態にかかる眼特性測定装置100a,100cのハードウェア構成について、簡単に説明する。図6と図11に示す各部は、PC、マイコン制御機器、論理制御回路等が適用され、具体的な構成は限定されない。また、コンピュータがプログラムを実行することにより実現される構成であってもよい。この場合には、眼特性測定装置100a,100cがコンピュータを有し、眼特性測定装置100a,100cを制御するためのコンピュータプログラムが、ROMやHDDなどの各種記憶媒体に、コンピュータ読取り可能に格納されている。そして、コンピュータのCPUがこのコンピュータプログラムを読み出し実行することにより、コンピュータが図6や図11に示す各部として機能し、図7、図9、図12に示す処理が実行される。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するコンピュータ読取り可能なプログラム(ソフトウェア)を、ネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム及びプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
本発明は、眼特性測定装置に有効な技術である。本発明によれば、被検眼に眼内レンズが挿入されている場合であっても、眼内レンズに起因するゴーストの影響を除去して角膜表面曲率測定を行うことができる。

Claims (18)

  1. 被検眼の角膜に光路の中心軸の外側から光束を投影する光束角膜投影手段と、
    前記光束角膜投影手段による角膜反射光束を受光する角膜反射光束受光手段と、
    前記角膜反射光束受光手段受光して得た角膜反射像に基づいて角膜表面曲率を算出する角膜表面曲率算出手段と、
    被検眼に可視光を投影する可視光投影手段と、
    前記可視光投影手段の光量を変化させる可視光光量制御手段と、
    を有し、
    前記可視光光量制御手段が、前記被検眼に眼内レンズが挿入されている場合には眼内レンズが挿入されていない被検眼の角膜表面曲率算出時よりも前記可視光投影手段の光量を上昇させ
    前記角膜反射光束受光手段が、前記上昇の後に角膜表面曲率算出用の角膜反射光束を受光することを特徴とする眼特性測定装置。
  2. 前記被検眼の眼底に光束を投影する光束眼底投影手段と、
    前記光束眼底投影手段による眼底反射光束を受光する眼底反射光束受光手段と、
    前記眼底反射光束受光手段受光して得た眼底反射像に基づいて眼屈折力を算出する眼屈折力算出手段と、
    をさらに有し、
    前記眼底反射光束受光手段が、前記被検眼に眼内レンズが挿入されている場合には、前記上昇の前に眼屈折力算出用の眼底反射光束を受光することを特徴とする請求項1に記載の眼特性測定装置。
  3. 前記被検眼の瞳孔部を照明する瞳孔部照明手段と、
    前記瞳孔部照明手段により照明された瞳孔部像を撮影する瞳孔部撮影手段と、
    前記瞳孔部像に基づいて瞳孔径を算出する瞳孔径算出手段と、
    前記角膜反射像の大きさと前記瞳孔径算出手段により算出された瞳孔径に基づいて前記可視光投影手段の光量をアライメント時の設定光量よりも上昇させるか否かを決定する可視光光量上昇判断手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の眼特性測定装置。
  4. 前記被検眼を固視させるための固視標と、
    前記固視標を前記被検眼に投影するための固視標投影手段と、
    をさらに有し、
    前記可視光投影手段は前記固視標投影手段であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の眼特性測定装置。
  5. 前記被検眼の角膜にスリット光を投影するスリット光投影手段と、
    前記スリット光投影手段による角膜散乱光束を受光する角膜散乱光束受光手段と、
    前記角膜散乱光束受光手段受光して得た角膜散乱像に基づいて角膜厚を算出する角膜厚算出手段と
    をさらに有し、
    前記被検眼に眼内レンズが挿入されている場合には、前記角膜反射光束受光手段が角膜表面曲率算出用の角膜反射光束を受光する前に、前記角膜散乱光束受光手段が角膜厚算出用の角膜散乱光束を受光することを特徴とした請求項1から4のいずれか1項に記載の眼特性測定装置。
  6. 前記被検眼の角膜にスリット光を投影するスリット光投影手段と、
    前記スリット光投影手段による角膜散乱光束を受光する角膜散乱光束受光手段と、
    前記角膜散乱光束受光手段受光して得た角膜散乱像に基づいて角膜厚を算出する角膜厚算出手段と、
    をさらに有し、
    前記可視光投影手段は前記スリット光投影手段であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の眼特性測定装置。
  7. ユーザーの操作に応じて被検眼に眼内レンズが挿入されていることを入力する眼内レンズ情報入力手段をさらに有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の眼特性測定装置。
  8. 前記角膜反射光束受光手段受光して得た角膜反射像から前記被検眼に眼内レンズが挿入されているか否かを判定する眼内レンズ挿入眼判定手段をさらに有すること特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の眼特性測定装置。
  9. 前記被検眼の角膜に光束を投影するアライメント用の光束角膜投影手段と、
    前記角膜反射光束受光手段により受光された前記アライメント用の光束角膜投影手段によりつくられる角膜反射像から前記被検眼に眼内レンズが挿入されているか否かを判定する別の眼内レンズ挿入眼判定手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の眼特性測定装置。
  10. 前記光束角膜投影手段は、リング光源を含むことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の眼特性測定装置。
  11. 前記角膜反射光束受光手段は、前記リング光源に略共役な位置に設けられることを特徴とする請求項10に記載の眼特性測定装置。
  12. 被検眼に眼内レンズが挿入されているか否かが認識可能に構成されることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の眼特性測定装置。
  13. 前記角膜反射光束受光手段は、前記被検眼に眼内レンズが挿入されている場合には、前記角膜反射光束および眼内レンズ反射光束を受光し、
    前記可視光光量制御手段が、前記被検眼に眼内レンズが挿入されている場合には、前記眼内レンズ反射光束が前記角膜反射光束受光手段により受光されなくなるまで前記可視光投影手段の光量を上昇させることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の眼特性測定装置。
  14. 前記角膜反射光束受光手段は、前記被検眼に眼内レンズが挿入されている場合には、前記角膜反射光束および眼内レンズ反射光束を受光し、
    前記可視光光量制御手段が、前記被検眼に眼内レンズが挿入されている場合には、前記角膜反射光束受光手段で受光して得た眼内レンズ反射像と前記角膜反射像とが重なり合わなくなるまで前記可視光投影手段の光量を上昇させることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の眼特性測定装置。
  15. 被検眼の角膜に光路の中心軸の外側から光束を投影して角膜反射光束を受光する角膜反射光束受光ステップと、
    前記角膜反射光束受光ステップで受光して得た角膜反射像に基づいて角膜表面曲率を算出する角膜表面曲率算出ステップと、
    被検眼に可視光を投影する可視光投影ステップと、
    前記可視光投影ステップでの光量を変化させる可視光光量制御ステップと、
    を有し、
    前記可視光光量制御ステップでは、前記被検眼に眼内レンズが挿入されている場合には、眼内レンズが挿入されていない被検眼の角膜表面曲率算出時よりも前記可視光投影ステップでの光量を上昇させ、
    前記角膜反射光束受光ステップでは、前記上昇の後に角膜表面曲率算出用の角膜反射光束を受光することを特徴とする眼特性測定方法
  16. 前記被検眼の眼底に光束を投影して眼底反射光束を受光する眼底反射光束受光ステップと、
    前記眼底反射光束受光ステップで受光して得た眼底反射像に基づいて眼屈折力を算出する眼屈折力算出ステップと、
    をさらに有し、
    前記眼底反射光束受光ステップでは、前記被検眼に眼内レンズが挿入されている場合には、前記上昇の前に眼屈折力算出用の眼底反射光束を受光することを特徴とする請求項15に記載の眼特性測定方法。
  17. 前記被検眼の瞳孔部を照明して瞳孔部像を撮影する瞳孔部撮影ステップと、
    前記瞳孔部像に基づいて瞳孔径を算出する瞳孔径算出ステップと、
    前記角膜反射像の大きさと前記瞳孔径算出ステップで算出された瞳孔径に基づいて前記可視光投影ステップの光量をアライメント時の設定光量よりも上昇させるか否かを決定する可視光光量上昇判断ステップと、
    をさらに有することを特徴とする請求項15または16に記載の眼特性測定方法。
  18. コンピュータに、請求項15から17のいずれか1項に記載の各ステップを実行させるためのコンピュータプログラム。
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