JP6111187B2 - 鉄道車両用軸箱支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、輪軸を支持する軸受が収容された軸箱を連結機構により台車枠に連結する鉄道車両用軸箱支持装置に関する。
鉄道車両の台車では、輪軸を支持する軸受が収容された軸箱が、台車枠に対して変位可能となるように軸箱支持装置により支持されている。軸箱支持装置には様々な方式のものが存在する。このうち軸ばり方式の軸箱支持装置は、軸箱とその上方にある台車枠の側ばりとの間にコイルバネからなる軸バネが介装されると共に、軸箱から車両長手方向に沿って延びる軸ばりの先端部が、台車枠から下方に突設された受け座に対して変位可能に支持されてなる(例えば特許文献1を参照)。
具体例として図12に示すように、従来の軸ばり方式の軸箱支持装置1では、不図示の軸箱から車両長手方向(紙面左右方向)に延びる軸ばり2の先端の筒状部3に対し、弾性ブッシュ(軸ばり支持ゴム)4を介して心棒5が装着されている。心棒5の車幅方向(紙面垂直方向)の両側面に形成された突起部5dは、台車枠6の側ばり6aから下方に突出してなる受け座7の嵌入溝7aに対し、下方から嵌入されている。そして、蓋部材8が突起部5dを下から支持した状態で、嵌入溝7aの下端開口を塞ぐように受け座7の下面に対して配置され、2本の第1ボルトB1、B2を用いて受け座7に固定されている。
US8,297,199B2
軸ばり式の軸箱支持装置では、軸箱が軸ばりを介して台車枠に連結されるとともに、筒状体に保持された心棒を軸中心に軸ばりが揺動し、軸バネを作動させる。従って軸バネを良好に作動させるためには、筒状体において、心棒の突起部を受け座と蓋部材との間で安定して保持することが重要である。そこで、筒状体から心棒が抜けないように、受け座に対して蓋部材を高い信頼性で固定することが求められている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、受け座と蓋部材との固定における高い信頼性を発揮することが可能な鉄道車両用軸箱支持装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、軸箱を連結機構により台車枠に連結する鉄道車両用軸箱支持装置であって、前記連結機構は、前記軸箱から車両長手方向に沿って延設され、延設方向端部において車幅方向両側に開口されてなる筒状部を有する軸ばりと、前記筒状部の内部空間に挿通され、車幅方向両側に突起部が設けられた車幅方向に延びる心棒と、前記台車枠に設けられ、前記突起部が嵌入される嵌入溝を有する一対の受け座と、前記嵌入溝に嵌入された前記各突起部を支持する一対の蓋部材と、前記各蓋部材を前記受け座に固定する締結機構と、前記締結機構の緩み止めとを備え、前記各受け座は、内周面に雌ねじが形成された第1ねじ孔を有し、前記各蓋部材は、第1挿通孔と、内周面に雌ねじが形成された第2ねじ孔とを有し、前記締結機構は、前記第1ねじ孔の雌ねじと螺合可能な第1ボルトと、前記第2ねじ孔の雌ねじと螺合可能な第2ボルトと、前記第1ボルトの頭部と嵌合して前記第1ボルトの回転を規制する嵌合孔及び前記第2ボルトの軸部を挿通可能な第2挿通孔を有するプレートとを有し、前記第1挿通孔を介して前記第1ボルトが前記第1ねじ孔に螺合され、前記第1ボルトの頭部に前記プレートの前記嵌合孔が嵌合され且つ前記第2ボルトが前記第2挿通孔を介して前記第2ねじ孔に螺合され、前記緩み止めが、少なくとも前記第2ねじ孔に対する前記第2ボルトの回転を規制する構成を有する。
上記した本発明の一態様によれば、受け座と蓋部材との間で蓋部材が筒状部の突起部を支持するとともに、蓋部材が締結機構により受け座に固定される。このとき、受け座と蓋部材とは第1ボルトと第1ねじ孔の螺合により互いに固定され、蓋部材に第2ボルトと第2ねじ孔との螺合で固定されたプレートによって、第1ボルトの頭部が回転を規制される。ここで、第2ボルトは第2ねじ孔に対する回転を規制する緩み止めを施されているため、第1ボルトと第2ボルトのいずれかに振動等の外力が加わる場合であっても、第1ボルトが第1ねじ孔から脱落するのが防止される。
さらに、第2ボルトと第2ねじ孔の螺合によりプレートが蓋部材に固定されるため、蓋部材と、受け座もしくは側ばりとに亘ってプレートを固定する必要がない。従って、使用中に蓋部材から伝わる振動と受け座もしくは側ばりから伝わる振動の違いにより、プレートが変形等を生じるのが防止され、長期にわたり、第1ボルトと第1ねじ孔、第2ボルトと第2ねじ孔の良好な締結効果を維持できる。
上記本発明の一態様によれば、受け座と蓋部材との固定部分における高い信頼性を発揮することが可能な鉄道車両用軸箱支持装置を提供できる。
第1実施形態に係る軸箱支持装置の構成を示す側面図である。 軸箱支持装置の下面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1の受け座及び蓋部材を除いた筒状部周辺の要部拡大図である。 図3に示す心棒周辺の構成を示す斜視図である。 受け座及び蓋部材周辺の構成を示す部分斜視組図である。 第1実施形態の効果を示すためのワイヤーロック周辺の構成図である。 第2実施形態の構成を示すワイヤーロック周辺の構成図である。 第3実施形態の構成を示す軸箱支持装置の下面図である。 第3実施形態の柱状部と軸ばりとの位置関係を示す図3相当の図面である。 第4実施形態に係る台車及び軸箱支持装置の構成を示す側面図である。 従来例の軸箱支持装置1の構成を示す側面図である。
以下、各実施形態を各図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1〜図3に示すように、第1実施形態の鉄道車両用軸箱支持装置10(以下、単に「軸箱支持装置10」と称する。)は軸ばり方式であって、軸受12が収容された軸箱13を備える。軸受12には、車軸11aの両端に不図示の車輪が取り付けられてなる輪軸11が、その車軸11aにおいて回転自在に軸支されている。軸箱13の上方には台車枠14を構成する側ばり14aが位置している。軸箱13と側ばり14aとの間には、コイルバネからなる軸バネ15が介装されている。
軸箱支持装置10は連結機構33を備える。連結機構33は、軸ばり16と、心棒18と、弾性ブッシュ19と、受け座20と、蓋部材21と、締結機構30と、フレーム40と、緩み止め50とを備える。軸箱13は、連結機構33により側ばり14aに連結されている。
軸ばり16は、軸箱13から一体的に車両長手方向(車両進行方向)に沿って延設されてなる。軸ばり16の延設方向一端部には、内周面が円筒形状で車幅方向両側が開口してなる筒状部17が設けられる。図2と図3とに示すように、軸ばり16には、その車幅方向中央領域一部を上下方向に開口することで、肉抜き孔16aが形成されている。
筒状部17は図4と図5とに示すように、軸ばり16と一体的に設けられた第1半筒部22と、第1半筒部22とは別体の第2半筒部23とを有してなる。第1半筒部22と第2半筒部23の各内周面は、第1半筒部22と第2半筒部23とを組み合わせた際に弾性ブッシュ19の円筒部19aとフランジ部19bの外周面とに沿うように形成されている。第1半筒部22と第2半筒部23とは、内部で弾性ブッシュ19を介して心棒18を挟持し、互いにネジ棒24及びナット25により固定されている。このように筒状部17を2分割構造としたことで、心棒18の周囲に装着する弾性ブッシュ19を側方から筒状部17に圧入する必要がなくなり、フランジ部19bが形成された弾性ブッシュ19を容易に組み付けできる。
尚、本実施形態において、筒状部17は、第1半筒部22と第2半筒部23とに2分割されているが、これに限られず、3以上に分割してもよい。
心棒18は弾性ブッシュ19を介して筒状部17の内部空間に挿通されている。心棒18は図4と図5とに示すように、円柱部18aと、円柱部18aの車幅方向の両側に設けられた一対の円錐状のフランジ部18bと、一対のフランジ部18bの両側から車幅方向外側に突設された突起部18cとを有する。突起部18cは、その上面が略半円状の円弧面18dであり、円弧面18dの下端に連続する下面が平面18eである略半円柱部として構成される。
尚、心棒18の各フランジ部18bの下端は、蓋部材21の下面よりも下方に位置している。心棒18の各フランジ部18bの両側面と一対の受け座20の内面との間には、不図示の微小な隙間が形成されている。この隙間により、第1ボルトB1、B2の締付け作業が行い易くなっている。
弾性ブッシュ19は、円筒部19aと、円筒部19aの車幅方向の両側に設けられた一対の円錐状のフランジ部19bとを有し、心棒18に外嵌され、心棒18とともに筒状部17の内部空間に配置される。弾性ブッシュ19は一例としてゴム製である。軸箱支持装置10の使用時には、弾性ブッシュ19の弾性により、心棒18に対する筒状体17の前後、左右及び上下方向への相対的な変位が許容される。
受け座20は図1〜図3に示すように、側ばり14aの下面の車幅方向の両側から下向きに、一対突設される。具体的に受け座20は、図6の組図(当図では上下を逆にし、心棒18は突起部18cを部分的に図示している。)に示すように、下方に開口する逆U字形状の嵌入溝20aを有する。嵌入溝20aには心棒18の突起部18cが下方から嵌入されている。受け座20のうち嵌入溝20aの車両長手方向の前後両側に位置して蓋部材21と対向する下面(対向面)20d、20fには、内周面に第1ボルトB1、B2と螺合可能な雌ねじが形成された第1ねじ孔20e、20gが形成されている。また図1と図2とに示すように、受け座20の下面20fの蓋部材21よりも軸箱13側の部分には、内周面に第3ボルトB5と螺合可能な雌ねじが形成された第3ねじ孔20hが形成されている。
尚、図6に示すように嵌入溝20aの上方向(深さ方向)の長さは、突起部18cの上方向の長さよりも大きい。嵌入溝20aは、突起部18cの円弧面18dに沿うように上方に凸となった略半円状の円弧面20bと、その円弧面20bの両側下端にそれぞれ連続して上下方向に延びる側面20cとを有している。各側面20cは、互いに略平行に形成されている。
蓋部材21は、各嵌入溝20aに嵌入された各突起部18cを支持するように、一対設けられる。図6に示すように蓋部材21は、上面21a及び下面21dを有する長尺状のベース部21Aと、上面21aの中央より上方に突設された第1突出部21Bと、下面21dの両端より下方に突設された一対の第2突出部21Cとを有する。
ベース部21Aは蓋部材21の基本部分であって、車両長手方向に沿うように受け座20に固定される。ベース部21Aには、上面21aから下面21dまで延びる第1挿通孔21e、21fが設けられる。第1挿通孔21e、21fは、蓋部材21を受け座20と重ねた場合に第1ねじ孔20e、20gと連通する位置に設けられる。
第1突出部21Bの頂面21bには柱状部21cが突設される。第1突出部21Bは心棒18の突起部18cと当接し、柱状部21cが心棒18の位置合わせ孔18fに挿通される。このとき第1突出部21Bは突起部18cの下面18eを支持する。尚、第1突出部21Bの側面は嵌入溝20aの側面20cと平行に形成されている。
第2突出部21Cは、下面21dよりも下方に位置する底面21g、21iを有する。底面21g、21iには、内周面に雌ねじが形成された第2ねじ孔21h、21jが形成されている。下面21dと底面21g、21iとの間には段差が存在している。
締結機構30は、2本の第1ボルトB1、B2と、2本の第2ボルトB3、B4と、プレート30A、30Bとを有してなる。
第1ボルトB1、B2は蓋部材21を受け座20に固定するために用いるボルトであって、蓋部材21の第1挿通孔21f、21eに挿通され、第1ねじ孔20e、20gと螺合されることで蓋部材21を受け座20に固定する。第1ボルトB1、B2は一定の高さを持つ六角形状の頭部B1a、B2aと、軸部B1b、B2bとを有する。
第2ボルトB3、B4は、第1ボルトB1、B2の回り止めに用いるボルトであって、プレート30A、30Bの第2挿通孔31A、31Bを介して蓋部材21の第2ねじ孔21h、21jと螺合される。第2ボルトB3、B4は一定の高さを持つ六角形状の頭部B3a、B4aと、軸部B3b、B4bとを有する。
プレート30A、30Bは板体であって、底面21g、21iに面接触して配置される。プレート30A、30Bは第2挿通孔31A、31Bと、嵌合孔32A、32Bとを有する。第2挿通孔31A、31Bは第2ボルトB3、B4の軸部B3b、B4bが挿通可能な内径を有するように形成されている。嵌合孔32A、32Bは、各周縁形状が第1ボルトB1、B2の頭部B1a、B2aと嵌合し、且つ、プレート30A、30Bに対する頭部B1a、B2aの回転が規制されるように形成されている。具体的に嵌合孔32A、32Bは、頭部B1a、B2aの角数よりも多い角数(一例として12角)の多角形状の周縁形状を有して形成され、頭部B1a、B2aと噛合される。尚、嵌合孔32A、32Bの周縁形状を第1ボルトB1、B2の角数よりも多い多角形状に形成することで、軸部B1b、B2bの軸周りに対するプレート30A、30Bの角度調整を容易にできる。
締結機構30では、受け座20と蓋部材21とを重ね、第1ボルトB1、B2を締結した状態において、第1ボルトB1、B2の頭部B1a、B2aに嵌合孔32A、32Bを嵌合させ、第2挿通孔31A、31Bを介して第2ボルトB3、B4を第2ねじ孔21h、21jに螺合させている。このとき、第1ボルトB1、B2の頭部B1a、B2aが底面21g、21iよりも下方に突出することにより、第1ボルトB1、B2の頭部B1a、B2aが嵌合孔32A、32Bに嵌合された状態でプレート30A、30Bが底面21g、21iと面接触して配置される。また、第2ボルトB3、B4の頭部B3a、B4aが第1ボルトB1、B2の頭部B1a、B2aよりも下方に突出する。プレート30A、30Bは蓋部材21に対して固定され、受け座20及び側ばり14aに対しては固定されていない。
緩み止め50は、少なくとも第2ボルトB3、B4の第2ねじ孔21h、21jに対する緩み止めとして配されており、一例としてワイヤーロックW1と不図示のねじ止め剤とを含んでなる。
ワイヤーロックW1はステンレスワイヤー等の針金からなる。具体的にワイヤーロックW1は、2本の第2ボルトB3、B4の頭部B3a、B4aに亘って各頭部B3a、B4aに互いに逆方向に巻回され、頭部B3a、B4aの上面を平面視した際に8の字状をなすようにタイトに巻回されている。
ねじ止め剤は、回り止めボルトB3、B4の軸部B3b、B4bと第2ねじ孔21h、21jとの間に配されている。ねじ止め剤は公知のもので良く、例えば液状アクリル系等の嫌気性接着剤や酢酸ビニル系材料を用いることができる。尚、ねじ止め剤の使用は任意であり、これを省略することもできる。
ここで、第1ボルトB1、B2により蓋部材21を受け座20に固定する際には、蓋部材21は受け座20の下面20d、20fよりも先に突起部18cの下面18eに当接する。このとき、蓋部材21の第1突出部21Bを下方から嵌入溝20aに嵌入し、第1突出部21Bの頂面21bを突起部18cの下面18eに接触させた際には、第1突出部21Bの両側の上面21aと受け座20の下面20d、20fとの間に若干の空隙が生じる。またこの際、第1ボルトB1、B2の軸部B1b、B2bの先端面と受け座20の第1ねじ孔20e、20gの終端面との間にも空隙が生じる。
その状態から第1ボルトB1、B2を更に締め付ければ、第1突出部21Bが突起部18cを上方に押し付け、突起部18cが嵌入溝20aと第1突出部21Bとの間で強固に保持される。このように第1ボルトB1、B2の締結により生じる蓋部材21による押圧力は、受け座20の下面20d、20fよりも突起部18cの下面18eに対して優先的に作用する。また、突起部18cの下面18eと第1突出部21Bの頂面21bとの接触圧は、第1突出部21Bの側面と嵌入溝20aの側面との接触圧よりも大きい。心棒18に作用する車幅方向の荷重は、嵌入溝20a及び第1突出部21Bに対する突起部18cの摩擦力で受け止められる。
フレーム40は、万一、筒状体17及び心棒18が受け座20から外れた際に軸ばり16を下方から支持する。フレーム40は、図1〜図3に示すように長尺状の板体であって、その両端が中央部より上方に屈曲されてクランク状に加工された形状を有する。フレーム40は、その両端に形成された挿通孔40aを介し、第3ボルトB5が受け座20の第3ねじ孔20hに螺合されることにより、受け座20に固定される。このときフレーム40は図2と図3とに示すように、軸ばり16をその下方から車幅方向に横断するように配置される。
以上の構成を有する軸箱支持装置10では、第1ボルトB1、B2と第1ねじ孔20e、20gとの締結により蓋部材21が受け座20と固定されている状態において、第1ボルトB1、B2の頭部B1a、B2aが回り止め用プレート30A、30Bの嵌合孔32A、32Bに噛合され、プレート30A、30Bが回り止めボルトB3、B4により蓋部材21に固定されている。従って、プレート30A、30Bと回り止めボルトB3、B4により、使用中における第1ボルトB1、B2の緩みを防止できる。
ここで軸箱支持装置10では、回り止めボルトB3、B4は蓋部材21に対して緩み止め50を施されて螺合されている。これにより、第1ボルトB1、B2と回り止めボルトB3、B4のいずれかに振動等の外力が加わった場合でも、第1ボルトB1、B2が緩んで蓋部材21から脱落するのが防止される。具体的には、締結機構30と緩み止め50を用いた軸ばり抜け止め機構によって、以下の諸効果を期待することができる。
図2に示したように軸箱支持装置10では、緩み止め50として、隣接する2本の第2ボルトB3、B4の頭部B3a、B4aに亘って8の字状且つタイトにワイヤーロックW1を設けている。これにより、例えば図7に示すように第2ボルトB4に振動等が加わって緩み方向に回転した場合、第2ボルトB3には締結方向に力が加わる。このようにワイヤーロックW1の採用により、第2ボルトB3、B4は互いに共同して緩み止め50効果を奏することができるので、結果として第1ボルトB1、B2の締結状態を維持できる。
また軸箱支持装置10では、緩み止め50として、少なくとも第2ボルトB3、B4の軸部B3b、B4bと第2ねじ孔21h、21jとの間にねじ止め剤を配したことにより、第2ボルトB3、B4の緩み防止対策が図られている。これにより、一層、第1ボルトB1、B2の締結状態を維持することができる。
さらに軸箱支持装置10では、プレート30A、30Bは受け座20には直接固定されておらず、受け座20とは独立して、第2ボルトB3、B4と第2ねじ孔21h、21jを用いて蓋部材21に直接固定されている。よって、使用中にプレート30A、30Bに対し、蓋部材21から伝わる振動と、受け座20もしくは側ばり14aから伝わる振動とが伝わることで、その各振動の違いにより引き起こされるプレート30A、30Bの変形等を防止できる。結果として長期にわたり、第1ボルトB1、B2の良好な締結状態を維持できる。
また、第2ボルトB3、B4が第1ボルトB1、B2よりも下方に突出し、且つ、第1ボルトB1、B2の頭部B1a、B2aの一部以上がプレート30A、30Bの嵌合孔32A、32Bに埋没しているので、下方より蓋部材21周辺に物体が衝突する場合でも、物体が第1ボルトB1、B2に衝突しにくい。これにより第1ボルトB1、B2と第1ねじ孔20e、20gとの締結を良好に維持できる。
尚、軸箱支持装置10では、受け座20に対し、軸ばり16をその下方から車幅方向に横断するようにフレーム40が配されている。従って、万一、締結機構30及び一対の蓋部材21がすべて脱落し、軸ばり16の筒状部17と心棒18とが受け座20から外れたとしても、軸ばり16はフレーム40によって下方から支持される。従って、軸ばり16が線路上等に落下するのを防止できる。また、軸ばり16の位置は一対の受け座20の間で規制されるため、車幅方向における軸ばり16の位置もある程度維持できる。これにより、車両は自立した状態を保つことができるので、早急な復旧活動を促す効果が奏される。
以下、本発明の別の実施形態について、実施形態1との差異を中心に説明する。
<第2実施形態>
図8は図7に相当する、第2実施形態のワイヤーロックW2の構成を示す図である。第2実施形態では、たすき掛けによるワイヤーロックW2を採用している。具体的には、第2ボルトB3、B4の頭部B3a、B4aの内部を横断するように貫通孔B3c、B4cを設け、各貫通孔B3c、B4cに圧縮方向に付勢されたコイルバネを有するワイヤーの両端部を挿通して固定し、第2ボルトB3、B4が締まる方向にワイヤーロックW2をたすき掛けで配置する。
このような構成の第2実施形態によれば、第2ボルトB3、B4はワイヤーロックW2により常に締結方向に付勢される。従って第2ボルトB3、B4の緩みが防止されるので、第1実施形態と同様の効果を期待できる。
<第3実施形態>
図9は図2、図10は図3に相当する、第3実施形態の筒状体17周辺の構成を示す図である。
図9、図10に示すように、第3実施形態の軸箱支持装置10Aでは、フレーム40Aの中央に柱状部41を立設している。柱状部41は軸ばり16の肉抜き孔(第3挿通孔)16aに挿通されている。
このような第3実施形態の軸箱支持装置10Aによれば、万一、締結機構30及び一対の蓋部材21がすべて脱落し、軸ばり16の筒状部17と心棒18とが受け座20から外れたとしても、第1実施形態と同様に、フレーム40Aによって軸ばり16をその下方から支持する効果が奏される。さらに、このとき柱状部41が軸ばり16の肉抜き孔16aに挿通されるため、水平方向における軸ばり16と側ばり14aとの相対移動が規制される。従って、側ばり14aに対する軸ばり16の位置が良好に保たれるため、一層、早急な復旧活動を促す効果が奏されることとなる。
<第4実施形態>
図11は第4実施形態に係る軸箱支持装置10Bを備える台車100の側面図である。台車100は、二次サスペンションとなる空気バネ60を介して車体(不図示)を支持するボルスタ61と、ボルスタ61をヨーイング方向に相対回動自在に支持する台車枠62とを備える。台車枠62は、車両長手方向の中央において横方向(車幅方向)に延びる横ばり63を有するが、いわゆる側ばりを有していない。横ばり63の前方及び後方には、それぞれ横方向に延びる車軸64が配置され、車軸64の横方向両側に車輪65が配されている。車軸64の横方向両端部には、車輪65よりも横方向外側にて車軸64を回転自在に軸支する軸受66が配される。軸受66は軸箱67に収容されている。
軸箱支持装置10Bは連結機構33Aを備えており、軸箱67は連結機構33Aによって横ばり63の車幅方向の両端部に弾性的に連結されている。連結機構33Aは、軸箱67から一体に横ばり63側に向けて突出した軸ばり68と、横ばり63から軸ばり68側に向けて突出し且つ横方向に間隔をあけて並んだ一対の受け座69、69と、軸ばり68の先端部を受け座69、69に弾性結合するための連結部70を有する。連結部70は、蓋部材21Pと、締結機構30Pと、フレーム40Bと、緩み止め50Bとを備える。蓋部材21Pは蓋部材21、締結機構30Pは締結機構30、緩み止め50Bは緩み止め50とそれぞれ同様の構成である。受け座69、69と蓋部材21Pとの間で、軸ばり68の先端に挟持された不図示の心棒の突起部68aが支持される。フレーム40Bはフレーム40と同様に軸ばり68をその下方から車幅方向に横断するように配置され、一対の受け座69に対して第3ボルトB5で固定される。
横ばり63と軸箱67との間には、車両長手方向に延びた板バネ71が架け渡されている。板バネ71の長手方向の中央部71aは横ばり63の横方向の両端部を下方から支持している。板バネ71の長手方向両側の各端部71bは軸箱67に下方から支持されている。すなわち、板バネ71は一次サスペンションの機能と従来の側ばりの機能とを兼ねている。板バネ71は例えば繊維強化樹脂を用いて構成される。板バネ71の中央部71aは一対の受け座69、69の間で横ばり63の下方に潜り込むように配置されている。横ばり63の横方向の両端部の下方には、側面視で円弧状の下面を有する押圧部材72が設けられる。押圧部材72の下面は板バネ71の中央部71aの上方に載せられている。即ち、押圧部材72は板バネ71を上下方向に固定しない状態で横ばり63が伝達する下方荷重(車体荷重等)によって、板バネ71の中央部71aを下方に押圧している。
軸箱67の上方には、軸箱カバー73、第1防振ゴムユニット74、楔状部材75、第2防振ゴムユニット76、及びバネ座77等が下から順に積層されている。バネ座77には不図示の弾性シート(ゴムシート)を介して板バネ71の端部71bが上方から載せられている。板バネ71の中央部71aは、押圧部材72により下方に押圧されており、板バネ71は側面視で全体として下方を凸方向とする弓形状に形成されている。
以上の構成を有する第4実施形態においても第1実施形態と同様の効果を期待できる。すなわち、受け座69、69と蓋部材21Pとの間で蓋部材21Pが突起部68aを支持する状態で、蓋部材21Pが締結機構30Pにより受け座69、69に固定される。受け座69、69と蓋部材21Pとは第1ボルトB1、B2と第1ねじ孔の螺合により互いに固定され、蓋部材21Pに第2ボルトB3、B4と第2ねじ孔との螺合で固定されたプレート30A、30Bによって、第1ボルトB1、B2の頭部が回転を規制される。第2ボルトB3、B4は第2ねじ孔に対する回転を規制する緩み止めを施され、第1ボルトB1、B2と第2ボルトB3、B4のいずれかに振動等の外力が加わっても第1ボルトB1、B2が第1ねじ孔から脱落するのが防止される。よって蓋部材21Pを受け座69、69に対して高い信頼性で固定することが可能である。
また第2ボルトB3、B4と第2ねじ孔の螺合によりプレート30A、30Bが蓋部材21Pに固定されるので、側ばりを省略した台車であっても、一対の受け座を設けることにより、第1−第3実施形態のプレート30A、30Bに改良を加えることなく蓋部材21Pを固定することができる。従って蓋部材21Pから伝わる振動と横ばり63から伝わる振動の違いにより、プレート30A、30Bが変形等を生じるのが防止される。
このように軸箱は、第1実施形態のように連結機構33により側ばり14aに連結された構成に限定されない。また各実施形態において、軸箱支持装置は軸ばり式について説明したが、各種の方式の軸箱支持装置についても適用可能である。
<その他の事項>
尚、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でその構成を変更、追加、又は削除することができる。前記各実施形態は互いに任意に組み合わせてもよく、例えば1つの実施形態中の一部の構成又は方法を他の実施形態に適用してもよい。
上記各実施形態では、第2ボルトB3、B4の軸部B3b、B4bと第2ねじ孔21h、21jとの間にねじ止め剤を配した。しかしながらこれに限定されず、第1ボルトB1、B2の軸部B1b、B2bと第1ねじ孔20e、20gとの間のみにねじ止め剤を配してもよい。或いは、これら全てにねじ止め剤を配してもよい。
また、ワイヤーロックW1、W2は必須ではなく、ワイヤーロックW1、W2とねじ止め剤のいずれか一方のみを設けてもよいし、これら両方を併用してもよい。
また、第1ボルト及び第2ボルトの各本数はそれぞれ限定されない。当然ながら第1ボルト及び第2ボルトの各本数が多いほど、受け座からの蓋部材の脱落を効果的に防止できる。また、1の蓋部材において第2ボルトを2本以上締結すれば、第1及び第2実施形態に示したようなワイヤーロックW1、W2を実施できるので好適である。
プレートは、1の蓋部材において2つ用いる構成に限定されず、3つ以上用いてもよいし、あるいは1枚のみを用いることもできる。一例として、プレート30A、30Bを連続する一枚のプレートに置き換えて使用することが可能である。
フレーム40、40Aは第3ボルトB5を用いて軸ばり16に固定する構成に限定されない。例えば溶接により、フレーム40、40Aを軸ばり16に固定してもよい。また、フレーム40、40Aの形状は板状に限定されず、パイプ状、軸状、梯子状等、いずれであってもよい。
以上のように本発明は、受け座と蓋部材との固定部分における高い信頼性を発揮することが可能な鉄道車両用軸箱支持装置を提供できる優れた効果を有する。従って、この効果の意義を発揮できる鉄道車両用軸箱支持装置に広く適用すると有益である。
B1、B2 第1ボルト
B3、B4 第2ボルト
B5 第3ボルト
B1a〜B4a ボルトの頭部
B1b〜B4b ボルトの軸部
W1 ワイヤーロック(8の字ロック)
W2 ワイヤーロック(たすき掛けロック)
1、10、10A、10B 軸箱支持装置
2、16、68 軸ばり
3、17、68a 筒状部
4、19 弾性ブッシュ
5、18 心棒
18c、68a 突起部
6a、14a 側ばり
7、20、69 受け座
7a、20a 嵌入溝
8、21、21P 蓋部材
13、67 軸箱
16、68 軸ばり
20e、20g 第1ねじ孔
20h 第3ねじ孔
21A ベース部
21B 第1突出部
21C 第2突出部
21a 上面
21c 柱状部
21d 下面
21e、21f 第1挿通孔
21g、21i 底面
21h、21j 第2ねじ孔
30、30P 締結機構
30A、30B プレート
31A、31B 第2挿通孔
32A、32B 嵌合孔
33、33A 連結機構
40、40A、40B フレーム
41 柱状部
50、50B 緩み止め
63 横ばり
70 連結部
71 板バネ

Claims (8)

  1. 軸箱を連結機構により台車枠に連結する鉄道車両用軸箱支持装置であって、
    前記連結機構は、
    前記軸箱から車両長手方向に沿って延設され、延設方向端部において車幅方向両側に開口されてなる筒状部を有する軸ばりと、
    前記筒状部の内部空間に挿通され、車幅方向両側に突起部が設けられた車幅方向に延びる心棒と、
    前記台車枠に設けられ、前記突起部が嵌入される嵌入溝を有する一対の受け座と、
    前記嵌入溝に嵌入された前記各突起部を支持する一対の蓋部材と、
    前記各蓋部材を前記受け座に固定する締結機構と、
    前記締結機構の緩み止めとを備え、
    前記各受け座は、内周面に雌ねじが形成された第1ねじ孔を有し、
    前記各蓋部材は、第1挿通孔と、内周面に雌ねじが形成された第2ねじ孔とを有し、
    前記締結機構は、前記第1ねじ孔の雌ねじと螺合可能な第1ボルトと、前記第2ねじ孔の雌ねじと螺合可能な第2ボルトと、前記第1ボルトの頭部と嵌合して前記第1ボルトの回転を規制する嵌合孔及び前記第2ボルトの軸部を挿通可能な第2挿通孔を有するプレートとを有し、
    前記第1挿通孔を介して前記第1ボルトが前記第1ねじ孔に螺合され、
    前記第1ボルトの頭部に前記プレートの前記嵌合孔が嵌合され且つ前記第2ボルトが前記第2挿通孔を介して前記第2ねじ孔に螺合され、
    前記緩み止めが、少なくとも前記第2ねじ孔に対する前記第2ボルトの回転を規制する、鉄道車両用軸箱支持装置。
  2. 前記締結機構は前記第2ボルトを複数有し、
    前記緩み止めは一方の第2ボルトと他方の第2ボルトの各頭部に亘り配置されたワイヤーロックを含む、請求項1に記載の鉄道車両用軸箱支持装置。
  3. 前記ワイヤーロックは、隣接する2つの前記第2ボルトの各頭部に亘って、前記各頭部に互いに逆方向に巻回された針金を有してなる、請求項2に記載の鉄道車両用軸箱支持装置。
  4. 前記蓋部材は、
    上面および下面を有するベース部と、
    前記上面より上方に突設され、前記突起部と接する第1突出部と、
    前記下面より下方に突設され、前記下面よりも下方に位置する底面を有する第2突出部とを有し、
    前記下面に前記第1挿通孔、前記底面に前記第2ねじ孔がそれぞれ形成され、
    前記第1ボルトの頭部が前記底面よりも下方に突出していることにより、前記第1ボルトの頭部が前記嵌合孔に嵌合された状態で前記プレートが前記底面と面接触して配置され、且つ、前記第2ボルトの頭部が前記第1ボルトの頭部よりも下方に突出している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の鉄道車両用軸箱支持装置。
  5. 前記ベース部は長尺状であり、車両長手方向に沿って前記受け座に固定され、
    前記第2突出部は前記ベース部の両端に一対設けられている、請求項4に記載の鉄道車両用軸箱支持装置。
  6. 前記各受け座は、前記嵌入溝の車両長手方向の前後両側に位置して前記蓋部材と対向する下面の各位置に前記第1ねじ孔を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の鉄道車両用軸箱支持装置。
  7. 前記軸ばりより下方において、前記軸ばりを車幅方向に沿って横断するように配置され且つ前記受け座に固定されたフレームを有する、請求項1〜6のいずれかに記載の鉄道車両用軸箱支持装置。
  8. 前記軸ばりに第3挿通孔が形成され、
    前記フレームは前記第3挿通孔に挿通された柱状部を有する、請求項7に記載の鉄道車両用軸箱支持装置。
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