JP6110398B2 - Tfiを提供するための方法及びデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、セルラー無線ネットワークにおける一時フローアイデンティティ(TFI:Temporary Flow Identity)に関し、より具体的には、GSM/EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)というネットワークに関する。
これまでのところ、例えばGERANやUTRA(UTMS無線アクセスネットワーク)といったモバイルネットワークにおいて生成されるトラフィックは、例えば正規の音声呼、ウェブサーフィン、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)の送信、ビデオチャットの遂行などといった、ヒューマンインタラクションを要するサービスによりほとんど多数派を占められてきた。E−UTRAN(拡張UMTS無線アクセスネットワーク)についても、同じトラフィックのパターンが予想される。当然の帰結として、それらネットワークは、主として、それら“ヒューマンタイプ通信(HTC)”サービスのために設計され最適化される。
しかしながら、必ずしもヒューマンインタラクションを必要としない、増加の一途を辿っているマシンタイプ通信(MTC)サービスというマーケットセグメントが存在する。MTCデバイスは、例えば車両アプリケーション(自動緊急呼、遠隔診断及びテレマティクス、車両追跡など)、ガス及び電力メータアプリケーション、並びにネットワーク監視及びカメラアプリケーションといった、非常に多彩な相のアプリケーションをサポートする。よって、サービングネットワークに課されるこれらサービスの要件は、疑いなく、3GPP(Third Generation Partnership Program)技術仕様TS22.368により概説されているように、今日のHTCのために最適化されたモバイルネットワークにより提供されるものとは格段に異なるであろう。これらMTCデバイス及びHTCデバイスの量は、2020年には合計で500億台近くに達し得る。よって、GERANなどのモバイルネットワークがこれらマスマーケットのMTCアプリケーション及びデバイスにとって競争力を有するためには、マシンタイプ通信についてのそれらのサポートを最適化することが重要である。
同時に、いわゆるスマートフォンによるマーケットへの浸透度が非常に強烈に増してきている。1つの典型的なスマートフォンの特性は、例えば3GPPネットワークを保護するファイアウォールをオープンに維持するための、小規模なデータトランスファーを発行することである。これら短いトランザクションが要する帯域は低いが、多数の識別子が消費される。これは、簡単に“識別子の枯渇”と共に実際の無線リソースの“利用率低下(under-utilization)”に陥り得る。この問題を克服するために、より多くのそうしたトランザクションを共有無線リソース上で多重化することができるように、より多くの識別子が必要とされる。
GERANについて現在のところ、各一時ブロックフロー(TBF)には、ネットワークによって一時フローアイデンティティ(TFI)の値が割り当てられる。この値は、当該TBFのために使用される全てのパケットデータチャネル(PDCH)上で、同じ方向(アップリンク又はダウンリンク)において並行するTBFの間で一意である。同じ方向における他のパケットデータチャネル(PDCH)上の他のTBFについて、及び反対方向におけるTBFについて、同じTFI値が同時に使用されてもよい。よって、TFIは、所与のリソース(PDCH)上で一意な識別子である。これは、同時のTBFの数を制限し、よって同じ無線リソースを共有し得るデバイスの数を存在するTFIの数に制限する。
既存のTFI自体は、0から31までの範囲内で2進数として符号化される5ビットのフィールドであり、典型的には、GERANネットワークによって割り当て後に移動局(MS)へ提供される。
あるTBFに関連付けられる無線リンク制御/メディアアクセス制御(RLC/MAC)ブロックは、よって、TFIにより識別され、RLCデータブロックの場合には当該RLCデータブロックが送信される方向(アップリンク又はダウンリンク)と共に識別され、RLC/MAC制御メッセージの場合には当該RLC/MAC制御メッセージが送信される方向及びメッセージタイプと共に識別される。開始シーケンス番号(SSN:Starting Sequence Number)ベースの高速Ack/Nackレポーティング(FANR)が使用される場合には、確認応答されたTBFを識別するTFIが、ピギーバックされるAck/Nack(PAN)フィールドに含められる。
これは、例えばMSがダウンリンクデータ又は制御ブロックを受信する都度、包含されたTFIフィールドを使用してそのブロックがまさにそのMSに関連付けられるTBFのいずれか(1つより多く存在し得る)に属するかが判定されることを意味する。いずれかに属する場合、ブロックが当該MS宛てであることが明らかであり、その後、対応するペイロードが復号され上位レイヤへ伝達されるが、そうでない場合には破棄される。アップリンク方向において上記振る舞いは同じであり、即ちネットワークがTFI値を使用して同じTBFに属するブロックを識別する。
なお、RLCデータブロック用のTFI及びPAN用のTFIは、異なるTBF、よって異なるMSの指定に用いられることができる。
既存のTFIのアドレス空間は、MTC及びスマートフォンにより駆動されるトランザクションの増加を前提とすると不十分であり得る。RLC/MACデータブロックに包含され得るピギーバックされるAck/Nack(PAN)フィールドは実際のRLC/MACデータブロックとは別の受信機の指定に用いられ得るため、全体的な課題は2つの要素からなる:
−RLC/MACデータブロックの受信機を指定する(address)ためのTFIアドレッシング空間を増加させる。
−PANの受信機を指定するためのTFIアドレッシング空間を増加させる。
また、US2011/194410は、TFIアドレッシング空間を拡大させる方法を説明している。
本発明の目的は、上で説明した問題の少なくともいくつかに対処すること、具体的には既存のTFIのアドレス空間の限界に関する問題を解決することである。
添付の特許請求の範囲において提示されたような方法及びデバイスによって、本目的及び潜在的な他の目的が達せられる。
ここで説明される実施形態によれば、RLC/MACデータブロックに含まれるTFIのアドレス空間の拡張のための方法が提供される。
よって、いくつかの実施形態によれば、GERANネットワークの基地送受信局においてTFIを使用する方法が提供される。当該方法は、アップリンク送信のために移動局において同等に採用可能である。TFIは、第1の数のビットを含み、TFIは、RLC/MACデータブロック又はPANのTBFを指定する。上記方法は、RLC/MACデータブロック又はPANのTBFを、ビットの第1の数と比較して増加した数のビットを有するTFIを用いて指定すること、及び/又は、RLC/MACデータブロック又はPANのTBFを指定するための、新たなRLC/MACヘッダのCRC(Cyclic Redundancy Check)生成多項式を使用すること、を含む。
いくつかの実施形態によれば、RLC/MACヘッダ全体(又はその一部)のCRCサムが送信機において形成される。CRCサムは、TFI又はPANインジケータ(PANI)情報を搬送する。本原理は、ダウンリンク(DL)又はアップリンク(UL)のいずれでも使用可能である。送信機によりCRCサムを生成するために使用される生成多項式を、受信機へ割り当てることもでき、送信機により使用された多項式を発見するまでの生成多項式の共通的なセットを通じた反復の中で、受信機により導き出すこともできる。
新たなCRCサム生成多項式について以下で使用される“新たな”との語は、既存のヘッダCRC用の生成多項式とは異なるCRCサム生成多項式への言及である。“新たな”CRCを、セカンダリCRCともいう。
1つの実施形態によれば、RLC/MACヘッダの符号化/復号のために、N個の新たなCRCサム用生成多項式が導入される。既存のTFI空間は各生成多項式との一意な組合せを形成することになるため、これは、TFIアドレッシング空間が32個から32×(N+1)個の識別子をサポートするように増加することに帰結する。
他の実施形態によれば、送信及び符号化エンティティは、ここではeTFIフィールドと呼ばれる拡張TFIフィールドを既存のTFIに追加し、RLC/MACヘッダのCRCサムとの当該eTFIフィールドのバイナリOR演算を実行する。この新たなeTFIフィールドは、8ビット長までとすることができ、TFIアドレッシング空間の合計(TFI+eTFI)を32個から32×2個の識別子にまで増加させる。
また別の実施形態によれば、5ビットの代わりに6ビットをTFIの目的で使用し得るようにするために、1ビットのPANインジケータ(PANI)(ヘッダ オクテット1、ビット7)が、PAN情報の代わりにTFIの拡張を搬送するために使用される。PANIの情報を維持するために、1ビットのPANインジケータの、RLC/MACヘッダのCRCサムとのバイナリXOR演算が実行される。RLC/MACヘッダのCRCサムは、新たなCRC生成多項式を用いて計算される。よって、PANIフィールドは、RLC/MACヘッダの情報ビットから、RLC/MACヘッダのCRCサムとXOR演算された結果へと動かされる。新たな生成多項式は、拡張されたTFIフィールドと共に64個の新たなTFI識別子をサポートし、それによりTFIアドレッシング空間が32個から96個の識別子へと増加する。
また別の実施形態によれば、ブロックシーケンス番号(BSN)空間が削減され、その際、BSNヘッダフィールドからビットが除去されて代わりにTFIフィールドを拡張するために使用される。そして、TFIアドレッシング空間は、32個から32×2個の識別子へと増加することになり、ここで、YはBSNヘッダフィールドからTFIを拡張するために動かされるビットの数に等しい。
無線ブロック内に、当該無線ブロックのRLC/MACデータとは異なるTBF及び受信機を指定し得るPANデータを含めるというオプションがあるため、PANの受信機のTBFアイデンティティ、TFIをPANフィールド内に提供するという要件が存在する。これは、PANフィールドのCRCサムとの5ビットのTFIフィールドのバイナリXOR演算を実行することにより達成される。しかしながら、CRCサムは10ビットを占めるため、既存のTFIフィールドは、10ビットのTFIフィールドを生成するために追加的な5ビットで拡張され得る。新たなPAN CRC生成多項式の適用は、さらに、既存の5ビットのTFIフィールドから、新たに10ビットのTFIを区別するように識別子空間を増加させる。新たな生成多項式及び拡張されたTFIフィールドは、PANのアドレッシングのために使用可能なTFIアドレッシング空間を、32個から32×210個の識別子にまで増加させる。
本発明は、ここで説明される方法を実行するように構成される受信機及び送信機にも拡張される。当該受信機及び送信機には、上述した方法を実行するためのコントローラ/制御回路が提供され得る。コントローラは、適切なハードウェア及び/又はソフトウェアを用いて実装され得る。ハードウェアは、読取可能な記憶媒体内に記憶されるソフトウェアを実行するように配置され得る1つ又は多数のプロセッサを含み得る。プロセッサは、単一の専用プロセッサによって、単一の共用プロセッサによって、又はいくつかが共用され若しくは分散されてもよい複数の個別のプロセッサによって実装され得る。さらに、プロセッサは、限定ではなく、DSP(digital signal processor)ハードウェア、ASICハードウェア、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)及び/又は他の記憶媒体を含み得る。
本発明の他の目的及び利点は、本発明の以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
よりよい理解のために、以下の図面及び本発明の好適な実施形態への言及がなされる。
セルラー無線システムを示している。 TFIを生成する際に実行されるいくつかのステップを示すフローチャートである。
図1において、セルラー無線システム100の概略図が描かれている。図1に描かれたシステム100は、GERANシステムである。但し、当該システムを他の類似のシステムとし得ることも想定される。システム100は、ある数の基地局又は基地送受信局(BTS)101を含み、ここでは簡明さの理由のために1つのみが示されている。
基地局101は、図中でMS103として表現されている移動局(MS)により接続可能であり、MS103は、基地局101によりサービスを提供されるエリア内に位置する。さらに、基地局101は、GERANシステムのケースにおける基地局コントローラ(BSC)といったような中央ノードにより制御される。GERANシステムのケースでは、BTS及びBSCが基地局システム(BSS)を形成し、それらはAbisインタフェース上で接続する。BTS101は、1つ又は多くのチャネルコーデックユニット(CCU)102を備えることができる。また、BSCは、パケット制御ユニット(PCU)1110に関連付けられることができる。基地局、中央ノード及び移動局は、さらに、それぞれのエンティティに関連付けられる機能性を提供するための、コントローラ/制御回路105、111及び107を備える。コントローラ105、107及び111は、例えば、適当なハードウェア及び/又はソフトウェアを備えることができる。ハードウェアは、読取可能な記憶媒体内に記憶されるソフトウェアを実行するように配置され得る1つ又は多数のプロセッサを含み得る。プロセッサは、単一の専用プロセッサによって、単一の共用プロセッサによって、又はいくつかが共用され若しくは分散されてもよい複数の個別のプロセッサによって実装され得る。さらに、プロセッサは、限定ではなく、DSP(digital signal processor)ハードウェア、ASICハードウェア、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)及び/又は他の記憶媒体を含み得る。
図1に例示したようなシステム内でTFI空間を増加させるために、エアインタフェースの送信機及び受信機、即ち移動局及びBTSの送信機及び受信機は、ここで説明される方法の1つ又は複数を採用するように構成され得る。それら方法を、2つのグループに分けることができる:第1のグループは、RLC/MACデータブロックの受信機用のTFIアドレッシング空間を拡張し、第2のグループは、PANの受信機用のTFIアドレッシング空間を拡張する。
図2に、GERANのBSSにおいてTFIを使用する際に実行可能ないくつかのステップをフローチャートが示している。TFIは、第1の数のビットを含むものと想定され、TFIはRLC/MACデータブロック又はPANのTBFを指定する。まず、ステップ201において、上記RLC/MACデータブロック又は上記PANのTBFが指定される。次に、ステップ203において、RLC/MACデータブロック又はPANのTBFを指定するために、ビットの第1の数と比較して増加した数のビットを有するTFI、及び/又は新たな生成多項式が使用される。
上で説明したTBFを指定する概略的な方法が、いくつかの詳細な例を用いて以下により詳細に説明されるであろう。まず、RLC/MACデータブロックのTFIのアドレシング空間を対象とするいくつかの実施形態が探究される。
[RLC/MACデータブロック内のTFIの拡張]
第1の実施形態
第1の例示的な実施形態では、N個の新たなCRC生成多項式が、RLC/MACヘッダのために導入される。そうした実施形態によれば、これら新たなCRC生成多項式は、RLC/MACヘッダのCRCサムの計算のために利用可能である。図1に提示したようなGERANシステムのケースでは、3GPP TS 45.003 v11.0.0がCRC生成多項式を用いたCRCパリティビットの計算の処理を定義している。
N個の新たなCRC生成多項式のうちの1つが使用された場合にレガシーMSがRLC/MACヘッダを復号できなくなるとすると、RLC/MACヘッダ内の旧来の手法で符号化されたTFIフィールドを新たなMSについて完全に再利用することができ、同時に、当該ヘッダが既存のレガシーCRC生成多項式で符号化されている場合にはレガシーMSのために使用することができる。その結果は、TFIのアドレッシング空間のN倍の増加である。
ダウンリンク方向におけるN個の新たなCRC生成多項式のRLC/MACヘッダのための導入は、典型的には、BTSが符号化処理の間に使用することとされるTFI及びCRC生成多項式を認識していることを要するであろう。この情報は、図1に示したように、PCU(パケット制御ユニット)110からAbisインタフェース上でCCU(チャネルコーデックユニット)102へ提供されることができる。
アップリンク方向においては、BTSが復号処理の間にCRC生成多項式を使用可能であることが想定できる。BTSについての1つの代替案は、生成多項式の共通的なセットを通じた反復を行って復号を行うための正しい多項式を発見することである。その代わりに、BTSを、各接続のために使用されるTFI値を追跡し、DL内のUSF(Uplink State Flag)スケジューリングに基づいてレガシー(プライマリ)CRCコードが使用されるべきか新たな(セカンダリ)CRCが使用されるべきかを判定するように構成することができる。
ダウンリンク方向においては、PANフィールドの受信をサポートするMSが、典型的には複数のCRCヘッダの復号を実行することを要することになると想定できる。なぜなら、レガシー(プライマリ)又は新たな(セカンダリ)生成多項式のいずれかを用いてRLC/MACヘッダのCRCが計算されるRLC/MACブロック内にPANフィールドが含まれ得るからである。いくつかの実施形態によれば、この複数のCRCの復号を、高速Ack/Nackレポーティング(FANR)を伴うレイテンシ削減(Reduced Latency)機能性を用いてMSに一時ブロックフロー(TBF)が割り当てられる場合にのみ使用することができる。
第2の実施形態
第2の実施形態によれば、符号化エンティティは、RLC/MACヘッダのCRCとの、ここでは拡張TFI(eTFI)と表される新たな追加的なTFIフィールドのXOR演算を実行する。
RLC/MACヘッダのCRCが8ビット長であるものとすると、この新たなeTFIフィールドは、8ビット長のフィールドであり得る。レガシーMSによる同じ符号語の使用との衝突の考慮なしに、当該8ビットのeTFIフィールドを5ビットのレガシーTFIフィールドと組み合わせることができる。これが可能なのは、RLC/MACヘッダのCRCについてeTFIとのXOR演算が行われると、レガシーMSがそれを復号できなくなるためである。8ビットのeTFIフィールドは“00000000”としては選択不可であり、なぜならこの選択肢はeTFIとのXOR演算が行われていないことを暗示し、レガシーの動作に対応するからである。この拡張は、13ビットのTFIフィールドに帰結し、アドレッシング空間の2倍の増加をもたらす。
第2の実施形態に係る第1の実装において、割り当てられたeTFI値のRLC/MACヘッダのCRCとのXOR演算は、個別のeTFIフィールドを割当て済みのMSのセットにとって、RLC/MACヘッダの復号の成功についての可能性を妨げる。これは、実際のRLC/MACデータブロックによって宛て先とされるMSと同じである8ビットのeTFIを割り当てられたMSのセットによってのみ、RLC/MACデータブロック内に含まれる場合のPANフィールドが受信可能であることを意味する。レガシーの5ビットのTFIフィールドを所与とすると、最大で32個までのMSに同じeTFIフィールドが割当て可能である。
第2の実施形態の他の第2の実装において、新たなMSは、eTFI値の共通的なセットを認識しており、そのうちの1つが当該MSに割り当てられたeTFI値に等しい。この共通的なセットは、PDCH上に多重化可能なTBFの数を決定するであろう。共通的なセットのサイズは、実際のPDCHについて必要とされるTBFキャパシティに依存して、PDCHごとに決定されることができる。この実装において、MSは、自身について識別されたTBF内の、並びにeTFI値の共通的なセットに属するeTFIを割り当てられたMSについて識別されたTBF内のRLC/MACヘッダ及びPANフィールドを復号することを可能とされる。第2の実施形態の第1の実装は、00000000というeTFI値のみが共通的なセット内に含められるという、第2の実装の特殊ケースとして理解可能である。このeTFI値は、PANフィールドの存在を検出するために、新たなMSがレガシー移動機にとって識別されるTBF内のRLC/MACヘッダを復号することを可能とする。
第2の実施形態の第1及び第2の実装の双方において、PANフィールドの受信をサポートする新たなMSは、典型的には、ダウンリンクにおいてRLC/MACヘッダの復号を実行することを要し、それに続いてRLC/MACヘッダのCRCと自身の割当てeTFIとの間のXOR演算がなされ、RLC/MACヘッダデータが自身のTBFに属するかが検出される。そうでない場合には、MSは、RLC/MACヘッダを読み取ってPANフィールドの存在を検出できるように、共通的なセット内のeTFIを通じて反復することができる。
第2の実施形態において、典型的には、ダウンリンク方向において、BTSが、TFI値を認識しており、符号化処理の間にCRCに対するXOR演算を実行すべきかを認識していることを要する。この情報は、PCUからAbisインタフェース上でCCUへ提供されることができる。
アップリンク方向では、BTSが復号処理におけるTFIを認識しているものと想定できる。
第3の実施形態
第3の実施形態によれば、レガシーヘッダ内の1ビットのPANIフィールドが、現行の5ビットのTFIフィールドを6ビットのフィールドへ拡張するために使用される。但し、PANIビットを、新たなCRC生成多項式によって生成されるRLC/MACヘッダのCRCとXOR演算するという手段によって、PANIを依然として受信エンティティへ暗黙的にシグナリングすることができる。
受信機への共通のフィールド(値0又は1をとり得るPANIインジケータ)をXOR演算することによって、割り当てられるTFI全体への依存はなくなり、PANIフィールドを読み取る可能性が生じる。
下記の上側の表は、3GPP TS 44.060 060 v11.0.0からとられたものであり、いくつかの変調符号化方式(MCS)、具体的にはMCS−7、MCS−8、MCS−9の現行のヘッダフォーマットを示している。下記の下側の表は、6ビットのTFIフィールドを許容するために既存のヘッダフォーマットがどのように改変され得るかを示している。
Figure 0006110398
Figure 0006110398
第3の実施形態に係る実装は、3倍大きいTFIアドレッシング空間を生じさせるが、PANIフィールドを読み取るために新たな移動機についてeTFIが同じであるべきという制約をもたらさない。新たなCRCを認識していないMSへPANをスケジューリングすることは可能ではない。
さらに、第3の実施形態に係る実装は、典型的には、ダウンリンクではBTSが、TFI値を認識しており、符号化処理の間に新たな生成多項式を適用すべきかを認識していることを要する。この情報は、PCUからAbisインタフェース上でCCUへ提供されることができる。
第4の実施形態
第4の例示的な実施形態では、RLC/MACヘッダ内のブロックシーケンス番号(BSN)フィールドのために使用されるビットの数が削減される。使用されないBSNビットは、代わりに、拡張されるTFI(eTFI)フィールドを搬送するために使用される。各RLC/MACヘッダにおいて、BSNフィールドの数は、MCSに依存する。EGPRS(Enhanced General Packet Radio Service)については1又は2個のBSNフィールドが、EGPRS2−Aについては1〜3個のBSNフィールドが、EGPRS2−Bについては1〜4個のBSNフィールドが存在する。RLC/MACヘッダ内の第1のBSN(無線ブロック内で1つのRLCデータユニットのみが搬送される場合には、唯一のBSN)は11ビットを有し、(もしあれば)後続するBSNフィールドは各々10ビットを有する。これは、プロトコルが1024個までの未処理のRLCデータブロックを一意に識別することを可能とし、即ち指定可能な最大の送信ウィンドウは1024である。
実際のウィンドウサイズは、下表の通りのマルチスロット割当てに依存して制限される。
Figure 0006110398
これは、4個までのタイムスロットのマルチスロット割当てについて、最大許容RLCウィンドウサイズであってもBSNフィールド内に冗長的なビットが常に存在することを意味する。最小許容RLCウィンドウサイズであれば、全てのマルチスロット割当てについて冗長的なBSNビットが存在する。
RLCウィンドウサイズは、RLCプロトコルを行き詰らせる確率に影響を与えるであろう。より小さいウィンドウサイズは、行き詰まり(stalling)の確率がより高いことを意味する。しかしながら、行き詰まりは主に大量のデータが高いビットレートで転送される場合に生じることから、MTCのようなアプリケーションについては、RLCウィンドウの行き詰まりの確率は本質的に小さいものと考えることができる。従って、3GPP TS 44.060 v11.0.0による最小許容量より小さいRLCウィンドウサイズを使用することさえ考慮することができる。よって、典型的には、BSNフィールドを(RLC/MACヘッダごとに)1〜3ビット削減し、これらビットを拡張TFI(eTFI)のために使用することが可能である。なお、RLC/MACヘッダ内で多くのBSNを伴うMCSについてより多くのビットを解放することさえ可能であるが、MCSと共にサイズの変化するTFI空間を有することは有益ではないかもしれない。従って、RLC/MACヘッダごとに1つのBSNを伴うMCSを、限界を設定するために使用することができる。RLC/MACヘッダごとに1つより多くのBSNを伴うMCSについては、未使用のまま残され又は何らかの他の目的のために使用可能な未使用のBSNビットが存在するであろう。これら原理に従った実装は、2〜8倍大きいTFI空間を生じさせることになる。そのサブセットは、eTFIを搬送するためにBSNビットが使用されないレガシーMSのために使用可能である。留意すべきこととして、第4の実施形態に係る実装は、典型的には、後方互換性の課題を有しないであろう。
上述した方法は、全て、RLC/MACデータブロックのための拡張されたTFIアドレス空間を提供する。代替的な方法は、PANのためにTFIアドレス空間を拡張することである。以下に、PAN CRCを用いてTFIを拡張するためのいくつかの実施形態が探究される。
[TFI PANアドレッシング空間の拡張]
第1の例示的な実施形態によれば、符号化エンティティは、PANフィールドのCRCサムとの、5ビットのTFIフィールドのバイナリXOR演算を実行する。但し、当該CRCサムは10ビットを占めるため、既存のTFIフィールドは、10ビットのTFIフィールドを生成するために追加的な5ビットで拡張され得る。新たなCRCサム生成多項式は、既存の5ビットのTFIフィールドから新たな10ビットのeTFIフィールドを区別するように、識別子空間をさらに増加させるであろう。新たな生成多項式及びeTFIフィールドは、併せて、PANアドレッシングのために使用可能なTFIアドレッシング空間を32個から32×210個の識別子へと増加させる。
よって、新たなCRCを生成する新たなCRC生成多項式が導入される。この新たなCRCは、当該新たな多項式を認識している新たな移動機(mobiles)により復号可能である。そして、TFIフィールドは、5ビットから10ビットへと拡張される。これは、CRCが10ビット長であるために可能である。当該10ビットのTFIフィールドについて、10ビットのCRCとのXOR演算が行われ、新たな修正されたCRCが生成される。この新たな修正されたCRCは、新たな多項式を認識しており同じTFI値の割り当てられた新たな移動機によってのみ読み取られることができる。
留意し得ることとして、今日既に、TFI値を受信エンティティへ暗黙的にシグナリングするために、TFIについてPAN CRCとのXOR演算がなされている。
新たなPAN CRCが10ビット長であるとすると、この新たなTFIフィールドもまた10ビット長のフィールドであり、210個の異なる符号語に帰結する。
レガシーの32個のTFI符号語は、レガシーMSによる同じ符号語の使用との衝突の考慮なしに使用可能である。これが可能なのは、新たなPAN CRCをレガシーMSが復号することができないであろうためである。
PANフィールドは、当該PANを指定された同じMSによってのみ受信されることを意図されるため、eTFIを生成するためにPANの新たなCRCとのTFIのバイナリXOR演算を実行する際に、後方互換性に関する追加的な制限は無い。即ち、現行の機能性によれば、PANの意図する受信機のみが当該PANを復号することができる。
本実施形態によれば、ダウンリンク方向について、BTSは、好適には、PAN TFI値を認識し、及びどのCRC生成多項式が符号化処理の間に適用されるべきかを認識している。この情報は、PCUからAbisインタフェース上でCCUへ提供されることができる。
アップリンク方向では、BTSが、復号処理におけるTFIを認識するようになされ、又は代替的に、二重のCRC復号(double CRC decoding)を実行するように適合され得るものと想定される。
[eTFIケイパビリティのシグナリング]
ここで説明した方法のいずれかに従って説明した形で生成されたeTFIを読取ることのできるデバイスは、典型的には、そのケイパビリティをネットワークに認識させるように適合されるであろう。あるデバイスがeTFIを読取ることができることのシグナリングは、多くのやり方で達成され得る。いくつかの実施形態によれば、当該デバイスは、自身のケイパビリティを、MS無線アクセスケイパビリティ(MS Radio Access Capability)情報エレメント(IE)において示すように適合される。よって、この目的のために当該IEに1つの追加的なビットが加えられる。
他の代替的な実施形態によれば、新たなタイプのアクセスバーストが、レガシーの(既存の)アクセスバーストに加えて導入される。そして、新たなアクセスバーストは、eTFIを読取ることのできるデバイスにより使用される。ネットワークは、この新たなアクセスバーストを検出する都度、それがeTFIフィールドを読取ることのできるデバイスから発せられたことを知得するであろう。新たなアクセスバーストは、例えば、3GPP 44.060における新たなコードポイントであるEGPRS PACKET CHANNEL REQUESTメッセージとして、又は新たなトレーニングシーケンスを導入することによって定義され得る。新たなトレーニングシーケンスは、新たなデバイスがアクセスリクエストメッセージ(EGPRS PACKET CHANNEL REQUEST)を送信する際に使用するものとされる。
一時ブロックフロー(TBF)の割当てに際してネットワークがデバイスに提供するように適合され得る情報は、個別の実装に依存する。ここで説明した通りの様々な実施形態において提供される情報が、以下に例示される。
RLC/MACデータブロックを指定するためのTFIの拡張
バージョン1:
・レガシー動作による、現在のところGERANにおいて仕様化されている5ビットのTFI値
・定義されるN個の追加的なCRCコードのうちの使用される1つを示すための、Ceil(log2(N+1))個のビット。代替的に、N+1個のコードポイントが、使用されるCRCをシグナリングするために必要とされる
バージョン2:
・レガシー動作による、現在のところGERANにおいて仕様化されている5ビットのTFI値
・フルTFIフィールド(13ビットまで)を形成するための、追加的な8個までのeTFIビット
バージョン3:
・レガシー動作による、現在のところGERANにおいて仕様化されている5ビットのTFI値
・拡張TFI(6ビット)が使用されるかを示す追加的な1ビット。これはPANIフィールドがヘッダのCRCとXOR演算されることをも暗黙的にシグナリングする
バージョン4:
・レガシー動作による、現在のところGERANにおいて仕様化されている5ビットのTFI値
・削減されたBSNを伴うRLC/MACヘッダが使用されるかを示す追加的な1ビット、及び、eTFIとその長さとを搬送する追加的な4ビット、例えば、
{0 −レガシー
|1 {0 <eTFI: bit(3)> −3ビットのeTFI
|10 <eTFI: bit(2)> −2ビットのeTFI
|110 <eTFI: bit(1)>} −1ビットのeTFI
いくつかの実施形態によれば、上で説明した様々な実施形態において提供される情報を運ぶ情報エレメントを、TBFの割当てに際してネットワークからデバイスへ送信されるメッセージ内に含めることができ、それは即ち、3GPP TS 44.060 v11.0.0のセクション11.2に記述されているような、アップリンク及びダウンリンクの割当て又は再構成メッセージであり、例えば、Packet Downlink Assignment、Packet Uplink Assignment、Multiple TBF Downlink Assignment、Multiple TBF Uplink Assignment、Packet CS Release、Packet Timeslot Reconfigure Message又はMultiple TBF Timeslot Reconfigureなどのメッセージである。
[PAN内のTFIの拡張]
eTFIフィールドを形成するために、TFIビットは10個まで。即ち、既に定義済みのTFIフィールドに加えて5ビット。
ここで説明したような方法及びデバイスの使用は、リソース(タイムスロット又はTRX)ごとにより多くのTBFを割り当てることを可能とすることができる。これは、それらリソース上で同時により多くのユーザがサポートされる可能性として直接的に解釈可能である。よって、GERANにおけるTFIアドレッシング空間−近未来にボトルネックとなり得るリソース−を増加させる可能性を提供することで、GERAN内にMTCデバイスを導入する可能性を改善することができる。但し、本開示の焦点は新たなMTCデバイス上にあるものの、本開示は当然ながら“通常の”HTCデバイスといった他のデバイスへ同等に適用可能であることに留意すべきである。

Claims (8)

  1. GERANネットワークにおいて第1の数のビットを含む一時フロー識別子(TFI)フィールドを使用する方法であって、前記TFIフィールドを用いて送信されるTFIは、RLC/MACデータブロック又はPANのTBFを指定し、前記方法は、
    前記RLC/MACデータブロック又は前記PANの前記TBFを、ビットの前記第1の数と比較して増加した数のビットを有する拡張TFIを用いて(203)指定するステップ(201)、
    を含み、
    前記RLC/MACデータブロックのRLC/MACヘッダのCRCサムとの前記拡張TFIのバイナリXOR演算が実行されること、又は、
    前記PANのCRCサムとの前記増加した数のビットを有するTFIのXOR演算を実行することにより前記拡張TFIが形成されること、
    を含み、
    前記CRCサムは、前記第1の数のビットを有するTFIを復号する際に使用される第1の生成多項式とは異なる第2の生成多項式を用いて生成されること、
    を特徴とする方法。
  2. 前記RLC/MACヘッダのCRCサムは8ビット長であり、前記増加した数のビットを有する前記拡張TFIについて8ビット長のフィールドを可能とする、請求項1に記載の方法。
  3. ダウンリンク送信のために基地送受信局において前記方法が使用される、請求項1〜2のいずれかに記載の方法。
  4. アップリンク送信のために移動局において前記方法が使用される、請求項1〜2のいずれかに記載の方法。
  5. GERANネットワークにおいて第1の数のビットを含む一時フロー識別子(TFI)フィールドを用いてRLC/MACデータブロック又はPANのTBFを指定するためのデバイスであって、
    前記RLC/MACデータブロック又は前記PANの前記TBFを、ビットの前記第1の数と比較して増加した数のビットを有する拡張TFIを用いて指定するための制御回路(105,107)と、
    前記デバイスが前記RLC/MACデータブロックのRLC/MACヘッダのCRCサムとの前記拡張TFIのバイナリXOR演算を実行するように構成されること、又は、前記デバイスが前記PANのCRCサムとの前記増加した数のビットを有するTFIのXOR演算を実行することにより前記拡張TFIを形成するように構成されること、及び、
    前記CRCサムが、前記第1の数のビットを有するTFIを復号する際に使用される第1の生成多項式とは異なる第2の生成多項式を用いて生成されることと、
    を特徴とするデバイス。
  6. 前記RLC/MACヘッダのCRCサムは8ビット長であり、前記増加した数のビットを有する前記拡張TFIについて8ビット長のフィールドを可能とする、請求項5に記載のデバイス。
  7. 請求項5〜6のいずれかに記載のデバイスを含む、基地送受信局(101)。
  8. 請求項5〜6のいずれかに記載のデバイスを含む、移動局(103)。
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