JP6106026B2 - 画像処理装置、撮像装置、再生装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、画像処理装置の一例としての、撮影後にLFデータから任意の被写体距離に合焦した画像を生成可能なデジタルカメラに、本発明を適用した例を説明する。しかし本発明は、LFデータから任意の被写体距離に合焦した画像を生成することが可能な任意の機器に適用可能である。
被写体空間の3次元的な情報を示すデータ。本実施形態では、デジタルカメラ100が有する撮像部106から出力される画像信号。画像信号の画素の各々は、通過した撮像光学系104の瞳領域及び入射方向の組み合わせが異なる光束に対応した信号強度を示している。LFデータは、光線空間情報とも呼ばれる。なお、本実施形態では、図1〜4に示すような光学系によってLFデータを取得しているが、撮像手段としてはこれに限らない。例えば特開2011−22796号公報のように、複数の視点の異なるカメラをまとめて撮像部106とみなす構成でもよい。また、図3の光学系と異なり、物体平面と撮像素子が共役の関係にあるように、マイクロレンズアレイ上で撮影光学系からの光束を結像させ、その結像面に撮像素子を設ける構成でもよい。さらには、マイクロレンズアレイ上で撮影光学系からの光束を再結像させ(一度結像した光束が拡散する状態にあるものを結像させるので再結像と呼んでいる)、その結像面に撮像素子を設けるような構成でも良い。また、適当なパターンを施したマスク(ゲイン変調素子)を撮影光学系の光路中に挿入する方法も利用できる。
LFデータから生成される、任意の被写体距離に合焦した画像。具体的には生成する被写体距離に対応する焦点面(再構成面)での画素配置に従ってLFデータの画素を並び替え、再構成画像の1画素に対応する画素の画素値を合算することで該画素の画素値を得る。再構成面における画素配置は、再構成面に撮像素子が存在した場合に入射する光束を入射方向に基づいて決定される。該画素配置において1つのマイクロレンズに対応する画素の画素値を足し合わせることで、再構成画像の1画素を生成することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の機能構成を示すブロック図である。
ここで、本実施形態のデジタルカメラ100において、光軸上の撮像光学系104と撮像素子との間に設けられたマイクロレンズアレイ105について、図を用いて説明する。
このような構成をもつ本実施形態のデジタルカメラ100において実行されるLFデータの撮影処理について、図5のフローチャートを用いて具体的な処理を説明する。なお、本撮影処理は、例えばデジタルカメラ100においてLFデータの撮影指示がなされた際に開始されるものとして説明する。
・人物の認識用の特徴量の情報が登録されている人物の顔領域
・主被写体が存在すると想定される撮影画角の中央領域に存在する顔領域
の2種類が使用されうる。以下の説明では、これらの領域は「ユーザにより設定された領域」、「特徴量が登録されている人物の顔領域」、「中央領域に存在する顔領域」の順番に優先度が設定され、いずれか1つの基準により選択された領域について参照用画像の生成が行われる。しかしながら、本発明の実施はこれに限られるものではなく、任意の条件により選択された所定の領域について、焦点状態の異なる複数の参照用画像が生成され、LFデータに関連付けて記録されるものであれば適用可能である。
次に、上述の撮影処理により記録されたLFデータを閲覧モードで閲覧する際の再生処理について、図8を用いて詳細を説明する。なお、本再生処理は、例えばデジタルカメラ100が記録媒体111に記録されたLFデータあるいはJPEGデータを閲覧する閲覧モードに設定されて起動された際に開始されるものとして説明する。また以下の説明では簡単のため、LFデータの閲覧指示があった場合の処理についてのみ説明する。その他の画像データの閲覧指示があった場合は、例えば従前の撮像装置において行われている再生処理と同様の処理が行われればよいため、本明細書ではその詳細を省略する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (12)
- 被写体の光線空間情報であるライトフィールドデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記ライトフィールドデータから特定の被写体距離に合焦した再構成画像を生成する生成手段であって、前記ライトフィールドデータから生成可能な再構成画像における所定の領域について、焦点状態の異なる複数の再構成画像を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記複数の再構成画像を、前記ライトフィールドデータに関連付けて記憶する記憶手段と、を有する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記ライトフィールドデータから生成可能な再構成画像から、人物を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された人物が、予め定められた人物であるか否かを認識する認識手段と、を有し、
前記所定の領域は、前記認識手段により予め定められた人物であると認識された人物に対応する領域である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記生成手段は、前記認識手段により予め定められた人物であると認識された人物に対応する領域が存在しない場合に、前記ライトフィールドデータから生成可能な再構成画像の中央領域に存在する人物に対応する領域を前記所定の領域として、前記複数の再構成画像を生成することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記所定の領域を設定する指示を受け付ける入力手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記複数の再構成画像は、少なくとも前記所定の領域の被写体に合焦した焦点状態の再構成画像を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記ライトフィールドデータは、撮像装置により撮像された画像信号であって、画素の各々が、前記撮像装置の撮像光学系において通過した分割瞳領域及び入射方向の組み合わせが異なる光束に対応した画像信号であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 画素の各々が、撮像光学系において通過した分割瞳領域及び入射方向の組み合わせが異なる光束に対応している画像信号を出力する撮像手段と、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 被写体の光線空間情報であるライトフィールドデータを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された前記ライトフィールドデータに対応する画像を表示手段に表示する制御手段と、
前記表示手段に表示された前記画像について、異なる焦点状態に変更する領域を決定する決定手段と、
前記ライトフィールドデータから特定の被写体距離に合焦した再構成画像を生成する生成手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記決定手段により決定された前記領域について、焦点状態の異なる該領域の再構成画像が前記ライトフィールドデータに関連付けられている場合に、前記画像とともに該領域の再構成画像を選択可能に前記表示手段に表示し、
前記表示手段に表示された前記領域の再構成画像のうちの1つの再構成画像が選択された場合に、前記生成手段により生成された、該1つの再構成画像に対応する被写体距離に合焦した再構成画像を前記表示手段に表示する
ことを特徴とする再生装置。 - 画像処理装置の取得手段が、被写体の光線空間情報であるライトフィールドデータを取得する取得工程と、
前記画像処理装置の生成手段が、前記取得工程において取得された前記ライトフィールドデータから特定の被写体距離に合焦した再構成画像を生成する生成工程であって、前記ライトフィールドデータから生成可能な再構成画像における所定の領域について、焦点状態の異なる複数の再構成画像を生成する生成工程と、
前記画像処理装置の記憶手段が、前記生成工程において生成された前記複数の再構成画像を、前記ライトフィールドデータに関連付けて記憶する記憶工程と、を有する
ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 再生装置の選択手段が、被写体の光線空間情報であるライトフィールドデータを選択する選択工程と、
前記再生装置の制御手段が、前記選択工程において選択された前記ライトフィールドデータに対応する画像を表示手段に表示する制御工程と、
前記再生装置の決定手段が、前記表示手段に表示された前記画像について、異なる焦点状態に変更する領域を決定する決定工程と、
前記再生装置の生成手段が、前記ライトフィールドデータから特定の被写体距離に合焦した再構成画像を生成する生成工程と、を有し、
前記制御手段は前記制御工程において、
前記決定工程において決定された前記領域について、焦点状態の異なる該領域の再構成画像が前記ライトフィールドデータに関連付けられている場合に、前記画像とともに該領域の再構成画像を選択可能に前記表示手段に表示し、
前記表示手段に表示された前記領域の再構成画像のうちの1つの再構成画像が選択された場合に、前記生成工程において生成された、該1つの再構成画像に対応する被写体距離に合焦した再構成画像を前記表示手段に表示する
ことを特徴とする再生装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項8に記載の再生装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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JP2013109391A JP6106026B2 (ja) | 2013-05-23 | 2013-05-23 | 画像処理装置、撮像装置、再生装置、制御方法、及びプログラム |
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