JP6104544B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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本発明は、導光体から成るインナレンズの側方から光源の光を入射させる方式を採用する車両用灯具に関するものである。
例えば、車両の前面に配置されるアクセサリランプ等には、導光体から成るインナレンズの側方から光源の光を入射させ、奥行き寸法を小さく抑えつつ、斬新な見栄えを演出するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。ここで、斯かる車両用灯具の一例を図6〜図10に基づいて以下に説明する。
即ち、図6は従来の車両用灯具の部分正面図、図7は図6のC−C線断面図、図8は同車両用灯具のインナレンズの部分正面図、図9は同インナレンズの部分正面図、図10は図9のD部を拡大して示す斜視図であり、図示の車両用灯具101は車両の前面に配置されるアクセサリランプである。
図示のアクセサリランプ101は、車幅方向に細長いランプであって、図7に示すように、ハウジング102とその前面開口部を覆うアウタレンズ103によって画成された灯室104内に、導光体から成るインナレンズ105と、該インナレンジ105の側端近傍に配されたLED(発光ダイオード)等の不図示の光源と、該光源からの光を反射させるリフレクタ106及びエクステンション107を収容して構成されている。
上記インナレンズ105は、車幅方向(図6の左右方向)に細長い矩形平板状の導光体によって構成されており、その下辺からは複数(図6,図8及び図9には一部のみ図示)の矩形のブラケット部105Aが車幅方向に適当な間隔で下方に向かって一体に突設されている。そして、図7及び図10に示すように、インナレンズ105の各ブラケット部105Aの下端にはL字状に屈曲する係合片105Bがそれぞれ一体に形成されており、各係合片105Bの先端には係合爪105aが一体に形成されている。
又、図6、図8〜図10に示すように、インナレンズ103の裏面の複数のブラケット部105Aを含む周囲には、所定幅の凸状の縁取部105bが一体に形成されている。
而して、インナレンズ105は、その上部裏面に突設された不図示の脚部がリフレクタ106の不図示の係合部に係合し、下部裏面の複数のブケット部105Aから延びる係合片105Bの係合爪105aが図7に示すようにリフレクタ106の係合段部106aに係合することによってリフレクタ106に取り付けられている。
斯かるアクセサリランプ101において、インナレンズ105の左右両側端近傍に配置された不図示の光源が点灯すると、該光源からの光はインナレンズ105の左右の側端面を入射面として該インナレンズ105の内部に入射し、インナレンズ105内で反射を繰り返しながら幅方向内側(中央側)へと進み、その過程で一部はインナレンズ105の前面から出射し、エクステンション107のスリット状の開口部107a,107bとアウタレンズ103を通過して車両前方に向かって出射する。尚、インナレンズ105の裏面から漏れた光は、リフレクタ106で反射してインナレンズ105内に再入射する。
特開2012−059661号公報 特開2012−119277号公報
しかしながら、図6〜図10に示す従来のアクセサリランプ101においては、光源が点灯して光がインナレンズ105の左右の側端面から入射すると、その一部がインナレンズ105のブラケット部105AのコーナーR部(図8及び図9に示すa,b部)で拡散するため、その部分が局所的に明るく光り、商品性が低下するという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、インナレンズの一部が局所的に光ることによる商品性の低下を防ぐことができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、導光体から成るインナレンズと、該インナレンの側端近傍に配された光源と、該光源からの光を反射させるリフレクタを収容し、前記インナレンズの外周に外方に向かって一体に突設されたブラケット部の先端に係合片を一体に形成し、該係合片の先端に形成された係合爪を前記リレクタに係合させることによって該インナレンズを前記リフレクタに取り付けるとともに、前記インナレンズの前記ブラケット部を含む裏面の周囲に凸状の縁取部を形成して成る車両用灯具において、前記インナレンズのブラケット部以外の周囲に形成された前記縁取部を前記ブラケット部を横切って連続的に形成するとともに、前記ブラケット部の幅方向内側の側部を幅方向に一体に延ばして矩形の延長部を一体に形成したことを特徴とする。
本発明によれば、インナレンズのブラケット部以外の周囲に形成された縁取部をブラケット部を横切って連続的に形成するとともに、ブラケット部の幅方向内側の側部を幅方向に一体に延ばして矩形の延長部を一体に形成したため、光が拡散して局所的に明るく光る原因となるコーナーR部がインナレンズに形成されず、インナレンズの一部が局所的に光ることによる商品性の低下が防がれる。
本発明に係る車両用灯具の部分正面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明に係る車両用灯具のインナレンズの部分正面図である。 本発明に係る車両用灯具のインナレンズの部分背面図である。 図4のB部を拡大して示す斜視図である。 従来の車両用灯具の部分正面図である。 図6のC−C線断面図である。 従来の車両用灯具のインナレンズの部分正面図である。 従来の車両用灯具のインナレンズの部分正面図である。 図9のD部を拡大して示す斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の部分正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は同車両用灯具のインナレンズの部分正面図、図4は同インナレンズの部分背面図、図5は図4のB部を拡大して示す斜視図である。
本実施の形態に係る車両用灯具1は、車両の前面に配置される車幅方向(図1の左右方向)に細長いアクセサリランプであって、図2に示すように、ハウジング2とその前面開口部を覆うアウタレンズ3によって画成された灯室4内に、導光体から成るインナレンズ5と、該インナレンズ5の左右の側端近傍に配されたLED(発光ダイオード)等の不図示の光源と、該光源からの光を反射させるリフレクタ6及びエクステンション7を収容して構成されている。
上記ハウジング2は、光不透過性樹脂によって車幅方向に長い矩形ボックス状に一体成形されており、その前面開口部の周縁には、図2に示すように車両前方(図2の左方)に向かって開口するシール溝2aが形成されている。
前記アウタレンズ3は、光透過性樹脂によって車幅方向に長い矩形ボックス状に一体成形されており、その開口部周縁に形成された脚部3aは図2に示すようにハウジング2のシール溝2a内に車両前方から差し込まれ、その差込部がホットメルト等の接着剤8によって接着されることによってハウジング2に固定されてその前面開口部を覆っている。
前記インナレンズ5は、車幅方向に細長い矩形平板状の導光体によって構成されており、その下辺からは複数(図1,図3及び図4には一部のみ図示)の矩形のブラケット部5Aが車幅方向に適当な間隔で一体に突設されている。そして、図2及び図5に示すように、インナレンズ5の各ブラケット部5Aの下端にはL字状に屈曲する係合片5Bがそれぞれ一体に形成されており、該係合片5Bの先端には係合爪5aが一体に形成されている。
又、図1、図3〜図5に示すように、インナレンズ5の裏面の複数のブラケット部5Aを含む周囲には、所定幅の凸状の縁取部5bが一体に形成されているが、本実施の形態では、ブラケット部5A以外の周囲に形成された縁取部5b1をブラケット部5Aを横切って連続的に一直線状に形成している。即ち、本実施の形態では、インナレンズ5のブラケット部5A以外の周囲に形成された縁取部5b1を追加した直線状の縁取部5b2によって一直線状に繋いでいる。
更に、本実施の形態では、インナレンズ5の各ブラケット部5Aの幅方向内側(光源から遠い側)の側部を幅方向に一体に延ばして矩形の延長部5Cを一体に形成している。
前記リフレクタ6は、車幅方向に長い平板状の部材であって、インナレンズ5の背面側に配置されており、インナレンズ5に対向する前面にはアルミ蒸着等の反射処理が施されている。そして、このリフレクタ6の下部のインナレンズ5の係合片5Bに対応する複数箇所(図2には1箇所のみ図示)には係合孔6Aがそれぞれ形成されており、各係合孔6Aの内面には係合段部6aが形成されている。
而して、前記インナレンズ5は、その上部裏面に突設された不図示の脚部をリフレクタ6の不図示の係合部に係合し、下部裏面の複数のブラケット部5Aから延びる係合片5Bの係合爪5aを図2に示すようにリフレクタ6の係合段部6aに係合させることによってリフレクタ6に取り付けられている。
前記エクステンション7は,光不透過性樹脂によって一体に成形された横方向に長い部材であって、インナレンズ5の前方に配置され、その上下には横方向に長いスリット状の開口部7a,7bが形成されている。
以上のように構成されたアクセサリランプ1において、インナレンズ5の左右両側端近傍に配置された不図示の光源が点灯すると、該光源からの光はインナレンズ5の左右の側端面を入射面として該インナレンズ5の内部に入射し、インナレンズ5内で反射を繰り返しながら幅方向内側(中央側)へと進み、その過程で一部はインナレンズ5の前面から出射し、エクステンション7のスリット状の開口部7a,7bとアウタレンズ3を通過して車両前方に向かって出射する。尚、インナレンズ5の裏面から漏れた光は、リフレクタ6で反射してインナレンズ5内に再入射する。
而して、本実施の形態に係るアクセサリランプ1においては、インナレンズ5のブラケット部5A以外の周囲に形成された縁取部5b1を追加した縁取部5b2によってブラケット部5Aを横切って連続的に形成するとともに、ブラケット部5Aの幅方向内側の側部を幅方向に一体に延ばして矩形の延長部5Cを一体に形成したため、光が拡散して局所的に明るく光る原因となるコーナーR部がインナレンズ5に形成されず、該インナレンズ5の一部が局所的に光ることによる商品性の低下が防がれるという効果が得られる。
尚、以上は本発明を車両の前面に配置されるアクセサリランプに対して適用した形態について説明したが、本発明は、同様の構成を有する他の任意の車両用灯具に対しても導光に適用可能であることは勿論である。
1 アクセサリランプ(車両用灯具)
2 ハウジング
2a ハウジングのシール溝
3 アウタレンズ
3a アウタレンズの脚部
4 灯室
5 インナレンズ
5A インナレンズのブラケット部
5B インナレンズの係合片
5C インナレンズの延長部
5a インナレンズの係合爪
5b インナレンズの縁取部
5b1 インナレンズのブラケット部以外の縁取部
5b2 インナレンズの追加した縁取部
6 リフレクタ
6A リフレクタの係合孔
6a リフレクタの係合段部
7 エクステンション
7a,7b エクステンションの開口部
8 接着剤

Claims (1)

  1. ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、導光体から成るインナレンズと、該インナレンの側端近傍に配された光源と、該光源からの光を反射させるリフレクタを収容し、前記インナレンズの外周に外方に向かって一体に突設されたブラケット部の先端に係合片を一体に形成し、該係合片の先端に形成された係合爪を前記リレクタに係合させることによって該インナレンズを前記リフレクタに取り付けるとともに、前記インナレンズの前記ブラケット部を含む裏面の周囲に凸状の縁取部を形成して成る車両用灯具において、
    前記インナレンズのブラケット部以外の周囲に形成された前記縁取部を前記ブラケット部を横切って連続的に形成するとともに、前記ブラケット部の幅方向内側の側部を幅方向に一体に延ばして矩形の延長部を一体に形成したことを特徴とする車両用灯具。
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