JP6101895B2 - 情報処理装置、隠蔽情報付加図柄、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、隠蔽情報付加図柄、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、図柄を含むメッセージを受信する情報処理装置等に関するものである。
従来、スタンプと言われる図柄を含むメッセージを送信したり、受信したりできた(例えば、非特許文献1参照)。
LINE、[online]、[平成27年6月21日検索]、インターネット[URL:http://line.me/ja/]
しかしながら、従来技術においては、音声データが付加された図柄を送信できなかった。そのため、従来技術においては、例えば、時計型の端末等、表示スペースが小さい画面にメッセージを表示する場合等には、メッセージが有するすべての情報を一覧できない場合があった。また、従来技術においては、スタンプのみを送信する場合に、その意味が送信先のユーザに伝わらない場合があった。
本第一の発明の情報処理装置は、図柄と図柄に隠蔽された情報である隠蔽情報とを有する隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを受信する受信部と、メッセージが有する隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄と隠蔽情報のうち、少なくとも1種類以上の情報を出力する出力部とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、隠蔽情報が付加された図柄を送信できる。
また、本第二の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、隠蔽情報付加図柄が有する図柄と隠蔽情報は、別の装置で出力される情報処理装置である。
かかる構成により、受信された隠蔽情報付加図柄が有する図柄と隠蔽情報とを異なる装置で出力できる。
また、本第三の発明の情報処理装置は、第二の発明に対して、隠蔽情報を情報処理装置とは別の装置である出力装置に送信する送信部をさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、受信された隠蔽情報付加図柄が有する図柄を表示し、かつ隠蔽情報付加図柄が有する隠蔽情報を出力装置に送信できる。
また、本第四の発明の情報処理装置は、第三の発明に対して、メッセージは、テキストをも有し、隠蔽情報は、音声データを含み、送信部は、テキストまたはテキストを変換した音声データをも出力装置に送信する情報処理装置である。
かかる構成により、受信されたメッセージに含まれる隠蔽情報付加図柄が有する図柄とテキストとを表示し、かつ隠蔽情報付加図柄が有する隠蔽情報を出力装置に送信できる。
また、本第五の発明の情報処理装置は、第二の発明に対して、図柄を情報処理装置とは別の装置である出力装置に送信する送信部をさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、受信された隠蔽情報付加図柄が有する隠蔽情報を出力し、かつ隠蔽情報付加図柄が有する図柄を出力装置に送信できる。
また、本第六の発明の情報処理装置は、第五の発明に対して、メッセージは、テキストをも有し、送信部は、テキストをも出力装置に送信する情報処理装置である。
かかる構成により、受信されたメッセージに含まれる音声付き図柄が有する音声データを出力し、かつメッセージに含まれる図柄とテキストとを出力装置に送信できる。
また、本第七の発明の情報処理装置は、1以上の図柄を格納し得る図柄格納部と、1以上の図柄のうち、一の図柄の選択を受け付ける選択受付部と、隠蔽情報を受け付ける隠蔽情報受付部と、選択受付部が受け付けた選択に対応する一の図柄と隠蔽情報受付部が受け付けた隠蔽情報とを用いて、隠蔽情報付加図柄を生成する隠蔽情報付加図柄生成部と、隠蔽情報付加図柄生成部が生成した隠蔽情報付加図柄を送信する送信部とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ユーザが音声付き図柄を容易に作成できる。
本発明による情報処理装置によれば、隠蔽情報が付加された図柄を送信できる。
実施の形態1における情報システムAの概念図 同情報システムAのブロック図 同情報処理装置1のブロック図 同情報処理装置1の動作について説明するフローチャート 同図柄管理表を示す図 同隠蔽情報付加図柄管理表を示す図 同隠蔽情報付加図柄のデータ構造例を示す図 同メッセージの例を示す図 同メッセージの表示例を示す図 同出力例を示す図 実施の形態2における情報システムBのブロック図 同情報処理装置3のブロック図 同情報処理装置3の動作について説明するフローチャート 同出力例を示す図 同出力例を示す図 上記実施の形態におけるコンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを受信し、隠蔽情報または/および図柄を出力する情報処理装置等を含む情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、図柄の出力と隠蔽情報の出力とは異なる装置で行う情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、受信された隠蔽情報を出力装置に送信する情報処理装置等を含む情報システムについて説明する。
さらに、図柄に隠蔽情報を付加して隠蔽情報付加図柄を生成する情報処理装置等を含む情報システムについて説明する。
図1は、本実施の形態における情報システムAの概念図である。情報システムAは、1または2以上の情報処理装置1、および1または2以上の出力装置2を備える。情報処理装置1、出力装置2は、端末装置であり、例えば、いわゆるスマートフォン、パソコン、時計型端末等のウェアラブル端末、タブレット端末等であり、その種類は問わない。
図2は、本実施の形態における情報システムAのブロック図である。また、図3は、情報システムAを構成する情報処理装置1のブロック図である。
情報処理装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、送信部14、受信部15、出力部16を備える。
格納部11は、図柄格納部111、隠蔽情報付加図柄格納部112を備える。
受付部12は、選択受付部121、隠蔽情報受付部122、メッセージ受付部123、送信指示受付部124を備える。
処理部13は、隠蔽情報付加図柄生成部131を備える。
送信部14は、メッセージ送信部141、隠蔽情報送信部142を備える。
受信部15は、メッセージ受信部151を備える。
出力部16は、表示情報出力部161を備える。
出力装置2は、隠蔽情報受信部21、隠蔽情報出力部22を備える。
情報処理装置1を構成する格納部11は、種々の情報を格納し得る。種々の情報とは、例えば、後述する隠蔽情報付加図柄、隠蔽情報が付加されていない図柄等である。
図柄格納部111は、1以上の図柄を格納し得る。ここでの図柄は、隠蔽情報が付加されていない図柄である。図柄は、通常、静止画である。図柄は、通常、ビットマップであるが、ベクターデータでも良い。図柄は、例えば、いわゆるスタンプも含む。図柄は、何らかの絵や文字等を表していれば良い。図柄のデータ構造は問わない。図柄は、例えば、2以上の静止画の集合でも良い。なお、スタンプは、例えば、非特許文献1におけるスタンプである。
隠蔽情報付加図柄格納部112は、1以上の隠蔽情報付加図柄を格納し得る。隠蔽情報付加図柄は、隠蔽情報が付加された図柄である。隠蔽情報は、例えば、音声データ、文字列のうち1種類以上の情報などである。隠蔽情報は、図柄に関連する情報であることは好適であるが、図柄に関連しない情報でも良い。隠蔽情報は、例えば、図柄の内容を説明する情報、図柄が示すキャラクタが発言している情報等である。隠蔽情報は、通常、図柄とは出力手段または出力方法が異なる情報である。例えば、図柄は表示手段が出力し、隠蔽情報は音声出力手段が出力する。また、例えば、表示されている図柄に対して、ユーザが何らかの指示等を入力することにより、隠蔽情報が表示される。つまり、隠蔽情報は、図柄を構成する文字列や図柄ではない。隠蔽情報付加図柄は、通常、図柄と隠蔽情報とが一体化されている情報である。隠蔽情報付加図柄は、例えば、図柄と隠蔽情報とを一ファイルの中に有する情報である。ただし、隠蔽情報付加図柄において、図柄と隠蔽情報とが、物理的に分離されていても良く、図柄と隠蔽情報とが対応付いていれば良い。図柄と隠蔽情報とが対応付ける情報は、例えば、図柄へのポインタまたは図柄を識別する識別子と、隠蔽情報へのポインタまたは隠蔽情報を識別する識別子とを有する情報である。
隠蔽情報付加図柄格納部112が格納している隠蔽情報付加図柄は、隠蔽情報付加図柄生成部131が生成した隠蔽情報付加図柄でも良いし、予め準備されている隠蔽情報付加図柄でも良いし、それらの混在でも良い。
受付部12は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報とは、例えば、後述する一の図柄の選択、隠蔽情報、メッセージ、メッセージを作成するための指示や情報、送信指示、隠蔽情報出力指示等である。隠蔽情報出力指示は、表示されている図柄に対する指示であり、当該図柄に対応する隠蔽情報を出力する指示である。
各種の指示や情報の入力手段は、キーボードやタッチパネルやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。受付部12は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。また、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
選択受付部121は、1以上の図柄のうち、一の図柄の選択を受け付ける。選択受付部121は、通常、出力されている1以上の図柄のうち、一の図柄の選択を、ユーザから受け付ける。なお、図柄の選択の手段は、タッチパネルに対するタッチ、マウスによるもの等、問わない。
隠蔽情報受付部122は、隠蔽情報を受け付ける。隠蔽情報は、音声データまたは文字列を含むことは好適である。隠蔽情報は、音声データと文字列の両方を含んでも良い。隠蔽情報受付部122は、例えば、マイクとそのドライバーソフトとを有する。
メッセージ受付部123は、メッセージを受け付ける。メッセージは、通常、隠蔽情報付加図柄を含む。メッセージは、隠蔽情報付加図柄だけでも良いし、隠蔽情報付加図柄と文字列とを含んでも良い。メッセージ受付部123は、隠蔽情報付加図柄を識別する隠蔽情報付加図柄識別子を含むことは好適である。
送信指示受付部124は、メッセージの送信指示を受け付ける。ここでのメッセージは、通常、メッセージ受付部123が受け付けたメッセージである。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、隠蔽情報付加図柄生成処理である。
隠蔽情報付加図柄生成部131は、隠蔽情報付加図柄を生成する。この隠蔽情報付加図柄は、選択受付部121が受け付けた選択に対応する一の図柄と隠蔽情報受付部122が受け付けた隠蔽情報とを用いて生成される。この隠蔽情報付加図柄は、選択受付部121が受け付けた選択に対応する一の図柄と隠蔽情報受付部122が受け付けた隠蔽情報とを有する。
ここで、生成とは、例えば、図柄と隠蔽情報とを一体化して、隠蔽情報図柄のファイルを作成する処理である。また、例えば、生成とは、図柄と隠蔽情報とを対応付ける情報を生成する処理である。なお、対応付ける情報は、例えば、図柄の識別子(ファイル名やID)、隠蔽情報の識別子(ファイル名やID)の両方を含む情報である。
送信部14は、例えば、受信部15が受信した隠蔽情報付加図柄が有する隠蔽情報を情報処理装置1とは別の装置である出力装置2に送信する。なお、隠蔽情報付加図柄が有する図柄は、通常、情報処理装置1で出力される。
送信部14は、例えば、受信部15が受信したメッセージが有するテキスト、または受信部15が受信したメッセージが有するテキストを変換した音声データをも出力装置2に送信しても良い。
送信部14は、隠蔽情報付加図柄生成部131が生成した隠蔽情報付加図柄を、他の装置に送信する。ここでの他の装置は、メッセージを受信する装置であり、例えば、他の情報処理装置1である。
メッセージ送信部141は、メッセージを他の装置に送信する。このメッセージは、メッセージ受付部123が受け付けたメッセージである。このメッセージは、隠蔽情報付加図柄を含むことは好適である。メッセージは、隠蔽情報付加図柄とテキストとを含むことは好適である。
隠蔽情報送信部142は、隠蔽情報を出力装置2に送信する。隠蔽情報送信部142は、例えば、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信により、隠蔽情報を出力装置2に送信する。
受信部15は、隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを受信する。
メッセージ受信部151は、メッセージを受信する。メッセージ受信部151は、通常、情報処理装置1からメッセージを受信する。メッセージは、隠蔽情報付加図柄を含むことは好適である。メッセージは、テキストをも有することは好適である。
出力部16は、メッセージが有する隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄と隠蔽情報のうち、少なくとも1種類以上の情報を出力する。また、出力部16は、メッセージが有する隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄のみを出力することは好適である。また、出力部16は、メッセージが有する隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄と、メッセージに含まれる文字列のみを出力しても良い。
ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
また、出力部16は、図柄と隠蔽情報の両方を出力する場合、通常、同時に出力する。つまり、通常、出力部16は、隠蔽情報を出力している間、図柄も表示している。ただし、出力部16は、図柄の出力と隠蔽情報の出力を順次、行っても良い。例えば、出力部16は、隠蔽情報を出力した後に、図柄を表示しても良い。
表示情報出力部161は、表示情報を出力する。表示情報とは、例えば、メッセージ受信部151が受信した情報の中の図柄である。表示情報とは、例えば、メッセージ受信部151が受信した情報の中の図柄と文字列(テキスト)である。表示情報は、隠蔽情報を含まなくても良い。ただし、表示情報出力部161は、隠蔽情報出力指示に応じて、隠蔽情報を出力しても良い。
出力装置2を構成する隠蔽情報受信部21は、隠蔽情報を情報処理装置1から受信する。
隠蔽情報出力部22は、隠蔽情報受信部21が受信した隠蔽情報を出力する。
格納部11、図柄格納部111、および隠蔽情報付加図柄格納部112は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11で記憶されるようになってもよい。
処理部13、および隠蔽情報付加図柄生成部131は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
送信部14、メッセージ送信部141、および隠蔽情報送信部142は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
受信部15、メッセージ受信部151、および隠蔽情報受信部21は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
出力部16、および表示情報出力部161は、ディスプレイ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部16は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。なお、出力部16は、スピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。
隠蔽情報出力部22は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。隠蔽情報出力部22は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、情報システムAの動作について説明する。まず、情報処理装置1の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)メッセージ受付部123は、メッセージを受け付けたか否かを判断する。メッセージを受け付けた場合はステップS402に行き、メッセージを受け付けない場合はステップS405に行く。なお、ここでのメッセージは、通常、隠蔽情報付加図柄を含む、とする。また、隠蔽情報付加図柄を含むメッセージの入力は、例えば、非特許文献1のソフトウェアにおいて、スタンプを選択したり、文字列を入力したりする行為等と同様の行為で良い。
(ステップS402)処理部13は、ステップS401で受け付けられたメッセージから送信するメッセージを構成する。なお、送信するメッセージを構成する処理は例えば、受け付けられたメッセージから、送信するメッセージのデータ構造にする処理である。
(ステップS403)送信指示受付部124は、メッセージの送信指示を受け付けたか否かを判断する。メッセージの送信指示を受け付けた場合はステップS404に行き、メッセージの送信指示を受け付けない場合はステップS403に戻る。なお、メッセージの送信指示は、例えば、「送信」ボタンの押下により、入力される。
(ステップS404)メッセージ送信部141は、ステップS402で構成されたメッセージを送信する。ステップS401に戻る。なお、メッセージの送信先は、通常、情報処理装置1のユーザにより、予め指定または入力されている。
(ステップS405)選択受付部121は、図柄格納部111の1以上の図柄の中から、一の図柄の選択を受け付けたか否かを判断する。一の図柄の選択を受け付けた場合はステップS406に行き、一の図柄の選択を受け付けない場合はステップS409に行く。なお、図柄格納部111の1以上の図柄は、例えば、出力部16により表示されている、とする。
(ステップS406)隠蔽情報受付部122は、隠蔽情報(例えば、音声データ、文字列など)を受け付けたか否かを判断する。隠蔽情報を受け付けた場合はステップS407に行き、受け付けない場合はステップS406に戻る。
(ステップS407)隠蔽情報付加図柄生成部131は、選択された一の図柄と、受け付けられた隠蔽情報とを用いて、隠蔽情報付加図柄を構成する。
(ステップS408)隠蔽情報付加図柄生成部131は、ステップS407で構成した隠蔽情報付加図柄を隠蔽情報付加図柄格納部112に蓄積する。ステップS401に戻る。
(ステップS409)メッセージ受信部151はメッセージを受信したか否かを判断する。メッセーを受信した場合はステップS410に行き、メッセージを受信しない場合はステップS401に戻る。
(ステップS410)隠蔽情報送信部142は、ステップS409で受信されたメッセージの中に、隠蔽情報付加図柄が含まれるか否かを判断する。隠蔽情報付加図柄が含まれる場合はステップS411に行き、隠蔽情報付加図柄が含まれない場合はステップS413に行く。
(ステップS411)隠蔽情報送信部142は、ステップS409で受信されたメッセージの中の隠蔽情報付加図柄から隠蔽情報を取得する。なお、ここで、隠蔽情報送信部142は、隠蔽情報付加図柄が有する2種類以上の隠蔽情報から一部(1種類以上)の隠蔽情報のみを取得しても良い。なお、隠蔽情報送信部142は、2種類以上の隠蔽情報を取得しても良い。
(ステップS412)隠蔽情報送信部142は、ステップS411で取得した隠蔽情報を出力装置2に送信する。
(ステップS413)表示情報出力部161は、ステップS409で受信されたメッセージの中の表示情報を取得する。ここで取得される表示情報は、例えば、図柄、または図柄と文字列等である。
(ステップS414)表示情報出力部161は、ステップS413で取得した表示情報を表示する。ステップS401に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、表示情報出力部161が表示情報を表示した後、受付部12が隠蔽情報出力指示を受け付けた場合、出力部16は、当該表示情報に含まれる図柄に対応する隠蔽情報を出力しても良い。
また、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、出力装置2の動作について説明する。出力装置2の隠蔽情報受信部21は隠蔽情報を受信する。次に、隠蔽情報出力部22は、受信された隠蔽情報を出力する。
以下、本実施の形態における情報システムAの具体的な動作について説明する。情報システムAの概念図は図1である。
今、図柄格納部111は、図5に示す図柄管理表を保持している。図柄管理表は、多数の図柄を管理している。
また、隠蔽情報付加図柄格納部112は、図6に示す構造を有する隠蔽情報付加図柄管理表を保持している。図柄管理表は、多数の隠蔽情報付加図柄を管理している。隠蔽情報付加図柄管理表は、「ID」「隠蔽情報付加図柄」を有する。また、「隠蔽情報付加図柄」は、「図柄」「音声データ」「文字列」を有する。「音声データ」「文字列」は、隠蔽情報の例である。なお、図6の隠蔽情報付加図柄管理表において、「ID=1」の隠蔽情報付加図柄は、予め格納されている、とする。また、隠蔽情報付加図柄管理表の「音声データ」の下の文字列は、音声データで表現されている発言を示す。
かかる状況において、ユーザXは、自分の情報処理装置1に対して、図柄出力指示を入力した、とする。
すると、受付部12は、図柄出力指示を受け付け、出力部16は、図5の図柄管理表の1以上の図柄を表示した、とする。
次に、ユーザXは、表示されている図柄群から、図5の「ID=1」の図柄への選択の指示を入力した、とする。
すると、選択受付部121は、図柄格納部111の1以上の図柄の中から、一の図柄の選択を受け付ける。
次に、ユーザは、音声「頑張ってます」を、情報処理装置1のマイクに向けて発した、とする。また、ユーザは、文字列「元気に頑張っているので、ご心配なく」を入力した、とする。そして、隠蔽情報受付部122は、隠蔽情報である音声データ「頑張ってます」を受け付ける。また、隠蔽情報受付部122は、文字列「元気に頑張っているので、ご心配なく」を受け付ける。
次に、隠蔽情報付加図柄生成部131は、選択された一の図柄(図5の「ID=1」の図柄)と、受け付けられた音声データ「頑張ってます」と文字列「元気に頑張っているので、ご心配なく」とを用いて、隠蔽情報付加図柄を構成する。
次に、隠蔽情報付加図柄生成部131は、構成した隠蔽情報付加図柄を隠蔽情報付加図柄管理表に蓄積する。なお、かかる蓄積された隠蔽情報付加図柄は、図6の「ID=2」の隠蔽情報付加図柄である。
なお、図6の「ID=2」の隠蔽情報付加図柄は、例えば、図7に示すようなデータ構造を有する。図7に示すデータ構造は、ヘッダー部、実体部、フッター部を有するファイルである。ヘッダー部は、図柄(ビットマップ)のヘッダー部である。実体部は、図柄(ビットマップ)の実体データを格納する領域である。フッター部は、隠蔽情報を格納する領域である。フッター部のうちタグ<音声データ></音声データ>で囲まれたデータは、音声データである。フッター部のうちタグ<文字列></文字列>で囲まれたデータは、文字列である。
次に、ユーザXは、表示されている図柄群から、図5の「ID=2」の図柄への選択の指示を入力した、とする。
すると、選択受付部121は、図柄格納部111の1以上の図柄の中から、一の図柄の選択を受け付ける。
次に、ユーザは、音声「今から帰ります」を、情報処理装置1のマイクに向けて発した、とする。そして、隠蔽情報受付部122は、隠蔽情報である音声データ「今から帰ります」を受け付ける。なお、隠蔽情報受付部122は、文字列は受け付けなかった、とする。
次に、隠蔽情報付加図柄生成部131は、選択された一の図柄(図5の「ID=2」の図柄)と、受け付けられた音声データ「今から帰ります」とを用いて、隠蔽情報付加図柄を構成する。
次に、隠蔽情報付加図柄生成部131は、構成した隠蔽情報付加図柄を隠蔽情報付加図柄管理表に蓄積する。なお、かかる蓄積された隠蔽情報付加図柄は、図6の「ID=3」の隠蔽情報付加図柄である。
次に、ユーザXは、表示されている図柄群から、図5の「ID=3」の図柄への選択の指示を入力した、とする。
すると、選択受付部121は、図柄格納部111の1以上の図柄の中から、一の図柄の選択を受け付ける。
次に、ユーザは、文字列「悲しいね!」を入力したとする。そして、隠蔽情報受付部122は、隠蔽情報である文字列「悲しいね!」を受け付ける。なお、隠蔽情報受付部122は、音声は受け付けなかった、とする。
次に、隠蔽情報付加図柄生成部131は、選択された一の図柄(図5の「ID=3」の図柄)と、受け付けられた文字列「悲しいね!」とを用いて、隠蔽情報付加図柄を構成する。
次に、隠蔽情報付加図柄生成部131は、構成した隠蔽情報付加図柄を隠蔽情報付加図柄管理表に蓄積する。なお、かかる蓄積された隠蔽情報付加図柄は、図6の「ID=4」の隠蔽情報付加図柄である。
次に、ユーザXは、情報処理装置1に対して、例えば、メッセージを構成するテキスト「今度、お盆に帰省します。」を入力し、かつ隠蔽情報付加図柄管理表(図6)から「ID=2」の隠蔽情報付加図柄を選択し、入力した、とする。
次に、メッセージ受付部123は、メッセージを受け付ける。このメッセージは、テキスト「今度、お盆に帰省します。」と、その後に続く「ID=2」の隠蔽情報付加図柄を有する。
次に、処理部13は、受け付けられたメッセージから送信するメッセージを構成する(図8の801参照)。
次に、ユーザXの802の送信ボタンを押下した、とする。次に、送信指示受付部124は、メッセージの送信指示を受け付ける。
次に、メッセージ送信部141は、構成されたメッセージ(801)を、ユーザYの情報処理装置1に送信した、とする。なお、ユーザXは、メッセージの送信先をユーザYである、と予め選択していた、とする。
次に、ユーザYの情報処理装置1のメッセージ受信部151は、ユーザXからのメッセージを受信する。
次に、隠蔽情報送信部142は、受信されたメッセージの中に、隠蔽情報付加図柄が含まれる、と判断する。
次に、隠蔽情報送信部142は、受信されたメッセージの中の隠蔽情報付加図柄から隠蔽情報の音声データ("頑張ってます"の音声のデータ)のみを取得する。
次に、隠蔽情報送信部142は、隠蔽情報の音声データ("頑張ってます"の音声のデータ)を出力装置2に送信する。
次に、出力装置2の隠蔽情報受信部21は、"頑張ってます"の音声データを受信する。次に、隠蔽情報出力部22は、隠蔽情報受信部21が受信した"頑張ってます"の音声データを音声出力する。
次に、表示情報出力部161は、受信されたメッセージの中の表示情報を取得する。なお、表示情報は、音声データを含まない「今度、お盆に帰省します。」と図柄(図6の「ID=2」の図柄)を含む。
次に、表示情報出力部161は、取得した表示情報を表示する。かかる表示例は、図9である。なお、図9の901は表示情報である。また、902は、ユーザXの登録された画像(顔画像)である。また、ここでは、図柄に対応する隠蔽情報の文字列「元気に頑張っているので、ご心配なく」は表示されない。
次に、ユーザYは、図9の画面の中の図柄9011を押下し、隠蔽情報出力指示を入力した、とする。
次に、受付部12は、隠蔽情報出力指示を受け付ける。
次に、表示情報出力部161は、隠蔽情報出力指示に応じて、図柄901に対応する隠蔽情報の文字列「元気に頑張っているので、ご心配なく」をメッセージから取得する。
次に、表示情報出力部161は、文字列「元気に頑張っているので、ご心配なく」を出力する。かかる出力例は、図10である。なお、隠蔽情報出力指示に応じて隠蔽情報の文字列を表示する態様は問わない。
以上、本実施の形態によれば、隠蔽情報が付加された図柄を送信できる。そのため、受信側の機器に適合した情報の伝達が可能になる。例えば、メッセージの受信者が保持する機器のディスプレイは小さいが、メッセージの受信者が音声出力装置を有する場合、図柄の表示と音声データの出力とを、別の装置で行うことにより、適切に情報が出力される。
また、スタンプ等の図柄の意味が分からない場合、当該図柄に対して隠蔽情報出力指示を入力すれば、図柄の意味を出力してくれるという機能により、より適切にメッセージが伝わる。
なお、本実施の形態において、隠蔽情報付加図柄のデータ構造は問わない。隠蔽情報付加図柄は、図柄と隠蔽情報とを有し、隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを受信した情報処理装置は当該メッセージが有する図柄と隠蔽情報のうち、少なくとも1種類以上の情報を出力すれば良い。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、図柄と当該図柄に隠蔽された情報である隠蔽情報とを有する隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを受信する受信部と、前記メッセージが有する隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄と隠蔽情報のうち、少なくとも1種類以上の情報を出力する出力部として機能させるためのプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記隠蔽情報付加アイコンが有するアイコンと隠蔽情報は、別の装置で出力されることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、コンピュータを、前記隠蔽情報を情報処理装置とは別の装置である出力装置に送信する送信部として、さらに機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記メッセージは、テキストをも有し、前記隠蔽情報は、音声データを含み、前記送信部は、前記テキストまたは前記テキストを変換した音声データをも前記出力装置に送信するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、1以上のアイコンを格納し得るアイコン格納部を含み、コンピュータを前記1以上のアイコンのうち、一のアイコンの選択を受け付ける選択受付部と、隠蔽情報を受け付ける隠蔽情報受付部と、前記選択受付部が受け付けた選択に対応する一のアイコンと前記隠蔽情報受付部が受け付けた隠蔽情報とを用いて、隠蔽情報付加アイコンを生成する隠蔽情報付加アイコン生成部と、前記隠蔽情報付加アイコン生成部が生成した隠蔽情報付加アイコンを送信する送信部として、機能させるプログラムであることは好適である。
(実施の形態2)
本実施の形態において、実施の形態1との相違は、隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを受信した情報処理装置は、出力装置に図柄を送信する点である。
つまり、本実施の形態においても、隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを受信し、隠蔽情報または/および図柄を出力する情報処理装置等を含む情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、図柄の出力と隠蔽情報の出力とは異なる装置で行う情報システムについて説明する。
また、本実施の形態において、受信された図柄を出力装置に送信する情報処理装置等を含む情報システムについて説明する。
本実施の形態における情報システムBの概念図は、符号を除いて、図1と同様である。情報システムBは、1または2以上の情報処理装置3、1または2以上の出力装置4を備える。
図11は、本実施の形態における情報システムBのブロック図である。図12は、情報処理装置3のブロック図である。
情報処理装置3は、格納部11、受付部12、処理部13、送信部34、受信部15、および出力部36を備える。
送信部34は、メッセージ送信部141、および図柄送信部342を備える。
出力部36は、隠蔽情報出力部361を備える。
出力装置4は、表示情報受信部41、および表示情報出力部42を備える。
情報処理装置3を構成する送信部34は、図柄を情報処理装置3とは別の装置である出力装置4に送信する。
送信部34は、受信されたメッセージが有するテキストをも出力装置4に送信しても良い。
送信部34は、隠蔽情報付加図柄生成部131が生成した隠蔽情報付加図柄を送信する。
図柄送信部342は、受信されたメッセージが有する図柄を出力装置4に送信する。図柄送信部342は、通常、近距離無線通信により、図柄を送信する。
出力部36は、メッセージが有する隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄と隠蔽情報のうち、少なくとも1種類以上の情報を出力する。出力部36は、メッセージが有する隠蔽情報付加図柄に含まれる隠蔽情報のみを出力しても良い。
出力部36は、通常、図柄と隠蔽情報の両方を出力する場合、同時に出力する。つまり、出力部36は、通常、隠蔽情報を出力している間、図柄も表示している。ただし、出力部36は、図柄の出力と隠蔽情報の出力を順次、行っても良い。出力部36は、例えば、隠蔽情報を出力した後に、図柄を表示しても良い。
隠蔽情報出力部361は、受信されたメッセージが有する隠蔽情報を出力する。隠蔽情報は、通常、音声データである。
出力装置4を構成する表示情報受信部41は、情報処理装置3から表示情報を受信する。
表示情報出力部42は、表示情報受信部41が受信した表示情報を出力する。
送信部34、および図柄送信部342は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
出力部36は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部36は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
隠蔽情報出力部361は、スピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。隠蔽情報出力部361は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
表示情報受信部41は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
表示情報出力部42は、ディスプレイ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。表示情報出力部42は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、情報システムBを構成する情報処理装置3の動作について、図13のフローチャートを用いて説明する。図13のフローチャートにおいて、図4のフローチャートと同一のステップについて、その説明を省略する。
(ステップS1301)隠蔽情報出力部361は、受信されたメッセージ内の隠蔽情報付加図柄に含まれる音声データを取得する。
(ステップS1302)隠蔽情報出力部361は、ステップS1301で取得した音声データを出力する。
(ステップS1303)図柄送信部342は、受信されたメッセージ内の表示情報を取得する。表示情報は、受信されたメッセージ内の隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄、または受信されたメッセージ内のテキスト、または受信されたメッセージ内の隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄とメッセージ内のテキストである。
(ステップS1304)図柄送信部342は、ステップS1303で取得した表示情報を出力装置4に送信する。
なお、図13のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、出力装置4の動作について説明する。出力装置4の表示情報受信部41は表示情報を受信する。次に、表示情報出力部42は、受信された表示情報を出力する。
なお、表示情報出力部42が表示情報を表示した後、出力装置4が隠蔽情報出力指示を受け付けた場合、表示情報出力部42は、当該表示情報に含まれる図柄に対応する隠蔽情報(通常、文字列)を出力しても良い。なお、表示情報は、文字列の隠蔽情報を含んでも、含まなくても良い。
以下、本実施の形態における情報システムBの具体的な動作について説明する。情報システムBの概念図は図1である。
本具体例において、情報処理装置3がメッセージを受信した後の動作について説明する。
今、ユーザXが情報処理装置3から、図8に示すメッセージをユーザYに送信した、とする。
次に、ユーザYの情報処理装置3のメッセージ受信部151は、ユーザXからのメッセージを受信する。
次に、情報処理装置3の送信部34は、受信されたメッセージの中に、隠蔽情報付加図柄が含まれる、と判断する。
次に、隠蔽情報出力部361は、受信されたメッセージ内の隠蔽情報付加図柄に含まれる音声データ"頑張ってます"を取得する。
次に、隠蔽情報出力部361は、ステップS1301で取得した音声データを出力する。
次に、図柄送信部342は、受信されたメッセージ内の表示情報を取得する。この表示情報は、図6の「ID=2」の図柄と図柄に対応する文字列の隠蔽情報「元気に頑張っているので、ご心配なく」とテキスト「今度、お盆に帰省します。」である。
次に、図柄送信部342は、取得した表示情報を出力装置4に送信する。
次に、出力装置4の表示情報受信部41は表示情報を受信する。次に、表示情報出力部42は、受信された表示情報のうち、隠蔽情報を除いて、出力する。かかる出力例は、図14である。なお、図14において、テキスト「今度、お盆に帰省します。」と図柄とが出力されている。
次に、ユーザYは、図14の図柄を指で押下した、とする。すると、出力装置4の図示しない受付部は、隠蔽情報出力指示を受け付ける。
次に、表示情報出力部42は、当該図柄に対応する隠蔽情報のテキスト「元気に頑張っているので、ご心配なく」を図15に示すように表示する。
以上、本実施の形態によれば、受信された隠蔽情報付加図柄が有する隠蔽情報(通常、音声データ)を出力し、かつ隠蔽情報付加図柄が有する図柄を表示装置に送信できる。
また、本実施の形態によれば、受信されたメッセージに含まれる音声付き図柄が有する音声データを出力し、かつメッセージに含まれる図柄とテキストとを表示装置に送信できる。なお、隠蔽情報付加図柄の隠蔽情報が音声データである場合、隠蔽情報付加図柄は音声付き図柄と言っても良い。
なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、図柄と当該図柄に隠蔽された情報である隠蔽情報とを有する隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを受信する受信部と、前記メッセージが有する隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄と隠蔽情報のうち、少なくとも1種類以上の情報を出力する出力部として機能させるためのプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記隠蔽情報付加アイコンが有するアイコンと隠蔽情報は、別の装置で出力されるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記アイコンを情報処理装置とは別の装置である出力装置に送信する送信部として、コンピュータをさらに機能させるプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記メッセージは、テキストをも有し、前記送信部は、
前記テキストをも前記表示装置に送信するとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
また、図16は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の情報処理装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図16は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図17は、コンピュータシステム300のブロック図である。
図16において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304と、マイク305と、スピーカー306とを含む。
図17において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の情報処理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の情報処理装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信するステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置は、隠蔽情報が付加された図柄を送信できるという効果を有し、メッセージ送受信装置等として有用である。
1、3 情報処理装置
2、4 出力装置
11 格納部
12 受付部
13 処理部
14、34 送信部
15 受信部
16、36 出力部
21 隠蔽情報受信部
22、361 隠蔽情報出力部
41 表示情報受信部
42、161 表示情報出力部
111 図柄格納部
112 隠蔽情報付加図柄格納部
121 選択受付部
122 隠蔽情報受付部
123 メッセージ受付部
124 送信指示受付部
131 隠蔽情報付加図柄生成部
141 メッセージ送信部
142 隠蔽情報送信部
151 メッセージ受信部
342 図柄送信部

Claims (7)

  1. 図柄と当該図柄に隠蔽された情報である隠蔽情報とを有する隠蔽情報付加図柄が格納される隠蔽情報付加図柄格納部と、
    前記隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを他の端末装置に送信する送信部と、
    隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを、他の端末装置から受信する受信部と、
    前記受信部が受信したメッセージが有する隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄と隠蔽情報のうち、少なくとも1種類以上の情報を出力する出力部とを具備し、
    1以上の図柄のうち、一の図柄の選択を受け付ける選択受付部と、
    隠蔽情報を受け付ける隠蔽情報受付部と、
    前記選択受付部が受け付けた選択に対応する一の図柄と前記隠蔽情報受付部が受け付けた隠蔽情報とを用いて、隠蔽情報付加図柄を生成する隠蔽情報付加図柄生成部とをさらに具備し、
    前記隠蔽情報付加図柄格納部の隠蔽情報付加図柄は、前記隠蔽情報付加図柄生成部が生成した隠蔽情報付加図柄である情報処理装置。
  2. 前記受信部が受信した隠蔽情報付加図柄が有する図柄と隠蔽情報とは、ぞれぞれ別の装置で出力される請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記送信部は、
    前記受信部が受信したメッセージが有する隠蔽情報付加図柄のうち、隠蔽情報または図柄のうちのどちらか一方を、情報処理装置とは別の装置である出力装置に送信する請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記メッセージは、テキストをも有し、
    前記送信部は、
    前記テキストまたは前記テキストを変換した音声データをも、情報処理装置とは別の装置である出力装置に送信する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記隠蔽情報は、音声データまたは文字列を含む請求項1から請求項いずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 記録媒体は、
    図柄と当該図柄に隠蔽された情報である隠蔽情報とを有する隠蔽情報付加図柄が格納される隠蔽情報付加図柄格納部を具備し、
    選択受付部、隠蔽情報受付部、隠蔽情報付加図柄生成部、送信部、受信部、および出力部により実現される情報処理方法であって、
    前記選択受付部が、1以上の図柄のうち、一の図柄の選択を受け付ける選択受付ステップと、
    前記隠蔽情報受付部が、隠蔽情報を受け付ける隠蔽情報受付ステップと、
    前記隠蔽情報付加図柄生成部が、前記選択受付ステップで受け付けられた選択に対応する一の図柄と前記隠蔽情報受付ステップで受け付けられた隠蔽情報とを用いて、隠蔽情報付加図柄を生成する隠蔽情報付加図柄生成ステップとを具備し、
    前記記録媒体の隠蔽情報付加図柄は、前記隠蔽情報付加図柄生成ステップで生成された隠蔽情報付加図柄であり、
    前記送信部が、前記記録媒体の隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを他の端末装置に送信する送信ステップと、
    前記受信部が、図柄と当該図柄に隠蔽された情報である隠蔽情報とを有する隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを、他の端末装置から受信する受信ステップと、
    前出力部が、前記受信ステップで受信されたメッセージが有する隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄と隠蔽情報のうち、少なくとも1種類以上の情報を出力する出力ステップとを具備する情報処理方法。
  7. コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、
    図柄と当該図柄に隠蔽された情報である隠蔽情報とを有する隠蔽情報付加図柄が格納される隠蔽情報付加図柄格納部を具備し、
    コンピュータを、
    前記隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを他の端末装置に送信する送信部と、
    図柄と当該図柄に隠蔽された情報である隠蔽情報とを有する隠蔽情報付加図柄を含むメッセージを、他の端末装置から受信する受信部と、
    前記受信部が受信したメッセージが有する隠蔽情報付加図柄に含まれる図柄と隠蔽情報のうち、少なくとも1種類以上の情報を出力する出力部として機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    1以上の図柄のうち、一の図柄の選択を受け付ける選択受付部と、
    隠蔽情報を受け付ける隠蔽情報受付部と、
    前記選択受付部が受け付けた選択に対応する一の図柄と前記隠蔽情報受付部が受け付けた隠蔽情報とを用いて、隠蔽情報付加図柄を生成する隠蔽情報付加図柄生成部としてさらに機能させ、
    前記記録媒体の隠蔽情報付加図柄は、前記隠蔽情報付加図柄生成部が生成した隠蔽情報付加図柄である、プログラム
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