JP6096363B1 - ワーク掴み装置およびワーク搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】段付きワークの大径部から小径部への掴み替えを行え、かつ、段付きワークを安定して掴めるワーク掴み装置を提供する。【解決手段】本体部3と、本体部3に揺動可能に支承されてワークを掴む掴み部47、48をそれぞれ有する一対のフィンガー41、42と、フィンガー41、42を揺動駆動する駆動部5とを備え、中心軸線AXの延在方向に大径部DLおよび小径部DSが並んだ段付きワークWを掴むワーク掴み装置2であって、一対の掴み部47、48は、大径部DLの3点以上を掴む大径掴み点62〜67、および、段付きワークWが移動したときに中心軸線AXをずらすことなく小径部DSの3点以上を掴む小径掴み点61、62、65、66をもち、大径部DLの前記3点以上を順番に結んで求められる閉領域R1の内側に中心軸線AXが位置するとともに、小径部DSの前記3点以上を順番に結んで求められる閉領域R2の内側に中心軸線AXが位置する。【選択図】図7

Description

本発明は、圧造機や鍛造機などの内部でワークを掴むワーク掴み装置、および、このワーク掴み装置を含んで構成されたワーク搬送装置に関する。
パンチおよびダイスによりワークを打圧する圧造工程部を複数有して、成形加工を行う横型の多工程圧造機が知られている。多工程圧造機では、ワーク搬送装置によりワークを上流側から下流側に順送りに搬送して、成形加工を進めてゆく。一般的なワーク搬送装置は、一対のフィンガーの開閉動作によってワークを掴むワーク掴み装置を工程数だけ備える。そして、ワーク搬送装置は、これらのワーク掴み装置を上流側工程と下流側工程との間で往復移動させる。この種のワーク掴み装置およびワーク搬送装置に関する技術例が特許文献1に開示されている。
特許文献1のトランスファチャックは、一対の開閉チャック(フィンガー)と、開閉チャックを揺動させて開閉させる駆動軸と、駆動軸を操作する駆動手段とを備える。これによれば、ラムの往復運動に連動するカム連動機構が不要になり、開閉チャックに多彩な動きを与えられる、とされている。さらに、圧造機の隣り合うダイの中間位置の上方でチャックユニットを往復揺動させるワーク搬送装置が開示されている。なお、ワーク搬送装置には、ワークの前後関係を維持して搬送するタイプや、ワークの前後関係を反転して搬送するタイプなどのバリエーションがある。
特開2006−159283号公報
ところで、ワーク掴み装置の一対のフィンガーは、ダイスから押し出される成形加工後のワークを掴む。ここで、中心軸線の延在方向に大径部および小径部が並んだ段付きワークに対して、一対のフィンガーで掴み替えを行う場合がある。この場合、一対のフィンガーは、始めのうち大径部を掴み、段付きワークが押し出されると自動的に小径部への掴み替えを行って、段付きワークを落下させない。しかしながら、特許文献1のトランスファチャックは、チャック(フィンガー)の掴み部が特定のワーク外形に適合する曲面とされているため、大径部から小径部への掴み替えに適さない。
一般的に、一対のフィンガーの掴み部をそれぞれV字形状とし、または、V字形状とフラット形状の組合せとして、3点以上でワークを安定的に掴む構成が知られている。しかしながら、この構成では、大径部から小径部へ掴み替える際にフィンガーの揺動角度が変化すると、掴み部が上下方向にずれてしまう。これにより、段付きワークの中心軸線の高さ位置を維持できないという問題点が発生する。この問題点は、パンチが接近してきたときにフィンガーが斜め上方に大きく移動するパンチクリアタイプのワーク掴み装置で顕著となる。
逆に、段付きワークの中心軸線の高さ位置を維持するように従来技術で設計を行うと、一対のフィンガーの掴み部の形状は、概ね離隔して平行する2平面となってしまう。これでは、段付きワークを安定して掴めず、落下させてしまうおそれが発生する。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、段付きワークの大径部から小径部への掴み替えを行え、かつ、段付きワークを安定して掴めるワーク掴み装置、および、このワーク掴み装置を含んで構成されたワーク搬送装置を提供することを解決すべき課題とする。
本発明のワーク掴み装置は、本体部と、前記本体部に揺動可能に支承された被支承部、およびワークを掴む掴み部をそれぞれ有する一対のフィンガーと、前記本体部に設けられて前記一対のフィンガーを揺動駆動する駆動部とを備え、中心軸線の延在方向に大径部および小径部が並んだ段付きワークを掴むワーク掴み装置であって、前記一対のフィンガーの前記掴み部は、前記大径部の外周面の周方向の3点以上を掴む大径掴み点、および、前記段付きワークが前記中心軸線の延在方向に移動したときに前記中心軸線をずらすことなく前記小径部の外周面の周方向の3点以上を掴む小径掴み点をもち、前記大径掴み点に掴まれる前記大径部の前記3点以上を順番に結んで求められる閉領域の内側に前記中心軸線が位置するとともに、前記小径掴み点に掴まれる前記小径部の前記3点以上を順番に結んで求められる閉領域の内側に前記中心軸線が位置し、前記大径掴み点および前記小径掴み点の少なくとも一部は、前記段付きワークの外周面に面接触する掴み面とされた。
さらに、前記大径掴み点は、前記一対のフィンガーの両方に配置されて前記大径部の外周面に面接触する複数の大径掴み面とされ、前記小径掴み点は、前記一対のフィンガーの両方に配置されて前記小径部の外周面に面接触する複数の小径掴み面とされる、ことが好ましい。
また、前記複数の小径掴み面は、前記小径部の外周長さの半分以上に面接触する、ことが好ましい。
また、前記複数の小径掴み面は、前記一対のフィンガーの両方に1個ずつ配置され、前記複数の大径掴み面は、前記一対のフィンガーの一方に前記小径掴み面に並んで1個配置されるとともに、前記一対のフィンガーの他方に前記小径掴み面を挟んで2個配置される、ことが好ましい。
本発明のワーク搬送装置は、本発明のワーク掴み装置と、前記段付きワークを掴んだワーク掴み装置を前記中心軸線と直交する搬送方向に駆動する搬送駆動部と、を備えた。
さらに、本発明のワーク搬送装置は、パンチおよびダイスをそれぞれ備えた複数の圧造工程部をもち、ワークを順送りに搬送して多工程の圧造成形を行う多工程圧造機に付設され、前記段付きワークが圧造成形される圧造工程部およびその下流側の圧造工程部に前記ワーク掴み装置を備えてもよい。
本発明のワーク掴み装置は、一対のフィンガーの掴み部が大径掴み点および小径掴み点をもつので、段付きワークの大径部から小径部への掴み替えを行える。かつ、段付きワークが移動したときに中心軸線がずれないので、掴み替えの動作が安定する。また、大径掴み点に掴まれる大径部の3点以上を順番に結んで求められる閉領域の内側に中心軸線が位置し、同様に、小径掴み点に掴まれる小径部の3点以上を順番に結んで求められる閉領域の内側に中心軸線が位置する。これらは、段付きワークが周りのいずれの方向にも抜け出ないことを意味する。したがって、ワーク掴み装置は、段付きワークの大径部も、段付きワークが移動した後の小径部も安定して掴むことができる。
さらに、大径掴み点および小径掴み点の少なくとも一部が掴み面とされているので、ワーク掴み装置は、面接触を用いることにより、段付きワークを一層安定して掴むことができる。
さらに、複数の大径掴み面および複数の小径掴み面を有する態様において、ワーク掴み装置は、一対のフィンガーの両方で、かつ大径部および小径部の双方に対して面接触を用いることにより、段付きワークをさらに一層安定して掴むことができる。
また、複数の小径掴み面が小径部の外周長さの半分以上に面接触する態様では、面接触の範囲がどこにあっても、前記した閉領域の内側に中心軸線が位置することが確実となる。したがって、ワーク掴み装置は、確実に段付きワークの小径部を安定して掴むことができる。
また、小径掴み面が一対のフィンガーの両方に1個ずつ配置され、大径掴み面がフィンガーの一方に1個配置され他方に2個配置される態様において、大径部は3箇所の面接触によって掴まれる。したがって、ワーク掴み装置は、確実に段付きワークの大径部を安定して掴むことができる。
本発明のワーク搬送装置は、本発明のワーク掴み装置と搬送駆動部とを備えるので、段付きワークを安定して掴むことができ、さらには、落下させるおそれなく搬送できる。
さらに、多工程圧造機に付設されるワーク搬送装置は、段付きワークが成形加工される圧造工程部およびその下流側の圧造工程部にワーク掴み装置を備えるので、段付きワークを落下させるおそれなく最下流の圧造工程部まで搬送できる。
本発明の実施形態のワーク搬送装置およびワーク掴み装置が付設された横型の位相差ラム方式の多工程圧造機を模式的に示す平面図である。 実施形態のワーク掴み装置の一対のフィンガーが段付きワークを掴んだ状態を示す正面図である。 ワーク掴み装置の一対のフィンガーが開きつつ上方に移動した状態を示す正面図である。 段付きワークを成形加工してパンチが戻った状態を示す第1圧造工程部の平面断面図である。 段付きワークをダイスから押し出し始めた状態を示す第1圧造工程部の平面断面図である。 段付きワークをダイスから押し出し終えた状態を示す第1圧造工程部の平面断面図である。 一対のフィンガーの掴み部が段付きワークの大径部を掴んだ状態を示すワーク掴み装置の下部正面図である。 一対のフィンガーの掴み部が段付きワークの小径部を掴んだ状態を示すワーク掴み装置の下部正面図である。
本発明の実施形態のワーク搬送装置1およびワーク掴み装置2について、図1〜図8を参考にして説明する。図1は、本発明の実施形態のワーク搬送装置1およびワーク掴み装置2(図2に示す)が付設された横型の位相差ラム方式の多工程圧造機9を模式的に示す平面図である。多工程圧造機9は、第1〜第6圧造工程部81〜86の構成部材を箱形状のフレーム91内に備え、ワークを順次成形加工して所定の製品形状に成形加工する。なお、本発明は、位相差ラム方式の多工程圧造機9に限定されず、一体品のラムに複数のパンチ94を備える一般的な多工程圧造機で実施可能である。
圧造工程部81〜86は、それぞれ、フレーム91に固定されるダイス92と、ダイス92に向かって往復移動する分割ラム93と、分割ラム93の先端に装着されるパンチ94とから構成される。そして、分割ラム93を前後方向(図1では左右方向)に往復駆動することで、ダイス92およびパンチ94によりワークを打圧して成形加工を行う。
第1〜第6圧造工程部81〜86の各ダイス92は、横方向(図1では上下方向)に1列に並ぶように配列される。また、全ての分割ラム93およびパンチ94は、平行して前後方向に移動するようにフレーム91内に収容される。圧造工程部81〜86で組になるダイス92およびパンチ94は、水平方向に延在する軸線A1〜A6上に配置される。隣り合う圧造工程部81〜86の軸線間の距離LA(例えば第5圧造工程部85の軸線A5と第6圧造工程部86の軸線A6との距離LA)は、全て等しく設定されている。図1で最も上側に配置されているのが最上流の第1圧造工程部81である。そして、下側ほど下流側工程となり、最も下側に配置されているのが第6圧造工程部86である。
各分割ラム93を前後方向に往復駆動する駆動手段は、各圧造工程部81〜86に共通な図略の駆動源およびカム軸95、ならびに各圧造工程部81〜86に個別の偏心カム96および連結ロッド97などで構成されている。駆動源は、例えばモータとされ、カム軸95を回転駆動する。カム軸95の第1〜第6圧造工程部81〜86に対応する位置に、それぞれ偏心カム96が配設されている。第1〜第6圧造工程部81〜86では、偏心カム96に摺接して連結ロッド97が配置される。連結ロッド97は、カム軸95の回転に伴って偏心カム96に押動されることにより、加工荷重を分割ラム93に伝達する。ここで、6個の偏心カム96は、カム形状ならびにカム軸95に配設する位相が互いに異なっている。これにより、パンチ94がワークを打圧するタイミングや、パンチ94が移動するストローク長を各圧造工程部81〜86で異なるものとすることができる。
さらに、第1圧造工程部81の上流側には、長尺の線材を切断してワークを作成する切断工程部98が設けられている。また、第6圧造工程部86の下流側には、製造された製品を搬出する搬出工程部99が設けられている。
実施形態のワーク搬送装置1は、多工程圧造機9の切断工程部98、第1〜第6圧造工程部81〜86、および搬出工程部99の間でワークを搬送する。ワーク搬送装置1は、第1〜第7搬送カセット11〜17、および搬送駆動部18からなる。搬送カセット11〜17は、搬送駆動部18に駆動されて、軸線A1〜A6と直交する横方向に往復移動する。これにより、最上流の第1搬送カセット11は、切断工程部98から第1圧造工程部81にワークを搬送する。以下同様に、第2〜第6搬送カセット12〜16は、それぞれ上流側の圧造工程部から下流側の圧造工程部にワークを搬送する。最下流の第7搬送カセット17は、第6圧造工程部86で成形加工の終了した製品を搬出工程部99に搬出する。
ワーク搬送装置1は、段付きワークが圧造成形される圧造工程部およびその下流側の圧造工程部に実施形態のワーク掴み装置2を備える。例えば、第1圧造工程部81で段付きワークが成形加工される場合、ワーク搬送装置1は、第2〜第7搬送カセット12〜17に、それぞれワーク掴み装置2を備える。また、ワーク搬送装置1は、第1搬送カセット11に、単純な棒状のワークを掴む従来形のワーク掴み装置を備える。
実施形態のワーク掴み装置2の説明に移る。図2は、実施形態のワーク掴み装置2の一対のフィンガー41、42が段付きワークWを掴んだ状態を示す正面図である。また、図3は、ワーク掴み装置2の一対のフィンガー41、42が開きつつ上方に移動した状態を示す正面図である。ワーク掴み装置2は、本体部3、一対のフィンガー41、42、および駆動部5などで構成されている。
本体部3は、図2および図3に省略された第2〜第7搬送カセット12〜17に固定取り付けされる。本体部3は、ダイス92の前面からわずかに離隔して配置される。本体部3の下寄りの左右に離れた位置に、それぞれフィンガー支承部31が設けられている。本体部3の上部の中央を上下に貫いて、軸孔32が穿設されている。
一対のフィンガー41、42は、正面視で概ね互いに対称形状となっている。一対のフィンガー41、42は、それぞれフィンガー基部43、44、およびフィンガー先端部45、46からなる。フィンガー基部43、44は、途中で折れ曲がったV字形状を有している。一対のフィンガー基部43、44は、互いに前後方向にずれ(図2の紙面表裏方向にずれ)、かつ、正面視で互いに交差するように配置される。フィンガー基部43、44のV字形状の横方向に延びる一端に、被支承部431、441が形成されている。被支承部431、441は、本体部3のフィンガー支承部31によって揺動可能に支承される。
フィンガー基部43、44のV字形状の下方に延びる他端に、結合部433、443が形成されている。後側に配置された一方のフィンガー基部43の結合部433の前側に、フィンガー先端部45がねじ止め結合されている。前側に配置された他方のフィンガー基部44の結合部443の後側に、フィンガー先端部46がねじ止め結合されている。一対のフィンガー先端部45、46は、下方に延在する。一対のフィンガー先端部45、46の下方端の対向する内側に、それぞれ掴み部47、48が形成されている。一対の掴み部47、48は、段付きワークWを挟んで掴む。一対の掴み部47、48の詳細形状については、後で詳述する。
駆動部5は、駆動軸51、操作筒53、付勢ばね54、および図略の駆動源などで構成されている。駆動軸51は、本体部3の軸孔32に上下動可能に挿入されている。駆動軸51の下部52は、前後方向に延在して、一対のフィンガー基部43、44に遊嵌している。操作筒53は、駆動軸51の上部の周囲に配置されている。操作筒53は、駆動源に駆動されて、本体部3の上面33の上方を昇降する。付勢ばね54は、上下方向に弾性変形するものであり、駆動軸51の上端と操作筒53の上端とを相対変位可能に結合している。駆動源は、分割ラム93を往復駆動する駆動源と共通でもよいし、異なっていてもよい。
図2に示されるように、駆動源に下降駆動されると、操作筒53および駆動軸51は下降する。一対のフィンガー41、42は、駆動軸51の下部52によって駆動され、一対の掴み部47、48が閉じる方向に揺動する。これにより、一対のフィンガー41、42は、段付きワークWを掴むことができる。このとき、一対の掴み部47、48が下降しながら閉じるので、後述するように、段付きワークWの中心軸線AXをずらさない掴み面71〜75の配置が容易となる(図7および図8を参照)。
逆に、駆動源に上昇駆動されると、操作筒53および駆動軸51は上昇する。一対のフィンガー41、42は、駆動軸51の下部52によって駆動され、一対の掴み部47、48が開く方向に揺動する。これにより、一対のフィンガー41、42は、段付きワークWを開放することができる。さらに、操作筒53が本体部3の上面33から高く離れると、一対のフィンガー41、42は、図2の矢印Mに示されるように大きく開きながら上昇し、図3に示されるようにダイス92とパンチ94の間から抜け出る。
次に、実施形態のワーク掴み装置2が段付きワークWを掴み替える動作について説明する。図4は、段付きワークWを成形加工したパンチ94が戻った状態を示す第1圧造工程部81の平面断面図である。図5は、段付きワークWをダイス92から押し出し始めた状態を示す第1圧造工程部81の平面断面図である。図6は、段付きワークWをダイス92から押し出し終えた状態を示す第1圧造工程部81の平面断面図である。
図4に示されるように、段付きワークWは、中心軸線AXの延在方向に大径部DLおよび小径部DSが並んだ形状に成形加工される。図4〜図8において、小径部DSの外径は大径部DLの外径の約60%とされており、この比率に限定されない。段付きワークWを成形加工するダイス92は、軸線A1の延在方向に大径孔部921および小径孔部922が並んでいる。当然ながら、ワークWの中心軸線AXと、ダイス92およびパンチ94の軸線A1とは一致する。段付きワークWは、図4に示された成形加工後の状態から、キックアウトピン87によってダイス92から押し出される。
図5に示されるように、段付きワークWの大径部DLの一部がダイス92から出て、大径部DLの残部が大径孔部921に接触しているときに、一対のフィンガー41、42は、大径部DLの一部を掴むことが好ましい。仮に前記のように掴まない場合、段付きワークWの大径部DLの全体が大径孔部921から出た瞬間に自由落下が始まるので、掴みが不安定化する。
さらに、段付きワークWが押し出されて中心軸線AXの延在方向に移動すると、一対のフィンガー41、42の掴み位置は、大径部DLから小径部DSへとスライドする。このとき、一対のフィンガー41、42は、付勢ばね54の作用により自動的に閉じる方向に揺動する。この結果、図6に示されるように、一対のフィンガー41、42が段付きワークWの小径部DSを掴んだ状態となる。この後、段付きワークWは、ワーク搬送装置1によって第2圧造工程部82へ搬送される。
上記した、段付きワークWの掴み替えの動作は、第2〜第6圧造工程部82〜86のワーク掴み装置2でも同様に行われる。これにより、段付きワークWは、落下するおそれなく最下流の搬出工程部99まで搬送される。なお、第2〜第6圧造工程部82〜86における成形加工で、段付きワークWの大径部DLおよび小径部DSの外径を始めとする形状がさらに変化する場合がある。この場合、形状変化後の段付きワークWに適合するワーク掴み装置2が用いられる。
次に、実施形態のワーク掴み装置2の作用について、一対の掴み部47、48の詳細形状と併せて説明する。図7は、一対のフィンガー41、42の掴み部47、48が段付きワークWの大径部DLを掴んだ状態を示すワーク掴み装置2の下部正面図である。また、図8は、一対のフィンガー41、42の掴み部47、48が段付きワークWの小径部DSを掴んだ状態を示すワーク掴み装置2の下部正面図である。
図7および図8に示されるように、一方の掴み部47は、上から下へと順番に第1掴み点61、第2掴み点62、および第3掴み点63をもつ。そして、第1掴み点61と第2掴み点62との間は、曲面形状に加工されて、小径部DSの外周面に面接触する第1小径掴み面71となっている。また、第2掴み点62と第3掴み点63との間は、曲面形状に加工されて、大径部DLの外周面に面接触する第1大径掴み面72となっている。
したがって、第1掴み点61は小径掴み点となり、第2掴み点62は大径掴み点および小径掴み点を兼ね、第3掴み点63は大径掴み点となる。第1〜第3掴み点61〜63は、実際には、中心軸線AXに平行する線接触となる。また、第1大径掴み面72は、第1小径掴み面71に並んで配置される。
さらに、他方の掴み部48は、上から下へと順番に第4掴み点64、第5掴み点65、第6掴み点66、および第7掴み点67をもつ。そして、第4掴み点64と第5掴み点65との間は、曲面形状に加工されて、大径部DLの外周面に面接触する第2大径掴み面73となっている。また、第5掴み点65と第6掴み点66との間は、曲面形状に加工されて、小径部DSの外周面に面接触する第2小径掴み面74となっている。さらに、第6掴み点66と第7掴み点67との間は、曲面形状に加工されて、大径部DLの外周面に面接触する第3大径掴み面75となっている。
したがって、第4掴み点64および第7掴み点67は大径掴み点となり、第5掴み点65および第6掴み点66は大径掴み点および小径掴み点を兼ねる。第4〜第7掴み点64〜67は、実際には、中心軸線AXに平行する線接触となる。また、第2大径掴み面73および第3大径掴み面75は、第2小径掴み面74を挟んで配置される。
そして、図7に示されるように、大径部DLは、第1大径掴み面72、第2大径掴み面73、および第3大径掴み面75によって掴まれる。ここで、大径掴み面72、73、75に掴まれる大径部DLの3点以上を順番に結んで求められる閉領域R1は、図7に破線を含んで示される。具体的に、閉領域R1は、第1大径掴み面72、第3掴み点63と第7掴み点67を結ぶ線分、第3大径掴み面75、第6掴み点66と第5掴み点65を結ぶ線分、第2大径掴み面73、および第4掴み点64と第2掴み点62を結ぶ線分によって区画される。この閉領域R1の内側に中心軸線AXが位置する。したがって、大径部DLは、周りのいずれの方向にも抜け出ることがなく、安定して掴まれる。
図7に示された状態から段付きワークWが中心軸線AXの延在方向(紙面の裏側から表側に向かう方向)に移動すると、図8の状態に移行する。このとき、一対のフィンガー41、42は、閉じる方向に揺動しながら下降するので、段付きワークWの中心軸線AXをずらすことなく大径部DLから小径部DSへの掴み替えを行える。図8に示されるように、小径部DSは、第1小径掴み面71および第2小径掴み面74によって掴まれる。
ここで、小径掴み面71、74に掴まれる小径部DSの3点以上を順番に結んで求められる閉領域R2は、図8に破線を含んで示される。具体的に、閉領域R2は、第1小径掴み面71、第2掴み点62と第6掴み点66を結ぶ線分、第2小径掴み面74、および第5掴み点65と第1掴み点61を結ぶ線分によって区画される。この閉領域R2の内側に中心軸線AXが位置する。さらに、第1小径掴み面71および第2小径掴み面74は、小径部DSの外周長さの半分以上に面接触する。したがって、小径部DSは、周りのいずれの方向にも抜け出ることがなく、安定して掴まれる。
実施形態のワーク掴み装置2は、本体部3と、本体部3に揺動可能に支承された被支承部431、441、およびワークを掴む掴み部47、48をそれぞれ有する一対のフィンガー41、42と、本体部3に設けられて一対のフィンガー41、42を揺動駆動する駆動部5とを備え、中心軸線AXの延在方向に大径部DLおよび小径部DSが並んだ段付きワークWを掴むワーク掴み装置2であって、一対のフィンガー41、42の掴み部47、48は、大径部DLの外周面の周方向の3点以上を掴む大径掴み点(第2〜第7掴み点62〜67)、および、段付きワークWが中心軸線AXの延在方向に移動したときに中心軸線AXをずらすことなく小径部DSの外周面の周方向の3点以上を掴む小径掴み点(第1掴み点61、第2掴み点62、第5掴み点65、第6掴み点66)をもち、大径掴み点に掴まれる大径部DLの3点以上を順番に結んで求められる閉領域R1の内側に中心軸線AXが位置するとともに、小径掴み点に掴まれる小径部DSの3点以上を順番に結んで求められる閉領域R2の内側に中心軸線AXが位置する。
これによれば、一対のフィンガー41、42の掴み部47、48が大径掴み点および小径掴み点をもつので、段付きワークWの大径部DLから小径部DSへの掴み替えを行える。かつ、段付きワークWが移動したときに中心軸線AXがずれないので、掴み替えの動作が安定する。また、大径掴み点に掴まれる大径部DLの3点以上を順番に結んで求められる閉領域R1の内側に中心軸線AXが位置し、同様に、小径掴み点に掴まれる小径部DSの3点以上を順番に結んで求められる閉領域R2の内側に中心軸線AXが位置する。これらは、段付きワークWが周りのいずれの方向にも抜け出ないことを意味する。したがって、ワーク掴み装置2は、段付きワークWの大径部DLも、段付きワークWが移動した後の小径部DSも安定して掴むことができる。
さらに、大径掴み点および小径掴み点の少なくとも一部は、段付きワークWの外周面に面接触する掴み面とされている。具体的に、一対の掴み部47、48は、第1小径掴み面71、第1大径掴み面72、第2大径掴み面73、第2小径掴み面74、および第3大径掴み面75をもつ。これによれば、ワーク掴み装置2は、面接触を用いることにより、段付きワークWを一層安定して掴むことができる。
さらに、大径掴み点は、一対のフィンガー41、42の両方に配置されて大径部DLの外周面に面接触する第1大径掴み面72、第2大径掴み面73、および第3大径掴み面75とされている。そして、小径掴み点は、一対のフィンガー41、42の両方に配置されて小径部DSの外周面に面接触する第1小径掴み面71、および第2小径掴み面74とされている。これによれば、ワーク掴み装置2は、一対のフィンガー41、42の両方で、かつ大径部DLおよび小径部DSの双方に対して面接触を用いることにより、段付きワークWをさらに一層安定して掴むことができる。
また、第1小径掴み面71および第2小径掴み面74は、小径部DSの外周長さの半分以上に面接触する。これによれば、面接触の範囲がどこにあっても、前記した閉領域R2の内側に中心軸線AXが位置することが確実となる。したがって、ワーク掴み装置2は、確実に段付きワークWの小径部DSを安定して掴むことができる。
また、第1小径掴み面71および第2小径掴み面74は、一対のフィンガー41、42の両方に1個ずつ配置される。そして、複数の大径掴み面は、一方のフィンガー41の第1小径掴み面71に並んで配置される第1大径掴み面72と、他方のフィンガー42の第2小径掴み面74を挟んで配置される第2大径掴み面73および第3大径掴み面75とからなる。これによれば、大径部DLは、3箇所の面接触によって掴まれる。したがって、ワーク掴み装置2は、確実に段付きワークWの大径部DLを安定して掴むことができる。
実施形態のワーク搬送装置1は、実施形態のワーク掴み装置2と、段付きワークWを掴んだワーク掴み装置2を中心軸線AXと直交する搬送方向に駆動する搬送駆動部18と、を備えた。これによれば、ワーク搬送装置1は、段付きワークWを安定して掴むことができ、さらには、落下させるおそれなく搬送できる。
さらに、実施形態のワーク搬送装置1は、パンチ94およびダイス92をそれぞれ備えた第1〜第6圧造工程部81〜86をもち、ワークを順送りに搬送して多工程の圧造成形を行う多工程圧造機9に付設され、段付きワークWが圧造成形される第1圧造工程部81およびその下流側の圧造工程部82〜86にワーク掴み装置2を備える。これによれば、ワーク搬送装置1は、段付きワークWを落下させるおそれなく最下流の搬出工程部99まで搬送できる。
なお、実施形態において、5つの掴み面71〜75の大きさおよび配置は、掴み部47、48上で適宜変更できる。また、面接触を用いて段付きワークWを掴むことは必須でなく、7つの掴み点61〜67のみが段付きワークWに接触してもよい。本発明は、実施形態の構成に限定されるものではなく、上述した以外にも様々な応用や変形が可能である。
1:ワーク搬送装置 11〜17:第1〜第7搬送カセット
18:搬送駆動部
2:ワーク掴み装置 3:本体部 41、42:フィンガー
431、441:被支承部 47、48:掴み部 5:駆動部
61〜67:第1〜第7掴み点
71:第1小径掴み面 72:第1大径掴み面 73:第2大径掴み面
74:第2小径掴み面 75:第3大径掴み面
81〜86:第1〜第6圧造工程部 87:キックアウトピン
9:多工程圧造機 92:ダイス 94:パンチ
98:切断工程部 99:搬出工程部
W:段付きワーク DL:大径部 DS:小径部 AX:中心軸線
R1:閉領域 R2:閉領域

Claims (6)

  1. 本体部と、
    前記本体部に揺動可能に支承された被支承部、およびワークを掴む掴み部をそれぞれ有する一対のフィンガーと、
    前記本体部に設けられて前記一対のフィンガーを揺動駆動する駆動部とを備え、
    中心軸線の延在方向に大径部および小径部が並んだ段付きワークを掴むワーク掴み装置であって、
    前記一対のフィンガーの前記掴み部は、前記大径部の外周面の周方向の3点以上を掴む大径掴み点、および、前記段付きワークが前記中心軸線の延在方向に移動したときに前記中心軸線をずらすことなく前記小径部の外周面の周方向の3点以上を掴む小径掴み点をもち、
    前記大径掴み点に掴まれる前記大径部の前記3点以上を順番に結んで求められる閉領域の内側に前記中心軸線が位置するとともに、前記小径掴み点に掴まれる前記小径部の前記3点以上を順番に結んで求められる閉領域の内側に前記中心軸線が位置し、
    前記大径掴み点および前記小径掴み点の少なくとも一部は、前記段付きワークの外周面に面接触する掴み面とされたワーク掴み装置。
  2. 前記大径掴み点は、前記一対のフィンガーの両方に配置されて前記大径部の外周面に面接触する複数の大径掴み面とされ、
    前記小径掴み点は、前記一対のフィンガーの両方に配置されて前記小径部の外周面に面接触する複数の小径掴み面とされた請求項1に記載のワーク掴み装置。
  3. 前記複数の小径掴み面は、前記小径部の外周長さの半分以上に面接触する請求項2に記載のワーク掴み装置。
  4. 前記複数の小径掴み面は、前記一対のフィンガーの両方に1個ずつ配置され、
    前記複数の大径掴み面は、前記一対のフィンガーの一方に前記小径掴み面に並んで1個配置されるとともに、前記一対のフィンガーの他方に前記小径掴み面を挟んで2個配置される請求項2または3に記載のワーク掴み装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載されたワーク掴み装置と、
    前記段付きワークを掴んだワーク掴み装置を前記中心軸線と直交する搬送方向に駆動する搬送駆動部と、を備えたワーク搬送装置。
  6. パンチおよびダイスをそれぞれ備えた複数の圧造工程部をもち、ワークを順送りに搬送して多工程の成形加工を行う多工程圧造機に付設され、前記段付きワークが成形加工される圧造工程部およびその下流側の圧造工程部に前記ワーク掴み装置を備えた請求項5に記載のワーク搬送装置。
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