JP6086190B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、発光ダイオード(以下、LEDと称する。)等の発光素子を光源とする照明装置に関する。
近時、LEDの高出力化、高効率化に伴い、光源としてLEDを用いた屋内又は屋外で使用される長寿命化が期待できる照明装置が開発されている。この照明装置は、LEDを基板に複数実装して所定の明るさを得るようにしたもので、例えば、天井面等に取付けられる一般住宅用のシーリングライトとして用いられている。
このような照明装置においては、光源としてのLEDの輝度が高く、出射される光の指向性が強いこと等から、光を均一に分散して放射させるため、LEDの前面側に拡散材(セード)が配置されるようになっている。
特開2009−117160号公報
しかしながら、生活様式の多様化に伴って、これら照明装置に求められる機能としては、単に、周囲を明るく照らすのみではなく、光をデザインして、演出効果を高め、照明装置として付加価値を高めることが望まれている。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、グレアを抑制して輝きのある演出効果を高め、意匠性のある照明装置として付加価値を高めることが可能な照明カバーを有する照明装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態による照明装置は、中央部に取付部を配設するための開口が形成された器具本体と;前記取付部を囲むように複数の発光素子を前記器具本体に配設された光源体と;前記光源体を覆い、前記器具本体に取り付けられるとともに、内面に複数の開口部を有する透光膜が形成された照明カバーと;を有し、前記照明カバーは、前記本体の開口に対向する中央領域は透光膜が形成された透光領域のみからなり、前記開口部が形成されている領域にプリズム加工部が設けられていることを特徴とする
本発明の実施形態によれば、照射面の照度を低下することのない照明装置として付加価値を高めることが可能な照明カバーおよび照明装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る照明装置を示す斜視図である。 同照明装置を示す分解斜視図である。 同照明装置においてカバー部材及び点灯装置カバーを取外して下方から見て示す概略平面図である。 同照明器具を示す断面図である。 図4中、A部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図5を参照して説明する。各図においてリード線等による配線接続関係は省略して示している場合がある。なお、同一部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態の照明器具は、器具取付面に設置された配線器具としての引掛けシーリングボディに取付けられて使用される一般住宅用のものであり、基板に実装された複数の発光素子を有する光源部から放射される光によって室内の照明を行うものである。
図1乃至図4において、照明器具は、本体1と、光源部2と、透過屈折部材3と、点灯装置4と、点灯装置カバー5と、取付部6と、セード7とを備えている。また、器具取付面としての天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに電気的かつ機械的に接続されるアダプタAを備えている。このような照明器具は、丸形の円形状の外観に形成され、前面側を光の照射面とし、背面側を天井面Cへの取付面としている。
本体1は、冷間圧延鋼板等の金属材料の平板から円形状に形成されたシャーシであり、略中央部に、後述する取付部6を配設するための円形状の開口11が形成されている。また、光源部2が取付けられる内面側の平坦部12の外周側には、背面側へ向かう段差部13が形成されて樋状の凹部14が形成されている。さらに、本体1の背面側には、弾性部材15が設けられている。
光源部2は、基板21と、この基板21に実装された複数の発光素子22とを備えている(図2においては発光素子22の図示を省略している)。基板21は、所定の幅寸法を有した円弧状の4枚の基板21が繋ぎ合わされるように配設されて全体として略サークル状に形成されている。つまり、全体として略サークル状に形成された基板21は、4枚の分割された基板21から構成されている。
このように分割された基板21を用いることにより、基板21の分割部で熱的収縮を吸収して基板21の変形を抑制することができる。なお、複数に分割された基板21を用いることが好ましいが、略サークル状に一体的に形成された一枚の基板を用いるようにしてもよい。
基板21は、絶縁材であるガラスエポキシ樹脂(FR−4)の平板からなり、表面側には銅箔によって配線パターンが形成されている。また、配線パターンの上、つまり、基板21の表面には反射層として作用する白色のレジスト層が施されている。なお、基板21の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料又は合成樹脂材料を適用できる。さらに、金属製とする場合は、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れたべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板を適用できる。
発光素子22は、LEDであり、表面実装型のLEDパッケージである。このLEDパッケージが複数個サークル状の基板21の周方向に沿って、つまり、取付部6を中心とする略円周上に複数列、本実施形態では、内周側及び外周側の2列に亘って実装されている。また、LEDパケージには、発光色が昼白色のものと電球色のものとが用いられており、これらが交互に並べられていて、各列の隣接する発光素子22は略等間隔を空けて配設されている。この昼白色と電球色のLEDパッケージに流れる電流等を調整することにより調色が可能となっている。
なお、特定の基板21(図3中、右側)には、常夜灯用の発光素子22aが実装されている。この発光素子22aには、サークル状に実装された主光源における電球色のものと同じLEDパッケージが用いられている。これにより部材の共通化が図られている。
なお、発光素子22は、必ずしも複数列に実装する必要はない。例えば、周方向に沿って1列に実装するようにしてもよい。所望する出力に応じて発光素子22の列数や個数を適宜設定することができる。
LEDパッケージは、概略的にはセラミックスや合成樹脂で形成された本体に配設されたLEDチップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とから構成されている。LEDチップは、青色光を発光する青色のLEDチップである。透光性樹脂には、昼白色や電球色の光を出射できるようにするために蛍光体が混入されている。
なお、LEDは、LEDチップを直接基板21に実装するようにしてもよく、また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、格別限定されるものではない。
透過屈折部材3は、レンズ部材3であり、例えば、ポリカーボネートやアクリル樹脂等の絶縁性を有する透明合成樹脂からなり、強化絶縁性能を有している。そして、前記発光素子22の配置に沿って略サークル状に一体的に形成されていて、発光素子22を含めて基板21の全面を覆うように配設されている。
また、レンズ部材3は、略サークル状の内周側部分と外周側部分とに発光素子22に対向して円周方向に2条の山形であって、断面形状が一定の突条部31が連続して形成されている。この突条部31の内側には、U字状の溝32が円周方向に沿って連続して形成されている。したがって、U字状の溝32は、複数の発光素子22と対向して配置されるようになっており、複数の発光素子22は、U字状の溝32内に収められて覆われている状態となっている。
さらに、これら突条部31からは幅方向に延出する平坦部33が形成されており、これにより基板21の全面が覆われるようになっている。
このように構成されたレンズ部材3によれば、図5に示すように複数の発光素子22から出射された光は、突条部31によって、主として円周上の内周方向及び外周方向に拡散されて放射される。すなわち、発光素子22から出射された光は、発光素子22が配置されたところのサークル状の中心を原点とする半径方向へ主として透過および屈曲して放射されるようになる。
したがって、レンズ部材3によって複数の発光素子22から出射される光による照射光の均斉度を向上することが可能となる。さらに、各発光素子22の輝度による粒々感を抑制することができる。この場合、屈折による配光角度を120度〜160度程度に設定するのが望ましい。
また、レンズ部材3には、平坦部33が形成されて基板21の全面を覆うようになっているので、充電部が強化絶縁性能を有するレンズ部材3によって覆われ保護される。
なお、レンズ部材3は、略サークル状に一体的に形成されていなくてもよい。例えば、分割された基板21に対応して、これらの基板21ごとに分割して形成するようにしてもよい。この場合には、一つの基板21に実装された複数の発光素子22ごとに連続してレンズ部材3によって覆われるようになる。
また、透過屈折部材3は、レンズ部材3に限らず、プリズム等を適用して、発光素子22の照射範囲の異方性を持たせるようにしてもよい。
上記のように構成された光源部2は、図4及び図5に代表して示すように、基板21が取付部6の周囲に位置して、発光素子22の実装面が前面側、すなわち、下方の照射方向に向けられて配設されている。また、基板21の裏面側が本体1の内面側の平坦部12に密着するように面接触して取付けられている。具体的には、基板21の前面側からレンズ部材3が重ね合わされ、このレンズ部材3を例えば、ねじS等の固定手段によって本体1に取付けることにより、基板21は、本体1とレンズ部材3との間挟み込まれて押圧固定されるようになっている。つまり、1本のねじSによって基板21とレンズ部材3とが共締めされている。
したがって、基板21は、本体1と熱的に結合され、基板21からの熱が裏面側から本体1に伝導され放熱されるようになっている。なお、基板21と本体1との面接触は、基板21の全面が本体1に接触する場合に限らない。部分的な面接触であってもよい。
加えて、レンズ部材3における平坦部33は、基板21の実装面側に密着するように面接触しているので、基板21の実装面側から熱がレンズ部材3に伝わり、レンズ部材3を経由して放熱することが可能となる。つまり、基板21の前面側からも放熱できるようになっている。
点灯装置4は、図2乃至図4に示すように、回路基板41と、この回路基板41に実装された制御用IC、トランス、コンデンサ等の回路部品42とを備えている。回路基板41は、取付部6の周囲を囲むように略円弧状に形成されていて、アダプタA側が電気的に接続されて、アダプタAを介して商用交流電源に接続されている。したがって、点灯装置4は、この交流電源を受けて直流出力を生成し、リード線を介してその直流出力を発光素子22に供給し、発光素子22を点灯制御するようになっている。
このような点灯装置4は、取付部6と光源部2、すなわち、基板21との間に配設されている。
点灯装置カバー5は、図2及び図4に示すように、冷間圧延鋼板等の金属材料によって略短円筒状に形成され、点灯装置4を覆うように本体1に取付けられている。側壁51は、背面側に向かって拡開するように傾斜状をなしており、前面壁52には、取付部6と対応するように開口部53が形成されている。したがって、発光素子22から出射される一部の光は、側壁51によって前面側に反射され有効に利用されるようになる。また、この開口部53に周縁には背面側へ凹となる円弧状のガイド凹部が形成されている。
取付部6は、略円筒状に形成されたアダプタガイドであり、このアダプタガイドの中央部には、アダプタAが挿通し、係合する係合口61が設けられている。このアダプタガイドは、本体1の中央部に形成された開口11に対応して配設されている。アダプタガイドの外周部には、この外周部から突出するように基台が形成されていて、この基台には赤外線リモコン信号受信部や照度センサ等の電気的補助部品62が配設されている。
なお、取付部6は、必ずしもアダプタガイド等と指称される部材である必要はない。例えば、本体1等に形成される開口であってもよく、要は、配線器具としての引掛けシーリングボディCbに対向し、アダプタAが係合される部材や部分を意味している。
セード7は、表面が鏡面からなる透明基材、例えば透明のアクリル樹脂等の透過性が高い基材の内面に、複数の開口部71bを有する樹脂製シートからなる透光膜が形成されている。なお、透明なアクリル樹脂とは、そのアクリル樹脂の内部透過率および表面(界面)を含めた外部透過率が高い部材や、表面(界面)が光学鏡面からなり光沢の透過性の高い材料からなるものが望ましい。すなわち、透明なアクリル樹脂は、拡散性が低く、セード7を介してその先にあるものが透けて見える基材であれば表面が凹凸に形成されているようなプリズム加工されているものであっても構わない。
セード7の内面に形成された透光膜71aは、例えばシルクスクリーン印刷などにより白色の膜が形成されている。この透光膜71aに形成された複数の開口部71bは、直径0.5mm〜5mm程度の大きさに形成されている。この開口部71bが0.5mmよりも小さくなると、セード7を器具本体に取り付けた状態において、開口部71bを通り抜ける光線が弱くなってしまったり、視点と開口部71bを結ぶ直線上に発光素子22の存在する割合が少なくなってしまう。このため、開口部71bを介して発光素子22がきらきらときらめくような光を得ることが困難となる。一方、開口部71bが5mm以上であると、1つの開口部71bから複数の発光素子22が介在する虞があるため、きらきら感よりも眩しさを感じるようになる。したがって、好ましくはシルク印刷が施されない開口部71bは発光素子22よりも小さいことが望ましく、その開口径は0.7mm〜2mm程度が最適である。
また、その開口部71bの形成領域は、本実施の形態において少なくともサークル状の基板の周方向に沿って実装されている発光素子22に対向する領域を覆う範囲に形成されている。すなわち、発光素子22に囲まれた中央領域であるセード7の中央領域には開口部71bは形成されていない。また、発光素子22に対向する領域を広く覆うセード7の周方向に形成された大小さまざまな開口部71bがランダムに密に形成されている。開口部71bが形成されている領域における透光膜に対する開口部71bの割合は、0.3〜0.6%であることが好ましい。開口部71bが0.3%よりも少ないと視点と開口部71bを結んだ直線上に発光素子22が存在しない割合が高くなるため、光を感じることができない開口部71bが多く、きらきら光る開口の数が少なくなる。一方、開口部71bが0.6%を越える場合、光を感じる開口部71bが非常に多く、光を感じない開口部71bが少なくなる。このため、視点を動かすことによる独立した複数の開口部71bの点滅を不規則に視認することで感じるきらきら感よりも点滅回数がすくなく眩しさを感じ、不快と感じる虞が高まる。したがって、開口部71bの形成領域は透光膜に対して0.3%〜0.6%であることが好ましいといえる。また、本実施の形態におけるセード7全体のうち開口部71bの割合は約0.5%であり、中央領域に開口部71bを形成しない場合においては、セード7全体のうち開口部71bは0.4%程度であることが好ましい。
なお、セード7のシルク印刷が形成されている透光膜の透過率は、40〜80%以下であることが望ましい。本実施の形態においては、波長380〜780nmの透過率を60%程度に形成している。透過率が40%以下であると、直下照度が低く、光束が低下しすぎて、照明器具としての使用が困難となる。逆に透過率が80%以上であると、直下照度が高く、光束も十分であり、発光素子22からの光が効率よく照射面へ照射される。しかし、開口部71b(発光面輝度)とシルク印刷領域である透光層71a領域(背景輝度)との輝度差、照度差が小さくなるため、多数の開口から漏れる光によるきらきらと輝くような付加価値効果を満足することができない。
このように、一般照明器具として必要な照度を保つとともに、透明のセード7のシルク印刷されていない開口部71bを介して見える発光素子22からの照射光によるきらきら感を備える照明器具を提供するには、これらの条件を満足しなければならない。
このようなセード7は、光源部2を含めた本体1の前面側を覆うように本体1の外周縁部に着脱可能に取付けられるようになっている。具体的には、セード7を回動することによって、セード7に設けられた図示しないカバー取付金具を本体1の外周縁部の凹部14に配設されたセード受金具75に係合することにより取付けられる。
なお、セード7の開口部71bと、透光層71aが混在するように形成する構成は、種々の構成を採用することが可能であり、各別特定の構成に限定されるものではない。例えば、開口部71bの配列が規則性のある配置にすることも可能である。さらにまた、セード7の開口部71bが形成されている領域に対向する位置に表面が鏡面に仕上げられたプリズム加工を施しても構わない。
アダプタAは、天井面Cに設置された引掛けシーリングボディCbに、上面側に設けられた引掛刃によって電気的かつ機械的に接続されるもので略円筒状をなし、周壁の両側には一対の係止部A1が、内蔵されたスプリングによって常時外周側へ突出するように設けられている。この係止部A1は下面側に設けられたレバーを操作することにより没入するようになっている。また、このアダプタAからは、前記点灯装置4へ接続する電源コードが導出されていて、点灯装置4とコネクタを介して接続されるようになっている(図3参照)。
次に、照明器具の天井面Cへの取付状態について図4を参照して説明する。まず、予め天井面Cに設置されている引掛けシーリングボディCbにアダプタAが電気的かつ機械的に接続されている。この状態から取付部6としてのアダプタガイドの係合口61をアダプタAに合わせながら、アダプタAの係止部A1がアダプタガイドの係合口61に確実に係合するまで器具本体を下方から手で押し上げて取付け操作を行う。そして、セード7を本体1に取付ける。この取付完了状態が図4に示す状態であり、このとき、弾性部材15が天井面Cと本体1の背面側との間に密着状態で介在され、照明器具は、天井面Cに固定状態となる。
また、照明器具を取外す場合には、セード7を取外し、アダプタAに設けられているレバーを操作してアダプタAの係止部A1の係合を解くことにより取外すことができる。
照明器具の天井面Cへの取付状態において、点灯装置4に電力が供給されると、基板21を介して発光素子22に通電され、各発光素子22が点灯する。発光素子22から出射された光は、複数の発光素子22を連続して覆うレンズ部材3によって半径方向へ拡散されるとともに、前面側へ放射される。前面側へ放射された光は、セード7の開口部71b及び透光層71aを介して照射される。
このような照射光は、照明装置の下方から見上げると、発光素子22と直線上に並んで位置する開口部71bを通して発光素子22を直視することになり強い光を感じる。一方、開口部71bと視点を結んだ直線上に光源が存在しない場合でも、レンズ部材3により発光素子22の光が透過屈折され、やや弱い光を感じることができる。レンズ部材3を介在させることで、発光素子22からの光を様々な角度から直視可能となるため、その輝きの頻度や強さを向上させることができる。
このような構成によれば、視点と発光素子22と開口部71bが直線上にあれば強い光、レンズ部材3により屈折した発光素子22からの屈折光と視点と開口部71bが直線上にあれば、きらきら感の弱い光、開口部71bと視点を結んだ直線上に発光素子22および発光素子からの屈折光が存在しなければ、きらきらとした光を感じない開口部71bとなる。
このように、照明装置を見上げた場合においても、照明装置の側方から見た場合においても、発光素子22が点状の光が強い光できらきらと輝いているように見える部分と、弱い光できらきらと輝いているように見える部分と、輝きを感じない部分と混在するので発光素子22によるグレアが抑制された状態で視認されるようになる。なお、視点を動かすことで、輝きを感じる領域がそれぞれ光の強さを変化させたり、点滅を繰り返すことで、見る位置が変化することで、様々な箇所がきらきらと不規則に輝きの強さを輝く装飾効果を得られる。さらに、透光層71a領域を介する光により、照射光の均斉度の向上を図ることができる。さらに、本実施の形態において、2色の異なる発光素子22を用いることで、複数の開口部71bは昼白色の白い光と電球色の光が混在してきらきらと点滅しているように見える。これによりデザイン性に一層優れた効果を得ることができる。
一方、発光素子22から発生する熱は、基板21の裏面側が本体1に面接触しているため、本体1に効果的に伝導され、広い面積で放熱されるようになる。また、基板21の外周側近傍には、基板21の外周に沿って段差部13が形成されているため、この段差部13によって放熱面積を増大させることができ、本体1外周部での放熱効果を高めることが可能となる。加えて、この段差部13は、本体1の補強効果を奏することができるものとなっている。
また、点灯装置4は、取付部6と基板21との間に配設されているため、点灯装置4は、基板21から熱的影響を受けるのを軽減される。これは、基板21の熱は、本体1の外周方向に向かって伝導し、放熱される傾向にあることに起因するものである。
加えて、レンズ部材3における平坦部33は、基板21の実装面側に面接触しているので、基板21の実装面側からレンズ部材3を経由して前面側からも放熱することが可能となる。また、この場合、レンズ部材3は、基板21の全面を覆うようになっているので充電部が保護されるようになる。
以上のように本実施形態によれば、照明装置を見上げたときには、光がデザインされて点光源の光がきらきらと輝いているように見え、装飾効果が得られ、演出効果が高められるようになる。さらに、発光素子22を連続して覆うレンズ部材3を設けることによって照射光の均斉度の向上を図ることが可能な照明器具を提供することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
1・・・本体、2・・・光源部、3・・・透過屈折部材(レンズ部材)、4・・・点灯装置、5・・・点灯装置カバー、6・・・取付部(アダプタガイド)、7・・・セード、71a・・・透光層、71b・・・開口部、13・・・段差部、21・・・基板、22・・・発光素子(LED)、31・・・突条部、33・・・平坦部、A・・・アダプタ、C・・・器具取付面(天井面)、Cb・・・配線器具(引掛けシーリングボディ)

Claims (2)

  1. 中央部に取付部を配設するための開口が形成された器具本体と;
    前記取付部を囲むように複数の発光素子を前記器具本体に配設された光源体と;
    前記光源体を覆い、前記器具本体に取り付けられるとともに、内面に複数の開口部を有する透光膜が形成された照明カバーと;
    を有し、前記照明カバーは、前記本体の開口に対向する中央領域は透光膜が形成された透光領域のみからなり、前記開口部が形成されている領域にプリズム加工部が設けられていることを具備していることを特徴とする照明装置。
  2. 前記発光素子を含めて前記光源部の全面を覆うように配設される絶縁性を有する透過部材を有していることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
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