JP6085962B2 - 管理装置及びアドレス管理方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、管理装置及びアドレス管理方法に関する。
近年、電化製品等を制御するエネルギー管理システムが普及しつつある。このようなエネルギー管理システムの一種として、HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれるシステムが知られている。かかるHEMSには、標準プロトコルとして、エコーネットコンソーシアムにより策定されたECHONET−Liteが適用される。
ECHONET−Liteは、下位層がIP(Internet Protocol)アドレスであることを想定して規定されているが、電化製品等の各ノードに割り当てられるIPアドレスは変化する可能性がある。このため、ECHONET−Liteにおいては、各ノードを識別するために、Ethernet(登録商標、以下同様)アドレス(例えば、MAC(Media Access Control)アドレス)等を用いる。
しかし、各ノードを管理する管理装置において、IPアドレス及びEthernetアドレスをARP(Address Resolution Protocol)に準拠したアドレステーブル等で管理した場合、IPアドレスが変化した際にアドレステーブルに不整合が生じる可能性があった。また、単にアドレステーブルの不整合を解消しようとすると、ネットワーク負荷が増大する可能性があった。
特開2003−209551号公報
"エコーネット規格(一般公開)"、[online]、[平成24年11月26日検索]、インターネット<http://www.echonet.gr.jp/spec/spec_v101_lite.htm>
本発明が解決しようとする課題は、ネットワーク負荷を増大させることなくアドレステーブルに不整合が発生することを防止することができる管理装置及びアドレス管理方法を提供することである。
実施形態に係る管理装置は、記憶部と、受信部と、送信部と、更新部とを具備する。記憶部は、ノードのIPアドレスに対応付けて、当該ノードを識別するための識別情報を記憶する。受信部は、前記ノードによってマルチキャストにより送信されるIPアドレスの変更通知を受信する。送信部は、前記受信部によって受信された変更通知に含まれる前記ノードに関する情報を宛先情報に設定した応答要求を示す応答要求パケットをマルチキャストにより送信する。更新部は、前記送信部によって送信された応答要求パケットに応答したノードから送信される応答パケットに基づいて、前記記憶部を更新する。
図1は、第1の実施形態に係るエネルギー管理システムの構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る管理装置の構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る下位層アドレステーブルの一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る上位層アドレステーブルの一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る参入通知パケット及び検索パケットの一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係るエネルギー管理システムによる処理手順を示すシーケンス図である。 図7は、第2の実施形態に係る管理装置の構成例を示す図である。 図8は、第2の実施形態に係るアドレス管理制御部による処理例を示す図である。 図9は、第2の実施形態に係る管理装置による処理手順を示すシーケンス図である。
以下で説明する実施形態に係る管理装置100において、下位層アドレステーブル131は、ノード10のIPアドレスに対応付けて、かかるノード10を識別するためのノード識別情報を記憶する。また、受信部141は、ノード10によってマルチキャストにより送信されるIPアドレスの変更通知である参入通知パケットを受信する。また、送信部143は、受信部141によって受信された参入通知パケットに含まれるノード10に関する情報を宛先オブジェクトに設定した応答要求を示す応答要求パケット(検索パケット)をマルチキャストにより送信する。また、更新部である通信部110は、送信部143によって送信された応答要求パケットに応答したノードから送信される応答パケットに基づいて、下位層アドレステーブル131を更新する。
また、以下で説明する実施形態において、判定部245は、受信部141によって参入通知パケットが受信された場合に、所定時間内に別の参入通知パケットを受信済みであるか否かを判定する。また、送信部143は、判定部245によって所定時間内に参入通知パケットを受信済みであると判定された場合に、かかる所定時間が経過するまで待機した後に応答要求パケットをマルチキャストにより送信する。また、送信部143は、判定部245によって所定時間内に参入通知パケットが受信済みでないと判定された場合に、所定時間が経過するまで待機せずに応答要求パケットをマルチキャストにより送信する。
以下、図面を参照して、実施形態に係る管理装置を説明する。実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(第1の実施形態)
[エネルギー管理システムの構成]
図1は、第1の実施形態に係るエネルギー管理システム1の構成例を示す図である。図1に示したエネルギー管理システム1は、例えば、宅内に設置されている家電等の制御や監視を実現するシステムであり、HEMSなどと呼ばれる。第1の実施形態に係るエネルギー管理システム1は、HEMS標準プロトコルのECHONET−Liteが適用されているものとする。
このエネルギー管理システム1には、図1に示すように、ホームネットワークシステム2と、ユーザ端末40と、管理サーバ50とが含まれる。なお、エネルギー管理システム1には、複数のホームネットワークシステム2が含まれてもよいし、複数台のユーザ端末40や、複数台の管理サーバ50が含まれてもよい。
ホームネットワークシステム2は、例えばユーザ宅内や店舗内などに構築され、分電盤10、家電10、家電10、ゲートウェイ装置20、ユーザ端末30、管理装置100などを有する。
分電盤10は、例えばユーザ宅内の壁などに設けられ、各種ブレーカーを有し、家電10や家電10へ電力を供給する。家電10や家電10は、ユーザ宅内に設置されている電化製品である。例えば、家電10や家電10は、冷蔵庫、テレビ、エアコン、クッキングヒーター、暖房器具、給湯器、電気錠、インターホン(ドアホン)、照明器具、洗濯機などに該当する。このような分電盤10、家電10及び10は、後述する管理装置100によって「電源のオン/オフ」や「動作モードの切り替え」といった各種制御や動作状況の監視などが行われる。以下では、管理装置100によって制御される分電盤10、家電10及び10を区別する必要がない場合には、単に「ノード10」と表記する場合がある。
ゲートウェイ装置20は、管理装置100と接続され、ホームネットワークシステム2を外部のネットワーク3に接続する通信機器である。図1の例では、ゲートウェイ装置20は、ホームネットワークシステム2内の管理装置100と、ホームネットワークシステム2外のユーザ端末40や管理サーバ50とをネットワーク3を介して接続する。なお、ネットワーク3は、例えば、インターネットやイントラネットに該当する。
ユーザ端末30は、例えば、PC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Data Assistance)などであり、管理装置100に無線LAN(Local Area Network)や有線LANなどを介して接続される。かかるユーザ端末30は、ユーザ操作に従ってノード10に対する制御命令を管理装置100に送信したり、管理装置100から受信したノード10に関する各種情報を表示したりする。
管理装置100は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線技術や宅内LANを用いて、ノード10やゲートウェイ装置20やユーザ端末30と通信を行う。かかる管理装置100は、アクセスポイントとしての役割を担い、ユーザ端末30から入力された各種制御命令をノード10に送信したり、ノード10から受信した各種情報をユーザ端末30に送信したりする。なお、管理装置100は、ゲートウェイ装置20と一体となって形成されてもよい。
このように、ホームネットワークシステム2を利用するユーザは、ユーザ端末30を用いることで、管理装置100を介してノード10を制御することができる。例えば、ユーザ端末30が携帯電話機である場合、ユーザは、宅内で携帯電話機を操作するだけで、ノード10の動作を制御したり、ノード10の動作状況を監視したりすることができる。
また、図1において、ホームネットワークシステム2の外部に示したユーザ端末40は、例えば、携帯電話機、PDA、PCなどであり、無線LANや有線LANなどを介してネットワーク3接続される。かかるユーザ端末40は、ユーザ端末30と同様に、ユーザ操作に従ってノード10に対する制御命令を管理サーバ50に送信したり、管理サーバ50から受信したノード10に関する各種情報を表示したりする。
管理サーバ50は、ネットワーク3を介してユーザ端末40から受信した各種制御命令を管理装置100に送信する。これにより、管理装置100は、ホームネットワークシステム2の外部に位置するユーザ端末40から送信された制御命令に基づいて、ノード10を制御する。また、管理サーバ50は、ネットワーク3を介して管理装置100から受信したノード10に関する各種情報をユーザ端末40に送信する。これにより、ユーザ端末40は、ホームネットワークシステム2内に設置されているノード10に関する各種情報を表示する。このように、ユーザ端末40のユーザは、ホームネットワークシステム2内に所在しない場合であっても、ノード10を制御することや、ノード10の動作状況を監視したりすることができる。
以上のように、第1の実施形態に係る管理装置100は、ECHONET−Lite規格に則って、ノード10との間で各種情報を送受信する。このようなECHONET−Liteは、下位層がIPアドレスであることを前提として規定されている。しかし、ノード10に割り当てられるIPアドレスは変化する可能性があるので、管理装置100は、ノード10を識別するためのノード識別情報を用いて、通信相手のノード10を特定する。例えば、管理装置100は、ノード識別情報として、Ethernetアドレス等のMACアドレスを用いる。なお、管理装置100は、通信のたびにノード10からEthernetアドレスを問い合わせることを防止するために、キャッシュとして、少なくともIPアドレスに対応付けてノード識別情報をアドレステーブルに保持する。例えば、管理装置100は、ARP準拠したARPテーブルによってIPアドレス及びノード識別情報を管理する。
ここで、ECHONET−Liteに準拠するノード10は、自装置に割り当てられているIPアドレスが変化した場合に、IPアドレスが変化したことを示すパケット(以下、「参入通知パケット」と表記する場合がある)を送信する。これにより、管理装置100は、参入通知パケットを受信することで、アドレステーブルを更新することができるとも考えられる。
しかし、参入通知パケットは、ノード10からマルチキャストにより送信されるので、管理装置100は、マルチキャスト宛の参入通知パケットを受信してもアドレステーブルを更新しない。これは、マルチキャスト宛のパケットを受信した際にはアドレステーブル(ARPテーブル)を更新しないというARPの仕様による。このため、管理装置100が保持するアドレステーブルには、変化後のIPアドレスに関するエントリが登録されないこととなる。すなわち、管理装置100が参入通知パケットを受信した場合であっても、実際にノード10に割り当てられているIPアドレスと、アドレステーブルに記憶されているエントリとの間には不整合が生じていることとなる。
そして、アプリケーション(後述するアプリケーション制御部120に対応)は、下位層がIPアドレスであることが前提となっていることから、参入通知パケットからノード識別情報を取得することができず、さらに、アドレステーブルにも変化後のIPアドレスが登録されていないので、参入通知パケットに設定されているIPアドレスに対応するノード識別情報をアドレステーブルから取得することもできない。このことは、アプリケーションが、参入通知パケットの送信元ノードに対して、各種パケットを送信することができなくなるという事態を招く。
そこで、第1の実施形態に係る管理装置100は、以下に説明する処理を行うことにより、ノード10から参入通知パケットを受信した場合に、ネットワーク負荷が増大することを防止しつつ、アドレステーブルに不整合が発生することを防止する。以下、ノード識別情報がEthernetアドレスであるものとして説明する。
[管理装置の構成]
図2は、第1の実施形態に係る管理装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、管理装置100は、通信部110と、アプリケーション制御部120と、記憶部130と、アドレス管理制御部140とを有する。
通信部110は、無線通信処理や有線通信処理を行う。例えば、通信部110は、図1に示した分電盤10及び家電10やユーザ端末30との間で、無線通信により各種情報を送受信する。また、例えば、通信部110は、図1に示した家電10やゲートウェイ装置20との間で、有線通信により各種情報を送受信する。なお、通信部110は、後述する上位層処理や下位層処理を行う。
アプリケーション制御部120は、ノード10に対する遠隔操作処理や監視処理を実現するためのプログラムを実行制御する。具体的には、アプリケーション制御部120は、通信部110によって受信されたパケットに基づいて各種処理を実行する。
記憶部130は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部130は、ノード10との通信時に毎回アドレス問い合わせが発生することを防止するためのキャッシュとして、下位層アドレステーブル131と、上位層アドレステーブル132とを有する。
下位層アドレステーブル131は、IPアドレスをキーとして、Ethernetアドレスを記憶する。図3に、第1の実施形態に係る下位層アドレステーブル131の一例を示す。図3に示すように、下位層アドレステーブル131は、IPアドレスに対応付けて、Ethernetアドレスを記憶する。図3に示した下位層アドレステーブル131において、IPアドレスはユニークである。このような下位層アドレステーブル131は、例えば、ARPが適用される管理装置100によって生成されるARPテーブルに該当する。なお、管理装置100は、ノード10との間でARPのようなアドレス解決のパケットを交換することで、間接的に下位層アドレステーブル131にエントリを追加することができる。また、下位層アドレステーブル131内のエントリは、登録されてから所定期間(例えば、数分)が経過すると自動的に削除される。
上位層アドレステーブル132は、Ethernetアドレスをキーとして、IPアドレスを記憶する。図4に、上位層アドレステーブル132の一例を示す。図4に示すように、上位層アドレステーブル132は、Ethernetアドレスに対応付けて、IPアドレスと、更新時刻とを記憶する。更新時刻は、上位層アドレステーブル132にエントリが登録された時刻を示す。図4に示した上位層アドレステーブル132において、Ethernetアドレスはユニークである。
このような上位層アドレステーブル132は、通信部110等によって、下位層アドレステーブル131から生成される。例えば、通信部110は、パケットを送信する際に、下位層アドレステーブル131からIPアドレスに対応するEthernetアドレスを取得した場合に、かかるEthernetアドレスとIPアドレスとの組を上位層アドレステーブル132に格納する。なお、上位層アドレステーブル132内のエントリは、登録されてから所定期間(例えば、数分)が経過すると自動的に削除される。なお、一般に、上位層アドレステーブル132からエントリが削除される所定期間は、下位層アドレステーブル131からエントリが削除される所定期間よりも長い。
ところで、上述した通信部110は、管理装置100の外部からパケットを受信した場合、下位層(例えば、Ethernetアドレスに対応する層)処理を行った後に上位層処理を行う。例えば、通信部110は、送信元及び送信先のEthernetアドレスや、送信元及び送信先のIPアドレスが付加されているパケットを受信した場合に、送信元及び送信先のEthernetアドレスを除去する下位層処理を行う。そして、通信部110は、Ethernetアドレスを除去した後のパケットをアプリケーション制御部120に出力する上位層処理を行う。このとき、通信部110は、かかる上位層処理において、パケットの送信元を特定する情報をアプリケーション制御部120に出力するために、パケットに付加されていたIPアドレスに対応するEthernetアドレスを下位層アドレステーブル131から検索する。
また、通信部110は、管理装置100の外部にパケットを送信する場合、上位層処理を行った後に下位層処理を行う。例えば、通信部110は、送信元及び送信先のIPアドレスを付加する上位層処理を行った後に、送信元及び送信先のEthernetアドレスを付加する下位層処理を行い、上位層処理及び下位層処理後のパケットを送出する。このとき、通信部110は、IPアドレスに対応するEthernetアドレスを下位層アドレステーブル131から検索する。
図2の説明に戻って、アドレス管理制御部140は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、アドレス管理制御部140は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。かかるアドレス管理制御部140は、受信部141と、生成部142と、送信部143とを有する。
受信部141は、通信部110を介して、各種パケットを受信する。例えば、受信部141は、ユーザ端末30からノード10を制御するための制御命令を含むパケットを受信したり、ノード10から動作状況情報を含むパケットを受信する。
また、受信部141は、IPアドレスが変化したノード10から参入通知パケットを受信する。かかる参入通知パケットは、ノード10によってマルチキャストにより送信される。
ここで、管理装置100は、マルチキャストにより送信される参入通知パケットを受信した場合であっても、下位層アドレステーブル131を更新する処理を行わない。このため、管理装置100が参入通知パケットを受信した時点では、下位層アドレステーブル131に不整合が生じることとなる。例えば、下位層アドレステーブル131に記憶されているIPアドレスは、かかるIPアドレスに対応付けて記憶されているEthernetアドレスによって識別されるノード10とは異なる他のノード10に割り当てられている可能性がある。
このような下位層アドレステーブル131に不整合が生じている状態の場合、上述した通信部110は、参入通知パケットをアプリケーション制御部120に出力しようとしても、参入通知パケットに付加されていたIPアドレスに対応するEthernetアドレスを下位層アドレステーブル131から取得できないので、参入通知パケットの送信元ノードに対応するEthernetアドレスをアプリケーション制御部120に出力することができない。
また、管理装置100(例えば、アプリケーション制御部120)は、下位層アドレステーブル131の不整合を解消するために、参入通知パケットの送信元ノードに対して、何らかのパケットを送信しようとしても、下位層アドレステーブル131から送信元ノードに対応するEthernetアドレスを取得できないので、送信元ノードにパケットを送信することができない。
そこで、第1の実施形態に係る受信部141は、参入通知パケットを受信した場合に、かかる参入通知パケットをアプリケーション制御部120ではなく生成部142に出力する。
生成部142は、受信部141によって参入通知パケットが受信された場合に、参入通知パケットの送信元を検索するための検索パケットを生成する。このとき、生成部142は、参入通知パケットに基づいて、参入通知パケットの送信元ノードに関する情報を宛先情報に設定して検索パケットを生成する。第1の実施形態では、生成部142は、送信元ノードが搭載しているオブジェクトに関する搭載オブジェクト情報が宛先オブジェクトに設定された検索パケットを生成する。このような検索パケットを受信したノード10は、宛先オブジェクトに設定されている搭載オブジェクト情報が示すオブジェクトを搭載している場合のみ、かかる検索パケットに応答することとなる。なお、検索パケットは、ノード10から応答を要求する応答要求パケットであるといえる。
ここで、図5に、第1の実施形態に係る参入通知パケット及び検索パケットの一例を示す。図5の上段には、参入通知パケットP10の一例を示し、図5の下段には、検索パケットP20の一例を示す。
図5の上段に示すように、参入通知パケットP10には、「SEOJ」、「DEOJ」、「ESV」、「EPC」、「EDT」といった項目が含まれる。「SEOJ」は、送信元ECHONETオブジェクトを識別するための識別子を示す。「DEOJ」は、送信先ECHONETオブジェクトを識別するための識別子を示す。図5に示すように、参入通知パケットP10の「SEOJ」及び「DEOJ」には、全てのECHONETオブジェクトが保持することが決められている「ノードプロファイルオブジェクト」を示す「0x0ef001」が格納される。すなわち、参入通知パケットP10の送信先ECHONETオブジェクトには、ホームネットワークシステム2内の全てのECHONETオブジェクト(参入通知パケットP10を送信したノード以外の他のノードや、管理装置100など)が指定されていることを示す。
「ESV」は、ECHONET−Liteサービスを示す。図5に示した参入通知パケットP10の「ESV」には、「状態変化の通知」を示す「0x73」が格納される。「EPC」は、ECHONET−Liteプロパティを示す。「EDT」は、ECHONET−Liteプロパティの値を示す。図5に示した参入通知パケットP10の「EPC」には、自ノードインスタンスリストSを示す「0xd6」が格納される。また、図5に示した参入通知パケットP10の「EDT」には、自ノードインスタンスリストとして、エアコンを示す「0x01013001」情報が格納されている。なお、「EDT」に格納されている「01013001」のうち、先頭2桁の「01」が台数を示し、「013001」がエアコンを示す。
すなわち、図5に示した例では、参入通知パケットP10の送信元ノードが1台のエアコンを搭載していることを示している。なお、図5では、「EDT」に1個の情報が格納される例を示したが、複数のオブジェクトを搭載する場合には、参入通知パケットP10には、複数の「EDT」が含まれることとなる。このように、参入通知パケットP10には、送信元ノードが搭載するオブジェクトを示す搭載オブジェクト情報が含まれる。
生成部142は、このような参入通知パケットP10を受信した場合に、図5の下段に示した検索パケットP20を生成する。具体的には、生成部142は、検索パケットP20の「SEOJ」には、参入通知パケットP10と同様に、「ノードプロファイルオブジェクト」を示す「0x0ef001」を設定する。一方、生成部142は、検索パケットP20の「DEOJ」には、「ノードプロファイルオブジェクト」を示す「0x0ef001」ではなく、参入通知パケットP10の「EDT」に基づいて、参入通知パケットP10の送信元ノードが搭載するオブジェクトを識別するための識別子を設定する。ここの例では、生成部142は、参入通知パケットP10の「EDT」に設定されている「01013001」のうち、搭載オブジェクトを示す「013001」を検索パケットP20の「DEOJ」に設定する。また、生成部142は、検索パケットP20の「ESV」に、プロパティ値の読み出し要求を示す「0x62」を設定する。また、生成部142は、検索パケットP20の「EPC」に、ノードプロファイルオブジェクトの必須プロパティである自ノードインスタンスリストSを示す「0xd6」を設定する。
なお、生成部142によって生成される検索パケットは、図5に示した検索パケットP20の例に限られない。例えば、生成部142は、「EPC」に自ノードインスタンスリストSを示す「0xd6」を設定せずに、ノードプロファイルオブジェクトの他の必須プロパティを示す情報を設定してもよい。
図2の説明に戻って、送信部143は、生成部142によって生成された検索パケットを通信部110経由でマルチキャストにより送信する。ここで、送信部143がマルチキャストにより検索パケットを送信する理由を説明する。上記の通り、参入通知パケットを受信した時点では、下位層アドレステーブル131には不整合が生じている。したがって、通信部110や送信部143は、下位層アドレステーブル131に基づいて宛先ノードのEthernetアドレスを検索パケットに設定しても、参入通知パケットの送信元ノードに検索パケットを送信することができない。このため、送信部143は、検索パケットをマルチキャストにより送信することで、ECHONET−LITEに準拠する全てのノード10に検索パケットを送信する。
これにより、通信部110は、送信部143によって送信された検索パケットを受信したノード10から応答パケットを受信し、受信した応答パケットに基づいて下位層アドレステーブル131を更新する。具体的には、検索パケットを受信したノード10は、かかる検索パケットの「EDT」に設定されている搭載オブジェクト情報が示すオブジェクトを搭載している場合に、「ESV」の設定内容に基づいて、自ノードインスタンスリストS等のプロパティ値を含む応答パケットを管理装置100にユニキャストにより送信する。このように、ノード10は、検索パケットに対する応答パケットについてはユニキャストにより送信する。このため、通信部110は、応答パケットに基づいて下位層アドレステーブル131を更新することができる。
上記の通り、生成部142は、参入通知パケットP10の送信元ノードが搭載するオブジェクトを「DEOJ」に設定した検索パケットP20を生成する。このため、通信部110は、検索パケットP20を受信したノード10のうち、参入通知パケットP10の送信元ノードが搭載するオブジェクトと同様のオブジェクトを搭載するノード10のみから応答パケットを受信することができる。これにより、管理装置100は、ネットワーク負荷の増大を防止しつつ、下位層アドレステーブル131に不整合が発生することを防止することができる。
なお、通信部110は、参入通知パケットを受信した場合に、検索パケットに対する応答パケットを受信するまで待機するか、又は、応答パケットを受信することができる所定期間だけ待機する。そして、通信部110は、下位層アドレステーブル131が更新された後に、下位層アドレステーブル131からIPアドレスに対応するEthernetアドレスを検索し、検索結果をアプリケーション制御部120に通知する。これにより、通信部110は、正しいIPアドレスとEthernetアドレスとの組をアプリケーション制御部120に通知することができる。
[エネルギー管理システムの処理手順]
次に、図6を用いて、エネルギー管理システム1による処理の手順について説明する。図6は、第1の実施形態に係るエネルギー管理システム1による処理手順を示すシーケンス図である。
図6に示した例において、管理装置100は、ノード10から参入通知パケットをマルチキャストにより受信する(ステップS101)。この場合に、管理装置100は、参入通知パケットに設定されている搭載オブジェクト情報を宛先オブジェクトに設定した検索パケットを生成する(ステップS102)。そして、管理装置100は、生成した検索パケットをマルチキャストにより送信する(ステップS103)。管理装置100によって送信された検索パケットは、ノード10だけでなく、他のノード10にも受信される。
図6に示した例では、ノード10は、検索パケットの搭載オブジェクト情報が示すオブジェクトを搭載するが、ノード10は、かかるオブジェクトを搭載しないものとする。この場合、ノード10は、応答パケットをユニキャストにより管理装置100に送信する(ステップS103)。一方、ノード10は、応答パケットを管理装置100に送信しない。すなわち、図6の例の場合、ノード10からパケットを管理装置100に不要な応答パケットが送信されないので、ネットワーク負荷が増大することを防止することができる。
続いて、管理装置100は、ノード10からユニキャストにより応答パケットを受信するので、かかる応答パケットに基づいて、下位層アドレステーブル131に、ノード10のIPアドレス及びEthernetアドレスを登録する(ステップS104)。
[第1の実施形態の効果]
上述してきたように、第1の実施形態に係る管理装置100によれば、参入通知パケットP10の送信元ノードが搭載するオブジェクトを「DEOJ」に設定した検索パケットP20をマルチキャストにより送信するので、ノード10から送信される応答パケット数を抑制でき、この結果、ネットワーク負荷の増大を防止しつつ、下位層アドレステーブル131に不整合が発生することを防止できる。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、検索パケットの宛先オブジェクトに搭載オブジェクト情報を設定する例を示した。しかし、宛先オブジェクトには、搭載オブジェクト情報が設定されずに、全てのECHONETオブジェクトが保持する「ノードプロファイルオブジェクト」が設定されてもよい。また、上記第1の実施形態では、管理装置100が参入通知パケットを受信するたびに検索パケットを送信する例を示した。しかし、検索パケットは、一定期間毎に送信されてもよい。そこで、第2の実施形態では、検索パケットの宛先オブジェクトに「ノードプロファイルオブジェクト」が設定され、かつ、検索パケットが一定期間毎に送信される例について説明する。なお、第2の実施形態に係るエネルギー管理システム1の構成は、管理装置100の代わりに管理装置200が含まれる点以外は図1に示した例と同様であるので、以下では説明を省略する。
[管理装置の構成]
図7は、第2の実施形態に係る管理装置200の構成例を示す図である。図7に示すように、管理装置200は、アドレス管理制御部240を有する。かかるアドレス管理制御部240は、判定部245と、生成部242とを有する。
判定部245は、受信部141によって参入通知パケットが受信された場合に、所定時間内に別の参入通知パケットを受信済みであるか否かを判定する。具体的には、判定部245は、以下に説明するように、タイマーを用いて、現在日時から所定時間だけ過去の間に、他の参入通知パケットを受信済みであるか否かを判定する。
まず、判定部245は、受信部141によって参入通知パケットが受信された場合に、タイマーが稼動中であるか否かを判定する。そして、判定部245は、タイマーが稼動中でない場合には、所定時間内に参入通知パケットを受信済みでないと判定し、所定時間だけタイマーを稼動させる。一方、判定部245は、タイマーが稼動中である場合には、所定時間内に参入通知パケットを受信済みであると判定し、再送が必要であることを示す情報を再送フラグに設定する。
生成部242は、判定部245によって所定時間内に参入通知パケットを受信済みでないと判定された場合に、かかる所定時間が経過するまで待機せずに検索パケットを生成し、生成した検索パケットを送信部143に出力する。また、生成部242は、判定部245によって所定時間内に参入通知パケットを受信済みであると判定された場合に、かかる所定時間が経過するまで待機した後に検索パケットを生成し、生成した検索パケットを送信部143に出力する。具体的には、生成部242は、タイマーが停止するまで待機した後に、再送が必要であることを示す情報が再送フラグに設定されているか否かを判定する。そして、生成部242は、再送が必要であることを示す情報が再送フラグに設定されている場合には、再送フラグをクリアするとともにタイマーを起動し、検索パケットを生成する。
なお、第2の実施形態に係る生成部242は、第1の実施形態に係る生成部142と異なり、検索パケットの「DEOJ」には、全てのECHONETオブジェクトが保持することが決められている「ノードプロファイルオブジェクト」を示す「0x0ef001」を設定する。このため、第2の実施形態に係る管理装置200は、このような検索パケットを受信した全てノード10から応答パケットを受信することとなる。ただし、管理装置200は、以下に説明するように、ネットワーク負荷が増大することを防止できる。
図8は、第2の実施形態に係るアドレス管理制御部240による処理例を示す図である。図8では、「0」が設定されている再送フラグは、再送が必要でないことを示し、「1」が設定されている再送フラグは、再送が必要であることを示すものとする。
図8に示すように、まず、タイマーが稼動しておらず、再送フラグに「0」が設定されているものとする。この状態において、所定の時刻t11に受信部141が参入通知パケットを受信した場合、判定部245は、タイマーが稼動していないので、タイマーを稼動させる。このタイマーは、時刻t13まで稼動するものとする。そして、生成部242は、検索パケットを生成し、送信部143は、生成部242によって生成された検索パケットをマルチキャストにより送信する。
この後に、受信部141が、時刻t11において稼動させたタイマーが停止する前(すなわち、時刻t13になる前)の時刻t12において参入通知パケットを受信したものとする。この場合、判定部245は、タイマーが稼動中であるので、所定時間(タイマーの稼動時間)内に参入通知パケットを受信済みであると判定し、再送フラグに「1」を設定する。このとき、生成部242は、判定部245によって所定時間内に参入通知パケットを受信済みであると判定されたので、検索パケットを生成しない。すなわち、送信部143は、時刻t12の時点では、検索パケットを送信しない。
また、図8に示すように、受信部141が、時刻t12と時刻t13との間にも参入通知パケットを受信したものとする。この場合にも、判定部245は、所定時間内に参入通知パケットを受信済みであると判定する。そして、生成部242は、検索パケットを生成せず、送信部143は、検索パケットを送信しない。
そして、時刻t11において稼動したタイマーが時刻t13に停止した場合に、生成部242は、再送フラグに「1」が設定されているので、検索パケットを生成する。このとき、生成部242は、タイマーを稼動するとともに、再送フラグに「0」を設定する。そして、送信部143は、生成部242によって生成された検索パケットを送信する。
この後に、受信部141が参入通知パケットを受信することなく、時刻t13において稼動したタイマーが時刻t14に停止した場合、生成部242や送信部143は、時刻t13以降に処理を行わない。具体的には、時刻t13から時刻t14の間に参入通知パケットを受信していないので、生成部242は、タイマーが停止するまで待機することもなく、検索パケットを生成することもない。
このように、第2の実施形態に係る管理装置200は、参入通知パケットを短期間に連続して受信した場合であっても、所定時間(タイマーの稼動時間)毎に、検索パケットを送信するので、ネットワーク負荷が急激に増大することを防止できる。また、図8に示した例にように、管理装置200は、タイマーの稼動時間(時刻t11〜時刻t13)に複数の参入通知パケットを受信した場合であっても、タイマー停止後(時刻t13)に検索パケットを1回だけ送信すればよい。これは、第2の実施形態に係る管理装置200は、宛先オブジェクトに全てのオブジェクトを指定しているので、1回の検索パケットで全てノードから応答パケットを受信することができるからである。このように、第2の実施形態に係る管理装置200においても、ネットワーク負荷の増大を防止しつつ、下位層アドレステーブル131に不整合が発生することを防止できる。
[管理装置の処理手順]
次に、図9を用いて、管理装置200による処理の手順について説明する。図9は、第2の実施形態に係る管理装置200による処理手順を示すシーケンス図である。
図9に示すように、管理装置200は、参入通知パケットを受信した場合に(ステップS201肯定)、タイマーが稼動中であるか否かを判定する(ステップS202)。そして、管理装置200は、タイマーが稼動中である場合には(ステップS202肯定)、再送フラグを設定する(ステップS203)。図8の例の場合、管理装置200は、再送フラグに「1」を設定する。
そして、管理装置200は、タイマーが停止するまで待機し(ステップS204)、タイマーが停止した場合には(ステップS204肯定)、再送フラグが設定されているか否かを判定する(ステップS205)。そして、管理装置200は、再送フラグに「1」等が設定されている場合には(ステップS205肯定)、再送フラグをクリアする(ステップS206)。図8の例の場合、管理装置200は、再送フラグに「0」を設定する。
続いて、管理装置200は、タイマーを稼動させた後に(ステップS207)、検索パケットを生成し、生成した検索パケットをマルチキャストにより送信する(ステップS208)。そして、管理装置200は、検索パケットに対する応答パケットをノード10から受信した場合に(ステップS209肯定)、かかる応答パケットに基づいて下位層アドレステーブル131を更新する(ステップS210)。
また、管理装置200は、参入通知パケットを受信した際に(ステップS201肯定)、タイマーが稼動中でなければ(ステップS202否定)、上述したステップS207〜S210における処理を行う。
(第2の実施形態の効果)
上述してきたように、第2の実施形態に係る管理装置200によれば、参入通知パケットを短期間に連続して受信した場合であっても、所定時間(タイマーの稼動時間)毎に、検索パケットを送信するので、ネットワーク負荷が急激に増大することを防止しつつ、下位層アドレステーブル131に不整合が発生することを防止できる。また、第2の実施形態に係る管理装置200によれば、所定時間(タイマーの稼動時間)内に、複数の参入通知パケットを受信した場合であっても、タイマー停止後に検索パケットを1回だけ送信すればよいので、ネットワーク負荷の増大を防止しつつ、下位層アドレステーブル131に不整合が発生することを防止できる。
(他の実施形態)
上記第1の実施形態と第2の実施形態とは組み合わせることができる。具体的には、第2の実施形態に係る管理装置200は、宛先オブジェクトに搭載オブジェクト情報を設定した検索パケットを生成してもよい。この場合、管理装置200は、所定時間毎に、参入通知パケットを受信した数だけ、かかる参入通知パケットに設定されていた搭載オブジェクト情報を宛先オブジェクトに設定した検索パケットを送信する。また、この例において、管理装置200は、所定時間内(タイマー稼動時間内)に複数の参入通知パケットを受信した場合、かかる複数の参入通知パケットのうち同一の搭載オブジェクト情報が設定されている参入通知パケット群に対しては、検索パケットを1回だけ送信すればよい。
また、上記実施形態におけるエネルギー管理システム1の構成は図1の例に限られない。例えば、エネルギー管理システム1には、ユーザ端末40や管理サーバ50が含まれなくてもよい。また、例えば、ホームネットワークシステム2にはユーザ端末30が含まれなくてもよい。この場合、管理装置100は、ノード10を制御するための制御画面等を表示する。そして、ユーザは、かかる制御画面を操作することにより、ノード10を制及び監視する。
また、上記実施形態では、HEMSやARPに準拠する下位層アドレステーブル131を例に挙げて説明した。しかし、上記第1及び第2の実施形態は、マルチキャスト宛に送信されたパケットを受信した場合に、キャッシュ管理されているアドレステーブルを更新しないプロトコルに適用することができる。
以上説明したとおり、上記実施形態によれば、ネットワーク負荷を増大させることなくアドレステーブルに不整合が発生することを防止できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 ノード
100 管理装置
110 通信部
130 記憶部
131 下位層アドレステーブル
141 受信部
143 送信部
245 判定部

Claims (5)

  1. ノードのIPアドレスに対応付けて、当該ノードを識別するための識別情報を記憶する記憶部と;
    前記ノードによってマルチキャストにより送信されるIPアドレスの変更通知を受信する受信部と;
    前記受信部によって受信された変更通知に含まれる前記ノードに関する情報を宛先情報に設定した応答要求を示す応答要求パケットをマルチキャストにより送信する送信部と;
    前記送信部によって送信された応答要求パケットに応答したノードから送信される応答パケットに基づいて、前記記憶部を更新する更新部と;
    を具備する管理装置。
  2. 前記受信部によって変更通知が受信された場合に、別の変更通知を受信してから所定時間内であるか否かを判定する判定部をさらに具備し、
    前記送信部は、
    前記判定部によって別の変更通知を受信してから前記所定時間内であると判定された場合に、当該所定時間が経過するまで待機した後に応答要求を示す応答要求パケットをマルチキャストにより送信し、前記判定部によって別の変更通知を受信してから前記所定時間内でないと判定された場合に、前記応答要求パケットをマルチキャストにより送信する、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. ノードのIPアドレスに対応付けて、当該ノードを識別するための識別情報を記憶する記憶部と;
    前記ノードによってマルチキャストにより送信されるIPアドレスの変更通知を受信する受信部と;
    前記受信部によって変更通知が受信された場合に、所定時間内に変更通知を受信済みであるか否かを判定する判定部と;
    前記判定部によって所定時間内に変更通知を受信済みであると判定された場合に、当該所定時間が経過するまで待機した後に応答要求を示す応答要求パケットをマルチキャストにより送信し、前記判定部によって所定時間内に変更通知を受信済みでないと判定された場合に、当該所定時間が経過するまで待機せずに前記応答要求パケットをマルチキャストにより送信する送信部と;
    前記送信部によって送信された応答要求パケットに応答したノードから送信される応答パケットに基づいて、前記記憶部を更新する更新部と;
    を具備する管理装置。
  4. 管理装置が実行するアドレス管理方法であって、
    ノードによってマルチキャストにより送信されるIPアドレスの変更通知を受信する受信工程と;
    前記受信工程によって受信された変更通知に含まれる前記ノードに関する情報を宛先情報に設定した応答要求を示す応答要求パケットをマルチキャストにより送信する送信工程と;
    前記送信工程によって送信された応答要求パケットに応答したノードから送信される応答パケットに基づいて、ノードのIPアドレスに対応付けて当該ノードを識別するための識別情報を記憶する記憶部を更新する更新工程と;
    を含むアドレス管理方法。
  5. 管理装置が実行するアドレス管理方法であって、
    ノードによってマルチキャストにより送信されるIPアドレスの変更通知を受信する受信工程と;
    前記受信工程によって変更通知が受信された場合に、所定時間内に変更通知を受信済みであるか否かを判定する判定工程と;
    前記判定工程によって所定時間内に変更通知を受信済みであると判定された場合に、当該所定時間が経過するまで待機した後に応答要求を示す応答要求パケットをマルチキャストにより送信し、前記判定工程によって所定時間内に変更通知を受信済みでないと判定された場合に、当該所定時間が経過するまで待機せずに前記応答要求パケットをマルチキャストにより送信する送信工程と;
    前記送信工程によって送信された応答要求パケットに応答したノードから送信される応答パケットに基づいて、ノードのIPアドレスに対応付けて当該ノードを識別するための識別情報を記憶する記憶部を更新する更新工程と;
    を含むアドレス管理方法。
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