JP6083055B2 - 畳用芯材及び畳 - Google Patents

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Description

本発明は、転倒時の安全性が高く、耐久性に優れた畳と該畳を製造するための畳用芯材に関する。
従来、畳用芯材は、主として稲わらを使用して製造されており、該畳用芯材を用いた畳は、断熱保温性や衝撃吸収性が高く、クッション性の良い畳として使用されてきたが、稲わらの不足や製造工程の煩雑さを解消するために、畳用芯材として合成樹脂発泡体やインシュレーションボードが使用されるようになってきた。
しかしながら、合成樹脂発泡体を畳用芯材として使用した場合、剛性が不足することがあった。その不具合を解消する技術として、特許文献1には、剛性の高い不織布板が合成樹脂発泡板の上面に重ねられた畳用芯材が提案されている。この技術においては、剛性の高い不織布板の上に密度の低い不織布板が重ね合わせられており、畳に適度なクッション性が付与されている。
また、衝撃吸収性の高い畳用芯材として、特許文献2には、網目状合成樹脂製波板であるメッシュコルゲートシートを上層圧縮畳ボードと下層圧縮畳ボードとの間に積層した畳用芯材や、さらに、中間圧縮畳ボードを設け上層圧縮畳ボードと中間圧縮畳ボードの間及び中間圧縮畳ボードと下層圧縮畳ボードの間に網目状合成樹脂製波板のメッシュコルゲートシートを積層した畳用芯材が提案されている。
特開平2010−121287号公報 実用新案登録第3190615号公報
特許文献1の畳用芯材を用いれば、密度の低い不織布板により畳にクッション性を付与することができるが、衝撃吸収性については考慮されていない。
また、特許文献2の畳用芯材を用いた畳は、衝撃吸収性は向上するものの、メッシュコルゲートシートは座屈強度が低いため、畳を成形する際の圧力により畳用芯材が変形したり、畳の使用に際して耐久性に劣るという問題がある。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、高い衝撃吸収性と耐久性とを備えた畳と、該畳を提供するための畳用芯材と、を実現することを目的とするものである。
本発明の第1は、弾性体と、該弾性体の上面に積層された第1の芯材と、該弾性体の下面に積層された第2の芯材と、を有する畳用芯材であって、
前記弾性体が、圧縮強さが5N/cm 2 以上、圧縮弾性率が50N/cm 2 以上300N/cm 2 以下であり、網目状の合成樹脂板が厚さ方向断面において波形に成型されたメッシュコルゲートシートと、該メッシュコルゲートシートの上面にホットメルト接着剤によって接着され、引張強度が200N/5cm以上800N/5cm以下の第1のライナーシートと、該メッシュコルゲートシートの下面に熱融着によって接着され、引張強度が500N/5cm以上の第2のライナーシートと、を有することを特徴とする。
本発明の第2は、第1の弾性体と、該第1の弾性体の上面に積層された第1の芯材と、該第1の弾性体の下面に積層された第2の芯材と、該第2の芯材の下面に積層された第2の弾性体と、該第2の弾性体の下面に積層された第3の芯材と、を有する畳用芯材であって、
前記第1の弾性体が、圧縮強さが5N/cm 2 以上、圧縮弾性率が50N/cm 2 以上300N/cm 2 以下であり、網目状の合成樹脂板が厚さ方向断面において波形に成型された第1のメッシュコルゲートシートと、該第1のメッシュコルゲートシートの上面にホットメルト接着剤によって接着され、引張強度が200N/5cm以上800N/5cm以下の第1のライナーシートと、該第1のメッシュコルゲートシートの下面に熱融着によって接着され、引張強度が500N/5cm以上の第2のライナーシートと、を有し、
前記第2の弾性体が、圧縮強さが5N/cm 2 以上、圧縮弾性率が50N/cm 2 以上300N/cm 2 以下であり、網目状の合成樹脂板が厚さ方向断面において波形に成型された第2のメッシュコルゲートシートと、該第2のメッシュコルゲートシートの上面にホットメルト接着剤によって接着され、引張強度が200N/5cm以上800N/5cm以下の第3のライナーシートと、該第2のメッシュコルゲートシートの下面に接着され熱融着によって接着され、引張強度が500N/5cm以上の第4のライナーシートと、を有することを特徴とする。
上記本発明の第2の畳用芯材においては、下記の構成を好ましい態様として含む
記第2の弾性体の圧縮強さが、前記第1の弾性体の圧縮強さよりも強い。
前記第3の芯材が合成樹脂発泡体である
上記本発明の第1及び第2の畳用芯材においては、下記の構成を好ましい態様として含む
記第1の芯材又は第2の芯材の少なくとも一方が合成樹脂発泡体である。
前記第1の芯材の上面に、少なくとも湿熱接着性繊維からなる合成繊維が三次元網目状に交絡する繊維構造体が積層されている。
前記繊維構造体の密度が、0.05g/cm3以上0.15g/cm3以下である。
前記繊維構造体が、下側の第1の繊維構造体と、上側の第2の繊維構造体とからなり、前記第1の繊維構造体の密度が、前記第2の繊維構造体の密度よりも高い。
前記第1の繊維構造体の密度が0.15g/cm3以上0.5g/cm3以下で、前記第2の繊維構造体の密度が0.05g/cm3以上0.15g/cm3未満であり、該第1の繊維構造体及び第2の繊維構造体が直状の合成繊維からなる。
本発明の第3は、上記本発明の第1又は第2の畳用芯材と、該畳用芯材の下面に宛われた裏面材と、該裏面材ごと前記畳用芯材の表面、側面及び裏面の周縁を覆って前記畳用芯材と一体化した畳表材と、を有することを特徴とする畳。
本発明においては、メッシュコルゲートシートの両面にライナーシートを接着することにより、メッシュコルゲートシートの形状が保持され、高い座屈強度と良好な弾力性とが実現する。よって、本発明によれば、高い衝撃吸収性と耐久性とを備えた畳が得られる。また、本発明においては、メッシュコルゲートシートを有する弾性体を、芯材を挟んで二層用いることで、より高い衝撃吸収性を備えた畳が得られる。
よって、本発明の畳を用いることで、転倒して怪我をする可能性の高い場所、例えば、幼稚園や保育所、介護施設、病院等の施設において安全性を高めることができる。また、本発明の畳は耐久性に富み、使用感が良いため、長期にわたって快適に使用することができる。
また、本発明においては、第1の芯材の上面に繊維構造体を積層することにより、第1の芯材の補強効果が得られ、同時に、気温変化による寸法変化を抑制することができる。特に、繊維構造体を、上面側に密度が低い層を備えた2層構造とすることにより、畳に良好なクッション性を付与することができる。
またさらに、本発明においては、芯材として合成樹脂発泡体を用いることで、畳の軽量化を図ることができ、畳替えや運搬時の作業性が良くなる。
本発明に用いられる弾性体の構成を模式的に示す厚さ方向の断面図である。 本発明の畳用芯材の一実施形態の構成を模式的に示す厚さ方向の断面図である。 本発明の畳用芯材の他の実施形態の構成を模式的に示す厚さ方向の断面図である。 本発明の畳用芯材の他の実施形態の構成を模式的に示す厚さ方向の断面図である。 本発明の畳用芯材の他の実施形態の構成を模式的に示す厚さ方向の断面図である。 本発明の畳用芯材の他の実施形態の構成を模式的に示す厚さ方向の断面図である。 本発明の畳の一実施形態の構成を模式的に示す厚さ方向の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。但し、本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。また、本発明においては、その趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下に説明する実施形態に対して適宜変更、改良等が加えられたものについても本発明の範囲に含まれる。
本発明の第1の畳用芯材は、図2に示すように、弾性体1Aと、該弾性体1Aの上面に積層された第1の芯材2と、該弾性体1Aの下面に積層された第2の芯材3と、を有し、弾性体1Aは、図1に示すように、メッシュコルゲートシート11と、該メッシュコルゲートシート11の上面に接着された第1のライナーシート12と、該メッシュコルゲートシート11の下面に接着された第2のライナーシート13とを有している。尚、本発明において、断面が波形のメッシュコルゲートシートの上面及び下面にライナーシートが接着された状態とは、図1に示すように、メッシュコルゲートシート11の波形の山の頂部及び谷の底部に、第1のライナーシート12及び第2のライナーシート13がそれぞれ接着された状態を示す。
本発明に用いられるメッシュコルゲートシート11は、網目状の合成樹脂板を厚さ方向断面において波形に成型したものである。メッシュコルゲートシート11は、好ましくは、網部分(孔と孔の間)の厚さが1mm以上2mm以下、網目(孔)の最大幅が2mm以上5mm以下、網部分の最小幅及び最大幅が1mm以上3mm以下である。さらに、メッシュコルゲートシート11の山及び谷のピッチPは、メッシュコルゲートシート11の高さ(図1中のH)の1倍以上2倍以下とすることで、高い座屈強度と適度な弾力性とを弾性体1Aに付与できるため好ましい。また、メッシュコルゲートシート11の高さHは、弾性体1Aに十分な弾力性を発現させるため、5mm以上15mm以下が好ましい。また、網目の形状は特に限定されないが、亀甲型やダイヤモンド型が好ましい。
メッシュコルゲートシート11を得るための合成樹脂板としては、素材がポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ酢酸ビニル、ナイロン等が好ましく、特に、適度な弾力性が得られるポリプロピレンが好ましい。具体的には、「ネトロン(登録商標)ネット」として知られている市販品(三井化学産資(株)製)が好ましく用いられる。
第1のライナーシート12はメッシュコルゲートシート11の上面に接着され、畳の上面から圧力が加わった際にメッシュコルゲートシート11が座屈するのを抑制する部材である。よって、第1のライナーシート12には、適度な引張強度が必要であり、200N/5cm以上の引張強度を有していることが好ましい。また、第1のライナーシート12の引張強度が高すぎると弾性体1Aの弾力性が強すぎ、畳の衝撃吸収性が低下してしまうので、第1のライナーシート12の引張強度は800N/5cm以下が好ましい。第1のライナーシート12は、弾性体1Aに十分な座屈強度を付与する上で、メッシュコルゲートシート11に強固に接着されている必要があり、ホットメルト系接着剤を介して接着することが好ましい。低温のホットメルト接着剤を用いることで、メッシュコルゲートシート11が熱溶融することがなく、メッシュコルゲートシート11自体の強度の低下を防止することができる。
第2のライナーシート13はメッシュコルゲートシート11の下面に接着されることにより、メッシュコルゲートシート11の形状を維持する、即ち、山及び谷のピッチPを所定の寸法に保つ部材である。第2のライナーシート13が接着されていることで、例えば、メッシュコルゲートシート11を円筒状に巻いても、係るピッチPを保持することができ、弾性体1Aの弾力性を保持することができる。第2のライナーシート13は、メッシュコルゲートシート11の形状を保持する上で、引張強度が高いことが好ましく、好ましくは、500N/5cm以上である。第2のライナーシート13は、成型時にメッシュコルゲートシート11に熱融着によって接着してもよく、この場合、メッシュコルゲートシート11の成型と同時に第2のライナーシート13を接着できるため、弾性体1Aの製造を効率化することができる。
第1のライナーシート12及び第2のライナーシート13としては、合成樹脂繊維からなる不織布が好ましく、該合成樹脂繊維の素材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンなどが好ましく用いられる。また、第1のライナーシート12及び第2のライナーシートの厚さはそれぞれ、0.1mm以上2mm以下が好ましく、同じ厚さであっても、互いに異なっていてもよい。
本発明において、畳に良好な衝撃吸収性を持たせるため、弾性体1Aは圧縮弾性率が50N/cm2以上300N/cm2以下が好ましい。圧縮弾性率が50N/cm2未満及び300N/cm2を超える場合には、いずれも畳の衝撃吸収性が劣ってしまう。
また、弾性体1Aは畳の製造時の変形防止や耐久性の点から、圧縮強さが5N/cm2以上、或いは、厚さ方向の座屈強度が100cm2あたり150kg以上であることが好ましい。
本発明においては、弾性体1Aが上記した好ましい圧縮特性や座屈強度を有するように、メッシュコルゲートシート11の素材や構成、第1のライナーシート12及び第2のライナーシート13の素材や厚さを適宜選択することが望ましい。
本発明に用いられる第1の芯材2及び第2の芯材3としては、畳に剛性を付与しうる材質であればよく、例えば、一般に建材畳と呼称される畳の芯材として用いられるインシュレーションボードや合成樹脂発泡板、或いはこれらを積層したものが好ましく用いられる。合成樹脂発泡板としては、低密度で剛性が大きく、且つ安価な硬質ポリスチレンフォームボードが好ましく用いられる。また、第1の芯材2及び第2の芯材3の少なくとも一方を合成樹脂発泡板とすることで軽量化を図ることができる。第1の芯材2及び第2の芯材3の好ましい厚さはそれぞれ、5mm以上40mm以下であり、同じ厚さであっても、互いに異なっていても良い。
尚、第1の芯材2として合成樹脂発泡板を用いた場合に、該合成樹脂発泡板の座屈強度が小さい場合には、第1の芯材2の上面に保護板を積層しても良い。このような保護板としては、紙、合成樹脂シート、合成樹脂の低発泡シート、木質シート等、或いはこれらと金属箔を積層したものを用いることができる。
本発明においては、さらに、図3に示すように、第1の芯材2の上面に、繊維構造体5を積層することで、温度変化による畳の寸法変化を抑制すると同時に、畳に適度なクッション性を付与し、快適性を高めることができる。また、第1の芯材2の上面に上記保護板6を積層する場合には、図4に示すように、保護板6を積層した上に繊維構造体5を積層する。
繊維構造体5は、少なくとも湿熱接着性繊維からなる合成繊維が三次元網目状に交絡するよう成形されたものである。湿熱接着性繊維とは、加熱蒸気との接触により接着性を発揮する繊維で、ポリエチレンテレフタレートの芯層の表面をエチレン−ビニルアルコール共重合体の鞘層で覆った芯鞘型複合ステープル繊維が好ましい。芯鞘質量比(芯/鞘)は、40/60乃至60/40程度が好ましい。その他の繊維としてはポリエチレンテレフタレート(PET)繊維が好ましい。両者の混合比は、質量比で、上記芯鞘型複合ステープル繊維70質量%以上95質量%以下に対してPET繊維が5質量%以上30質量%以下であることが好ましい。
繊維構造体5は、内部に微細な空隙を有するため、断熱性を有し、気温変化による影響が少なく、畳の寸法変化が少ない。また、繊維構造体5は表面摩擦強度が強くて発塵が少なく、第1の芯材2や保護板6との密着性もよいので、後述する畳表材で覆う際の作業性もよい。繊維構造体5が単層構成の場合には、密度は0.05g/cm3以上0.15g/cm3以下が好ましい。
また、繊維構造体5は、図5に示すように、第1の芯材2側に配置された第1の繊維構造体5aと、該第1の繊維構造体5aの上面に配置された第2の繊維構造体5bと、の二層構成とすることが好ましく、この場合、第1の繊維構造体5aの密度が、第2の繊維構造体5bの密度よりも高くなるように配置する。
第1の繊維構造体5aは、合成繊維が三次元に交絡した構造で、各繊維の熱伸縮が吸収され得る構造となっていることから、温度変化による全体としての寸法変化が抑制される。また密度が相対的に高いことで剛性が高められ、第1の芯材2の補強材としての役割をなすものとなる。
また、第1の繊維構造体5aは、熱伸縮を抑制すると共に、補強材としての必要な剛性を付与する上で、密度が0.15g/cm3以上0.5g/cm3以下であることが好ましい。第1の繊維構造体5aの密度が0.5g/cm3より大きくなると、温度変化に伴う各構成繊維の伸縮を吸収しにくくなり、温度変化に伴う寸法変化が大きくなる。また、第1の繊維構造体5aの密度が0.15g/cm3より小さくなると、剛性が低下し、第1の芯材2の変形を生じやすくなる。さらに具体的には、第1の繊維構造体5aは、線膨張係数が1×10-5/K以上3×10-5/K以下、曲げ強度が100N/cm2以上300N/cm2以下であることが好ましく、密度を調整することでこれらの物性を満たすことができる。第1の繊維構造体5aの厚さは、通常2mm以上6mm以下が好ましい。
第2の繊維構造体5bは、密度が第1の繊維構造体5aより小さいので、線膨張係数は第1の繊維構造体5aより小さいもので、主にクッション性を付与する役割をなす。第2の繊維構造体5bは、適度なクッション性を得る上で、密度が0.05g/cm3以上0.15g/cm3未満であることが好ましい。第2の繊維構造体5bの密度が0.15g/cm3以上となっても0.05g/cm3未満となっても、クッション性が不足しやすくなる。また、第2の繊維構造体5bは、曲げ強度が長さ方向で50N/cm2以上200N/cm2以下、幅方向で30N/cm2以上100N/cm2以下であることが好ましく、密度を調整することでこれらの物性を満たすことができる。第2の繊維構造体5bの厚さは、通常2mm以上4mm以下である。
第1及び第2の繊維構造体5a,5bは、上記物性を得る上で、直状の合成繊維を三次元に交絡させて構成したものであることが好ましい。直状の合成繊維とはクリンプのない合成繊維をいう。クリンプした合成繊維の場合、密度を高めても柔軟で、上記圧縮弾性率や曲げ強度を満たしにくい。
第1及び第2の繊維構造体5a,5bは、上記湿熱性接着性繊維単独、又は上記湿熱性接着性繊維とその他の繊維との混合繊維を用い、ポリカーボネート製エンドレスネットを装備したベルトコンベアに移送し、表裏両面に対して加熱蒸気処理を施すことにより、交絡した繊維同士を相互に接着した板状体とすることで得ることができる。また、第1及び第2の繊維構造体5a,5bは、第1の芯材2の上面に単に重ね合わせて配置してもよいが、予め両者を重ねて加熱蒸気を接触させて接着しておくことが好ましい。
繊維構造体5の厚さは、図3、図4に示した単層構成の場合は3mm以上、図5に示した二層構成の場合は4mm以上であり、上限はいずれも10mm以下が好ましい。繊維構造体5の厚さが単層で3mm未満、二層構成で4mm未満の場合には、畳のクッション性を改善する効果が得られず、また、10mmを超えると畳に荷重が加わった際の沈み込みが大きくなり、快適性を損なうおそれがある。
本発明の第2の畳用芯材は、弾性体を芯材を挟んで二層用いたものであり、畳により良好な弾力性を付与することができる。具体的には図6に示すように、第1の畳用芯材に、新たに弾性体1Bと第3の芯材3とを追加した形態である。即ち、第2の芯材3の下面に第2の弾性体1Bを積層し、該第2の弾性体1Bの下面に第3の芯材4を積層する。よって、図6における第1の弾性体1Aは、図1〜図5における弾性体1Aである。
第2の畳用芯材において、第2の弾性体1Bは、網目状の合成樹脂板が厚さ方向断面において波形に成型された第2のメッシュコルゲートシート14と、該メッシュコルゲートシート14の上面に接着された第3のライナーシート15と、該メッシュコルゲートシート14の下面に接着された第4のライナーシート16と、を有する。即ち、第2の弾性体1Bは第1の弾性体1Aと同様の構成であり、第2の弾性体1B及びその構成部材である第2のメッシュコルゲートシート14、第3のライナーシート15、第4のライナーシート16の好ましい形態は、それぞれ、前記した、第1の弾性体1A及びその構成部材である第1のメッシュコルゲートシート11、第1のライナーシート12、第2のライナーシート13の好ましい形態と同じである。
尚、本発明においては、第2の弾性体1B及びその構成部材である第2のメッシュコルゲートシート14、第3のライナーシート15、第4のライナーシート16は、それぞれ、第1の弾性体1A及びその構成部材である第1のメッシュコルゲートシート11、第1のライナーシート12、第2のライナーシート13と同じであっても、互いに異なっていても良い。
本発明においては、第2の弾性体1Bの圧縮強さを、第1の弾性体1Aの圧縮強さよりも強くすることで、畳に加わった衝撃が小さい場合には第1の弾性体1Aが該衝撃を吸収し、衝撃が大きく第1の弾性体1Aが座屈した場合でも、第2の弾性体1Bが該衝撃を吸収することができ、吸収しうる衝撃の大きさをより広くすることができる。
また、本発明の第2の畳用芯材においても、図3〜図5に示した繊維構造体5や保護板6を用いる形態が好ましく適用される。
本発明の畳は、上記した第1の畳用芯材及び第2の畳用芯材のいずれかを用い、図7に示すように下面に裏面材7を宛がい、該裏面材7ごと畳用芯材の表面、側面及び裏面の周縁を包み込んで畳表材8で覆い、裏面の周縁を縫着糸もしくは止着針によって止着することにより、各構成部材が一体化されて畳となる。図7は、畳用芯材として図4に示した畳用芯材を用いた実施形態である。裏面材8としては、紙、合成樹脂シート、合成樹脂の低発泡シート、木質シート等、或いはこれらと金属箔とを積層したものを用いることができる。
尚、畳の平面形状が長方形の場合、本発明の畳用芯材においては、メッシュコルゲートシート11の山及び谷が畳の短尺に平行となるように、即ち、図1〜図6に示した断面方向が畳の長尺に平行となるように、弾性体1A、1Bを配置することが望ましい。
(測定方法)
引張強度:JIS L 1906に準拠する。
転倒衝撃値(G値):JIS A 6519に準拠し、コンクリートスラブ上に試料を設置して、5回測定して平均値をとる。
たわみ及び局部圧縮:JIS A 5914に準拠する。
圧縮強さ及び圧縮弾性率:JIS K 7220:2006に準拠し、試験速度を1mm/minで3回行い、平均値をとる。
座屈強度:平面寸法として100mm×100mmの試料の上に、同じ平面寸法の厚さ12mmの合板を重ね、加圧速度30mm/分で加速し、加重のピーク値を座屈強度として測定した。
(実施例1)
図3の構成の畳用芯材を作製し、該畳用芯材を用いて畳を作製した。本例の畳用芯材の平面寸法は縦182cm、横91cmである。
第1の芯材2及び第2の芯材3として厚さ10mmのインシュレーションボードを用いた。
メッシュコルゲートシート11として、網部分の厚さが1.2mm、網目の形状が菱形、網目の最大幅が3.0mm、網部分の最小幅が2.6mm、最大幅が3.0mmのポリプロピレン製ネトロンシートを、山のピッチPが15mm、高さHが10mmとなるように波形に成型した。成型後のメッシュコルゲートシート11において、網部分の厚さ、網目の最大幅、網部分の最小幅、最大幅は、成型前とほぼ同じであった。また、成型時に第2のライナーシート13として、目付け150g/m2、厚さ0.4mmのポリプロピレン製スパンボンド不織布(デュポン社製)を熱融着により接着して巻き取った。その後、メッシュコルゲートシート11の山及び谷が短尺に平行になるように、上記平面寸法に裁断した後、第1のライナーシート12として目付け133g/m2、厚さ0.56mmのポリエステル製不織布を、ホットメルト接着剤を介して70℃でメッシュコルゲートシート11に接着し、弾性体1Aを得た。
上記第1のライナーシート12の引張強度は、縦が340N/5cm、横が270N/5cmであった。また、上記第2のライナーシート13の引張強度は、縦が502N/5cm、横が525N/5cmであった。
得られた弾性体1Aの圧縮強さは13N/cm2、圧縮弾性率は160N/cm2、第1のライナーシート12を上面として測定した座屈強度は100cm2あたり198kg、第2のライナーシート13を上面として測定した座屈強度は100cm2あたり183kgであった。
第2の芯材3の上に上記弾性体1A及び上記第1の芯材2を積層し、さらに、該第1の芯材2の上に繊維構造体5として、密度が0.10g/cm3で、ポリエチレンテレフタレートの芯層の表面をエチレン−ビニルアルコール共重合体の鞘層で覆った湿熱接着性を有する繊維同士を交互に接着させた厚さが5mmの不織布を積層し、本例の畳用芯材とした。
本例の畳用芯材の下面にテープヤーン1種とクラフト紙3種とを圧着した厚さ0.4mmの裏面材7を積層し、その裏面材7ごと、畳用芯材の表面、側面及び裏面の周縁部を包み込んで畳表材8で覆って一体化した。その際、久保式畳縫着機(久保製作所製)を用いて畳を縫着したところ、メッシュコルゲートシート11が座屈することなく、厚さが約40mmの畳が得られた。
得られた畳の転倒衝撃値(G値)は47であった。わらの畳用芯材からなる厚さ62mmの畳のG値は58であり、本例の畳の方が、厚さが薄いにも関わらず、転倒の際により安全であることがわかった。また、本例の畳のたわみは4.3mm(規格値:12mm以下)、局部圧縮は2.4mm(規格値:4mm以下)であった。
(実施例2)
実施例1の畳用芯材の下面に、さらに、実施例1の弾性体1Aと同じ弾性体と、第1の芯材2と同じ芯材とを積層し、図6の構成の第1の芯材2の上に繊維構造体5を積層した畳用芯材を作製した。得られた畳用芯材を用い、実施例1と同様にして畳を作製した。
本例においても、メッシュコルゲートシート11が座屈することなく、厚さが約60mmの畳を作製することができた。得られた畳のG値は42であり、実施例1よりもさらに転倒時の安全性が高いことがわかった。また、たわみや局部圧縮も規格値であった。
(実施例3)
第1の芯材2を厚さ15mmのインシュレーションボードに、第2の芯材3を厚さ25mmの硬質ポリスチレンフォームボードに、繊維構造体5の厚さを4mmに変更した以外は、実施例1と同様にして畳用芯材及び畳を作製した。
本例においても、メッシュコルゲートシート11が座屈することなく、厚さが約60mmの畳を作製することができた。また、得られた畳のG値は48であり、実施例1と同等の安全性が得られた。また、たわみや局部圧縮も規格値であった。
(実施例4)
第1の芯材2及び第2の芯材3を厚さ20mmの硬質ポリスチレンフォームボードに、繊維構造体5の厚さを3mmに変更し、第1の芯材2と繊維構造体5の間に、アルミ箔と紙とを積層した厚さ3mmの保護板6を積層した以外は実施例1と同様にして、図4の畳用芯材を作製し、該畳用芯材を用い、実施例1と同様にして厚さが約60mmの畳を作製した。
本例においても、メッシュコルゲートシート11が座屈することなく、畳を作製することができた。また得られた畳のG値は52であった。また、たわみや局部圧縮も規格値であった。
(実施例5)
第1の芯材2として厚さ10mmの硬質ポリスチレンフォームボードを、第2の芯材3として厚さ30mmの硬質ポリスチレンフォームボードを用い、繊維構造体5として、第1の繊維構造体5aが厚さ2mm、密度0.2g/cm3、線膨張係数が2×10-5/K、曲げ強度が縦方向で約300N/cm2、横方向で約150N/cm2、第2の繊維構造体5bが厚さ3mm、密度0.1g/cm3、線膨張係数が2×10-5/K、曲げ強度が縦方向で約150N/cm2、横方向で約80N/cm2の二層構造の繊維構造体5を用い、図5の畳用芯材を作製した。第1の繊維構造体5a、第2の繊維構造体5bはいずれも、ポリエチレンテレフタレートの芯層の表面をエチレン−ビニルアルコール共重合体の鞘層で覆った湿熱接着性を有する直状の繊維同士を交互に接着させた不織布である。弾性体1Aとしては、実施例1で用いた弾性体1Aをそのまま用いた。得られた畳用芯材の厚さは約55mmであった。
係る畳用芯材を、畳表材で覆うことなく、転倒衝撃値(G値)を測定したところ、44であった。また、本例の畳用芯材を用いて作製した畳において、たわみや局部圧縮も規格値であった。
(比較例1)
第1のライナーシート12を用いない以外は実施例1と同様にして弾性体を作製し、座屈強度を測定したところ、100cm2あたり91kgであった。この弾性体を用いた以外は実施例1と同様に畳用芯材を作製し、該畳用芯材を用いて実施例1と同様にして畳を作製したが、メッシュコルゲートシート11が座屈し、実用的な畳を作製することはできなかった。
1A:第1の弾性体、1B:第2の弾性体、2:第1の芯材、3:第2の芯材、4:第2の芯材、5:繊維構造体、5a:第1の繊維構造体、5b:第2の繊維構造体、6:保護板、7:裏面材、8:畳表材、11:メッシュコルゲートシート、12:第1のライナーシート、13:第2のライナーシート、14:第2のメッシュコルゲートシート、15:第3のライナーシート、16:第4のライナーシート

Claims (10)

  1. 弾性体と、該弾性体の上面に積層された第1の芯材と、該弾性体の下面に積層された第2の芯材と、を有する畳用芯材であって、
    前記弾性体が、圧縮強さが5N/cm 2 以上、圧縮弾性率が50N/cm 2 以上300N/cm 2 以下であり、網目状の合成樹脂板が厚さ方向断面において波形に成型されたメッシュコルゲートシートと、該メッシュコルゲートシートの上面にホットメルト接着剤によって接着され、引張強度が200N/5cm以上800N/5cm以下の第1のライナーシートと、該メッシュコルゲートシートの下面に熱融着によって接着され、引張強度が500N/5cm以上の第2のライナーシートと、を有することを特徴とする畳用芯材。
  2. 第1の弾性体と、該第1の弾性体の上面に積層された第1の芯材と、該第1の弾性体の下面に積層された第2の芯材と、該第2の芯材の下面に積層された第2の弾性体と、該第2の弾性体の下面に積層された第3の芯材と、を有する畳用芯材であって、
    前記第1の弾性体が、圧縮強さが5N/cm 2 以上、圧縮弾性率が50N/cm 2 以上300N/cm 2 以下であり、網目状の合成樹脂板が厚さ方向断面において波形に成型された第1のメッシュコルゲートシートと、該第1のメッシュコルゲートシートの上面にホットメルト接着剤によって接着され、引張強度が200N/5cm以上800N/5cm以下の第1のライナーシートと、該第1のメッシュコルゲートシートの下面に熱融着によって接着され、引張強度が500N/5cm以上の第2のライナーシートと、を有し、
    前記第2の弾性体が、圧縮強さが5N/cm 2 以上、圧縮弾性率が50N/cm 2 以上300N/cm 2 以下であり、網目状の合成樹脂板が厚さ方向断面において波形に成型された第2のメッシュコルゲートシートと、該第2のメッシュコルゲートシートの上面にホットメルト接着剤によって接着され、引張強度が200N/5cm以上800N/5cm以下の第3のライナーシートと、該第2のメッシュコルゲートシートの下面に接着され熱融着によって接着され、引張強度が500N/5cm以上の第4のライナーシートと、を有することを特徴とする畳用芯材。
  3. 前記第2の弾性体の圧縮強さが、前記第1の弾性体の圧縮強さよりも強いことを特徴とする請求項に記載の畳用芯材。
  4. 前記第3の芯材が合成樹脂発泡体であることを特徴とする請求項2又は3に記載の畳用芯材。
  5. 前記第1の芯材又は第2の芯材の少なくとも一方が合成樹脂発泡体であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の畳用芯材。
  6. 前記第1の芯材の上面に、少なくとも湿熱接着性繊維からなる合成繊維が三次元網目状に交絡する繊維構造体が積層されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の畳用芯材。
  7. 前記繊維構造体の密度が、0.05g/cm3以上0.15g/cm3以下であることを特徴とする請求項6に記載の畳用芯材。
  8. 前記繊維構造体が、下側の第1の繊維構造体と、上側の第2の繊維構造体とからなり、前記第1の繊維構造体の密度が、前記第2の繊維構造体の密度よりも高いことを特徴とする請求項に記載の畳用芯材。
  9. 前記第1の繊維構造体の密度が0.15g/cm3以上0.5g/cm3以下で、前記第2の繊維構造体の密度が0.05g/cm3以上0.15g/cm3未満であり、該第1の繊維構造体及び第2の繊維構造体が直状の合成繊維からなることを特徴とする請求項に記載の畳用芯材。
  10. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の畳用芯材と、該畳用芯材の下面に宛われた裏面材と、該裏面材ごと前記畳用芯材の表面、側面及び裏面の周縁を覆って前記畳用芯材と一体化した畳表材と、を有することを特徴とする畳。
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