JP6081870B2 - 無線通信機器 - Google Patents

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Description

本発明は、近距離無線通信機能を備えた無線通信機器に関する。
近年、ICチップとアンテナを備えた非接触ICカードを内蔵したり、ICチップとアンテナを分離して搭載したりして、アンテナからの電磁波によって外部のリーダ・ライタと非接触で無線通信が行える携帯電話機等の無線通信端末が普及している。このような携帯電話機は、交通機関の改札機にかざして乗車券として利用したり、大型販売店などにおいて電子マネーシステムに利用したりすることができる。したがって、このような携帯電話機は、使用時において外部のリーダ・ライタと携帯電話機側のアンテナとが近接していることが望ましいので、アンテナ部分は、携帯電話機の筐体内部の壁側に固定されているのが一般的である(例えば、特許文献1)。
特開2013−5069号公報
ここで、アンテナ部分は、携帯電話機の筺体内部の壁側に固定されるため、携帯電話機の筺体内部の内側に固定される回路基板から電気の供給を受けるために、別途、回路基板と導通を取るための仕組みが必要である。例えば、回路基板と導通された給電端子を筺体に貫通させて設けて、当該給電端子とアンテナ部分に設けられる被給電端子とが接触することにより、アンテナ部分は、回路基板からの電力の供給を受けることができる。
しかし、このような仕組みでは、携帯電話機の製造過程において給電端子を設けるための工程及びコストの上昇が発生する。
よって、より容易に近距離無線通信用アンテナが電力の供給を受けることができる無線通信機器及び当該無線通信機器に搭載された近距離無線通信用アンテナを提供することを目的とする。
本発明の無線通信機器は、開口部を備えるケース部材と、前記ケース部材に配され、ループアンテナと被給電端子とを含み、少なくとも一部の領域が可撓性の基板で構成される近距離無線通信用アンテナと、を備え、前記基板における前記被給電端子を含む一部の領域が前記開口部に挿入される。
好適には、前記開口部を覆うためのシートをさらに備え、前記シートは、前記開口部の周辺の前記基板の一部に接着することで前記開口部を覆う。
好適には、前記開口部の周辺の前記基板は、ループアンテナが設けられていない部分を含む。
好適には、前記被給電端子は、ケース部材内部に位置する給電端子に接触する。
好適には、前記開口部には接着剤が充填される。
好適には、前記ケース部材は、接着剤注入口及び接着剤到達口が開口部を挟んで設けられ、前記接着剤注入口及び前記接着剤到達口は前記開口部に連通し、前記接着剤注入口から前記接着剤が注入されると、前記開口部及び前記接着剤到達口に充填される。
本発明の無線通信用アンテナは、携帯電子機器に配されるものである。
より容易に近距離無線通信用アンテナが電力の供給を受けることができる無線通信機器及び当該無線通信機器に搭載された近距離無線通信用アンテナを提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態における携帯電話機100の正面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態における携帯電話機100のリアケース20及びリアケース20を覆っている電池カバー10の斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施形態における携帯電話機100のリアケース20の斜視図である。 図4は、図3における携帯電話機100のアンテナ収納部21に収納されたFelicaアンテナ30及びその他の部材を表した斜視図である。 図5は、本発明の第1の実施形態における携帯電話機1のFelicaアンテナ30の正面図である。 図6は、図3におけるリアケース20のA−A断面図である。 図7は、本発明の第2の実施形態におけるリアケース60の内面側斜視図及び開口部61(接着剤70充填前)近傍の拡大斜視図を示す。 図8は、本発明の第2の実施形態におけるリアケース60の内面側斜視図及び開口部61(接着剤70充填後)近傍の拡大斜視図を示す。
本発明の実施形態である携帯電話機(携帯電子機器)について以下に説明する。
まず、本発明の第1の実施形態について以下に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における携帯電話機100の正面図である。
図1に示すように、携帯電話機100は、例えば、フロントケース、リアケース20、表示部、主に表示部を覆うカバーガラス、キーセット、付帯ケース、電池カバー10、Felica(登録商標)チップ及びFelicaアンテナ30を備える。また、携帯電話機100は、図示しないが、電池、着信ランプ、近接センサー、インカメラ、電源キー、音量キー、スピーカー、アンテナ、赤外線ポート、アウトカメラ等を備えていてもよい。
図2は、本発明の第1の実施形態における携帯電話機100のリアケース20及びリアケース20を覆っている電池カバー10の斜視図である。
図2に示すように、携帯電話機100のリアケース20は、通常、電池カバー10に覆われている。
電池カバー10は、一部に孔部を有する。これによって、リアケース20に設けられたサイドキー、伸長可能なアンテナ、LEDライトのカバー及びカメラのレンズカバー等が電池カバー10によって覆われず、露出する。
また、電池カバー10は、図示しない爪部を設け、爪部がリアケース20の図示しない受け部に係合することにより、リアケース20を覆った状態でリアケース20に対して固定される。
図3は、本発明の第1の実施形態における携帯電話機100のリアケース20の斜視図である。
図4は、図3における携帯電話機100のアンテナ収納部21に収納されたFelicaアンテナ30及びその他の部材を表した斜視図である。
リアケース20には、そのアンテナ収納部21にFelicaアンテナ30が配置される。
リアケース20には、Felicaアンテナ30の被給電端子31bを含むFPC21の一部をリアケースの外側から内側へと引き入れるための開口部22が設けられている。
それによって、被給電端子31bを含むFPC21の一部が開口部22に挿入された後、防水性のシート40が、開口部22を覆うように、開口部20周縁のFPC31の一部に接着されることで、開口部22がリアケース20の外面側から封止される。
それにより、リアケース20の外側から開口部22を介して水等がリアケース20内側に侵入することを防止することができる。
図5は、本発明の第1の実施形態における携帯電話機1のFelicaアンテナ30の正面図である。
Felicaアンテナ30は、Felica用のFPC31(可撓性の基板)で構成され、可撓性の性質を有する。
FPC31は、リアケース20に配置された際に、開口部22の周縁を囲む部分(太枠部分)を有する。
これによって、防水性のシート40をFPC31に接着することが可能となる。
開口部22の周縁を囲む部分(太線部分)の内の一部(斜線部分)には、ループアンテナを設けられていない。
図6は、図3におけるリアケース20のA−A断面図である。
FPC31の被給電端子31bが設けられた部分は、リアケース20の外側から内側へと開口部22を介して挿入され、挿入された部分は、端子が設けられた面と逆側の面においてリアケース20の内面に接着されることにより、リアケース20に対して固定される。これにより、被給電端子31bは、リアケース20の内側における所定の位置において、露出することになる。そして、露出した被給電端子31bに、給電端子50を接触させることで、給電端子50からの給電を受ける。
これによって、Felicaアンテナ30に給電することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について以下に説明する。
まず、第1実施形態では、開口部22の周縁に配置されたFPC31にシート40を接着し開口部22を封止することで、開口部22を介してリアケース20内面側へ水等が侵入することを防止した。
一方で、第2実施形態では、シート40による防水性の確保の代わりに、接着剤70を用いることで防水性を確保した。
その詳細について、以下に説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態におけるリアケース60の内面側斜視図及び開口部61(接着剤70充填前)近傍の拡大斜視図を示す。
リアケース60は、その内面側において、開口部61、接着剤注入口62、接着剤到達口63を有する。
開口部61は、第1実施形態に比べて開口面積が小さく構成されている。
接着剤注入口62は、開口部61に連通して設けられ、開口部61の中央部の右手側に設けられている。
接着剤到達口63は、開口部61に連通して設けられ、開口部61の中央部の左手側に設けられ、開口部61の半分程度の深さで設けられている。
接着剤注入口62に接着剤70が注入された場合、接着剤注入口62及び接着剤到達口63が開口部61に連通しているため、注入された接着剤70は、接着剤注入口62から開口部61を経て接着剤到達口63まで到達する。
接着剤到達口63まで接着剤70が到達した場合には、開口部61には十分な量の接着剤が充填されている。
よって、接着剤到達口63に接着剤70が充填されたことを確認することで、接着剤70が開口部61に十分に充填できていることを確認することができる。
なお、第2実施形態において、リアケース60の外面側は、第1実施例と同様の構成である。また、リアケース60の外面側に配置されている図示しないFelicaアンテナは、第1実施形態とは異なり、FPCにおけるループアンテナを設けていない部分を設けていない。
図8は、本発明の第2の実施形態におけるリアケース60の内面側斜視図及び開口部61(接着剤70充填後)近傍の拡大斜視図を示す。
接着剤注入口62から注入された接着材70は、開口部61、接着剤注入口62、接着剤到達口63に充填される。これによって、携帯電話機100は、開口部62を介してリアケース60の内面側にほこりや水分等が侵入することを防止することができる。
なお、リアケース60の外面側において、図示しないシート80によって開口部61が封止されているため、接着剤70を開口部61に充填しても、リアケース60の外面側に漏れない。
本実施形態により、携帯電話機におけるFelicaアンテナに対する電力を供給する構造を極力簡素化しつつ、携帯電話機全体の防水性を向上することができる。
また、本発明の装置は、実施形態における携帯電話機1に限定されず、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、ゲーム機等の携帯電子機器、通信機能に特化した通信専用モジュール、デスクトップパソコン、テレビ受像器等の据え置き型の電子機器であってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、前述の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
10 電池カバー
20 リアケース
21 アンテナ収納部
22 開口部
30 Felicaアンテナ
31 FPC
31a ループアンテナ
31b 被給電端子
31c 折れ曲がり部
31d ループアンテナ非配置領域
32 両面テープ
33 両面テープ
40 シート
50 給電端子
60 リアケース
61 開口部
62 接着剤注入口
63 接着剤到達口
70 接着剤
80 シート
100 携帯電話機

Claims (2)

  1. 開口部を備えるケース部材と、
    前記ケース部材に配され、ループアンテナと被給電端子とを含み、少なくとも一部の領域が可撓性の基板で構成される近距離無線通信用アンテナと、を備え、
    前記基板における前記被給電端子を含む一部の領域が前記開口部に挿入され
    前記ケース部材は、接着剤注入口及び接着剤到達口が前記開口部を挟んで設けられ、
    前記接着剤注入口及び前記接着剤到達口は前記開口部に連通し、
    前記接着剤注入口から前記接着剤が注入されると、前記開口部及び前記接着剤到達口に充填される
    無線通信機器。
  2. 前記被給電端子は、ケース部材内部に位置する給電端子に接触する請求項に記載の無線通信機器。
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