JP6081579B2 - アレイ照明システム - Google Patents

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Description

本開示は概して、広域照明(large area lighting)または建築照明などのための照明システムおよび照明器具の分野に関する。
商業的な電灯応用で使用される多くの従来の電灯設備は、大きくて重い。たとえば、ある商業的な電灯設備は、大部分の天井の骨組みにとって重すぎて、追加の機械的支持のために補強を使用する。同様に、多くの従来の電灯設備はまた、非常に厚くもあり、したがって実効天井高さを低減し、そのことは、天井高さが建造物での構造境界によって制限されるところで問題になる可能性がある。また、多くの従来の電灯設備は、その設備の開口部から不要なグレアを生じさせることも多い。
最近、発光ダイオード(「LED」)を利用する電灯設備が、導入されつつある。しかしながら、LEDは、従来の電球と比較して非常に明るく、光を拡散するための追加の構造体がないと、目に有害となる可能性がある。1つの解決策は、たとえば光がそれらの表面から反射するように光を上向きに壁および天井の表面に向けることによって、電灯設備のLEDを見えなくすることである。この手法は、LEDの直視を防止するが、その設備はなお、体積が大きい。別の解決策は、LED光をより大きな出射開口部にわたって広げることを含む。しかしながら、この手法は一般に、設備の厚さおよび設備の角度外グレアを増加させる。
本開示のシステム、方法およびデバイスはそれぞれ、いくつかの革新的態様を有し、そのうちの1つのみが、本明細書に開示された望ましい属性に単独で関与するものではない。
本開示で説明される主題の一革新的態様は、照明システムで実施されてもよい。照明システムは、支持構造体および支持構造体によって支持される複数のライトエンジン(light engines)を含むことができる。各ライトエンジンは、発光ダイオード(LED)および第1部分で発光ダイオードに光学的に結合されるライトガイドを含むことができる。各ライトエンジンは、ある範囲の出力ビーム角度分布をもたらすように構成されてもよい。各発光ダイオードの輝度は、第1部分と第2部分との間のライトガイドにわたって分布されてもよい。
本明細書で開示される主題の別の革新的態様は、支持構造体を含む照明システムで実施されてもよい。支持構造体は、ヒートシンクと、複数の発光ダイオード(LED)発光体と、複数のLED発光体に電気的に接続される電気回路と、を含むことができる。支持構造体は、複数のレセプタクルをさらに含むことができ、複数のレセプタクルはその上に、複数のライトガイドを取外し自在に受けるように構成されている。
本明細書で開示される主題の別の革新的態様は、照明システムを製造する方法で実施されてもよい。本方法は、支持構造体を準備するステップと、複数のライトエンジンを支持構造体に取り付けるステップと、を含むことができる。各ライトエンジンは、発光ダイオードおよび第1部分で発光ダイオードに光学的に結合されたライトガイドを含むことができる。各ライトガイドは、ライトガイドの第1部分から第2部分へと減少する、変化する厚さを有することができる。各発光ダイオードの輝度は、第1部分と第2部分との間のライトガイドにわたって分布されてもよい。
本明細書で開示される主題の別の革新的態様は、照明システムを製造する方法で実施されてもよい。本方法は、ヒートシンクを含む支持構造体を準備するステップを含むことができる。複数のLED発光体は、ヒートシンクと熱的に連通する支持構造体に配置されてもよい。複数のLED発光体に電気的に接続される電気回路が、準備されてもよい。複数のレセプタクルが、複数のLED発光体に含まれてもよい。複数のレセプタクルはその上に、複数のライトガイドを取外し自在に受けるように構成されてもよい。
本明細書で述べられる主題の1つまたは複数の実施形態の詳細は、添付の図面および以下の説明で述べられる。他の特徴、態様、および利点は、説明、図面、および請求項から明らかになるであろう。次の図の相対寸法は、一定の縮尺で描かれていないこともあることに留意されたい。
1つまたは複数の中央に位置する発光ダイオード(LED)から光を受けるために使用可能な円形導光板の実施形態の横断面斜視図である。 図1Aの円形導光板を含むライトエンジンの実施形態の横断面斜視図を例示する図である。 図1Aの円形導光板を含むライトエンジンの実施形態の横断面斜視図を例示する図である。 光方向転換膜を有する円形導光板の別の実施形態の分解概略図を例示する図である。 光方向転換膜およびレンチキュラ膜を有する円形導光板の別の実施形態の分解概略図を例示する図である。 光学膜のスタックの一実施形態の拡大斜視図を例示する図である。 光学膜のスタックの一実施形態の拡大斜視図を例示する図である。 図1Fおよび図1Gで示される積層光学膜によって提供される遠視野パターンを例示する図である。 ライトエンジンの実施形態の別の斜視図を例示する図である。 支持構造体中に取り付けられたライトエンジンのアレイの実施形態の斜視図を例示する図である。 出力ビーム例を有するライトエンジンのアレイの実施形態の斜視図を例示する図である。 出力ビーム例を有するライトエンジンのアレイの実施形態の斜視図を例示する図である。 図3A〜図3Cで示された支持構造体の後方斜視図を例示する図である。 複数のLED発光体を有する支持構造体の概略図を例示する図である。 反射体に結合された複数の導光板の概略図を例示する図である。 図4Aの支持構造体に取り付けられた図4Bのライトガイドの概略図を例示する図である。 反射体に結合された複数のLED発光体アセンブリを有する支持構造体の概略図を例示する図である。 複数の導光板の概略図を例示する図である。 図5Aの支持構造体に取り付けられた図5Bのライトガイドの概略図を例示する図である。 支持構造体の概略図を例示する図である。 反射体およびLED発光体アセンブリに結合された複数の導光板の概略図を例示する図である。 図6Aの支持構造体に取り付けられた図6Bのライトガイドの概略図を例示する図である。 一実施形態に従って、照明システムを製造する方法のフローチャートを示す図である。 別の実施形態に従って、照明システムを製造する方法のフローチャートを示す図である。
様々な図面での同様の参照番号および記号表示は、同様の要素を示す。
次の説明は、本開示の革新的態様を述べるために、ある実施形態を対象にする。しかしながら、当業者は、本明細書での教示が多数の異なる方法で適用されてもよいことを容易に認識するであろう。述べられる実施形態は、照明を提供するように構成されてもよい任意のデバイスまたはシステムで実施されてもよい。より詳しくは、述べられる実施形態は、商業的な住宅用照明などだが、限定されない多種多様な応用に使用される照明に含まれる、またはそれと関連付けられてもよいと熟考される。実施形態は、事務所、学校、製造施設、小売り店舗、料理店、クラブ、病院および診療所、会議場、ホテル、図書館、博物館、文化施設、庁舎、倉庫、軍事施設、研究施設、体育館、競技場での照明、展示、看板、広告板のための背面照明または他の種類の環境もしくは応用での照明を含んでもよいが、限定されない。様々な実施形態では、照明は、天井照明であってもよく、照明器具の空間的な広がりよりも大きい(たとえば、数倍または何倍も大きい)距離を下向きに投影してもよい。したがって、本教示は、図で描写される実施形態だけに限定されることを目的とせず、代わりに当業者には容易に明らかとなるような広い適用可能性を有する。
本明細書で述べられる様々な実施形態では、ライトエンジンのアレイは、支持構造体に取り付けられる。様々な実施形態では、ライトエンジンは、1つの光源、または光学素子と結合される1つもしくは複数のLED、または光学素子と結合される1つもしくは複数のLEDならびに電気部品および熱管理部品を含むことができる。各ライトエンジンは、発光ダイオード(「LED」)およびLEDに光学的に結合されるライトガイドを含むことができる。ライトガイドは、変化する厚さを有することができ、最も厚い部分がLEDの最も近くにあり、LEDから離れてライトガイドの周囲に向かって徐々に減少する厚さを有する。LEDの輝度は、ライトガイドの表面領域にわたって分布される。いくつかの実施形態では、ライトエンジンのルーメン密度は、4インチ直径で約1000ルーメン、または1平方ミリメートル当たり約0.1ルーメンとすることができる。いくつかの実施形態では、ルーメン密度は、1平方ミリメートル当たり0.025ルーメンから0.25ルーメンに及ぶものとすることができる。個々のライトエンジンの出射開口部は、異なるものとすることができる。たとえば、出射開口部は、約2.5インチ直径から約12インチ直径に及ぶものとすることができる。ライトエンジンのアレイの寸法は、同様に異なるものとすることができる。いくつかの実施形態では、アレイは、約8インチ×8インチと約72インチ×72インチとの間とすることができる。様々な他のサイズおよび向きが、可能である。たとえば、個々のライトエンジンは、円形である必要はなく、アレイは、正方形、または長方形でさえある必要はない。所望の照明に応じて、個々のライトエンジンおよびアレイの異なる構成が、用いられてもよい。
別の態様では、支持構造体は、ヒートシンクおよび複数のLED発光体を含む。支持構造体中の複数のレセプタクルはその上に、複数のライトガイドを取外し自在に受けるように構成される。異なる光学特性を有する異なるライトガイドは、容易に支持構造体に着脱されてもよい。いくつかの実施形態では、各ライトエンジンは、ライトエンジンからのビームが様々な方向に向けられてもよいように、方向に関して制御可能である。いくつかの実施形態では、各ライトエンジンは、1つのライトエンジンがオフにされることもあり、一方、他のものは照らされたままであるように、別々に電気的に制御可能である。いくつかの実施形態では、ライトエンジンの電気的制御は、制御電子回路または減光スイッチを介して、異なるライトエンジンについて異なる輝度レベルを設定可能にすることができる。
本開示で述べられる主題の特定の実施形態は、次の可能性のある利点の1つまたは複数を実現するために実施されてもよい。個々に制御可能なライトエンジンのアレイを提供することによって、様々な照明パターンが、単一システムを使用して達成されてもよい。個々のライトエンジンの個別制御は、照明場効率を改善するために用いられてもよい。たとえば、個々のライトエンジンの個別制御は、より多くの光が所望の領域に向かうのを可能にすることができ、それによって、出射光の、より効率的な使用をもたらす。いくつかの実施形態では、使用者は、異なる応用のために異なるライトエンジンを容易に切り替えて、所望の照明計画を達成するように出射光の特性を調整することができる。電灯設備からの光の分布および方向に対する優れた制御が、使用可能であるので、天井照明のための照明効率は、それによって改善できる。加えて、美的利点は、複数の薄いライトエンジンを、広域(large area)にわたって、しかも様々な形状およびパターンを含む異なる構成で配列できることによって、提供される。
図1Aは、円形ライトガイド100の実施形態の横断面斜視図である。円形導光板101は、その後方表面にわたって、切子面のある光方向転換膜103を配置している。導光板101の厚さは、中心から周囲に向かって減少して、テーパ状プロファイルを生じさせてもよい。導光板101はまた、中央円筒面105を含み、中央円筒面105を通して光を導光板101に入射することができる。中央境界105に入る光は、内部全反射(total internal reflection)により、導光板101の本体を通して放射状に伝搬する。導光板101がテーパ状である実施形態では、導光板101中を導かれる光は、後方表面106および/または導光板101に対して斜めの角度で、テーパ状導光板101により出されるまで、内部全反射によって伝搬することになる。斜めに放出された光は、光方向転換膜103と随意に相互作用することができる。いくつかの実施形態では、テーパ状導光板101によって放出された光は、テーパ状の導光板101のテーパ角に関連する角度幅を有する狭いビームとすることができる。いくつかの実施形態では、光方向転換膜103は、出力ビーム(output beam)の中心が後方表面106、前方表面107、および/または導光板101に実質的に垂直であるように、光の方向を変えることができる。別法として、光方向転換膜103は、出力ビームの中心が前方表面107に対して任意の角度となるように、光の方向を変えるように構成されてもよい。図1A〜図1Cで例示されるいくつかの実施形態では、光方向転換膜103は、光が方向を変えられ、導光板101を通して出射され、前方表面107から出射されるように導光板101から出射される光を反射するために、金属化表面を有する。
図1Bおよび図1Cは、図1Aの円形導光板101と組み合わされるLED発光体の実施形態の横断面斜視図を例示する。図1Cは、図1Bの横断面の拡大図108を示す。例示されるように、LED発光体アセンブリ109および放射対称性反射体113は、図1Aで示される導光板101と組み合わされる。この構造は、一緒に、ライトエンジン112を構成する。発光体アセンブリ109は、1つまたは複数の発光ダイオードなどの発光体を含んでもよい。LED発光体アセンブリ109から出射された光は、放射対称性反射体113の曲面111に反射する。いくつかの実施形態(例示されず)では、エテンデュ保存反射体(etendue-preserving reflector)が、LED発光体アセンブリ109からの光を導光板101に結合するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、放射対称性反射体113は、光を横方向に導光板101中に出射するように方向づけられた複数のLEDと置き換えられてもよい。導光板101に入る光は、後方表面106に対して斜めの角度で、テーパ状導光板101から出されるまで、後方表面106と前方表面107との間の内部全反射によってその中を伝搬する。たとえば、図1Cで示される光線115は、導光板101の円筒面105に向かう光線117のように、反射体113から方向を変えられる。入射すると、光線例(example ray)117は、伝搬光線118として示され、それは、光線119のように導光板101の前方表面107に反射され、後方表面106の方へ戻るように方向を変えられる。臨界角未満で後方表面106に当たる光は、後方表面106を通り抜けて光方向転換膜103に向かい、光線121で示されるように導光板101から追い出される。図1Cにおいて、導光板101と光方向転換膜103との間の薄い被覆層で例示されるように、相対的に低い屈折率の層が、光が導光板101から出ることを可能にするために導光板101と光方向転換膜103との間に置かれてもよい。残りの光は、光線123および光線125のように、内部全反射によって導光板101内を伝搬し続ける。図1A〜図1Cで例示されるように、光方向転換膜103は、導光板101の後方表面106を覆って配置される。しかしながら、他の実施形態では、光方向転換膜103は、導光板101の前方表面107を覆って配置されてもよい。
図1Dは、光方向転換膜を有する円形導光板の別の一実施形態の横断面の分解概略図を例示する。例示されるように、光方向転換膜103は、導光板101の前方表面107を覆って配置される。この構成では、光は、右側から導光板101に入り、上で述べられたように導光板101を通って伝搬する。いくつかの実施形態では、後方表面106は、光が後方表面106を通して出射するのを妨げるために、金属化されてもよい。光は、前方表面107に対して斜めの角度で、前方表面107から出射されるまで、導光板101内を伝搬する。より狭いビームが望ましいいくつかの実施形態では、前方表面107から出射される光ビームは、たとえばθFWHM=60度以下、45度以下、30度以下、15度以下、10度以下、または5度以下のビーム幅を有する。より広いビームが望ましい他の実施形態では、前方表面107から出射される光ビームは、たとえばθFWHM=120度以下または90度以下のビーム幅を有する。前方表面107から出射される光は、光方向転換膜103と相互作用することができる。例示されるように、光方向転換膜103は、光が、導光板101および導光板101の前方表面107に実質的に垂直に、光方向転換膜103から出るように、光の方向を変える。光方向転換膜103は、例示される実施形態では、光のビーム角度幅に実質的に影響を及ぼすことはなく、たとえば、光方向転換膜103は、ビームの半値全幅θFWHMに影響を及ぼさない。むしろ、光方向転換膜103は、円形導光板101からの入射光の方向を変える。光方向転換膜103のプリズム状構成(prism-like features)は、対称的である必要はなく、例示目的のためだけに、対称的なものとして図示される。光の方向を前方表面107に垂直であるように変えるように例示されるけれども、他の実施形態では、光方向転換膜103は、前方表面107に対して任意の角度で光の方向を変えるように構成されてもよい。その上、光方向転換膜103は、均一である必要はない。たとえば、1つの部分は、第1角度で光の方向を変え、第2部分は、第2角度で光の方向を変えてもよい。
図1Eは、光方向転換膜およびレンチキュラ膜を有する円形導光板の別の実施形態の横断面の分解概略図を例示する。図1Dの実施形態と同様に、光方向転換膜103は、導光板101の前方表面107を覆って配置される。前方表面107から出射された光は、光方向転換膜103と相互作用する。例示される実施形態では、レンチキュラ膜104は、光方向転換膜103の前方表面を覆って配置される。レンチキュラ膜104は、1つの子午線に沿って光を広げる働きをする。例示されるように、光方向転換膜103およびレンチキュラ膜104を含む、図示される光学膜スタックは、光が、導光板101および導光板101の前方表面107に実質的に垂直に、光方向転換膜103から実質的に増加した幅で出るように光の方向を変える。上で述べられたように、前方表面107に垂直となるように光の方向を変えるように例示されるけれども、他の実施形態では、光方向転換膜103は、前方表面107に対して任意の角度で光の方向を変えるように構成されてもよい。その上、光方向転換膜103およびレンチキュラ膜104は、均一である必要はない。様々な実施形態では、1つまたは複数の膜(たとえば、光方向転換膜、レンチキュラ膜、その他)は、所望の出力ビームを生じさせるように、互いに積み重ねられてもよい。
図1Fおよび図1Gは、光学膜のスタックの一実施形態の拡大斜視図を例示する。例示されるように、4つの別個の膜A1、A2、B1、B2が、図示される。図1Gで示されるように、膜A1および膜A2が、互いに積み重ねられる。同様に、膜B1および膜B2が、互いに積み重ねられる。膜A1と膜A2の両方が、レンチキュラ状膜であり、膜A1は、光がx−z平面に沿って広がるような子午面で機能するように構成され、膜A2は、光がy−z平面に沿って広がるような子午面で機能するように構成される。A膜1および膜A2は両方とも、たとえば半円柱状レンズ(半円形横断面を有する細長いレンズ)または放物線状の横断面もしくは他の非球面の横断面を有する細長いレンズを含んでもよい。しかしながら、例示されるように、膜A1でのレンチキュールの屈折力は、膜B1でのレンチキュールの屈折力と異なる。加えて、膜A1でのレンチキュールの屈折力は、膜A2でのレンチキュールの屈折力とは異なり、同様に、膜B1でのレンチキュールの屈折力は、膜B2でのレンチキュールの屈折力とは異なる。例示されるように、膜A1および膜B2でのレンチキュールは、半円柱状であり、一方、膜A2および膜B1でのレンチキュールは、横断面が放物線状である。様々な実施形態では、レンチキュールの曲率が、増加するにつれて、拡散効果は、増加する。それに応じて、レンチキュラ状の膜B1は、光をx−z平面でレンチキュラ状の膜A1よりもさらに広げる。膜A2と膜B2の両方もまた、レンチキュラ状の膜である。しかしながら、例示されるように、それらは、レンチキュラ状の膜A1および膜B1のそれに垂直なy−z平面で光を広げるように方向づけられる。レンチキュールの曲率は、膜A2が光をy−z平面でB2でのレンチキュールよりもさらに広げる働きをするように、膜A2と膜B2との間で異なる。
図1Hは、図1Fおよび図1Gで示される積層光学膜によって提供される遠視野パターンを例示する。結果は、十字状パターンであり、その寸法は、異なるレンチキュラ状の膜A1、A2、B1、B2の光拡散機能によって決定される。一緒にすると、レンチキュラ状の膜A1、A2は、十字の縦棒を形成する。膜A1でのレンチキュールは、光を横方向に広げ、したがって十字の縦棒の幅を決定する。膜A2でのレンチキュールは、それに直角に光を広げ、その結果、膜A2は、十字の縦棒の高さを決定する。同様の効果は、レンチキュラ状の膜B1、B2の積層によって達成され、それらは一緒に、十字の横棒を生じさせる。膜B1の横方向拡散レンチキュールは、十字の横棒の幅を決定し、一方、膜B2の垂直拡散レンチキュールは、十字の横棒の高さを決定する。それに応じて、相対寸法の各々は、レンチキュラ状の膜A1、膜A2、膜B1、または膜B2の曲率、形状、および/または向きを変えることによって、他のものと独立して制御されてもよい。
図1A〜図1Eで示されるように、導光板101は、その厚さが中央部分から周辺部分へと半径方向に減少するようにテーパ状である。導光板101のテーパはさらに、光が光方向転換膜103の方へ方向を変えられて、導光板101の表面106または表面107から出射されるのに役立つ。いくつかの実施形態では、表面106または表面107の片方は、光が表面107または表面106の他方を通して導光板から出るだけであるように反射性がある。たとえば、表面106が、反射性であってもよい。いくつかの実施形態では、導光板101は、その中央部分からその周辺部分へと約5度以下、4度、または3度以下の角度で、勾配がつけられてもよい。いくつかの実施形態では、導光板101は、1度から10度の間の角度で、勾配がつけられてもよい。いくつかの実施形態では、その角度は、2度から7度に及ぶものとするができる。いくつかの実施形態では、光方向転換膜は、光分布の角度幅に影響を及ぼすことができる。光方向転換膜の構成は、導光板101から出射される光の方向および分布を制御するのに役立つものとすることができる。
いくつかの実施形態では、LED発光体109から出射された光は、導光板101の表面にわたって均等に分布されてもよい。いくつかの実施形態では、導光板101から出る光は、実質的にコリメートされる。加えて、LED源の「輝度」は、光が、より大きな面積にわたって分布されるので、減らされる。
いくつかの実施形態では、反射体113は、分割反射体、レンズ、レンズの群、ライトパイプセクション、1つまたは複数のホログラム、その他を含む、他の機能的に同様の結合光学素子に置き換えられてもよい。図示されるように、LED発光体は、端子127に印加されるDC動作電圧に応答して、光を出射する。いくつかの実施形態では、LED発光体アセンブリ109は、***した蛍光体、***した透明カプセル材、その他などの異なる形で光出射面を有してもよい。
図2は、個々のライトエンジンの実施形態の別の斜視図を例示する。図1Bおよび図1Cで例示される実施形態と同様に、ライトエンジン112は、反射体113および光方向転換膜103を含む。上で述べられたように、導光板101を通って伝搬する光は、導光板101の表面107から出射される。例示される実施形態では、ライトエンジン112はさらに、ヒートシンク128を含む。図示されるように、ヒートシンクは、導光板101から離れる方向に延在して、熱を放散するフィンなどの複数の金属要素を含む。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のヒートシンクが、ライトエンジン112と熱的に連通する支持構造体に付着されてもよく、その場合、支持構造体は、ライトエンジン112のアレイを形成するために、2つ以上のライトエンジン112を受けるように構成される。当業者には理解されるように、熱抽出要素のための様々な他の構成が、可能であり、例示される実施形態は、ほんの一例にすぎない。ヒートシンク128は、LED発光体によって発生する過剰な熱に起因して、ライトエンジン112が誤動作するか、またはさもなければ損傷を受けることになるという危険性を低減する。ライトエンジン112はまた、電気的接続ピン131、133、およびLED発光体(図示されず)の内部端子127との往復の電気的相互接続を提供するための電線用導管135を含む。このライトエンジンは、1つまたは複数のLEDと関連付けられてもよい。たとえば、LEDアセンブリは、LEDのアレイまたは複数のLEDを含むことが可能である。このLEDのアレイまたは複数のLEDは、光を出射する。この光は、反射体113によって反射され、導光板101中を導かれ、ライトエンジン112の前面107から出る。
図3Aは、支持構造体中に取り付けられたライトエンジンのアレイの実施形態の斜視図を例示する。例示されるように、広域光学構造体(large-area optical structure)は、支持構造体139に取り付けられたライトエンジン112のアレイ137によって形成されてもよい。いくつかの実施形態では、支持構造体139は、統合されたヒートシンクまたは他の熱抽出要素を含むことができる。個々のライトエンジン112のサイズおよび数に応じて、様々なサイズのアレイ137が、実現されてもよい。たとえば、ある実施形態では、アレイ137は、約20インチの対角線長さを有することができる。他の実施形態では、アレイ137の対角線長さは、約16インチとすることができる。いくつかの実施形態では、アレイ137の寸法は、8平方インチから約72平方インチに及ぶものとすることができる。アレイ137内のライトエンジン112の密度、ならびにライトエンジン112の特定の構成に応じて、アレイ137は、1平方ミリメートル当たり約0.025ルーメンと約0.25ルーメンとの間のルーメン密度を実現するように構成されてもよい。
図3Bおよび図3Cは、出力ビーム例を有するライトエンジンのアレイの実施形態の斜視図を例示する。明確にするために、4つの例となるライトエンジン、すなわち第1のライトエンジン112a、第2のライトエンジン112b、第3のライトエンジン112c、および第4のライトエンジン112dからの出力ビームが、図示されるだけである。使用時には、個々のライトエンジン112のすべてまたは少数が、特定の応用に応じて照らされてもよい。図3Bで示されるように、4つの出力ビーム141a〜141dは、基本的に同じサイズである。そのような構成では、アレイ137は、所与の領域にわたって均一な照明を提供することができる。いくつかの実施形態では、4つの出力ビーム141a〜141dはすべて、床または壁の同じ概略位置を照らし、その結果、図3Bで例示される円形は、完全にまたは部分的に重なり合う。他の実施形態では、出力ビーム141a〜141dの少なくとも1つは、ビーム幅(半値全幅)またはビーム方向(最大強度でのビーム方向)の1つが別の出力ビームと異なるものとすることができる。たとえば、各ライトエンジンは、別個の光方向転換膜103(図示されず)を設けられてもよく、その結果、光は、異なるライトエンジンから異なる位置に同時に向けられる。光の方向の制御は、効率を改善し、関心のある領域の外側での不要なグレアを低減するために使用されてもよい。各ライトエンジンでの発光体に供給される電力はまた、別々に、電子的に制御されてもよい。たとえば、1つの領域に向けられる1つのライトエンジンは、スイッチを入れられてもよく、一方、別の領域に向けられる別のライトエンジンは、スイッチを切られる。1つのライトエンジンは、別のライトエンジンに対して暗くされてもよい。異なるライトエンジンからの異なる光強度は、出射照明が応用、条件、または好みに合わせるようにカスタマイズされることを可能にする。たとえば、ビームを机の方に向ける電灯は、光を他の背景位置に向ける電灯よりも高い強度に設定されてもよい。加えて、いくつかの実施形態では、ライトエンジンそれ自体が、ライトエンジンを互いに対して方向を変えかつ/または動かすための物理的ヒンジまたは他の機構に起因して異なる方向を向くこともある。ライトエンジンのそのような物理的制御は、所望の出力ビームを達成するために光学膜と組み合わされてもよい。
加えて、補助的光学膜が、様々な形状およびパターンを生じさせるためにライトエンジンと併せて使用されてもよい。光学膜は、ライトエンジンに取外し自在にまたは永久に固定されるように設計されてもよい。いくつかの実施形態では、ライトエンジンから発する光ビームは、異なる遠視野形状、たとえば正方形または長方形、楕円形、その他を有するビームに変換されてもよい。光学膜は、ビームに異なる縦横比を有するようにさせてもよい。光学膜の一実施形態は、たとえば楕円形または長方形の遠視野形状を生じさせるために、たとえばy方向でよりもx方向で光のより広い発散または分布を提供してもよい。光学膜はまた、ビームの傾斜、種々の量の発散、向上したコリメーション、および/またはスポット照明を提供することもできる。一実施形態は、1つの領域に向けられる狭いビームおよび別の領域に向けられる広いビームを提供する。光学膜の別の実施形態は、様々な図形または画像を形成する遠視野でのパターンを生じさせてもよい。光学膜のいくつかの実施形態は、異なる波長で機能することができ、したがって異なる色のついた光ビームに異なる特性を有するようにさせることができる。たとえば、光学膜は、二色性フィルタまたは他の種類のフィルタを含んでもよい。いくつかの実施形態では、光学膜は、色フィルタを形成するために染料などの色吸収体を含んでもよい。異なる色の異なるフィルタは、異なる効果をもたらすために異なるライトエンジンに使用されてもよい。たとえば、赤色ビームが、1つの方向に向け直されてもよく、青色ビームが、別の方向に向け直されてもよい。赤色ビームおよび青色ビームの形状はまた、光学膜を使用して異なるように変更されてもよい。したがって、色のついた画像および図形が、遠視野で形成されてもよい。
多くの変形形態が、1つの照明システムを用いた様々な照明応用を提供するために可能である。たとえば、広い発散角でビームを出射するエンジンは、スイッチを切られてもよく、一方、かなりコリメートされたビームを有するビームまたはより狭い角度を有するビームを出射するエンジンは、スイッチを入れられるもしくは入れたままにされる(または逆もまた同様)。同様に、両方のライトエンジンは、スイッチを入れたままにされてもよいが、しかし片方は、もう一方より明るい出力ビームを作るように電気的に駆動されてもよい。
図3Cで例示されるように、出力ビーム141a〜141dは、互いに広範囲に異なるものとすることができる。ビーム方向は、各ビームを通る中心線の方向によって示される。たとえば、出力ビーム141aを通る中心線142aは、出力ビーム141aのビーム方向に対応する。図示されるように、出力ビーム141aおよび出力ビーム141dは、向きが異なり、一方、ビームの発散角は、同じである。しかしながら、出力ビーム141dは、法線から離れる中心線142aおよび142dの発散によって示されるように、アレイへの法線から出力ビーム141aよりも遠くに離れる方向に向けられる。出力ビーム141cは、実質的により狭い幅を有し、スポットライト効果をもたらす。このビーム141cは、わずかに収束している。第2のライトエンジン112bは、オフの位置で例示され、したがって出力ビームを作成しない。理解されるように、これらの例となる出力ビームは、ライトエンジン112のアレイ137で達成されてもよいいくつかの可能な変形形態を例示するのに役立つ。多数の他の変形形態が、同様に達成されてもよい。これらの種々の光学的効果は、ライトエンジン112の表面の前方に適用される別個の光学膜の使用を通じて達成されるか、または別法としてライトエンジン112がそれ自体、所望の効果をもたらすように構成されてもよい。たとえば、ビーム方向は、光方向転換膜、たとえば光方向転換膜103を使用することで影響されてもよい。同様に、ビームの角度発散およびビームの遠視野形状は、レンチキュラレンズもしくはシートまたはレンチキュラレンズもしくはシートのスタックを使用することで影響されてもよい。たとえば、ビームを2つの子午線で(x軸およびy軸に沿って)成形するために、2つのレンチキュラレンズまたはシートのスタックが、使用されてもよく、その場合1つのレンチキュラレンズは、1つの子午線での光に作用し、第2のレンチキュラレンズは、別の子午線での光に作用する。また、第1のライトエンジン112a、第3のライトエンジン112c、および第4のライトエンジン112dの各々は、異なる種類のビームを作るように図示されるけれども、ある実施形態では、第1の組のライトエンジンは、同様のビームを作るように構成され、第2の組のライトエンジンは、同様の光ビームを作るように構成されるが、しかしながら各組によって作成される光ビームは、異なるように構成されもする。たとえば、第2のライトエンジン112bおよび第3のライトエンジン112cは、コリメートされかつアレイに垂直に向けられる赤色ビーム141b、141cを作るように構成されてもよく、一方、第1のライトエンジン112aおよび第4のライトエンジン112dは、発散性がありかつアレイに関して非垂直角度に向けられる光ビーム141a、141dを作るように構成されてもよい。
図3Dは、図3A〜図3Cで示される支持構造体の後方斜視図を例示する。ヒートシンク129は、支持構造体139の後面を覆って配置される。図示されるように、ヒートシンクは、支持構造体139から離れる方向に延在して、熱を放散するフィンなどの複数の金属要素を含む。当業者には理解されるように、熱抽出要素のための様々な他の構成が、可能であり、例示される実施形態は、ほんの一例にすぎない。ヒートシンク129は、LED発光体アセンブリによって発生する過剰な熱に起因して、個々のライトエンジン112または全アレイ137が誤動作するか、またはさもなければ損傷を受けることになるという危険性を低減する。ヒートシンク129は、アルミニウムなどの金属または他の実質的に熱伝導性の材料を含むことができる。いくつかの実施形態では、ヒートシンク129は、ヒートシンクの機能が支持構造体に統合された個々のヒートシンクなしに、ライトエンジン112の取り付けを可能にする。たとえば、いくつかの実施形態では、支持構造体に係合するライトエンジンは、図2で例示されるような個々のヒートシンク128を含まない。このような実施形態では、ライトエンジンでのLEDの熱管理は、代わりに、図3Dで例示されるように、支持構造体に統合されたヒートシンク129によって行われてもよい。他の実施形態では、図2で示されるような個々のヒートシンク128は、いったんライトエンジンが支持構造体に係合されると、図3Dで例示される支持構造体のヒートシンク129と熱的に連通することができる。
図4A〜図6Cを含むが限定されない本明細書における図は、概略的に例示され、要素は、正しい比率で描かれないこともある。たとえば、LEDは、説明を容易にするために大きく拡大されて示される。いくつかの実施形態では、個々のLEDは、導光板に対して非常に小さくすることができる。図4Aは、少なくとも1つのLED発光体をそれぞれ含む複数のLED発光体アセンブリ109を有する支持構造体139の概略図を例示する。支持構造体139は、後面を覆って配置されるヒートシンク129を含むことができる。図示されるように、ヒートシンク129は、支持構造体139から離れる方向に延在する複数の金属フィンを含む。前に述べられたように、ヒートシンク129のための様々な他の構成が、可能である。複数のLED発光体アセンブリ109は、支持構造体139に結合される。LED発光体アセンブリ109は、アレイまたは他の所望の構成で配置されてもよい。LED発光体から出射される光は、すべての方向に広がる。各LED発光体アセンブリ109を取り囲むのは、接続部材143の組である。例示されるように、単一の接続部材143は、隣接するLED発光体アセンブリ109を分離する。しかしながら、他の実施形態では、各接続部材143は、単一のLED発光体アセンブリ109に隣接するだけである。加えて、いくつかの実施形態では、単一の接続部材143だけが、特定のLED発光体アセンブリ109と関連付けられる。他の実施形態では、3つ以上の接続部材143が、特定のLED発光体アセンブリ109と関連付けられてもよい。
図4Bは、反射体に結合された複数のライトガイドの概略図を例示する。各ライトガイド100は、上で論じられたように、導光板101を含む。導光板101は、いくつかの異なる形を取ることができる。たとえば、いくつかの実施形態では、導光板101は、図1A〜図1Dで例示されるように、テーパ状である。いくつかの実施形態では、別個の光抽出膜が、導光板101の表面を覆って配置されてもよい。加えて、1つまたは複数のビーム成形膜が、導光板101と結合されてもよい。例示されるように、反射体113は、各導光板101に結合される。反射体113は、導光板101内に統合されてもよく、または図1Bおよび図1Cにおいて上述したように、導光板101は、反射体113がその中に位置決めされる開口部を含んでもよい。導光板101はそれぞれ、接続部材143を介して支持構造体139に取外し自在に結合されるように構成される。導光板101を支持構造体139に取外し自在に結合するための様々な機構が、用いられてもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、導光板101はそれぞれ、確実な接続のために接続部材143と係合するスナップフィット機構を含むことができる。スナップ式接続は、容易に逆転されてもよく、支持構造体139からの導光板101の取外しを可能にする。いくつかの実施形態では、接続部材143は、導光板101を支持構造体139に対して適所に保持する留め金、ストラップ、または同様のものを含むことができる。他の実施形態では、導光板101は、支持構造体139にねじ込まれてもよい。様々な他の係合機構が、可能である。それに応じて、接続部材は、図4Aに示されたものとは異なるように構成され、設置されてもよい。
図4Cは、図4Aの支持構造体に取り付けられた図4Bのライトガイドの概略図を例示する。組み合わされた構造は、ライトエンジン112のアレイ137を形成する。例示されるように、LED発光体から出射される光は、導光板101内を伝播するように、反射体113から方向を変えられる。光は、導光板101中を導かれ、最終的に導光板101から出される。出された光は、3つの例示される導光板101にわたって均一な方向性を有するように例示される。しかしながら、上で論じられたように、各ライトエンジン112は、異なる出力ビームを作るように調整されてもよい。たとえば、膜は、出力ビームのビーム方向、ビーム幅、色、偏光、または他の特性を変更するために、ライトエンジン112間で異なってもよい。加えて、いくつかの実施形態では、別個の光学膜が、膜の前方または後方に配置されてもよい。別個の光学膜は同様に、出力ビームの特性を所望通りに変更するように構成されてもよい。
図5Aは、反射体に結合された複数のLED発光体を有する支持構造体の概略図を例示する。支持構造体139は、その中に統合ヒートシンクを含むことができる。複数のLED発光体アセンブリ109は、支持構造体139に結合される。図4Aと同様に、各LED発光体アセンブリ109を取り囲むのは、対の接続部材143である。しかしながら、図4Aで例示される実施形態では、LED発光体アセンブリ109からの光は、ランバート反射(Lambertian)方式で向けられる。その代わりに、図5Aの実施形態では、反射体113が、出射される光に方向性を与えるために、各LED発光体アセンブリ109を覆って配置される。各LED発光体アセンブリ109から出射される光は、反射体113から放射状に伝搬するように、反射体113によって方向を変えられる。
図5Bは、複数のライトガイドの概略図を例示する。図4Bに関して述べられた実施形態とは異なり、導光板101がまた、反射体を含むこともない。むしろ、反射体113は、LED発光体アセンブリ109に結合され、導光板101が支持構造体139から取り外されるときであっても、その位置を維持する。各導光板101は、反射体113がその中に位置決めされる開口領域を含むことができる。導光板101はそれぞれ、接続部材143を介して支持構造体139に取外し自在に結合されるように構成される。上で述べられたように、導光板101を支持構造体139に取外し自在に結合するための様々な機構が、用いられてもよい。
図5Cは、図5Aの支持構造体に取り付けられた図5Bの導光板の概略図を例示する。組み合わされた構造は、アレイ137を形成し、図4Cに関して述べられたように機能する。LED発光体アセンブリ109から出射された光は、導光板101内を伝搬するように、反射体113から方向を変えられる。いくつかの実施形態では、反射体113の周りの領域は、導光板101の中央での円筒穴114に適合するように、誘電体プラグで満たされてもよい。反射体113と導光板101との間の光結合は、2つの間での光学接着剤の使用によって改善されてもよい。誘電体プラグが省略されるいくつかの実施形態では、光は、LED109から空気中に出て、空気中で反射体113の表面に反射し、次いで穴114によってその中心に画定される円筒状入射表面を通って導光板101に入る。導光板101が平行対向側面を有する実施形態では、光は、導光板101上の切子面のある構成によって、または別個の光抽出膜によって、出されるまで、導光板101内を伝搬する。他の実施形態では、導光板101は、図1A〜図1Cおよび図2に関して上で述べられたように、テーパ状であってもよい。出された光は、3つの例示される導光板101にわたって均一な方向性を有するように例示される。しかしながら、上で論じられたように、各ライトエンジン112は、異なる出力ビームを作るように調整されてもよい。たとえば、光方向転換膜および/または光学膜は、他で論じられたように、出力ビームのビーム方向、ビーム幅、色、偏光、または他の特性を変更するためにライトエンジン112間で異なってもよい。
図6Aは、支持構造体の概略図を例示する。支持構造体139は、LED発光体アセンブリ109と熱的に接するように構成される複数の熱的結合面130を含んで例示される。上で述べられたように、支持構造体139は、統合されたヒートシンクをその中に含むことができるが、統合されたヒートシンクは、例示される実施形態の他の態様を強調するために例示されない。いくつかの実施形態では、統合されたヒートシンクはなくてもよいことがまた理解される。例示される熱的結合面130は、LED発光体アセンブリ109と支持構造体139内の統合されたヒートシンクとの間の熱的連通を提供することができる。熱的結合面130の各々は、LED発光体アセンブリ109との往復の電気的相互接続を提供するための2つの電気的接続ピン131、133を有するように例示される。他の実施形態では、電気的接続ピン131、133は、LED発光体アセンブリ109と統合されてもよく、支持構造体139での受け取り用スロットに取外し自在に挿入されるように構成されてもよい。他の実施形態では、電気的接続のための他の構成が、用いられてもよい。図4Aおよび図5Aでの実施形態とは異なり、LED発光体アセンブリ109は、支持構造体139と統合されず、むしろ導光板101と統合される。単一統合ユニットとしてのLED、反射体、およびライトガイドは、たとえばレセプタクルまたは接続部材143ならびにピン131およびピン133を介して、支持構造体に取外し自在に取り付けられてもよい。
図6Bは、反射体およびLED発光体アセンブリに結合された複数の導光板の概略図を例示する。図4Bおよび図5Bに関して述べられた実施形態とは異なり、導光板101は、反射体113に加えて、LED発光体アセンブリ109をそれに付着されて含む。各導光板101は、反射体113がその中に位置決めされる開口領域を含むことができ、LED発光体アセンブリ109は、上で論じられたように反射体113と位置合わせされる。導光板101はそれぞれ、接続部材143を介して支持構造体139に取外し自在に結合されるように構成される。上で述べられたように、導光板101を支持構造体139に取外し自在に結合するための様々な構成が、用いられてもよい。導光板101の機械的接続と一緒に、LED発光体アセンブリ109は、ヒートシンク129を通る電気的接続ピン131、133を通して支持構造体によって支持される導電性経路に電気的に接続される。他の実施形態では、電気的接続のための他の構成が、使用されてもよい。
図6Cは、図6Aの支持構造体に取り付けられた図6Bのライトガイドの概略図を例示する。組み合わされた構造は、アレイ137を形成し、図4Cおよび図5Cに関して述べられたように機能する。LED発光体アセンブリ109から出射された光は、導光板101内を伝搬するように反射体113から方向を変えられる。導光板101が平行対向側面を有する実施形態では、光は、光抽出構成(light-extracting features)または膜によって出されるまで、導光板101内を伝搬する。他の実施形態では、導光板101は、図1A〜図1Cおよび図2に関して上で述べられたように、テーパ状であってもよい。出された光は、3つの例示される導光板101にわたって均一な方向性を有するように例示される。しかしながら、上で論じられたように、各ライトエンジン112は、異なる出力ビームを作るように調整されてもよい。たとえば、光方向転換膜および/または光学膜は、他で論じられたように、出力ビームのビーム方向、ビーム幅、色、偏光、または他の特性を変更するために、ライトエンジン112間で異なってもよい。
図7Aは、一実施形態による、照明システムを製造する方法のフローチャートを示す。プロセス700は、ヒートシンクを含む支持構造体を準備するブロック701から始まる。ブロック703では、複数のLED発光体が、ヒートシンクと熱的に連通する支持構造体に配置される。前に述べられたように、LED発光体とヒートシンクとの間の熱的連通は、動作中の過熱に起因するライトガイドまたはLED発光体への損傷のリスクを低減することができる。ブロック705では、複数のLED発光体に電気的に接続される電気回路が、準備される。電気回路は、LED発光体に対して電力と制御との両方を提供することができる。ブロック707では、複数のレセプタクルが、複数のLED発光体に含まれる。複数のレセプタクルはそれぞれ、その上にライトガイドを取外し自在に受けるように構成されてもよい。ライトガイドはそれによって、支持構造体に容易に着脱され、適用されるライトガイドならびにLED発光体の電子制御に応じて、単一の支持構造体が広範囲の照明効果をもたらすことを可能にする。
図7Bは、別の実施形態による、照明システムを製造する方法のフローチャートを示す。プロセス710は、ヒートシンクを含む支持構造体を準備するブロック711から始まる。ブロック713では、複数のレセプタクルが、準備される。レセプタクルは、その上に複数のライトガイドを取外し自在に受けるように構成される。ブロック715では、複数のLED発光体に電気的に接続されるように構成される電気回路と一緒に、複数の電気的受け口および/または電気的接続部が、準備される。前に述べられたように、いくつかの実施形態では、ヒートシンクは、レセプタクルに取外し自在に結合されたLED発光体とヒートシンクとの間の熱伝導を提供することができ、それによって動作中の過熱に起因するライトガイドまたはLED発光体への損傷のリスクを低減する。電気回路は、いったん電気的受け口および/または電気的接続部と結合されると、LED発光体に対して電力と制御との両方を提供することができる。いくつかの実施形態では、複数のレセプタクルは、ライトガイドのために準備されない。そのような実施形態では、電気的受け口および/または電気的接続部によってもたらされる機械的係合が、LED発光体とライトガイドとの両方を含むライトエンジンのために十分な支持をもたらし、その結果、レセプタクルのさらなる機械的支持は、随意的であってもよい。
したがって、光が大きな開口部にわたって均等に分配されるような大きな開口部を有する電灯設備を構成するライトエンジンのアレイが、提供されてもよい。いくつかの実施形態では、各ライトエンジンは、ライトエンジンからのビームが様々な方向へ向けられてもよいように、方向的に制御可能である。いくつかの実施形態では、異なるライトガイドが、支持構造体に取外し自在に結合されてもよく、ライトガイドの互換性を可能にする。いくつかの実施形態では、補助的光学膜が、異なる遠視野形状および分布を有する照明を提供するために電灯を変更することができるライトエンジンと併せて使用される。これらの構成の組合せは、ライトガイドのない単独のLEDと比較して、低減したグレアを有する、視覚にとって薄く、軽く、効率的で、安全なものとすることができ、かつ光の分布におけるカスタム制御を可能にする、高い天井適用のための改善された照明システムを提供する。
本開示で述べられる実施形態に対する様々な変更形態は、当業者には容易に明らかなこともあり、本明細書で規定される一般的原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用されてもよい。したがって、請求項は、本明細書で示される実施形態に限定されることを目的とせず、本開示、本明細書で開示される原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。「例となる」という単語は、「例、事例、または実例として役立つこと」を意味するために本明細書でもっぱら使用される。「例となる」として本明細書で述べられたいかなる実施形態も、必ずしも他の実施形態を越えて好ましいまたは有利であるものと解釈されるべきでない。加えて、当業者は、容易に認識するように、「上部」および「下部」という用語は、図について説明を容易にするために時々使用され、適切に方向づけられた頁での図の向きに対応する相対位置を示し、実施されるシステムの適切な向きを反映しないこともある。
別個の実施形態との関連において本明細書で述べられた、ある特徴はまた、単一の実施形態での組合せで実施されてもよい。反対に、単一の実施形態との関連で述べられた様々な特徴はまた、多数の実施形態で別々にまたは任意の適切な副組合せで実施されてもよい。その上、特徴は、ある組合せで作用するように上述され、そのようなものとして最初に特許請求されることもあるけれども、特許請求される組合せからの1つまたは複数の特徴は、場合によっては、組合せから削除されてもよく、特許請求される組合せは、副組合せまたは副組合せの変形を対象にしてもよい。
同様に、オペレーションは、特定の順序で図面に描写されるが、これは、望ましい結果を実現するために、そのようなオペレーションが図示される特定の順序で、もしくは連続する順序で、行われること、またはすべての例示されるオペレーションが行われることを必要とするものと理解されるべきでない。さらに、図面は、1つまたは複数のプロセス例をフローチャートの形で概略的に描写してもよい。しかしながら、描写されない他のオペレーションが、概略的に例示されるプロセス例に組み込まれてもよい。たとえば、1つまたは複数の追加のオペレーションが、例示されるオペレーションのいずれかの前段、後段、同時に、またはその間に行われてもよい。ある状況では、並行オペレーションおよび並列処理が、有利なこともある。その上、上述の実施形態での様々なシステム構成要素の分離は、すべての実施形態でそのような分離を必要とするものと理解されるべきでなく、述べられるプログラム構成要素およびシステムは一般に、単一のソフトウェア製品に一緒に統合されるまたは多数のソフトウェア製品にパッケージ化されてもよいと理解されるべきである。加えて、他の実施形態は、次の請求項の範囲内である。場合によっては、請求項で列挙されるオぺーレーションは、異なる順序で行われてもよく、望ましい結果を、さらに実現することができる。
100 ライトガイド
101 導光板
103 光方向転換膜
104 レンチキュラ膜
105 中央円筒表面
106 後方表面
107 前方表面
109 LED発光体アセンブリ
111 曲面
112 ライトエンジン
112a 第1のライトエンジン
112b 第2のライトエンジン
112c 第3のライトエンジン
112d 第4のライトエンジン
113 反射体
114 円筒穴
115 光線
117 光線
118 光線
119 光線
121 光線
123 光線
125 光線
127 端子
128 ヒートシンク
129 ヒートシンク
130 熱的結合面
131 電気的接続ピン
133 電気的接続ピン
135 電線用導管
137 アレイ
139 支持構造体
141a 出力ビーム
141b 出力ビーム
141c 出力ビーム
141d 出力ビーム
142a 中心線
142d 中心線
143 接続部材
A1 膜
A2 膜
B1 膜
B2 膜

Claims (15)

  1. ヒートシンクと、
    複数の発光ダイオード(LED)発光体と、
    前記複数のLED発光体に電気的に接続された電気回路と、
    を含む支持構造体を備える、照明システムであって、
    複数のレセプタクルであって、その上に複数のライトガイドを取外し自在に受けるように構成された、複数のレセプタクルと、
    前記LED発光体のうちの少なくとも1つの前方に配置された反射体であって、前記LED発光体からの入射光を放射状に外向きに方向を変えるように構成された、反射体と、
    前記レセプタクルの1つに取外し自在に結合された少なくとも1つのライトガイドであって、前記放射状に外向きに向けられた光を前記反射体から受けるように構成された、ライトガイドと、
    を特徴とする、照明システム。
  2. 前記複数のLED発光体は、少なくとも1つのLED発光体をそれぞれ備える少なくとも8つのLED発光体アセンブリを含む、請求項1に記載の照明システム。
  3. 少なくとも第1のLED発光体および第2のLED発光体の光パワーを独立に制御可能な前記電気回路に接続された制御電子回路をさらに含み、かつ
    前記制御電子回路は、前記第1のLED発光体によって出力される光パワーおよび第2のLED発光体によって出力される光パワーを実質的に異ならせるように構成可能である、請求項1に記載の照明システム。
  4. 前記レセプタクルは、前記複数のLED発光体の各々に対応する1つのライトガイドを受けるように構成された、請求項1に記載の照明システム。
  5. 前記レセプタクルは、その上にライトガイドを、対応スナップフィット機能で受けるためのスナップフィット機構を含む、請求項1に記載の照明システム。
  6. 前記反射体は、放射対称性がある、請求項1に記載の照明システム。
  7. 前記少なくとも1つのライトガイドに結合された光学膜をさらに備え、前記光学膜が、光学特性を有する、請求項1に記載の照明システム。
  8. 前記複数のライトガイドは、第1のライトガイドおよび第2のライトガイドを含み、前記第1のライトガイドが、第1の光学膜と対にされ、前記第2のライトガイドが、第2の光学膜と対にされ、前記第1の光学膜は、第1の出力ビームを作るように構成され、前記第2の光学膜は、第2の出力ビームを作るように構成され、前記第1の出力ビームおよび前記第2の出力ビームは、少なくとも1つの光学特性が異なる、請求項に記載の照明システム。
  9. 前記光学特性は、ビーム形状、遠視野パターン、色、ビーム方向、および/または幅のうちの1つを含み、
    前記遠視野パターンは、正方形、長方形、円形、楕円形、またはそれらの組合せのうちの1つまたは複数を含む、請求項に記載の照明システム。
  10. 前記ライトガイドは、平板を含み、前記ライトガイドの第1部分は、前記平板の中央にあり、前記ライトガイドの第2部分は、前記平板の周辺にあり、かつ前記ライトガイドは、前記第1部分から前記第2部分へと放射状に厚さが減少する、請求項1に記載の照明システム。
  11. 前記ライトガイドは、その第1部分からその第2部分へと5度以下の角度で勾配がつけられた、請求項10に記載の照明システム。
  12. ヒートシンクを含む支持構造体を準備するステップと、
    前記ヒートシンクと熱的に連通する前記支持構造体に複数の発光ダイオード(LED)発光体を配置するステップと、
    を備える、照明システムを製造する方法であって、
    前記複数のLED発光体に電気的に接続された電気回路を準備するステップと、
    前記複数の発光ダイオード発光体に複数のレセプタクルを含めるステップであって、前記複数のレセプタクルが、その上に複数のライトガイドを取外し自在に受けるように構成された、ステップと、
    前記LED発光体の少なくとも1つの前方に反射体を配置するステップであって、前記反射体が、前記LED発光体からの入射光を放射状に外向きに方向を変えるように構成された、ステップと、
    少なくとも1つのライトガイドを前記レセプタクルの1つに取外し自在に結合するステップであって、前記ライトガイドが、前記放射状に外向きに向けられた光を前記反射体から受けるように構成された、ステップと、
    特徴とする、方法。
  13. 前記複数のLED発光体を配置するステップは、少なくとも1つのLED発光体をそれぞれ備える少なくとも8つのLED発光体アセンブリを配置するステップを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記電気回路に電気的に接続された制御電子回路を準備するステップをさらに含み、前記複数のLED発光体は、前記制御電子回路によって独立に制御可能である、請求項12に記載の方法。
  15. 前記レセプタクルは、前記複数のLED発光体の各々に対応する1つのライトガイドを受けるように構成された、請求項12に記載の方法。
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