JP6081030B1 - カードワイヤ - Google Patents

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Abstract

本発明のカードワイヤ(105)は、リブ部(103)に対して角度をなして傾斜した複数の歯を含んでいる。歯は、歯の先端(111)で合流する前方部位(107)及び後方部位(109)と、前方部位をすぐ前の歯の後方部位と接続する基部(113)とを有している。前方部位は、リブ部の方へ傾いた歯の内側の部位である。後方部位は、歯の外側の部位である。前方部位は、少なくとも2つのアンダーカット部(120、130)を含んでいる。第2のアンダーカット部は、第1のアンダーカット部よりも、歯の先端から一層離れて配置されている。アンダーカット部の各々は、前方部位から(先端から視て)内側へ向かうアンダーカット部の部分の各ポイントに対する接線の、カードワイヤの長手方向となす最小角度である、アンダーカット角を有している。第2のアンダーカット部は、第1のアンダーカット部よりも大きいアンダーカット角を有している。

Description

本発明は、例えば不織布用カード機の集束(condenser)ローラに用いるためのカードワイヤ、そのカードワイヤを集束ローラ上で使用する装置、及び、その装置を備える不織布用カード機に関するものである。
1つ以上の連続した集束ローラを、不織布用カード機で使用することは既知である。例えば、米国特許出願公開第2004/0154137A1号明細書は、スタッファローラとも呼ばれる集束ローラを備えた不織布用カード機を開示している。集束ローラは、ドッファローラの直ぐ下流に位置している。ドッファローラは、メインシリンダから、或いはランダム化ローラからウエブを取り出している。ドッファローラは、集束ローラへ繊維ウエブを送出する。ドッファローラと比較して、集束ローラの表面速度は遅いため、繊維ウエブが集束(表面領域あたりの単位重量が増大することを意味する)され、ウエブ内の繊維配向性に影響する。1つ目の集束ローラからウエブを取り外すために、2つ目の集束ローラを設置することもできる。そのような2つ目の集束ローラは、1つ目の集束ローラよりも表面速度が遅く、繊維ウエブを更に集束させることになる。一般的に、取り外し(take-off)ローラは、最後の集束ローラから繊維ウエブを取り外している。取り外しローラは、通常、不織布用カード機において、カードワイヤが巻かれた最後のローラである。
単数又は複数の集束ローラは、特殊なタイプのカードワイヤを備えている。そのワイヤは、歯の先端が集束ローラの回転と反対の方向を向くように、集束ローラに取り付けられる。集束ローラ用のカードワイヤは、生産されている繊維ウエブの繊維の総量を収容できるように、概ね、比較的大きい高さ、やや大きい歯の深さ、細長い歯、及び、大きい歯間ピッチを有している。
国際公開第2013/037711A1号は、細長いリブ部と歯とを含むカードワイヤを開示している。その歯は、前方部位と後方部位とを有している。歯は、各自の前方部位の方へ張り出している。前方部位と後方部位とは、歯の先端で合わさっている。前方部位は、少なくとも3つの部位を含んでおり、第1部位は、歯の先端からリブ部の方へ延び、第2部位は、第1部位の下でリブ部の方へ延び、第3部位は、第2部位の終わりからリブ部の方へ延びている。第2部位は、直線部分と湾曲部分とを含み、直線部分が最小で0.10mmの長さを有すると共に、直線部分が、カードワイヤの長手方向に対して、10度から30度の角度を有している。直線部分の後に湾曲部分が続いており、湾曲部分は、少なくとも0.18mmの半径を有している。前方部位は、第2部位のリブ部へ向かう下向きの、付加的な第2部位を、少なくとも1つ含むことができる。この文献は、そのようなカードワイヤを、不織布用カード機で使用することを述べている。
米国特許出願公開第2013/133159A号明細書は、リブ部と、このリブ部の全長にわたる複数の歯とを備えた、ワイヤ形状物を開示している。複数の歯は、リブ部に対して角度をなして傾斜している。歯は、前方部位と後方部位とを有している。前方部位は、リブ部の方へ傾いた歯の内側の部位であり、後方部位は、歯の外側の部位である。少なくとも1つの歯が、その後方部位に、少なくとも1つのノーズカット部を含んでいる。ワイヤは、集束ローラを覆うために好適に使用できる。
国際公開第2011/138322A1号は、リブ部と、このリブ部の全長にわたる複数の歯とを含む針布(card clothing)用の、ワイヤ形状物を開示している。それらの歯は傾斜しており、歯の背骨部分となる後方スロープと、繊維と直接接触する側部分となる前方スロープとを備えている。後方スロープは、リブ部と背面角をなす接線を有している。前方スロープは、先端部とアンダーカット部との、少なくとも2つの部位に分割され、繊維を保持する。先端部は、後方スロープと合流して歯の先端を形成しており、先端部は、繊維の間を通る役目を果たし、更に先端部は、リブ部と歯先角をなす接線を有している。アンダーカット部は、リブ部とアンダーカット角をなす接線を有しており、このアンダーカット角は、アンダーカット部の各ポイントにおいて、最大の背面角よりも大きく、最小の歯先角よりも小さいものである。
本発明の主要な目的は、不規則に起伏した外観を有さない繊維ウエブを生産するために、不織布用カード機の集束ローラのための、改善されたカードワイヤを提供することである。本発明の更なる目的は、そのようなカードワイヤが巻かれた集束ローラを含む装置を提供することである。
本発明の第1形態は、例えば不織布用カード機の集束ローラのための、カードワイヤである。このカードワイヤは、リブ部と、リブ部の長手方向に沿って複数の歯とを含んでいる。複数の歯は、リブ部に対して角度をなして傾斜している。又、歯は、前方部位と後方部位とを有している。前方部位は、リブ部の方へ傾いた歯の内側の部位である。後方部位は、歯の外側の部位である。歯の前方部位と後方部位とは、歯の先端で合流する。歯は、歯の前方部位を、すぐ前の歯の後方部位と接続する基部を有している。前方部位は、第1のアンダーカット部と第2のアンダーカット部との、少なくとも2つのアンダーカット部を含んでいる。第2のアンダーカット部は、第1のアンダーカット部よりも、歯の先端からの間隔が離れている。アンダーカット部の各々は、アンダーカット角を有している。このアンダーカット角は、前方部位から(先端から視たときに)内側へ向かうアンダーカット部の部位の、各ポイントへの接線が、カードワイヤの長手方向となす最小角度である。第2のアンダーカット部は、第1のアンダーカット部よりも大きなアンダーカット角を有している。
不織布用カード機の集束ローラに用いる従来のワイヤは、以下のような課題を有している。ドッファローラから取り外され、1つ目の集束ローラに送出される繊維ウエブ、及び/又は、1つ目の集束ローラから2つ目の集束ローラへ送出される繊維ウエブは、その表面に不規則に起伏した外観を見せることがある。本発明の利点は、本発明のカードワイヤを集束ローラ上に使用したときに、上述した外観の問題がなく、更に、集束ローラ上のカードワイヤへの繊維の目詰まりが発生することなく、繊維ウエブを製造できることである。本発明のカードワイヤによる、繊維ウエブの不規則に起伏した外観の回避は、繊維を再配向させる(reorienting)チャネリング効果(channelling effect)によってもたらされるものと考えられる。
「アンダーカット部」の例は、カードワイヤの歯の前方部位の、前方部位の凸状部の頂点(又は丸みを帯びた形状の頂点)で始まり、歯の(先端から基部への方向で前方部位に沿って視て)内側へ向かう部位である。
好適には、第2のアンダーカット部のアンダーカット角と、第1のアンダーカット部のアンダーカット角との間の差は、少なくとも8度、好ましくは少なくとも12度、より好ましくは少なくとも15度であり、又、好ましくは20度未満、より好ましくは15度未満である。
好ましいカードワイヤにおいて、第1のアンダーカット部は、カードワイヤの長手方向に対して垂直に測定した、歯の先端からの距離が、少なくとも0.15mm、好ましくは少なくとも0.2mm、より好ましくは少なくとも0.3mm、より一層好ましくは少なくとも0.5mmの位置で始まる。そのような実施形態は、集束ローラ上のカードワイヤの長期の使用期間にわたって、繊維ウエブ内の不規則な起伏が排除されているように見える。
好ましいカードワイヤでは、第1のアンダーカット部のアンダーカット角が、0度と38度との間、好ましくは0度と25度との間、より好ましくは12度と25度との間である。
好ましくは、第2のアンダーカット部のアンダーカット角が、20度と50度との間、より好ましくは20度と38度との間である。
更に好適なカードワイヤは、第2のアンダーカット部よりも歯の先端から離れた位置にある、第3のアンダーカット部を含んでいる。この第3のアンダーカット部は、第2のアンダーカット部のアンダーカット角よりも大きいアンダーカット角を有している。
好適には、第3のアンダーカット部のアンダーカット角は、少なくとも8度、好ましくは少なくとも12度、より好ましくは少なくとも15度であり、又、好ましくは20度未満、より好ましくは15度未満だが、第2のアンダーカット部のアンダーカット角よりも大きい。
好適には、第3のアンダーカット部のアンダーカット角は、30度と50度との間、より好ましくは35度と50度との間である。
好適なカードワイヤは、前方部位の、先端と第1のアンダーカット部との間に、直線部分を含んでいる。好適には、その前方部位の直線部分は、カードワイヤのリブ部との角度が、20度と65度との間であり、好ましくは20度と40度との間であり、より好ましくは20度と30度との間(例えば22度)であり、或いは50度と65度との間(例えば60度)である。
更に好ましい実施形態では、前方部位が、先端と第1のアンダーカット部との間に、2つの直線部分を含んでおり、先端に近い直線部分が、2つ目の直線部分よりも、カードワイヤの長手方向に対する角度が小さいことが好ましい。先端に近い直線部分は、カードワイヤの長手方向となす角度が、例えば20度と30度との間である。2つ目の直線部分は、カードワイヤの長手方向となす角度が、例えば50度と65度との間である。
好ましいカードワイヤにおいて、第1のアンダーカット部及び/又は第2のアンダーカット部、或いは、第1のアンダーカット部及び/又は第2のアンダーカット部及び/又は存在するならば第2のアンダーカット部よりも歯の先端から離れて配置された第3のアンダーカット部は、アンダーカット部の、前方部位から(先端から視て)内側へ向かう部分に、実質的に直線の部分を含んでいる。その直線部分は、好ましくは少なくとも0.2mm、より好ましくは少なくとも0.4mm、更に好ましくは少なくとも0.6mm、より一層好ましくは少なくとも0.8mmの長さを有している。
好ましいカードワイヤにおいて、第1のアンダーカット部及び/又は第2のアンダーカット部、或いは、第1のアンダーカット部及び/又は第2のアンダーカット部及び/又は存在するならば第2のアンダーカット部よりも歯の先端から離れて配置された第3のアンダーカット部は、三角状又はスカラップ状(scallop shape)をなしている。三角状は、三角の先端が丸みを帯びた三角状であってもよい。
本発明の第2形態は、ローラ、好ましくは集束ローラを含んだ装置である。ローラは、本発明の第1形態としてのカードワイヤが巻かれている。ローラは、ローラ上のカードワイヤの、歯の前方部位の向きと、反対の方向に回転するように配置される。
好適な装置は、カードワイヤが巻かれた更なるローラを含んでいる。更なるローラは、本発明の第1形態としてのカードワイヤが巻かれたローラの表面に最も近い、更なるローラの表面と、更なるローラの表面に最も近い、本発明の第1形態としてのカードワイヤが巻かれたローラの表面とが、同じ接線方向に回転するような方向に回転するように配置され、本発明の第1形態としてのカードワイヤが巻かれたローラは、更なるローラから繊維のウエブを受けるように配置される。好適には、本発明の第1形態としてのカードワイヤが巻かれたローラは、更なるローラよりも小さい表面速度、好ましくは少なくとも20%小さい表面速度で回転するように配置される。好ましくは、更なるローラは、その表面上の全てのウエブを、本発明の第1形態のカードワイヤが巻かれたローラ上へ送るように配置される。好ましくは、更なるローラは、ローラ上のカードワイヤの、歯の前方部位の向きと、反対の方向へ回転するように配置される。
更に好ましい実施形態において、装置は、カードワイヤを含む第3のローラを含んでいる。第3のローラは、更なるローラと反対の接線方向で回転するように配置される。第3のローラは、更なるローラ上へ、自体のウエブを少なくとも部分的に送るように配置される。
本発明の第2形態の装置は、ドッファローラから、或いは1つ目の集束ローラから繊維ウエブを取り外す際に、従来のワイヤで発生する虞がある、不規則に起伏した外観を低減させる点で、特に有益であることが確認される。
模式的な実施形態では、その装置が不織布用のカード機である。本発明の第1形態のカードワイヤが巻かれたローラは、ドッファローラの直ぐ下流のローラである1つ目の集束ローラであってもよく、或いは、1つ目の集束ローラの直ぐ下流の集束ローラである2つ目の集束ローラであってもよい。
好ましくは、2つの集束ローラが用いられる場合、2つ目の集束ローラの点密度に対する、1つ目の集束ローラの点密度(ローラの単位表面領域あたりのカードワイヤの先端で表現される)の比率は、1と2との間、或いは、1.5と3との間である。1と2との間の範囲は、例えば、1つ目及び2つ目の集束ローラの組み合わせにおいて好ましい。集束ローラに対する、ドッファローラの点密度の比率は、1.5と3との間が好ましい。
更に好ましい実施形態では、1つ目及び2つ目の集束ローラに、本発明の第1形態に係るカードワイヤが巻かれている。
本発明の第3形態は、本発明の第2形態に係る装置を運転する方法である。本発明の第1形態のカードワイヤが巻かれた集束ローラは、更なるローラよりも遅い表面速度で回転する。集束ローラは、更なるローラ上にある全ての繊維ウエブを受ける。「集束ローラは、更なるローラ上にある全ての繊維ウエブを受ける。」は、繊維の送出後は、更なるローラ上に実質的に繊維が残っていないことを意味する。
好適には、集束ローラが、更なるローラよりも小さい表面速度、好ましくは少なくとも20%小さい表面速度で回転する。好適には、更なるローラは、ローラ上のカードワイヤの、歯の前方部位の向きに対して、反対の方向へ回転する。
本方法で使用する装置は、カードワイヤを含む第3のローラを含むことが好ましい。第3のローラは、更なるローラよりも大きい表面速度で、更なるローラの回転方向と反対の接線方向に回転する。第3のローラは、その上の繊維ウエブの少なくとも一部を、更なるローラ上へ送出する。
そのような実施形態において、第3のローラは、例えば、シリンダローラやランダム化ローラであってよい。更なるローラは、ドッファローラであってよい。
本発明の方法は、高品質に集束された繊維ウエブを作ることができる。
本発明の範囲及び要旨内に留まる状態で、異なる実施形態の特徴及び異なる実施例の特徴を組み合わせることができる。
本発明に係るカードワイヤを示している。 図1のカードワイヤの詳細を示している。 本発明に係る別のカードワイヤを示している。 本発明に係る2つのアンダーカットを備えたカードワイヤを示している。 本発明に係るカードワイヤが巻かれたローラを含む装置を示している。
図1は、本発明に係るカードワイヤ100を示している。このカードワイヤ100は、リブ部103と、リブ部103の長手方向に沿って複数の歯105とを含んでいる。複数の歯105は、リブ部103に対して角度をなして傾斜している。歯は、前方部位107と後方部位109とを有している。前方部位107は、リブ部103の方へ傾いた、歯105の内側の部位である。後方部位109は、歯の外側の部位である。歯の前方部位107と後方部位109とは、歯の先端111で合流している。基部113が、前方部位を、すぐ前の歯の後方部位109へ接続している。図1に示しているカードワイヤ100は、歯105が、3つのアンダーカット部を含む前方部位107を有している。それらは、第1のアンダーカット部120、第2のアンダーカット部130、そして第3のアンダーカット部140である。アンダーカット部120、130、140は、三角状をなしており、その三角の先端が丸みを帯びている。アンダーカット部120、130、140の各々は、アンダーカット角を有している。アンダーカット角は、アンダーカット部の、前方部位から(先端から視たときに)内側へ向かう部分の、各ポイントに対する接線が、カードワイヤの長手方向となす最小の角度である。第1のアンダーカット部(120)、第2のアンダーカット部(130)、及び、第3のアンダーカット部(140)は、夫々、アンダーカット角α、β、γを有している。一つの実施例として、αが15度、βが27度、γが40度である。別の実施例では、αが15度、βが20度、γが40度である。更に別の実施例では、αが15度、βが35度、γが50度である。更に別の実施例では、αが15度、βが35度、γが45度である。更に別の実施例では、αが0度、βが12度、γが35度である。更に別の実施例では、αが8度、βが20度、γが45度である。更に別の実施例では、αが35度、βが43度、γが50度である。
他の実施例において、カードワイヤは、20度のアンダーカット角を備える第1のアンダーカット部と、35度のアンダーカット角を備える第2のアンダーカット部とを有している。
図1の例では、カードワイヤの長手方向に対して垂直に測定した、歯の先端からの距離Aが0.6mmの位置で、第1のアンダーカット部が始まっている。
図1に示されている模式的なカードワイヤ100は、前方部位107の、先端111と第1のアンダーカット部120との間に、直線部分161を含んでいる。直線部分161は、リブ部103との最小角δが60度である。別の実施例では、直線部分161が、例えば55度又は50度の、リブ部103との最小角δを有している。
第1の(120)、第2の(130)、及び第3の(140)アンダーカットは、前方部位から(先端から視たときに)内側へ向かうアンダーカット部の一部に、実質的に直線の部分を含んでいる。第1のアンダーカット部120についてのその部分が、図1のカードワイヤ100を詳細に示す図2に示されている。図1及び図2の同じ参照符号は、同じ意味を有している。直線部分Bは、好ましくは、0.4mmと1mmとの間、例えば0.8mmの長さを有している。
図3は、2つのアンダーカット部320、330がスカラップ状を有する、本発明に係るカードワイヤ300を示している。カードワイヤ300は、リブ部303と、リブ部303の長手方向に沿って複数の歯305とを含んでいる。複数の歯305は、リブ部303に対して角度をなして傾斜している。歯は、前方部位307と後方部位309とを有している。前方部位307は、リブ部303の方へ傾いた歯305の内側の部位である。後方部位309は、歯の外側の部位である。歯の前方部位307と後方部位309とは、歯の先端311で合流する。基部313が、前方部位を、すぐ前の歯の後方部位と接続している。
一例として、アンダーカット角は、αが15と等しく、βが28度と等しい。
前方部位307は、先端311と第1のアンダーカット部320との間に、2つの直線部分363、365を含んでいる。カードワイヤの長手方向に対して、先端に近い直線部分363は、角度ε(例えば22度)を有しており、2つ目の直線部分365は、角度ω(例えば60度)を有している。
好適な実施形態において、本発明のカードワイヤは、2つのアンダーカット、より好ましくは、ちょうど2つのアンダーカットを有している。図4は、2つのアンダーカットを有する、本発明に係るカードワイヤ400を示している。カードワイヤ400は、リブ部403と、リブ部403の長手方向に沿って複数の歯405とを含んでいる。複数の歯405は、リブ部403に対して角度をなして傾斜している。歯は、前方部位407と後方部位409とを有している。前方部位407は、リブ部403の方へ傾いた歯405の内側の部位である。後方部位409は、歯の外側の部位である。歯の前方部位407と後方部位409とは、歯の先端411で合流する。基部413が、前方部位を、すぐ前の歯の後方部位409と接続している。ワイヤ400は、第1のアンダーカット部420と第2のアンダーカット部430とを有している。アンダーカット部420、430の各々は、アンダーカット角を有している。第1のアンダーカット部(420)及び第2のアンダーカット部(430)は、夫々、アンダーカット角α及びβを有している。一例として、αが35度であり、βが40度である。別の例では、αが35度であり、βが43度である。
図5は、シリンダローラ510と、ドッファローラ520及び2つの集束ローラ530、540と、取り外しローラ550とを含む装置を示している。この装置は、不織布用カード機の一部である。シリンダローラ510と、ドッファローラ520及び2つの集束ローラ530、540と、取り外しローラ550とには、夫々、カードワイヤ512、522、532、542、552が巻かれている。1つ目の集束ローラ530、及び/又は、2つ目の集束ローラ540は、本発明に係るカードワイヤ、例えば図1、3、4に示したカードワイヤを巻き付けることができる。動作時のローラの回転方向を、矢印で示している。
シリンダローラ510は、繊維ウエブ514を搬送する。シリンダローラ510とドッファローラ520とが交わる部分おいて、繊維ウエブ514の一部が、シリンダローラ510のカードワイヤ512から、ドッファローラ520のカードワイヤ522上へと送出される。送出された繊維ウエブを、符号526で示している。しかしながら、繊維ウエブ514は、完全に送出されるわけではなく、符号515で示される繊維ウエブ514の一部が、シリンダローラ510上で再使用される。
1つ目の集束ローラ530は、ドッファローラ520よりも遅い(例えば20%遅い)表面速度で回転する。集束ローラ530は、ローラ上のカードワイヤの、歯の前方部位の向きと反対の方向で回転する(ドッファローラ520及び2つ目の集束ローラ540の回転方向についても同様である)。繊維ウエブ526は、集束ローラ530のカードワイヤ532の歯によって運ばれて、ドッファローラ520から1つ目の集束ローラ530へと完全に送出され、その繊維ウエブを参照符号536で示している。
2つ目の集束ローラ540は、1つ目の集束ローラ530よりも遅い(例えば20%遅い)表面速度で回転する。繊維ウエブ536は、集束ローラ540のカードワイヤ542の歯によって運ばれて、1つ目の集束ローラ530から2つ目の集束ローラ540へと完全に送出され、その繊維ウエブを参照符号546で示している。
カードワイヤ552が巻かれた取り外しローラ550は、2つ目の集束ローラ540からウエブ546を取り外し、ウエブ556を更に先へ送出する。
集束ローラ530、540の動作によって、ウエブが収束されて密集され、繊維が再配向される。
本発明のカードワイヤを、1つ目及び/又は2つ目の集束ローラ上へ使用することで、本発明のカードワイヤが巻かれたローラ上で繊維の目詰まりが発生することなく、前のローラと本発明のカードワイヤが巻かれたローラとの交差部分において、ウエブの外観が不規則に起泡(bubbling)又は起伏することが排除される。
100、300、400:カードワイヤ、103、303、403:リブ部、105、305、405:歯、107、307、407:前方部位、109、309、409:後方部位、111、311、411:先端、113、313、413:基部、120、320、420:第1のアンダーカット部、130、330、430:第2のアンダーカット部、140:第3のアンダーカット部、161:直線部分、514、515、526、536、546、556:繊維ウエブ、530、540:集束ローラ、α、β、γ:アンダーカット角、A:距離、δ:角度

Claims (17)

  1. カードワイヤ(100、300、400)であって、
    リブ部(103、303、403)と、該リブ部(103、303、403)の長手方向に沿った複数の歯(105、305、405)とを含み、前記複数の歯(105、305、405)が、前記リブ部(103、303、403)に対して角度をなして傾斜しており、
    前記歯は、前方部位(107、307、407)と後方部位(109、309、409)とを有し、前記前方部位(107、307、407)が、前記リブ部(103、303、403)の方へ傾いた歯の内側の部位であり、前記後方部位(109、309、409)が、歯の外側の部位であり、
    歯の前記前方部位(107、307、407)と前記後方部位(109、309、409)とは、歯の先端(111、311、411)において合流し、
    前記歯は、歯の前方部位(107、307、407)を、すぐ前の歯の後方部位(109、309、409)へ接続する基部(113、313、413)を有し、
    前記前方部位(107、307、407)は、第1のアンダーカット部(120、320、420)と第2のアンダーカット部(130、330、430)との、少なくとも2つのアンダーカット部(120と130、320と330、420と430)を含み、
    前記第2のアンダーカット部(130、330、430)は、前記第1のアンダーカット部(120、320、420)よりも、前記歯の先端(111、311、411)から更に離れて配置され、アンダーカット部(120と130、320と330、420と430)の各々は、アンダーカット角(α、β)を有し、
    該アンダーカット角(α、β)は、前記前方部位(107、307、407)から、前記先端から視て内側へ向かう、前記アンダーカット部の部分の各ポイントへの接線の、当該カードワイヤの長手方向となす最小角度であり、
    前記第2のアンダーカット部(130、330、430)が、第1のアンダーカット部(α)よりも大きいアンダーカット角(β)を有することを特徴とするカードワイヤ(100、300、400)。
  2. 前記第2のアンダーカット部(130、330、430)のアンダーカット角(β)と、前記第1のアンダーカット部(120、320、420)のアンダーカット角(α)との差が、少なくとも8度であることを特徴とする請求項1記載のカードワイヤ(100、300、400)。
  3. 前記第1のアンダーカット部(120、320、420)は、当該カードワイヤの長手方向に対して垂直に測定した、前記歯の先端(111、311、411)からの距離(A)が、少なくとも0.15mmの位置で始まることを特徴とする請求項1又は2記載のカードワイヤ(100、300、400)。
  4. 前記第1のアンダーカット部(120、320、420)のアンダーカット角(α)が、0度と38度との間であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のカードワイヤ(100、300、400)。
  5. 前記第2のアンダーカット部(130、330、430)のアンダーカット角(β)が、20度と50度との間であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のカードワイヤ(100、300、400)。
  6. 前記前方部位(107、407)の、前記先端と前記第1のアンダーカット部(120、420)との間に、直線部分(161、461)を含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載のカードワイヤ(100、400)。
  7. 前記前方部位(107、407)の直線部分(161、461)は、当該カードワイヤの前記リブ部(103、403)となす角度(δ)が、20度と65度との間であることを特徴とする請求項記載のカードワイヤ(100、400)。
  8. 前記第1のアンダーカット部、及び/又は、前記第2のアンダーカット部は、前記前方部位から、先端から視て内側へ向かうアンダーカット部の部分に、直線部分を含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載のカードワイヤ。
  9. 前記第1のアンダーカット部、及び/又は、前記第2のアンダーカット部は、三角状或いはスカラップ状をなしていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載のカードワイヤ。
  10. 前記第2のアンダーカット部(130)よりも、前記歯の先端から更に離れて配置された、第3のアンダーカット部(140)を含み、該第3のアンダーカット部(140)が、前記第2のアンダーカット部(130)のアンダーカット角(β)よりも大きいアンダーカット角(γ)を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載のカードワイヤ(100)。
  11. 前記第3のアンダーカット部(140)のアンダーカット角(γ)は、前記第2のアンダーカット部(130)のアンダーカット角(β)より、少なくとも8度大きいことを特徴とする請求項10記載のカードワイヤ(100)。
  12. 前記第3のアンダーカット部(140)のアンダーカット角(γ)が、30度と50度との間であることを特徴とする請求項10又は11記載のカードワイヤ(100)。
  13. 前記第3のアンダーカット部は、前記前方部位から、先端から視て内側へ向かうアンダーカット部の部分に、直線部分を含むことを特徴とする請求項10から12のいずれか1項記載のカードワイヤ。
  14. 前記第3のアンダーカット部は、三角状或いはスカラップ状をなしていることを特徴とする請求項10から13のいずれか1項記載のカードワイヤ。
  15. 請求項1から14のいずれか1項記載のカードワイヤ(100、300、400)が巻かれた集束ローラ(530、540)を含む装置であって、
    前記集束ローラ(530、540)は、該集束ローラ上の前記カードワイヤの、前記歯の前記前方部位(107、307、407)の向きに対して反対方向に回転するように配置されていることを特徴とする装置。
  16. カードワイヤが巻かれた更なるローラ(520)を含み、該更なるローラは、前記集束ローラの表面に最も近い、前記更なるローラの表面と、該更なるローラの表面に最も近い、前記集束ローラの表面とが、同じ接線方向に回転するような方向に回転するように配置されていることを特徴とする請求項15記載の装置。
  17. 請求項16記載の装置の運転方法であって、
    前記集束ローラ(530)を、前記更なるローラ(520)よりも遅い表面速度で回転させ、前記集束ローラ(530)により、前記更なるローラ(520)上にある全ての繊維ウエブを受けることを特徴とする方法。
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