JP6078393B2 - 回転式圧縮機、冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Description
前記第1のベーン部は、第1のベーンと、前記第1のベーンに対し一方の前記軸受の側に位置するように前記第1のシリンダの高さ方向に重ねて配置された第2のベーンと、を備え、前記第1のベーンおよび前記第2のベーンは、夫々前記第1のシリンダ室内の前記ローラに弾性的に当接する先端部と、前記先端部の反対側で前記密閉ケース内の圧力を受ける後端部と、を有するとともに、前記第2のベーンの前記第1のシリンダの高さ方向に沿う長さが前記第1のベーンの前記第1のシリンダの高さ方向に沿う長さよりも短く設定されている。
前記第2のベーン部は、第1のベーンと、前記第1のベーンに対し他方の前記軸受の側に位置するように前記第2のシリンダの高さ方向に重ねて配置された第2のベーンと、を備え、前記第1のベーンおよび前記第2のベーンは、夫々前記第2のシリンダ室内の前記ローラに弾性的に当接する先端部と、前記先端部の反対側で前記密閉ケース内の圧力を受ける後端部と、を有するとともに、前記第2のベーンの前記第2のシリンダの高さ方向に沿う長さが前記第1のベーンの前記第2のシリンダの高さ方向に沿う長さよりも短く設定されている。
備えている。これら第1のシリンダ5aと第2のシリンダ5bとの間には、中間仕切り板
6が介在される。
動すると、第1のシリンダ室10aにおいて第1,第2のベーン51a,51bの後端に密閉ケース1内の圧力とコイルスプリング16aの付勢力とが作用して第1,第2のベーン51a,51bが第1のローラ9aの周壁に弾性的に当接するとともに第1のローラ9aが偏心運動を行う。
高圧のガス冷媒は、凝縮器20に導かれて凝縮し、液冷媒に変る。この液冷媒は膨張装置21に導かれて断熱膨張し、蒸発器22に導かれて蒸発しガス冷媒に変る。蒸発器22において周囲の空気から蒸発潜熱を奪い、冷凍作用をなす。
クルにおける回転式圧縮機Kの吐出側に四方切換え弁を備えてヒートポンプ式冷凍サイクル回路を構成してもよい。四方切換え弁を切換え冷媒の流れを逆に切換えて、回転式圧縮機Kから吐出されたガス冷媒を直接、室内熱交換器へ導くように構成すれば、暖房作用をなす。
なお、第1のベーン52a,52bの後端部のそれぞれには、コイルスプリング16bの一端が嵌るコイルスプリング取付溝30bが形成されている。コイルスプリング16bがコイルスプリング取付溝30bに嵌ったときに、コイルスプリング16bの中心線C2は、第2のシリンダ5bの高さ方向の中心Yに対して第2のベーン52b側に寄って配置されている。このため、スプリング収容孔19bは、上述の位置にコイルスプリング16bが配置されるように形成される。これにより、第1,第2のベーン52a,52bの高さ寸法が異なっても、巻径の小さな1本のコイルスプリング16bで安定して付勢することができる。
これは、第2のシリンダ5bにおいても同様であり、それゆえ、第2のシリンダ5bにおいて副軸受8側に配置される第2のベーン52bの摩耗の程度が、第1のベーン52aに対して進むことが抑制される。言い換えると、ベーンの先端部が摩耗することを抑制できる。
また、ガス冷媒の圧力が上昇していない状態において第1のベーン部51の第1,第2のベーン51a,51bを第1のローラ9aに押し付けるために、1つのコイルスプリング16aが用いられる。1つのコイルスプリング16aを共通して用いるため、部品点数を削減することができる。同様に第2のベーン部52においても1つのコイルスプリング16bを第1,第2のベーン52a,52bに対して共通して用いることによって、部品点数を削減することができる。
Claims (3)
- 密閉ケースと、
前記密閉ケース内に収容された駆動部と、
前記駆動部が発する動力を受けて前記密閉ケース内で回転するとともに、第1の偏心部および第2の偏心部を有する回転軸と、
前記第1の偏心部および前記第2の偏心部を間に挟むように前記回転軸の軸方向に離れて配置され、前記密閉ケース内で前記回転軸を支持する複数の軸受と、
前記軸受の間で前記密閉ケース内に収容され、前記回転軸を介して前記駆動部に連結されるとともに、ガスを圧縮して前記密閉ケース内に放出する圧縮機構部と、を具備し、
前記圧縮機構部は、
前記回転軸の前記第1の偏心部を収容する第1のシリンダ室を有するとともに、一方の前記軸受が重ねられた第1のシリンダと、
前記回転軸の前記第2の偏心部を収容する第2のシリンダ室を有するとともに、他方の前記軸受が重ねられた第2のシリンダと、
前記第1のシリンダと前記第2のシリンダとの間に介在され、前記回転軸が貫通する中間仕切り板と、
前記回転軸の前記第1の偏心部および前記第2の偏心部の周面に夫々嵌合され、前記回転軸の回転を受けて前記第1のシリンダ室内および前記第2のシリンダ室内で偏心運動するローラと、
前記第1のシリンダに設けられ、前記ローラに追従して往復動するとともに、前記第1のシリンダ室内を圧縮側と吸込み側に区画する第1のベーン部と、
前記第2のシリンダに設けられ、前記ローラに追従して往復動するとともに、前記第2のシリンダ室内を圧縮側と吸込み側に区画する第2のベーン部と、を含み、
前記第1のベーン部は、第1のベーンと、前記第1のベーンに対し一方の前記軸受の側に位置するように前記第1のシリンダの高さ方向に重ねて配置された第2のベーンと、を備え、前記第1のベーンおよび前記第2のベーンは、夫々前記第1のシリンダ室内の前記ローラに弾性的に当接する先端部と、前記先端部の反対側で前記密閉ケース内の圧力を受ける後端部と、を有するとともに、前記第2のベーンの前記第1のシリンダの高さ方向に沿う長さが前記第1のベーンの前記第1のシリンダの高さ方向に沿う長さよりも短く設定され、
前記第2のベーン部は、第1のベーンと、前記第1のベーンに対し他方の前記軸受の側に位置するように前記第2のシリンダの高さ方向に重ねて配置された第2のベーンと、を備え、前記第1のベーンおよび前記第2のベーンは、夫々前記第2のシリンダ室内の前記ローラに弾性的に当接する先端部と、前記先端部の反対側で前記密閉ケース内の圧力を受ける後端部と、を有するとともに、前記第2のベーンの前記第2のシリンダの高さ方向に沿う長さが前記第1のベーンの前記第2のシリンダの高さ方向に沿う長さよりも短く設定された回転式圧縮機。 - 前記第1のベーン部の前記第1のベーンおよび前記第2のベーンは、夫々の前記後端部に当接する1本のコイルスプリングを介して前記ローラの方向に付勢されているとともに、当該コイルスプリングの中心が前記第1のシリンダの高さ方向の中心に対し一方の前記軸受の側に位置され、
前記第2のベーン部の前記第1のベーンおよび前記第2のベーンは、夫々の前記後端部に当接する1本のコイルスプリングを介して前記ローラの方向に付勢されているとともに、当該コイルスプリングの中心が前記第2のシリンダの高さ方向の中心に対し他方の前記軸受の側に位置された請求項1に記載の回転式圧縮機。 - 請求項1及び2のいずれか1項に記載の回転式圧縮機と、
凝縮器と、
膨張装置と、
蒸発器と、
前記回転式圧縮機と前記凝縮器と前記膨張装置と前記蒸発器とを連通する冷媒管と
を具備することを特徴とする冷凍サイクル装置。
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