JP6078078B2 - 無線・ネットワークにおける基準信号生成の初期設定 - Google Patents

無線・ネットワークにおける基準信号生成の初期設定 Download PDF

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Description

本発明は一般に無線通信ネットワーク中の無線機器のオペレーションと関連しており、より具体的には、これらのネットワーク中で基準信号を割り当てて使用するための技術と関連している。
3GPP長期発展(LTE)技術は、基地局(3GPPによりeNodeBまたはeNBsと称される)から移動局(3GPPによってユーザ装置またはUEと称される)までの送信信号が、直交周波数分割多重化(OFDM)を使って送信されるモバイルブロードバンド無線通信技術である。ダウンリンク(eNBからUEまで送信信号を搬送している無線リンク)サブフレームの中のeNBによって送信された信号は複数のアンテナから送信されることがあり、信号は、複数のアンテナを持っているUEで受信されることがある。無線チャネルは複数のアンテナポートから送信された信号をゆがめる。それに応じて、ダウンリンクの上のどのような送信信号でも復調するために、UEは、ダウンリンクの上に送信される参照シンボル(RS)に依存している。時間−周波数リソースグリッドの中のこれらの参照シンボルとそれらのポジションはUEに知られていて、それゆえ、これらのシンボル上の無線チャネルの効果を測定することによってチャネル推定を決定するために使われることができる。
LTEにおいて使われたマルチアンテナ技術は、ひとつの特定の受信UEに対して送信されたエネルギーを指示するために、「プレコーディングを送信すること」の使用を含む。この技術によって、同じメッセージを送信するために、いくつかのアンテナエレメントが使用されるけれども、個々の送信アンテナエレメントでは、個々のフェーズおよび最善の振幅重みが適用される。これはしばしばUE固有プレコーディングと呼ばれ、この場合のRSはUE固有RSと呼ばれる。送信されたデータが、UE固有RSと同じUE固有プレコーディングによってプレコーディングされるならば、送信は、単一の仮想アンテナ、すなわち単一のアンテナポートを使って実行され、UEは、この単一のUE固有RSを使ってチャネル推定を実行し、かつ対応するリソースブロック(RB)中でデータを復調するための基準としてそれを用いることだけが必要である。
データが所与のRBペアにおいてUEに送信される場合にのみ、そのRBペアにおけるUE固有RSが送信される。さもなければ、それらは存在していない。LTEにおいて、UE固有RSは、物理ダウンリンク共用データチャネル(PDSCH)の復調のためにUEに割り当てられた各RBの一部分として含まれる。最大で8レイヤのPDSCH送信がサポートされ、従って、3GPP TS 36.211(www.3gpp.orgで利用可能である)において説明されるように、8つの直交するUE固有RSがある。これらの8つの異なるUE固有RSは3GPP仕様書の中のアンテナポート7-15と一致している。
LTEのための3GPP標準のリリース11はいわゆる協調的マルチポイント送信 (CoMP)に向けられた仕様書を含む。CoMPをサポートするために、UEが、UE固有の方法でUE固有RS(アンテナポート7-15)のための基準信号シーケンスを用いて準静的に設定され得ることは決められている(ここで、スクランブリングジェネレータのための初期値は動的選択のために使用可能である)。この場合に、基準信号シーケンスの動的選択はダウンリンク制御チャネル中で送信されたダウンリンク制御情報の中で信号伝達される。これは、同じセルID(Ncell ID)が、地理的に分散されたノードのグループによって用いられる共有セルのシナリオの中で有益であり、ここでそのグループはしばしば、マクロノード及び、本質的にそのマクロのサービスエリアの中にあるすべてのピコ(ピコs)を含む。チャネルの特性に依存して、2つのピコノードの中で使われるUE固有RSの間に多少の干渉がある。従って、セル固有の方法の代わりにUE固有の方法で基準信号を設定することは有益である。
LTEのためのリリース10仕様書の中で、リレー制御チャネルは定義された。このリレー制御チャネル(R-PDCCHと表記する)は、eNBから1つ以上のリレーノードに制御情報を送信するためのものである。R-PDCCHはデータ領域に置かれて、したがってPDSCH送信に類似している。R-PDCCHの送信は、PDSCHがUE固有RSによって送信される方法に類似したやり方で、広いセルのサービスエリアを提供するために共通の基準信号(CRS)を用いるか、または、プレコーディングにより特定のリレーノード(RN)に向けたリンク性能を改善するためにRN固有基準信号を用いるか、いずれかを設定することができる。後者の場合に、UE固有RSがR-PDCCH送信のために使われる。R-PDCCHは、システムの帯域幅の中で設定された特定の数のRBペアを占め、従って残りのRBペアを埋めているPDSCH送信によって周波数多重化されている。
LTEリリース11の議論において、注目は、PDCCH、PHICH PCFICH、PBCHの機能拡張版を含めて、拡張制御チャネルをサポートするために、これらの同じ技術を採用することに向けられた。従って、PDSCHとR-PDCCHのために上で議論されたのと同じUE固有の送信の原則は、拡張制御チャネルに適用されて、その結果UE固有基準信号に基づいたUEに対する汎用制御メッセージの送信が可能である。これらの拡張制御チャネルは一般的に拡張PDCCH(ePDCCH)、拡張PHICH(ePHICH)などとして知られている。
より具体的には、拡張制御チャネルの復調のためにアンテナポートp∈{7,8,9,10}を使うことが合意されている。これらは、UE固有RSに基づいたPDSCH送信のために使われるのと同じアンテナポートである。この拡張は、プレコーディング利得が制御チャネルについても達成できることを意味している。別の利点は、違うRBペア(すなわち拡張制御領域)が違うセルまたはあるセルの中の違う送信ポイントに割り当てられることができ、それにより、制御チャネルの間でセル間またはまたはポイント間の干渉調整が達成できることである。
代わりに、同じ拡張制御領域は、ひとつのセルの中の違う送信ポイントで、または異なるセルの中の送信ポイントからの送信の中で使われることができるけれども、それらはそれほど互いに干渉しない。典型的なケースは、マクロ・セルがそのサービスエリアの中の下位のパワーピコノードを含み、ピコノードはマクロノードと同じ同期信号/セルIDを持っている(または関連づけられている)共有セルのシナリオである。地理的に離れたピコノードの中で、同じ拡張制御領域(すなわちePDCCHのために使われた同じ物理リソースブロック(PRB))は再使用することができる。この方法において、所与のPRBリソースは、潜在的には複数回、共有セルの異なる部分において再生使用されるので、そのセルの中の合計制御チャネル容量は増大するであろう。
3GPPによって開発された拡張制御チャネルのための仕様は、拡張制御チャネルが使われるであろう多種多様なシナリオを熟考している。結果として、これらの様々な拡張制御チャネルのシナリオの中で確実なチャネル推定を達成するために、基準信号シーケンスを割り当てるための改善された技術が必要である。
基準信号を割り当てて、適用することへの現在のアプローチは、いくつかのシナリオの中で拡張制御チャネルの送信を完全にサポートすることには十分でない。ひとつの問題は、拡張制御チャネルのためにセルまたはエリアの分割が用いられる共有セルのシナリオにおいて拡張制御チャネルを復調するために確かなチャネル推定を達成すべく、どのように基準信号シーケンスを割り当てるかである。別の問題は、共通の探索空間に属している拡張制御チャネルを復調するために確実なチャネル推定を達成すべく、どのように基準信号シーケンスを割り当てるかである。さらに別の問題は、キャリヤへの初期のアクセス、例えばシステム情報の受信のために使われる拡張制御チャネルを復調するためにどのように基準信号シーケンスを割り当てるかである。さらに、スタンドアロンキャリヤタイプへの初期のアクセスのために使われる拡張制御チャネルを復調するために基準信号シーケンスをどのように割り当てるかが問題である。最後に、基準信号シーケンスを設定するためにどのように信号送信のオーバーヘッドを最小化するかもまた問題である。
本発明のいくつかの実施形態において、拡張制御チャネル(eCCH)送信と関連づけられたRSのために使われる基準信号シーケンスは、所与のセルについて固定された所与のシーケンスではなく、異なる基準信号シーケンスのセットのうちのひとつである。特定のeCCHのためにどのシーケンスを用いるかは、ひとつ又はいくつかの要因に基づいて送信ノード及び/又はUEによって決定される。たとえば、eCCHがUE固有の探索空間または共通の探索空間のいずれに属しているかや、eCCHがeCCHの局所化した送信または分散化した送信のいずれに属しているか、eCCHがブロードキャストタイプまたはユニキャストタイプのいずれかであるか、eCCHがランダムアクセス応答や、呼出しメッセージなどであるかどうか、および/またはeCCHが、システム情報などのキャリヤへの初期のアクセスで読まれたメッセージに属しているかどうか、などである。
結果として、本発明のいくつかの実施形態に応じた送信ノードは、様々なタイプの拡張制御チャネルが同時に送信されたとしても、その様々なタイプの拡張制御チャネルのために様々な基準信号シーケンスを使うであろう。それらのさまざまなタイプの拡張制御チャネルは様々なUEまたはUEグループを対象とするか、または周波数ダイバーシチの様々な利用をすることがあるので、関連づけられた基準信号シーケンスは、送信ノードによってコントロールされた送信ポイントの様々なセットから送信されるか、またはアンテナポートのさまざまなセットを用いて、または時間周波数リソース(PRBペアなど)のさまざまなセットを用いて、またはこれらのすべての組み合わせを用いて送信され得る。
以下で詳細に説明された技術に応じた例示方法は、無線基地局による実装に適しており、第1の初期設定値からの第1の基準信号シーケンスの生成から始まる。第2の基準信号シーケンスは第2の初期設定値からまた生成される。これらの2つの基準信号シーケンスは2つの対応する拡張制御送信と関連づけられる。そのため、第1の基準信号シーケンスからとられた第1の拡張制御チャネルと参照シンボルとが、第1の時間周波数リソースの第1のセットを用いて、かつ、送信ポイントの第1のセットまたはアンテナポートの第1のセットまたはそれら両方を用いて送信され、そして、第2の基準信号シーケンスからとられた第2の拡張制御チャネルと参照シンボルとはまた、第1のセットとは別の送信ポイントの第2のセットを用いて、又は第2のセットとは異なる時間周波数リソースの第2のセットを用いるか、またはこれら異なる第2のセットの組み合わせを用いて送信される。第2の拡張制御チャネルとその関連づけられた参照シンボルは、第1制御チャネルと第1の基準信号シーケンスからの参照シンボルとが送信される同じサブフレーム又はサブフレームのグループ内で送信される。
以下でさらに詳しく議論するように、様々な基準信号シーケンスからとられた関連する参照シンボルを有する前記第1及び第2の拡張制御チャネルにはさまざまなタイプがある。例えば、いくつかの場合では、第1の拡張制御チャネルは共通の探索空間を対象とし、第2の拡張制御チャネルはUE固有探索空間を対象とする。一方の、または他方の拡張制御チャネルは、例えばランダムアクセス応答、または呼出し(ページング)メッセージ、またはブロードキャストされた制御メッセージであり得る。いくつかの例では、第2の拡張制御チャネルが1つの周波数局所化(frequency-localized)拡張制御チャネル領域から送信される間、第1の拡張制御チャネルは、ダウンリンクサブフレームの中の2つ以上の周波数多様(frequency-diverse)拡張制御チャネル領域に分配される。
いくつかの実施形態において、第1の基準信号シーケンスは、チャネル状態情報基準信号を送信するために使われたのと同じである。これらのいくつかまたは他の場合において、第2の初期設定値は同じであるか、トラフィックチャネル送信のために復調基準信号を得るように使われた初期設定値から導かれる。他の実施形態において、初期設定値の1つは、無線基地局によって送信された同期シーケンスに含まれている情報から導かれる。
移動局による実施に適した対応する方法は以下でも詳細に説明される。拡張制御チャネルの復調のための一方法は、第1の初期設定値から生成された第1の基準信号シーケンスと、第2の初期設定値から生成された第2の基準信号シーケンスとから選択することで始まり、選択された基準信号シーケンスからとられた参照シンボルを用いた受信信号のチャネル推定の実行がそれに続く。
いくつかの実施形態において、拡張制御チャネルが共通の探索空間を対象とするという決定に応じて、第1の基準信号シーケンスが選択される。これらの実施形態のいくつかにおいて、拡張制御チャネルはランダムアクセス応答または呼出しメッセージまたはブロードキャストされる制御メッセージである。他の例において、拡張制御チャネルがUE固有探索空間を対象とするという決定に応じて、第2の信号シーケンスが代わりに選択される。
他の実施形態において、第1の基準信号シーケンスは、拡張制御チャネルが周波数分散送信であるという決定に応じて選択され、その一方他の例において、拡張制御チャネルが周波数局所化送信であるという決定に応じて第2の基準信号シーケンスが選択される。
上記要約した移動ステーションベースの実施形態のどれにおいても、第1の初期設定値または第2の初期設定値またはそれら両方は、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって得られた情報に基づいて決定できる。他において、その一方または両方は、スロット番号またはサイクリックプレフィクス長またはその両方から導かれる。様々な他の実施形態において、第1の初期設定値または第2の初期設定値または両方はチャネル状態情報参照信号の送信のために使われた基準信号シーケンスに基づくか、トラフィックチャネル送信のために使われた基準信号シーケンスに基づくか、受信された信号に含まれている同期信号から得られた情報に基づく。
いくつかの実施形態において、移動局または他の無線機器は、初期設定値のセットを識別しているコンフィギュレーションデータを受信し、復調された拡張制御チャネルから、初期設定値のセットからの第1の値に対応しているインデックス値を得る。デバイスはそれから、第1の値から生成された基準信号シーケンスからとられた参照シンボルを使って、トラフィックチャネル送信信号のためにチャネル推定を実行し、前記チャネル推定の結果を使って、トラフィックチャネル送信信号を復調する。
上記要約した技術とそのバリエーションのどれでも実行するために適応した基地局と移動局装置およびその改良型は、この後の詳細な議論においてまた明らかにされる。もちろん、本発明は上記で要約された機能と利点に制限されない。実際に、当業者は以下の詳細な説明を読み、添付図面を見た後で追加的な機能と利点とを認めるであろう。
一例であるモバイル通信システムの一部を説明する。 OFDMを使うモバイル通信システムのためにの時間周波数リソースのグリッドを説明する。 LTE信号の時間領域構造を説明する。 LTEサブフレームの中でUE固有参照シンボルの配置を説明する。 LTEサブフレームの制御領域の中でPDCCH CCEの分布を説明する。 LTEサブフレームの中で拡張制御チャネル領域を説明する。 無線ネットワークにおける異種セル展開を説明する。 異種セル展開においてノードへの拡張制御チャネルのマッピングの例を説明する。 LTEサブフレームの中の拡張制御チャネル領域へのePDCCHの局所化マッピングを示す。 LTEサブフレームの中の複数の拡張制御チャネル領域へのePDCCHの分散化されたマッピングを示す。 RBペアへのeREGの割当て例を説明する。 eREGとアンテナポートとの間の関連の例を示しているノード図である。 eREGとアンテナポートとの間の関連の例を示している別のノード図である。 拡張制御チャネルを送信するための技術の例を説明している処理流れ図である。 基地局と移動局とがそれぞれ、基準信号シーケンスを選択し、拡張制御チャネル送信に適用するための技術の一例をどのように実行するかを説明している処理流れ図である。 基地局と移動局とがそれぞれ、基準信号シーケンスを選択し、拡張制御チャネル送信に適用するための技術の別の例をどのように実行するかを説明している処理流れ図である。 移動局によって実行される技術の例を説明している別の処理流れ図である。 移動局によって実行される技術の別の例を説明している別の処理流れ図である。 本発明のいくつかの実施形態に従って無線ノードの例の構成要素を説明する。 本発明のいくつかの実施形態に従って無線機器の機能要素を説明する。 基地局の例の機能要素を説明する。
さて図面を参照すると、図1は、移動局100に無線通信サービスを提供するための模範的なモバイル通信ネットワーク10を説明する。LTE用語で「ユーザ装置」または"UE"と称される3つの移動局100が図1に示される。移動局100は、例えば携帯電話、携帯情報端末、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、または、無線通信能力を持つ他のデバイスを含むことができ、そのデバイスには、マシンタイプ特性、すなわち必ずしもセンサーや測定デバイスなどのいかなるユーザインタラクションも要求しない通信能力を有するいわゆるマシン−マシン(M2M)デバイスを含む。モバイル通信ネットワーク10は複数の地理的セルエリアまたはセクタ12を含む。各地理的セルエリアまたはセクタ12は無線基地局20によって提供される(LTEにおいてそれはNodeBまたは発展したNodeB(eNodeB)と呼ばれる)。1つの基地局20が複数の地理的セルエリアまたはセクタ12でサービスを提供することができる。移動局100は1つ以上のダウンリンク(DL)チャネル上で基地局20から信号を受信し、信号を1つ以上のアップリンク(UL)チャネル上で基地局20に送信する。
説明目的のために、本発明のいくつかの実施形態は長期発展(LTE)システムのコンテキストの中で説明されるであろう。当業者はしかし、本発明のいくつかの実施形態がより一般に、例えばWiMax(IEEE 802.16)システムを含む他の無線通信システムに適用可能であると理解するであろう。同様に、ここに説明された信号のいくつかがOFDMシステムについて特徴付けられている一方、この開示において説明された信号が、OFDMシステムの時間周波数グリッドの中より他のドメインの中で信号を表すことができることは理解されるべきである。
最後に、ここに使われる用語「アンテナポート」が、必ずしも特定の物理的なアンテナと一致していないことは注意されるべきである。その代わりに、アンテナポートは、例えば、受信する移動局が、使用される物理的なアンテナの数や送信された信号がそれらの物理的なアンテナにマッピングされた方法を必ずしも知る必要がないやり方で、送信信号のマルチアンテナプレコーディングまたはビームフォーミングを可能とする、より一般的な概念である。従って、LTE仕様によってそれに与えられた意味に従って用語「アンテナポート」は理解されているべきであり、すなわち、2つの受信信号が、送信機側での統合の処理を含めて同じ全体のチャネルを経験したと仮定し得るならば、それらは同じアンテナポート上で送信されている。そして、ダウンリンクの上では、アンテナポートは基準信号の送信に対応していると考えることができ、その結果、所与のアンテナポートからのデータ送信の復調は、首尾一貫した復調目的のためにチャネル推定のための対応する基準信号に依存し得る。
LTEはダウンリンクの中で直交周波数分割多重(OFDM)を使い、アップリンクの中で離散フーリエ変換(DFT)-拡散OFDMを使う。基本のLTEダウンリンク物理リソースは時間周波数グリッドとして見ることができる。図2はLTEのための模範的なOFDM時間周波数グリッド50の使用可能なスペクトルの一部を示す。一般的に言って、時間周波数グリッド50は1ミリ秒のサブフレームに分けられる。各サブフレームは多くのOFDMシンボルを含む。マルチパス分散が極めて深刻であると予想されていない状況での使用に適した通常のサイクリックプレフィクス(CP)長のために、サブフレームは14のOFDMシンボルから成る。拡張されたサイクリックプレフィクスが使われるならば、サブフレームは12だけOFDMシンボルを持つ。周波数領域で、物理リソースは15kHzの間隔で隣接するサブキャリヤに分けられる。サブキャリヤの数は割り当てられたシステムの帯域幅に従って変わる。時間周波数グリッド50の最も小さな要素はリソース要素である。リソース要素はひとつのOFDMシンボル間隔の間の1つのOFDMサブキャリヤから成る。リソース要素は、ひとつのサブフレームの2つの等長スロットのうちのひとつの中でリソースブロック(RB)にグループ化され、各RBは順に12のOFDMサブキャリヤから成る。図2は、全部で168のリソース要素を含むリソースブロックペアを示す。
ダウンリンク送信は動的にスケジュールされ、その中では各サブフレーム内で基地局は、データの送信先の移動端末およびデータが送信されるリソースブロックを識別する制御情報を送信する。この制御信号の送出は、一般に、各サブフレーム内で最初の1、2、3、または4つのOFDMシンボルを占める制御領域の中に送信される。3つのOFDMシンボルの制御領域を持つダウンリンクシステムが図2において説明される。動的スケジューリング情報は制御領域の中で送信された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)経由でUE(移動局のための3GPP用語「ユーザ装置」)に伝達される。PDCCHの成功した復号の後に、LTE仕様の中で指定された所定のタイミングに従って、UEは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)からのトラヒック・データの受信、または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)でのトラヒック・データの送信を実行する。
図3に例示するように、LTEダウンリンク送信は、時間領域では、10ミリ秒の無線フレームにさらに組織され、各無線フレームは10個のサブフレームから成る。各サブフレームはさらに0.5ミリ秒の持続期間の2つのスロットに分けることができる。LTEにおけるリソース割当ては、2つのスロットにわたり時間方向に集められたRBペアでしばしば説明され、ひとつのRBは、時間領域の1つのスロット(0.5 ms)と、周波数領域の12の隣接サブキャリヤとに対応している。RBは、周波数領域の中で、システム帯域幅の一端から0で始まる番号付けがされる。
ダウンリンク(eNBからUEまで送信信号を搬送しているリンク)サブフレームの中でeNBによって送信された信号は複数のアンテナから送信されてもよく、信号は、複数のアンテナを持っているUEで受信されてもよい。無線チャネルは複数のアンテナポートから送信された信号をゆがめる。ダウンリンクの上のどのような送信でも復調するために、UEは、ダウンリンクの上に送信される参照シンボル(RS)に依存する。時間周波数グリッドの中のこれらの参照シンボルとそれらのポジションはUEに知られていて、それゆえ、時間周波数グリッドの中のこれらの参照シンボルとそれらのポジションは、これらのシンボルでの無線チャネルの効果を測定することによってチャネル推定を決定するために使うことができる。図2において、参照シンボル55の分布の例が示される。参照シンボル55はセル固有基準信号(CRS)を構成する。
LTEに応用できるマルチアンテナ技術の利用の一例は、ひとつの特定の受信UEに対する送信エネルギーを指示するための「プレコーディングを送信すること」の使用である。この技術により、送信のために使用可能なすべてのアンテナエレメントが同じメッセージを送信するために使われるけれども、個々のフェーズとことによると振幅重みがそれぞれの送信アンテナエレメントに適用される。これは時にはUE固有プレコーディングと表示され、この場合のRSはUE固有RSと表示される。RBにおいて送信されたデータがUE固有RSと同じUE固有プレコーディングによってプレコーディングされるならば、送信は、1つの仮想アンテナすなわち1つのアンテナポートを用いて実行され、UEはこのひとつのUE固有RSを使ってチャネル推定を実行し、このRB内のデータを復調するための基準としてそれを使う必要がある。
所与のRBペアにおいてデータがUEに送信される場合にだけ、UE固有RSは送信される。さもなければ、それらは存在していない。LTEにおいて、UE固有RSは、物理ダウンリンク共用データチャネル(PDSCH)の復調のためにUEに割り当てられる各RBの一部分として含まれる。最大で8レイヤのPDSCH送信がサポートされ、従って、3GPP TS 36.211(www.3gpp.orgで利用可能である)において説明されるように、8つの直交するUE固有RSがある。これらの8つの異なるUE固有RSは3GPP仕様中のアンテナポート7-15と一致している。
LTE仕様におけるUE固有参照シンボルの例は図4に示されており、ひとつのRBペア内のR7およびR9と表示された2つの基準信号の位置を示す。この図においてR7と表示されたすべてのリソース要素(RE)はひとつの"RS"に属しており、それゆえ、RSとして知られているものは、RBペアの全域で分散したREのセット上の変調したシンボルの集まりである。これらのシンボルはセル固有基準信号シーケンスによって次の通りスクランブルされる。任意のアンテナポートp∈{7,8,...,v+6}(vは層の数)について、基準信号シーケンスr(m)はサブキャリヤインデックスmの関数として次によって定義される。
Figure 0006078078
ここで、Nmax,DL RBは、RBの倍数で測定された最大のダウンリンク帯域幅設定である。
上記関数において使われた擬似ランダムシーケンスc(i)は3GPP TS 36.211のセクション7.2で定義される。所与のサブフレームのための正確な参照シンボルを生成するように、擬似ランダムシーケンス発生器は各サブフレームの開始において以下により初期設定されることとする。
Figure 0006078078
ここでnsがスロット番号であり、そしてアンテナポート7、8について、nSCIDは、PDSCH送信と関連づけられた最も最近に送信されたダウンリンク制御情報(DCI)中のIDをスクランブルすることにより与えられるバイナリ値である。アンテナポート7または8上のPDSCH送信と関連づけられたDCIが全然ないならば、UEはそのnSCID =0を仮定することとする。アンテナポート9から14については、UEはまた、nSCIDが0であると仮定することとする。さらに、Ncell IDはセルIDであり、プライマリまたはセコンダリ同期信号(PSS/SSS)上のセル探索手続きから得られる。
したがって、基準信号シーケンスはセルIDに依存する。結果として、同期化セルによってネットワーク中のセルエッジUEにおいて頻繁に起こる可能性があるように、2つの異なるセルからのUE固有基準信号が時間−周波数OFDMグリッドの中で衝突しているならば、異なる基準信号シーケンスが何らかの干渉のランダム化を提供する。結果としてもたらされるチャネル推定性能は、従って、2つのセルの中で同じシーケンスが使われた場合に比べて改善するであろう。
LTEのためのリリース11標準の開発は、協調マルチポイント送信(CoMP)として知られている技術のグループの支援のための仕様を含む。UEがUE固有の方法でUE固有RS(アンテナポート7-15)のための基準信号シーケンスによって準静的に設定されることができることは決定されており、そこにおいてスクランブリング生成器のための初期設定値は動的選択のために使用可能である。この場合に、基準信号シーケンスの動的選択は、ダウンリンク制御チャネルの中で送信されたダウンリンク制御情報の中でUEに伝達される。
これは特に共有セルのシナリオの中で有益である。共有セルのシナリオの中では、同じセルID(Ncell ID)が地理的に分散したノードのグループによって使われ、そのグループはしばしば、マクロノードとマクロのサービスエリア内で動作するいくつかのピコノードとを含む。チャネル特性に依存して、共有セルの中の2つのピコノードによって使われたUE固有RSの間に多少の干渉がある可能性がある。従って、セル固有の方法の代わりにUE固有の方法で基準信号を設定することは有益である。これは3GPP仕様のリリース11において、この機能を含める動機づけであった。
LTEにおいて使われた他の参照シンボルはすべてのUEによって使われ、したがって広いセルエリアをカバーすることができる。これらの1つの例は、チャネル推定と移動度測定とを含めて、様々な目的のためにUEによって使われる共通参照シンボル(CRS)である。どのような特定のサブフレーム内でユーザに送信されるデータがあるかにかかわらず、システム帯域幅におけるすべてのサブフレーム内のある事前定義されたREをCRSが占めるように、これらのCRSは定義される。これらのCRSは図2における「参照シンボル」として示される。
別のタイプの参照シンボルはチャネル状態情報RS(CSI-RS)である。CSI-RSは、上で議論されるように、UE固有RSを使う送信モードのためにプレコーディングマトリックス及び送信ランク選択と関連づけられた測定のために使われる。CSI-RSのために、UE固有RSに関して上で議論された同じ理由のために設定可能な基準信号シーケンスをUE固有の方法で考慮する進行中の標準化努力もある。
ユーザへの無線リンク上で送信されたメッセージは制御メッセージまたはデータメッセージとして広く分類されることができる。制御メッセージは、システムの中の各UEの適切なオペレーションと同様にシステムの適切なオペレーションを容易にするために使われる。制御メッセージは、UEからの送信電力などの機能を制御するコマンドや、RB内でデータがUEにより受信される、或いはUEから送信されるそのRBの割当を伝達するコマンドなどのコマンドを含む。いくつかの制御メッセージは、スケジューリング情報と電源制御メッセージを伝える物理的なダウンリンク制御チャネル(PDCCH)経由で伝わる。他の制御チャネルは、先立つアップリンク送信に呼応してACK/NACKを搬送する物理HARQインジケータチャネル(PHICH)と、システム情報を搬送する物理ブロードキャストチャネル(PBCH)とを含む。PBCHはPDCCH送信によってスケジューリングされないけれども、プライマリおよびセコンダリ同期信号(PSS/SSS)に対して相対的に固定された位置を有する。従って、UEは、PDCCHを読むことができる前にBCHからシステム情報を受信することができる。
LTEリリース10仕様に従って動作するシステムにおいて、UEへの制御メッセージは、CRSを使って復調される。それゆえ、UEの位置についての知識を持っているシステムなしでセル内の全UEに到達するために、これらの制御メッセージは広いセルサービスエリアを有している。サブフレーム中の最初の1から4のOFDMシンボルは、設定に応じて制御情報のために確保される(図2参照)。制御メッセージは、所与のeNBによってカバーされているセルの中で、1つのUEにだけ送信される必要があるメッセージ(UE固有制御)と、すべてのUEまたは1より多くを数えているUEのサブセットに送信される必要があるメッセージ(共通制御)のタイプに分類することができる。
将来のLTEリリースにおいて、PDCCH送信またはCRS送信を含まないかもしれず、それゆえ後方互換にならないであろう新しいキャリヤタイプがあるであろうということはこのコンテキストの中で注目されるべきである。そのようなキャリヤタイプはリリース11において導入される。キャリヤアグリゲーションの使用によって、この新しいキャリヤタイプは、レガシーの(後方互換の)キャリヤタイプ(PDCCHとCRSを含む)を用いて集められる。しかし、LTEの将来リリースにおいて、この種のスタンドアロンキャリヤ(すなわちPDCCHまたはCRSを有さないけれどもレガシーキャリヤとも関連づけられないキャリヤ)を持つこともまた可能であるかもしれない。
PDCCHタイプの制御メッセージは、CRSを使って復調されて、制御チャネル要素(CCE)と呼ばれる単位の倍数で送信され、ここで各CCEは36のREを含んでいる。各PDCCHは、制御メッセージのリンク適応を考慮するために1、2、4、または8つのCCEのアグリゲーションレベルを持つことができる。さらに、各CCEは4つのREからそれぞれ成る9つのリソース要素グループ(REG)にマッピングされる。これらのREGは、CCEに周波数ダイバーシチを提供するためにeNB帯域幅全体に分散される。それゆえ、最高8つまでのCCEから成るPDCCHは、設定に依存して、最初の1から4のOFDMシンボルの中でシステムの帯域幅全体に及ぶ。これは図5において示される。
UEへの物理的なダウンリンク共用データチャネル(PDSCH)の送信は、制御メッセージまたはRSのために使われない各RBペアにおけるそれらREを使う。PDSCHは、PDSCH送信モードに依存して、復調用基準としてUE固有RSまたはCRSのどちらかを使って送信されることができる。UE固有RSの使用により、UEで受信した信号エネルギーが増加するように、複数のアンテナから送信されているデータと基準信号との両方のプレコーディングを使って、マルチアンテナeNBが送信を最適化することができる。その結果、チャネル推定性能は改善されて、送信のデータ送信速度は増大することができる。
LTEのリリース10において、リレー制御チャネル(R-PDCCHと示される)もまた定義された。eNBからリレーノードへと制御情報を送信するために使われるR-PDCCHはデータ領域に置かれて、そのためPDSCH送信に類似している。R-PDCCHの送信は、広いセルのサービスエリアを提供するために共通基準信号(CRS)を用いるか、またはプレコーディングにより特定のRNに対するリンク性能を改善するためにリレーノード(RN)固有基準信号使うかを、UE固有RSを用いてPDSCHを送信する方法と同様のやり方でいずれかに設定できる。後者の場合に、UE固有RSはR-PDCCH送信のために使われる。R-PDCCHはシステム帯域幅において特定の数の設定されたRBペアを占め、従って残りのRBペアを埋めているPDSCH送信によって周波数多重化される。一例が、各々がRBペア1つ分のサイズのダウンリンクサブフレームを説明する図6において示され、図6は10個のPBペア及び3つのP-PDCCH610の送信を示す。R-PDCCHが、OFDMシンボル0で開始されないことに注意すること。それにより最初の1から4つのシンボルの中でPDCCHは送信される。R-PDCCHの間のRBペアはPDSCH送信のために使われることができる。
上記説明のように、LTEリリース11の議論の注目は、PDCCH、PHICH、PCFICH、およびPBCHの機能強化版を含む拡張制御チャネルをサポートするために、これらの同じ技術を採用することに向きを変えた。従って、PDSCHとR-PDCCHのために上で議論されるのと同じUE固有の送信の原則は拡張制御チャネルに適用され、従ってUE固有基準信号に基づくUEへの汎用制御メッセージの送信が可能となる。これらの拡張制御チャネルは一般的に拡張PDCCH(ePDCCH)、拡張PHICH(ePHICH)などとして知られている。
より具体的には、それは、拡張制御チャネルの復調のためにアンテナポートp∈{7,8,9,10}を使うために合意されている。これらは、UE固有RSに基づいたPDSCH送信のために使われるのと同じアンテナポートである。この拡張は、プレコーディング利得が制御チャネルのためにも達成され得ることを意味している。別の利点は、異なるRBペア(すなわち拡張制御領域)が異なるセルまたはひとつのセルの中の異なる送信ポイントに割り当てられることができて、従って、制御チャネルの間で、セル間またはポイント間干渉の調整が達成できることである。
代わりに、同じ拡張制御領域は、ひとつのセルの中の異なる送信ポイントで、または互いにそれほど干渉していない異なるセルに属している送信ポイントで使われることができる。典型的なケースは、マクロセルがそのサービスエリアの中により低出力のピコノードを含んでいる、共有セルのシナリオであり、それピコノードはマクロノードによって使われた同じ同期信号/セルIDを持っている(または、関連づけられる)。
このシナリオの例は図7において説明されている。そこでは、領域710がマクロノードのサービスエリアを表していて、領域720がピコノードA、B、Cのためのサービスエリアに対応する。共有セルシナリオにおいて、A、B、C、およびマクロセルは同じセルID、例えば同じ同期信号を有する(すなわち送信されるか、同じ同期信号に関連づけられている)。
図7におけるピコノードBとCなど地理的に離れたピコノードのために、同じ拡張制御領域(すなわちePDCCHのために使われる同じ物理リソースブロック(PRB))は再生使用されることができる。一方ではピコノードAはピコノードBにかなり近く、従って、ピコノードBと干渉し、ピコノードBから干渉を受けるリスクにさらされている。したがって、異なる拡張制御チャネル領域(すなわち異なるPRB)がノードAによる拡張制御チャネル送信のために使われるべきである。共有セルの中のピコノード間または他の送信ポイント間の干渉調整が、それによって達成される。 -与えられたPRBリソースはセルの異なる部分で潜在的に複数回再生使用されるため、この方法で、共有セルの中の合計制御チャネル容量は増大する。
図8は、図7において説明されたシナリオのためのPRBリソースのこの再使用を説明する。図8において見られるように、これらのノードが、ePDCCHの間で干渉を避けるために十分に分離するので、第1と、第3のePDCCHリソースはピコノードBとCの両方におけるePDCCH送信のために使われる。第2と第4のePDCCHリソースはピコノードAによって単独で使われる。PDCCHがシステムの帯域幅全体をまたぐので、このエリア分割と制御チャネルの周波数調整がPDCCHにより可能でないことは理解されるはずである。
図9はLTEサブフレームの拡張制御領域へのePDCCHのマッピング例を説明する。この例において、ePDCCHはCCEを含み、4つのeREGから構成されていて、複数のグループに分けられる。図9において説明されたアプローチにおいて、ePDCCH全体がひとつのサブフレーム内の拡張制御領域の1つにマッピングされ、それによって局所化送信が達成される。図9において、サブフレームの中でPDCCHの同時送信を適応させるために、拡張制御領域はOFDMのシンボル0で開始されないことに注意すること。しかしながら、上述のように、将来のLTEリリースにおいては、PDCCHを持たないキャリヤタイプがあるかもしれず、その場合に、拡張制御領域はサブフレームの中でOFDMのシンボル0から開始されることもあり得る。
図9において説明されるように、拡張制御チャネルがUE固有プレコーディングおよび局所化送信を可能にしても、場合によっては、ブロードキャストされた、サービスエリアの広い方法で拡張制御チャネルを送信することができることは有益であるかもしれない。受信に関係しているUEのチャネル特性に応じて、かつeNBが、チャネル特性を考慮することができるかどうかに応じて、プレコーディング利得が、失われるかまたは少なくとも減少したとしても、eNBが、あるUEに対してプレコーディングを実行するために十分に信頼できる情報を持っていない場合(この場合広いサービスエリアの送信がより確実である)に、これは有益である。別のケースは、特定の制御メッセージが複数のUEのために意図されている場合である。この場合に、UE固有プレコーディングは使われることができない。複数のUEのために意図されている制御データを送信する例は共通制御情報の送信(すなわち共通の探索空間内の)である。さらに他のケースでは、いくつかの状況でサブバンドプレコーディングを利用することが望ましいであろう。もしeNBが、別々の部分周波数帯域で好適なプレコーディングベクトルが異なるような情報を持っているならば、UEが個々のRBペア内のチャネルを個々に推定するので、eNBが別々のRBペア内で別々のプレコーディングベクトルを選ぶことができる。
これらのケースのどれででも、複数の拡張制御領域上でePDCCHの分散された送信を使うことができる。例えば、同じePDCCHに属しているeREGがいくつかの拡張制御領域に分散される図10を見よ。ここで、ePDCCHは再びCCEを含み、4つのeREGから成る。しかし今回、eREGは3つの制御領域に分散される。ePDCCHのこの分散された送信は周波数ダイバーシチを利用し、サブバンドプレコーディングを可能にする。
リリース11LTE仕様に応じた拡張制御チャネルは復調の基準として、図4に例示するようにUE固有RSを使うであろう。さらに下で議論されるように、RBペアにおいて必要であったアンテナポートの数に依存して、ePDCCHは、復調の基準のために、アンテナポートp∈{7,8,9,10}のひとつ又はいくつか又は全てを使うであろう。
拡張制御領域(例えばRBまたはRBペア)は、時間周波数リソース(拡張リソース要素グループ(eREG)と示す)に分割できる。時間周波数リソースのそれぞれは、UE固有RSのセットの中の唯一のRSと関連づけられる(そのRSは同じRBまたはRBペアに置かれる)。これは、ePDCCH時間周波数リソース(eREG)のそれぞれが特定のアンテナポートと関連づけられるということと等しい。UEがRBまたはRBペアの所与のeREGにおいて情報を復調する時に、それはそのeREGと関連づけられたRS/アンテナポートを使う。
さらに、RBまたはRBペアにおける各リソースは独立してUEに割り当てられることができる。これは図11において説明され、図11は、72個のREからそれぞれ成る4つの拡張リソース要素グループ(eREG)と2つのアンテナポート(AP)とを有するダウンリンクRBペアの例を示す。
この例において、各eREGはアンテナポート(AP)と関連づけられて、各APは2つのeREGと関連づけられる。これは図12において説明されたノード図において示される。ここで、eREG 1とeREG 3とがアンテナポート(AP)7と関連づけられることを理解できる。UEがeREG1で送信されたePDCCHの部分を復調する場合に、例えば、復調のためにAP 7と関連づけられたRSを使うであろう。UEがeREG1とeREG2において送信されたePDCCHを復調する場合に、ePDCCHメッセージの対応する部分の復調のためにAP7とAP9の両方を使うであろう。このように、複数のアンテナがeNBとAP7で使用可能で、AP9が別のアンテナにマッピングされているならば、ePDCCHのためにアンテナダイバーシチを得ることができる。
複数の直交RSがRBまたはRBペアにおいて使われても、送信された制御データの層は1つしかないことに注意すること。図12で理解できるように、複数のeREGが与えられたAPを使っており、それはeREGが時間周波数OFDMグリッドの中で直交しているため可能である。図12において説明されたケースにおいて、eREG1とeREG3の両方が同じアンテナポートを使うので、それらは同じプレコーディングベクトルを使うことに注意すること。ePDCCHがPRBペアにおいて、例えば図12によるとすべてのeREGを使うならば、アンテナダイバーシチまたはプレコーディングビームダイバーシチが達成できる。これは、上記で議論したように、好適なプレコーディングベクタがeNB側では未知の場合に、あるいは、制御メッセージが複数のUE(例えば共通制御チャネル)のために意図されている場合に有益であり得る。
代わりに、ePDCCHがPRBペアにおけるすべてのeREGを使い、かつeNBが、ひとつのUEにすべてのeREGのために同じプレコーダでプレコーディングの実行を選択するならば、ただひとつのアンテナポートを使う必要があり、UE固有プレコーディングはその時ePDCCHメッセージ全体に適用されることができる。このケースのための関連したノード図は図13において示され、図13では、すべてのeREGが1つのUEのために使われており、その結果2つのAPのうちの1つだけが使われる必要がある。
各送信された拡張制御チャネルリソースすなわちeREGは、拡張PDCCH、CCEまたはCCEの一部、拡張PHICH、または拡張PBCHを含み得るがそれには限定されない制御情報を含んでいる。リソース/eREGが、拡張PDCCH、CCE、PHICH、またはPBCH全体に適合するには小さすぎるならば、図10において示されたように、一部はeREG内で送信され、他の一部は、同じサブフレーム内のどこかほかの場所でRBまたはRBペア内における他のeREG内で送信される。
しかし、基準信号を拡張制御チャネルの送信に割り当てて、適用することへの現在のアプローチについてのいくつかの問題がある。1つの問題は、セルまたはエリアの分割が拡張制御チャネルのために使われる共有セルシナリオの中で特に、拡張制御チャネルを復調するための確実なチャネル推定を達成すべく、どのように基準信号シーケンスを割り当てるかである。別の問題は、共通の探索空間に属している拡張制御チャネルを復調するための確実なチャネル推定を達成すべくどのように基準信号シーケンスを割り当てるかである。さらに別の問題は、キャリヤへの初期のアクセス(たとえばシステム情報の受信)のために使われる、拡張制御チャネルを復調するための基準信号シーケンスをどのように割り当てるかである。さらに、スタンドアロンキャリヤタイプへの初期のアクセスのために使われる、拡張制御チャネルを復調するための基準信号シーケンスをどのように割り当てるかが問題である。最後に、基準信号シーケンスを設定するための信号伝達のオーバーヘッドをどのように最小化するかがまた問題である。
本発明のいくつかの実施形態(それは上記の問題の1つ以上にアドレスする)において、拡張制御チャネル(eCCH)送信の中でアンテナポートp∈{7、8、9、10}に関連付けられたRSのために使用される基準信号シーケンスは、固定されておらず、所与のセルのための所与のシーケンスではなく、別の基準信号シーケンスのセットのうちのひとつである。eCCHがUE固有または共有探索空間のいずれに属するか、eCCHがeCCHsの局所化または分散化送信のいずれに属するか、eCCHがブロードキャストまたはユニジャストタイプのいずれか、eCCHがランダムアクセス応答、呼出しメッセージなどであるかどうか、および/またはeCCHがシステム情報などのキャリヤへの初期アクセスで読まれたメッセージに属しているかどうか、などのひとつまたはいくつかの要因に基づいて、特定のeCCHのためにどのシーケンスを使うかが、送信ノード及び/またはUEにより決定される。
結果として、さまざまなタイプの拡張制御チャネルが同時に送信されるとしても、送信ノードはそれらのさまざまなタイプの拡張制御チャネルのために様々な基準信号シーケンスを使うであろう。それらの様々なタイプの拡張制御チャネルが、様々なUEまたはUEのグループに対象とされるか、または周波数ダイバーシチなどを様々に利用させることができるので、関連した基準信号シーケンスは、送信ノードまたはさまざまなプレコーダベクトルの利用またはその両方によりコントロールされた送信ポイントの様々なセットから送信できる。
拡張制御チャネル(eCCH)送信の中でアンテナポートp∈{7、8、9、10}と関連づけられたRSのために使用される、上述したセットに属する基準信号シーケンス初期設定は、UEがCSIフィードバック測定のために設定されたCSI-RSのために仮定する初期設定値、UEが同期目的のための設定されたCSI-RSのために仮定する初期設定値、UEがPDSCH送信のための動的に選択されたUE固有RSのうちのひとつのために仮定する初期値、および/または、キャリヤ上の同期プロセスから得た初期設定値などの、他のRSの基準信号シーケンスの初期設定と関連していることができる。
図14は、上記要約された技術に従って一般的な方法を説明している処理流れ図であり、無線基地局によって実施できるであろう。説明された方法は、ブロック1410で示されるように、第1の初期設定値から第1の基準信号シーケンスを生成することから始まる。ブロック1420で示されるように、第2の基準信号シーケンスは第2の初期設定値からまた生成される。これらの2つの基準信号シーケンスは2つの拡張制御送信と関連づけられる。従って、ブロック1430で示されるように、第1の拡張制御チャネルおよび第1の基準信号シーケンスからとられた参照シンボルは、時間周波数リソースの第1のセットを使い、かつ、送信ポイントの第1のセットまたはアンテナポートの第1のセットまたは両方を使って、送信される。ブロック1440で理解できるように、第2の拡張制御チャネルおよび第2の基準信号シーケンスからとられた参照シンボルもまた、アンテナポートの異なる第2のセットまたは時間周波数リソースの異なる第2のセットまたは送信ポイントの異なる第2のセット、またはこれら異なる第2のセットの任意の組み合わせを使って送信される。第2の拡張制御チャネルとその関連づけられた参照シンボルは、同じサブフレームの中か、第1の拡張制御チャネルおよび第1の基準信号シーケンスの参照シンボルが送信されるサブフレームのグループの中で送信される。
下でさらに詳しく議論されるであろうように、図14において参照された、別々な基準信号シーケンスからとられた参照シンボルを関連付けた第1と第2の拡張制御チャネルはさまざまなタイプをもっている。例えば、いくつかのケースでは、第1の拡張制御チャネルは共通探索空間を対象とし、第2の拡張制御チャネルはUE固有探索空間を対象とする。拡張制御チャネルの一方または他方は、例えばランダムアクセス応答または呼出しメッセージまたはブロードキャストされる制御メッセージであってよい。いくつかのケースでは、第1の拡張制御チャネルがダウンリンクサブフレームの中の2つ以上の周波数多様(frequency-diverse)拡張制御チャネル領域の中で分散されている一方、第2の拡張制御チャネルは、1つの周波数制限化拡張制御チャネル領域から送信される。
いくつかの実施形態において、第1の基準信号シーケンスは、チャネル状態情報基準信号を送信するために使われたものと同じである。これらのいくつかの場合または他の場合において、第2の初期設定値は、トラフィックチャネル送信のための復調基準信号を得るために使われた初期設定値と同じであるか、またはそれから導かれる。他の実施形態において、初期設定値の1つは無線基地局によって送信された同期シーケンスに含まれている情報から導かれる。
以下の議論において、拡張制御チャネル送信のいくつかの異なるシナリオとタイプが、拡張制御チャネルによって送信される関連づけられた復調基準信号を選択することへの対応するアプローチとともに詳細に説明される。これらのさまざまなシナリオを処理するための技術が、1つの実装において、例えば無線基地局または基地局制御機構システムの設計において、またはLTEのためにリリース11仕様をサポートするように設定された移動局などの対応する受信無線機器の設計において結合できることは注目されるべきである。基地局から拡張制御チャネル送信を受信しているUEで、拡張制御チャネルを成形し送信することにおける、無線基地局によって実行された信号及びオペレーションが、基地局からの拡張制御信号の送信を受信するUEにおける対応する信号及びオペレーションを暗示していることはすぐに理解されるはずである。
上で要約された技術に従って処理されたシナリオの第1のセットにおいて、共通の探索空間に送信されたePDCCHを復調する場合、またはランダムアクセス応答または呼出しメッセージまたはブロードキャストされたシステム情報メッセージを受信する際に、UEは、第1の基準信号シーケンス初期設定(Cinit(1))を使うよう設定される。UE固有探索空間に送信されたeCCHを復調する際に、UEは、第2の基準信号シーケンス初期設定(Cinit(2))を使うよう設定される。
これらの初期設定値が一般にUE固有なので、エリア分割利得がePDCCHのために得られる。さらに、Cinit(1)が複数のUEへまたは未公開の受信者UEへの情報の送信のために用いられるので、共通探索空間でそうであるように、同じ値が、そのような制御メッセージを受信することを意図しているすべてのUEに設定される。
いくつかのシステムの中で、これらの値Cinit(1)とCinit(2)は専用のRRCシグナリングによって提供された情報からUEによって推定される。信号で伝えられたパラメータから値を推定するために公式を定義することができる。例として、初期設定値
Figure 0006078078
を用いることができる。ここで、nsはスロット番号、Xm(m=1,2)はUE固有の方法で例えばRRCシグナリングにより設定可能である。いくつかの実施形態において、パラメータXmは0から503の範囲でどのような値でもとることができる。代わりに、パラメータXm(m=1、2)のひとつは、キャリヤを同期させるために使われた同期信号から得られる。これは、新しいキャリヤタイプのためにまたは将来のスタンドアロンキャリヤタイプのために使われることができる。
さらなる例として、初期設定値
Cinit(m) = 210(7(ns+1)+1)(2Xm+1)+2Xm+NCP
を用いることができる。ここでnsはスロット番号、サイクリックプレフィクスの長さに応じてNCPは0または1、Xm(m=1,2)はUE固有の方法で設定可能である。いくつかの実施形態において、パラメータXmは0から503の範囲でどのような値でもとることができる。
図15と図16は、どのようにeNBとUEがそれぞれダウンリンク送信のためにこの技術を実行するかの例を説明する。与えられた拡張制御チャネル送信のためのブロック1510でわかるように、eNBは、ePDCCHが共通探索空間またはUE固有探索空間のどちらに送信されるかを決定する。ブロック1520と1530で示されるように、基準信号シーケンスを生成するために使われた初期設定値は、対象とされた探索空間に依存して変わる。ブロック1540と1550で示されるように、ePDCCHはそれから、必要に応じて、共通探索空間またはUE固有探索空間のどちらかと関連づけられた基準信号シーケンスからとられた参照シンボルとともに送信される。
図16は移動局において対応する動作を説明する。ブロック1610で示されるように、移動局は最初に、着目ePDCCHが共通探索空間またはUE固有探索空間のどちらに送信されるかを決定する。ブロック1620と1630からわかるように、基準信号シーケンスは、どのケースかに依存して、異なる初期設定値によって生成される。ブロック1640と1650からわかるように、基準信号シーケンスからとられた参照シンボルに基づいて、移動局はそれからチャネル推定を実行し、チャネル推定の結果を使ってePDCCHを復調する。
分散化送信が使われる場合に、より以前に要約した一般的な技術に従って処理されたシナリオの第2のセットにおいて、UE固有RSと関連づけられた同じアンテナポートは、それらの分散制御チャネルを復調するために複数のUEによって使うことができる。従って、ある意味において、UE固有RSは実際、UE固有グループRSとしても知られている、UEのグループに共通のRSである。
これらの実施形態において、分散化送信によって送信されたePDCCHを復調する際に、すなわち、ひとつのダウンリンクサブフレームまたは複数のサブフレームの2つ以上の周波数多様拡張制御チャネル領域に分散されたいくつかの部分にePDCCHが分割される際に、UEは、第1の基準信号シーケンス初期設定(Cinit(1))を使うよう設定される。局所化送信によって、すなわちひとつのダウンリンクサブフレームまたは複数のサブフレームの単一の周波数局所化拡張制御チャネル領域の中で送信されたeCCHを復調する際に、UEは、第2の基準信号初期設定(Cinit(2))を使うよう設定される。
図17及び図18は、ダウンリンク送信のためにeNBとUEとによってそれぞれ実施されるこの技術の例を説明する。ブロック1710でわかるように、与えられた拡張制御チャネル送信のために、eNBは、ePDCCHが、分散化送信として送信されることになっているか局所化送信として送信されることになっているかを判定する。ブロック1720と1730で示されるように、基準信号シーケンスを生成するために使われた初期設定値は、どのケースかに応じて変わる。ブロック1740と1750で示されるように、ePDCCHはそれから、必要に応じて、分散化送信または局所化送信と関連づけられた基準信号シーケンスからとられた参照シンボルとともに送信される。
図18は移動局において対応する動作を説明する。ブロック1810で示されるように、移動局は最初に、着目ePDCCHが分散化した方法において送信されるか局所化した方法において送信されるかを決定する。ブロック1820と1830でわかるように、基準信号シーケンスは、どのケースかに応じて、別々の初期設定値によって生成される。ブロック1840と1850でわかるように、基準信号シーケンスからとられた参照シンボルに基づいて、移動局はそれからチャネル推定を実行し、チャネル推定の結果を使ってePDCCHを復調する。
これらの初期設定値は一般にUE固有なので、エリア分割利得が再びePDCCHのために得られる。さらに、Cinit(1)は分散化送信のために使われるので、同じ値が、同じ制御メッセージを受信することを意図しているすべてのUEに設定される。
これらの値Cinit(1)とCinit(2)は専用のRRCシグナリングによって提供された情報から推定され得る。いくつかのアプローチの例は上述のように与えた。ほかにとりうる方法として、パラメータXm(m=1、2)のひとつを、キャリヤを同期させるために使われた同期信号から得ることができる。このように、UEの設定は、RRCシグナリングを使わずに実行でき、従って、新しいキャリヤタイプのために、そして将来のスタンドアロンキャリヤのために使われる初期設定値を見出すために使うことができる。そのためそのようなスタンドアロンキャリヤの上で、同期の直後にPDSCH送信の中でさらにシステム情報を受信するためにePDCCHを復調することが可能である。
上記詳述したアプローチのどちらかまたは両方のいくつかの実施形態において、第1の初期設定値Cinit(1)は、CSI-RSのためのUE固有基準信号コンフィギュレーションに紐づけられる。従って、パラメータまたはCSI-RSの初期設定のシーケンスを決定しているパラメータはその上Cinit(1)に影響する。このように、同じCSI-RSの上の測定のために割り当てられるすべてのUEはまた、ePDCCHを復調するために使われたRSの同じ基準信号シーケンスに割り当てられる。Cinit(1)を指示するためのRRCのシグナリングオーバーヘッドは従って減少するか、除去される。
CSI-RSのための初期設定値は以下の通りである:
Cini = 210(7(ns+l)+1)(2X+1)+2X+NCP
ここでXはUE固有の方法で設定可能であり、0から503の範囲でどのような値でもとることができ、lはスロット内のOFDMシンボル番号である。1つの実施形態において、Cinit(1)を得るために、同じ公式をlの所定の値、例えばl=0とともに使うことができる。
このアプローチは図19において、移動局がePDCCHのための分散化送信と局所化送信とを区別しているシナリオについて、移動局の視点から説明される。しかし同一の、または同様なアプローチを共通探索空間とUE固有探索空間の拡張制御チャネル送信を区別している場合に使うことができることは理解されるであろう。ブロック1910で示されるように、移動局は最初に、着目ePDCCHが分散化された方法で送信されるか局所化された方法で送信されるかを決定する。前者の場合、ブロック1920でわかるように、基準信号シーケンスは、CSI-RS生成のために使われた同じ初期設定値を使って生成される。ブロック1930でわかるように、基準信号シーケンスは局所化送信の場合には別の初期設定値によって生成される。ブロック1940と1950でわかるように、基準信号シーケンスからとられた参照シンボルに基づいて、移動局はそれからチャネル推定を実行し、チャネル推定の結果を使ってePDCCHを復調する。
UEが複数のノンゼロパワーCSI-RS基準信号で測定するために設定されるならば、UEはそれらの基準信号の1つのために使われた同じ基準信号シーケンス初期設定値またはそれから導き出された初期設定値を使う。UE固有のRS初期設定値を決定するための基礎としてどのCSI-RSを用いるかは、いくつかの実施形態においては所定の規則に基づき、あるいは他においてはRRCメッセージの中の専用シグナリングに基づく。
また、同期を促進するためにCSI-RSを使うことについて議論があったことは注目されるべきである。この場合に、基準信号のあらかじめ決められた初期設定を含む事前定義済みCSI-RSコンフィギュレーションが使われる。パラメータXm(m = 1、2)の1つが、それから、キャリヤを同期させるために使われる同期信号として(部分的にまたは完全に)使用されたCSI-RSから得られる。この方法では、RRCシグナリングを使わずにコンフィギュレーションが行われ、従って、新しいキャリヤタイプのために、そして将来のスタンドアロンキャリヤのためにも使われる初期設定値を見出すために使われることができる。そのうえ、そのようなスタンドアロンキャリヤの上で、ePDCCHを復調して、同期の直後にPDSCH送信の中でさらにシステム情報を受信することが可能である。
上述した詳細なすべてのアプローチのうちのいくつかの実装においても、Cinit(2)は、PDSCH送信を復調するために使用されたUE固有RSを生成するために用いられた初期設定値と関連するか、またはそれに紐づけられる。PDSCHのために、専用かつRRC設定済みスクランブリングシーケンス初期設定値のセットがある。UEをスケジューリングする際、値のうちどれを使うかは、PDCCHによってまたはePDCCHによって送信されたスケジューリングメッセージの中の情報によって決定される。それゆえ、初期設定値の動的選択が得られる。この動的な情報はパラメータnSCIDにおいて搬送される。例として、初期設定値は次によって与えられる:
Figure 0006078078
ここでXは専用RRCシグナリングから得られるか、または同期信号から検出される。別の実施形態では、初期設定値は次によって与えられる:
Figure 0006078078
ここでgは、準静的に信号伝達された値Xおよび動的に信号伝達された値nSCIDで与えられる整数の出力を提供する関数である。
ePDCCHを復調する際に、ePDCCHを受信するためにチャネル推定を実行するために使われたRSのための初期設定値は、PDSCHを復調するために使われたRSを初期設定するために使われた値の1つである可能性がある。PDSCHのために値nSCIDの複数の値があるので、UEは、ePDCCHを復調する際にそれらのどれを用いるかを知らなければならない。この問題は、あらかじめ決定された値を割り当てることによって解決される。例として、nSCID = 0はいつもePDCCH復調のために使われることができる。それゆえ、1つの実施形態では、ePDCCHのために使われる初期設定値は次によって決定される:
Figure 0006078078
それゆえ、PDSCH送信のシーケンス生成のためと同じ公式をeCCH送信のために使うことができる。
一般に、PDSCH送信のために動的に選択することが可能なRSシーケンスのセットのうちのRSシーケンス初期設定の1つは、eCCH送信のために使われることをあらかじめ予定されている。
図20はUEによって実行される動作の例をこのアプローチに従って説明する。ブロック2010で示されるように、RS初期設定値のセットは、UEのために、専用のRRCシグナリングを使ってeNBによって設定される。使われるセットの中の特定の値はパラメータnSCIDによって選ばれる。ブロック2020で示されるように、nSCID = 0によって開始された基準信号シーケンスを使ってRSが生成される場合に、チャネル推定がePDCCHのために使われたRS上で実行される。ブロック2030でわかるように、nSCIDをePDCCH情報から得るために、前のステップからのチャネル推定を使ってePDCCHはそれから復調され、デコードされる。ブロック2040で示されるように、それから、チャネル推定は、nSCIDによって開始された基準信号シーケンスからとられたRSを使って、PDSCHのために使われたRS上で実行される。ブロック2050でわかるように、それからPDSCHが、結果として生じているチャネル推定を使って復調され、デコードされる。
ePDCCHとPDSCH送信が同じサブフレームで同じUEによって受信されても、ePDCCHとPDSCH送信が一般に別々の基準信号シーケンスを持つであろうということに注意すること。コントロールのためのRSとデータがいつも同じシーケンス初期設定を使う場合、これはLTEにおける現在のセットアップとまったく違うであろう。
最初にスタンドアロンキャリヤにアクセスする際に、UEは、システム情報を受信する必要があり、それはブロードキャストされたメッセージから得られる。このブロードキャストされたメッセージは拡張PBCHによって送信することができ、それは、アンテナポートP∈{7、8、9、10}と関連づけられたRSを使って復調される。特に、そのようなスタンドアロンキャリヤがCRS送信を含まないならば(PBCHがCRSを使って復調されることにより)、そのスタンドアロンキャリヤは全くPBCH送信を持ってはならない。それゆえ、システム情報の復調および受信に用いられたこれらのRS上でどの基準信号シーケンスを使うかを決定することはこのシナリオの中で問題である。キャリヤはまたPBCHに類似しているチャネルを持つことができるけれども、システム情報と同じ問題があてはまる。すなわち、どのRSシーケンスが基準信号を生成するために使われるかはUEにとって未知である。
この場合に、初期設定シーケンスは、スタンドアロンキャリヤ上の同期を得るために使われた同期シーケンスにおいて含まれている情報から得ることができる。例えば、上述した例と同様な方法でシーケンスを生成することができる。例えば、そのような場合に、パラメータXmをUEによって同期信号から導き出すことができる。
上述した様々な実施形態はLTEシステムに多くの利点をもたらすことができる。一般に、これらの技術は、拡張制御チャネル送信のためにチャネル推定性能を改善するための方法を提供する。さらに、これらの技術は、共通基準信号(CRS)が存在しない新しいキャリヤタイプのために、特に初期のアクセスのために確実なチャネル推定とシステム情報の受信を提供すべく使うことができる。最後に、技術のいくつかは、RRCシグナリングのオーバーヘッドを減らすために使うことができる。
上述した技術のいくつかは、LTEのリリース11仕様に応じた無線ネットワークにおいて動作するように構成された移動局(UE)などの無線アクセス端末の中の無線トランシーバーに関連して実施できる。無線で、無線ネットワークの中の固定された基地局と通信する無線アクセス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者ステーション、移動局、モバイル、遠隔局、遠隔端末機器、モバイル機器、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザ機器、またはユーザ装置(UE)と呼ばれることができる。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続能力を持っているハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、または無線モデムと接続された他の処理デバイスでああってもよい。
同様に、上述した技術のいくつかがLTEのためのリリース11仕様に従って構成されたeNBなどの無線基地局に関連して実施される。一般に、基地局はアクセス端末と通信し、アクセスポイント、ノードB、発展型ノードB(eNodeBまたはeNB)、または他の用語として様々なコンテキストの中で参照される。ここに議論された様々な基地局は、各基地局が1つの物理的な実体であるかのように一般に説明されて、図示されるけれども、当業者は、ここで議論された機能的な側面が2つの物理的に別々のユニットに分離したものを含めて、様々な物理的構成が可能であると認めるであろう。従って、用語「基地局」は、ここで、1つの物理装置として実施され得るし、そうでないこともある機能要素(その一つは、無線で、1つ以上の移動局と通信する無線トランシーバーである)の集まりを参照するために使われる。
図21は無線トランシーバー装置2100のブロック図であり、移動局または基地局のどちらかにおいて実現されるように、本技術に関連のある構成部品の一部を示している。したがって、図21に図示された装置は、eNBとUEとの間のリンクなどの通信リンクのどちらの終端とも対応し得る。
図示された装置は無線回路2110とベースバンド&コントロール処理回路2120を含む。無線回路2110は、通常はLTEおよび/またはLTEアドバンストのための3GPP標準などの特定の電気通信標準に従って、既知の無線処理および信号処理の構成部品と技術とを用いる受信機回路および送信機回路を含む。そのような回路の設計および実装と関連づけられた様々な詳細および工学上のトレードオフは周知であり発明についての完全な理解のために不要なので、これ以上の詳細はここで示さない。
ベースバンド&コントロール処理回路2120は、他のデジタルハードウェア2135と同様に、信号処理プロセッサ(DSP)や専用デジタル論理回路などを含み得る1つ以上のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ2130を含む。マイクロプロセッサ2130とデジタルハードウェアのどちらかまたは両方を、無線パラメータ2144とともにメモリ2140に保存されたプログラムコード2142を実行するよう構成できる。繰り返すが、モバイル機器及び無線基地局のためにベースバンド処理回路の設計と関連付けられた様々な詳細と工学上のトレードオフは周知であり本発明についての完全な理解に不要なので、これ以上の詳細はここで示さない。
読取り専用メモリ(ROM)やランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光学的ストレージデバイスなどの、1または数種類のメモリを含むメモリ回路2140に記憶したプログラムコード2142は、いくつかの実施形態において、ここに説明された技術の1つ以上を実行するための命令のほかに、1つ以上の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令も含む。無線パラメータ2144は、チャネル測定などのシステム測定から決定されたパラメータのほかに様々なあらかじめ決定された設定パラメータも含み、例えば、RRC経由でeNBからシングナリングされた、または移動局にシグナリングされる基準信号シーケンスおよび/または設定情報(コンフィギュレーション情報)を生成するために前もって決定された初期設定値を含むことができる。
それに応じて、本発明の様々な実施形態において、図21のベースバンド&コントロール処理回路2120などの処理回路は、拡張制御チャネルによる使用のための基準信号シーケンスの選択及び使用のための上述した技術の1つ以上を実行するために構成される。場合によっては、これらの処理回路は、ここに説明された技術の1つ以上を実装するために1つ以上の適当なメモリデバイスに記憶された適切なプログラムコードによって構成される。もちろん、これらの技術のステップのすべてが必ずしも1つのマイクロプロセッサの中や、或いは1つのモジュールの中でさえ実行されるわけではないことは理解されるであろう。
図22は、本発明のいくつかの実施形態に従って無線機器2200の例の別の側面を提供する。この側面は、無線機器2200の機能要素を強調している。上述した移動局/UEの実装を表すことができる無線機器2200は、受信機無線周波数(RF)回路2220、基準信号選択器回路2230、および復調器2240を含む。受信機RF回路2210は、図21に図示された無線回路2110などの移動局の無線回路の一部から構成されてもよい。同様に、基準信号選択器2220、チャネル推定器2230、および復調器2240のすべてまたは部分を、図21のベースバンド/コントロール処理回路2120のような1つ以上の回路を使って実施することができる。
無線機器2200は、拡張制御チャネルを復調するため上述した技術の1つ以上を実行することに適応する。例えば、いくつかの実施形態において、基準信号選択回路2220は、第1の初期設定値から生成された第1の基準信号シーケンスと、第2の初期設定値から生成された第2の基準信号シーケンスから選択するように構成される一方、チャネル推定回路は、選択された基準信号シーケンスからとられた参照シンボルを使って、受信信号のためのチャネル推定を実行するよう構成される。復調回路2240は、チャネル推定結果を使って、拡張制御チャネルを復調するよう構成される。
より以前に説明した方法のバリエーションのそれぞれはその上無線機器2200に適用可能である。例えば、場合によっては、基準信号選択回路2220は、拡張制御チャネルが共通探索空間を対象とするという決定に呼応して第1の基準信号シーケンスを選択し、拡張制御チャネルがUE固有探索空間を対象とするという決定に呼応して第2の信号シーケンスを選択するよう構成される。さらに他において、基準信号選択回路2220は、拡張制御チャネルが周波数分散化送信であるという決定に呼応して第1の基準信号シーケンスを選択し、代わりに、拡張制御チャネルが周波数局所化送信であるという決定に呼応して第2の基準信号シーケンスを選択するよう構成される。無線機器2220が、これらのバリエーションの1またはいくつかを実行するよう構成されてもよいことに注意すること。
場合によっては、基準信号選択回路2220は、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって得られた情報に基づいて、第1の初期設定値または第2の初期設定値または両方を決定するよう構成される。他において、基準信号選択回路2220はさらに、スロット番号またはサイクリックプレフィクス長またはその両方から、またはチャネル状態情報基準信号送信のため或いはトラフィックチャネル送信のために使われた基準信号シーケンスに基づいて、または受信信号に含まれた同期信号から得られた情報に基づいて、第1の初期設定値または第2の初期設定値または両方を導き出すよう構成される。
これら実施形態または他の実施形態のいずれにおいても、基準信号選択回路2220は、初期設定値のセットを識別する設定データを受信し、かつ復調された拡張制御チャネルから、初期設定値のセットのうちの第1の値に対応するインデックス値を取得するよう構成される。これらの実施形態においてチャネル推定器回路2230は、第1の値から生成された基準信号シーケンスからとられた参照シンボルを使って、トラフィックチャネル送信のためにチャネル推定を実行するように構成され、復調回路2240は、前記チャネル推定の結果を使って、トラフィックチャネル送信を復調するよう構成される。
図23は本発明のいくつかの実施形態に従って基地局2300の例の別の側面を提供する。この側面は、基地局2300の機能要素を強調している。基地局2300は基準信号発生器ユニット2310と送信機制御ユニット2320とを含む。基準信号発生器2310と送信制御ユニット2320の全部または部分は、図21のベースバンド/コントロール処理回路2120のような1つ以上の回路を使って実施することができる。
基地局2300は、拡張制御チャネルと関連して基準信号を送信するために上述した技術の1つ以上を実行するよう構成される。例えば、いくつかの実施形態において、基準信号発生ユニット2310は、第1の初期設定値から第1の基準信号シーケンスを生成し、第2の初期設定値から第2の基準信号シーケンスを生成するよう構成される一方、送信制御ユニット2320は、第1の拡張制御チャネルと第1の基準信号シーケンスからとられた参照シンボルの両方を、送信ポイントの第1のセットから、または第1のプレコーディングベクトルを用いて、またはその両方によって送信し、かつ、同じサブフレームまたはサブフレームグループ内で、第2の拡張制御チャネルと第2の基準信号シーケンスからとられた参照シンボルの両方を、送信ポイントの第2のセットから、または第2のプレコーディングベクトルを用いて、またはその両方によって送信するよう構成される。
上で議論したように、場合によっては、第1の拡張制御チャネルは共通探索空間を対象とし、第2の拡張制御チャネルはUE固有探索空間を対象とする。第1の拡張制御チャネルは例えばランダムアクセス応答または呼出しメッセージまたはブロードキャストされた制御メッセージであってよい。いくつかの実施形態において、送信制御ユニット2320は、サブフレームまたはサブフレームグループの2つ以上の周波数多様拡張制御チャネル領域間で分散化された方法で第1の拡張制御チャネルを送信し、かつサブフレームまたはサブフレームのグループの1つの周波数局所化拡張制御チャネル領域内で第2の拡張制御チャネルを送信するよう構成される。これらの実施形態または他の実施形態において、第1の基準信号シーケンスは、チャネル状態情報基準信号を送信するために使われたものと同じであってよい。これらの実施形態または他の実施形態のいずれにおいても、第2の初期設定値は、トラフィックチャネル送信のための復調基準信号を得るために用いられた初期設定値と同じであるか、又はそれから導き出すことができる。同様に、いくつかの実施形態において、基準信号発生ユニット2310は、無線基地局によって送信された同期シーケンスに含まれている情報から第1の初期設定値を導き出すよう構成されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態の例は、添付した特定の実施形態の図に関連して上で詳細に説明されている。構成要素または技術の考えられるすべての組み合わせを説明することはもちろんできないので、当業者は、本発明が、本発明の本質的特質からかけ離れることなく、ここに具体的に記述されたそれら以外の他の方法で実施できることを理解するであろう。開示された発明の変形例および他の実施形態は、前述の説明および関連する図面に示された教示の利益を有する当業者に思い浮かぶであろう。従って、発明が開示された特定の実施形態に制限されないこと、変形例および他の実施形態がこの開示の範囲の中に含まれることを意図していることは、理解されるはずである。特定の用語がここで使用されているかもしれないが、それらは制限の目的のためにではなく、包括的かつ説明の意味だけにおいて使われている。その結果、現在の実施形態は、あらゆる点で制限的ではなく実例としてみなされるべきである。

Claims (12)

  1. 無線ネットワーク内で基準信号を送信するための、eNodeBによって実施される方法であって、
    ユーザ装置(UE)固有の第1の初期設定値から第1の基準信号シーケンスを生成することと(1410)、
    時間周波数リソースの第1のセットを用い、かつアンテナポートの第1のセットを用いて、第1の拡張制御チャネルと前記第1の基準信号シーケンスからとられた参照シンボルとを送信することと(1430)、
    UE固有の第2の初期設定値から第2の基準信号シーケンスを生成することと(1420)、
    前記第1の拡張制御チャネルと前記第1の基準信号シーケンスからの参照シンボルとが送信される同じサブフレーム内で、前記時間周波数リソースの第1のセットとは別の時間周波数リソースの第2のセットを用いて、第2の拡張制御チャネルと前記第2の基準信号シーケンスからとられた参照シンボルを送信することと(1440)
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記第1の拡張制御チャネルは、ランダムアクセス応答または呼出しメッセージまたはブロードキャストされる制御メッセージのためであることを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 前記第1の拡張制御チャネルがサブフレームの2つ以上の周波数拡散化拡張制御チャネル領域に分散され、前記第2の拡張制御チャネルがサブフレームまたはサブフレームグループの1つの周波数局所化拡張制御チャネル領域中で送信されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. LTEにおける拡張制御チャネルを復調するための、無線機器により実施される方法であって、
    第1の初期設定値から生成された第1の基準信号シーケンスと第2の初期設定値から生成された第2の基準信号シーケンスとから選択することと(1810、1910)、
    前記選択された基準信号シーケンスからとられた参照シンボルを用いて、受信信号のためのチャネル推定を実行することと(1840、1940)、
    チャネル推定結果を用いて拡張制御チャネルを復調することと(1850、1950)
    前記第1の初期設定値または前記第2の初期設定値またはその両方を、専用無線リソース制御(RRC)シグナリングで得られた情報に基づいて決定することと
    を有することを特徴とする方法。
  5. 前記拡張制御チャネルがUE固有探索空間を対象とするとの決定に応じて、前記第2の基準信号シーケンスを選択することを更に有することを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記拡張制御チャネルが周波数分散化送信であるとの決定に応じて、前記第1の基準信号シーケンスを選択することを更に有することを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記拡張制御チャネルが周波数局所化送信であるとの決定に応じて、前記第2の基準信号シーケンスを選択することを更に有することを特徴とする請求項に記載の方法。
  8. 第1の初期設定値から第1の基準信号シーケンスを生成し、第2の初期設定値から第2の基準信号シーケンスを生成するよう構成された基準信号生成ユニット(2310)であって、前記第1の初期設定値および第2の初期設定値はUE固有であり
    時間周波数リソースの第1のセットを用い、かつアンテナポートの第1のセットを用いて、第1の拡張制御チャネルと前記第1の基準信号シーケンスからとられた参照シンボルの両方を送信し、同じサブフレーム内で、前記時間周波数リソースの第1のセットとは別の時間周波数リソースの第2のセットを用いて、第2の拡張制御チャネルと前記第2の基準信号シーケンスからとられた参照シンボルの両方を送信するよう構成された送信制御ユニット(2320)と
    を有することを特徴とするeNodeB(2300)。
  9. 前記送信制御ユニット(2320)は、前記第1の拡張制御チャネルを、サブフレームまたはサブフレームグループの2つ以上の周波数拡散化拡張制御チャネル領域に分散された方法で送信し、前記第2の拡張制御チャネルを、サブフレームまたはサブフレームグループの1つの周波数局所化拡張制御チャネル領域中で送信することを特徴とする請求項に記載のeNodeB(2300)。
  10. LTEにおいて動作するよう構成された無線機器(2200)であって、
    第1の初期設定値から生成された第1の基準信号シーケンスと第2の初期設定値から生成された第2の基準信号シーケンスから選択するよう構成された基準信号選択回路(2220)であって、前記基準信号選択回路(2220)はさらに、前記第1の初期設定値または前記第2の初期設定値またはその両方を、専用無線リソース制御(RRC)シグナリングによって得られた情報に基づいて決定し
    選択された基準信号シーケンスからとられた参照シンボルを用いて、受信信号のためにチャネル推定を実行するよう構成されたチャネル推定器回路(2230)と、
    前記チャネル推定の結果を用いて、拡張制御チャネルを復調するよう構成された復調回路(2240)と
    を有することを特徴とする無線機器(2200)。
  11. 前記基準信号選択回路(2220)が、前記拡張制御チャネルが周波数分散送信であるとの決定に応じて前記第1の基準信号シーケンスを選択するよう構成されることを特徴とする請求項10に記載の無線機器(2200)。
  12. 前記基準信号選択回路(2220)が、前記拡張制御チャネルが周波数局所化送信であるとの決定に応じて前記第2の基準信号シーケンスを選択するよう構成されることを特徴とする請求項10に記載の無線機器(2200)。
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