JP6074982B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の画像形成装置では、側板に各種ローラを駆動する歯車が組み付けられている。そして、これらの歯車には、歯付きベルトを介して電動モータの駆動力が伝達されている。
特開2008−15077号公報
ところで、側板等のフレームに対しては、一般的に高い剛性が必要とされる。このため、金属製のフレームが採用された場合が多い。これに対して、画像形成装置の製造原価低減の観点からは、樹脂製のフレームを採用することが望ましい。
しかし、樹脂製のフレームでは、金属製のフレームに比べて剛性が低いため、歯車等の駆動力が作用する部品の位置精度を維持することが難しい。
本発明は、上記点に鑑み、樹脂製のフレームを採用し、かつ、歯車等の駆動力が作用する部品の位置精度を維持することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、シートに画像を形成する画像形成部(5)と、画像形成部(5)を支持する樹脂製のフレーム(17)と、駆動力を発生する駆動源(19)と、駆動源(19)から駆動力を得て回転する歯車であって、軸(38)の一端側がフレーム(17)に支持された歯車(37A〜37C)と、フレーム(17)に固定され、軸(38)の他端側を支持する金属製の第1支持部材(33)と、駆動源(19)を支持するとともに、フレーム(17)に固定された金属製の第2支持部材(23C)と、駆動源(19)側から歯車(37A〜37C)側に駆動力を伝達する無端ベルト(27)と、駆動源(19)で発生した駆動力を無端ベルト(27)に伝達するとともに、第2支持部材(23C)に支持された第1プーリ(23)と、無端ベルト(27)が掛けられ、無端ベルト(27)を介して伝達された駆動力を歯車(37A〜37C)側に伝達するとともに、第1支持部材(33)に支持された第2プーリ(25)とを備えることを特徴とする。
これにより、本発明では、歯車(37A〜37C)及び駆動源(19)のそれぞれは、剛性の高い金属の第1支持部材(33)及び第2支持部材(23C)に支持されているので、歯車(37A〜37C)及び駆動源(19)の位置精度を維持できる。
ところで、第1支持部材(33)及び第2支持部材(23C)は、樹脂製のフレーム(17)に固定されているので、第1支持部材(33)と第2支持部材(23C)との相対的な位置精度、つまり、歯車(37A〜37C)と駆動源(19)との相対的な位置精度を維持することが難しい。
しかし、駆動源(19)から歯車(37A〜37C)への駆動力の伝達は、無端ベルト(27)を介して行われるので、仮に、歯車(37A〜37C)と駆動源(19)との相対的な位置精度が低下した場合であっても、無端ベルト(27)が変形することにより、歯車(37A〜37C)と駆動源(19)との相対的な位置ずれを吸収できる。
したがって、樹脂製のフレーム(17)を採用して製造原価低減を図りつつ、歯車(37A〜37C)等の駆動力が作用する部品の位置精度を維持できる。
なお、仮に、駆動源(19)から歯車(37A〜37C)への駆動力の伝達を複数の歯車等からなる歯車列で行うと、歯車列を構成する歯車等の位置精度を維持する必要がある。
このため、フレーム(17)全体を金属製とする必要があり、樹脂製のフレーム(17)を採用することができない。しかし、本発明は、樹脂製のフレーム(17)を採用することができるので、効果的である。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の中央断面を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における左側のフレーム17に組み付けられた駆動側プーリ23及び従動側プーリ25等を示す図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 図4のA詳細図であって、係合ポジションを示す図である。 図4のA詳細図であって、非係合ポジションを示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における左側のフレーム17に組み付けられた駆動側プーリ23及び従動側プーリ25等を示す図である。 歯車37A〜37Cの支持構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る駆動機構40の分解斜視図である。 トップカバー3Cの開閉作動を示す図である。 本発明の実施形態に係る駆動機構40の作動を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る駆動機構40の作動を示す説明図である。 (a)及び(b)は、リンク47の形状を説明するための図である。 (a)はトップカバー3Cが開いた状態を示す図であり、(b)は図13(a)のA部拡大図である。 図8のA−A断面図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
そして、本実施形態は、モノクロ方式のプリンタに本発明に係る画像形成装置を適用したものである。以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
1.画像形成装置の概要
本実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示すように、略立方体状に構成された筐体3内に後述する画像形成部5が収納されたプリンタである。そして、筐体3の前面側には、給紙カバー3Aが揺動可能に組み付けられている。筐体3の上面側には、排紙カバー3Bが揺動可能に組み付けられている。
なお、画像形成を行うには、利用者は、二点鎖線で示すように、給紙カバー3A及び排紙カバー3Bを前方側に回転させて開くとともに、その開いた給紙カバー3A上にシートを載置する。これにより、給紙カバー3A上に載置されたシートは、筐体3内の画像形成部5に給送される。そして、画像形成が終了したシートは、排紙カバー3B上に排出されて載置されていく。
画像形成部5は、用紙等のシートに画像を形成する。この画像形成部5は、図2に示すように、感光ドラム7A、帯電器9、露光器11、転写ローラ13及び定着器15等を有する電子写真方式の画像形成手段である。感光ドラム7Aは、現像剤像を担持する。
帯電器9は、感光ドラム7Aの表面を帯電させる。露光器11は、帯電した感光ドラム7Aを露光して静電潜像を形成する。転写ローラ13は、感光ドラム7Aに担持された現像剤をシートに転写させる。定着器15は、シートに転写された現像剤を定着させる。
また、感光ドラム7Aは、プロセスケーシング7Bに内蔵された状態で回転駆動される。プロセスケーシング7B内には、内部に収納された現像剤を感光ドラム7Aに供給する現像機構(図示せず。)等も設けられている。このため、本実施形態では、感光ドラム7Aや現像機構等を1つのユニット7として取り扱うことができる。そこで、以下、上記ユニット7をプロセスユニット7と呼ぶ。
プロセスユニット7は、装置本体に着脱自在に支持されている。なお、装置本体とは、図3に示すフレーム17や筐体3等、通常使用時において利用者により着脱・分解されない部位をいう。フレーム17は、プロセスユニット7等の画像形成部5を挟んで両側に配置された略板状の構造部材である。なお、本実施形態に係る一対のフレーム17は、○○等の樹脂にて成形されている。
そして、プロセスユニット7に内蔵された感光ドラム7Aや現像機構等の稼働体は、装置本体に設けられた駆動源19から駆動力の供給を受けて稼働する。駆動源19は、電動モータ等の回転駆動力を発生するものである。そして、当該駆動源19は、後述する金属製の第2支持部材23Cを介して、一対のフレーム17のうち一方側のフレーム17に組み付けられている。
定着器15は、図2に示すように、加熱ローラ15A及び加圧ローラ15B等を有している。加熱ローラ15Aは、駆動源19から駆動力の供給を受けて回転しながらシートを加熱する。加圧ローラ15Bは、シートを加熱ローラ15Aに押し付けながらシートの移動とともに従動回転する。
フィーダ機構21は、給紙カバー3A上に載置されたシートを画像形成部5に搬送する。フィーダ機構21は、駆動源19から駆動力の供給を受けて回転するピックアップローラ21A及び分離部21B等を有している。
ピックアップローラ21Aは、積層状態で載置された複数枚のシートのうち積層方向一端側に位置するシートに接触して回転する。分離部21Bは、ピックアップローラ21Aから複数枚のシートが送出されたときに、それらシートを1枚ずつに分離して画像形成部5側に送出する。
搬送ローラ22Aは、分離部21Bから送出されてきたシートを感光ドラム7A及び転写ローラ13側に搬送する。排出ローラ22Bは、定着器15から排出されたシートを排紙カバー3B側に排出する。
なお、加圧ローラ22Cは、シートを排出ローラ22Bに押し付けながらシートの移動とともに従動回転する。一対の加圧ローラ22Dは、シートを排出ローラ22Bに押し付けてシートの曲がり癖(カール)を除去ながらシートの移動とともに従動回転する。
2.駆動源からプロセスユニット及びフィーダ機構等への駆動力の伝達
2.1 プロセスユニットへの駆動力の伝達
一対のフレーム17のうち駆動源19が組み付けられたフレーム17側であって、当該フレーム17を挟んでプロセスユニット7等と反対側には、図3に示すように、回転軸が互いに平行に配置された第1プーリ23及び第2プーリ25が配設されている。なお、以下、第1プーリ23を駆動側プーリ23と記し、第2プーリ25を従動側プーリ25と記す。
そして、駆動側プーリ23と従動側プーリ25との間には無端状のベルト27が架け渡されている。このため、ベルト27を介して駆動側プーリ23から従動側プーリ25に駆動力が伝達される。なお、本実施形態に係るベルト27は、駆動側プーリ23の外周及び従動側プーリ25の外周に設けられた凹凸部と噛み合う凹凸が設けられた歯付きベルトである。
駆動源19から駆動側プーリ23に至る駆動力の伝達経路には、駆動源19で発生した駆動力を減速して駆動側プーリ23に伝達する減速機29が設けられている。減速機29は、大径歯車29A及び小径歯車29B等を有して構成された歯車機構である。
大径歯車29Aは、駆動側プーリ23と同軸上に配設されて駆動側プーリ23と一体的に回転する。小径歯車29Bは、大径歯車29Aと噛み合うとともに、駆動源19により駆動される。
駆動側プーリ23と大径歯車29Aとは、図4に示すように、樹脂に一体成形されて第1回転体23Aが構成されている。つまり、大径歯車29Aは、駆動源19から駆動力を得て回転する駆動側プーリ23と一体的に回転する駆動側回転部をなす。
駆動側プーリ23は、大径歯車29Aを挟んでフレーム17と反対側に設けられている。そして、第1回転体23A、つまり駆動側プーリ23を回転可能に支持する軸部23Bは、第2支持部材23Cに組み付け固定されている。この第2支持部材23Cは、SPCC等の金属からなるプレート状の部材である。
また、第2支持部材23Cには、図5に示すように、駆動源19も固定されている。駆動源19はネジ19A等の機械的締結手段にて第2支持部材23Cに固定されている。軸部23Bは、第2支持部材23Cの一部を塑性変形させたカシメにて第2支持部材23Cに固定されている。
そして、第2支持部材23Cは、フレーム17に対してプロセスユニット7と同一側に配設されているとともに、ネジ等の機械的締結手段(図示せず。)にてフレーム17に固定されている。軸部23Bは、第2支持部材23Cにカシメ固定されているとともに、フレーム17を貫通して第1回転体23A側に到達している。
従動側プーリ25は、図4に示すように、ベルト27を介して駆動力を受けて回転する入力側回転部の一例である。出力歯車31は、従動側プーリ25と同軸上に設けられて従動側プーリ25と一体的に回転して駆動力を出力する出力側回転部の一例である。因みに、本実施形態に係る出力歯車31は、歯筋方向が回転軸線に対して傾いたヘリカル歯車である。
そして、本実施形態では、従動側プーリ25と出力歯車31とは、樹脂にて一体成形されて第2回転体25Aが構成されている。このため、第2回転体25Aは、ベルト27を介して駆動源から駆動力を得て回転する。
第2回転体25Aは、図6に示すように、筒部25B、ハブ部25C及び軸受部25E等を有して構成されている。ハブ部25Cは、略筒状に形成された筒部25Bの軸方向一端側を閉塞して筒部25Bに一体化されている。軸受部25Eは、軸部25Dが挿入された円筒状の部位である。そして、第2回転体25Aは、軸部25Dにより回転可能に支持されている。
従動側プーリ25及び出力歯車31は、筒部25Bの外周面側に設けられ、かつ、筒部25B、ハブ部25C及び軸受部25Eと共に樹脂にて一体成形されている。そして、筒部25Bの軸方向他端は開口し、かつ、筒部25Bの内周面25Fは、軸方向に平行な円柱面状に構成されている。このため、筒部25Bの内周側には、略円柱状の空間25Gが構成されている。
因みに、本実施形態に係る第2回転体25Aには、軸受部25Eが一体化されているので、第2回転体25Aはシフォンケーキ型状とも言える。したがって、筒部25Bの内周側に構成された空間25Gは、シフォンケーキ状とも言える。
軸部25Dは、その軸方向一端側が、SPCC等の金属からなるプレート状の第1支持部材33に支持固定されている。第1支持部材33は、図8に示すように、第2回転体25Aを挟んでフレーム17と反対側に配設されている。このため、第2回転体25Aの少なくとも一部は、第1支持部材33により覆われた状態となる。
したがって、本実施形態に係る軸部25Dは、第1支持部材33側のみで支持された片持ち構造となる。つまり、第1支持部材33は第2回転体25Aを支持する支持部として機能する。そして、従動側プーリ25は、図6に示すように、筒部25Bのうち出力歯車31より第1支持部材33側に設けられている。
第1支持部材33は、フレーム17を挟んでプロセスユニット7と反対側に配設された状態で、ネジ等の機械的締結手段によりフレーム17に固定されている。なお、軸部25Dは、第1支持部材33の一部を塑性変形させたカシメにて第1支持部材33に固定されている。ベルト27は、図3に示すように、バネ等の弾性手段を利用したテンショナー27Aにより所定の張力が付与されている。
第2回転体25A内の空間25Gには、図7に示すように、継手部35が収納されている。継手部35は、第2回転体25Aから駆動力を得て回転するとともに、第2回転体25Aと同軸上に配設されて当該軸方向に変位可能である。
そして、継手部35は、軸方向に変位することにより、プロセスユニット7への駆動力の伝達を断続する。そこで、以下、空間25Gを収納空間25Gという。なお、継手部35を変位させる駆動機構の詳細は後述する。
すなわち、継手部35は、略筒状の可動部35A、及びプロセスユニット7に設けられた被係合部7Cと係合する係合部35B等を有した可動部材である。被係合部7Cは、継手部35から伝達された駆動力を感光ドラム7A等の稼働体に伝達する伝達部である。
可動部35Aは、軸受部25Eと係合した状態で軸方向に変位可能となっている。係合部35Bは、可動部35Aの軸方向一端側に一体化されている。このため、図6に示すように、継手部35がプロセスユニット7側に変位して係合部35Bと被係合部7Cと係合すると、継手部35を介して第2回転体25A、つまり従動側プーリ25からプロセスユニット7に駆動力が伝達可能な状態となる。
一方、図7に示すように、継手部35がプロセスユニット7から離間するように第1支持部材33側に変位すると、係合部35Bと被係合部7Cとの係合が解除されるので、第2回転体25A、つまり従動側プーリ25からプロセスユニット7への駆動力の伝達経路が遮断された状態となる。
そして、継手部35がプロセスユニット7から離間したときには、係合部35B全体がフレーム17の内面17A、つまりフレーム17のプロセスユニット7側の面より第2回転体25A側に陥没した状態となるとともに、継手部35が収納空間25Gのうち従動側プーリ25及び出力歯車31に対応する部位まで収納された状態となる。
なお、「収納空間25Gのうち従動側プーリ25及び出力歯車31に対応する部位」とは、本実施形態では、継手部35の長手方向他端側、つまり係合部35Bの反対側の端部が、収納空間25Gのうち出力歯車31に対応する部位Aを超えて従動側プーリ25に対応する部位Bまで到達していることを意味する。
2.2 フィーダ機構等への駆動力の伝達
感光ドラム7A等のプロセスユニット7内に収納された稼働体は、継手部35を介して第2回転体25Aから伝達された駆動力により回転稼働する。一方、フィーダ機構21等の搬送機構、定着器15、及び各種の搬送ローラは、図3に示すように、出力歯車31と噛み合う伝達歯車37A〜37Cを介して駆動力を得て回転する。
伝達歯車37Aは、ピックアップローラ21A等のフィーダ機構21を構成するローラ等及び搬送ローラ22A側に駆動力を伝達する。伝達歯車37Bは、転写ローラ13側に駆動力を伝達する。伝達歯車37Cは、加熱ローラ15A及び排出ローラ22B側に駆動力を伝達する。
そして、伝達歯車37A〜37C及びこれらに噛み合う歯車の軸38は、図9に示すように、フレーム17及び第1支持部材33に回転可能に支持されている。つまり、第1支持部材33には、軸38の軸方向一端側に接触して軸38を回転可能に支持する第1軸受部38Aが設けられている。同様に、フレーム17にも、軸38の軸方向他端側に接触して軸38を回転可能に支持する第2軸受部38Bが設けられている。
なお、第1軸受部38Aは、第1支持部材33にバーリング加工を施すことにより、第1支持部材33の一部を円筒状に塑性変形させて成形した部位である。第2軸受部38Bは、フレーム17に円筒状の部位を一体形成して成形した部位である。
2.3 エンコーダ
第2支持部材23Cには、図5に示すように、駆動源19の回転量を検出するエンコーダ51が設けられている。エンコーダ51は、駆動源19と機械的に連動して回転するロータ部51A、並びにフォトセンサ部51B及び回路基板51C等が設けられた検出部51D等を有している。
円盤状のロータ部51Aには、径方向に延びる線状の貫通穴(図示せず。)が複数設けられている。これら複数の貫通穴は、円周状に並ぶように等間隔で設けられている。フォトセンサ部51Bは、図示しない発光部及び受光部を有している。回路基板51Cは、フォトセンサ部51Bの駆動回路等が設けられている。
そして、検出部51Dは、受光部が受光した受光の回数を利用して駆動源19の回転角を検出する。検出部51D、つまりフォトセンサ部51B及び回路基板51Cは、第2支持部材23Cに固定されたホルダ53に保持されている。
ホルダ53は、フレーム17に設けられた位置決め部17Cによりフレーム17及び第1支持部材33に対して位置決めされている。位置決め部17Cは、ホルダ53及び第2支持部材23Cの両者に接触して、ホルダ53及び第2支持部材23Cの変位を規制する。
すなわち、本実施形態に係る位置決め部17Cは、フレーム17からプロセスユニット7側に突出した突起状の部材である。一方、ホルダ53及び第2支持部材23Cには、位置決め部17Cを嵌め込むことが可能な貫通穴が設けられている。
このため、位置決め部17Cが、ホルダ53及び第2支持部材23Cの貫通穴に挿入されると、ホルダ53及び第2支持部材23Cの変位が規制され、両者のフレーム17に対する位置が固定される。
また、本実施形態では、第2支持部材23Cに駆動源19が組み付けられる等の理由から、第2支持部材23Cの板厚寸法T2を第1支持部材33の板厚寸法T1(図9参照)より大きくしている。
3.継手部の駆動機構
3.1 駆動機構の構成及び作動
継手部35を変位させる駆動機構40は、係合ポジションと非係合ポジションとの間で継手部35を変位させる。係合ポジションは、図6に示すように、係合部35Bと被係合部7Cとが係合する位置である。非係合ポジションは、図7に示すように、係合部35Bと被係合部7Cとが非係合状態となる位置である。
以下、駆動機構40の概略構成及び概略作動を説明する。因みに、駆動機構40の基本構成及びその作動は、例えば特開2008−304704号に記載の発明と同様である。
駆動機構40は、図10に示すように、継手部35、回転カム41、直動カム43、規制カム45、リンク47及びバネ49等から構成されている。
回転カム41は、図11に示すように、トップカバー3Cとリンク47を介して連結されている。このため、回転カム41は、トップカバー3Cの変位作動と連動して軸部25Dを中心としてフレーム17に対して回転する。
トップカバー3Cは、筐体3に揺動可能に組み付けられ、かつ、筐体3に設けられた開口部を開放する位置と閉塞する位置との間で揺動変位する。なお、本実施形態に係る開口部は、筐体3の上部に設けられている。そして、例えば、利用者は、プロセスユニット7を交換する際に上記開口部を開放し、プロセスユニット7を装置本体に対して着脱する。
また、回転カム41には、図10に示すように、その回転中心軸を中心軸とした略螺旋状の摺動面41A(以下、第1摺動面41Aと記す。)が設けられている。直動カム43は、摺接部43B及び係合部43Cを有し、回転カム41の回転角に応じて軸方向に変位する変位部材である。
摺接部43Bには、回転カム41の第1摺動面41Aと摺動可能に接触する摺動面43Aが形成されている。係合部43Cは、継手部35に設けられた鍔状のフランジ部35Cと係合する部位である。
そして、図12及び図13に示すように、摺接部43Bは、回転カム41の回転に連動して第1摺動面41Aに対して摺動しながら変位する。このため、直動カム43は、ネジの原理(楔効果)により継手部35と共に軸方向L1に変位する。
規制カム45は、図12に示すように、直動カム43の摺接部43Bを挟んで第1摺動面41Aと反対側から摺接部43Bと摺動可能に接触する摺動面45A(以下、第2摺動面45Aという。)が設けられている。そして、第2摺動面45A、第1摺動面41A及び摺動面43Aは、回転カム41の回転中心線に対して回転対称となるように、各々2つずつ設けられている。
また、規制カム45の第2摺動面45Aは、図12及び図13に示すように、第1摺動面41Aが描く螺旋状の傾斜面と逆向きの傾斜となるように傾いている。このため、回転カム41が回転すると、直動カム43は、図12及び図13に示すように、回転カム41の回転に連動して軸方向L1に変位しながら継手部35を軸方向L1へ変位させる。
すなわち、例えば、第1摺動面41Aの端点P1と第2摺動面45Aの端点P2とが相対的に接近するように回転カム41が回転すると、図13に示すように、摺動面43Aと第1摺動面41Aとが接触し、直動カム43の摺接部43Bが第2摺動面45Aに押し付けられる。
このとき、第2摺動面45A、つまり規制カム45は不動であるので、第1摺動面41Aと第2摺動面45Aとが接近するように回転カム41が回転すると、摺接部43Bと第1摺動面41A及び第2摺動面45Aとの接触面には、バネ49を圧縮変形させる向きに摺接部43Bを移動させる力(以下、この力を圧縮力という。)F3が発生する。
このため、直動カム43が圧縮力F3の向きに変位するので、継手部35が係合ポジションから非係合ポジション側に移動変位する。なお、力F1は、回転カム41を回転させる力であり、力F2は、力F1のうち第1摺動面41A及び摺動面43Aと直交する成分である。そして、圧縮力F3は、力F2のうち軸方向L1と平行な成分である。
そして、第1摺動面41Aの端点P1と第2摺動面45Aの端点P2とが相対的に離間するように回転カム41が回転すると、図12に示すように、力F1が消失すると同時に圧縮力F3も消失するので、バネ49が復元伸張する。このため、直動カム43がバネ49により押圧されて圧縮力F3と反対向きの向きに変位するので、継手部35が非係合ポジションから係合ポジション側に移動変位する。
また、リンク47は、図11に示すように、一端側が回転カム41に回転可能に組み付けられ、他端側がトップカバー3Cに回転可能に組み付けられている。このリンク47により、トップカバー3Cの開閉動作が回転カム41の回転運動に変換される。したがって、トップカバー3Cの揺動変位に連動して継手部35が軸方向L1に変位する。
なお、本実施形態では、トップカバー3Cが二点鎖線で示す開状態にあるときに継手部35が非係合ポジションとなり、トップカバー3Cが実線で示す閉状態にあるときに継手部35が係合ポジションとなる。
また、リンク47の一端側には、図10に示すように、ピン状のボス部47Aが設けられている。一方、回転カム41には、規制カム45を超えて径方向外側まで延びるアーム部41Bが設けられている。そして、アーム部41Bの先端側に形成された連結穴41Cにボス部47Aが回転可能に挿入されることにより、リンク47と回転カム41とが回転可能に連結されている。
3.2 駆動機構のリンク
リンク47は、図3に示すように、駆動側プーリ23の回転軸方向と平行な方向において、リンク47とベルト27とが重なっている。つまり、利用者等が、駆動側プーリ23の回転軸方向と平行な方向からリンク47及びベルト27を見ると、リンク47はベルト27の張架部27Bに対して交差する方向に延びている。なお、ベルト27の張架部27Bとは、ベルト27のうち駆動側プーリ23及び従動側プーリ25の接線方向に直線状に延びる部分をいう。
また、リンク47は、図14に示すように、駆動側プーリ23の回転軸方向と平行な方向においてベルト27と重なる第1リンク部47B、及び第1リンク部47Bに対して当該方向にずれた第2リンク部47Cを有している。なお、本実施形態では、第1リンク部47Bと第2リンク部47Cとは、樹脂にて一体成形されている。
そして、リンク47のうち少なくとも第1リンク部47Bは、フレーム17とベルト27との間に配設されている。なお、本実施形態では、第2リンク部47Cは、第1リンク部47Bに対してフレーム17と反対側、つまりベルト27と同一側にずれている。
なお、第2リンク部47Cが、第1リンク部47Bよりベルト27側にずれている理由は、排出ローラ22B側に駆動力を伝達する伝達歯車37Dとの干渉を避けるためである。このため、伝達歯車37D等のリンク47の作動時にリンク47と干渉するものが無い場合には、第2リンク部47Cを第1リンク部47Bに対してずらすことなく、リンク47全体がベルト27よりフレーム17側に位置する構成としてもよい。
また、フレーム17には、図15に示すように、トップカバー3Cが開かれたときに、リンク47を係止してトップカバー3Cが開かれた状態を保持する保持部17Bが設けられている。この保持部17Bは、リンク47に設けられた係止突起47Dと係止する弾性変形可能な係止手段である。そして、係止突起47Dと保持部17Bとの係止状態を解除するには、利用者は、保持部17Bを係止突起47Dから離間させるように弾性変位させればよい。
また、第1支持部材33のうちベルト27側には、図16に示すように、ベルト27側に突出した突起部33Aが設けられている。この突起部33Aは、突起部33Aが設けられていない部位に比べてベルト27に近接している。このため、突起部33Aは、ベルト27が第1支持部材33側にずれて駆動側プーリ23及び従動側プーリ25から外れてしまうことを防止する外止部として機能する。
因みに、本実施形態に係る突起部33Aは、図8に示すように、一対の張架部27Bのうちテンショナー27A側の張架部27Bに設けられているが、両側の張架部27B又は張架部27B全域に突起部33Aを設けてもよい。
なお、本実施形態では、リンク47がベルト27よりフレーム17側に配設されているので、駆動側プーリ23から従動側プーリ25に至る方向において、リンク47と駆動側回転部をなす大径歯車29Aとが重なった配置関係となり、かつ、リンク47と出力歯車31とが重なった配置関係となる。
4.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、歯車37A〜37C及び駆動源19のそれぞれは、剛性の高い金属性の第1支持部材33及び第2支持部材23Cに支持されているので、歯車37A〜37C及び駆動源19の位置精度を維持できる。
また、駆動源19から歯車37A〜37Cへの駆動力の伝達は、ベルト27を介して行われるので、仮に、歯車37A〜37Cと駆動源19との相対的な位置精度が低下した場合であっても、ベルト27が変形することにより、歯車37A〜37Cと駆動源19との相対的な位置ずれを吸収できる。
したがって、樹脂製のフレーム17を採用して製造原価低減を図りつつ、歯車37A〜37C等の駆動力が作用する部品の位置精度を維持できる。
また、本実施形態では、継手部35がプロセスユニット7から離間したときに、継手部35の少なくとも一部を収納する収納空間25Gを第2回転体25Aに設けたので、第2回転体25Aが占める空間を利用して継手部35の少なくとも一部を収納することができる。したがって、継手部35を収納するための空間を、別途、確保する必要がないので、画像形成装置1の小型化が可能となる。
また、本実施形態では、入力側回転部をなす従動側プーリ25及び出力側回転部をなす出力歯車31は、略筒状に形成された筒部25Bの外周面側に設けられている。そして、収納空間25Gは、筒部25Bの内周側空間であり、さらに、継手部35がプロセスユニット7から離間したときには、継手部35は、収納空間25Gのうち従動側プーリ25及び出力歯車31に対応する部位まで収納されることを特徴としている。
これにより、本実施形態では、第2回転体25Aが占める空間を多く利用して継手部35の少なくとも一部を収納することができるので、更に画像形成装置の小型化が可能となる。因みに、「略筒状に形成された」とは、内周面に凹凸が無い円筒状に形成されたものは勿論のこと、内周面に段差等の凹凸がある筒状に形成されたものも含む意味である。
また、本実施形態では、駆動源19の駆動力を減速して駆動側プーリ23に伝達する減速機29を備えることを特徴としている。
これにより、本実施形態では、ベルト27の移動速を小さくすることができるので、ベルト27が早期に摩耗・損傷してしまうことを抑制できる。
ところで、ベルト27にて駆動力を伝達する際には、一般的にベルト27の張力を大きくする必要があるため、従動側プーリ25には、大きな張力による荷重が作用する。
これに対して、本実施形態では、第2回転体25Aの軸方向一端側には、第2回転体25Aを支持する第1支持部材33が設けられており、さらに、従動側プーリ25は、出力歯車31より第1支持部材33側に設けられていることを特徴としている。
これにより、本実施形態では、第1支持部材33に近い部位に従動側プーリ25が設けられた構成となるので、従動側プーリ25に作用する張力により第2回転体25Aが傾く等の不具合の発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、収納空間25Gは軸方向に延びる円柱状の空間であって、収納空間25Gを構成する内周面25Fは、軸方向に平行な直線状であることを特徴としている。
これにより、本実施形態では、継手部35が変位する際の障害となる部位が無い構成となるので、継手部35を容易に変位させることができる。
また仮に、従動側プーリ25及び出力歯車31をインジェクション成形等にて一体成形して収納空間25Gを設ける場合にあっては、収納空間25Gを構成する円筒内周面を軸方向に平行な直線状とすると、成形時の型抜き作業を容易に行うことが可能となるので、第2回転体25Aの生産性を向上させることができる。
なお、従動側プーリ25及び出力歯車31をインジェクション成形等にて一体成形する場合には、内周面25Fに型抜き勾配を設ける必要があるので、「内周面25Fが軸方向に平行な直線状」であるとは、型抜き勾配程度の傾斜(勾配)が設けられている場合も含む意味である。
また、本実施形態では、駆動側プーリ23の回転軸方向と平行な方向において、リンク47とベルト27とが重なっていることを特徴としている。
これにより、本実施形態では、ベルト27が配置された空間を有効利用できるので、画像形成装置1の小型化を図ることができる。
つまり、仮に、回転軸方向と平行な方向においてリンク47とベルト27とが重なっていない場合には、ベルト27が配置された空間と異なる空間にリンク47を配置する構成となる。このため、リンク47を配置するために、別途、新たな空間を必要とするので、画像形成装置1の大型化を招いてしまう。
これに対して、本実施形態では、回転軸方向と平行な方向においてリンク47とベルト27とが重なっているので、ベルト27が配置された空間を利用でき、画像形成装置の小型化を図ることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、第1支持部材33がフレーム17に対して画像形成部5と反対側に配設され、かつ、第2支持部材23Cがフレーム17に対して画像形成部5と同一側に配設されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、例えば、第1支持部材33をフレーム17に対して画像形成部5と同一側に配設し、かつ、第2支持部材23Cをフレーム17に対して画像形成部5と反対側に配設する、又は第1支持部材33及び第2支持部材23Cをフレーム17に対して画像形成部5と同一側若しくは反対側に配設してもよい。
また、上述の実施形態では、第2支持部材23Cの板厚寸法T2を第1支持部材33の板厚寸法T1より大きくしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、板厚寸法T2を板厚寸法T1より小さくする、又は板厚寸法T1、T2を同一寸法としてもよい。
また、上述の実施形態では、ホルダ53及び第2支持部材23Cは、同一の位置決め部17Cによりフレーム17に対して位置決めされていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ホルダ53用の位置決め部、及び第2支持部材23C用の位置決め部をそれぞれ設けてもよい。
また、上述の実施形態では、第1支持部材33及びフレーム17に、歯車37A〜37Cの軸38に接触する軸受部38A、38Bが設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、軸受部38A、38Bを廃止する、又は他の部材で軸受部38A、38Bを構成し、当該他の部材を第1支持部材33及びフレーム17に組み付けてもよい。
また、上述の実施形態では、第2回転体25A内に継手部35を収納する収納空間25Gが設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば収納空間25Gを廃止してもよい。
また、上述の実施形態では、継手部35は、収納空間25Gのうち従動側プーリ25及び出力歯車31に対応する部位まで収納されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、収納空間25Gのうち、従動側プーリ25又は出力歯車31に対応する部位まで収納される構成であってもよい。
また、上述の実施形態では、継手部35が、収納空間25Gのうち出力歯車31に対応する部位を超えて従動側プーリ25に対応する部位まで到達していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、従動側プーリ25が出力歯車31よりフレーム17側に位置している場合には、継手部35が、収納空間25Gのうち従動側プーリ25に対応する部位を超えて出力歯車31に対応する部位まで到達していてもよい。
また、上述の実施形態では、駆動源19の駆動力を減速して駆動側プーリ23に伝達する構成であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、減速することなく、駆動側プーリ23を駆動源19にて直接的に駆動してもよい。
また、上述の実施形態では、第2回転体25Aを支持する軸部25Dが軸方向一端側のみで支持され、かつ、支持側に従動側プーリ25が設けられていたが、本発明はこれに限定される、例えば、軸部25Dを両端支持構造とする、又は出力歯車31で軸部25Dを支持する構造とする等としてもよい。
また、上述の実施形態では、収納空間25Gを構成する内周面25Fが軸方向に平行な直線状であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、出力歯車31側が従動側プーリ25側より内径寸法が大きいテーパ状又は断付き状としてもよい。
また、上述の実施形態では、出力歯車31から定着器15側やフィーダ機構21側に駆動力を伝達したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、第1リンク部47Bと第2リンク部47Cとの連結部でリンク47が屈曲していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、リンク47全体を直線状とする、又は上記連結部以外の箇所でリンク47を屈曲させる等の構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、モノクロ電子写真方式の画像形成装置に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、例えば、ダイレクトタンデム方式の画像形成装置にも適用できる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 画像形成装置 3… 筐体 3A… 給紙カバー 3B… 排紙カバー
3C… トップカバー 5… 画像形成部 7A… 感光ドラム
7B… プロセスケーシング 7… プロセスユニット 7C… 被係合部
9… 帯電器 11… 露光器 13… 転写ローラ 15… 定着器
15A… 加熱ローラ 15B… 加圧ローラ 17… フレーム
17A… 内面 17B… 保持部 17C…位置決め部 19… 駆動源
21… フィーダ機構 21A… ピックアップローラ 21B… 分離部
22A… 搬送ローラ 22B… 排出ローラ 22C… 加圧ローラ
22D… 加圧ローラ23… 駆動側プーリ 23A… 第1回転体 23B… 軸部
23C… 第2支持部材 25… 従動側プーリ 25A… 第2回転体
25B… 筒部 25C… ハブ部 25D… 軸部 25E… 軸受部
25F… 内周面 25G… 収納空間 27… ベルト 27A… テンショナー
27B… 張架部 29… 減速機 29A… 大径歯車 31… 出力歯車
33… 第1支持部材 33A… 突起部 35… 継手部 35A… 可動部
35B… 係合部 35C… フランジ部 37A〜37C… 伝達歯車 38…軸
40… 駆動機構 41… 回転カム 41A… 第1摺動面 41B… アーム部
41C… 連結穴 43… 直動カム 43B… 摺接部 43C… 係合部
43A… 摺動面 45… 規制カム 45A… 第2摺動面 47… リンク
47A… ボス部 47B… 第1リンク部 47C… 第2リンク部
47D… 係止突起 49… バネ

Claims (14)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を支持する樹脂製のフレームと、
    駆動力を発生する駆動源と、
    前記駆動源から駆動力を得て回転する歯車であって、軸の一端側が前記フレームに支持された歯車と、
    前記フレームに固定され、前記軸の他端側を支持する金属製の第1支持部材と、
    前記駆動源を支持するとともに、前記フレームに固定された金属製の第2支持部材と、
    前記駆動源側から前記歯車側に駆動力を伝達する無端ベルトと、
    前記駆動源で発生した駆動力を前記無端ベルトに伝達するとともに、前記第2支持部材に支持された第1プーリと、
    前記無端ベルトが掛けられ、前記無端ベルトを介して伝達された駆動力を前記歯車側に伝達するとともに、前記第1支持部材に支持された第2プーリと
    前記駆動源の回転角を検出する検出部と、
    前記検出部を保持するとともに、前記第2支持部材に固定されたホルダとを備え、
    前記第1支持部材は、前記第2支持部材に対して前記第2プーリの軸線方向と直交する方向にずれていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1支持部材及び前記フレームには、前記軸に接触する軸受部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記フレームには、前記ホルダ及び第2支持部材の両者に接触して、前記ホルダ及び第2支持部材の変位を規制する位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記駆動源から前記第1プーリに至る駆動力の伝達経路には、前記駆動源の駆動力を減速して前記第1プーリ側に伝達する減速機を備えることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2プーリから駆動力を得て稼働する稼働体を有し、前記フレームに着脱自在に装着されたプロセスユニットと、
    前記第2プーリの軸方向において、前記プロセスユニットと係合する位置と前記プロセスユニットから離間した位置との間で変位することにより、前記第2プーリから前記プロセスユニットへの駆動力の伝達を断続する継手部と
    を備えていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2支持部材の板厚寸法は、前記第1支持部材の板厚寸法より大きいことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2支持部材は、前記画像形成部と同一側から前記フレームに固定され、
    さらに、前記第1支持部材は、前記フレームを挟んで前記画像形成部と反対側から前記フレームに固定されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を支持する樹脂製のフレームと、
    駆動力を発生する駆動源と、
    前記駆動源から駆動力を得て回転する歯車であって、軸の一端側が前記フレームに支持された歯車と、
    前記フレームに固定され、前記軸の他端側を支持する金属製の第1支持部材と、
    前記駆動源を支持するとともに、前記フレームに固定された金属製の第2支持部材と、
    前記駆動源側から前記歯車側に駆動力を伝達する無端ベルトと、
    前記駆動源で発生した駆動力を前記無端ベルトに伝達するとともに、前記第2支持部材に支持された第1プーリと、
    前記無端ベルトが掛けられ、前記無端ベルトを介して伝達された駆動力を前記歯車側に伝達するとともに、前記第1支持部材に支持された第2プーリと、
    前記駆動源の回転角を検出する検出部と、
    前記検出部を保持するとともに、前記第2支持部材に固定されたホルダと
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記第1支持部材及び前記フレームには、前記軸に接触する軸受部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記フレームには、前記ホルダ及び第2支持部材の両者に接触して、前記ホルダ及び第2支持部材の変位を規制する位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  11. 前記駆動源から前記第1プーリに至る駆動力の伝達経路には、前記駆動源の駆動力を減速して前記第1プーリ側に伝達する減速機を備えることを特徴とする請求項ないし1のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記第2プーリから駆動力を得て稼働する稼働体を有し、前記フレームに着脱自在に装着されたプロセスユニットと、
    前記第2プーリの軸方向において、前記プロセスユニットと係合する位置と前記プロセスユニットから離間した位置との間で変位することにより、前記第2プーリから前記プロセスユニットへの駆動力の伝達を断続する継手部と
    を備えていることを特徴とする請求項ないし1のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記第2支持部材の板厚寸法は、前記第1支持部材の板厚寸法より大きいことを特徴とする請求項ないし1のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記第2支持部材は、前記画像形成部と同一側から前記フレームに固定され、
    さらに、前記第1支持部材は、前記フレームを挟んで前記画像形成部と反対側から前記フレームに固定されていることを特徴とする請求項ないし1のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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