JP6072594B2 - 高剛性ビーム - Google Patents
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Description
即ち、本発明に係る高剛性ビームは、角筒状に形成された立体形ビームと、この立体形ビームの相反する二側面を挟持する配置で併設された一対の平形ビームとを有しており、前記立体形ビームは、四角形の四つの角位置に各端部を配置させて互いに平行に設けられる4本の長尺管材と、互いに隣接する長尺管材間の長手方向複数箇所を当該長手方向と垂直に連結する連結材と、これら連結材の相互間で両側の長尺管材同士を筋交い状に連結する斜材とを有し、前記平形ビームは、互いに平行に設けられる2本の長尺管材と、両長尺管材間の長手方向複数箇所を当該長手方向と垂直に連結する連結材と、これら連結材の相互間で両側の長尺管材同士を筋交い状に連結する斜材とを有したものとされており、前記立体形ビームと前記平形ビームとが併設される方向及びこれら両ビームの長手方向をいずれも水平方向に沿わせて設置使用されることを特徴とする。
前記平形ビームの2本の長尺管材は、前記立体形ビームにおいて併設面側で並ぶ2本の長尺管材の相互間隔と同じ間隔で配置されたものとするのがよい。
長尺管材の端部には当該端部の外周方向へ張り出したフランジ部が設けられ且つこのフランジ部に接続用孔が形成されており、前記立体形ビーム及び前記平形ビームの各フランジ部にはこれら各ビームの併設方向に並んだ全てのフランジ部にわたる長さの間隔保持材が当接配置され、前記間隔保持材には前記立体形ビーム及び前記平形ビームの各フランジ部に設けられた接続用孔と合致する貫通孔が形成されて、前記接続用孔と前記貫通孔とにより串刺し状にボルト結合又は分離が可能なものとすることができる。
図1乃至図5は本発明に係る高剛性ビーム1を示したものである。この高剛性ビーム1は建物の内、外部、或いは橋や塔などの構築物の外側など、種々様々な現場において作業足場や作業スペースの囲い壁などを構築する際に好適に使用できるものである。
この高剛性ビーム1は、角筒状の立体形ビーム2と、この立体形ビーム2の相反する二側面を挟持する配置で併設された一対の平形ビーム3とを有して構成されている。また、これら立体形ビーム2と平形ビーム3は、互いの端部同士に間隔保持材4を取り付けることで、結合間隔を一定に保持させるようになっている。
長尺管材7は、四角形の四つの角位置に各端部を配置させて互いに平行に設けられている。本実施形態では、図2に示す上下方向の辺長と、図2に示す左右方向の辺長とが同じ(即ち、正方形)としてある。これら長尺管材7に対し、連結材8は、互いに隣接する長尺管材7間の長手方向に沿った複数箇所に、互いに所定間隔をおいて設けられたもので、長尺管材7をその長手方向と垂直に連結している。また斜材9は、連結材8と連結材8との相互間に配置され、両側の長尺管材7同士を筋交い状(斜め)に連結している。長尺管材7に対する連結材8及び斜材9の連結は溶接による。
平形ビーム3は、2本の長尺管材7と、これら長尺管材7を連結する連結材8及び斜材9とを有して扁平に(梯子状に)構成されている。長尺管材7、連結材8及び斜材9には、立体形ビーム2の場合と同じものを用いることができる。
帯板状に形成されている。この間隔保持材4には、各ビーム2,3のフランジ部10に設けられた接続用孔11とそれぞれ一対一対応で合致する貫通孔12が形成されている。
従って、図4に示すように、高剛性ビーム1同士を連結する際には、高剛性ビーム1と高剛性ビーム1との間へこの間隔保持材4を挟んで、両側からフランジ部10を当接させるようにしてその片側からボルト15を貫通させ、反対側へ突出したボルト端へナット16を螺合することで締結する。
このようにして構成される高剛性ビーム1は、立体形ビーム2と平形ビーム3とが併設される方向(図2の左右方向)及びこれら両ビーム2,3の長手方向がいずれも水平方向に沿うような向きにして設置使用するとよい。
高剛性ビーム1の設置後にはその上部に条材(丸パイプなど)20を添え付け、クランプなどで抱き合わせ状に固定したうえで、更にその上部に作業床21を設けるようにすればよい。
される。従って当然に、運搬コストの低コスト化も図れるものとなる。
例えば、立体形ビーム2において長尺管材7は長方形の4つの角位置に配置するようにしてもよい。この場合、短辺側を水平方向とし長辺側を鉛直方向とするように用いるのが断面二次モーメントを大きくさせるうえで好適である。
平形ビーム3において、2本の長尺管材7は、必ずしも、立体形ビーム2において併設面側で並ぶ2本の長尺管材7の相互間隔(図2に上下方向で示した間隔)と同じ間隔で配置する必要はなく、異なる間隔寸法を設定可能である。この場合、間隔保持材4を幅広に形成(図3の上下方向を拡大)させたり、或いは間隔保持材4を一直線状ではなくクランク状に屈曲した形状にしたりすることで対応させればよい。
立体形ビーム2と平形ビーム3との結合は、溶接やリベット止めなどを行って分離不能なものとする(すなわち、高剛性ビーム1として一体形成する)ことも可能である。このようにしても立体形ビーム2を2本並べて(抱き合わせて)結合する場合に比べれば、大型化が抑制されたものであり、また軽量化されたものであると言える。
本発明に係る高剛性ビーム1は、その長手方向を鉛直方向に設置することで支柱や壁材として使用することも可能である。
2 立体形ビーム
3 平形ビーム
4 間隔保持材
7 長尺管材
8 連結材
9 斜材
10 フランジ部
11 接続用孔
12 貫通孔
15 ボルト
16 ナット
20 条材
21 作業床
Claims (4)
- 角筒状に形成された立体形ビームと、この立体形ビームの相反する二側面を挟持する配置で併設された一対の平形ビームとを有しており、
前記立体形ビームは、四角形の四つの角位置に各端部を配置させて互いに平行に設けられる4本の長尺管材と、互いに隣接する長尺管材間の長手方向複数箇所を当該長手方向と垂直に連結する連結材と、これら連結材の相互間で両側の長尺管材同士を筋交い状に連結する斜材とを有し、
前記平形ビームは、互いに平行に設けられる2本の長尺管材と、両長尺管材間の長手方向複数箇所を当該長手方向と垂直に連結する連結材と、これら連結材の相互間で両側の長尺管材同士を筋交い状に連結する斜材とを有したものとされており、
前記立体形ビームと前記平形ビームとが併設される方向及びこれら両ビームの長手方向をいずれも水平方向に沿わせて設置使用されることを特徴とする高剛性ビーム。 - 前記立体形ビームと前記平形ビームとの併設間隔は、これら各ビームが併設される方向において前記立体形ビームに設定される規格幅寸法の1/2を超えない長さに離れて設定されていることを特徴とする請求項1記載の高剛性ビーム。
- 前記平形ビームの2本の長尺管材は、前記立体形ビームにおいて併設面側で並ぶ2本の長尺管材の相互間隔と同じ間隔で配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の高剛性ビーム。
- 前記立体形ビームにおける各長尺管材の端部及び前記平形ビームにおける各長尺管材の端部には当該端部の外周方向へ張り出したフランジ部が設けられ且つこのフランジ部に接続用孔が形成されており、
前記立体形ビーム及び前記平形ビームの各フランジ部にはこれら各ビームの併設方向に並んだ全てのフランジ部にわたる長さの間隔保持材が当接配置され、
前記間隔保持材には前記立体形ビーム及び前記平形ビームの各フランジ部に設けられた接続用孔と合致する貫通孔が形成されて、
前記接続用孔と前記貫通孔とにより串刺し状にボルト結合又は分離が可能とされていることを特徴とする請求項3記載の高剛性ビーム。
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