JP6071529B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Description
また、特許文献2に記載のおむつにおいては、剥離不織布の層を配する位置によっては、係合力が高くなりすぎ、ファスナーを開け難くなり、使用感の低下を招いてしまう。
本発明の第1実施形態の使い捨ておむつ1A(以下、おむつ1Aともいう)は、図1に示すように、肌対向面側に配された表面層、非肌対向面側に配された防漏層、及び該表面層と該防漏層との間に配された吸収体23を有する縦長の吸収性本体2と吸収性本体2の本体長手方向に沿う両側部2S,2Sにファスニングテープ4とを備えており、ファスニングテープ4の止着部41を吸収性本体2の非肌対向面に止着して着用者に装着するようになされている。ここで、「表面層」とは、装着時に装着者の肌に対向(当接)する面を構成する1枚又は複数枚のものを意味し、「裏面層」とは、装着時に装着者の肌に対向(当接)する面とは反対側の面を構成する1枚又は複数枚のものを意味する。具体的には、おむつ1Aは、図1に示すうに、表面層としての液透過性の表面シート21と、表面シート21を介して表面層としてのサイドシート24と、液難透過性の裏面層としての裏面シート22と、表面シート21及び裏面シート22の間に配された液保持性の吸収体23とを具備している。
おむつ1Aの長手方向は、腹側部Aから股下部Cを介して背側部Bに亘る図中のY方向であり、吸収性本体2の本体長手方向と同方向である。おむつ1Aの幅方向は、Y方向に直交する図中のX方向であり、吸収性本体2の本体幅方向と同方向である。以下の説明においては、おむつの本体長手方向又は該おむつの構成部材のおむつ長手方向に対応する方向を単にY方向、おむつの本体幅方向又は該おむつの構成部材のおむつ幅方向に対応する方向を単にX方向ともいう。また、おむつやおむつの構成部材における肌対向面(内面)は、装着時に、装着者の肌側に向けられる面であり、おむつやおむつの構成部材における非肌対向面(外面)は、装着時に、装着者の肌とは反対側に向けられる面である。
非接着領域38も同様に、X方向に延びる複数本(より好ましくは3本以上)の弾性部材33総てと交差して、サイドパネル3のY方向の全長に亘ってY方向に延びている。
上述したように、おむつ1Aは、図1に示すように、背側部Bにおいて、吸収性本体2の両側部2S,2Sそれぞれに、伸縮性のサイドパネル3,3が配されている。また、サイドパネル3は、その吸収性本体2側の端部が、表面層と防漏層との間、具体的には、図3に示すように、サイドシート24と裏面シート22とに挟まれて吸収性本体2に固定されている。また、上述したように、サイドシート24は、おむつ1Aにおいては、図1に示すように、吸収性本体2の表面シート21の側部の内面(図3中P側)上に、吸収性本体2の全長に亘って配された固定部27を介して、吸収性本体2の全長に亘って配されている。おむつ1Aは、背側部Bにおけるサイドパネル3が配された領域において、サイドシート24が、図3に示すように、サイドパネル3を構成するシート31に、表面側接着剤層64を介して固定されていると共に、表面シート21に固定部27を介して固定され、該表面シート21の側部からX方向(本体幅方向)の外方に延出した裏面シート22に本体長手方向に連続する接着剤(接続用接着剤層62)を介して固定されて形成されている。表面側接着剤層64は、図3に示すように、折り返されて2層に形成されたサイドシート24のY方向に沿うX方向(本体幅方向)の外方側部24SよりもX方向内方側(本体長手方向に延びるおむつ中央線CL側)に配され、サイドパネル3が配される部分にのみ形成されるものである。
このように、おむつ1Aは、吸収性本体2の本体長手方向に沿う両側部2S,2Sに伸縮性のサイドパネル3が固定された使い捨ておむつである。おむつ1Aのサイドパネル3は、上述したように、表面層と防漏層との間に接合されているが、防漏層の非肌対向面側、即ち裏面シート3の非肌対向面側に接合されていてもよい。前者の場合、肌当接面側にサイドシート24の1枚で構成され段差が少ない利点があり、後者の場合、裏面側に接合する為、接着剤を増やしても表面側への滲みだしが防止され、サイドパネル3の吸収性本体2への安定した接着強度が得られやすい利点がある。
図3及び図5に示すように、止着部41の全面積(S1)に対する、止着部41とサイドパネルを収縮させた自然状態におけるギャザー領域GTとの重なる領域Tの面積(S2)の比(S2/S1)は、ファスニングテープ4の安定的な折り位置の固定の観点から、1/2以上であることが好ましく、2/3以上であることが更に好ましい。尚、止着部41の全面積(S1)とは、止着部41を平面視した際の面積を意味し、重なる領域Tの面積(S2)とは、止着部41とサイドパネルを収縮させた自然状態におけるギャザー領域GTとの重なる領域T(図3参照)を平面視した際の面積を意味する。
前記ファスニングテープ4は、使い捨ておむつ1Aの使用前において、サイドパネル3の本体幅方向の先端部3aに位置する折れ線FLにて、折り返されていることで、本体先端を基点に安定した折形状が得られ易く、ずれ難い。
吸収性本体2を構成する表面シート21、裏面シート22、吸収体23としては、それぞれ、従来、使い捨ておむつ、生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられるもの等を、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート21としては、親水性且つ液透過性の不織布や立体開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート22としては、防漏シート22aが、液不透過性又は液難透過性(撥水性を含む)の樹脂フィルム、外層不織布22bが、各種製法による不織布(例えば、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、ニードルパンチ不織布等)からなるものを用いることができる。また、吸収体23としては、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアを、透水性の薄紙や不織布からなるコアラップシートで被覆したもの等を用いることができる。立体ギャザー及びレッグギャザーを構成するサイドシート24としては、フィルム、不織布、織物又はこれらの積層シート等を用いることができる。
使い捨ておむつ1Aにおける伸縮性のサイドパネル3の製造方法の好ましい例について、以下説明する。
そして、接着剤塗工後の両帯状シート31’,32’を、両者間に、伸長状態の弾性部材33が挟まれるように合流させ、一体化手段73としての一対のニップロール74で、それらを上下から加圧して一体化させる。そして、側方に延出する弾性部材33を、切断刃を備えたカッター等の切断手段77により切断することにより、伸縮性シート3’が得られる。
そして、得られた伸縮性シート3’を、任意の切断手段により、個々のサイドパネル3の長さに順次切断する。このようにして、サイドパネル3を効率よく連続生産することができる。
具体的には、例えば上記のサイドパネル3の連続体(伸縮性シート3’)を用いて以下の(1)〜(10)の手順でおむつ1Aを効率的に製造可能である。(1)止着部41を有するファスニングテープ4の連続ウェブにテープ接続用接着剤層63を形成するための接着剤が塗工された連続ウェブを個々のファスニングテープ4の長さに順次カットして、上記のようにして得られた伸縮性シート3’に間欠的に取り付ける。(2)ファスニングテープ4における止着部41を含んだ部分をセーラーガイド等を用いて任意の位置にて折り返して止着部41を伸縮シート3’のギャザー領域GTに係合させる。(3)表面側接着剤層64を形成するための接着剤を伸縮シート3’における止着部41を有さない側の側部の表面側に連続的に塗工した後、個々のサイドパネル3の長さに順次カットする。(4)サイドシート24を得るため、別工程で連続シートの両側部を折り返す。折り返した一方の折り返し頂部には弾性部材25を伸長状態で接着剤にて固定し、他方の折り返し頂部には弾性部材26を伸長状態で接着剤にて固定する。次に、ヒートシール等により、弾性部材25が配された領域及び弾性部材26が配された領域を除く領域に融着部を設けて一体化する。(5)別工程で得たサイドシート24と表面シート21とをヒートシール等による固定部27を介し、更に接着剤層65を部分的に介して一体化させた表面シート連続体を形成する。(6)折り返されたファスニングテープ4の先端部4aをサイドシート24の外側の外方側部24Sで覆うように、ファスニングテープ4の取り付けられたサイドパネル3を表面側接着剤層64を介して表面シート連続体に固定する。(7)別工程で防漏シート22aと外層不織布22bとを外層接着剤層61を介して一体化させ裏面シート22を形成する。(8)接続用接着剤層62を形成するための(本体接続用の)接着剤を裏面シート22における外方側の側部に連続的に塗工する。(9)サイドパネル3の取り付けられた表面シート連続体と裏面シート22との間に流れ方向に間欠的に吸収体23を配し、接続用接着剤層62を介して表面シート連続体と裏面シート22とを固定して一体化しおむつ1Aの連続体を形成する。(10)おむつ1Aの連続体を製品1個毎にカットしておむつ1Aを連続的に製造する。
おむつ1Aは、使用前において、図3及び図5に示すように、ファスニングテープ4が、吸収性本体2の肌対向面側に折り返されており、ファスニングテープ4の先端部4aが、平面視して、吸収性本体2の本体長手方向に沿う側部2Sで覆われている。その為、使用前に折畳まれていたファスニングテープ4が不用意にも外れて先端4aが起立したり折れ曲がったりし難く、使用時に装着性が向上する。特に、おむつ1Aは、ファスニングテープ4が、サイドパネル3の肌対向面側(内面側)(図3中P側)に折り返されており、該ファスニングテープ4の先端部4aが表面層としてのサイドシート24のY方向に沿うX方向(本体幅方向)の外方側部24Sで覆われている。おむつ1Aのファスニングテープ4は止着部41を有しており、ファスニングテープ4が止着部41との境界の位置にて剛性差により外力が加わると折り曲がり易いものであるが、上述したように、折れ曲がり易いファスニングテープ4の先端部4aがサイドシート24の外方側部24Sで覆われているので、外力が加わっても折れ曲がることがない。その為、ファスニングテープ4の先端部4aが、装着時に装着者の肌に当たってしまうことが殆ど無く、装着性が向上する。また、おむつ1Aにおいては、使用前において、ファスニングテープ4の先端部4aがサイドシート24におけるX方向(本体幅方向)の外方側の非固定状態の外方側部24Sで覆われているだけなので、装着する際に、ファスニングテープ4を展開し易い。
装着する際に、サイドパネル3の先端部3a付近をつまみX方向(本体幅方向)に引くと、ファスニングテープ4の先端部がサイドシート24の外方側部24Sより外方に自然に露出し、展開し易いとの効果を奏する。また、おむつ1Aのファスニングテープ4の止着部41が、使用前において折り返されて、サイドパネル3のギャザー領域GTの襞に係合している。その為、使用前においては、ファスニングテープ4の折形状が安定しており起立したり折れ曲がったりし難く、装着する際には、サイドパネル3の先端部3a付近をつまみX方向(本体幅方向)に引くと、襞がX方向(本体幅方向)に伸長することでファスニングテープ4の止着部41が襞から自然に外れやすく、展開しやすい。
おむつ1Bに関し、ファスニングテープ4は、おむつ1Bの使用前において、図7及び図8に示すように、シール領域60に位置する折れ線FLにて、折り返されており、係る領域に形成した折れ線FLは折癖が安定して形成されやすく、使用前に不用意にファスニングテープ4が起立しづらい。ファスニングテープ4の先端部4aが、折り返して2層に形成された表面層としてのサイドシート24のY方向に沿うX方向(本体幅方向)の外方側部24Sで覆われている。図7及び図8に示すように、ファスニングテープ4の先端部4aが、サイドシート24における表面側接着剤層64よりもX方向(本体幅方向)の外方側の非固定状態の外方側部24Sで覆われている。尚、シール領域60に位置する折れ線FLとは、折れ線FLがシール領域60内に配されていることを意味する。
おむつ1Bの効果については、おむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、おむつ1Aの効果と同様であり、おむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
おむつ1Bのファスニングテープ4は、おむつ1Bの使用前において、図7及び図8に示すように、シール領域60に位置する折れ線FLにて折り返されている。このように、シールにより他の部位よりも強度が増したシール領域60に形成された折れ線FLにて、ファスニングテープ4が折り返されているので、折り返されたファスニングテープ4に折り癖が付き易く、折れ目が安定する。
肌対向面側に配された表面層、非肌対向面側に配された防漏層、及び該表面層と該防漏層との間に配された吸収体を有する縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の本体長手方向に沿う両側部にファスニングテープとを備えた使い捨ておむつであって、
前記ファスニングテープの止着部を、該吸収性本体の非肌対向面に止着して着用者に装着するようになされており、
前記ファスニングテープは、前記使い捨ておむつの使用前において、前記吸収性本体の肌対向面側に折り返されており、該ファスニングテープの本体幅方向の先端部が、平面視して、前記吸収性本体の本体長手方向に沿う側部で覆われている使い捨ておむつ。
前記表面層は、液透過性の表面シートと、該表面シートの縦方向に沿う両側部それぞれに配される液難透過性のサイドシートとからなり、
前記サイドシートは、少なくとも1枚の液難透過性のシートからなり、該シートが本体内方に折り返されて2層に形成されており、
前記使い捨ておむつの使用前において、前記ファスニングテープの先端部を覆う前記吸収性本体の側部は、前記2層に形成されたサイドシートの本体長手方向に沿う外方側部である前記<1>記載の使い捨ておむつ。
<3>
前記ファスニングテープは、前記吸収性本体の本体長手方向に沿う側部に、複数のシール部からなるシール領域を介して固定されており、
前記ファスニングテープは、前記使い捨ておむつの使用前において、前記シール領域に位置する折れ線にて、折り返されている前記<1>又は<2>記載の使い捨ておむつ。
<4>
前記使い捨ておむつの使用前において、前記吸収性本体の肌対向面側に折り返された前記ファスニングテープは、該ファスニングテープの本体幅方向の先端部が、前記吸収性本体の本体長手方向に沿う側部と、接着剤塗布あるいはヒートシール、超音波シール、圧着の何れかの方法により仮固定されている前記<1>〜<3>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<5>
前記使い捨ておむつは、該吸収性本体の本体長手方向に沿う両側部に伸縮性のサイドパネルが固定されたおむつであって、
前記サイドパネルは、前記表面層と防漏層との間あるいは防漏層の非肌対向面側に接合されており、該サイドパネルの先端部から外方に延出してファスニングテープが設けられている前記<1>〜<4>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<6>
前記サイドパネルは、2枚のシート、該2枚のシート間に固定された本体幅方向に延びる弾性部材を有し、該弾性部材は前記2枚のシート間に伸長状態で固定されている前記<5>に記載の使い捨ておむつ。
<7>
前記ファスニングテープは、前記使い捨ておむつの使用前において、前記サイドパネルの本体幅方向の先端部に位置する折れ線にて、折り返されている前記<5>又は<6>記載の使い捨ておむつ。
<8>
前記サイドパネルは、前記2枚のシート、前記弾性部材、該弾性部材を固定する接着剤層を有し、伸長状態の前記弾性部材を前記2枚のシートの間に前記接着剤層によって固定して形成されており、
前記サイドパネルには、自然状態において、前記弾性部材の収縮力によって、該弾性部材と交差する方向に延びる複数の襞からなるギャザー領域が形成されており、
前記使い捨ておむつの使用前において、前記サイドパネルの肌対向面側に折り返された前記ファスニングテープは、前記止着部の少なくとも一部にて、前記ギャザー領域の前記襞と係合している前記<5>〜<7>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<9>
前記使い捨ておむつの使用前において、前記サイドパネルの肌対向面側に折り返された前記ファスニングテープは、前記止着部に形成されたポイントエンボスにて、前記サイドパネルに仮固定されており、
前記ポイントエンボスは、前記弾性部材と重ならない位置に形成されている前記<5>〜<8>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
前記サイドパネルは、2枚のシート、弾性部材、該弾性部材の吸収性本体側の端部側を固定する本体側接着剤層、該弾性部材のサイドパネルの先端部側の端部側を固定する先端側接着剤層、及び該本体側接着剤層と該先端側接着剤層との間に配され2枚のシートを固定する中間固定部を有し、該サイドパネルは、伸長状態の該弾性部材を該2枚のシートの間に該本体側接着剤層及び該先端側接着剤層によって固定して形成されている前記<5>〜<9>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<11>
前記中間固定部は、前記本体側接着剤層及び前記先端側接着剤層の何れよりも幅が小さく、該本体側接着剤層と該先端側接着剤層との間の領域である中間領域に本体幅(X)方向に間欠的に複数本形成されている前記<10>記載の使い捨ておむつ。
<12>
前記本体側接着剤層とそれと隣接する前記中間固定部との間、隣接する該中間固定部どうし間、及び、前記先端側接着剤層とそれと隣接する該中間固定部との間には、それぞれ、接着剤が配されていない非接着領域が形成されている前記<11>記載の使い捨ておむつ。
<13>
前記サイドパネルの先端部に、前記ファスニングテープと該サイドパネルとを固定する複数のシール部からなるシール領域があり、該シール部は、ヒートシール又は超音波シールを用いて、該ファスニングテープのテープ基材シート及び該サイドパネルを構成するシートが融着して形成されており、該シール部の形状は、楕円形、円形、菱形、三角形、多角形の何れかの形状である前記<5>〜<12>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<14>
1個の前記シール部のシールパターン面積は、2mm2以上30mm2以下、好ましくは20mm2以下である前記<13>記載の使い捨ておむつ。
<15>
前記シール領域における前記シール部を配置する個数が、1個/cm2以上好ましくは2個/cm2以上であり、また、16個/cm2以下、好ましくは10個/cm2以下である前記<13>又は<14>記載の使い捨ておむつ。
<16>
前記止着部の全面積(S1)に対する、止着部とサイドパネルを収縮させた自然状態における前記ギャザー領域との重なる領域の面積(S2)の比(S2/S1)は、1/2以上好ましくは2/3以上である前記<8>〜<15>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<17>
前記サイドパネルを構成するシート材として、不織布、織物、フィルム又はこれらの積層シートを用いた前記<5>〜<16>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<18>
前記使い捨ておむつの腹側部の非肌対向面(外面)には、前記ファスニングテープの止着部を止着させるランディングシートが設けられている前記<1>〜<17>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
<19>
立体ギャザー及びレッグギャザーを有する前記<1>〜<18>の何れか1に記載の使い捨ておむつ。
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
22a 防漏シート
22b 外層不織布
23 吸収体
24 サイドシート
24O 外方端部
24I 内方端部
24S 外方側部
25 立体ギャザー形成用の弾性部材
26 レッグギャザー形成用の弾性部材
27 固定部
3 サイドパネル
3a サイドパネルの先端部
30 中間領域
31,32 シート
33 弾性部材
35 本体側接着剤層
36 先端側接着剤層
37 中間固定部
38 非接着領域
4 ファスニングテープ
41 止着部
42 テープ基材シート
43 ポイントエンボス
5 ランディングシート
6 シール部
60 シール領域
61 外層接着剤層
62 接続用接着剤層
63 テープ接続用接着剤層
64 表面側接着剤層
65 接着剤層
Claims (9)
- 肌対向面側に配された表面層、非肌対向面側に配された防漏層、及び該表面層と該防漏層との間に配された吸収体を有する縦長の吸収性本体と、該吸収性本体の本体長手方向に沿う両側部にファスニングテープとを備えた使い捨ておむつであって、
前記ファスニングテープの止着部を、該吸収性本体の非肌対向面に止着して着用者に装着するようになされており、
前記使い捨ておむつには、前記吸収性本体の本体長手方向に沿う両側部にサイドパネルが固定されており、
前記表面層は、液透過性の表面シートと、該表面シートの縦方向に沿う両側部それぞれに配される液難透過性のサイドシートとからなり、
前記ファスニングテープは、本体幅方向の前記吸収性本体側の端部が前記サイドパネルに固定されており、前記使い捨ておむつの使用前において、本体幅方向の前記吸収性本体側とは反対側の先端部が、前記サイドパネルの肌対向面側に折り返され、平面視して、該先端部が前記サイドシートの本体長手方向に沿う外方側部で覆われている使い捨ておむつ。 - 前記サイドシートは、少なくとも1枚の液難透過性のシートからなり、該シートが本体内方に折り返されて2層に形成されており、
前記使い捨ておむつの使用前において、前記ファスニングテープの先端部を覆う前記吸収性本体の側部は、前記2層に形成されたサイドシートの本体長手方向に沿う外方側部である請求項1に記載の使い捨ておむつ。 - 前記ファスニングテープは、前記吸収性本体の本体長手方向に沿う側部に、複数のシール部からなるシール領域を介して固定されており、
前記ファスニングテープは、前記使い捨ておむつの使用前において、前記シール領域に位置する折れ線にて、折り返されている請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。 - 前記使い捨ておむつの使用前において、前記吸収性本体の肌対向面側に折り返された前記ファスニングテープは、該ファスニングテープの前記先端部が、前記吸収性本体の本体長手方向に沿う側部と、接着剤塗布あるいはヒートシール、超音波シール、圧着の何れかの方法により仮固定されている請求項1〜3の何れか1項記載の使い捨ておむつ。
- 前記サイドパネルは、伸縮性を有し、前記表面層と防漏層との間あるいは防漏層の非肌対向面側に接合されており、該サイドパネルの先端部から外方に延出してファスニングテープが設けられている請求項1〜4の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記サイドパネルは、2枚のシート、該2枚のシート間に固定された本体幅方向に延びる弾性部材を有し、該弾性部材は前記2枚のシート間に伸長状態で固定されている請求項1〜5の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記ファスニングテープは、前記使い捨ておむつの使用前において、前記サイドパネルの本体幅方向の先端部に位置する折れ線にて、折り返されている請求項1〜6の何れか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記サイドパネルは、前記2枚のシート、前記弾性部材、該弾性部材を固定する接着剤層を有し、伸長状態の前記弾性部材を前記2枚のシートの間に前記接着剤層によって固定して形成されており、
前記サイドパネルには、自然状態において、前記弾性部材の収縮力によって、該弾性部材と交差する方向に延びる複数の襞からなるギャザー領域が形成されており、
前記使い捨ておむつの使用前において、前記サイドパネルの肌対向面側に折り返された前記ファスニングテープは、前記止着部の少なくとも一部にて、前記ギャザー領域の前記襞と係合している請求項6に記載の使い捨ておむつ。 - 前記使い捨ておむつの使用前において、前記サイドパネルの肌対向面側に折り返された前記ファスニングテープは、前記止着部に形成されたポイントエンボスにて、前記サイドパネルに仮固定されており、
前記ポイントエンボスは、前記弾性部材と重ならない位置に形成されている請求項8に記載の使い捨ておむつ。
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