JP6070961B2 - 電力変換装置及び電力変換システム - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、電力変換装置及び電力変換システムに関する。
特許文献1には、集電開閉器と複数の入力開閉器とが内部に配置された太陽光発電システム用集電ボックスが記載されている。
特開2010−272559号公報
入力開閉器を操作する際には、部品の破損防止や安全上の理由から、予め集電開閉器を開放しておくのが望ましい。しかしながら、上記従来技術では、開閉器の誤操作を防止する手段が何ら講じられていなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、スイッチの誤操作を防止することができる電力変換装置及び電力変換システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、筐体と、前記筐体内に配置され、入力される電力を所定の電力に変換して出力するように構成された電力変換部と、前記電力変換部に接続された1以上の第1スイッチと、前記電力変換部に接続され、第1位置と第2位置に移動する移動部を備えた1以上の第2スイッチと、前記筐体に装着された際に前記第1スイッチを覆い、前記筐体に対し互いに異なる2方向に移動されることで前記筐体から取り外し可能なカバーと、前記カバーに備えられ、前記カバーを前記2方向に移動して取り外す場合に前記カバーの前記2方向の移動のうちの少なくとも1方向の移動を規制するように前記第1位置の前記移動部に当接する当接部と、を有する電力変換装置が適用される。
また、本発明の別の観点によれば、電力変換装置と、前記電力変換装置に電力を供給する外部装置と、を有する電力変換システムであって、前記電力変換装置は、筐体と、前記筐体内に配置され、前記外部装置から入力される電力を所定の電力に変換して出力するように構成された電力変換部と、前記電力変換部に接続された1以上の第1スイッチと、前記電力変換部に接続され、第1位置と第2位置に移動する移動部を備えた1以上の第2スイッチと、前記筐体に装着された際に前記第1スイッチを覆い、前記筐体に対し互いに異なる2方向に移動されることで前記筐体から取り外し可能なカバーと、前記カバーに備えられ、前記カバーを前記2方向に移動して取り外す場合に前記カバーの前記2方向の移動のうちの少なくとも1方向の移動を規制するように前記第1位置の前記移動部に当接する当接部と、を有する電力変換システムが適用される。
また、本発明の更に別の観点によれば、筐体と、前記筐体内に配置され、入力される電力を所定の電力に変換して出力するように構成された電力変換部と、前記電力変換部に接続された1以上の第1スイッチと、前記電力変換部に接続され、第1位置と第2位置に移動する移動部を備えた1以上の第2スイッチと、前記筐体に着脱され、前記筐体に装着された際に前記第1スイッチを覆うカバーと、前記第2スイッチの前記移動部の位置に応じて前記カバーの前記筐体からの取り外しを規制する手段と、を有する電力変換装置が適用される。
本発明の電力変換装置等によれば、スイッチの誤操作を防止することができる。
一実施形態の電力変換システムの全体構成の一例を表すシステム構成図である。 電力変換装置の回路構成の一例を表す回路構成図である。 本体ケースの内部構成の一例を表す平面図であり、入力側開閉器のレバーがオン位置にあって保護カバーの本体ケースからの取り外しが規制される状態に対応する。 本体ケースの内部構成の一例を表す平面図であり、入力側開閉器のレバーがオフ位置にあって保護カバーの本体ケースからの取り外しが許容される状態に対応する。 本体ケースの内部構成の一例を表す平面図であり、保護カバーが本体ケースに対し下方に移動した状態に対応する。 本体ケースの内部構成の一例を表す平面図であり、本体ケースから保護カバーが取り外された状態に対応する。 (a)はネジの形状の一例を表す側面図、(b)は長孔の形状の一例を表す平面図である。 入力側開閉器及び出力側開閉器の両方に対し突起を設ける変形例における、本体ケースの内部構成の一例を表す平面図であり、入力側開閉器及び出力側開閉器の両方のレバーがオン位置にあって保護カバーの本体ケースからの取り外しが規制される状態に対応する。 出力側開閉器のみに対し突起を設ける変形例における、本体ケースの内部構成の一例を表す平面図であり、出力側開閉器のレバーがオン位置にあって保護カバーの本体ケースからの取り外しが規制される状態に対応する。 突起がレバーの移動方向に垂直な方向の保護カバーの移動を規制する変形例における、本体ケースの内部構成の一例を表す平面図であり、入力側開閉器のレバーがオン位置にあって保護カバーの本体ケースからの取り外しが規制される状態に対応する。 ネジを本体ケースからの取り外せないようにする変形例における、本体ケース13のネジ孔近傍の構成を表す断面図である。
以下、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、原則として同一の符号で表し、これらの構成要素についての重複説明は、適宜省略する。また、図面中に注記された「前」「後」「左」「右」「上」「下」の方向は、本明細書中の説明において「前」「後」「左」「右」「上」「下」と記述される方向にそれぞれ対応する。但し、一実施形態の電力変換装置の各構成の位置関係は、「前」「後」「左」「右」「上」「下」の概念に限定されるものではない。
<1.電力変換システムの全体構成>
まず、図1を参照しつつ、本実施形態の電力変換システムの全体構成の一例について説明する。
図1に示すように、電力変換システム1は、電力変換装置の一例であるインバータ(DC−ACコンバータ)10と、インバータ10に接続される、外部装置の一例である太陽電池アレイ20とを有する。
太陽電池アレイ20は、太陽光による光エネルギーを直接的に直流電力に変換してインバータ10に供給する。この太陽電池アレイ20は、相互接続された太陽電池パネル(太陽電池モジュール)20aが複数枚配列されて構成され、例えば建屋の屋上等に設置される。そして、太陽電池アレイ20は、直列に接続された複数枚の太陽電池パネル20aのブロックをストリングとして、例えば7ストリングを有し、各ストリングごとにインバータ10に接続され、各ストリングごとに直流電力をインバータ10に供給する。なお、太陽電池アレイ20のストリング数は、7に限定されるものではなく、他の数であってもよい。
なお、本実施形態では、外部装置として太陽電池アレイ20を用いる場合について説明するが、外部装置としては、電力変換装置に電力を供給可能な装置であればよく、太陽電池アレイ20以外の外部装置を用いてもよい。例えば、外部装置として、燃料電池等の電池や風力発電機等の発電機等を用いてもよい。
インバータ10は、太陽電池アレイ20から各ストリングごとに入力される直流電力を所定の交流電力(例えば単相交流電力)に変換して系統電源30に出力する。また、インバータ10には、電気器具40の電源接続用に端子57が設けられており、この端子57から電気器具40に接続することにより、インバータ10から電気器具40に交流電力を出力可能である。
このインバータ10は、本体部10Aと、風胴部10Bとを有する。本体部10Aは、複数の電子部品と、これら複数の電子部品を収納した本体ケース13とを有する。風胴部10Bは、風洞を形成する図示しないダクトと、ダクト等を収納したダクトケース12とを有する。本実施形態では、ダクトケース12及び本体ケース13は、それぞれ略直方体状の形状を備えるが、他の形状であってもよい。なお、ダクトケース12及び本体ケース13は、筐体11を構成する。また、筐体11は、1つのケースで構成されてもよい。
ダクトケース12内には、冷却風の吸気口(図示せず)及び排気口17に接続された上記ダクト(図示せず)が形成されている。なお、符号17で示す部分は、吸気口であってもよい。また、ダクトケース12の外側四隅の近傍には、インバータ10を壁面(図示せず)に取り付けるための取付ブラケット18が設けられている。なお、図1以外の各図中では、取付ブラケット18の図示が省略されている。
本体ケース13には、閉じ状態とされた際に当該本体ケース13内に配置された複数の電子部品を覆う、開閉可能なフェイスプレート14が設けられている。フェイスプレート14には、当該フェイスプレート14の開閉操作を行うためのハンドル15と、各種表示を行う表示部16とが設けられている。
なお、本実施形態では、電力変換装置としてインバータ10を用いる場合について説明するが、電力変換装置としては、入力される電力を所定の電力に変換可能な装置であればよく、インバータ10以外の電力変換装置を用いてもよい。例えば、電力変換装置として、交流電力を直流電力に変換する装置(AC−DCコンバータ)、直流電力を別の直流電力に変換する装置(DC−DCコンバータ)、交流電力を別の交流電力に変換する装置(AC−ACコンバータ)等を用いてもよい。
なお、上記で説明した電力変換システム1の全体構成は、あくまで一例であり、上記以外の構成であってもよい。
<2.インバータの回路構成>
次に、図2を参照しつつ、インバータ10の回路構成の一例について説明する。
図2に示すように、インバータ10は、P端子51a及びN端子51b(以下適宜「端子51a,51b」や「端子51」と総称する。)と、第1スイッチの一例である断路スイッチ52a,52b(以下適宜「断路スイッチ52」と総称する。)と、ダイオード53と、第2スイッチの一例である入力側開閉器54と、電力変換部の一例であるインバータ部55と、出力側開閉器56と、上記端子57とを有する。
端子51a,51bは、太陽電池アレイ20のストリングの出力側に接続され、ストリングから出力される直流電力を入力する。本実施形態では、端子51a,51bは、例えば7つずつ設けられ、太陽電池アレイ20の7ストリングの各々の出力側に接続され、7ストリングの各々から出力される直流電力を各ストリングごとに入力する。
断路スイッチ52a,52bは、端子51a,51bとインバータ部55との間に接続され、端子51a,51bにより入力されたストリングからの直流電力の電路の開閉を行う。すなわち、断路スイッチ52a,52bは、オン状態のときに電路を閉じ、オフ状態のときに電路を開く。なお、断路スイッチ52a,52bは、電圧の開閉を行うことができるが、負荷電流の開閉を行うことができない(消弧能力を有していない)スイッチである。本実施形態では、断路スイッチ52a,52bは、端子51a,51bに対応して7つずつ設けられ、各ストリングごとに電路の開閉を行う。なお、断路スイッチ52a,52bは、同一のストリングに対応するもの同士が連動するように構成されているが、別々に動作するように構成されてもよい。
なお、本実施形態では、第1スイッチとして断路スイッチ52を用いる場合について説明するが、第1スイッチとしては、電路の開閉を行うことが可能なスイッチであればよく、断路スイッチ52以外のスイッチを用いてもよい。例えば、第1スイッチとして、負荷電流及び短絡電流の開閉を行うことができる(消弧能力を有する)スイッチ等を用いてもよい。また、本実施形態では、7ストリングの各々からの直流電力の電路の開閉を行うことができるように、断路スイッチ52a,52bを7つずつ設置した場合について説明するが、例えば外部装置からの電力の電路が1つである場合等には、第1スイッチを1つのみ設置すればよい。
ダイオード53は、断路スイッチ52a,52bとインバータ部55との間に接続され、電流の逆流を防止する。本実施形態では、ダイオード53は、断路スイッチ52a,52bに対応して7つ設けられ、各ストリングごとに電流の逆流を防止する。
各端子51a,51bにより入力された7ストリングの各々からの直流電力は、各断路スイッチ52a,52b及び各ダイオード53を介した後、1つの直流電力として集電される。
入力側開閉器54は、上記集電後の直流電力の電路におけるインバータ部55の入力側に接続され、インバータ部55に入力される上記集電後の直流電力の電路の開閉を行う。すなわち、入力側開閉器54は、オン状態のときに電路を閉じ、オフ状態のときに電路を開く。入力側開閉器54としては、負荷電流及び短絡電流の開閉を行うことができる(消弧能力を有する)スイッチが用いられるが、他のタイプのスイッチが用いられてもよい。
インバータ部55は、上記本体ケース13内に収納され、複数のIGBT等の半導体素子を備える。なお、インバータ部55は、上記ダクトケース12内に収納されてもよい。このインバータ部55は、入力される電力である上記集電後の直流電力を所定の電力である所定の交流電力(例えば単相交流電力)に変換して出力する。なお、本実施形態では、電力変換装置としてインバータ10を用いるため、電力変換部としてインバータ部55を用いるが、電力変換装置として他の装置を用いる場合には、当該他の装置の種別に応じた適切な電力変換部を用いればよい。
出力側開閉器56は、インバータ部55の出力側に接続され、インバータ部55から出力される交流電力の電路の開閉を行う。すなわち、出力側開閉器56は、オン状態のときに電路を閉じ、オフ状態のときに電路を開く。出力側開閉器56としては、負荷電流及び短絡電流の開閉を行うことができる(消弧能力を有する)スイッチが用いられるが、他のタイプのスイッチが用いられてもよい。
なお、本実施形態では、入力側開閉器54及び出力側開閉器56(以下適宜「開閉器54,56」と総称する。)の2つの開閉器が設置される場合について説明するが、開閉器54,56の一方を省略し、1つの開閉器のみ設置してもよい。あるいは、3つ以上の開閉器を設置してもよい。
インバータ部55から出力された交流電力は、出力側開閉器56を介した後、系統電源30に入力される。また、端子57に電源プラグが差し込まれている場合には、インバータ部55から出力された交流電力は、出力側開閉器56を介した後、電気器具40にも入力可能である。
なお、上記で説明したインバータ10の回路構成は、あくまで一例であり、上記以外の回路構成であってもよい。
なお、上記複数の断路スイッチ52a,52b、入力側開閉器54、及び出力側開閉器56は、それぞれ上記本体ケース13内に収納されている。なお、複数の断路スイッチ52a,52b、入力側開閉器54、及び出力側開閉器56の配置位置は、本体ケース13内に限定されるものではなく、本体ケース13の外側表面やダクトケース12側であってもよい。
<3.本体ケースの内部構成>
次に、図3〜図6を参照しつつ、本体ケース13の内部構成の一例について説明する。なお、図3〜図6中では、本体ケース13からフェイスプレート14が取り外された状態が図示されており、また本体ケース13内に配置された複数の電子部品の図示が適宜省略されている。詳細は後述するが、図3は、入力側開閉器のレバーがオン位置にあって保護カバーの本体ケース13からの取り外しが規制される状態の一例、図4は、入力側開閉器のレバーがオフ位置にあって保護カバーの本体ケース13からの取り外しが許容される状態の一例に対応する。また、図5は、保護カバーが本体ケース13に対し下方に移動した状態の一例、図6は、本体ケース13から保護カバーが取り外された状態の一例に対応する。
図3〜図6に示すように、本体ケース13内には、複数の上記断路スイッチ52a,52bと、上記入力側開閉器54と、上記出力側開閉器56と、カバーの一例である保護カバー19とが、それぞれ収納されている。
(3−1.断路スイッチ)
複数の断路スイッチ52a,52bは、例えば1列に並べて構成したスイッチパッケージ520として、本体ケース13内の左下部に配置されている。スイッチパッケージ520では、同一のストリングに対応する断路スイッチ52a,52b同士が隣接している。なお、スイッチパッケージ520の本体ケース13内の配置位置は、左下部に限定されるものではなく、他の位置であってもよい。また、複数の断路スイッチ52a,52bは、スイッチパッケージ520として配置されなくてもよく、別々に配置されてもよい。
このスイッチパッケージ520は、各断路スイッチ52ごとに、動作状態の切替操作を行うための操作部であるレバー521を備える。レバー521は、対応する断路スイッチ52をオン状態とするオン位置と、対応する断路スイッチ52をオフ状態とするオフ位置とに、移動可能である。本実施形態では、レバー521のオン位置は上側、オフ位置は下側に位置しており、レバー521は、上下方向に移動可能である。つまり、レバー521の移動方向は、上下方向である。なお、レバー521のオン位置とオフ位置との位置関係を上記と反対にしてもよい。また、レバー521の移動方向は、上下方向に限定されるものではなく、左右方向等であってもよい。さらに、各断路スイッチ52の操作部としては、レバー521に限定されるものではなく、押しボタン等であってもよい。
また、上述のように、複数の断路スイッチ52a,52bは、同一のストリングに対応するもの同士が連動するように構成されている。したがって、あるストリングに対応する一方の断路スイッチ52(例えば断路スイッチ52a)のレバー521が操作されると、当該断路スイッチ52に隣接する他方の断路スイッチ52(例えば断路スイッチ52b)のレバー521が連動して移動する。
(3−2.入力側開閉器及び出力側開閉器)
入力側開閉器54は、本体ケース13内におけるスイッチパッケージ520の右側に配置されている。なお、入力側開閉器54の本体ケース13内の配置位置は、スイッチパッケージ520の右側に限定されるものではなく、他の位置であってもよい。
この入力側開閉器54は、動作状態の切替操作を行うための移動部の一例であるレバー541を備える。レバー541は、入力側開閉器54をオン状態とする第1位置の一例であるオン位置と、入力側開閉器54をオフ状態とする第2位置の一例であるオフ位置とに、例えば回動動作又はスライド動作により移動可能である。本実施形態では、レバー541のオン位置は上側、オフ位置は下側に位置しており、レバー541は、上下方向に移動可能である。つまり、レバー541の移動方向は、上下方向である。なお、レバー541のオン位置とオフ位置との位置関係を上記と反対にしてもよい。また、レバー541の移動方向は、上下方向に限定されるものではなく、左右方向等であってもよい。さらに、入力側開閉器54の移動部としては、レバーに限定されるものではなく、押しボタン等であってもよい。
出力側開閉器56は、本体ケース13内における入力側開閉器54の右側に(この例では隣接して)配置されている。なお、出力側開閉器56の本体ケース13内の配置位置は、入力側開閉器54の右側に限定されるものではなく、他の位置であってもよい。
この出力側開閉器56は、動作状態の切替操作を行うための移動部の一例であるレバー561を備える。レバー561は、出力側開閉器56をオン状態とする第1位置の一例であるオン位置と、出力側開閉器56をオフ状態とする第2位置の一例であるオフ位置とに、例えば回動動作又はスライド動作により移動可能である。本実施形態では、レバー561のオン位置は上側、オフ位置は下側に位置しており、レバー561は、上下方向に移動可能である。つまり、レバー561の移動方向は、上下方向である。なお、レバー561のオン位置とオフ位置との位置関係を上記と反対にしてもよい。また、レバー561の移動方向は、上下方向に限定されるものではなく、左右方向等であってもよい。さらに、出力側開閉器56の移動部としては、レバーに限定されるものではなく、押しボタン等であってもよい。
(3−3.保護カバー)
保護カバー19は、本体ケース13に装着された際にスイッチパッケージ520を覆うように、本体ケース13に取り外し可能に装着される。この保護カバー19は、本体ケース13に対し互いに異なる2方向に移動されることで、本体ケース13から取り外し可能である。なお、保護カバー19を本体ケース13から取り外すための2つの移動方向は、特に限定されるものではない。但し、この例では、当該2つの移動方向が、下方及び前方であり、下方及び前方の順番である場合を例に挙げて説明する。なお、保護カバー19の最初の移動方向である下方は、保護カバー19の板面方向の1方向であると共に、開閉器54,56のレバー541,561の移動方向に沿う方向でもある。また、保護カバー19の2番目の移動方向である前方は、保護カバー19の板厚方向の1方向である。すなわち、保護カバー19を本体ケース13から取り外す場合には、保護カバー19を本体ケース13に対しまず下方に移動して、その後に前方に移動する。
保護カバー19が本体ケース13に装着された状態では、スイッチパッケージ520は露出しておらず、断路スイッチ52のレバー521の操作は不可能となっている。保護カバー19を本体ケース13に対し上記2方向に移動することで取り外し、スイッチパッケージ520を露出させることにより、断路スイッチ52のレバー521の操作が可能となる。
(3−3−1.保護カバーの全体構成及び保持構造)
本実施形態では、保護カバー19は、例えば長手方向寸法が本体ケース13の左右方向の内寸と略一致し、かつ短手方向寸法が例えば本体ケース13の上下方向の内寸の半分よりも小さい略四角板状の形状を備える。なお、保護カバー19の形状及び寸法は、このような略四角板状等に限定されるものではなく、本体ケース13に装着された際にスイッチパッケージ520を覆うことが可能な形状及び寸法であればよい。この保護カバー19には、開閉器54,56のレバー541,561を挿通させる略四角形状の開口190が形成されている。なお、保護カバー19が本体ケース13に装着された際にレバー541,561に対応する位置を覆わない場合等には、保護カバー19には開口190が形成されなくてもよい。そして、保護カバー19は、本体ケース13に装着された際に、スイッチパッケージ520を覆い、かつ開口190にレバー541,561が挿通されるように、本体ケース13の下部に取り外し可能に装着される。
つまり、保護カバー19が本体ケース13に装着された状態では、スイッチパッケージ520は露出しておらず、断路スイッチ52のレバー521の操作は不可能となっているが、開閉器54,56のレバー541,561は露出しており、レバー541,561の操作は可能となっている。
また、本体ケース13内の下部には、保護カバー19を支持するための支持体が設けられている。なお、支持体の位置、形状、数等は、特に限定されるものではないが、この例では、支持体が次のような位置、形状、数等である場合を例に挙げて説明する。
図6に示すように、本体ケース13内の下部には、例えば5つの支持体130a,130b,130c,130d,130eが設けられ、各支持体130a〜130eの前面には、保持部材の一例であるネジ60がねじ込まれるネジ孔(図示せず)が形成されている。
図7(a)に、ネジ60の形状の一例を示す。図7(a)に示すように、ネジ60は、直径D1の頭部61と、D1より小径である略円柱状の軸部62とを備える。軸部62は、頭部61と反対側の先端側に、ネジ山が刻まれたネジ部62aを備える。
支持体130aは、本体ケース13内におけるスイッチパッケージ520の上側の部分に、左右方向に沿って設けられ、ネジ孔は、支持体130aの左端部、つまり本体ケース13内の左辺の中央よりも下側の部分に形成されている。支持体130bは、本体ケース13内における支持体130aの右側で、かつ開閉器54,56のレバー541,561よりも上側の部分に、左右方向に沿って設けられ、ネジ孔は、支持体130bの略中央部、つまり本体ケース13内の上下方向中央よりも下側で、かつ左右方向略中央の部分に形成されている。支持体130cは、本体ケース13内の右辺の中央よりも下側の部分に設けられ、ネジ孔は、支持体130cの略中央部に形成されている。支持体130dは、本体ケース13内の左辺の下端近傍に設けられ、ネジ孔は、支持体130dの略中央部に形成されている。支持体130eは、本体ケース13内の右辺の下端近傍に設けられ、ネジ孔は、支持体130eの略中央部に形成されている。なお、ネジ孔の位置や数は、特に限定されるものではなく、上記以外の位置や数であってもよい。
そして、保護カバー19には、上記5つのネジ孔の各々に対応する位置に、上記ネジ60が挿通される長孔が形成されている。すなわち、ネジ60は、保護カバー19の各長孔に挿通されつつ本体ケース13の各ネジ孔にねじ込まれることで、保護カバー19を本体ケース13に保持する。具体的には、ネジ60は、締められた状態、つまりネジ孔に深くねじ込まれた状態では、保護カバー19を、本体ケース13に対し移動不可能な固定状態で、本体ケース13に保持する。一方、ネジ60は、緩められた状態、つまりネジ孔に浅くねじ込まれた状態では、保護カバー19を、本体ケース13に対し移動可能な半固定状態で、本体ケース13に保持する。なお、ネジ60がネジ孔から取り外されると、保護カバー19は非固定状態となり、本体ケース13から取り外し可能となる。
なお、各長孔の形状は、ネジ60が保護カバー19を固定状態又は半固定状態で本体ケース13に保持することが可能な形状であれば特に限定されるものではないが、この例では、各長孔が次のような形状である場合について説明する。
すなわち、保護カバー19の、支持体130d,130eの各々のネジ孔に対応する位置、つまり左下角部19a近傍及び右下角部19b近傍には、それぞれ上下方向に沿った長孔194d,194eが形成されている。なお、左下角部19a及び右下角部19bは、1辺の両側に位置する2つの角部の一例に相当する。また、支持体130d,130eの各々のネジ孔は、保護カバー19の左下角部19a近傍及び右下角部19b近傍以外の位置に対応していてもよい。
図7(b)に、長孔194d,194eの形状の一例を示す。図7(b)に示すように、各長孔194d,194eは、一端に上記ネジ60の頭部61の直径D1よりも大径である直径D2の大径部BPを備えると共に、他端に直径D1よりも小径である直径D3の小径部SPを備える、いわゆるダルマ孔となっている。
また、図5に示すように、保護カバー19の、支持体130a,130b,130cの各々のネジ孔に対応する位置、つまり左上角部19c近傍、上辺略中央部19d、及び右上角部19e近傍には、それぞれ上記ネジ60の頭部61の直径D1よりも小径の長孔状の切り欠き194a,194b,194cが形成されている。なお、左上角部19c及び右上角部19eは、他の2つの角部の一例に相当する。また、保護カバー19の左上角部19c近傍、上辺略中央部19d、及び右上角部19e近傍に、切り欠き194a,194b,194cに代えて、上記長孔195a,195bのようなダルマ孔等の他の形状の長孔を形成してもよい。さらに、支持体130a,130b,130cの各々のネジ孔は、保護カバー19の左上角部19c近傍、上辺略中央部19d、及び右上角部19e近傍以外の位置に対応していてもよい。
つまり、保護カバー19を本体ケース13から取り外さないときには、各ネジ60を、頭部61が保護カバー19の各切り欠き194a〜194c及び各長孔194d,194eの小径部SPに係合されるように挿通しつつ、本体ケース13の各ネジ孔に深くねじ込み、保護カバー19を上記固定状態で本体ケース13に保持する。
そして、保護カバー19を本体ケース13から取り外すときには、各ネジ60をネジ孔から緩め、保護カバー19を上記半固定状態で本体ケース13に保持した状態とし、その後に保護カバー19を本体ケース13に対し下方に移動する。これにより、保護カバー19を、各ネジ60の頭部61が各切り欠き194a〜194cの外部及び各長孔194d,194eの大径部BPに配置された状態とする。その後、保護カバー19を本体ケース13に対し前方に移動して、保護カバー19を本体ケース13から取り外す。
なお、本実施形態では、保持部材としてネジ60を用いる場合について説明するが、保持部材としては、保護カバー19を固定状態又は半固定状態で本体ケース13に保持可能な部材であればよく、ネジ60以外の部材を用いてもよい。
(3−3−2.保護カバーの突起)
また、本実施形態では、保護カバー19には、当接部の一例である突起191が備えられている。突起191は、上記入力側開閉器54のレバー541の位置に応じて保護カバー19の本体ケース13からの取り外しを規制する。つまり、突起191は、カバーの筐体11からの取り外しを規制する手段の一例に相当する。具体的には、突起191は、保護カバー19を上記2方向に移動して取り外す場合に、保護カバー19の2方向の移動のうち最初の下方への移動を規制するように、上記オン位置にある入力側開閉器54のレバー541に当接する。つまり、保護カバー19の突起191により規制される移動方向は、下方である。なお、突起191は、保護カバー19の上記2方向の移動のうち2番目の前方への移動を規制するように、オン位置にあるレバー541に当接してもよい。また、突起191は、保護カバー19の上記2方向の移動の両方を規制するように、オン位置にあるレバー541に当接してもよい。さらに、保護カバー19には、突起191に代えて又は加えて、上記オン位置にある出力側開閉器56のレバー561に当接する突起が備えられてもよい(詳細は後述。図8及び図9参照)。
上記突起191は、上記開口190の上下2辺のうち上辺に対応する縁192からレバー541に向けて突出している。つまり、開口190の上下2辺は、移動部の移動方向側の2辺の一例に相当し、開口190の上辺は、第1位置側の辺の一例に相当する。なお、レバー541のオン位置とオフ位置との関係が上記と反対である場合、つまりレバー541のオン位置が下側に位置する場合等には、突起191は、開口190の下辺に対応する縁193からレバー541に向けて突出していればよい。さらに、本実施形態では、レバー541が開口190に挿通されているため、突起191は、保護カバー19の内縁(この例では開口190の縁192)からレバー541に向けて突出した構成であるが、レバー541が保護カバー19の外側(例えば下側)に位置する場合等には、突起191は、保護カバー19の外縁(例えば下縁)からレバー541に向けて突出していればよい。
なお、本実施形態では、当接部が突起である場合について説明するが、これに限定されるものではない。すなわち当接部は、保護カバー19を2方向に移動して取り外す場合に、保護カバー19の2方向の移動のうち少なくとも1方向の移動を規制するように、第1位置にある第2スイッチの移動部に当接する部分であればよく、例えば開口190の縁等であってもよい。
つまり、図3に示すような入力側開閉器54のレバー541がオン位置にあるときには、突起191がレバー541に当接して保護カバー19の下方への移動が規制されると共に、各ネジ60の頭部61が保護カバー19の各切り欠き194a〜194c及び各長孔194d,194eの小径部SPに係合して保護カバー19の前方への移動が規制される。このため、保護カバー19の取り外しは不可能となり、保護カバー19に覆われた断路スイッチ52のレバー521の操作は不可能となっている。
一方、図4に示すような入力側開閉器54のレバー541がオフ位置にあるときには、保護カバー19の下方への移動が許容される。したがって、このときに、保護カバー19を本体ケース13に対し下方に移動して、各ネジ60の頭部61が保護カバー19の各切り欠き194a〜194cの外部及び各長孔194d,194eの大径部BPに配置された状態(図5に示す状態)とすることで、保護カバー19の前方への移動が許容される。そして、このときに、保護カバー19を本体ケース13に対し前方に移動することで、保護カバー19を本体ケース13から取り外した状態(図6に示す状態)とすることができる。このときには、スイッチパッケージ520が露出しているため、断路スイッチ52のレバー521の操作は可能となっている。
<4.本実施形態による効果>
以上説明したように、本実施形態のインバータ10は、筐体11(上記実施形態では本体ケース13)に対し互いに異なる2方向に移動されることで筐体11から取り外し可能な保護カバー19を有しており、当該保護カバー19を上記2方向に移動して取り外す場合に、当接部(上記実施形態では突起191)が保護カバー19の2方向の移動のうちの少なくとも1方向の移動を規制するようにオン位置にある入力側開閉器54のレバー541に当接する構成とする。これにより、入力側開閉器54のレバー541がオン位置にある場合には、当接部がレバー541に当接し保護カバー19の2方向の移動のうちの少なくとも1方向の移動を規制するので、保護カバー19の取り外しが防止される。したがって、断路スイッチ52の操作を禁止できる。一方、入力側開閉器54のレバー541がオフ位置にある場合には、保護カバー19の上記2方向の移動がいずれも規制されないので、保護カバー19を取り外すことが可能となる。したがって、断路スイッチ52の操作が可能となる。以上により、本実施形態のインバータ10のように、断路スイッチ52を操作する際に予め入力側開閉器54のレバー541をオフ位置に操作する必要がある場合に、スイッチの誤操作を防止できる。その結果、部品の破損等を防止でき、且つ、安全性を向上できる。例えば、アークの発生による断路スイッチ52の溶着や酸化皮膜の形成等を防止でき、且つ、操作者の感電や火傷等を防止して安全性を向上できる。
また、本実施形態では特に、インバータ10が、保護カバー19を筐体11に対し移動不可能な固定状態又は移動可能な半固定状態で筐体11に保持するネジ60を備え、保護カバー19が半固定状態で保持された際に、当接部(上記実施形態では突起191)が保護カバー19の移動を規制するようにオン位置にあるレバー541に当接する。これにより、レバー541をオフ位置にすることで、保護カバー19を固定状態(ネジ60を締めた状態)から非固定状態(ネジ60をネジ孔から取り外した状態)とすることなく、半固定状態(ネジ60を緩めた状態)とした上で着脱することができる。すなわち、ネジ60をネジ孔から取り外すことなく、緩めるだけで保護カバー19を着脱できるので、保護カバー19の着脱作業性を向上できる。
また、本実施形態では特に、当接部(上記実施形態では突起191)が保護カバー19の板面方向の移動を規制する。これにより、次のような効果を得る。つまり、仮に当接部が保護カバー19の板厚方向(例えば前方)の移動を規制する場合、当接部がレバー541に当接した際に保護カバー19が傾く等、移動の規制が不安定となる可能性がある。これに対し、当接部が保護カバー19の板面方向の移動を規制する場合、当接部がレバー541に当接した際に本体カバー13との係合によって保護カバー19の傾き等は防止され、安定して移動を規制できる。したがって、保護カバー19の取り外し防止効果を高めることができる。
また、本実施形態では特に、当接部(上記実施形態では突起191)がレバー541の移動方向に沿う方向の保護カバー19の移動を規制する。このように、レバー541の移動方向と保護カバー19の移動方向とを一致させることで、当接部をレバー541の位置変化を効果的に利用した単純な構成とすることができる。また、突起191の設計の自由度を高めることができる。
また、本実施形態では特に、筐体11にはネジ60がねじ込まれるネジ孔が形成され、保護カバー19には、ネジ孔に対応する位置に、一端にネジ60の頭部61よりも大径の大径部BPを備えると共に他端に頭部61よりも小径の小径部SPを備え、当接部(上記実施形態では突起191)により規制される移動方向に沿った長孔194d,194eが形成される。これにより、入力側開閉器54のレバー541がオン位置にある場合には、当接部がレバー541に当接して保護カバー19の板面方向の移動を規制すると共に、ネジ60の頭部61が保護カバー19の長孔194d,194eの小径部SPに係合して保護カバー19の板厚方向の移動を規制する。つまり、保護カバー19は上記2方向の移動を共に規制されるので、取り外しが防止され、断路スイッチ52の操作を禁止できる。一方、入力側開閉器54のレバー541がオフ位置にある場合には、保護カバー19の板面方向の移動が許容されるので、保護カバー19の板面方向の移動によりネジ60の頭部61が長孔194d,194eの大径部BPに移動して保護カバー19の板厚方向の移動が許容される。つまり、保護カバー19は上記2方向の移動を共に許容されるので、本体ケース13から取り外すことが可能となり、断路スイッチ52の操作が可能となる。このような保護カバー19の着脱を、ネジ60をネジ孔から取り外すことなく緩めるだけで行うことができるので、保護カバー19の着脱作業性を大幅に向上できる。また、ネジ60を緩めてネジ孔に浅くねじ込まれた状態で着脱するのでネジ60の紛失を防止できる。
また、本実施形態では特に、当接部を、保護カバー19の縁よりレバー541に向けて突出した突起191とする。これにより、上記で説明したレバー541の移動方向と保護カバー19の移動方向とが一致した構成だけでなく、例えばレバー541の移動方向と保護カバー19の移動方向とが略垂直な構成も実現可能となる。したがって、設計の自由度を向上できる。
また、本実施形態では特に、突起191は、開閉器54,56のうち少なくとも1つの開閉器のレバー(上記の例では入力側開閉器54のレバー541)に向かって突出して設けられる。これにより、開閉器54,56に対し選択的に突起を設けることで、例えば、上記で説明した入力側開閉器54をオフにしなければ断路スイッチ52を操作できない構成以外にも、出力側開閉器56をオフにしなければ断路スイッチ52を操作できない構成(後述の図9参照)、開閉器54,56の両方をオフにしなければ断路スイッチ52を操作できない構成(後述の図8参照)等を実現できる。したがって、設計の自由度を大幅に向上できる。
また、本実施形態では特に、突起191が、保護カバー19の開口190の上辺に対応する縁192から入力側開閉器54のレバー541に向けて突出している。これにより、保護カバー19の開口190に突起を形成するという簡単な構造で、保護カバー19の下方の移動を規制するように入力側開閉器54のレバー541に当接する当接部を実現できるので、コストを安価に抑えることができる。
また、本実施形態では特に、略四角板状の保護カバー19には、左下角部19a近傍及び右下角部19b近傍に、一端にネジ60の頭部61よりも大径の大径部BPを備えると共に他端に頭部61よりも小径の小径部SPを備え、上下方向に沿った長孔194d,194eが形成され、左上角部19c近傍及び右上角部19e近傍に、頭部61よりも小径の長孔状の切り欠き194a,194cが形成される。これにより、保護カバー19の少なくとも四隅をネジ60で締結できるので、保護カバー19を安定して本体ケース13に固定できる。また、保護カバー19に長孔194d,194eや切り欠き194a,194cを形成するという簡単な構造で2方向の移動により本体ケース13から取り外される保護カバー19を実現できるので、コストを安価に抑えることができる。
<5.変形例等>
なお、実施形態は、上記内容に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(5−1.入力側開閉器及び出力側開閉器の両方に対し突起を設ける場合)
上記実施形態では、開閉器54,56のうち入力側開閉器54のみに対し突起191を設けた場合を例に挙げて説明したが、開閉器54,56の両方に対し突起を設けてもよい。
図8に示すように、本変形例では、保護カバー19には、当接部の一例として、前述の突起191に加えて、前述の開口190の上下2辺のうち上辺に対応する縁192から出力側開閉器56のレバー561に向けて突出した突起195が備えられている。突起191,195は、開閉器54,56のレバー541,561の位置に応じて保護カバー19の本体ケース13からの取り外しを規制する。つまり、本変形例では、突起191,195が、カバーの筐体11からの取り外しを規制する手段の一例に相当する。具体的には、突起195は、保護カバー19を上記2方向に移動して取り外す場合に、保護カバー19の下方への移動を規制するように、上記オン位置にある出力側開閉器56のレバー561に当接する。
つまり、本変形例では、開閉器54,56のレバー541,561の少なくとも一方がオン位置にあるときには、突起191,195の少なくとも一方がレバー541,561の少なくとも一方に当接して保護カバー19の下方への移動が規制される。一方、開閉器54,56のレバー541,561の両方がオフ位置にあるときには、保護カバー19の下方への移動が許容される。
なお、本変形例では、開閉器54,56の両方が第2スイッチの一例に相当する。
本変形例によれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本変形例によれば、開閉器54,56の両方をオフにしなければ断路スイッチ52を操作できないので、部品の破損等をより確実に防止でき、安全性をより向上できる。
(5−2.出力側開閉器のみに対し突起を設ける場合)
上記(5−1)の変形例では、開閉器54,56の両方に対し突起191,195を設けた場合を例に挙げて説明したが、出力側開閉器56のみに対し突起195を設けてもよい。
図9に示すように、本変形例では、保護カバー19には、当接部の一例として、前述の突起195が備えられている。つまり、本変形例では、前述の突起191を設けていない。突起195は、出力側開閉器56のレバー561の位置に応じて保護カバー19の本体ケース13からの取り外しを規制する。つまり、本変形例では、突起195が、カバーの筐体11からの取り外しを規制する手段の一例に相当する。
つまり、本変形例では、出力側開閉器56のレバー561がオン位置にあるときには、突起195がレバー561に当接して保護カバー19の下方への移動が規制される。一方、出力側開閉器56のレバー561がオフ位置にあるときには、保護カバー19の下方への移動が許容される。
なお、本変形例では、出力側開閉器56が第2スイッチの一例に相当する。
本変形例によれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本変形例によれば、出力側開閉器56をオフにしなければ断路スイッチ52を操作できない構成を実現できる。
(5−3.突起がレバーの移動方向に垂直な方向の保護カバーの移動を規制する場合)
上記実施形態では、突起191が、保護カバー19の、入力側開閉器54のレバー541の移動方向に沿う方向である下方への移動を規制するように、オン位置にあるレバー541に当接する場合を例に挙げて説明した。しかし、突起は、保護カバー19の、入力側開閉器54のレバー541の移動方向に垂直な方向への移動を規制するように、オン位置にあるレバー541に当接してもよい。
図10に示すように、本変形例では、入力側開閉器54は、移動部であるレバー541′を備え、レバー541′のオン位置は左側、オフ位置は右側に位置しており、レバー541′は、左右方向に移動可能である。つまり、レバー541′の移動方向は、左右方向である。なお、レバー541′のオン位置とオフ位置との位置関係を上記と反対にしてもよい。
また、出力側開閉器56は、移動部であるレバー561′を備え、レバー561′のオン位置は上側、オフ位置は下側に位置しており、レバー561′は、左右方向に移動可能である。つまり、レバー561′の移動方向は、左右方向である。なお、レバー561′のオン位置とオフ位置との位置関係を上記と反対にしてもよい。
そして、保護カバー19の構成は、当接部として、前述の突起191に代えて突起191′を設けた以外、同等である。つまり、本変形例では、保護カバー19の最初の移動方向である下方は、開閉器54,56のレバー541′,561′の移動方向に垂直な方向である。突起191′は、上記入力側開閉器54のレバー541′の位置に応じて保護カバー19の本体ケース13からの取り外しを規制する。つまり、本変形例では、突起191′が、カバーの筐体11からの取り外しを規制する手段に相当する。具体的には、突起191′は、保護カバー19を前述の2方向に移動して取り外す場合に、保護カバー19の2方向の移動のうち最初の下方への移動を規制するように、上記オン位置にある入力側開閉器54のレバー541′に当接する。つまり、保護カバー19の突起191′により規制される移動方向は、下方である。なお、保護カバー19には、突起191′に代えて又は加えて、上記オン位置にある出力側開閉器56のレバー561′に当接する突起が備えられてもよい。上記突起191′は、前述の開口190の上辺に対応する縁192からレバー541′に向けて突出している。
本変形例によれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(5−4.ネジを本体ケースから取り外せない構成とする場合)
上記実施形態では、入力側開閉器54のレバー541がオン位置にある場合、突起191により保護カバー19の下方の移動が規制されるが、保護カバー19を固定する全てのネジ60を取り外した場合には、保護カバー19を本体ケース13から取り外すことが可能となる。したがって、入力側開閉器54がオンであるにもかかわらず断路スイッチ52を操作することが可能となり、スイッチの誤操作を招く可能性がある。本変形例は、このような問題点に鑑みて、本体ケース13の各ネジ孔近傍に、各ネジ孔から取り外された各ネジ60のネジ部62aに係合する係合部材を設けた場合の例である。
以下、図11(a)(b)を参照しつつ、本変形例における本体ケース13のネジ孔近傍の構成について説明する。ここでは、本体ケース13の5つのネジ孔のうち支持体130aに形成されたネジ孔近傍の構成を代表に説明するが、他の支持体130b〜130eに形成されたネジ孔近傍の構成もほぼ同様である。なお、図11(a)は、ネジ60がネジ孔にねじ込まれている状態、図11(b)は、ネジ60がネジ孔から取り外された状態に対応する。
図11(a)(b)に示すように、本体ケース13の支持体130aに形成されたネジ孔H近傍、この例では支持体130aの表面には、係合部材135が設けられている。係合部材135は、係合部135aを備え、この係合部135aにより、ネジ孔Hから取り外された状態のネジ60のネジ部62aに係合することで、当該ネジ60が本体ケース13から離脱するのを防止することが可能である。なお、係合部材135の構成は、ネジ孔Hから取り外されたネジ60のネジ部62aに係合可能な構成であればよく、図11(a)(b)に示すような構成に限定されるものではない。
本変形例によれば、ネジ60がネジ孔Hから取り外されても、係合部材135がネジ部62aに係合することでネジ60の本体ケース13からの取り外しが防止される。これにより、スイッチの誤操作の防止効果をさらに高めることができる。また、ネジ60の紛失を防止できる。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 電力変換システム
11 筐体
12 ダクトケース
13 本体ケース
10 インバータ(電力変換装置)
19 保護カバー(カバー)
19a 左下角部
19b 右下角部
19c 左上角部
19e 右上角部
20 太陽電池アレイ(外部装置)
51a P端子(端子)
51b N端子(端子)
52a,b 断路スイッチ(第1スイッチ)
54 入力側開閉器(第2スイッチ)
55 インバータ部(電力変換部)
56 出力側開閉器(第2スイッチ)
60 ネジ(保持部材)
61 頭部
62a ネジ部
135 係合部材
190 開口
191 突起(当接部)
191′ 突起(当接部)
192 縁
194a〜c 切り欠き
194d,e 長孔
195 突起(当接部)
541 レバー(移動部)
561 レバー(移動部)
BP 大径部
H ネジ孔
SP 小径部

Claims (12)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置され、入力される電力を所定の電力に変換して出力するように構成された電力変換部と、
    前記電力変換部に接続された1以上の第1スイッチと、
    前記電力変換部に接続され、オン位置とオフ位置に移動する移動部を備えた1以上の第2スイッチと、
    前記筐体に装着された際に前記第1スイッチを覆い、前記筐体に対し互いに異なる2方向に移動されることで前記筐体から取り外し可能なカバーと、
    前記カバーに形成され、前記第2スイッチの前記移動部を挿通させると共に前記第2スイッチの前記移動部側の表面の少なくとも一部を露出させる開口と、
    前記カバーに備えられ、前記第2スイッチの前記移動部が前記オン位置にある場合に、前記カバーの前記2方向の移動のうちの少なくとも1方向の移動を規制するように、前記開口の縁より前記移動部の前記オン位置に向けて突出した突起と、を有する
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記1以上の第2スイッチは、
    前記電力変換部の入力側に接続された前記第2スイッチと、前記電力変換部の出力側に接続された前記第2スイッチを含み、
    前記突起は、
    前記電力変換部の入力側に接続された前記第2スイッチの前記移動部の前記オン位置に向かって突出して設けられる一方、前記電力変換部の出力側に接続された前記第2スイッチの前記移動部に対しては設けられていない
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記カバーを前記筐体に対し移動不可能な固定状態又は移動可能な半固定状態で前記筐体に保持する保持部材をさらに備え、
    前記突起は、
    前記カバーが前記半固定状態で保持された際に、前記カバーの前記2方向の移動のうちの少なくとも1方向の移動を規制するように前記オン位置の前記移動部に当接する
    ことを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  4. 前記突起は、
    前記カバーの板面方向の移動を規制するように前記オン位置の前記移動部に当接する
    ことを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  5. 前記突起は、
    前記移動部の移動方向に沿う方向の前記カバーの移動を規制するように前記オン位置の前記移動部に当接する
    ことを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  6. 前記筐体には、
    前記保持部材であるネジがねじ込まれるネジ孔が形成され、
    前記カバーには、
    前記ネジ孔に対応する位置に、一端に前記ネジの頭部よりも大径の大径部を備えると共に他端に前記頭部よりも小径の小径部を備え、前記突起により規制される移動方向に沿った長孔が形成される
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 前記筐体は、
    前記ネジ孔から取り外された前記ネジのネジ部に係合する係合部材を前記ネジ孔近傍に有する
    ことを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  8. 前記第2スイッチは複数であり、
    前記突起は、
    複数の前記第2スイッチのうち少なくとも1つの前記第2スイッチの前記移動部の前記オン位置に向かって突出して設けられる
    ことを特徴とする請求項に記載の電力変換装置。
  9. 前記1以上の第1スイッチは、
    前記電力変換部に電力を供給する外部装置に接続される複数の端子の各々と前記電力変換部との間に接続された複数の断路スイッチを含み、
    前記1以上の第2スイッチは、
    前記電力変換部の入力側に接続された入力側開閉器、及び、前記電力変換部の出力側に接続された出力側開閉器の少なくとも一方を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  10. 前記カバーには、
    前記入力側開閉器の前記移動部及び前記出力側開閉器の前記移動部を挿通させる略四角形状の前記開口が形成され、
    前記突起は、
    前記開口の前記移動部の移動方向側の2辺のうち前記オン位置側の辺に対応する縁から前記入力側開閉器の前記移動部の前記オン位置に向けて突出した突起である
    ことを特徴とする請求項9に記載の電力変換装置。
  11. 前記筐体には、
    前記カバーを固定するためのネジがねじ込まれる複数のネジ孔が形成され、
    略四角板状の前記カバーには、
    1辺の両側に位置する2つの角部近傍に、一端に前記ネジの頭部よりも大径の大径部を備えると共に他端に前記頭部よりも小径の小径部を備え、前記突起により規制される移動方向に沿った長孔が形成され、他の2つの角部近傍に前記頭部よりも小径の長孔状の切り欠きが形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  12. 電力変換装置と、前記電力変換装置に電力を供給する外部装置と、を有する電力変換システムであって、
    前記電力変換装置は、
    筐体と、
    前記筐体内に配置され、前記外部装置から入力される電力を所定の電力に変換して出力するように構成された電力変換部と、
    前記電力変換部に接続された1以上の第1スイッチと、
    前記電力変換部に接続され、オン位置とオフ位置に移動する移動部を備えた1以上の第2スイッチと、
    前記筐体に装着された際に前記第1スイッチを覆い、前記筐体に対し互いに異なる2方向に移動されることで前記筐体から取り外し可能なカバーと、
    前記カバーに形成され、前記第2スイッチの前記移動部を挿通させると共に前記第2スイッチの前記移動部側の表面の少なくとも一部を露出させる開口と、
    前記カバーに備えられ、前記第2スイッチの前記移動部が前記オン位置にある場合に、前記カバーの前記2方向の移動のうちの少なくとも1方向の移動を規制するように、前記開口の縁より前記移動部の前記オン位置に向けて突出した突起と、を有する
    ことを特徴とする電力変換システム。
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