JP6070531B2 - ハイブリッド車の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の動力源としてエンジンとモータとを搭載したハイブリッド車の制御装置に関する発明である。
近年、低燃費、低排気エミッションの社会的要請から車両の動力源としてエンジンとモータとを搭載したハイブリッド車が注目されている。このようなハイブリッド車は、冬季に熱不足により燃費が悪化する傾向がある。特に、エンジンの冷却水の熱が不足状態になると、エンジンが強制稼働されてエンジン効率が低下することがある。
そこで、冷却水の熱不足を補う技術として、例えば、特許文献1(特開平5−221233号公報)に記載されているように、エンジンの冷却水の熱を利用する温水暖房装置に加えて、電動コンプレッサで熱を発生させる電気暖房装置を搭載するようにしたものがある。このようなシステムにおいては、冷却水温が所定値よりも低いときには、温水暖房装置と電気暖房装置の出力配分を一定にして温水暖房装置と電気暖房装置の両方で暖房を行い、冷却水温が所定値以上のときには、温水暖房装置のみで暖房を行うようにしたものがある。
特開平5−221233号公報
しかし、従来技術では、冷却水温が所定値よりも低いときに温水暖房装置と電気暖房装置の出力配分を一定にするため、次のような問題がある。
冷却水温が低い場合でも、温水暖房装置のヒータコアで冷却水の熱が奪われるため、冷却水温が更に低下する可能性があり、冷却水温が所定水温以下になるとエンジンが強制稼働される。エンジンの強制稼働中は、エンジンの燃焼を停止してモータの動力で走行するEV走行ができないため、燃費が悪化する。また、走行負荷が高くてエンジンの出力が大きい(発熱量が多い)場合でも、冷却水温が所定値よりも低いと、電気暖房装置で電力が消費されるため、その分、EV走行できる距離が短くなって燃費が悪化する。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、車両の動力源(エンジンやモータ)又は暖房装置(温水暖房装置や電気暖房装置)の出力を適切に設定して燃費を向上させることができるハイブリッド車の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、車両の動力源として搭載されたエンジン(11)及びモータ(12)と、エンジン(11)により駆動される発電機(12,17)と、充放電可能なバッテリ(18,21)と、エンジン(11)の冷却水の熱を利用する温水暖房装置(22)と、電気で熱を発生させる電気暖房装置(42)とを備えたハイブリッド車の制御装置において、車両の走行動力である走行要求パワーと、単位時間当りの暖房熱量である暖房要求パワーと、燃料消費量に燃料の低位発熱量を乗じた値である燃料消費パワーと、発電機(12,17)の発電電力と、バッテリ(18,21)の放電電力と、単位時間当りの冷却水加熱量である冷却水加熱力と、単位時間当りの冷却水放熱量である冷却水放熱力と、発電電力の重み係数αと、放電電力を燃料消費パワーに換算するための係数βと、冷却水放熱力を燃料消費パワーに換算するための係数δと、冷却水加熱力の重み係数γに基づいて、システム効率が、次式
システム効率=(走行要求パワー+暖房要求パワー+α・発電電力+γ・冷却水加熱力)/(燃料消費パワー+β・放電電力+δ・冷却水放熱力)
で定義され、エンジン(11)又はモータ(12)の出力に対してシステム効率が所定の適正範囲内になる温水暖房装置(22)又は電気暖房装置(42)の出力を結んだ出力配分ライン上で、エンジン(11)又はモータ(12)の出力に対応する温水暖房装置(22)又は電気暖房装置(42)の出力を設定する制御手段(33)を備えた構成としたものである。
この構成では、先にエンジンやモータの出力を設定した後、そのエンジンやモータの出力に基づいて出力配分ライン上で温水暖房装置や電気暖房装置の出力を設定することで、そのときのエンジンやモータの出力に対してシステム効率が適正範囲内になるように温水暖房装置や電気暖房装置の出力を設定することができる。これにより、そのときのエンジンやモータの出力に対して温水暖房装置や電気暖房装置の出力を適切に設定して、システム効率を向上させることができ、燃費を向上させることができる。
また、請求項2に係る発明は、温水暖房装置(22)又は電気暖房装置(42)の出力に対してシステム効率が所定の適正範囲内になるエンジン(11)又はモータ(12)の出力を結んだ出力配分ライン上で、温水暖房装置(22)又は電気暖房装置(42)の出力に対応するエンジン(11)又はモータ(12)の出力を設定する制御手段(33)を備えた構成としたものである。
この構成では、先に温水暖房装置や電気暖房装置の出力を設定した後、その温水暖房装置や電気暖房装置の出力に基づいて出力配分ライン上でエンジンやモータの出力を設定することで、そのときの温水暖房装置や電気暖房装置の出力に対してシステム効率が適正範囲内になるようにエンジンやモータの出力を設定することができる。これにより、そのときの温水暖房装置や電気暖房装置の出力に対してエンジンやモータの出力を適切に設定して、システム効率を向上させることができ、燃費を向上させることができる。この請求項2に係る発明は、オートクルーズ(クルーズコントロール)中などの走行出力の配分に自由度が高い場合や暖房の立ち上がり時などの快適性が優先される場合に有効である。
図1は本発明の実施例1におけるハイブリッド車の制御システムの概略構成を示す図である。 図2は実施例1の出力設定ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図3は最適HP出力の算出方法を説明するブロック図である。 図4は最適HP出力配分算出マップの作成方法を説明する図である。 図5は最適HP出力配分算出マップの一例を概念的に示す図である。 図6は実施例2の出力設定ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図7はHC出力比率算出マップの一例を概念的に示す図である。 図8は最適MG出力の算出方法を説明するブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した幾つかの実施例を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図5に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてハイブリッド車の制御システムの概略構成を説明する。
車両の動力源として内燃機関であるエンジン11とモータジェネレータ(以下「MG」と表記する)12とが搭載されている。エンジン11の出力軸(クランク軸)の動力がMG12を介して変速機13に伝達され、この変速機13の出力軸の動力がデファレンシャルギヤ機構14や車軸15等を介して車輪16に伝達される。変速機13は、複数段の変速段の中から変速段を段階的に切り換える有段変速機であっても良いし、無段階に変速するCVT(無段変速機)であっても良い。
エンジン11の動力を車輪16に伝達する動力伝達経路のうちのエンジン11と変速機13との間に、MG12の回転軸が動力伝達可能に連結されている。尚、エンジン11とMG12との間(又はMG12と変速機13との間)に、動力伝達を断続するためのクラッチ(図示せず)を設けるようにしても良い。
エンジン11の動力で駆動される発電機17の発電電力がメインバッテリ18に充電される。また、MG12を駆動するインバータ19がメインバッテリ18に接続され、MG12がインバータ19を介してメインバッテリ18と電力を授受するようになっている。発電機17は、DC−DCコンバータ20を介して低圧バッテリ21に接続されている。メインバッテリ18と低圧バッテリ21は、いずれも充放電可能(充電や放電が可能)なバッテリである。
また、車室内を暖房するための暖房装置として、エンジン11の冷却水の熱を利用する温水暖房装置22と、電気で熱を発生させる電気暖房装置42(ヒートポンプ装置)とが搭載されている。
温水暖房装置22は、エンジン11の冷却水通路(図示せず)に、暖房用の温水回路23が接続され、この温水回路23に、暖房用のヒータコア24と電動ウォータポンプ25が設けられている。電動ウォータポンプ25は、低圧バッテリ21の電力で駆動され、この電動ウォータポンプ25によりエンジン11とヒータコア24との間で冷却水(温水)を循環させるようになっている。
電気暖房装置42は、低温低圧のガス冷媒を圧縮して高温高圧のガス冷媒にする電動コンプレッサ37と、高温高圧のガス冷媒から熱を放出させて高圧の液状冷媒にする室内熱交換器38(凝縮器)と、高圧の液状冷媒を減圧膨張させて低温低圧の液状冷媒にする膨張弁39と、低温低圧の液状冷媒に熱を吸収させて低温低圧のガス冷媒にする室外熱交換器40(蒸発器)と、室外熱交換器40で蒸発されなかった液状冷媒を分離してコンプレッサ37にガス冷媒のみを供給するアキュムレータ41等から構成されている。
電動コンプレッサ37は、コンプレッサ用インバータ(図示せず)を介して低圧バッテリ21に接続されている。後述するエアコンECU36によりコンプレッサ用インバータを制御して電動コンプレッサ37を制御するようになっている。ヒータコア24及び室内熱交換器38の近傍には、温風を発生させるブロアファン26が配置され、室外熱交換器40の近傍には、ラジエタファン27が配置されている。
アクセルセンサ28によってアクセル開度(アクセルペダルの操作量)が検出され、シフトスイッチ29によってシフトレバーの操作位置が検出される。更に、ブレーキスイッチ30によってブレーキ操作(又はブレーキセンサによってブレーキ操作量)が検出され、車速センサ31によって車速が検出される。
ハイブリッドECU33は、車両全体を総合的に制御するコンピュータであり、上述した各種のセンサやスイッチの出力信号を読み込んで、車両の運転状態を検出する。このハイブリッドECU33は、エンジン11の運転を制御するエンジンECU34と、インバータ19を制御してMG12を制御すると共に発電機17を制御するMG−ECU35と、暖房装置22,42(電動ウォータポンプ25、ブロアファン26、電動コンプレッサ37等)を制御するエアコンECU36との間で制御信号やデータ信号等を送受信し、各ECU34〜36によって車両の運転状態に応じて、エンジン11、MG12、発電機17、暖房装置22,42等を制御する。
ところで、エンジン11の冷却水温が低い場合、温水暖房装置22による暖房だけでは、冷却水温が更に低下する可能性がある。この場合、冷却水を昇温させるためにエンジン11を強制稼働させると、エンジン11の燃焼を停止してMG12の動力で走行するEV走行ができないため、燃費が悪化する。また、電気暖房装置42の出力を大きくすれば、冷却水温の低下を抑制できるが、電気暖房装置42で電力が消費されるため、その分、EV走行できる距離が短くなって燃費が悪化する。
燃費を改善するには、冷却水の熱が不足しない程度に熱を有効に使いきって電気暖房装置42の出力を最小限にして、EV走行可能な距離を長くすることが求められ、そのためには、温水暖房装置22と電気暖房装置42の出力配分を適切に設定する必要がある。
そこで、本実施例1では、ハイブリッドECU33により後述する図2の出力設定ルーチンを実行することで、エンジン11及びMG12の出力と温水暖房装置22(ヒータコア24)及び電気暖房装置42の出力を次のようにして設定する。尚、以下の説明では、エンジン11の出力を「EG出力」と表記し、MG12の出力を「MG出力」と表記する。また、温水暖房装置22(ヒータコア24)の出力を「HC出力」と表記し、電気暖房装置42の出力を「HP出力」と表記する。
まず、車両の走行要求パワーに基づいてEG出力とMG出力を設定する。
この後、MG出力に対してシステム効率が所定の適正範囲内になるHP出力を結んだHP出力配分ライン上で、MG出力に対応するHP出力を設定する。この際、本実施例1では、車両の走行動力と暖房熱量とMG12や発電機17の発電電力とメインバッテリ18や低圧バッテリ21の放電電力と冷却水加熱量と冷却水放熱量と燃料消費パワー(燃料消費量に燃料の低位発熱量を乗じた値)とを用いてシステム効率関数を定義し、MG出力に対してシステム効率関数が最大になるHP出力を結んだ最適HP出力配分ライン上で、MG出力に対応するHP出力を設定する。
この後、車両の暖房要求パワーとHP出力に基づいてHC出力を設定する。
これにより、そのときのEG出力とMG出力に対してシステム効率が適正範囲内(本実施例ではシステム効率関数が最大)になるようにHC出力とHP出力を設定する。
以下、本実施例1でハイブリッドECU33が実行する図2の出力設定ルーチンの処理内容を説明する。
図2に示す出力設定ルーチンは、ハイブリッドECU33の電源オン期間中に所定周期で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいう制御手段としての役割を果たす。
本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、アクセル開度等に基づいて車両の走行要求パワー(車両の走行に必要なパワー)をマップ又は数式等により算出する。更に、外気温と車室内温度と目標車室内温度等に基づいて暖房要求パワー(車室内の暖房に必要なパワー)をマップ又は数式等により算出する。
この後、ステップ102に進み、走行要求パワーに基づいてEG出力とMG出力を設定する。この場合、例えば、暖房要求を考慮せずに、走行要求パワーと発電電力と放電電力とを用いてシステム効率関数を定義し、このシステム効率関数が最大又は最大を含む所定範囲内になるようにEG出力とMG出力を設定する。或は、バッテリSOC(メインバッテリ18や低圧バッテリ21の充電状態)に応じた充放電電力をマップ等により算出し、走行要求パワーに充放電電力を加算して車両要求パワーを算出する。この車両要求パワーが閾値よりも大きいか否かでエンジン11のオン/オフを判定して、EG出力とMG出力を設定する。但し、暖房オン時で冷却水温が所定値以下の場合にはEV走行を禁止してエンジン11を稼働させる。
このステップ102で算出したEG出力をエンジンECU34に指令するEG出力として設定すると共に、ステップ102で算出したMG出力をMG−ECU35に指令するMG出力として設定する。
この後、ステップ103に進み、MG出力に対してシステム効率関数が最大になるHP出力を結んだ最適HP出力配分ライン上で、MG出力に対応するHP出力を設定する。具体的には、図3に示すように、最適HP出力配分算出マップ(図5参照)を用いて、走行要求パワーと暖房要求パワーとMG出力とに応じた最適HP出力を算出する。最適HP出力配分算出マップは、予め試験データや設計データ等に基づいて作成され、ハイブリッドECU33のROMに記憶されている。
最適HP出力配分算出マップは、次のようにして作成されている。まず、車両の走行要求パワー(走行動力)と暖房要求パワー(単位時間当りの暖房熱量)とMG12や発電機17の発電電力とメインバッテリ18や低圧バッテリ21の放電電力と冷却水加熱力(単位時間当りの冷却水加熱量)と冷却水放熱力(単位時間当りの冷却水放熱量)とを用いてシステム効率関数を下記(1)式で定義する。
Figure 0006070531
ここで、[−]は無次元数を意味する。αは発電電力の重み係数(例えば1.0)であり、βは放電電力を燃料消費パワーに換算するための係数(例えば0.3)である。また、δは冷却水放熱力を燃料消費パワーに換算するための係数(例えば0.2)であり、γは冷却水加熱力の重み係数(例えば1.0)である。
図4に示すように、このシステム効率関数において、走行要求パワーと暖房要求パワーの組み合わせ毎に、エンジン11とMG12の出力配分及び温水暖房装置22と電気暖房装置42の出力配分を変化させて、システム効率関数の等高線(効率グラフ)を作成し、MG出力に対してシステム効率関数が最大になるHP出力を結んだ最適HP出力配分ラインを算出する。このようにして算出した走行要求パワーと暖房要求パワーの組み合わせ毎の最適HP出力配分ラインのデータを用いて、最適HP出力配分算出マップ(図5参照)を作成する。
最適HP出力を算出した後、暖房要求パワーから最適HP出力を減算して最適HC出力を求める。
最適HC出力=暖房要求パワー−最適HP出力
この後、ステップ104に進み、現在のバッテリSOCとMG出力とHP入力(電気暖房装置42の消費電力)とSOC変換係数K1 とを用いて、将来のバッテリSOCの予測値を次式により算出する。
バッテリSOC予測値=現在のバッテリSOC+K1 ×(−MG出力−HP入力)
ここで、SOC変換係数K1 は、バッテリSOCの1%に相当するバッテリ出力の逆数である。また、MG出力は、上記ステップ102で設定したMG出力を用いる。HP入力(電気暖房装置42の消費電力)は、上記ステップ103で設定したHP出力(最適HP出力)に基づいて算出する。
更に、現在の冷却水温とエンジン11の冷却水加熱力(単位時間当りの冷却水加熱量)とヒータコア24の冷却水放熱力(単位時間当りの冷却水放熱量)と水温変換係数K2 とを用いて、将来の冷却水温の予測値を次式により算出する。
冷却水温予測値=現在の冷却水温+K2 ×(冷却水加熱力−冷却水放熱力)
ここで、水温変換係数K2 は、冷却水量と冷却水の比熱から算出したものである。また、エンジン11の冷却水加熱力は、上記ステップ102で設定したEG出力に基づいて算出する。ヒータコア24の冷却水放熱力は、上記ステップ103で設定したHC出力(最適HC出力)に基づいて算出する。
この後、ステップ105に進み、バッテリSOC予測値が所定値以上で且つ冷却水温予測値が所定値以上であるか否かを判定する。ここで、バッテリSOC予測値の判定に用いる所定値は、例えば、バッテリSOCの下限値(許容下限値)よりも少し高い値に設定されている。また、冷却水温予測値の判定に用いる所定値は、例えば、冷却水温の下限値(許容下限値)よりも少し高い値に設定されている。
このステップ105で、バッテリSOC予測値が所定値以上で且つ冷却水温予測値が所定値以上であると判定された場合には、ステップ106に進み、エアコンECU36に指令するHP出力を最適HP出力に設定すると共に、エアコンECU36に指令するHC出力を最適HC出力に設定する。
HP出力=最適HP出力
HC出力=最適HC出力
一方、上記ステップ105で、バッテリSOC予測値が所定値未満であるか又は冷却水温予測値が所定値未満であると判定された場合には、ステップ107に進み、バッテリSOC予測値が所定値未満であるか否かを判定する。
このステップ107で、バッテリSOC予測値が所定値未満である(バッテリSOC予測値が所定値未満で且つ冷却水温予測値が所定値未満の場合も含む)と判定された場合には、ステップ108に進み、バッテリSOCが下限値を下回らないようにHP出力とHC出力を設定(補正)する。
具体的には、バッテリSOC下限値までの余裕分(現在のバッテリSOC−バッテリSOC下限値)とSOC変換係数K1 とCOP変換係数K3 とを用いて、補正後のHP出力を次式により算出する。
補正後のHP出力=バッテリSOC下限値までの余裕分/K1 ×K3
ここで、COP変換係数K3 は、電力を熱出力(単位時間当りの熱量)に変換するための係数である。
更に、補正前のHC出力(最適HC出力)と補正前のHP出力(最適HP出力)と補正後のHP出力とを用いて、補正後のHC出力を次式により算出する。
補正後のHC出力=補正前のHC出力+(補正前のHP出力−補正後のHP出力)
このステップ108で算出したHP出力とHC出力を、エアコンECU36に指令するHP出力とHC出力として設定する。
一方、上記ステップ107で、冷却水温予測値が所定値未満であると判定された場合には、ステップ109に進み、冷却水温が下限値を下回らないようにHP出力とHC出力を設定(補正)する。
具体的には、冷却水温下限値までの余裕分(現在の冷却水温−冷却水温下限値)と水温変換係数K2 とを用いて、補正後のHC出力を次式により算出する。
補正後のHC出力=冷却水温下限値までの余裕分/K2
更に、補正前のHP出力(最適HP出力)と補正前のHC出力(最適HC出力)と補正後のHC出力とを用いて、補正後のHP出力を次式により算出する。
補正後のHP出力=補正前のHP出力+(補正前のHC出力−補正後のHC出力)
このステップ109で算出したHP出力とHC出力を、エアコンECU36に指令するHP出力とHC出力として設定する。
以上説明した本実施例1では、走行要求パワーに基づいてEG出力とMG出力を設定した後、MG出力に対してシステム効率関数が最大になるHP出力を結んだ最適HP出力配分ライン上で、MG出力に対応するHP出力を設定し、暖房要求パワーからHP出力を減算してHC出力を設定するようにしている。これにより、そのときのエンジン11やMG12の出力に対して温水暖房装置22や電気暖房装置42の出力を適切に設定して、システム効率を向上させることができる。その結果、冷却水温の低下を抑制してエンジン11の強制稼働を抑制すると共に、エンジン11の発生熱量を有効活用して電気暖房装置42の電力消費をできるだけ少なくすることが可能となるため、EV走行可能な距離を長くすることができ、燃費を向上させることができる。また、走行に伴う充放電量と発熱量と、暖房に使う放電量と放熱量のバランスを調整することができ、冷却水熱を有効に活用しながら、バッテリSOCも管理できるようになる。
本実施例1では、例えば、最適HP出力配分算出マップ(図5参照)は、走行要求パワー=6kW、暖房要求パワー=3kWで、MG出力=6kW(MG出力比率=100%)のときに、最適HP出力=2.4kW(HP出力比率=80%)となるように設定され、この場合、EG出力=0kW、HC出力=0.6kWとなる。これにより、走行要求パワーが低め(6kW)の場合には、できる限りEV走行して燃費向上を図ることができる。また、エンジン11の発熱が無いため、暖房要求パワーの80%を電気暖房装置42で担うことで冷却水温の低下を抑制することができる。
また、最適HP出力配分算出マップは、走行要求パワー=12kW、暖房要求パワー=4kWで、MG出力=−6kW(MG出力比率=−50%)のときに、最適HP出力=0.6kW(HP出力比率=16%)となるように設定され、この場合、EG出力=18kW、HC出力=3.4kWとなる。これにより、走行要求パワーが高め(12kW)の場合には、エンジン11の冷却水加熱量が大きいため、HC出力を高め(3.4kW)に設定する。また、MG出力を負の値(発電側)に設定してMG12で発電(バッテリ18を充電)するようにしているのは、負荷増大によりエンジン11をより高効率で稼働させることと、バッテリSOC回復のためである。更に、冷却水熱量を使い過ぎないように電気暖房装置42も併用する。
尚、上記実施例1では、MG出力に対してシステム効率関数が最大になるHP出力を結んだ最適HP出力配分ライン上でHP出力を設定するようにしたが、これに限定されず、例えば、MG出力に対してシステム効率関数が最大付近の所定範囲内になるHP出力を結んだHP出力配分ライン上でHP出力を設定するようにしても良い。更に、上記実施例1で説明したシステム効率関数に限定されず、他の方法で算出したシステム効率が適正範囲内(例えば最大又は最大付近の所定範囲内)になるHP出力を結んだHP出力配分ライン上でHP出力を設定するようにしても良い。或は、MG出力に対してシステム効率(システム効率関数を含む)が適正範囲内(例えば最大又は最大付近の所定範囲内)になるHC出力を結んだHC出力配分ライン上でHC出力を設定するようにしても良い。
また、EG出力に対してシステム効率(システム効率関数を含む)が適正範囲内(例えば最大又は最大付近の所定範囲内)になるHP出力を結んだHP出力配分ライン上でHP出力を設定するようにしても良い。或は、EG出力に対してシステム効率(システム効率関数を含む)が適正範囲内(例えば最大又は最大付近の所定範囲内)になるHC出力を結んだHC出力配分ライン上でHC出力を設定するようにしても良い。
次に、図6乃至図8を用いて本発明の実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分については説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
本実施例2では、ハイブリッドECU33により後述する図6の出力設定ルーチンを実行することで、EG出力及びMG出力とHC出力及びHP出力を次のようにして設定する。
まず、車両の暖房要求パワーに基づいてHC出力とHP出力を設定する。
この後、HP出力に対してシステム効率が所定の適正範囲内になるMG出力を結んだMG出力配分ライン上で、HP出力に対応するMG出力を設定する。この際、本実施例2では、車両の走行動力と暖房熱量とMG12や発電機17の発電電力とメインバッテリ18や低圧バッテリ21の放電電力と冷却水加熱量と冷却水放熱量とを用いてシステム効率関数を定義し、HP出力に対してシステム効率関数が最大になるMG出力を結んだ最適MG出力配分ライン上で、HP出力に対応するMG出力を設定する。
この後、車両の走行要求パワーとMG出力に基づいてEG出力を設定する。
これにより、そのときのHC出力とHP出力に対してシステム効率が適正範囲内(本実施例ではシステム効率関数が最大)になるようにEG出力とMG出力を設定する。
以下、本実施例2でハイブリッドECU33が実行する図6の出力設定ルーチンの処理内容を説明する。
図6に示す出力設定ルーチンは、ハイブリッドECU33の電源オン期間中に所定周期で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいう制御手段としての役割を果たす。
本ルーチンが起動されると、まず、ステップ201で、アクセル開度等に基づいて車両の走行要求パワーをマップ又は数式等により算出する。更に、外気温と車室内温度と目標車室内温度等に基づいて暖房要求パワーをマップ又は数式等により算出する。
この後、ステップ202に進み、暖房要求パワーに基づいてHC出力とHP出力を設定する。具体的には、まず、HC出力比率算出マップ(図7参照)を用いて、バッテリSOCと冷却水温とに応じたHC出力比率を算出する。HC出力比率算出マップは、予め試験データや設計データ等に基づいて作成され、ハイブリッドECU33のROMに記憶されている。この後、暖房要求パワーにHC出力比率を乗算してHC出力を求め、このHC出力を暖房要求パワーから減算してHP出力を求める。
HC出力=暖房要求パワー×HC出力比率
HP出力=暖房要求パワー−HC出力
このステップ202で算出したHC出力とHP出力を、エアコンECU36に指令するHC出力とHP出力として設定する。
この後、ステップ203に進み、HP出力に対してシステム効率関数が最大になるMG出力を結んだ最適MG出力配分ライン上で、HP出力に対応するMG出力を設定する。具体的には、図8に示すように、最適MG出力配分算出マップを用いて、走行要求パワーと暖房要求パワーとHP出力とに応じた最適MG出力を算出する。最適MG出力配分算出マップは、予め試験データや設計データ等に基づいて作成され、ハイブリッドECU33のROMに記憶されている。
最適MG出力配分算出マップは、次のようにして作成されている。システム効率関数において、走行要求パワーと暖房要求パワーの組み合わせ毎に、エンジン11とMG12の出力配分及び温水暖房装置22と電気暖房装置42の出力配分を変化させて、システム効率関数の等高線(効率グラフ)を作成し、HP出力に対してシステム効率関数が最大になるMG出力を結んだ最適MG出力配分ラインを算出する。このようにして算出した走行要求パワーと暖房要求パワーの組み合わせ毎の最適MG出力配分ラインのデータを用いて、最適MG出力配分算出マップを作成する。
最適MG出力を算出した後、走行要求パワーから最適MG出力を減算して最適EG出力を求める。
最適EG出力=走行要求パワー−最適MG出力
この後、ステップ204に進み、現在のバッテリSOCとMG出力とHP入力(電気暖房装置42の消費電力)とSOC変換係数K1 とを用いて、将来のバッテリSOCの予測値を次式により算出する。
バッテリSOC予測値=現在のバッテリSOC+K1 ×(−MG出力−HP入力)
ここで、MG出力は、上記ステップ203で設定したMG出力(最適MG出力)を用いる。HP入力(電気暖房装置42の消費電力)は、上記ステップ202で設定したHP出力に基づいて算出する。
この後、ステップ205に進み、バッテリSOC予測値が所定値以上であるか否かを判定する。このステップ205で、バッテリSOC予測値が所定値以上であると判定された場合には、ステップ206に進み、MG−ECU35に指令するMG出力を最適MG出力に設定すると共に、エンジンECU34に指令するEG出力を最適EG出力に設定する。
MG出力=最適MG出力
EG出力=最適EG出力
一方、上記ステップ205で、バッテリSOC予測値が所定値未満であると判定された場合には、ステップ207に進み、バッテリSOCが下限値を下回らないようにMG出力とEG出力を設定(補正)する。
具体的には、バッテリSOC下限値までの余裕分(現在のバッテリSOC−バッテリSOC下限値)とSOC変換係数K1 と変換係数K4 とを用いて、補正後のMG出力を次式により算出する。
補正後のMG出力=バッテリSOC下限値までの余裕分/K1 ×K4
ここで、変換係数K4 は、電力を機械的出力に変換するための係数である。
更に、補正前のEG出力(最適EG出力)と補正前のMG出力(最適MG出力)と補正後のMG出力とを用いて、補正後のEG出力を次式により算出する。
補正後のEG出力=補正前のEG出力+(補正前のMG出力−補正後のMG出力)
このステップ207で算出したMG出力をMG−ECU35に指令するMG出力として設定すると共に、ステップ207で算出したEG出力をエンジンECU34に指令するEG出力として設定する。
以上説明した本実施例2では、暖房要求パワーに基づいてHC出力とHP出力を設定した後、HP出力に対してシステム効率関数が最大になるMG出力を結んだ最適MG出力配分ライン上で、HP出力に対応するMG出力を設定し、走行要求パワーからMG出力を減算してEG出力を設定するようにしている。これにより、そのときの温水暖房装置22や電気暖房装置42の出力に対してエンジン11やMG12の出力を適切に設定して、システム効率を向上させることができ、燃費を向上させることができる。本実施例2は、オートクルーズ(クルーズコントロール)中などの走行出力の配分に自由度が高い場合や暖房の立ち上がり時などの快適性が優先される場合に有効である。
尚、上記実施例2では、HP出力に対してシステム効率関数が最大になるMG出力を結んだ最適MG出力配分ライン上でMG出力を設定するようにしたが、これに限定されず、例えば、HP出力に対してシステム効率関数が最大付近の所定範囲内になるMG出力を結んだMG出力配分ライン上でMG出力を設定するようにしても良い。更に、他の方法で算出したシステム効率が適正範囲内(例えば最大又は最大付近の所定範囲内)になるMG出力を結んだMG出力配分ライン上でMG出力を設定するようにしても良い。或は、HP出力に対してシステム効率(システム効率関数を含む)が適正範囲内(例えば最大又は最大付近の所定範囲内)になるEG出力を結んだEG出力配分ライン上でEG出力を設定するようにしても良い。
また、HC出力に対してシステム効率(システム効率関数を含む)が適正範囲内(例えば最大又は最大付近の所定範囲内)になるMG出力を結んだMG出力配分ライン上でMG出力を設定するようにしても良い。或は、HC出力に対してシステム効率(システム効率関数を含む)が適正範囲内(例えば最大又は最大付近の所定範囲内)になるEG出力を結んだEG出力配分ライン上でEG出力を設定するようにしても良い。
また、上記各実施例1,2では、ハイブリッドECUで出力設定ルーチンを実行するようにしたが、これに限定されず、ハイブリッドECU以外の他のECU(例えばエンジンECUやMG−ECUやエアコンECU等のうちの少なくとも一つ)で出力設定ルーチンを実行するようにしたり、或は、ハイブリッドECUと他のECUの両方で出力設定ルーチンを実行するようにしても良い。
その他、本発明は、図1に示す構成のハイブリッド車に限定されず、車両の動力源としてエンジンとモータジェネレータとを搭載した種々の構成のハイブリッド車(例えば複数のモータジェネレータを搭載したハイブリッド車)に適用して実施することができ、また、車両外部の電源からバッテリに充電可能なPHV車(プラグインハイブリッド車)にも適用して実施できる。
11…エンジン、12…MG(モータ,発電機)、17…発電機、18…メインバッテリ、21…低圧バッテリ、22…温水暖房装置、33…ハイブリッドECU(制御手段)、42…電気暖房装置

Claims (2)

  1. 車両の動力源として搭載されたエンジン(11)及びモータ(12)と、前記エンジン(11)により駆動される発電機(12,17)と、充放電可能なバッテリ(18,21)と、前記エンジン(11)の冷却水の熱を利用する温水暖房装置(22)と、電気で熱を発生させる電気暖房装置(42)とを備えたハイブリッド車の制御装置において、
    前記車両の走行動力である走行要求パワーと、単位時間当りの暖房熱量である暖房要求パワーと、燃料消費量に燃料の低位発熱量を乗じた値である燃料消費パワーと、前記発電機(12,17)の発電電力と、前記バッテリ(18,21)の放電電力と、単位時間当りの冷却水加熱量である冷却水加熱力と、単位時間当りの冷却水放熱量である冷却水放熱力と、前記発電電力の重み係数αと、前記放電電力を前記燃料消費パワーに換算するための係数βと、前記冷却水放熱力を前記燃料消費パワーに換算するための係数δと、前記冷却水加熱力の重み係数γとに基づいて、システム効率が、次式
    システム効率=(走行要求パワー+暖房要求パワー+α・発電電力+γ・冷却水加熱力)/(燃料消費パワー+β・放電電力+δ・冷却水放熱力)
    で定義され、
    前記エンジン(11)又は前記モータ(12)の出力に対して前記システム効率が所定の適正範囲内になる前記温水暖房装置(22)又は前記電気暖房装置(42)の出力を結んだ出力配分ライン上で、前記エンジン(11)又は前記モータ(12)の出力に対応する前記温水暖房装置(22)又は前記電気暖房装置(42)の出力を設定する制御手段(33)を備えていることを特徴とするハイブリッド車の制御装置。
  2. 車両の動力源として搭載されたエンジン(11)及びモータ(12)と、前記エンジン(11)により駆動される発電機(12,17)と、充放電可能なバッテリ(18,21)と、前記エンジン(11)の冷却水の熱を利用する温水暖房装置(22)と、電気で熱を発生させる電気暖房装置(42)とを備えたハイブリッド車の制御装置において、
    前記車両の走行動力である走行要求パワーと、単位時間当りの暖房熱量である暖房要求パワーと、燃料消費量に燃料の低位発熱量を乗じた値である燃料消費パワーと、前記発電機(12,17)の発電電力と、前記バッテリ(18,21)の放電電力と、単位時間当りの冷却水加熱量である冷却水加熱力と、単位時間当りの冷却水放熱量である冷却水放熱力と、前記発電電力の重み係数αと、前記放電電力を前記燃料消費パワーに換算するための係数βと、前記冷却水放熱力を前記燃料消費パワーに換算するための係数δと、前記冷却水加熱力の重み係数γに基づいて、システム効率が、次式
    システム効率=(走行要求パワー+暖房要求パワー+α・発電電力+γ・冷却水加熱力)/(燃料消費パワー+β・放電電力+δ・冷却水放熱力)
    で定義され、
    前記温水暖房装置(22)又は前記電気暖房装置(42)の出力に対して前記システム効率が所定の適正範囲内になる前記エンジン(11)又は前記モータ(12)の出力を結んだ出力配分ライン上で、前記温水暖房装置(22)又は前記電気暖房装置(42)の出力に対応する前記エンジン(11)又は前記モータ(12)の出力を設定する制御手段(33)を備えていることを特徴とするハイブリッド車の制御装置。
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