JP6069726B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明広告看板等の表示装置に関するものである。
従来、照明広告看板として使用される一般にチャンネル文字と呼ばれる表示装置は、図8及び図9に示すように、表示したい文字等の形状に切り抜かれた乳白色の光拡散樹脂板90の裏側に、底面92と側板91とで構成される溝(チャンネル)を設け、その溝の底面92に光源93が光拡散樹脂板90側を向くように適宜設置され、その光源が光拡散樹脂板90を透過する透過光により文字等が浮かび上がったように見える視覚効果を有するものであった。
しかしながら、このような表示装置においては、光拡散樹脂板90の輝度を均一にするため、側板91の高さを厚くして光源93からの放射光を拡散させる必要がある。
そのため、例えば、文字幅(光拡散樹脂板90の幅)が40mm程度の場合、側板91の高さは80mm程度必要なため、小型化、薄型化が非常に困難であった。
そこで、表示装置の薄型化を図りつつ、輝度を均一にする表示装置として、複数個のLEDランプがフレキシブル基板上に配置され、各LDEランプの放射光がフレキシブル基板の両面に放射されるように取り付けられ、各LDEランプが同一平面上に位置する平面表示面を形成するようロール状に曲げ加工可能であるLEDモジュール(以下、フレキシブルLEDモジュールという。)を使用し、このLEDモジュールを埋め込み部に配置することで、LEDランプが底板より一定の距離を隔てて設置されることにより、底板を反射させる表示装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2012−38635号公報
しかしながら、この表示装置では輝度を均一にするために複数のLEDランプをそれぞれ反射板である底板から一定の距離を保ちながら光軸を底板に向けて固定する必要があるために、上述した特殊なフレキシブルLEDモジュールを使用する必要があるため、コストの増大が懸念されるものであった。
また、このフレキシブルLEDモジュールは連続又は断続的な一定幅の帯状区画を形成する埋込部に沿って差し込む必要があるため、輝度を均一にするためにLEDを適宜の位置に配置するためには、緻密な計算に基づいて埋込部を形成する必要があり、底板に埋込部を加工するためにはコストがかかるうえに、LEDランプの配置の自由度が簡易に確保されるものではなかった。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するものであって、簡易な構造を採用しつつ、LED光源の配置の自由度を簡易に確保し、表示部の輝度の均一化を図ると共に、表示装置の小型化、薄型化、コストの低減が可能な表示装置を提供することを課題とする。
前記問題点を解決するため、本発明の表示装置は、少なくとも、底部を構成する光拡散部と、天面を構成する表示部と、側壁と、によって囲まれた表示装置であって、前記光拡散部の適宜の位置に設けられた位置表示部に従って、LED光源又はLED光源を備えた支持構造体の少なくともいずれか一つを配置し、前記LED光源の発光部を前記光拡散部に当接、又は、前記LED光源の発光部を、前記光拡散部に発光部側を下方に向けて挿入することで、前記光拡散部が、LED光源の光を拡散させて、少なくとも前記表示部を照らすものである。
また、前記光拡散部が光拡散樹脂で形成することができる。
また、前記位置表示部は、光拡散部に設けられた、マーキング、凹み又は溝とすることができる。
また、前記凹みが、LED光源を挿入する挿入部とすることができる。
さらに、前記LED光源は、柔軟性を有する連結部によって、所定の間隔を経て複数連結することができる。
本発明に係る表示装置によれば、簡易な構造を採用しつつ、LED光源の配置の自由度を簡易に確保し、表示部の輝度の均一化を図ると共に、表示装置の小型化、薄型化、コストの低減が可能となる。
本発明の第1実施形態に係る表示装置の光拡散部の一部拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る表示装置の図1と異なるLED光源を備える支持構造体を使用した光拡散部の一部拡大斜視図である。 LED光源を備える支持構造体の実施例を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る表示装置の斜視図である。 図4の中央縦断断面図である。 本発明の表示装置をチャンネル文字に使用する場合の表示部と側壁とを省略した状態の正面図である。 図6の表示部と側壁とを省略しない状態のA−A線断面図である。 従来の表示装置の斜視図である。 図8の内部構造を示す説明図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に従って説明するが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
本発明の表示装置は、少なくとも、底部を構成する光拡散部10と、天板を構成する表示部20と、側壁30と、によって囲まれた表示装置であって、前記光拡散部10の適宜の位置に設けられた位置表示部11に従って、LED光源L又はLED光源Lを備えた支持構造体Sの少なくともいずれか一つを配置し、前記LED光源Lの発光部L1を前記光拡散部10に当接、又は、前記LED光源Lの発光部L1を前記光拡散部10に、発光部L1側を下方に向けて挿入することで、前記光拡散部10が、LED光源Lの光を拡散させて、少なくとも表示部20を照らすものである。なお、表示装置の天板を構成する表示部20側を上方とし、底部を構成する光拡散部10側を下方とする。
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示装置の光拡散部10に、LED光源Lを配置した状態を例示した一部拡大斜視図である(天板を構成する表示部20と、側壁30、電線S5等は省略している。)。LED光源Lの発光部L1が、光拡散部10に当接することで、光拡散部10がLED光源Lの光を拡散させて、少なくとも表示部20を照らす表示装置である。そして、LED光源L又はLED光源Lを備えた支持構造体Sの少なくともいずれか一つを、光拡散部10に設けられた位置表示部11に従って配置することで、LED光源Lの発光部L1が適宜の位置に配置される。
光拡散部10は、表示装置の底部を構成し、LED光源Lの発光部L1から発光された光を拡散するものである。光拡散部10には、適宜の位置にLED光源L又はLED光源Lを備えた支持構造体Sの配置位置を示す複数の位置表示部11が設けられている。光拡散部10は、光を拡散する材質で形成される。具体的には、例えば、乳半色等の、光拡散樹脂又は光拡散ガラス等を用いることができるが、加工、コスト面等から光拡散樹脂を用いて形成することが好ましい。
位置表示部11は、使用するLED光源Lの、光源の強さ、光軸方向、表示装置の形状、材質等を考慮し、表示部20の輝度が均一になるように、LED光源L又はLED光源Lを備えた支持構造体Sの適宜の配置位置を表示するものである。当該位置表示部11は、LED光源L又はLED光源Lを備える支持構造体Sの少なくともいずれか一つを位置表示部11に配置することで、LED光源Lの発光部L1を光拡散部10の適宜の位置に配置可能であれば良い趣旨である。つまり、LED光源L自体の配置位置を示すことによりLED光源Lの発光部L1を適宜の位置に配置することは勿論のこと、LED光源Lを備える支持構造体S(後述する、連結部S1、光源支持体S2、支持部S3、固定部材S4、電線S5、チューブ状部材等)の配置位置を示すことでLED光源Lの発光部L1が適宜の位置に配置されることとしても良い。
位置表示部11は、例えば、LED光源Lや支持部S3等の支持構造体Sを配置する光拡散部10の適宜の箇所に、レーザーでマーキングしたり、凹み、溝等の加工をしたものである。
LED光源Lは、種々の支持構造体Sによって支持されている。支持構造体Sとは、LED光源L自体を支持する支持部材、複数のLED光源Lを連結する支持部材、その連結部材を支持する支持部材である。
図1に示すLED光源Lは、光拡散部10にLED光源Lの発光部L1が当接可能な状態で、柔軟性を有する通電可能な連結部S1によって複数個連結されている。
本実施形態で使用しているLED光源Lは、いわゆるサイドビュータイプのLED光源Lであるが、LED光源L自体が、光源又は光拡散部10で拡散された光を遮蔽したり、表示部20に影を映さないLED光源Lであれば、種々のLED光源Lを使用することができる。なお、光源又は光拡散部10で拡散された光を遮蔽したり、表示部20に影を映さないとは、表示部20の輝度を均一にすることを阻害しない程度に遮光又は影を映さなければよい趣旨である。
連結部S1は、複数のLED光源Lを所定の間隔で連結するものである。当該連結部S1は、柔軟性を有することで、連結されたLED光源Lの発光部L1を、適宜の位置に自在に配置させることができるものである。
具体的には、図1に示すように、連結部S1は薄い帯状形状であり、連結部S1の長手方向の一端側に一定の間隔を経て、LED光源Lを取り付けるための、凸状形状の光源支持体S2が突設されている。この連結部S1と光源支持体S2には、必要な電子回路等(図示せず。)が搭載されており、フレキシブルな基板を構成している。
そして、光源支持体S2間には支持部S3が設けられている。支持部S3は、光源支持体S2と同様に、連結部S1の長手方向の一端側に一定の間隔を経て凸状形状に突設されている。
また、図2に示すように、LED光源Lを、薄い帯状形状の連結部S1の長手方向の一端側に適宜の間隔を経て取り付け、連結部S1と光源支持体S2とが一体となる構成とする支持構造体Sとしても良い。この支持構造体Sの構成の場合、上述した支持部S3の代わりに、例えば、連結部S1を挟持する切欠き部S41を備えたコの字状の薄板固定部材S4に連結部S1を挟持させ、固定部材S4を接着材等の適宜の固定手段によって固定し、LED光源Lを支持する構成にすることもできる。また、光拡散部10に設けられた溝に連結部S1の端部を沿わせて固定することもできる。
また、図3に示すように(図3はLED光源Lの連結状態のみを示しており、その他の構成は省略している。)連結部S1を電線S5で形成することもできる。つまり、LED光源Lと必要な電子回路等を搭載した光源支持体S2どうしを電線S5で連結する構成である。さらに、透明または透光性を有する、塩化ビニルやシリコン等のチューブ状の部材で連結したLED光源L(図示せず。)を使用することもできる。
いずれにしても、上述した連結部S1、光源支持体S2、支持部S3、固定部材S4、電線S5、チューブ状部材等の、LED光源Lを支持する支持構造体Sは、表示部20の輝度を均一にするために、上述したLED光源Lと同様、支持構造自体が、LED光源Lから発光された光又は光拡散部10で拡散された光を遮蔽したり、表示部20に影を映さない構造のものであれば、どのような構成としても構わない。なお、LED光源Lから発光された光又は光拡散部10で拡散された光を遮蔽したり、表示部20に影を映さないとは、表示部20の輝度を均一にすることを阻害しない程度に遮光又は影を映さなければよい趣旨である。
図1に示す表示装置は、位置表示部11が支持部S3の配置位置を示すことにより、LED光源Lの発光部L1を光拡散部10の適宜の位置に当接して配置するものである。具体的には、光拡散部10に凹状の位置表示部11を設けて、その位置表示部11に支持部S3を挿入することで、支持部S3が固定されると共に、LED光源Lの発光部L1が光拡散部10の適宜の位置に当接して配置される。
この表示装置に使用されるLED光源Lを備える基板は、例えば、図1に示すように、複数のLED光源Lを連結する連結部S1は薄い帯状形状である。この連結部S1の長手方向の一端側に一定の間隔を経て、凸状形状の光源支持体S2が突設されており、この突設された凸状形状の端部にLED光源Lの発光部L1が位置するように取り付けられている。そして、その光源支持体S2間に凸状形状の支持部S3が突設されているフレキシブルな基板を用いる。
図2に示す表示装置は、位置表示部11が、LED光源L、連結部S1、固定部材S4のいずれか一つ、または、これらの2以上の配置位置を示すことにより、LED光源Lの発光部L1を光拡散部10の適宜の位置に当接して配置するものである。具体的には、光拡散部10にレーザー等で、各部材の適宜の配置位置を示すマーキングをする。そして、そのマーキングに従い、各部材を配置し接着剤等の適宜の固定材で固定することで、LED光源Lの発光部L1が光拡散部10の適宜の位置に当接して配置される。(マーキングは図示せず。)
この表示装置に使用されるLED光源Lを備える基板は、光源支持体S2と連結部S1とが一体となる構成のフレキシブルな基板を用いることが好ましい。例えば、図2に示すように、薄い帯状形状の連結部S1の長手方向の一端側に、一定の間隔を経て複数のLED光源Lの発光部L1が位置するように取り付けられているフレキシブルな基板である。この基板は、連結部S1を挟持する切欠き部S41を備えたコの字状の薄板固定部材S4に連結部S1を挟持させ、固定部材S4を接着剤、粘着テープ等の適宜の固定手段によって固定することができる。
いずれにしても、光拡散部10の適宜の位置に設けられた位置表示部11に従って、LED光源L又は支持構造体Sのいずれか一つを適宜の位置に配置したとき、LED光源Lの発光部L1が光拡散部10の適宜の位置に当接できればよい趣旨である。
表示部20は、表示装置の天面を構成し、光拡散部10によって拡散されたLED光源Lの光によって照らされるものであり、照らしたい形状に形成される。また、例えば、乳半アクリル樹脂等で形成される。
側壁30は、底部を構成する光拡散部10と、天面を構成する表示部20とを備える表示装置の周囲を囲うものである。表示部20と同様に、光拡散部10によって拡散されたLED光源Lの光によって照らす構成とすることもできるし、照らさない構成とすることもできる。
側壁30を照らす構成とする場合は、例えば、乳半アクリル樹脂で形成される。側壁30を照らさない構成とする場合は、樹脂、金属、木材等の適宜の材料を使用し、表面には、外部に光が漏れることを防ぐために、必要に応じて、表示装置のデザインに応じた遮光塗装40を施す。
以上、説明した本発明に係る表示装置によれば、光拡散部10の適宜の位置に設けられた位置表示部11に従って、LED光源L又はLED光源Lを備えた支持構造体Sの少なくともいずれか一つを配置することで、LED光源Lの発光部L1が光拡散部10の適宜の位置に当接して配置され、光拡散部10全体を表示部20等への斑の無い光源とすることができる。また、従来の複数のLEDランプを、それぞれ反射板である底板から一定の距離を保ちながら光軸を底部に向けて固定するタイプの表示装置と比べて、側壁30の高さを低くすることができる。
よって、簡易な構造を採用しつつ、LED光源Lの配置の自由度を簡易に確保し、表示部20の輝度の均一化を図ると共に、表示装置の小型化、薄型化、コストの低減が可能となる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る表示装置の斜視図であり、図5は、図4の中央縦断断面図である。この表示装置は、基本的には第1実施形態の表示装置と同様であるが、以下の点が異なる。
少なくとも、底部を構成する光拡散部10と、天板を構成する表示部20と、側壁30と、によって囲まれた表示装置であって、光拡散部10の適宜の位置に設けられた位置表示部11に従って、LED光源L又はLED光源Lを備えた支持構造体Sの少なくともいずれか一つを配置し、LED光源Lの発光部L1を、前記光拡散部10に発光部L1側を下方に向けて挿入することで、光拡散部10がLED光源Lの光を拡散させて、少なくとも表示部20を照らす表示装置である。
ここで、光拡散部10に発光部L1側を下方に向けて挿入するとは、LED光源Lの発光部L1である発光面と、底部を構成する光拡散部10が向かい合う状態で挿入することである。発光面と光拡散部10の表面とが略平行になる状態で挿入されることが最も好ましいが、表示部20が均一に照らされる範囲で、斜め下方に挿入されるものも含むものとする。
この表示装置の位置表示部11は、光拡散部10の適宜の位置に設けられた複数のLED光源Lを挿入する挿入部12から形成される。そして、その挿入部12に少なくともLED光源Lの一部が挿入されることで、LED光源Lの発光部L1が光拡散部10の適宜の位置に挿入して配置され、光拡散部10がLED光源Lから発光される光を拡散し、光拡散部10全体を表示部20等への斑の無い光源とすることができるものである。
挿入部12の形状は、LED光源L又はLED光源Lを備えた光源支持体S2の少なくとも一部が挿入でき、LED光源Lの発光部L1が挿入できる形状であれば良い。
挿入部12の形状は、図4及び図5に示すように、LED光源L又はLED光源Lを備えた光源支持体S2が嵌入することで、LED光源L又はLED光源Lを備えた光源支持体S2が固定される凹状形状であることが好ましい。具体的には、挿入部12の深さはLED光源L又はLED光源Lを備えた光支持体の短手方向の長さと略同じであって、挿入部12の幅はLED光源L又はLED光源Lを備えた光源支持体S2の長手方向の長さと略同じに構成することで、LED光源L又はLED光源Lを備えた光源支持体S2が挿入部12に嵌入し固定される。そして、LED光源Lの発光部L1が、凹状形状をした挿入部12の底部に当接する構成とすれば、より好ましい。
挿入部12は、連続した凹状の溝形状により構成しても良いが、LED光源Lを配置する所定の位置を認識することが可能であり、かつ、その所定の位置でLED光源Lが固定可能となっていることが好ましい。
また、光拡散部10に設けられた挿入部12に挿入されたLED光源Lが発光することで、光拡散部10の内部でLED光源Lが発光することとなるため、光拡散部10自体がより均一な発光体となる。
図4の表示装置は、上方が開口した、高さが薄い略直方体の箱体に形成された光拡散部10に、略矩形形状の天板を構成する表示部20と側壁30が一体に形成され、略錐台形状をした、表示部20と側壁30とを載置した構成である。箱体に形成された光拡散部10の、四方の側部の表面側には遮光の為の塗装が施されており、箱体に形成された光拡散部10の底部の適宜の位置に、発光部L1を下方に向けたLED光源Lを挿入することで、光拡散部10がLED光源Lの光を拡散させて、光拡散部10全体を光源とし、略錐台形状の表示部20と側壁30とを照らす表示装置である。
箱体に形成された光拡散部10の底部には、横方向(図4の光拡散部10の短手方向を横方向とし、長手方向を縦方向とする。)に一定の間隔を隔てて複数個挿入部12を設けると共に、縦方向に同様の挿入部12が複数列形成されている。
この表示装置に使用されるLED光源Lを備える基板は、図4に示すように、薄い帯状形状の連結部S1の長手方向の一端側に、所定の間隔を隔てて、光源支持体S2が突設され、その光源支持体S2にLED光源Lが取り付けられているフレキシブルな基板を用いることが好ましい。LED光源Lは、挿入部12に挿入したとき、LED光源Lの発光部L1が下方に向くように光源支持体S2に取り付けられている。
そして、図4及び図5に示すように、LED光源Lが取り付けられた光源支持体S2を挿入部12に嵌入することで、LED光源Lの発光部L1を適宜の位置に配置すると共に固定する。
以上、説明した本発明に係る表示装置によれば、光拡散部10の適宜の位置に設けられた位置表示部11に従って、LED光源L自体を配置するので、LED光源Lを備えた支持構造体Sを位置表示部11に従って配置することでLED光源Lの発光部L1を適宜の位置に配置する場合と比べ、簡易かつ正確にLED光源Lの発光部L1を適宜の位置に配置することができる。また、LED光源Lの発光部L1を光拡散部10に当接する場合と比べ、少なくとも、LED光源Lが光拡散部10の挿入部12に挿入した分だけ、側壁30の高さをさらに低くでき、表示装置の小型化、薄型化がより可能となる。
図6及び図7は、本発明の表示装置を、光装飾の分野において、いわゆるチャンネル文字と呼ばれる立体文字の広告看板装置として使用する場合の実施形態の一例を示すものである。図6はアルファベットのAの字の、チャンネル文字の表示部20と側壁30とを省略した状態の正面図である。図7は図6の表示部20と側壁30とを省略していない状態のA―A線断面図である。
図6及び図7に示す表示装置は、アルファベットの文字に形成された表示部20の輝度が均一になるように、光拡散部10にLED光源Lの配置位置を示す位置表示部11(挿入部12)が設けられたものである。
基本的な構成は第2実施形態と同様である。なお、第1実施形態と同様の構成とすることもできる。
この表示装置は図7に示すように、断面台形形状の表示装置である。表示したい文字等の形状に形成された表示部20と、その表示部20に対応した形状の光拡散部10とが、平行に位置して設けられる。光拡散部10の幅は、表示部20の幅よりも僅かに短い形状とし、表示部20の両端の下面から設けられた、断面視略楔形状の側壁30によって周囲を囲まれている。そして、光拡散部10と側壁30の底部に台座50が設けられている。表示装置の側面には、外部に光が漏れることを防ぐために、デザインに応じた遮光塗装40が施されている。
なお、表示装置の形状は、表示部20の輝度が均一になる形状であれば、適宜デザイン変更可能であり、例えば、断面形状を矩形状等の種々の形状とすることができる。
以上、説明した本発明に係る表示装置によれば、簡易にLED光源Lの発光部L1を適宜の位置に自在に配置することができ、複雑な文字、図形、記号等に形成された表示部20の輝度を容易に均一にできると共に、表示装置の小型化、薄型化、コストの低減が可能となる。なお、上記構成の表示装置によって照らされた表示部20は、縁取りの無い文字等に表示されるが、縁取りの有る文字等に表示する構成とすることもできる。
当該発明は、上述の実施形態の構成に限定されるものではなく、形状、寸法、材料、固定材等を適宜変更して実施することが可能である。例えば、LED光源Lの発光部L1を光拡散部10に当接させる箇所と、LED光源Lの発光部L1を光拡散部10に挿入する箇所を混在させた構成とすることもできる。
また、表示装置は、少なくとも底部の一部を構成する光拡散部10と、天板の一部を構成する表示部20と、側壁30と、によって囲まれた表示装置であれば良く、天板全体が表示部20である必要も、底部全体が光拡散部10である必要もなく、種々の構造の表示装置が含まれる。さらに一部構成を省略することができるし、一部抽出した構成とすることができるのは勿論である。
L LED光源
L1 発光部
10 光拡散部
11 位置表示部
12 挿入部
20 表示部
30 側壁
S 支持構造体
S1 連結部
S2 光源支持体
S3 支持部
S4 固定部材
S5 電線
S41 切欠き部
40 遮光塗装
50 台座
90 光拡散樹脂板
91 側板
92 底面
93 光源

Claims (3)

  1. 少なくとも、底部を構成し光拡散樹脂で形成される光拡散部と、天面を構成する表示部と、側壁と、によって囲まれた表示装置であって、
    前記光拡散部の適宜の位置に設けられ、前記天面側から前記底部側に向けて形成される凹状の位置表示部に従って、連結部によって、所定の間隔を経て複数連結されるサイドビュータイプのLED光源を少なくとも配置し、
    前記LED光源の発光部を前記位置表示部の底部に当接する、又は前記位置表示部の底部に向けて挿入することで、
    前記光拡散部が、LED光源の光を拡散させて、少なくとも前記表示部を照らす表示装置。
  2. 前記光拡散部は、上方が開口した箱体に形成され、前記位置表示部が形成される光拡散部の上面と前記表示部の下面との間に前記連結部を収容する空間部が形成される請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記位置表示部の深さは、前記LED光源の高さと略同等とされる請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
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