JP6069085B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6069085B2
JP6069085B2 JP2013092852A JP2013092852A JP6069085B2 JP 6069085 B2 JP6069085 B2 JP 6069085B2 JP 2013092852 A JP2013092852 A JP 2013092852A JP 2013092852 A JP2013092852 A JP 2013092852A JP 6069085 B2 JP6069085 B2 JP 6069085B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
flexible substrate
insertion region
contact plate
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013092852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014216198A (ja
Inventor
浩太 渡辺
浩太 渡辺
卓也 榊
卓也 榊
明 金城
明 金城
潤 根木
潤 根木
元久 本間
元久 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kohden Corp
Original Assignee
Nihon Kohden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Kohden Corp filed Critical Nihon Kohden Corp
Priority to JP2013092852A priority Critical patent/JP6069085B2/ja
Priority to CN201410158409.6A priority patent/CN104124573B/zh
Publication of JP2014216198A publication Critical patent/JP2014216198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6069085B2 publication Critical patent/JP6069085B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

この発明は、フレキシブル基板(FPC;Flexible Printed Circuit)と接続するコネクタに関し、特に医療機器に用いると好適なコネクタに関するものである。
従来のこの種のコネクタは、例えば生体電極などから得られる生体信号を取込むFPCと、上記生体信号を処理して表示などする医療機器との間に設けられる。このような構成を採用する場合、コネクタはFPCとの接続部を有するものであるから、この接続部が体動などにより動くとノイズが生体信号に重畳することになる。
そこで、コネクタとしては、FPCとの接続部において体動などによるノイズの発生を抑制できるものであることが特に求められる。また、コネクタとFPCとの接続は、医療現場で医療従事者によって行われることも多い。そこで、接続の際の作業性に優れ、容易に確実にコネクタとFPCとの接続を行うことができるものが要望される。このような要求・要望に基づき接続部に特徴を持たせた各種のコネクタが開発されている。
例えば特許文献1には、FPC80をコネクタ10に係合させた状態で、ロック部材18に設けられた直角三角形状の係合部24がFPC80に設けられたコ字状の切り欠きの係止部82と係合して、FPC80の抜けを防止するものが開示されている。
しかしながら、係止部82とFPC80との間の隙間を無くすることは困難であり、耐振動において十分とは言えない。
特許4708001号明細書
上記の通り、従来のいずれのコネクタにおいてもコネクタとFPCとの接続部の信頼性が十分とは言えず、より一層のノイズ抑制が求められる。また、接続の際の作業性などについても更なる改善の要求がある。本発明はこのようなFPCと接続するコネクタの現状に鑑みてなされたもので、その目的は、FPCと確実に接続することができ、ノイズ抑制効果を高めることができるコネクタを提供することである。
本発明に係るコネクタは、ベースケースと圧接プレートを有し、端子が形成された挿入領域を有するフレキシブル基板が前記ベースケースと前記圧接プレート間に挿入されるコネクタにおいて、前記端子と接触するコネクタ側端子と、前記挿入領域の面と交差する方向で且つ前記挿入領域の導電部以外の位置に向かって突出し、先端が尖っている突出片と、前記挿入領域が挿入された状態において前記挿入領域と前記突出片とを圧接状態として、前記突出片を前記挿入領域の前記導電部以外の位置に食い込ませて塑性変形を生じさせ、塑性変形を生じた状態で前記フレキシブル基板の前記挿入領域を前記ベースケースと前記圧接プレート間にガタがない状態で固定する押圧手段とを具備することを特徴とする。
本発明に係るコネクタは、前記挿入領域に形成された切欠に挿入されるボスを有し、前記切欠は前記ボスが挿入された状態で前記フレキシブル基板の引き抜き方向の力に対抗する形状を有することを特徴とする。
本発明に係るコネクタでは、前記押圧手段は、挿入領域を圧接する前記圧接プレートを有し、この圧接プレートには、前記突出片と対向する面の対応位置に凹部が形成されていることを特徴とする。

本発明に係るコネクタは、端子が形成された挿入領域を有するフレキシブル基板が挿入されるコネクタであり、前記端子と接触するコネクタ側端子と、前記挿入領域の面と交差する方向に突出した突出片と、前記挿入領域が挿入された状態において前記挿入領域と前記突出片とを圧接状態として、前記突出片を前記挿入領域に食い込ませる押圧手段とを具備するので、突出片が前記挿入領域に食い込むことにより、フレキシブル基板が強固に固定され、フレキシブル基板と確実に接続することができ、ノイズ抑制効果を高めることができる。また、前記押圧手段は、挿入領域に圧接する圧接プレートを有し、この圧接プレートには、前記突出片と対向する面の対応位置に凹部が形成されているので、突出片が前記挿入領域に確実に食い込むことになる。
本発明の実施形態に係るコネクタを含んで構成したアダプタの平面図。 本発明の実施形態に係るコネクタが使用されるシステムの斜視図。 本発明の実施形態に係るコネクタの組立斜視図。 図1のA−A断面図であり、レバーによるロック状態とロック解除状態を示す図。 図1のA−A断面図であり、レバーによるロック解除状態において開口部が開口していない状態を示す図。 図1のA−A断面図であり、レバーによるロック解除状態において開口部が最大に開口した状態を示す図。 図6の要部拡大図。 本発明の実施形態に係るコネクタを構成するレバーの要部を拡大した側面図。 本発明の実施形態に係るコネクタによってフレキシブル基板の挿入領域が押圧された状態を示す断面図。 図9の要部拡大図。 本発明の実施形態に係るコネクタに、フレキシブル基板の挿入領域が挿入された状態を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るコネクタによってフレキシブル基板の挿入領域が押圧された後の、挿入領域における変形を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るコネクタによってフレキシブル基板の挿入領域が押圧された後の、挿入領域における変形部位を示す断面図。
以下添付図面を参照して本発明の実施形態に係るコネクタを説明する。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。本発明の実施形態に係るコネクタは、図1に示されるような一体型電極アダプタ1のFPC用のコネクタ1Aとして実現することができる。一体型電極アダプタ1には、コネクタ1Aに対する他端側に電子機器接続用のコネクタ1Bが設けられている。
図2に示されるように、電子機器接続用のコネクタ1Bは、例えば医療機器であるホルタ心電計2の図示しない接続用開口に臨んで設けられているコネクタと接続される。また、コネクタ1Aは、端子3aが形成された挿入領域4を有するフレキシブル基板3が挿入されるコネクタとして用いることができる。フレキシブル基板3は使い捨ての心電電極として構成されており、図示しない他端側に複数の電極が配置され、それぞれの電極は端子3aのいずれかと接続されている。
以下の説明においては、図3を中心にして行い、その他の図を参照するときは付記する。図3に示されるように、コネクタ1Aは、ベースケース10、パッキン20、軸28、軸29、圧接プレート30、レバー40を主な構成要素として具備する。ベースケース10は、概ね四角錐台の形状を有しており、各辺や角部が面取りされて丸みを帯びた形状を有する。四角錐台の頭頂に相当する部位が一体型電極アダプタ1の中央部側に位置する基部とされ、四角錐台の下底面に相当する部位がコネクタ1Aの先端側とされている。
ベースケース10は、上記先端側から基部へ向かって繰り抜かれた如く、有底の凹部が形成されている。この凹部の底面11に近接した平面部には、図2に示す端子3aが形成された挿入領域4を有するフレキシブル基板3が挿入される。ベースケース10の底面11には、端子3aと接触するコネクタ側端子12が突出されて埋設されている。端子3aとコネクタ側端子12の数は、同数である。コネクタ側端子12はピン端子として形成されており、コネクタ側端子12が埋設されているベースケース10の底面11の下方には、コネクタ側端子12を上方に押圧するコイルバネが埋設されている。このため、フレキシブル基板3の端子3aとコネクタ側端子12とが当接した状態で、圧接プレート30によりフレキシブル基板3を押圧し、端子3aとコネクタ側端子12との電気的接続状態を確実に実現できる。
コネクタ側端子12の上面側には、可撓性のある絶縁性樹脂により構成されるパッキン20が介装される。パッキン20は、コネクタ側端子12に対応して孔が穿孔され、各孔の周囲を囲繞する壁21が形成されたものである。パッキン20の介装により各孔から突出した各コネクタ側端子12は、壁21により囲繞され、上方からは圧接プレート30により蓋をされた状態となる。このため、使用の際に汗などの水分の侵入を防ぐことができ、さらに各コネクタ側端子12間の絶縁が保たれ、適切な測定を行うことが可能である。
ベースケース10における先端部近傍の底面部13において、幅方向の一端部にボス14が突出して形成されている。一方、フレキシブル基板3の挿入領域4には、上記ボス14に対応して切欠5が形成されている。ボス14と切欠5とは、フレキシブル基板3が挿入されたとき、切欠5に上記ボス14が挿入されて、フレキシブル基板3の引き抜き方向の力に対抗するような構成とされている。これにより、フレキシブル基板3を位置決めして、固定することができる。なお、ボス14と切欠5は、フレキシブル基板3が固定されたとき、フレキシブル基板3の引き抜き方向の力に対抗する形状であればよく、たとえば切欠5は孔も含む。
上記底面部13において、ボス14よりも奥側の幅方向の両端部には、突出片15が突出して設けられている。突出片15の位置は、フレキシブル基板3が挿入されたとき、フレキシブル基板3の導電部でない位置に対向するように設定される。この突出片15は、例えば金属により構成され、先端が尖っていることが望ましい。
圧接プレート30は、平板形状であり、先端側に立ち上がった正面板部31を備える。図9、図10に示されるように、圧接プレート30の底面側は平坦であり、ボス14に対応する位置に凹部32が形成されている。圧接プレート30には、上記突出片15と対向する面の対応位置に凹部38が形成されている。図3、図9に示されるように、圧接プレート30の表面部のほぼ中央には、上方へ突出した鉤状の鉤状片34が設けられている。
また、図3に示されるように、圧接プレート30の正面板部31に対向する辺における両端部には、軸28が遊嵌する軸孔を有する軸掴部33が設けられている。一方、ベースケース10の凹部における奥側の矩形状とされた空室の入口壁部には、一対の軸受孔16、16が形成されている。上記の圧接プレート30に軸掴部33に軸28が挿入され、軸28が軸受孔16に嵌合されてEリング28aにより抜け止めされる。これにより、圧接プレート30は軸28を支点として回動可能にベースケース10に取り付けられる。
レバー40は、基部41から操作部である先端部42へ向かって逆U字形状を描くような縁部を備えており、基部41から先端部42へ向かう中央付近が低く、この中央付近から基部41と先端部42へ向かって上方へ傾斜し、全体的に反り返った形状を有している。
レバー40の基部41には、軸29が貫通される貫通孔43が設けられている。また、図4に示されるように、レバー40の基部41における底部の中央部には、圧接プレート30の鉤状片34と連結するリブ44が貫通孔43に平行する方向に延びて形成されている。このリブ44は、後に説明するレバー40の開閉に応じて、鉤状片34の折れ曲がった鉤部部分に接触したり非接触となったりする。
更に、レバー40の基部41における底部には、圧接プレート30に対する押圧の作用を生じさせる作用部として、ここでは貫通孔43(軸29)を中心とする同心円カム45が、リブ44を挟むように貫通孔43に平行する方向に延びて形成されている。また、レバー40を図6に示される位置から図4に示される位置に回動する場合において、図8に示すように、レバー40における同心円カム45の手前に位置する平坦部47が同心円カム45の押圧に先行して、圧接プレート30に対する押圧を開始する作用部となっている。なお、同心円カム45のカム面と貫通孔43(軸29)との距離は一定である。
一方、図3に示されるように、ベースケース10の凹部における先端側の壁部の上部には、一対の軸受孔17、17が形成されている。上記のレバー40の貫通孔43に軸29が挿入され、軸29が軸受孔17に嵌合されてEリング29aにより抜け止めされる。これにより、レバー40は軸29を支点として回動可能にベースケース10に取り付けられる。
また、レバー40の底面には、下方へ突出した鉤状のロック用鉤片46が設けられている(図4、図5参照)。このロック用鉤片46は、ベースケース10に取り付けられた状態のレバー40を回動してベースケース10の凹部の蓋となるように押圧すると、ロック用鉤片46における先端の鉤部が軸28に係合する。これによりレバー40をロック状態とすることができる。また、操作部である先端部42を起こすように上方に持ち上げてレバー40を回動すると、ロック用鉤片46と軸28の係合状態を解除し、ロック状態から抜け出すことができる。ロック用鉤片46と軸28とはロック手段を構成する。
以上のように構成されたコネクタは、以下のようにして使用することができる。図4〜図7を参照して説明する。上記の通り、操作部である先端部42を起こすように上方に持ち上げてレバー40を回動(第2の方向への回動)すると、図4〜図5に示すように、リブ44が鉤状片34に非接触の状態から、リブ44が鉤状片34の鉤部部分に入り込んで接触する状態となり、軸29を中心として回動する。これによって、圧接プレート30が軸28を中心に回動させられて、圧接プレート30の正面板部31が上昇する。レバー40をロック状態から引き上げて回動を続けると、圧接プレート30の正面板部31の内側にレバー40における基部41の一部が当接して回動が制止される(図6〜図8参照)。
この回動が制止された位置において、開口部51の開口が最大となる。開口部51は、圧接プレート30とベースケース10の先端部により構成される部分である。このようにリブ44と鉤状片34とは、レバー40を第2の方向へ回動させるとき開口部51を開く開口調整手段として機能する。この開口部51からフレキシブル基板3の挿入領域4が挿入される。図6、図7のそれぞれにおいて、上下に2枚示したフレキシブル基板3、3の間でフレキシブル基板3が挿入可能である。
挿入領域4に形成された切欠5に上記ボス14が挿入されることにより、フレキシブル基板3の位置決めがなされる。この状態においてレバー40をロックする方向へ回動(第1の方向への回動)すると、図4、図5に示されるように、同心円カム45が圧接プレート30を上方から下方へ押圧し、開口部51の開口が狭められる。
即ち、レバー40をロックする方向(第1の方向)へ回動してゆくと、レバー40における同心円カム45の手前に位置する平坦部47が圧接プレート30に対する押圧を開始することにより開口部51の開口が狭められる。このとき、開口調整手段としてのリブ44及び鉤状片34は、どこにも作用を及ぼさない。更なるレバー40の回動によって、図8に示す平坦部47と同心円カム45との境界である角部48が圧接プレート30を押圧する。ここから続けられるレバー40の回動によっては、同心円カム45による圧接プレート30に対する押圧が開始される。この同心円カム45による圧接プレート30に対する押圧のときには、軸29から同心円カム45の全ての部位までの距離が一定である。
以上の通り、圧接プレート30に対する押圧力が最大となった後には、別言すると、圧接プレート30を所定ストローク押圧した後には、レバー40の同心円カム45によって、押圧力が変化しない。従って、圧接プレート30がレバー40によってオーバーストロークとなるようには押圧されることがない。このため、所要の位置に圧接プレート30を位置付けた状態において、圧接プレート30とベースケース10によってフレキシブル基板3の挿入領域4を所要の圧力にて押圧して保持することができる。これにより、フレキシブル基板3の端子3aとコネクタ側端子12との接触を安定に保つことができる。そして、圧接プレート30、レバー40及びベースケース10などの、作用部の力が及ぶすべての部位に過負荷が加わることがなく、部品の損壊の虞を少なくすることができる。従って、安定して正確な測定に用いることができる。
更に、レバー40を回動してレバー40がベースケース10の凹部の蓋となるように押圧すると、ロック用鉤片46における先端の鉤部が軸28に係合し、レバー40をロック状態とすることができる。このときにも、同心円カム45による圧接プレート30に対する押圧状態となっており、押圧力は変化しない(図4)。上記のように、リブ44、鉤状片34及び同心円カム45は、圧接プレート30とレバー40との間を連絡し、上記レバー40による回動操作に応じて上記開口部51側の端部である正面板部31を上下に移動させる。
このように開口調整手段が備えられていることにより、開口部51を大きく開口させて開口部51からフレキシブル基板3の挿入領域4を挿入させることができ、フレキシブル基板3を容易に挿入でき、作業効率を向上させることができる。また、フレキシブル基板3を挿入した後には、レバー40をロック状態とする方向へ回動することにより、容易に圧接プレート30とベースケース10によってフレキシブル基板3の挿入領域4を所要の圧力にて押圧して保持することができ、フレキシブル基板3の端子3aとコネクタ側端子12との接触を安定に保つことができる。
次に図9〜図13を参照して説明する。また、上記において、開口部51からフレキシブル基板3の挿入領域4を挿入させ、レバー40をロック状態となる方向へ回動した場合には、圧接プレート30によってフレキシブル基板3の挿入領域4がベースケース10側へ押圧される。このとき、ベースケース10の底面部13には、突出片15が突出して設けられているので、突出片15に圧接した位置においてフレキシブル基板3の挿入領域4の導電部以外の位置に突出片15が食い込み、圧接プレート30の凹部38の内側へ入り込んだ部分においてフレキシブル基板3の挿入領域4が凸形状に変形(塑性変形)する。
上記のように挿入領域4は、突出片15が食い込み塑性変形が生じた状態となってレバー40がロック状態とされる。このため、フレキシブル基板3の挿入領域4がベースケース10と圧接プレート30との間でガタがない状態でしっかりと固定され、フレキシブル基板3の端子3aとコネクタ側端子12との接触を安定に保つことができる。このとき、フレキシブル基板3の挿入領域4に形成された切欠5にベースケース10の底面部13から突出しているボス14が挿入された状態であり、この構成によってフレキシブル基板3の引き抜き強度が確保される。従って、体動などによりフレキシブル基板3が振動したり引っ張られたりしても、フレキシブル基板3の端子3aとコネクタ側端子12との接触状態に影響を及ぼすことがほとんどなく、ノイズ抑制効果を高めることができる。
以上のようにしてフレキシブル基板3の端子3aとコネクタ側端子12との接触を安定に保った状態で使用した後には、フレキシブル基板3の挿入領域4において凸形状に変形した変形痕跡6が残る。このため、フレキシブル基板3が使用済みであるか未使用であるかを変形痕跡6の有無によって判定することができる。従って、次の効果も奏する。変形痕跡6の有無判定によってフレキシブル基板3について確実な衛生管理を行うことができる。また、変形痕跡6の位置が、フレキシブル基板3における挿入領域4の所定位置からズレた位置にある場合には、このときの測定が不適切であった可能性があると判定することができ、変形痕跡6の位置に基づき測定の適否を判定することが可能である。
1A コネクタ
1B コネクタ
2 ホルタ心電計
3 フレキシブル基板
3a 端子
4 挿入領域
5 切欠
6 変形痕跡
10 ベースケース
11 底面
12 コネクタ側端子
14 ボス
15 突出片
20 パッキン
30 圧接プレート
40 レバー
44 リブ
45 同心円カム
46 ロック用鉤片
51 開口部

Claims (3)

  1. ベースケースと圧接プレートを有し、端子が形成された挿入領域を有するフレキシブル基板が前記ベースケースと前記圧接プレート間に挿入されるコネクタにおいて、
    前記端子と接触するコネクタ側端子と、
    前記挿入領域の面と交差する方向で且つ前記挿入領域の導電部以外の位置に向かって突出し、先端が尖っている突出片と、
    前記挿入領域が挿入された状態において前記挿入領域と前記突出片とを圧接状態として、前記突出片を前記挿入領域の前記導電部以外の位置に食い込ませて塑性変形を生じさせ、塑性変形を生じた状態で前記フレキシブル基板の前記挿入領域を前記ベースケースと前記圧接プレート間にガタがない状態で固定する押圧手段と
    を具備することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記挿入領域に形成された切欠に挿入されるボスを有し、前記切欠は前記ボスが挿入された状態で前記フレキシブル基板の引き抜き方向の力に対抗する形状を有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記押圧手段は、挿入領域を圧接する前記圧接プレートを有し、
    この圧接プレートには、前記突出片と対向する面の対応位置に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
JP2013092852A 2013-04-25 2013-04-25 コネクタ Active JP6069085B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013092852A JP6069085B2 (ja) 2013-04-25 2013-04-25 コネクタ
CN201410158409.6A CN104124573B (zh) 2013-04-25 2014-04-18 连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013092852A JP6069085B2 (ja) 2013-04-25 2013-04-25 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014216198A JP2014216198A (ja) 2014-11-17
JP6069085B2 true JP6069085B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=51941784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013092852A Active JP6069085B2 (ja) 2013-04-25 2013-04-25 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6069085B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335265Y2 (ja) * 1973-03-27 1978-08-29
JP2526571Y2 (ja) * 1990-11-30 1997-02-19 フクダ電子株式会社 生体電極用コネクタ
JP5165841B2 (ja) * 2005-08-09 2013-03-21 フクダ電子株式会社 防水性生体電極
JP2007273417A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Fujikura Ltd フラットハーネス用コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014216198A (ja) 2014-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10181661B2 (en) Cable connector
JP5576688B2 (ja) コネクタ、カードエッジコネクタ及びそれを使用したセンサ
US8801454B2 (en) Connector guide member and electrical connector device having the same
JP5099387B2 (ja) コネクタ装置
KR101625745B1 (ko) 상호 계합 커넥터 장치
JP5660113B2 (ja) 電気コネクタ
US8305769B2 (en) Solderless electronic component or capacitor mount assembly
JP4557043B2 (ja) 押し込み操作型電子部品
US20150087178A1 (en) Electrical connector
US8344275B2 (en) Switching device
JP2013118141A (ja) 回路基板用電気コネクタ
JP2007109530A (ja) コネクタ接続構造
JP2011134460A (ja) 電線対基板コネクタ
US8425248B2 (en) Plug electrical connector with elastic latch
JP6069085B2 (ja) コネクタ
JP6133669B2 (ja) コネクタ
CN104124573B (zh) 连接器
JP6069086B2 (ja) コネクタ
US20170352996A1 (en) Connector assembly and connector assembly mounted structure
JP6319976B2 (ja) コネクタ
JP2017162641A (ja) コネクタ
JP2016136462A (ja) 電気コネクタ
KR101489491B1 (ko) 체결형 보드 커넥터
JP4042447B2 (ja) 端子装置
JP2014010950A (ja) 電気コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6069085

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250