JP6066884B2 - 改良された制御部材を備えた食品加圧調理器具 - Google Patents

改良された制御部材を備えた食品加圧調理器具 Download PDF

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Description

本発明は、食品加圧調理器具の一般的な技術分野に関し、詳細には、鍋と、ユーザによって手動で作動されるように意図された制御部材を用いることによって鍋に係止されて、実質上、気密の調理室を形成するように意図された蓋とを備える、加圧調理器タイプの家庭用器具に関し、そのような器具は、調理室内に容れられた食品を確実に蒸気加圧調理するように意図されている。
本発明は、より詳細には、食品加圧調理器具に関し、この食品加圧調理器具は、
− 鍋および鍋を気密に閉じて調理室を形成するように適合された蓋と、
− ユーザによって手動で作動されるように意図された、鍋に対する蓋の係止/係止解除を制御するための部材であって、この部材は、少なくとも1つの回転軸によって、少なくとも1つの係止解除位置と1つの係止位置との間を延びるストロークに沿って、蓋上で回転して動かせるように取り付けられ、この制御部材は、回転軸と一体的である係合手段によって、蓋に動かせるように取り付けられた係止機構に運動学的にリンクされて、制御部材の係止解除位置および係止位置に対応する係止解除位置および係止位置にこの係止機構を変位させ、蓋の係止/係止解除を確実にする、部材と、
を備える。
食品加圧調理器具は、すでに知られており、たとえばガスケットによって蓋が気密に付加される金属鍋を備え、実質上、気密の調理室を形成する。
蓋は、係止機構によって鍋に係止されるように意図されており、この係止機構は、蓋が鍋に係止される係止位置と、蓋が鍋から取外し可能な係止解除位置とを占有することができるような方式で、ユーザによって手動で作動されるように意図された制御部材の制御下にある。
従来技術でよく知られているさまざまなタイプの係止機構が存在しており、たとえば、蓋上に径方向に動かせるように取り付けられた複数の顎部を実装し、係止位置では鍋の縁周りに気密に嵌まる機構などがある。
いわゆる「セグメント式(segment base)」の係止機構もまた知られており、これは、たとえば蓋上に径方向に動かせるように取り付けられた1つまたはいくつかのバーまたはストリップによって形成され、鍋内に配置されたオリフィス内に係合して係止を確実にする。
最後に、たとえば回転式に移動可能なスターラップ(stirrup)を実装する他の係止機構が存在するが、このリストアップに限定しない。
係止機構のその係止位置とその係止解除位置との間の変位の制御は、蓋に取り付けられ、係止機構を制御することができるようにユーザによって作動されるように意図された、制御部材によって確実にされる。この制御部材のおかげで、ユーザは、たとえば顎部またはセグメントなどの係止部を、制御部材と係止/係止解除部分との間に間置された伝達機構によって、その係止位置および/または係止解除位置にもっていくことができる。
知られている装置によれば、制御部材は、少なくとも1つの回転軸によって、少なくとも1つの係止解除位置と1つの係止位置との間を延びるストロークに沿って、蓋上で回転して動かせるように取り付けられる。制御部材は、この制御部材の回転軸と一体的である係合手段によって、それ自体動かせるように蓋に取り付けられた係止機構に運動学的にリンクされ、したがって、制御部材は、係止機構を、制御部材の係止解除位置および係止位置に対応する係止解除位置および係止位置に変位させ、蓋の係止/係止解除を確実にすることが可能になる。
この装置のおかげで、ユーザは、制御部材をその係止解除位置とその係止位置との間で手動で変位させることによって、鍋に対する蓋の係止/係止解除を制御することができる。この知られている装置によれば、係合手段は、制御部材の回転軸と一体的であり、係止機構と係合し、制御部材がその係止位置からその係止解除位置に切り替わるときに係止機構を変位させる。この知られている装置によれば、器具の係止は、蓋上に位置し係止機構に関連する止め具に対する制御部材それ自体の把持部の領域の動作によって得られ、制御部材がこの止め具と接触すると、係止機構が即座にラッチ掛けされる。
この知られている装置は、全般的には満足感を与えているが、それにも関わらずさまざまな弱点に悩まされている。第1に、それには、蓋の外部分に止め具が存在することが必要であり、止め具は、一方で、蓋の製作それ自体およびその組み付けを複雑にし、他方では、汚れて閉塞される傾向がある中空の外形およびオリフィスを有する領域を作り出すことになり、そのような領域は、完全にきれいにすることは容易ではない。第2に、この装置には、係止を始動させるよう機能している制御部材の部分がまた、ユーザの把持領域である場合、ユーザによるある種のコツが必要であり、したがって、制御部材の取扱いは、ある種のコツおよびある種の集中力が必要になる。
最後に、蓋における止め具の存在それ自体が、器具の美観を全般的に損なわせ、設計の点においてさらなる制約を生じさせることが判明している。
したがって、本発明に与えられる目的は、上記で述べられたさまざまな弱点を解消し、係止/係止解除制御が特に簡単で効率的、取扱いが容易である、新規の食品加圧調理器具を提案することを狙いとする。
本発明の別の目的は、係止/係止解除制御が特にロバストである、新規の食品加圧調理器具を提案することを狙いとする。
本発明の別の目的は、係止/係止解除制御が特に良好に運動学的に平衡化され組み立てが簡易化された、新規の食品加圧調理器具を提案することを狙いとする。
本発明に与えられる目的は、食品加圧調理器具を用いることによって達成され、この食品加圧調理器具は、
− 鍋および鍋を気密に閉じて調理室を形成するように適合された蓋と、
− ユーザによって手動で作動されるように意図された、鍋に対する蓋の係止/係止解除を制御するための部材であって、前記部材は、少なくとも1つの回転軸によって、少なくとも1つの係止解除位置と1つの係止位置の間を延びるストロークに沿って蓋上で回転して動かせるように取り付けられ、前記制御部材は、回転軸と一体的である係合手段によって、蓋に動かせるように取り付けられた係止機構に運動学的にリンクされて、制御部材の係止解除位置および係止位置に対応する係止解除位置および係止位置に前記係止機構を変位させ、蓋の係止/係止解除を確実にする、部材と
を備え、
− 係止機構は、制御部材のその係止位置からその係止解除位置への変位の間およびその係止解除位置からその係止位置への変位の間、係合手段が、係止機構のその係止位置からその係止解除位置への対応する変位およびその係止解除位置からその係止位置への対応する変位を引き起こすような方式で、係合手段と協働するように適合された受入れ手段を含むことを特徴とする。
本発明の他の特徴および利点は、単に例示的であり非限定的である例として与えられた添付の図を参照して以下の説明からより完全に明らかになるであろう。
係止位置にある、本発明による食品調理器具の斜視図であり、制御部材は係止位置にあり、蓋上に折り畳まれている。 本発明の実装形態の詳細を示す、部分的に切り取られた上面斜視図である。 本発明による係止機構の実装形態の詳細を示す、部分的に切り取られた上面図である。 本発明による制御部材の実装形態の詳細を示す、部分斜視図である。 図4の図に類似する図の側面図である。 制御部材が係止解除位置にある、本発明による装置の側面図である。 制御部材が係止解除位置にある、本発明による装置の底面図である。 制御部材が中間位置にある、本発明による装置の側面図である。 制御部材が中間位置にある、本発明による装置の底面図である。 制御部材がその係止位置にあり蓋上に折り畳まれている、本発明による装置の側面図である。 制御部材がその係止位置にあり、蓋上に折り畳まれている本発明による装置の底面図である。
図(特に図1)に示された本発明による食品加圧調理器具1は、あらゆる性質の食品、特に野菜、魚または肉を、鍋2およびこの鍋2上に付加される蓋3によって形成された、実質上、気密な調理室内で、大気圧より高い圧力レベルで調理することを確実にするように意図されている。
本発明による器具1は概して、加圧調理器などの家庭用器具であるが、本発明は、それにもかかわらずその範囲から逸脱することなく、プロタイプまたはセミプロタイプの器具に適用され得ることが理解されよう。
知られているように、本発明による器具1は、有利には、一体的なまたは外部の加熱供給源の影響下で圧力上昇するように設計されており、好ましくは加圧調理器である。
また、従来、鍋2は調理容器を形成し、有利には軸X−X’周りの回転対称を有し、この軸は、器具が通常作動にあるとき、すなわち水平の平面上に載置しているときの器具の垂直方向をいう。こうして定義づけされた「軸方向」の参照は、本説明の以下において、軸X−X’に向かう内部径方向またはこの軸から離れる外部径方向であることができる「径方向」の反対として使用される。
鍋2は、ステンレス鋼などの金属材料から製造され、底部4が設けられ、この底部は、良好な熱伝導体であり、当業者によってよく知られている任意の適切な技法によって、たとえば熱間圧造によって鍋2に締め付けられ、鍋2の壁2Aは、この底部4から実質上、垂直に立ち上がっている。
図1に示されるように、鍋2はまた、有利には、ハンドルなどの把持部材5を備えることもでき、この把持部材5は、好ましくは2つであり、たとえばリベット打ちもしくはねじ込み、または任意の適切な手段によって、鍋2の壁2A上に好ましくは直径方向において反対の位置で締め付けられる。
本発明による器具1の蓋3は鍋2の形状と嵌まり合う形状を有し、それにより、蓋3は鍋2に付加されて鍋2を実質上、気密に閉じ、調理室を形成することができる。
よく知られているように、蓋3には、たとえばエラストマー材料の環状ガスケット(図には示されず)が設けられ、この環状ガスケットは、鍋2の上側縁に支えられるように意図され、それによって、実質上、気密な閉鎖をもたらして器具の圧力上昇を可能にする。
図1および図2に示されるように、調理器具1は、有利には加圧調理器であり、その鍋2は円筒状であり、全体的に円盤状の蓋3は円形であるが、本発明の意味内において、本発明による器具1は任意の他の形状、特に楕円形のものであってもよいことが理解されよう。
図に示されるように、本発明による食品加圧調理器具1はまた、係止機構9も含み、この係止機構は、蓋3上に動かせるように取り付けられ、鍋2に対する蓋3の係止/係止解除を確実にするように意図されている。
本特許出願の導入部で示されたように、係止機構は、当業者によってよく知られているものであり、さまざまなタイプのものとすることができる。
図に示された例では、係止機構9は、単に例示的かつ非限定的な例として、少なくとも1つの、好ましくは2つの係止顎部10を含み、この係止顎部は、係止位置(図1)と、蓋3が取り外され得るように顎部10が鍋2から径方向に離間された(図1の簡単な破線によって示された)係止解除位置との間を蓋3上で径方向に動かせるように取り付けられる。
示されるように、係止顎部10は、慣用的には、U字形の断面の円弧状セグメントの形態であり、それにより、これらは、その係止位置では、鍋2の上側縁周りに嵌まって係止を確実にすることができる。
係止機構9はまた、一方の端部が各々の顎部10に、および蓋3の中心に向かって位置する他方の端部9Cが制御係止部11に連結された駆動アーム9Aも備え、制御係止部11もまた、蓋3上に好ましくは径方向Rに従って並進するように取り付けられ(内部径方向または外部径方向における2方向変位を含む)、径方向Rは、顎部10の変位の径方向M(この方向Mは、内部径方向または外部径方向における2方向変位を含む)に直交する。図示されるように、係止部11は、実質上、平面的なプレートによって形成され得る。また、図1および図2で示されるように、蓋3の上面には、駆動アーム9Aならびに係止部11および運動学的リンクを有する関連部分をそれぞれ覆うためのたとえば横材12および中央ディスク13を含む、たとえばプラスチック材料ベースのカバーが設けられ得る。
各々の駆動アーム9Aの端部9Cにはスタッド9Dが設けられ、このスタッドは、制御係止部11の厚さを貫通して設けられた適切な形状の案内開口部11A内に挿入されそこで変位されることによって、制御係止部11との運動学的リンクを確実にするように意図されている。この取付けのおかげで、制御係止部11の方向Rに沿った変位または停止は、駆動アーム9A、したがって、顎部10の方向Mに沿った変位を制御し、すなわち変位させまたは遮る。図示された好ましい変形形態によれば、本発明による器具は、各々の駆動アーム9Aに関連付けられた2つの対称の開口部11Aを含む。
食品加圧調理器具1はまた、ユーザによって手動で作動されるように意図された、鍋2上での蓋3の係止/係止解除を制御するための部材15も備え、この部材15は、少なくとも1つの回転軸Y−Y’によって、少なくとも1つの係止解除位置と1つの係止位置(図1)との間を延びるストロークに沿って蓋上3で回転して動かせるように取り付けられ、この制御部材15は、回転軸Y−Y’と一体的である係合手段20によって係止機構9に運動学的にリンクされて、制御部材15の係止解除位置および係止位置に対応する係止解除位置および係止位置にこの係止機構9を変位させ、蓋3の係止/係止解除を確実にする。この構成によれば、制御部材15は、係止機構9と相互作用しかつそれに対して作用するように、蓋3上に動かせるように取り付けられて、係止機構9を変位させ蓋3の係止/係止解除を確実にする。
図に示された好ましい実施形態では、制御部材15は、蓋3上で回転軸Y−Y’の周りを回転するように取り付けられたレバーの形態で作製され、それにより、これは枢動することができる。有利には、制御部材15は、蓋3の実質***部分内に、蓋3および器具1の回転軸X−X’と実質上直交する軸Y−Y’の周りを回転するように取り付けられる。図に示された好ましいバージョンによれば、制御部材15は、回転軸Y−Y’として、かつ蓋3との連結部として作用する2つの半軸17で終端された、把持部分を形成する全体的に半円形状のハンドルを備えたアーチ16によって構成されたレバーである。
そのようにして、制御部材15は、有利には2つの半軸17で形成された回転軸Y−Y’によって蓋3上で回転するように取り付けられる。
図に示された本発明の好ましいバージョンによれば、アーチ16は、係止部11によって駆動アーム9Aに運動学的にリンクされ、この係止部は、有利には、アーチ16の下方に配置された制御プレートによって形成され、蓋3と一体的であるプレートレット23上で方向Rに沿って並進するように取り付けられる。
本発明の重要な特徴によれば、係止機構9は、制御部材15のその係止位置からその係止解除位置へおよびその係止解除位置からその係止位置への変位の間、係合手段20が係止機構9のその係止位置からその係止解除位置へおよびその係止解除位置からその係止位置への対応する変位を引き起こすような方式で、係合手段20と協働するように適合された受入れ手段30を含む。そのようにして、制御部材15のその軸Y−Y’周りの枢動は、係合手段20が、2つの枢動方向で、すなわち器具の係止に対応する方向および器具の係止解除に対応する方向で受入れ手段30と協働し係合することを可能にする。
本発明によれば、また有利には、係合手段20は、制御部材15上の同じ場所に位置しており、それによって単一領域内に局所化されて非分離の係合手段20を形成し、すなわち係止および係止解除の両方を確実にすることを可能にする。
したがって、提案された組立体は、器具の係止/係止解除作動の完璧な制御を、同じ部分、すなわち制御部材15上の同じ場所に位置する係合手段20によって行うことを可能にし、一方で補完的手段、すなわち係止機構9内で運動学的リンクを作り出すこと可能にする受入れ手段30もまた、同じ領域内で回転軸Y−Y’の高さに位置している。
本発明の特に有利なバージョンによれば、係合手段20は、回転軸Y−Y’と一体的に、制御部材15の端部に向かって、たとえば軸Y−Y’を取り囲む環状リング22によって取り付けられたカム21によって形成される。
図示されるように、カム21は楕円形状であり、回転軸Y−Y’に沿ってそこから離れたところで延びる。より正確には、カム21は、軸Y−Y’から離れたところで延び、この軸Y−Y’に平行でありこれと同じ方向のものであり、制御部材15の軸Y−Y’周りの回転の間、受入れ手段30と係合できるような適切な距離で位置している。
本発明によれば、受入れ手段30は、制御部材15の回転の間、係合手段20によって係合され得るように制御部材15の近傍に配置された少なくとも1つのラグ31によって形成される。
特に有利な方式では、受入れ手段30は、2つのラグ31、32、それぞれ係止ラグ31および係止解除ラグ32を備える。故に、係止ラグ31は、カム21によって係合されて器具の係止を確実にするように意図されており、一方で係止解除ラグ32は、制御部材15が器具の係止解除を得るために必要とされる方向に回転されたとき、カム21によって係合されるように意図される。
実際には、ラグ31、32は、たとえば制御係止部11の上面から延びる、たとえば制御係止部11の材料との一体品である垂直の止め具を形成する。これらは、制御係止部11上の、制御部材15の回転軸Y−Y’周りの回転の間カム21によってこれらが係合され得る領域内に配置される。
作動手段20および受入れ手段30は、故に、これらがそれぞれ接触しながら移動するとき、係止および係止解除の両方の制御を実行する。正確な領域、すなわち制御部材15上およびその下方の同じ領域内に位置しているため、システムのサイズが特に低減される。
故に、本発明によれば、係止機構9は、制御部材15の下方、特にアーチ16の下方を延びる制御係止部11を含み、この制御係止部11は、径方向Rに沿って移動して係止/係止解除を確実にすることができるように取り付けられ、ラグ31、32は、制御係止部11と一体的であり、係合手段20、この場合はカム21によって係合され得るようにこの制御係止部11から突出している。
作製を容易にし、サイズを低減する特定の構造的構成によれば、ラグ31、32、この場合は係止ラグ31および係止解除ラグ32は、径方向Rに対して互いに対してずらされている。実際、図4に示されるように、係止ラグ31は、これに関連付けられた係止解除ラグ32に対して距離「d」だけずらされている。換言すれば、この好ましい変形形態によれば、ラグ31、32は方向Rに対して位置合わせされていない。
別の特定の構造的構成によれば、カム21は、有利には、少なくとも2つの異なる断面、この場合は係止セクションと称され、たとえば三角断面のものである小サイズのセクション41と、係止解除セクションと称され、たとえば円形の大サイズのセクション42とを有する楕円部分の形態である。この変形形態によれば、係止セクション41は、対応する係止ラグ31と係合するように意図され、一方で係止解除セクション42は、対応する係止解除ラグ32と係合するように意図される。これらの構造的特徴は、省スペースおよびユニットの良好なロバスト性を得ることを可能にする。
図に示された好ましいバージョンでは、アーチ16は、2つの係止顎部10を備える係止機構9の変位の方向Mと平行であり同じ方向のものである2つの半軸17によって蓋上に連接され、各々の半軸17には係合カム21が設けられ、各々の係合カム21は、アーチ16の回転方向に従って、係止ラグ31または係止解除ラグ32と係合するように意図されており、係止ラグ31および係止解除ラグ32は、制御係止部11と一体的であり、制御係止部11は、一方では、アーチ16の回転動作の下、係止機構9の変位の方向Mに直交する方向に沿って移動するように取り付けられ、他方では、ラグ31、32に対するカム20の動作によって発生した変位を係止顎部10に付与するように取り付けられる。
装置の作動は以下の通りである。
図6および図7に示す係止解除位置では、制御部材15、この場合アーチ16は係止解除位置にあり、有利には実質上垂直であり、カム20は、係止解除ラグ32に対して柔軟にまたは緩く支えられているだけである。図7では、駆動アーム9Aのスタッド9Dが、駆動アーム9Aの2つの端部9C間に間置された、顎部10のその係止位置に向かう戻し位置を確実にするらせんばねなどの戻り手段45(図3)に対して、安定的な係止解除位置を得ることを可能にするハードポイントを形成する、案内開口部11Aの1つの端部に位置することが見られ得る。
ユーザは、器具を係止することを望むとき、アーチ16を把持しこれを矢印Aに沿って回転させる(図8)。アーチ16の回転の間、およびデッドストローク後、カム20は受入れ手段30、この場合は係止ラグ31と係合し、それにより、矢印Bに沿った並進移動が、制御係止部11に付与される。図9に示されるように、制御係止部11のこの並進移動の結果、駆動アーム9A、したがって、関連付けられた顎部10の外部径方向に従った変位が開始され、スタッド9Dは、その停止位置を離れ、案内開口部11A内の中間位置にある。
図10に示されるように、アーチ16が、その係止位置、好ましくは蓋3の延長上の平均平面に実質上平行であり、したがって、いわゆる「折り畳まれた」位置に到達したとき、最終的かつ決定的な係止位置に到達しており、戻り手段45は、係止顎部10をその安定的な係止位置に自動的かつ自然に導いており、スタッド9Dは、案内開口部11Aの他方の端部において停止位置にある。係止位置では、カム20は、有利には、係止解除ラグ32に対して緩く支えられる位置にある。
ユーザは、器具の係止解除を望む場合、上記で説明された作動とは逆に操作し、回転によってアーチ16をその折り畳まれた位置からその垂直の位置に切り替える。この回転の間、カム20は、受入れ手段30と係合するようになり、それによって方向Rに従った制御係止部11の逆並進を発生させ、それにより、係止顎部10は、方向Mに沿ってその係止解除位置に向かって並進する。
したがって、本発明は、器具の開閉の特に正確でロバストな平衡化された制御を得ることを可能にし、制御に必要とされる部分全体は、制御部材15下方に位置する中央の縮小領域内に配置される。

Claims (11)

  1. 鍋(2)および前記鍋(2)を気密に閉じて調理室を形成するように適合された蓋(3)と、
    ユーザによって手動で作動されるように意図された、前記鍋(2)における前記蓋(3)の係止/係止解除を制御するための部材(15)であって、前記部材(15)が、少なくとも1つの回転軸によって、少なくとも1つの係止解除位置と1つの係止位置との間を延びるストロークに沿って前記蓋(3)上で回転して動かせるように取り付けられ、前記制御部材(15)は、前記回転軸と一体的である係合手段(20)によって、前記蓋(3)に動かせるように取り付けられた係機構(9)に運動学的にリンクされて、前記制御部材(15)の係止解除位置および係止位置に対応する係止解除位置および係止位置に前記係止機構(9)を変位させ、前記蓋(3)の係止/係止解除を確実にする、部材と
    を備える、食品加圧調理器具(1)において、
    前記係止機構(9)は、前記制御部材(15)のその係止位置からその係止解除位置へおよびその係止解除位置からその係止位置への変位の間、係合手段(20)が、前記係止機構(9)のその係止位置からその係止解除位置へおよびその係止解除位置からその係止位置への対応する変位を引き起こすような方式で、前記係合手段(20)と協働するように適合された受入れ手段(30)を含み、
    前記係合手段(20)は、前記制御部材(15)上の同じ場所に位置することを特徴とする器具(1)。
  2. 前記係合手段(20)は、前記回転軸(Y−Y’)と一体的に、前記制御部材(15)の端部に向かって取り付けられたカム(21)によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の器具(1)。
  3. 前記カム(21)は、前記回転軸(Y−Y’)に沿って延在し、かつ前記回転軸(Y−Y’)から離れるように延出していることを特徴とする請求項に記載の器具(1)。
  4. 前記受入れ手段(30)は、前記制御部材(15)の回転の間、前記制御手段(20)によって係合され得るように前記制御部材(15)の近傍に配置された少なくとも1つのラグ(31)によって形成されることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の器具(1)。
  5. 前記受入れ手段(30)は、2つのラグ(31、32)、それぞれ係止ラグ(31)および係止解除ラグ(32)を備えることを特徴とする請求項に記載の器具(1)。
  6. 前記係止機構(9)は、前記制御部材(15)の下方を延び、径方向Rに沿って移動して係止/係止解除を確実にすることができるように取り付けられた制御係止部(11)を含み、前記ラグ(31、32)は、前記制御係止部(11)と一体的であり、前記係合手段によって係合され得るように前記制御係止部(11)から突出することを特徴とする請求項5に記載の器具(1)。
  7. 前記係止ラグ(31)および係止解除ラグ(32)は、前記径方向Rに対して互いに対してずらされていることを特徴とする請求項6に記載の器具(1)。
  8. 前記制御部材(15)はレバーであることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の器具(1)。
  9. 前記レバーはアーチ(16)であることを特徴とする請求項に記載の器具(1)。
  10. 前記アーチ(16)は、2つの係止顎部(10)を備える前記係止機構(9)の変位の軸と平行である2つの半軸(17)によって前記蓋(3)上に連接され、各々の半軸(17)には前記係合カム(21)が設けられ、各々の係合カム(21)は、前記アーチ(16)の回転方向に従って、前記係止ラグ(31)または前記係止解除ラグ(32)と係合するように意図されており、前記係止ラグ(31)および前記係止解除ラグ(32)は、前記制御係止部(11)と一体的であり、前記制御係止部(11)は、一方では、前記アーチ(16)の前記回転動作の下、前記係止機構(9)の変位の方向Mに直交する方向に沿って移動するように取り付けられ、他方では、前記ラグに対する前記カム(21)の前記動作によって発生した変位を前記係止顎部(10)に付与するように取り付けられることを特徴とする請求項6および9のいずれか一項に記載の器具(1)。
  11. 家庭用加圧調理器であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の器具(1)。
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