JP6066561B2 - 映像処理装置、映像処理方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、映像処理装置、映像処理方法およびプログラムに関する。特にフレーム間予測符号化を用いた動画データの映像処理技術に関する。
近年、インターネットなどIP(Internet Protocol)ネットワークを利用した映像配信システムが増加してきている。映像配信システムは、例えば、スキー場や動物園の状況を配信するインターネットサイトに採用されており、他にも店舗・ビル監視などにもネットワークを利用した映像配信システムが採用されている。
このような映像配信システムでは、H.264のようなフレーム間予測符号化を用いて高画質でデータ量の少ない映像を配信・蓄積するケースが増えている。フレーム間予測符号化では、完全な映像フレームを構成するのに必要な映像情報を有するフレーム内符号化フレーム(Iフレーム)と予測画像との差分の映像情報を有するフレーム間符号化フレーム(P、Bフレーム)とが用いられる。以下、フレーム内符号化フレームを独立フレームとし、フレーム間符号化フレームを従属フレームとして説明する。
一般的に従属フレームには元となる独立フレームが必要となり、映像データは1つの独立フレームに対して複数の従属フレームから構成される。独立フレームおよび従属フレームのグループはGOP(Group Of Picture)と呼ばれる。一般的に独立フレームは完全な映像情報を含むため従属フレームと比較してデータ量が多い。このため、画質を重視する場合は独立フレームの比率を高め、映像データの圧縮効率を重視する場合は従属フレームの比率が高められる。従来、Pフレームのような従属フレームが連続する場合は直前の従属フレームも必要となるため、途中の従属フレームが何等かの理由により生成できなかった場合は、次の独立フレームが生成されるまで再生できなかった。例えば、特許文献1では、データ受信装置がパケット落ちを検出すると、データ送信装置に独立フレームの挿入を要求する技術が開示されている。
特表2006−508574号公報
複数の符号化処理を同時に行い、さらに多数の他装置に映像配信するネットワークカメラ等の装置においては、映像フレームを生成する段階で映像フレーム落ちが発生する。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、受信装置からの独立フレームの挿入要求を待たなければ独立フレームを挿入できなかった。また、連続で独立フレームの要求が発生するような場合、データ量が多い独立フレームを連続で生成することになり、逆に送信処理の負荷や、ネットワークの負荷を高めることになっていた。
本発明は、処理負荷が高くて映像フレームを全て生成できない状況でも、受信装置からの独立フレームの挿入要求を待つことなく独立フレームを挿入し、映像再生できない時間を低減する映像処理技術を提供することを目的とする。
あるいは、本発明は、映像フレーム落ちが連続で発生する状況でも、連続で独立フレームを生成せずに、送信処理の負荷やネットワークの負荷を軽減することが可能な映像処理技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の一つの側面に係る映像処理装置は、映像データを符号化して受信装置へと送信する映像処理装置であって、
所定の時間ごとに行うフレーム内符号化処理またはフレーム間符号化処理により前記映像データを符号化して符号化映像データを生成する符号化処理手段と、
前記受信装置へと送信される前の符号化映像データが欠落した場合、前記フレーム内符号化処理による符号化映像データを、前記符号化処理手段に生成させる管理手段と、を有し、
前記符号化映像データのフレームには、当該フレームのフレーム番号を識別するための識別情報が付与されており、
前記管理手段は、前記フレーム番号に基づいて、前記符号化映像データにおける第1のフレームと、前記第1のフレームよりも後に前記符号化処理手段によって符号化された第2のフレームとが不連続となるか判定し、不連続となると判定した場合に、前記符号化映像データが欠落したと判断することを特徴とする。
本発明によれば、処理負荷が高くて映像フレームを全て生成できない状況でも、受信装置からの独立フレームの挿入要求を待つことなく独立フレームを挿入し、映像再生できない時間を低減することが可能になる。
あるいは、本発明によれば、映像フレーム落ちが連続で発生する状況でも、連続で独立フレームを生成せずに、送信処理の負荷やネットワークの負荷を軽減することが可能になる。
カメラサーバのソフトウェア構成を示す図。 実施形態に係る映像処理システムの構成を示す図。 カメラサーバのハードウェア構成を示す図。 フレーム落ちした映像フレームを例示的に示す図。 第1実施例に係る映像処理装置の処理の流れを示す図。 第2実施例に係る映像処理装置の処理の流れを示す図。 第3実施例に係る映像処理装置の処理の流れを示す図。 第4実施例に係る映像処理装置の処理の流れを示す図。
本発明の実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図2は本発明の実施形態に係る映像処理システムの構成を示す図である。カメラサーバ200およびクライアント220がネットワーク230を介して相互に接続されている。カメラサーバ200は撮像装置(カメラ)を備えており、カメラの撮影画角は可変もしくは固定されている。カメラサーバ200はカメラによって撮影された画像データをネットワーク230を介して配信することが可能である。クライアント220はカメラサーバ200にアクセスし、画像データを取得することが可能である。カメラサーバ200の詳細については後述する。
なお、説明の簡略化のために映像処理システムを構成するカメラサーバは1台としているが、映像処理システムは複数台のカメラサーバを有してもよい。
また、クライアント220以外にもカメラサーバ200にアクセスして画像データの受信や蓄積を行う他のクライアントがあっても構わない。
ネットワーク230はEthernet(登録商標) 等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成される。本発明の実施形態においては各サーバ・クライアント間の通信が支障なく行えるものであればその通信規格、規模、構成を問わない。ネットワーク230は、例えば、インターネットからLAN(Local Area Network)にまで適用可能である。
図3はカメラサーバ200のハードウェア構成を示す図である。CPU300、1次記憶部310、2次記憶部320、画像キャプチャインタフェース(I/F)330、およびネットワークインタフェース(I/F)360は内部バス301を介して相互に接続されている。
1次記憶部310は、例えば、RAMに代表される書き込み可能な高速の記憶部で、OSや各種プログラム及び各種データがロードされ、またOSや各種プログラムの作業領域としても使用される。2次記憶部320は、例えば、FDDやHDD、フラッシュメモリ、CD-ROMドライブ等に代表される不揮発性を持った記憶部である。2次記憶部320はOSや各種プログラム及び各種データの永続的な記憶領域として使用される他に、短期的な各種データの記憶領域としても使用される。カメラサーバ200の1次記憶部310および2次記憶部320に記憶される各種プログラム等の詳細については後述する。
画像キャプチャインタフェース330にはカメラ370が接続され、画像キャプチャインタフェース330は、カメラ370によって撮像された映像データ(画像データ)を所定のフォーマットに変換・圧縮して1次記憶部310に転送する。ネットワークインタフェース360はネットワーク230と接続するためのインタフェースであり、Ethernet等の通信媒体を介してクライアント220等との通信を担う。
図1は、カメラサーバ200のソフトウェアの構成を示す図である。1次記憶部310上に、OS100、撮像処理プログラム110、符号化処理プログラム111、映像管理プログラム112、及び配信処理プログラム114がロードされる。図3に示すハードウェア構成の下に各プログラムを実行させることで、各プログラムの処理に対応した処理機能を有するカメラサーバ200が構成される。
OS100はカメラサーバ200の全体を制御する基本プログラムである。撮像処理プログラム110はカメラ370で撮像された映像データを画像キャプチャインタフェース330経由で取得し、符号化処理プログラム111に送信する。符号化処理プログラム111は、撮像処理プログラム110から送信された映像データを受信して、予め指定されたフレーム間予測符号化設定に従い、映像フレーム(独立フレーム、または従属フレーム)を生成する。
符号化処理プログラム111は、フレーム間予測符号化設定に従い一定の時間ごとに行うフレーム内符号化処理または時間内に複数回行うフレーム間符号化処理により映像データを符号化した映像フレームを生成する。符号化処理プログラム111は、フレーム内符号化により完全な映像フレームを構成するのに必要な映像情報を有する独立フレーム(Iフレーム)、フレーム間符号化により予測画像との差分の映像情報を有する従属フレーム(P、Bフレーム)を生成する。このとき、映像管理プログラム112からの要求があった場合は独立フレームを生成する。生成された映像フレームは1次記憶部310に保存される。映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111によって生成された映像フレーム間が連続かどうかを確認し、連続の場合は配信処理プログラム114に映像フレームの送信処理を要求する。映像フレーム間が連続でない場合、映像管理プログラム112は、符号化処理プログラム111に独立フレームを要求する。配信処理プログラム114は、クライアント220からのリクエスト(画像取得要求)に応じて、1次記憶部310に保存されている映像フレームを所定のフォーマットで配信する。この際、配信処理プログラム114はネットワークインタフェース360を制御して、ネットワーク230(通信媒体)を介して各種クライアントへ映像フレームを配信する。各プログラム同士の連携は、必要に応じてOS100が提供する機能を用いることとする。
図4は、フレーム落ちした映像フレームを例示的に示す図である。図4(a)は、独立フレームを挿入しなかった場合の映像フレームの例である。映像フレーム400は独立フレーム(Iフレーム)を示し、次に生成された映像フレーム401は映像フレーム400の従属フレーム(Pフレーム)であることを示している。映像フレーム402〜407は、それぞれが直前のフレームの従属フレーム(Pフレーム)であることを示している。
映像フレーム408は、独立フレーム(Iフレーム)であり、映像フレーム407の次の映像データが独立フレームとして符号化されたことを示している。映像フレーム409は映像フレーム408の従属フレーム(Pフレーム)であることを示している。図4(a)におけるGOPは、映像フレーム400〜407の8フレームである。また、図4(a)では、映像フレーム402が、処理能力不足等の何等か理由により生成できなかったことを示している。この場合、映像フレーム402に続く映像フレーム403〜407は映像フレーム402がないと再生できない。このため、期間T410は映像フレームの欠落がないため再生可能期間となり、期間T411は映像フレーム402の欠落により再生不可期間となる。映像フレーム408および映像フレーム409以降の映像フレームの期間T412は、映像フレームの欠落がないため再生可能期間となる。
図4(a)ではGOPは8フレーム単位として説明したが、LongGOPと呼ばれるような1GOPに含まれるフレーム数が多くなるような状況では、再生できない期間はさらに長くなる。例えば、GOP単位が30fpsで5秒だと150フレーム、60fpsで60秒だと3600フレームとなり、フレーム落ちするタイミングによってはかなりの長期間、再生できない時間帯ができてしまう。
図4(b)は、独立フレームを挿入した場合の映像フレームの例である。映像フレーム450〜459は、図4(a)の映像フレーム400〜409に相当している。また、映像フレーム452がフレーム落ちし、それを検出して映像フレーム454に独立フレーム(Iフレーム)を挿入したことを示している。図4(a)と同様に、期間T460は再生可能期間、期間T461は再生不可期間、期間T462は再生可能期間を示しており、再生不可期間は期間T411から期間T461へと短縮されていることが分かる。
(第1実施例)
本発明の第1実施例に係る映像処理装置(カメラサーバ200)の処理の流れを図5のフローチャートを用いて説明する。映像管理プログラム112は、映像処理装置(カメラサーバ200)の電源投入、またはクライアント220からの画像取得要求を受け付けた配信処理プログラム114より起動される。
ステップS501において、起動された映像管理プログラム112は、まず内部状態を独立フレーム待ちに設定する。
次に、ステップS502において、映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111によって映像フレームが生成されるのを待つ。ここで、映像フレームには、符号化された映像情報と、映像フレームの連続性を判定するための情報として連続で増加するフレーム番号と、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための情報(識別情報)とが含まれるものとする。
ステップS504において、符号化処理プログラム111によって映像フレームが生成されると、映像管理プログラム112は現在の内部状態の設定を判定する。内部状態の設定が次フレーム待ちの場合、処理をステップS520に進める。一方、内部状態の設定が独立フレーム待ちの場合、処理をステップS510に進める。
ステップS510において、映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111によって生成された映像フレームが独立フレームかどうかを映像フレームに含まれる識別情報に基づいて判断する。生成された映像フレームが独立フレームの場合(S510−Yes)、映像管理プログラム112は配信処理プログラム114に映像配信を要求する(ステップS511)。映像管理プログラム112は生成された映像フレーム(映像情報、フレーム番号、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための識別情報)を1次記憶部310に保存する(ステップS512)。そして、映像管理プログラム112は独立フレーム待ちの内部状態の設定を次フレーム待ち(従属フレーム待ち)の内部状態に設定して(ステップS513)、次の映像フレーム待ちの処理(ステップS502)に戻す。
一方、ステップS510の判定において、映像フレームが独立フレームではない場合(S510−No)、何もせずに次の映像フレーム待ちの処理(ステップS502)に戻す。
ステップS504の判定処理において、内部状態の設定が次フレーム待ちであった場合、映像管理プログラム112は処理をステップS520に進める。映像管理プログラム112は生成された映像フレームのフレーム番号が保存されているフレーム番号(N:自然数)の次の映像フレームを示すフレーム番号(N+1)であるかどうかを両者の比較により判定する(ステップS520)。生成された映像フレームのフレーム番号が次の映像フレームを示すフレーム番号であった場合(S520−Yes)、映像管理プログラム112は配信処理プログラム114に映像配信を要求する(ステップS521)。映像管理プログラム112は生成された映像フレーム(映像情報、フレーム番号、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための識別情報)を1次記憶部310に保存する(ステップS522)。
フレーム番号の連続性の判定処理(ステップS520)で、新たに生成された映像フレームのフレーム番号が既に保存されている映像フレームのフレーム番号に対して不連続となる場合、処理はステップS523に進められる。ここで、映像管理プログラム112は映像フレームの不連続を検出した場合、ユーザに通知して、符号化処理プログラム111に対して設定されているフレーム間予測符号化設定の変更を促すことも可能である。
ステップS523において、映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111に設定されている、定期的にフレーム内符号化を行う間隔(独立フレームの間隔:GOP間隔)が所定の閾値時間以上(例えば、1秒以上)かどうかを判定する。独立フレームの間隔(GOP間隔)が閾値時間以上(1秒以上)の場合(S523−Yes)、映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111に独立フレームの生成を要求する(ステップS524)。符号化処理プログラム111は、映像管理プログラム112からの要求に応じて、次に生成する映像フレームとして独立フレームを生成する。そして、ステップS525において、映像管理プログラム112は次フレーム待ちの内部状態の設定を独立フレーム待ちの内部状態に設定する。
一方、ステップS523の判定処理で、独立フレームの間隔(GOP間隔)が閾値時間未満(例えば、1秒未満)の場合(S523−No)、何もせず映像フレーム待ちの処理に戻る(ステップS502)。すなわち、フレーム間が不連続となった場合でも、独立フレームの間隔(GOP間隔)が閾値時間未満に設定されている場合、次の独立フレームを前の独立フレームが生成されてからGOP間隔が経過した時に生成させる。一方、GOP間隔が閾値時間以上に設定されている場合、次の独立フレームを前の独立フレームが生成されてからGOP間隔が経過する前に生成させる。本実施例では、ステップS523における閾値時間を例示的に1秒としたが、本発明の趣旨はこの例に限定されるものではなく、閾値時間として任意の時間を設定することは可能である。一般的に独立フレームの間隔(GOP間隔)は0.5秒程度から数十秒であることが多い。また、独立フレームの間隔(GOP間隔)が常に閾値時間以上の値をとるような場合、ステップS523の判定処理を行わず、ステップS524の処理を直接行ってもよい。本実施例では、映像管理プログラム112が独立フレームの間隔(GOP間隔)を判定したが、符号化処理プログラム111が独立フレームの挿入要求を受信した際に判定してもよい。
本実施例によれば、映像フレームに含まれるフレーム番号が非連続になったことを検出し、独立フレームを挿入することで、再生できない期間を短縮することができる。
(第2実施例)
本発明の第2実施例に係る映像処理装置(カメラサーバ200)の処理の流れを図6のフローチャートを用いて説明する。映像管理プログラム112は、映像処理装置(カメラサーバ200)の電源投入、またはクライアント220からの画像取得要求を受け付けた配信処理プログラム114より起動される。
起動された映像管理プログラム112は、まず内部状態を独立フレーム待ちに設定する(S601)。
次に、映像管理プログラム112は、映像フレームの生成処理が間に合わなかったと判断するためのタイムアウト時間(処理時間)を指定して、符号化処理プログラム111によって映像フレームが生成されるのを待つ(ステップS602)。映像管理プログラム112は、符号化処理プログラムの処理が指定されたタイムアウト時間(処理時間)の間に完了するか否かを判定し、符号化処理プログラムの処理が完了しない場合、フレーム間は不連続になると判定する。ここで、映像フレームには、符号化された映像情報と、映像フレームの連続性を判定するための情報として連続で増加するフレーム番号と、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための情報(識別情報)とが含まれる。
ステップS603において、映像管理プログラム112は、先のステップS602の処理でタイムアウトとなったか、または符号化処理プログラム111からのエラー通知を受信していないかどうかを判定する。タイムアウト、またはエラー通知であった場合(S603−Yes)、映像管理プログラム112は、符号化処理プログラム111に独立フレームの生成を要求する(ステップS630)。符号化処理プログラム111は、映像管理プログラム112からの要求に応じて、次に生成する映像フレームとして独立フレームを生成する。
ステップS631において、映像管理プログラム112は内部状態の設定を独立フレーム待ちの内部状態に設定して、次の映像フレーム待ちの処理(ステップS602)に戻す。
一方、ステップS603の判定処理で、タイムアウトまたはエラー通知ではなく、映像フレームが生成された場合(S603−No)、映像管理プログラム112は現在の内部状態の設定を判定する(ステップS604)。内部状態の設定が次フレーム待ちの場合、処理をステップS620に進める。一方、内部状態の設定が独立フレーム待ちの場合、処理をステップS610に進める。
ステップS610において、映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111によって生成された映像フレームが独立フレームかどうかを映像フレームに含まれる識別情報に基づいて判断する。生成された映像フレームが独立フレームの場合(S610−Yes)、映像管理プログラム112は配信処理プログラム114に映像配信を要求する(ステップS611)。映像管理プログラム112は生成された映像フレーム(映像情報、フレーム番号、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための識別情報)を1次記憶部310に保存する(ステップS612)。そして、映像管理プログラム112は独立フレーム待ちの内部状態の設定を次フレーム待ちの内部状態に設定して(ステップS613)、映像フレーム待ちの処理(ステップS602)に戻す。
一方、ステップS610の判定において、映像フレームが独立フレームではない場合(S610−No)、何もせずに映像フレーム待ちの処理(ステップS602)に戻す。
ステップS604の判定処理において、内部状態の設定が次フレーム待ちであった場合、映像管理プログラム112は処理をステップS620に進める。映像管理プログラム112は生成された映像フレームのフレーム番号が、既に保存されているフレーム番号(N:自然数)の次の映像フレームを示すフレーム番号(N+1)であるかどうかを判定する(ステップS620)。生成された映像フレームのフレーム番号が次の映像フレームを示すフレーム番号であった場合(S620−Yes)、映像管理プログラム112は配信処理プログラム114に映像配信を要求する(ステップS621)。映像管理プログラム112は生成された映像フレーム(映像情報、フレーム番号、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための識別情報)を1次記憶部310に保存する(ステップS622)。
フレーム番号の連続性の判定処理(ステップS620)で、新たに生成された映像フレームのフレーム番号が既に保存されている映像フレームのフレーム番号に対して不連続となる場合、処理はステップS623に進められる。ここで、映像管理プログラム112は映像フレームの不連続を検出した場合、ユーザに通知して、符号化処理プログラム111に対して設定されているフレーム間予測符号化設定の変更を促すことも可能である。
ステップS623において、映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111に独立フレームの生成を要求する。符号化処理プログラム111は、映像管理プログラム112からの要求に応じて、次に生成する映像フレームとして独立フレームを生成する。そして、ステップS624において、映像管理プログラム112は内部状態の設定を独立フレーム待ちに設定して、映像フレーム待ちの処理(ステップS602)に戻す。
本実施例では、第1実施例で説明した独立フレームの間隔のチェック処理(ステップS523)を省略しているが、ステップS523のチェック処理をステップS623の前、ステップS630の前に追加することも可能である。
一定時間映像フレームが生成されない場合、または符号化処理におけるエラーを検出することにより映像フレームが非連続になったことを検出し、独立フレームを挿入することで、再生できない期間を短縮することができる。
(第3実施例)
本発明の第3実施例に係る映像処理装置(カメラサーバ200)の処理の流れを図7のフローチャートを用いて説明する。映像管理プログラム112は、映像処理装置(カメラサーバ200)の電源投入、またはクライアント220からの画像取得要求を受け付けた配信処理プログラム114より起動される。
起動された映像管理プログラム112は、まず内部状態を独立フレーム待ちに設定する(S701)。
次に、映像管理プログラム112は、符号化処理プログラム111によって映像フレームが生成されるのを待つ(ステップS702)。ここで、映像フレームには、符号化された映像情報と、映像フレームの連続性を判定するための情報として連続で増加するフレーム番号と、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための情報(識別情報)とが含まれる。
映像フレームが生成されると、映像管理プログラム112は現在の内部状態を判定する(ステップS704)。内部状態が次フレーム待ちの場合、処理をステップS720に進める。一方、内部状態が独立フレーム待ちの場合、処理をステップS710に進める。
ステップS710において、映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111によって生成された映像フレームが独立フレームかどうかを映像フレームに含まれる識別情報に基づいて判断する。生成された映像フレームが独立フレームの場合(S710−Yes)、映像管理プログラム112は配信処理プログラム114に映像配信を要求する(ステップS711)。映像管理プログラム112は生成された映像フレーム(映像情報、フレーム番号、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための識別情報)を1次記憶部310に保存する(ステップS712)。そして、映像管理プログラム112は独立フレーム待ちの内部状態の設定を次フレーム待ちの内部状態に設定する(ステップS713)。
一方、ステップS710の判定処理において、映像フレームが独立フレームではない場合(S710−No)、何もせずに処理をステップS714に進める。
映像管理プログラム112は生成された映像フレームが独立フレームであるかを判定し(ステップS714)、独立フレームの場合は独立フレームの間隔(GOP間隔)の設定から次の独立フレームの番号を保存する(ステップS715)。ステップS715で保存する情報は次の独立フレームのフレーム番号としたが、次の独立フレームまでの間隔が分かる情報であれば、フレーム番号に限定されず、時刻情報等他の情報であっても構わない。
一方、ステップS714の判定処理で、独立フレームでない場合は何もせず、次の映像フレーム待ちの処理(ステップS702)に戻す。
ステップS704の判定処理において、内部状態の設定が次フレーム待ちであった場合、映像管理プログラム112は処理をステップS720に進める。映像管理プログラム112は生成された映像フレームのフレーム番号が、既に保存されているフレーム番号(N:自然数)の次の映像フレームを示すフレーム番号(N+1)であるかどうかを判定する(ステップS720)。生成された映像フレームのフレーム番号が次の映像フレームを示すフレーム番号であった場合(S720−Yes)、映像管理プログラム112は配信処理プログラム114に映像配信を要求する(ステップS721)。映像管理プログラム112は生成された映像フレーム(映像情報、フレーム番号、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための識別情報)を1次記憶部310に保存する(ステップS722)。
フレーム番号の連続性の判定処理(ステップS720)で、新たに生成された映像フレームのフレーム番号が既に保存されている映像フレームのフレーム番号に対して不連続となる場合、処理はステップS724に進められる。ここで、映像管理プログラム112は映像フレームの不連続を検出した場合、ユーザに通知して、符号化処理プログラム111に対して設定されているフレーム間予測符号化設定の変更を促すことも可能である。
ステップS724では、先のステップS715で保存された次の独立フレームのフレーム番号と、生成された映像フレームのフレーム番号とから次の独立フレームが生成されるまでの生成時間を算出する(ステップS724)。映像管理プログラム112は算出した生成時間が閾値時間以上(例えば、1秒以上)かどうかを判定する(ステップS725)。映像管理プログラム112は算出した生成時間が閾値時間以上(1秒以上)の場合、処理をステップS726に進める。本実施例では、ステップS725における閾値時間を例示的に1秒としたが、本発明の趣旨はこの例に限定されるものではなく、閾値時間として任意の時間を設定することは可能である。
ステップS726において、映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111に独立フレームの生成を要求する。符号化処理プログラム111は、映像管理プログラム112からの要求に応じて独立フレームを生成する。そして、ステップS727において、映像管理プログラム112は内部状態の設定を独立フレーム待ちに設定して、処理をステップS714に進める。
一方、ステップS725の判定処理において、閾値時間未満(1秒未満)の場合(S725−No)、内部状態の設定を独立フレーム待ちに設定して(ステップS727)、処理をステップS714に進め、同様の処理を繰り返す。すなわち、フレーム間が不連続となった場合でも、次の独立フレームまでの生成時間が閾値時間未満となる場合、次の独立フレームを前の独立フレームが生成されてから一定の時間(GOP間隔)が経過した時に生成させる。一方、次の独立フレームまでの生成時間が閾値時間以上となる場合、次の独立フレームを前の独立フレームが生成されてから一定の時間(GOP間隔)が経過する前に生成させる。
本実施例では、第1実施例で説明した独立フレームの間隔のチェック処理(ステップS523)を省略しているが、ステップS523のチェック処理をステップS726の前に追加することも可能である。
映像フレームが非連続になっても次の独立フレームまでの時間が一定時間以上ある場合にだけ独立フレームを挿入することで、再生できない期間を短縮し、かつ独立フレームが連続しないように映像フレームを生成することができる。
(第4実施例)
本発明の第4実施例に係る映像処理装置(カメラサーバ200)の処理の流れを図8のフローチャートを用いて説明する。映像管理プログラム112は、映像処理装置(カメラサーバ200)の電源投入、またはクライアント220からの画像取得要求を受け付けた配信処理プログラム114より起動される。
起動された映像管理プログラム112は、まず内部状態を独立フレーム待ちに設定する(S801)。
次に、映像管理プログラム112は、符号化処理プログラム111によって映像フレームが生成されるのを待つ(ステップS802)。ここで、映像フレームには、符号化された映像情報と、映像フレームの連続性を判定するための情報として連続で増加するフレーム番号と、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための情報(識別情報)とが含まれる。
映像フレームが生成されると、映像管理プログラム112は現在の内部状態を判定する(ステップS804)。内部状態が独立フレーム待ちの場合、処理はステップS810に進められる。
ステップS810において、映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111によって生成された映像フレームが独立フレームかどうかを映像フレームに含まれる識別情報に基づいて判断する。
生成された映像フレームが独立フレームの場合(S810−Yes)、映像管理プログラム112は配信処理プログラム114に映像配信を要求する(ステップS811)。映像管理プログラム112は生成された映像フレーム(映像情報、フレーム番号、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための識別情報)を1次記憶部310に保存する(ステップS812)。映像管理プログラム112は独立フレーム待ちの内部状態の設定を次フレーム待ちの内部状態に設定し(ステップS813)、保存した映像フレーム(フレーム番号)を独立フレーム(独立フレーム番号)として保存する(ステップS814)。そして、次の映像フレーム待ちの処理(ステップS802)に戻す。
一方、ステップS810の判定処理において、映像フレームが独立フレームではない場合(S810−No)、何もせずに処理を次の映像フレーム待ちの処理(ステップS802)に戻す。
ステップS804の判定処理において、内部状態の設定が独立フレーム待ちでない場合、処理はステップS819に進められる。ステップS819において、映像管理プログラム112は現在の内部状態が、次フレーム待ちの設定であるか、一定時間待ちの設定であるかを判定する。現在の内部状態が次フレーム待ちの設定である場合、処理はステップS820に進められる。
映像管理プログラム112は生成された映像フレームのフレーム番号が、既に保存されているフレーム番号(N:自然数)の次の映像フレームを示すフレーム番号(N+1)であるかどうかを判定する(ステップS820)。生成された映像フレームのフレーム番号が次の映像フレームを示すフレーム番号であった場合(S820−Yes)、映像管理プログラム112は配信処理プログラム114に映像配信を要求する(ステップS821)。映像管理プログラム112は生成された映像フレーム(映像情報、フレーム番号、映像フレームが独立フレームなのか従属フレームなのかを識別するための識別情報)を1次記憶部310に保存する(ステップS822)。
次に、映像管理プログラム112は生成された映像フレームが独立フレームかどうかを判定する(ステップS823)。独立フレームの場合(ステップS823―Yes)、映像管理プログラム112は保存した映像フレーム(フレーム番号)を独立フレーム(独立フレーム番号)として保存する(ステップS824)。ステップS823の判定処理で、独立フレームでない場合(S823−No)、何もせずに処理を次の映像フレーム待ちの処理(ステップS802)に戻す。
フレーム番号の連続性の判定処理(ステップS820)で、新たに生成された映像フレームのフレーム番号が既に保存されている映像フレームのフレーム番号に対して不連続となる場合、処理はステップS825に進められる。ここで、映像管理プログラム112は映像フレームの不連続を検出した場合、ユーザに通知して、符号化処理プログラム111に対して設定されているフレーム間予測符号化設定の変更を促すことも可能である。
映像管理プログラム112は先のステップS814またはステップS824で保存された前の独立フレーム番号と、生成された映像フレームのフレーム番号とから前の独立フレーム生成からの経過時間を算出する(ステップS825)。そして、映像管理プログラム112は算出した経過時間が閾値時間以上(例えば、1秒以上)かどうかを判定する(ステップS826)。なお、本実施例では、独立フレームの間隔(GOP間隔)は、この閾値時間(1秒)より長い時間、例えば、2秒である。
経過時間が閾値時間以上の場合、映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111に独立フレームの生成を要求し(ステップS827)、次フレーム待ちの内部状態の設定を独立フレーム待ちに設定する(ステップS828)。そして、処理を次の映像フレーム待ちの処理(ステップS802)に戻す。
ステップS826の判定処理において、経過時間が閾値時間未満(例えば、1秒未満)の場合、映像管理プログラム112は、次フレーム待ちの内部状態の設定を一定時間待ちに設定する(ステップS829)。そして、映像管理プログラム112は処理を次の映像フレーム待ちの処理(ステップS802)に戻す。
一方、ステップS819の判定処理において、現在の内部状態が一定時間待ちの設定である場合、処理はステップS830に進められる。映像管理プログラム112は先のステップS814またはステップS824で保存された前の独立フレーム番号と、生成された映像フレームのフレーム番号とから前の独立フレーム生成からの経過時間を算出する(ステップS830)。
そして、映像管理プログラム112は算出した経過時間が閾値時間以上(例えば、1秒以上)かどうかを判定する(ステップS831)。
経過時間が閾値時間以上の場合、映像管理プログラム112は符号化処理プログラム111に独立フレームの生成を要求し(ステップS832)、次フレーム待ちの内部状態の設定を独立フレーム待ちに設定する(ステップS833)。そして、処理を次の映像フレーム待ちの処理(ステップS802)に戻す。すなわち、映像管理プログラム112は、前の独立フレームが生成されてから閾値時間が経過した以降に符号化処理プログラム111に独立フレームを生成させる。
ステップS831の判定処理において、経過時間が閾値時間未満(例えば、1秒未満)の場合(ステップS831−No)、映像管理プログラム112は、処理を次の映像フレーム待ちの処理(ステップS802)に戻す。
本実施例では、ステップS826およびステップS831における閾値時間を例示的に1秒としたが、本発明の趣旨はこの例に限定されるものではなく、閾値時間として任意の時間を設定することは可能である。
本実施例では、第1実施例で説明した独立フレームの間隔のチェック処理(ステップS523)を省略しているが、ステップS523のチェック処理をステップS827の前およびステップS832の前に追加することも可能である。
映像フレームに含まれるフレーム番号が非連続になっても直前の独立フレーム生成からの経過時間が一定時間以上である場合にだけ独立フレームを挿入する。一定時間以内である場合は一定時間経過してから独立フレームを挿入する。このように独立フレームを生成するタイミングを制御することで、再生できない期間を短縮し、かつ独立フレームが連続しない映像フレームを生成することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. 映像データを符号化して受信装置へと送信する映像処理装置であって、
    所定の時間ごとに行うフレーム内符号化処理、または、フレーム間符号化処理により前記映像データを符号化して符号化映像データを生成する符号化処理手段と、
    前記受信装置へと送信される前の符号化映像データが欠落した場合、前記フレーム内符号化処理による符号化映像データを、前記符号化処理手段に生成させる管理手段と、
    を有し、
    前記符号化映像データのフレームには、当該フレームのフレーム番号を識別するための識別情報が付与されており、
    前記管理手段は、前記フレーム番号に基づいて、前記符号化映像データにおける第1のフレームと、前記第1のフレームよりも後に前記符号化処理手段によって符号化された第2のフレームとが不連続となるか判定し、不連続となると判定した場合に、前記符号化映像データが欠落したと判断することを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記符号化映像データを記憶する記憶手段を有し、
    前記管理手段は、前記フレーム番号を比較して、前記記憶手段に記憶された前記第1のフレームと、前記記憶手段に前記第1のフレームが記憶された後に前記符号化処理手段によって符号化された前記第2のフレームとが不連続になるかを判定することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  3. 前記フレームには、前記フレーム内符号化処理または前記フレーム間符号化処理によるフレームであるかを識別するための識別情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の映像処理装置。
  4. 前記管理手段は、更に、所定の処理時間の間に前記符号化処理手段によって前記符号化映像データを生成することができたか判定し、所定の処理時間の間に前記符号化処理手段によって前記符号化映像データを生成することができなかった場合にも、前記符号化映像データが欠落したと判断することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  5. 前記管理手段は、更に、前記符号化処理手段からエラー通知を受信した場合にも、前記符号化映像データが欠落したと判断することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  6. 前記受信装置へと送信される前の符号化映像データが欠落し、かつ、前記フレーム内符号化処理を行う前記所定の時間が閾値時間以上に設定されている場合、
    前記管理手段は、前記フレーム内符号化処理によるフレームが生成されてから前記所定の時間が経過する前に、前記フレーム内符号化処理による符号化映像データを、前記符号化処理手段に生成させ、
    前記受信装置へと送信される前の符号化映像データが欠落し、かつ、前記所定の時間が閾値時間未満に設定されている場合、
    前記管理手段は、前記フレーム内符号化処理による映像データが生成されてから前記所定の時間が経過したことに応じて、前記フレーム内符号化処理による符号化映像データを、前記符号化処理手段に生成させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  7. 前記管理手段は、
    前記フレーム内符号化処理による符号化映像データが次に生成されるまでの生成時間を算出し、
    前記受信装置へと送信される前の符号化映像データが欠落し、かつ、前記生成時間が閾値時間以上となる場合、
    前記フレーム内符号化処理による符号化映像データが生成されてから前記所定の時間が経過する前に、前記フレーム内符号化処理による符号化映像データを、前記符号化処理手段に生成させ、
    前記受信装置へと送信される前の符号化映像データが欠落し、かつ、前記生成時間が閾値時間未満となる場合、
    前記フレーム内符号化処理による符号化映像データが生成されてから前記所定の時間が経過したことに応じて、前記フレーム内符号化処理による符号化映像データを、前記符号化処理手段に生成させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  8. 前記管理手段は、
    前記フレーム内符号化処理による符号化映像データが生成された後の経過時間を算出し、
    前記受信装置へと送信される前の符号化映像データが欠落した場合、前記フレーム内符号化処理による符号化映像データが生成されてから閾値時間が経過した以降に、前記フレーム内符号化処理による符号化映像データを、前記符号化処理手段に生成させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  9. 映像データを符号化して受信装置へと送信する映像処理装置における映像処理方法であって、
    符号化処理手段が、所定の時間ごとに行うフレーム内符号化処理、または、フレーム間符号化処理により前記映像データを符号化して符号化映像データを生成する符号化処理工程と、
    管理手段が、前記受信装置へと送信される前の符号化映像データが欠落した場合、前記フレーム内符号化処理による符号化映像データを、前記符号化処理手段に生成させる管理工程と、
    を有し、
    前記符号化映像データのフレームには、当該フレームのフレーム番号を識別するための識別情報が付与されており、
    前記管理工程では、前記フレーム番号に基づいて、前記符号化映像データにおける第1のフレームと、前記第1のフレームよりも後に前記符号化処理工程で符号化された第2のフレームとが不連続となるか判定し、不連続となると判定した場合に、前記符号化映像データが欠落したと判断することを特徴とする映像処理方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の映像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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