JP6065817B2 - 車室内温度検出モジュール及びこれを備えた車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内温度を検出可能な車室内温度検出モジュール及びこれを備えた車両用空調装置に関する。
特許文献1には、インストルパネルの裏側のセンサ収納ケース内に設けた内気温度センサに車室内空気(二次空気)を接触させて、車室内空気温度を検出する車両用空調装置が開示されている。センサ収納ケース内への車室内空気の導入は、空調ユニットケース内のエアミックスチャンバに開口するアスピレータによって引き起こされる。
アスピレータは、一次空気通路を構成するベンチュリ管と、二次空気導入口を構成する二次空気吸入ノズルとを備える。二次空気吸入ノズルとセンサ収納ケースとは、ホースで接続されている。さらに、アスピレータの吐出口であるディフューザ部は、接続管の一端に接続されている。接続管の他端は、内外気切替箱の内外気切替ドアの下流側壁面に設けられた戻り開口に接続されている。
送風機を運転すると、空調ユニットケース内の空気通路を流れる風の一部(一次空気)が一次空気導入口からベンチュリ管内に導入される。このベンチュリ管内に導入された空気は、ディフューザ部より吐出される空気によって二次空気吸入ノズルの先端部周辺で生じるベンチェリ効果により、二次空気吸入ノズル内が負圧になることで二次空気吸入ノズルに吸入される。そして、二次空気としての車室内空気は、センサ収納ケース、ホース、二次空気吸入ノズル、ベンチュリ管の順の経路で吸入される。このように、空調ユニットケース内から一次空気導入口を介して導入されてディフューザ部へ吐出される一次空気は、内気温度センサの周囲から吸い込まれた車室内空気とともに、接続管を介して戻り開口へ戻る。内気温度センサは、車室内空気の通り道に存在するため、車室内空気を検出することができる。
特開2007−314056号公報
特許文献1の装置によれば、ホースと、ベンチェリ管及び二次空気吸入ノズルを有するアスピレータと、ディフューザに接続される接続管とからなる部材をセンサ収納ケースと空調ユニットケースに接続しなければならない。したがって、特許文献1の装置では、車室内の空気をセンサ収納ケースに引き込み、空調ユニットケース内に戻すために必要な部品点数が多く、搭載スペースを要するという問題がある。さらにこれらの部品を組み付けるための組立て工数が増大するという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、車室内温度を検出でき、車室内温度の検出手段に関わる部品の組立て工数を低減できる車室内温度検出モジュール及びこれを備えた車両用空調装置を提供することである。
上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲及び下記手段に記載の括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示する車室内温度検出モジュールに係る発明のひとつは、車両用空調装置(2)の空調ケース(21)に装着されるモジュールケース(11、11A)と、モジュールケースに収容され、モジュールケース内の温度を検出する温度検出手段(10)と、モジュールケースに収容され、車室内に向けて空調空気を送風する送風装置(22)のモータ(220)を駆動するための送風用駆動回路(13)と、空調ケース内に形成される空気通路(20)に位置するように前記モジュールケースに一体に設けられ、送風用駆動回路から熱移動した熱を放出する放熱部材(24)と、送風装置によって送風されて空気通路を流れる空気の一部がモジュールケースの内部に流入した後、モジュールケースの外部に流出するように、モジュールケースの内部に設けられる空気流入出経路(114、113)と、モジュールケースに形成される開口部であって、空気通路を流れる空気の一部が空気流入出経路を流れてモジュールケースの内部が負圧空間になることにより、モジュールケース外の空気をモジュールケースの内部に吸入する空気吸入口部(112)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、送風用駆動回路と温度検出手段を内部に備えるモジュールケースを空調ケースに装着することにより、送風用駆動回路の冷却構造及び車室内温度を検出可能な部品に関わる組立て工数を抑えることができる。モジュールケースは、空調ケースの空気通路を流れる空気の一部が内部に流入した後、外部に流出する空気流入出経路を備える。このように空気が空気流入出経路を流れることでモジュールケース内は負圧空間になるため、モジュールケース外の空気を空気吸入口部からモジュールケース内に吸入することができる。この空気の吸入効果により、車室内に通じる空間であるモジュールケース外の空気がモジュールケース内に取り込まれるので、温度検出手段は車室内空気温度またはこれに近い温度を検出することができる。
さらに、発熱量が大きい送風用駆動回路の熱を放熱部材を介して空気通路に放出できるので、モジュールケース内に放出される送風用駆動回路の発熱量を抑えることができる。これにより、モジュールケース内の空気温度上昇を抑制した状態で、温度検出手段は空気温度を検出することができる。したがって、この発明によれば、車室内温度を検出でき、車室内温度の検出手段に関わる部品の組立て工数を低減できる車室内温度検出モジュールを提供できる。
第1実施形態の車室内温度検出モジュールの制御に係る構成を示したブロック図である。 車両用空調装置と車室内温度検出モジュールの概要構成を説明するための断面図である。 図2におけるIII−III断面を矢印方向にみた断面図である。 車両用空調装置と第2実施形態の車室内温度検出モジュールの概要構成を説明するための断面図である。 第3実施形態の車室内温度検出モジュールの制御に係る構成を示したブロック図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明を適用する第1実施形態に係る車室内温度検出モジュール1について図1〜図3を参照して説明する。なお、車室内温度検出モジュール1を、以下にモジュール1と称することがある。
モジュール1は、外郭部材であるモジュールケース11の内部に、内気温度センサ10、送風用駆動回路13、ドア用駆動回路14、及びマイクロコンピュータ15を有し、車両用空調装置2の空調ケース21に装着される部品である。内気温度センサ10は、モジュールケース11内の温度を検出する温度検出手段であり、検出した温度情報は制御装置に出力される。マイクロコンピュータ15は、CPUとしてマイクロプロセッサを使用するコンピュータであり、送風用駆動回路13及びドア用駆動回路14の作動を制御する制御装置である。マイクロコンピュータ15は、電源コネクタ16に接続されたバッテリ等の車載電源から直流電源が供給されて、演算処理や制御処理を行うように構成されている。
送風用駆動回路13は、車室内に向けて空調空気を送風する送風装置22のブロワモータ220を駆動するためのブロワモータドライバである。ドア用駆動回路14は、車両用空調装置2のドア部品を動作させるサーボモータ25、26を駆動するサーボモータドライバである。送風用駆動回路13は、台座部111、または台座部111に置いた回路基板に搭載される。送風用駆動回路13、ドア用駆動回路14、マイクロコンピュータ15は、モジュールケース11の内部の回路基板12に搭載される。サーボモータ25、26は、車両用空調装置2において、エアミックスドアを駆動するサーボモータ、吹出口を切り換えるための吹出用切換ドアを駆動するサーボモータ、内気と外気の取り入れを切り換えるための内外気切換ドアを駆動するサーボモータ等である。
車両用空調装置2の運転を制御するエアコンECU3は、通信プロトコルLIN(Local Interconnect Network)によってマイクロコンピュータ15と通信する。モジュール1に含まれるLINドライバ17は、エアコンECU3とLIN通信線30で接続されている。LINドライバ17は、LIN通信線30を介して、エアコンECU3との間でLIN信号を送受信する回路であり、モジュールケース11の内部の回路基板に搭載される。図1に示すように、エアコンECU3は、LIN通信線30、LINドライバ17、マイクロコンピュータ15を介して内気温度センサ10に接続されている。内気温度センサ10の検出信号は、マイクロコンピュータ15で演算処理に用いられるとともに、記憶され、エアコンECU3からのLIN信号にしたがって、エアコンECU3に送信される。
LIN通信線30は、1線式の配線であり、信号電圧は12Vで、転送速度が遅い代わりに伝達遅延保証を有している。LIN通信線30は、ブロワモータ220の制御信号、サーボモータ25、26の制御信号、内気温度センサ10の検出信号等を通信するため、通信頻度は高くないので1線式の配線で十分である。したがって、LIN通信線30によるLIN通信を採用することによって、通信用のハーネスを簡素化することができる。
エアコンECU3の内部には、演算処理や制御処理を行うCPU、ROM、RAM等のメモリ、及びI/Oポート(入力/出力回路)などの機能を含んで構成される周知のマイクロコンピュータが設けられている。各種センサからの検出信号はI/Oポート、もしくはA/D変換回路によってA/D変換された後に、マイクロコンピュータに入力される。また、エアコンECU3は、内気温度センサ10、外気温度センサ、蒸発器温度センサ、冷却水温センサ、日射センサ等の検出信号が入力可能に構成されている。
エアコンECU3は、車載電源であるバッテリから直流電源が供給されて、演算処理や制御処理を行う空調制御装置である。エアコンECU3には、エアコン操作パネル上の各種操作スイッチから、各種スイッチ信号が入力されるように構成されている。
エアコンECU3は、エアコン操作パネルの操作による設定値と各種センサの検出値とを用いて所定の演算プログラムを実行して、目標吹出温度TAOを算出する。エアコンECU3は、目標吹出温度TAOに応じて、各ドアを駆動するサーボモータ25、26のドア用駆動回路14、ブロワモータの送風用駆動回路13、圧縮機の容量制御弁等に制御信号を出力する。したがって、エアコンECU3は、マニュアル操作による運転指令やオートエアコンの設定温度に応じて、ブロワモータ220の運転を制御して送風装置22による送風量を制御する。さらにエアコンECU3は、マニュアル操作による運転指令やオートエアコンの設定温度に応じて、サーボモータ25、26の運転を制御して内外気切換ドア、各吹出口を開閉する各吹出口ドアの動作を制御する。
送風用駆動回路13は、LIN通信線30を介したエアコンECU3からのデューティ信号に応じて、例えばブロワモータ220に与えるパルス幅を可変制御する。ドア用駆動回路14は、LIN通信線30を介したエアコンECU3からのデューティ信号に応じて、サーボモータ25、26の回転軸の位置を可変制御する。
図2に示すように、モジュールケース11は、空調ケース21の外表面に装着される。モジュールケース11は、その台座部111を空調ケース21にねじ等で固定することで装着される。モジュールケース11は、空調ケース21に固定される台座部111を覆うカバー部110と台座部111とを組み立てて構成され、空気の吸入口と流出口とが設けられている。モジュールケース11は、樹脂材料で成形され、例えばポリプロピレン(PP樹脂)を材料として金型成形された部材である。
カバー部110と台座部111との間には、空気が通過する空気通路115が形成されており、送風用駆動回路13、マイクロコンピュータ15、及びドア用駆動回路14が設置されている。ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15は、台座部111から離れる方向に、送風用駆動回路13と間隔をあけた位置で支持されて設置されている。さらに、ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15は、モジュールケース11の外部から吸入されて空気通路115を流れる空気に接触する。これらの中で送風用駆動回路13は、最も空調ケース21の壁に近い位置に設けられ、ドア用駆動回路14等は、最も空調ケース21の壁から離れた遠い位置に設けられている。したがって、モジュールケース11外から取り込んだ空気は、ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15とカバー部110との間に流通するとともに、ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15と送風用駆動回路13との間に流通する。
空気の吸入口は、モジュールケース11の一端側に設けられる空気吸入ダクト112によって形成される。空気の流出口は、モジュールケース11の他端側に設けられる空気流出ダクト113によって形成される。空気通路115は、空気吸入ダクト112から空気流出ダクト113にわたって形成される通路である。空気通路115は、空気吸入口部から吸入されたモジュールケース11外の空気がモジュールケース11の外部に流出するまでに通る外部空気通路である。
モジュールケース11の内部には、車両用空調装置2の空調ケース21内を流れる空気が流入した後、流出する空気流入出経路が設けられている。この空気流入出経路は、送風装置22によって送風されて空気通路20を流れている空気の一部が、モジュールケース11の内部に流入した後、モジュールケース11の外部に流出する経路である。空気通路20を流れている空気の一部は、空調ケース21の壁を貫通する通気孔部211を通って、モジュールケース11の内部に流入する。通気孔部211は、送風装置22と蒸発器23との間に位置するケース壁に設けられている。
モジュールケース11の内部に流入した空気は、台座部111から空気流出ダクト113に向かって延びる空気導入ガイド114によって、空気流出ダクト113内の通路へ案内される。このようにして、空気通路20を流れている空気の一部は、通気孔部211から流入し、空気導入ガイド114によって空気流出ダクト113内の通路に案内されてモジュールケース11外に流出する流れを形成する。
空気通路20を流れる空気の一部が空気流入出経路を流れることにより、モジュールケース11の内部には負圧空間が形成される。この負圧空間の発生により、モジュールケース11外の空気は、空気吸入口部である空気吸入ダクト112から、モジュールケース11の内部に吸入されることになる。
モジュール1は、熱伝導性の高い材料、例えばアルミニウム、銅、これらを主成分とする合金からなるフィン24を備える。フィン24は、空気通路20に位置するようにモジュールケース11に一体に設けられ、送風用駆動回路13から熱移動した熱を放出する放熱部材である。すなわち、フィン24は、送風用駆動回路13と熱的に接続されており、放熱に寄与する表面積を大きくするために複数の板状部を有している。また、板状部は、図3に示すように、空気通路20を流れる空気流れに沿う側面を有する平板をなしている。フィン24は、空気通路20において、蒸発器23よりも空気流れの上流に設けられている。したがって、モジュール1は、空調機能部品に含まれる蒸発器23よりも空気流れ上流に位置する部位で空調ケース21の壁に装着される。
内気温度センサ10は、送風用駆動回路13、ドア用駆動回路14、マイクロコンピュータ15よりも空気吸入ダクト112寄りの位置に設置される。したがって、内気温度センサ10は、送風用駆動回路13よりも空気流れの上流に位置するように設けられる。空気吸入ダクト112からモジュールケース11内に吸入された空気は、内気温度センサ10の検知部に接触した後に、送風用駆動回路13に接触して、送風用駆動回路13を冷却することになる。
送風装置22によって送風される空気の一部は通気孔部211からモジュールケース11内に流入する。空気導入ガイド114は、通気孔部211からモジュールケース11内に流入した空気を空気流出ダクト113へ案内する流入口部を形成する。この流入口部は、送風用駆動回路13よりも、モジュールケース11内を流れる空気の下流側に位置して設けられる。すなわち、空気導入ガイド114は、送風用駆動回路13よりも空気流れの下流に位置するように設けられる。
以上のように、モジュール1は、車室内の空気温度(以下、内気温度とも称する)を検出する機能と、車両用空調装置2の各種モータを駆動する駆動回路等を搭載する機能と、駆動回路等を冷却する機能とを有する。
次に車両用空調装置2について説明する。車両用空調装置2は、送風ユニットと、送風ユニットから送風された空気の温度調節を行う温度調整部をなす空調ユニットと、を有し、これらが空調ケース21の内部に収容されている。空調ケース21は、例えばポリプロピレン(PP樹脂)を材料として成形された外郭部材である。さらに空調ケース21の強度を向上する場合ためには、所定量のタルクやガラス繊維を含有したPP樹脂を用いてもよい。
送風ユニットは、車室内空気及び車室外の空気の少なくとも一方を取り入れ可能な内外気取入れ装置と、内外気取入れ装置によって取り込まれた空気を空気通路20に送風する送風装置22と、を備える。
空調ユニットは、空調ケース21の内部に、蒸発器23、ヒータコア、エアミックスドア等の空調機能部品を備える。蒸発器23は、空調用冷凍サイクル装置の圧縮機により吐出された冷媒が冷凍サイクルを循環するときに、冷媒の蒸発潜熱を通過空気から吸熱して、通過空気を冷却する冷却装置である。蒸発器23は、車両前後方向には薄型の形態で空調ケース21内の通路を横断するように配置されている。したがって、蒸発器23の車両上下及び車両左右に延びる前面に送風ユニットからの送風空気が流入する。
蒸発器23よりも空気流れの下流には、ヒータコアが配置されている。ヒータコアは、蒸発器23を通過した冷風を加熱し、その内部に高温の温水(例えばエンジン冷却水、インバータ冷却水等)が流れ、この温水を熱源として通過空気を加熱する。
空調ケース21内のヒータコアと蒸発器23との間の部位には、ヒータコアで加熱される温風と、冷風バイパス通路を通ってヒータコアをバイパスする冷風との風量割合を調整するエアミックスドアが設けられている。エアミックスドアは、その位置により、ヒータコアを通る温風の風量とヒータコアを通過しない冷風の風量との比率を調節する。エアミックスドアは、その開度に応じて冷風と温風の風量割合を調節し、空調風の温度調節を行う。
空調ケース21は、例えば、車室内のインストルメントパネル裏の空間に設置されている。インストルメントパネル裏の空間は、インストルメントパネルの下方で車室内空間に通じているため、空調ケース21に装着されるモジュールケース11は、車室内と通じている。したがって、送風装置22による送風に伴い、空気吸入ダクト112から吸入されるモジュールケース11外の空気は、車室内空間の空気に相当する。
以下に、第1実施形態の車室内温度検出モジュール1がもたらす作用効果について説明する。車室内温度検出モジュール1は、空調ケース21に装着されるモジュールケース11と、モジュールケース11に収容される内気温度センサ10と、モジュールケース11に収容されブロワモータ220を駆動するための送風用駆動回路13と、を備える。モジュール1は、さらに、空気通路20に位置するようにモジュールケース11に一体に設けられ送風用駆動回路13から熱移動した熱を放出するフィン24と、空気流入出経路と、空気吸入口部と、を備える。空気流入出経路は、空気通路20を流れる空気の一部が空気導入ガイド114に案内されてモジュールケース11の内部に流入した後、空気流出ダクト113から外部に流出する経路である。空気吸入口部は、空気通路20を流れる空気の一部が空気流入出経路を流れてモジュールケース11の内部が負圧空間になることにより、モジュールケース11外の空気がモジュールケース内に吸入される空気吸入ダクト112で構成される開口部である。
この構成によれば、送風用駆動回路13と内気温度センサ10を内部に備えるモジュールケース11は空調ケースに装着される。モジュール1のモジュールケース11を空調ケースに装着することにより、送風用駆動回路13の冷却構造と車室内温度を検出可能な部品とに関わる部品点数、組立て工数を抑えることができる。すなわち、従来のアスピレータホースなどの長い部品を空調ケースに一体に組み付ける際の組立て工数を大幅に改善することができ、さらに車室内温度を検出する機能だけでなく、送風用駆動回路13を冷却する機能を有するモジュール1が得られる。
モジュールケース11は、空調ケース21の空気通路20を流れる空気の一部が内部に流入した後、外部に流出する空気流入出経路を備える。このように空気がモジュールケース11内の空気流入出経路を流れることでケース内は負圧空間になるため、ケース外の空気を空気吸入口部からケース内に吸入することができる。この空気の吸入効果により、車室内に通じる空間であるモジュールケース11外の空気がケース内に取り込まれるので、温度検出手段は車室内空気温度またはこれに近い温度を検出可能である。
さらに、発熱量が大きい送風用駆動回路13の熱をフィン24を介して空気通路20に放出できるので、モジュールケース11内に放出される送風用駆動回路13の発熱量を小さくすることができる。これにより、モジュールケース11内の空気温度上昇を抑制する効果を発揮した状態で、内気温度センサ10は空気温度を検出することができる。したがって、モジュール1によれば、車室内温度を検出でき、車室内温度の検出手段に関わる部品の組立て工数を低減できる。
モジュール1によれば、車両のインストルパネル等の内装部材に通風のための特殊な形状を施すことなく、内気温度センサ10に対して車室内空気を接触させることができる。したがって、従来の内装部材を使用することができ、コスト増加を回避できる。
また、モジュール1によれば、負圧空間の発生に伴ってモジュールケース11内に外部の空気を吸入することにより、車両用空調装置2の内外気切換ドアの状態にかかわらず、車室内温度相当の空気温度を検出することができる。
また、送風用駆動回路13は、モジュールケース11に形成される通路であって、モジュールケース11外の空気が空気吸入口部から吸入されてモジュールケース11の外部に流出するまでに通る外部空気通路に設けられる。外部空気通路は、空気吸入ダクト112内の通路と空気流出ダクト113内の通路とを連絡するモジュールケース11内の空気通路115に相当する。
この構成によれば、送風用駆動回路13の発熱を、フィン24への熱移動による放熱ルートに加え、空気通路115を通る空気流によっても吸熱することができる。したがって、車両用空調装置2に搭載されるモータに係る駆動回路のうち、発熱量が大きい送風用駆動回路13を2ルートの熱移動によって効果的に冷却できる車室内温度検出モジュール1を提供できる。また、送風用駆動回路13に含まれるパワー素子等を直接空冷することができるため、送風用駆動回路13の冷却性能が向上する。また、この効果により、フィン24を小型にすることにも貢献できる。
また、内気温度センサ10は、送風用駆動回路13よりも空気流れの上流に位置して設けられることが好ましい。この構成によれば、モジュールケース11内に吸入した外部の空気を送風用駆動回路13からの発熱の影響を受ける前に内気温度センサ10に当てることができる。したがって、内気温度センサ10による車室内空気温度の検出精度を高めることができる。
また、空気流入出経路において、空気通路20を流れる空気の一部がモジュールケース11の内部に流入する流入口部(空気導入ガイド114)は、送風用駆動回路13よりも、モジュールケース11内を流れる空気の下流側に位置して設けられることが好ましい。
この構成によれば、空調ケース21内に取り入れられた車室内空気等の湿度の高い空気が空気導入ガイド114からモジュールケース11内に導入されたときに、送風用駆動回路13に直接当たることを回避できる。したがって、送風用駆動回路13に含まれる電子部品の品質が湿気によって低下してしまうことを回避することができる。
また、モジュールケースは、車両用空調装置2のドア部品を動作させるサーボモータ25、26を駆動するためのドア用駆動回路14と、送風用駆動回路13及びドア用駆動回路14を制御するマイクロコンピュータ15と、を収容する。この構成によれば、送風用駆動回路13だけでなく、ドア用駆動回路14とマイクロコンピュータ15とを備えるモジュール部品としての車室内温度検出モジュール1を提供できる。
また、ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15は、空調ケース21に装着される台座部111から離れる方向に、送風用駆動回路13から間隔をあけて設けられ、さらに空気吸入口部からモジュールケース11内に吸入される空気に接触する。
この構成によれば、ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15に対して、送風用駆動回路13からの放熱の影響を抑制することができる。このように送風用駆動回路13からの熱影響を抑えるとともに、ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15を、空気吸入口部からモジュールケース11内に吸入した空気によって、冷却することができる。
また、車両用空調装置2は、モジュール1と、空気通路20を形成しモジュール1が装着される空調ケース21と、空調ケース21内に設けられ空気通路20に送風する送風装置22と、空調ケース21内に設けられ蒸発器23等の空調機能部品と、を備える。
この構成によれば、従来のアスピレータホースなどの長い部品を空調ケースに一体に組み付ける際の組立て工数を大幅に改善することができ、さらに車室内温度を検出する機能だけでなく、送風用駆動回路13を冷却する機能を有する車両用空調装置2が得られる。この構成によれば、前述した各作用効果を奏する車両用空調装置2を提供できる。
また、モジュール1は、空調機能部品に含まれる蒸発器23よりも空気流れ上流に位置する部位で空調ケース21の壁に装着されることが好ましい。この構成によれば、蒸発器23等の空調機能部品で空調される前の空気を流入口部(空気導入ガイド114)からモジュールケース11内に取り入れることができる。これにより、空調後の空気をモジュールケース11内に導入しないため、空調エネルギーのロスを抑えた上で、内気温度センサ10によって車室内空気温度相当の温度を検出することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態の他の形態である車室内温度検出モジュール101について図4を参照して説明する。なお、車室内温度検出モジュール101を、以下にモジュール101と称することがある。
図4において、第1実施形態と同様の構成であるものは同一の符号を付し、同様の作用、効果を奏するものである。第2実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。以下、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。また、第2実施形態において第1実施形態と同様の構成を有するものは、第1実施形態で説明した同様の作用、効果を奏するものとする。
図4に示すように、モジュール101は、モジュールケース11Aの内部空間を少なくとも二つの空間に区画して構成されている。一つは、送風用駆動回路13が位置する空気通路115Aを形成する空間である。空気通路115Aを形成する当該空間には、内気温度センサ10の検知部も設置されている。一つは、ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15を収容する空間であり、天井壁部と隔壁116とで囲まれたカバー部110Aに形成された空間である。ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15は、隔壁116に支持されて設置されている。
第2実施形態の車室内温度検出モジュール101によれば、ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15は、空調ケース21に装着されるモジュールケース11Aの台座部111から離れる方向に、送風用駆動回路13から間隔をあけて設けられる。ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15と送風用駆動回路13との間には、空気吸入口部からモジュールケース11A内に吸引される空気がドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15に接触しないように、隔壁116が設けられている。
この構成によれば、空気吸入口部から取り込まれたモジュールケース11A外の空気は、隔壁116と台座部111との間に形成された空気通路115Aを流通してモジュールケース11A外へ流出する。そして、隔壁116が空気を遮蔽するため、空気通路115Aを流通して送風用駆動回路13に接触することにより吸熱した空気は、空気はドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15には接触しない。したがって、送風用駆動回路13の熱によって、ドア用駆動回路14及びマイクロコンピュータ15が暖められることを抑制することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態の他の形態について図5を参照して説明する。図5において、第1実施形態と同様の構成であるものは同一の符号を付し、同様の作用、効果を奏するものである。第3実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。以下、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。また、第3実施形態において第1実施形態と同様の構成を有するものは、第1実施形態で説明した同様の作用、効果を奏するものとする。
図5に示すように、車両要空調装置は、車室内の前部空間を空調するフロント用空調装置と、室内の後部空間を空調するリア用空調装置とを少なくとも備える。フロント用空調装置の空調ケースには、モジュール1のモジュールケースが装着され、リア用空調装置の空調ケースには、モジュール1Aのモジュールケースが装着される。モジュール1、1Aは、それぞれ、上記の実施形態と同様の構成を有する。
モジュール1Aに含まれるLINドライバ17は、エアコンECU3とLIN通信線31で接続されている。LIN通信線31は、上記の実施形態で説明したLIN通信線30と同様の通信線である。したがって、モジュール1AのLINドライバ17は、LIN通信線31を介して、エアコンECU3との間でLIN信号を送受信する回路である。エアコンECU3は、LIN通信線31、LINドライバ17、マイクロコンピュータ15を介してモジュール1Aの内気温度センサ10に接続されている。リア用空調装置側に位置する内気温度センサ10の検出信号は、マイクロコンピュータ15で演算処理に用いられるとともに、記憶され、エアコンECU3からのLIN信号にしたがって、LIN通信線31を介してエアコンECU3に送信される。このように、両方の空調装置を統括して制御するエアコンECU3は、通信プロトコルLIN(Local Interconnect Network)を使用してモジュール1Aのマイクロコンピュータ15と通信可能である。
以上のように、モジュール1A内の内気温度センサ10によって検出される温度情報は、LIN通信線31を介して、エアコンECU3に送信される。したがって、この車両用空調装置は、離れた場所に設けられる二つの空調装置の内気温度情報を、比較的設備費がかからない、簡素な通信プロトコルによって共有することができる。
第3実施形態によれば、モジュール1は、車室内の前部空間を空調するフロント用空調装置の空調ケースに装着される。モジュール1Aは、車室内の後部空間を空調するリア用空調装置の空調ケースに装着される。モジュール1内の内気温度センサ10とモジュール1A内の内気温度センサ10とは、検出した温度情報を、フロント用空調装置とリア用空調装置とを統括制御するエアコンECU3にLIN通信線を介して送信する。
この構成によれば、フロント用空調装置とリア用空調装置のそれぞれにその周囲の車室内温度を検出できるモジュール1、1Aを搭載することができる。この車両用空調装置によれば、周囲の車室内温度を検出することによって、車室内の前部空間と後部空間のそれぞれに適した空調制御を実施できる。さらに、この車両用空調装置によれば、二つの空調装置を、LIN通信線30、31によるLIN通信で、上位のエアコンECU3と接続することにより、通信用のハーネスの省線化を図ることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
本発明に適用される送風装置22は、蒸発器23、ヒータコア等の空調機能部品よりも空気流れの下流に配置される形態であってもよい。
上記実施形態は、検出温度等の通信手段として、LIN通信線30を用いた例であるが、本発明の通信手段はこれに限らず、データの通信をマイクロコンピュータ15とエアコンECU3との間で実行するものであればよい。例えば、マイクロコンピュータ15とエアコンECU3との間をCAN通信ラインで接続するとともに、データ通信プロトコルとして、CANプロトコルを用いてデータ通信を実行するように構成してもよい。CANは登録商標である。
2…車両用空調装置、 3…エアコンECU(空調制御装置)
10…内気温度センサ(温度検出手段)、 11、11A…モジュールケース
13…送風用駆動回路、 14…ドア用駆動回路、 15…マイクロコンピュータ
20…空気通路、 21…空調ケース、 22…送風装置
23…蒸発器(空調機能部品)、 24…フィン(放熱部材)
25、26…サーボモータ、 30…LIN通信線、 111…台座部
112…空気吸入ダクト(空気吸入口部)、 113…空気流出ダクト(空気流入出経路)
114…空気導入ガイド(空気流入出経路、流入口部)
115、115A…空気通路(外部空気通路)、 116…隔壁
220…ブロアモータ(モータ)

Claims (10)

  1. 車両用空調装置(2)の空調ケース(21)に装着されるモジュールケース(11、11A)と、
    前記モジュールケースに収容され、前記モジュールケース内の温度を検出する温度検出手段(10)と、
    前記モジュールケースに収容され、車室内に向けて空調空気を送風する送風装置(22)のモータ(220)を駆動するための送風用駆動回路(13)と、
    前記空調ケース内に形成される空気通路(20)に位置するように前記モジュールケースに一体に設けられ、前記送風用駆動回路から熱移動した熱を放出する放熱部材(24)と、
    前記送風装置によって送風されて前記空気通路を流れる空気の一部が前記モジュールケースの内部に流入した後、前記モジュールケースの外部に流出するように、前記モジュールケースの内部に設けられる空気流入出経路(114、113)と、
    前記モジュールケースに形成される開口部であって、前記空気通路を流れる前記空気の一部が前記空気流入出経路を流れて前記モジュールケースの内部が負圧空間になることにより、前記モジュールケース外の空気を前記モジュールケースの内部に吸入する空気吸入口部(112)と、
    を備えることを特徴とする車室内温度検出モジュール。
  2. 前記送風用駆動回路は、前記モジュールケースに形成される通路であって、前記空気吸入口部から吸入された前記モジュールケース外の空気が前記モジュールケースの外部に流出するまでに通る外部空気通路(115、115A)に設けられることを特徴とする請求項1に記載の車室内温度検出モジュール。
  3. 前記温度検出手段は、前記送風用駆動回路よりも空気流れの上流に位置して設けられることを特徴とする請求項2に記載の車室内温度検出モジュール。
  4. 前記空気流入出経路において、前記空気通路を流れる空気の一部が前記モジュールケースの内部に流入する流入口部(114)は、前記送風用駆動回路よりも、前記モジュールケース内を流れる空気の下流側に位置して設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車室内温度検出モジュール。
  5. 前記車両用空調装置のドア部品を動作させるサーボモータ(25、26)を駆動するためのドア用駆動回路(14)と、
    前記送風用駆動回路及び前記ドア用駆動回路を制御するマイクロコンピュータ(15)と、を前記モジュールケースに収容することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車室内温度検出モジュール。
  6. 前記ドア用駆動回路及び前記マイクロコンピュータは、前記空調ケースに装着される前記モジュールケースの台座部(111)から離れる方向に、前記送風用駆動回路から間隔をあけて設けられるとともに、前記空気吸入口部から前記モジュールケース内に吸入される空気に接触することを特徴とする請求項5に記載の車室内温度検出モジュール。
  7. 前記ドア用駆動回路及び前記マイクロコンピュータは、前記空調ケースに装着される前記モジュールケースの台座部(111)から離れる方向に、前記送風用駆動回路から間隔をあけて設けられ、
    前記ドア用駆動回路及び前記マイクロコンピュータと、前記送風用駆動回路との間には、前記空気吸入口部から前記モジュールケース内に吸引される空気が前記ドア用駆動回路及び前記マイクロコンピュータに接触しないように、隔壁(116)が設けられることを特徴とする請求項5に記載の車室内温度検出モジュール。
  8. 前記モジュールケースは、車室内の前部空間を空調するフロント用空調装置と車室内の後部空間を空調するリア用空調装置とのそれぞれの前記空調ケースに装着され、
    前記フロント用空調装置に装着された前記モジュールケース内の前記温度検出手段と前記リア用空調装置に装着された前記モジュールケース内の前記温度検出手段とは、検出した温度情報を、前記フロント用空調装置と前記リア用空調装置とを統括制御する空調制御装置(3)にLIN通信線(30)を介して送信することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の車室内温度検出モジュール。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の車室内温度検出モジュール(1、101)と、
    空気通路を形成し、当該車室内温度検出モジュールが装着される空調ケース(21)と、
    前記空調ケース内に設けられ、前記空気通路に送風する送風装置(22)と、
    前記空調ケース内に設けられ、空気の温度調節を行う空調機能部品(23)と、
    を備えることを特徴とする車両用空調装置。
  10. 前記車室内温度検出モジュールは、前記空調機能部品に含まれる蒸発器(23)よりも空気流れ上流に位置する部位で前記空調ケースの壁に装着されることを特徴とする請求項9に記載の車両用空調装置。
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