JP6064872B2 - 車載器 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、道路の所要位置に設置された路側機との間で通信を行う通信手段を備え、データログを該車両から前記路側機に対しアップリンクすることが可能な車載器に関する。
ITSの分野においては、車両(自動車)にDSRC車載器を搭載し、ETC路側機やITSスポット路側機等との間での路車間通信を行うシステムが実用化されている(例えば特許文献1参照)。具体的には、DSRC車載器と、ETC路側機との間の通信によって、ETCゲートの通行(高速道路料金の自動支払い)を可能としたり、ITSスポット路側機との間での通信により、高速道路上における道路交通情報(走行支援情報)のサービス提供を受けたりすることができる。
この場合、DSRC車載器の取得情報を、車内のユーザに出力するための手段として、従来では、車載ナビゲーション装置の画面表示機能や音声出力機能を用いていた。これに対し、近年では、車載ナビゲーション装置を搭載しない車両でも、DSRC車載器の利用を可能とするために、DSRC車載器とユーザの所持するスマートフォンとを、例えばBluetooth(登録商標)により無線接続することによって両者を連携させ、DSRC車載器が取得した情報を、スマートフォンで画面表示や音声案内させる技術が考えられている。尚、このとき、DSRC車載器に対し、車内に存在する複数台のスマートフォンの接続が可能となる。
特開2012−164258号公報
ところで、近年、上記のような路車間通信システムにおいて、路車間通信時に、車載器から路側機に対し、例えば自車両の走行履歴情報等をデータログとしてアップリンクし、路側機を統括する情報センタでそれらアップリンク情報を収集し、統計的な処理により走行支援等に活用するといったサービスが提案されている。但し、個人情報保護の観点から、ユーザによっては、アップリンクすることを望まない場合もある。そのため、ユーザが、スマートフォンを操作してアップリンクの許可/禁止を設定しておくことにより、車載器は設定に基づいて動作を行う。
しかしながら、例えば運転者の所持しているスマートフォンでは、アップリンクの禁止を設定していたにもかかわらず、その後、家族等の同乗者の所持しているスマートフォンが、車載器との接続時にアップリンクの許可の設定となっていた場合等には、運転者の意思に反して、アップリンクがなされてしまうといった問題があり、改善の余地が残されている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、データログを路側機に対してアップリンクすることが可能なものにあって、車両のユーザが意図することなく、アップリンク許可/禁止の設定が変更されてしまうことを防止することができる車載器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の車載器は、データログを路側機に対してアップリンクすることが可能なものにあって、車両に乗車するユーザが所有する携帯端末と接続する接続手段と、前記携帯端末との接続状態で、当該携帯端末から通知されるアップリンク設定情報に基づいて、アップリンクの許可/禁止を設定する設定手段と、前記携帯端末が接続された際に、接続された携帯端末が前回に接続された携帯端末と一致するかどうかを判定する判定手段と、この判定手段により前回と異なる携帯端末が接続されたと判定されたときに、その旨をユーザに通知する通知手段とを備えるところに特徴を有する(請求項1の発明)。
これによれば、接続手段によりユーザが所有する携帯端末と接続された状態で、携帯端末からアップリンク設定情報が通知され、そのアップリンク設定情報に基づいて、設定手段によりアップリンクの許可/禁止が設定される。これにより、例えば運転者の所持するいつもの携帯端末が接続される場合には、携帯端末側での設定変更がない限り、ユーザ(運転者)の意図通りの設定が毎回同じようになされる。
これに対し、例えばいつものユーザと違う乗員があり、異なる(複数の)携帯端末が接続された場合には、アップリンクの許可/禁止の設定が、前回(最初に)接続された携帯端末と相違してしまう虞がある。ところがこの場合、携帯端末が接続された際に、判定手段により、接続された携帯端末が前回に接続された携帯端末と一致するかどうかが判定され、前回と異なる携帯端末が接続されたと判定されたときには、通知手段により、その旨がユーザに通知される。
従って、車両のユーザは、通知手段の通知によって、アップリンク許可/禁止の設定が変更される虞があることを知ることができ、適切な対処を行うことができる。この結果、車両のユーザが意図することなく、アップリンク許可/禁止の設定が変更されてしまうことを防止することができる。
本発明の第1の実施例を示すもので、車載器、路側機、スマートフォンの電気的構成を概略的に示すブロック図 路車間通信システムの構成を概略的に示す図 車載器とスマートフォンとの間の通信処理の手順を示すシーケンス図 第2の実施例を示す図3相当図 第3の実施例を示す図3相当図 第4の実施例を示す図3相当図
(1)第1の実施例
以下、本発明を具体化した第1の実施例について、図1から図3を参照しながら説明する。尚、以下に述べる各実施例では、本発明を、高速道路におけるITSスポットサービス(ETC対応)に対応可能なDSRC(Dedicated Short Range Communications)車載器に適用している。
図1及び図2は、本実施例に係る車載器を含んで構成される路車間通信システム1の構成を概略的に示している。この路車間通信システム1は、車両(自動車)2に搭載された本実施例に係る車載器としてのDSRC車載器3、高速道路H上の所要位置に設置され前記DSRC車載器3と路車間通信を行う路側機たるITSスポット路側機4、多数のITSスポット路側機4を管理する情報センタ(図示せず)を備えている。前記各ITSスポット路側機4は、夫々前記情報センタと有線(又は無線)で接続されている。図示はしないが、前記情報センタは、サーバやデータベースを備えて構成され、道路交通情報の配信や、後述するようなアップリンクされた情報(データログ)の収集、活用を行うようになっている。
尚、後述するように、前記DSRC車載器3は、車両2内に持込まれたユーザの所持する携帯端末としてのスマートフォン5との接続(連携)が可能に構成されている。このとき、図2に示すように、DSRC車載器3は、同時に複数台のスマートフォン5と接続することが可能とされている。以下の説明において、複数台(図では2個)のスマートフォン5を区別する必要がある場合には、車両2の主たる運転者となるユーザが所有するものをスマートフォン5(A)とし、運転者の家族等の同乗者の所持するものをスマートフォン5(B)と称して区別することとする。図示はしないが、携帯端末としては、スマートフォン5の他にも、タブレット端末、携帯型ナビゲーション装置(PND)等を採用することもできる。
前記ITSスポット路側機4は、図1に示すように、全体を制御する制御部6及びその制御部6により制御されるDSRC無線部7を備えている。前記DSRC無線部7は、前記DSRC車載器3との間でDSRC方式による狭域無線通信を行う狭域無線通信装置からなり、以て、高速道路H上を通過するDSRC車載器3との間の狭域無線通信により道路交通情報の供給や、料金決済処理が行われるようになっている。そして、本実施例では、DSRC車載器3から、データログ(例えば車両2の走行履歴情報)がアップリンクされるようになっている。
本実施例に係るDSRC車載器3は、例えば合成樹脂製の本体ケース8(図2参照)内に、図示しない回路基板やカードコネクタ等を備えて構成される。このとき、図2に示すように、本体ケース8は、図で前後に薄型のほぼ矩形箱状をなし、図で上面部に位置して、横長なスリット状をなすカード出入口9を備えている。前記カード出入口9から、ETC/DSRCカード(図示せず)が出し入れ可能に挿入されるようになっている。前記ETC/DSRCカードは、例えば周知の接触型のICカードから構成される。
図1には、DSRC車載器3の電気的構成が概略的に示されている。ここで、DSRC車載器3は、制御部11を備えると共に、この制御部11に接続された、通信手段としてのDSRC無線部12、音声出力部13、接続手段としての外部機器接続部14、記憶部15、表示部16、入力操作部17、カード処理部18等を備えている。そのうち制御部11は、CPU、ROM及びRAMなどを有するコンピュータを主体として構成され、例えばROMに記憶されている制御プログラムの実行により、DSRC車載器3全体を制御する。
前記DSRC無線部12は、前記制御部11により制御され、車両2の高速道路Hの走行時に、前記ITSスポット路側機4(DSRC無線部7)との間で狭域無線通信を行い、道路交通情報の取得や、有料道路における料金決済処理、データログのアップリンク等が行われる。
前記外部機器接続部14は、例えば、Bluetooth(登録商標)方式の無線通信により、スマートフォン5と無線接続するものである。前記記憶部15には、スマートフォン5と接続して連携動作するための連携プログラムを含む各種プログラムが記憶されると共に、接続されるスマートフォン5のID情報や、後述するアップリンク設定情報等の各種データが記憶されるようになっている。前記カード処理部18は、前記ETC/DSRCカードの読取り、書込みを行う。
前記音声出力部13は、スピーカ等からなり、合成音声の出力が可能とされている。前記表示部16は、配設されたディスプレイからなり、地図画面や各種のメッセージ画面を表示する。前記入力操作部17は運転者等のユーザが操作可能な操作スイッチ等を備え、操作信号が制御部11に入力されるようになっている。前記制御部11は、表示部16及び音声出力部13を制御し、例えば取得した道路交通情報や、必要な各種メッセージ等を画面表示や音声にてユーザに通知するようになっている。これら表示部16及び音声出力部13は、報知手段として機能する。尚、前記音声出力部13、表示部16、入力操作部17は、車載インフォメーションシステム(或いは車載ナビゲーション装置)を構成する表示ユニットとして、車両2(車室内)に設けられており、DSRC車載器3の入出力装置と兼用している。
前記スマートフォン5は、周知のように、手持ち操作可能(車両2内への持込み、持出し可能)な矩形パネル状の本体内に、図1に示すように、制御部21と、その制御部21に接続された、表示部22、接続手段としての外部機器接続部23、入力操作部24、音声入出力部25、図示しないGPS受信機等を備えている。前記制御部21は、図示しないCPU、ROM及びRAM等を有するコンピュータを主体に構成されており、ROM等に記憶されているプログラムに従ってスマートフォン5の全体を制御する。
前記表示部22は、例えばカラー表示可能な液晶表示器や有機EL表示器などにより構成され、その画面には各種画像や映像などが表示される。前記入力操作部24は、表示部22の画面上に設けられているタッチパネルを含んで構成されている。前記音声入出力部25は、図示しないマイクおよびスピーカを有しており、通話時の発話音声の入力および受話音声の出力を行う。また、音声入出力部25は、楽曲や映像の音声、テキストデータを読上げた合成音声の出力等も行う。前記GPS受信機は、GPS衛星からの信号を受信するもので、前記制御部21は、GPS受信機の受信信号に基づいてスマートフォン5の現在位置情報を生成する。
前記外部機器接続部23は、Bluetooth(登録商標)方式の無線通信により、前記DSRC車載器3(外部機器接続部14)と無線接続するものである。このとき、スマートフォン5においては、連携アプリケーションがインストールされていることにより、DSRC車載器3との接続が可能となる。車両2内でスマートフォン5の連携アプリケーションが実行されることにより、DSRC車載器3との間で自動で接続され、連携して作動するようになっている。これにより、DSRC車載器3が取得した道路交通情報等を、スマートフォン5の表示部22に表示させたり、前記スマートフォン5の操作により、DSRC車載器3の各種設定を行ったりする等が可能とされる。
尚、上記のように、複数台(図2では2台を図示)のスマートフォン5を、DSRC車載器3と接続することが可能とされる。但し、スマートフォン5との接続の動作は、1台毎に順次行われる。また、スマートフォン5(スマートフォン5を持ったユーザ)が、車両2(DSRC車載器3)から離れると、接続は自動的に切離される。即ち、DSRC車載器3とスマートフォン5との接続は、スマートフォン5が車両2内に持込まれることにより、一時的に行われる。
さて、後の作用説明でも述べるように、本実施例の路車間通信システム1では、前記DSRC車載器3と、ITSスポット路側機4との間の路車間通信時に、DSRC車載器3からITSスポット路側機4に対し、データログとして例えば車両2の走行履歴情報等をアップリンクすることが可能とされている。この場合に、ITSスポット路側機4を統括する情報センタでそれらアップリンク情報を収集し、走行支援等に統計的に活用するといったサービスが実現されるようになっている。
但し、個人情報保護の観点から、ユーザによっては、自分の車両2の走行履歴情報をアップリンクすることを望まない場合もある。そこで、ユーザが、スマートフォン5の入力操作部24を操作してアップリンクの許可/禁止を入力しておくことができる。スマートフォン5(制御部21)は、DSRC車載器3との接続時において、自らのID情報を通知すると共に、アップリンク設定情報(許可/禁止の情報)を通知するようになっている。DSRC車載器3の制御部11は、スマートフォン5との接続時に通知されるアップリンク設定情報を記憶部15に書込み、そのアップリンク設定情報に基づいてアップリンクの動作を制御する。従って、制御部11が設定手段として機能する。
次の作用説明でも述べるように、本実施例では、DSRC車載器3の制御部11は、スマートフォン5が接続された際に、接続されたスマートフォン5が前回(直近)に接続されたスマートフォン5と一致するかどうかを判定する。そして、制御部11は、前回と異なるスマートフォン5が接続されたと判定されたときに、その旨をユーザに通知するようになっている。従って、制御部11が、判定手段及び通知手段として機能する。
具体的には、本実施例では、上記スマートフォン5の一致の判定は、前回接続されたスマートフォン5のID情報を記憶部15に記憶しておき、今回接続されたスマートフォン5のID情報を、記憶部15に記憶されているID情報と比較することに基づいて、一致するか否かで行われる。また、本実施例では、前回と異なるスマートフォン5が接続された旨の通知は、DSRC車載器3の有する報知手段即ち、表示部16及び音声出力部13の画面表示や音声出力により行われるようになっている。より具体的には、この通知では、今回接続されたスマートフォン5によるアップリンク設定情報が、許可に設定されたか、禁止に設定されたかを、表示或いは音声によりユーザに知らせるようになっている。
次に、上記構成の作用について、図3も参照しながら説明する。スマートフォン5を所持するユーザが車両2に乗込んだ際に、スマートフォン5に連携アプリケーションがインストールされている場合には、ユーザがスマートフォン5を操作して連携アプリケーションの実行を指示することにより、当該スマートフォン5とDSRC車載器3とが自動で接続(Bluetooth方式の無線接続)され、連携した動作が実行される。DSRC車載器3は、車両2が高速道路Hを走行しているときに、ITSスポット路側機4との間の路車間通信(DSRC方式の狭域無線通信)を行い、道路交通情報の取得や、有料道路における料金決済処理を行う。
これと共に、DSRC車載器3は、ITSスポット路側機4との路車間通信時に、予め設定されているアップリンク設定情報(アップリンク許可/禁止の情報)に基づいて、許可が設定されている場合には、データログとして例えば車両2の走行履歴情報等をITSスポット路側機4に対しアップリンクする。このとき、アップリンク設定情報は、DSRC車載器3とスマートフォン5との接続時に、スマートフォン5からID情報と共に通知されて記憶部15に記憶される。
この場合、ユーザは、例えば、スマートフォン5において、連携アプリケーションを最初に実行した際に、アップリンクの許可/禁止を初期設定画面上で設定することができる。ユーザは、アップリンクを許容する場合には、許可に設定し、自分の車両走行履歴情報をアップリンクしたくない場合には、禁止に設定すればよいことは勿論である。これにより、例えば運転者の所持するいつものスマートフォン5(A)が接続される場合には、スマートフォン5(A)側での設定変更がない限り、ユーザ(運転者)の意図通りのアップリンクの設定が毎回同じようになされる。
ここで、上記のように、DSRC車載器3に対し、複数台のスマートフォン5の接続が可能であり、例えば、運転者と同乗者の双方がスマートフォン5(A)、5(B)を所持していたとする。今、例えば、DSRC車載器3に対し先に接続された運転者の所持しているスマートフォン5(A)では、アップリンク禁止の設定であったにもかかわらず、運転者の家族等の同乗者の所持しているスマートフォン5(B)が、その後のDSRC車載器3との接続時にアップリンク許可の設定となっているようなケースがある。
このとき、運転者の意思に反して、スマートフォン5(B)の接続によって、アップリンク許可に設定されて、アップリンクがなされてしまう虞が考えられる。つまり、例えばいつものユーザと違う乗員があり、いつもとは異なる(複数の)スマートフォン5(B)が接続された場合には、アップリンクの許可/禁止の設定が、前回に接続されたスマートフォン5(A)と相違してしまう虞がある。
ところが、本実施例のDSRC車載器3(制御部11)では、スマートフォン5との接続時に、図3のシーケンス図に示す処理を実行し、上記不具合が未然に防止されるようになっている。即ち、図3は、DSRC車載器3(制御部11)が、スマートフォン5との接続時に実行する処理、及び、通信(スマートフォン5からの通知)の手順の要部を示している。
まず、ステップS1では、DSRC車載器3とスマートフォン5との間の接続の処理が実行される。接続が行われると、通知C1において、スマートフォン5からDSRC車載器3に対し、アップリンク設定情報(許可/禁止)が通知される。すると、DSRC車載器3においては、ステップS2にて、通知されたアップリンク設定情報に基づいて、アップリック許可/禁止の設定がなされる。次の通知C2では、スマートフォン5からID情報がDSRC車載器3に対し通知される。
スマートフォン5からID情報が通知されると、DSRC車載器3では、ステップS3にて、前回接続時のスマートフォン5のID情報と、今回通知されたID情報との比較がなされる。そして、今回接続されたスマートフォン5のID情報が、前回接続時のスマートフォン5のID情報と異なっていると判定された場合には、ステップS4にて、アップリンクが、許可/禁止のいずれに設定されたかが、DSRC車載器3の表示部16又は音声出力部13によりユーザに対して通知される。この通知は、例えば「アップリンク許可に設定されました」又は「アップリンク禁止に設定されました」のいずれかとなる。尚、前回接続時のスマートフォン5のID情報と、今回のID情報とが一致した場合には、そのままアップリック許可/禁止の設定を有効として、その後の動作が実行される。
これにて、ユーザ(車両2の運転者)は、アップリンク許可/禁止のいずれに設定されたかの通知によって、今回のスマートフォン5の接続によってアップリンク許可/禁止の設定が変更されたことを知ることができる。この場合、ユーザは、通知があったアップリンクの設定を許容する場合には、何もしなければ良いし、新たなアップリンクの設定を望まない場合には、例えばスマートフォン5の操作によって、アップリンク許可/禁止の設定を変更する等、適切な対処を行うことができる。
このように、本実施例のDSRC車載器3によれば、ITSスポット路側機4との間の路車間通信によって、データログをアップリンクすることが可能なものであって、スマートフォン5との接続状態でアップリンク許可/禁止の設定がなされるものにおいて、前回と異なるスマートフォン5が接続されたと判定されたときには、車両2のユーザは、通知によって、アップリンク許可/禁止の設定が変更される虞があることを知ることができ、適切な対処を行うことができる。この結果、車両2のユーザが意図することなく、アップリンク許可/禁止の設定が変更されてしまうことを防止することができる。
特に本実施例では、DSRC車載器3と、携帯端末としてのスマートフォン5とを、Bluetooth方式により無線接続するように構成したので、スマートフォン5との接続を簡易且つ確実に行うことが可能となる。また、アップリンク許可/禁止の設定が変更される虞があることをユーザに対して通知するための手段として、DSRC車載器3の有する表示部16又は音声出力部13を用いるように構成したので、車両2の乗員特に運転者に対し、確実に通知を行うことができる。更に、本実施例では、接続されたスマートフォン5が前回接続されたものと一致するかどうかの判定に、スマートフォン5のID情報を利用するようにしたので、判定を簡易且つ確実に行うことができる等の利点も得ることができる。
(2)第2〜第4の実施例、その他の実施例
図4、図5、図6は、本発明の第2、第3、第4の実施例を夫々示すものであり、これら第2〜第4の実施例では、DSRC車載器3(制御部11)がスマートフォン5との接続時に実行する処理が、上記第1の実施例と夫々異なっている。従って、これら第2〜第4の実施例では、路車間通信システム1やDSRC車載器3のハードウエア構成等については、上記第1の実施例と共通するので、共通する部分については、新たな図示や詳しい説明を省略すると共に、符号も共通して使用し、以下、異なる点について述べる。
図4のシーケンス図は、第2の実施例における、DSRC車載器3(制御部11)が、スマートフォン5との接続時に実行する処理、及び、通信(スマートフォン5からの通知)の手順の要部を示している。この第2の実施例では、制御部11は、前回と異なるスマートフォン5が接続されたと判定された際に、通知されたアップリンク設定情報における、アップリンクの許可/禁止の設定内容が変化したことを条件に、ユーザに対する通知を行うように構成されている。
即ち、まず、ステップS1では、DSRC車載器3とスマートフォン5との間の接続の処理が実行される。接続が行われると、通知C1において、スマートフォン5からDSRC車載器3に対し、アップリンク設定情報(許可/禁止)が通知される。すると、DSRC車載器3においては、ステップS11にて、通知されたアップリンク設定情報に基づいて、アップリック許可/禁止の設定がなされると共に、前回からの設定の変更があったかどうかが判断されて記憶される。次の通知C2では、スマートフォン5からID情報がDSRC車載器3に対し通知される。
スマートフォン5からID情報が通知されると、DSRC車載器3では、ステップS3にて、前回接続時のスマートフォン5のID情報と、今回通知されたID情報との比較がなされる。そして、今回接続されたスマートフォン5のID情報が、前回接続時のスマートフォン5のID情報と異なっていると判定された場合には、上記ステップS11にて、前回からの設定の変更があったと判断されたことを条件に、ステップS4にて、アップリンクが許可/禁止のいずれに設定されたかが、DSRC車載器3の表示部16又は音声出力部13によりユーザに対して通知される。これにて、ユーザ(車両2の運転者)は、ステップS4のアップリンク許可/禁止の設定変更の通知によって、今回のスマートフォン5の接続によってアップリンク許可/禁止の設定が変更されたことを知ることができる。
従って、この第2の実施例によっても、上記第1の実施例と同様に、データログをITSスポット路側機5に対してアップリンクすることが可能なものにあって、車両2のユーザが意図することなく、アップリンク許可/禁止の設定が変更されてしまうことを防止することができる。この場合、アップリンクの許可/禁止の設定内容が変化することが問題であるため、変化した場合に通知を行うことにより、必要な通知のみを行って不必要な通知を行わずに済ませることができる。
図5のシーケンス図は、第3の実施例を示すものである。この第3の実施例では、制御部11は、前回と異なるスマートフォン5が接続されたと判定された際に、車両3が高速道路Hの入口に設けられたETCゲートを通過した際に、ユーザに対する通知を行うように構成されている。
即ち、まず、ステップS1では、DSRC車載器3とスマートフォン5との間の接続の処理が実行される。接続が行われると、通知C1において、スマートフォン5からDSRC車載器3に対し、アップリンク設定情報(許可/禁止)が通知される。すると、DSRC車載器3においては、ステップS2にて、通知されたアップリンク設定情報に基づいて、アップリック許可/禁止の設定がなされる。次の通知C2では、スマートフォン5からID情報がDSRC車載器3に対し通知される。
スマートフォン5からID情報が通知されると、DSRC車載器3では、ステップS3にて、前回接続時のスマートフォン5のID情報と、今回通知されたID情報との比較がなされる。そして、今回接続されたスマートフォン5のID情報が、前回接続時のスマートフォン5のID情報と異なっていると判定された場合には、次のステップS21にて、車両2がETCゲートを通過したかどうかが判断される。そして、ETCゲートを通過したと判断された場合に、ステップS4にて、アップリンクが、許可/禁止のいずれに設定されたかが、DSRC車載器3の表示部16又は音声出力部13によりユーザに対して通知される。
この第3の実施例によれば、上記第1の実施例と同様に、データログをITSスポット路側機5に対してアップリンクすることが可能なものにあって、車両2のユーザが意図することなく、アップリンク許可/禁止の設定が変更されてしまうことを防止することができる。そして、ITSスポット路側機4に対しアップリンクが実行されるのは、高速道路H上であり、一般道ではアップリンクが問題となることはないので、車両2がETCゲートを通過して高速道路Hに進入した際に通知を行うことにより、不必要な通知を行わずに済ませることができる。
図6のシーケンス図は、第4の実施例を示すものである。この第4の実施例では、制御部11は、前回と異なるスマートフォン5が接続されたと判定された際に、ユーザに対してその旨の通知を行うように構成されていると共に、アップリンクの設定内容を禁止に自動設定するようになっている。従って、この第4の実施例では、制御部11が禁止手段としての機能を備える。
即ち、まず、ステップS1では、DSRC車載器3とスマートフォン5との間の接続の処理が実行される。接続が行われると、通知C1において、スマートフォン5からDSRC車載器3に対し、アップリンク設定情報(許可/禁止)が通知される。すると、DSRC車載器3においては、ステップS2にて、通知されたアップリンク設定情報に基づいて、アップリック許可/禁止の設定がなされる。次の通知C2では、スマートフォン5からID情報がDSRC車載器3に対し通知される。
スマートフォン5からID情報が通知されると、DSRC車載器3では、ステップS3にて、前回接続時のスマートフォン5のID情報と、今回通知されたID情報との比較がなされる。そして、今回接続されたスマートフォン5のID情報が、前回接続時のスマートフォン5のID情報と異なっていると判定された場合には、次のステップS31にて、前回と異なるスマートフォン5が接続された旨がユーザに対して通知されると共に、アップリンク設定情報に関わらず、強制的にアップリンク禁止の設定がなされる。
従って、この第4の実施例でも、上記第1の実施例と同様に、データログをITSスポット路側機5に対してアップリンクすることが可能なものにあって、車両2のユーザが意図することなく、アップリンク許可/禁止の設定が変更されてしまうことを防止することができる。そして、前回と異なるスマートフォン5が接続されたと判定された際には、アップリンクの設定内容が禁止に設定されるので、いわば安全側に設定がなされることになり、ユーザが意図せずに車両走行履歴情報がアップリンクされるといったことが未然に防止される。
尚、この第4の実施例では、前回と異なるスマートフォン5が接続されたと判定されたときに、アップリンクの設定内容が自動的に禁止に設定されるように構成したが、前回と異なる携帯端末が接続されたと判定されたときに、アップリンクの設定内容を初期状態(ユーザによる最初の設定状態)に戻す初期化手段を設けても良い。この構成によっても、アップリンクの許可/禁止の設定内容が、ユーザにとって望まない方向に勝手に変更されることを未然に防止することができる。
その他、本発明は、上記した各実施例に限定されるものではなく、例えば以下のような拡張・変更が可能である。即ち、上記各実施例では、ユーザの所持する携帯端末として、スマートフォン5を具体例としたが、タブレット端末、携帯型ナビゲーション装置(PND)等を採用することもできる。上記実施例では説明しなかったが、車載ナビゲーション装置を搭載していない車両であっても、携帯端末によってナビゲーション機能を付加することができる。
上記した各実施例では、前回と異なるスマートフォン5が接続されたと判定された旨を通知するにあたり、DSRC車載器3の有する報知手段(音声出力部13及び表示部16)を用いるようにしたが、前回に接続されたスマートフォン5と一致したスマートフォン5又は今回接続されたスマートフォン5に対して通知を指示するように構成しても良い。これにより、各スマートフォン5のユーザに対して通知することができる。このとき、複数のスマートフォン5が同時に接続されている状態にある場合には、前回(初回)に接続されたスマートフォン5を優先して通知を指示することが効果的となる。
そして、上記各実施例では、データログとして、車両2の走行履歴情報がアップリンクされるものとしたが、アップリンクされるデータログとしては、携帯端末(スマートフォン5)の移動に関する履歴情報を含んでいるものとすることができる。或いは、データログとして、DSRC車載器3と携帯端末(スマートフォン5)とが一緒に移動した履歴情報を含ませることができる。これにより、携帯端末(スマートフォン5)の移動に関する履歴情報を、車両2の走行履歴情報としてアップリンクし、交通関連や運転支援等に活用することができる。車両2側に、例えば走行履歴情報等のデータログを収集し、記録する手段を設けずとも済み、簡単な構成で済ませることができ利点も得られる。
また、上記各実施例では、前回接続時のスマートフォン5のID情報を記憶しておき、今回接続されたスマートフォン5のID情報との比較により判定を行う構成としたが、予め登録された1又は複数の携帯端末のID情報を記憶しておき、今回接続された携帯端末のID情報を、登録されたID情報と比較することに基づいて、判定を行う構成としても良い。これによっても、判定を簡易且つ確実に行うことができる。
上記各実施例では、DSRC車載器3とスマートフォン5との間の接続を、Bluetooth方式により行うようにしたが、無線LAN(WiFi)を用いた無線接続を採用しても良く、或いは、有線(USB、HDMI(登録商標)等)を用いても良い。更には、路車間通信システム全体や、車載器の具体的な構成などについても、様々な変更が可能である等、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で、適宜変更して実施し得るものである。
図面中、1は路車間通信システム、2は車両、3はDSRC車載器(車載器)、4はITSスポット路側機(路側機)、5はスマートフォン(携帯端末)、6は情報センタ、9はスマートフォン(通信端末装置)、10はパソコン(通信端末装置)、11は制御部(設定手段、判定手段、通知手段)、12はDSRC無線部(通信手段)、13は音声出力部(報知手段)、14は外部機器接続部(接続手段)、15は記憶部、16は表示部(報知手段)を示す。

Claims (14)

  1. 車両に搭載され、道路の所要位置に設置された路側機との間で通信を行う通信手段を備え、データログを該車両から前記路側機に対しアップリンクすることが可能な車載器であって、
    前記車両に乗車するユーザが所有する携帯端末と接続する接続手段と、
    前記携帯端末との接続状態で、当該携帯端末から通知されるアップリンク設定情報に基づいて、前記アップリンクの許可/禁止を設定する設定手段と、
    前記携帯端末が接続された際に、接続された携帯端末が前回に接続された携帯端末と一致するかどうかを判定する判定手段と、
    この判定手段により前回と異なる携帯端末が接続されたと判定されたときに、その旨をユーザに通知する通知手段とを備えることを特徴とする車載器。
  2. 前記通信手段は、DSRC方式による狭域無線通信装置からなることを特徴とする請求項1記載の車載器。
  3. 前記携帯端末は、前記車両内に持込み・持出し可能とされ、
    前記接続手段は、該車両内に持込まれた状態の前記携帯端末と一時的な接続を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の車載器。
  4. 前記接続手段は、無線により前記携帯端末との接続を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載器。
  5. 前記通知手段は、車載器の有する報知手段によって、ユーザに対する通知を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車載器。
  6. 前記通知手段は、前回に接続された携帯端末と一致する携帯端末又は今回に接続された携帯端末に対して通知を指示することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車載器。
  7. 前記アップリンクされるデータログは、前記携帯端末の移動に関する履歴情報を含んでいることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の車載器。
  8. 前記アップリンクされるデータログは、車載器と前記携帯端末とが一緒に移動した履歴情報を含んでいることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の車載器。
  9. 前記判定手段は、前回接続された携帯端末のID情報を記憶しておき、今回接続された携帯端末のID情報を、前記記憶されているID情報と比較することに基づいて、判定を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の車載器。
  10. 前記判定手段は、予め登録された1又は複数の携帯端末のID情報を記憶しておき、今回接続された携帯端末のID情報が、登録されたID情報と比較することに基づいて、判定を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の車載器。
  11. 前記通知手段は、前記車両がETCゲートを通過した際に、通知を行うことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の車載器。
  12. 前記通知手段は、前記アップリンクの許可/禁止の設定内容が変化した場合に、通知を行うことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の車載器。
  13. 前記判定手段により前回と異なる携帯端末が接続されたと判定されたときに、前記アップリンクの設定内容を禁止に自動設定する禁止手段を備えることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の車載器。
  14. 前記判定手段により前回と異なる携帯端末が接続されたと判定されたときに、前記アップリンクの設定内容を初期状態に戻す初期化手段を備えることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の車載器。
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