JP6064595B2 - 浴室内設置装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室内に設置される浴室内設置装置に関し、特に種々のデータを記録させたり、あるいは、特定情報(解除キー等)が記録されたSDカードやB−CASカード等の記録媒体を接続したり、するための端子部を備えた浴室内設置装置に関する。
従来、浴室の壁面等に設置される浴室用テレビ受像機が知られている。このような浴室用テレビ受像機においては、入浴のために浴室が使用される場合には、浴室内に湯気が立ち込め、湯水がかかるおそれがあるため、浴室内にはモニター部のみを設置し、チューナー部や、B−CASカードを接続するための端子部(カード用スロット)を浴室外に別途設置することが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−022350号公報
しかしながら、浴室においてテレビ番組を視聴しているときに録画したい場合が生じたり、あるいは、モニター部に予め録画等した映像を映し出したい場合が生じたりする。このような場合を想定して、SDカード等の記録媒体を接続するための端子部を設置することが要請されている。このようなSDカード等の場合、B−CASカードと異なり、より頻繁に着脱を繰り返すという使用動向が想定されるため、浴室外ではなくて浴室内に端子部を設置することが、使用者の便宜となる。その一方、浴室内に端子部を設置する場合には,防水や遮水を特に配慮する必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、SDカード等の記録媒体の接続部である端子部を浴室内に設置する装置に設けても、確実に防水・遮水を担保し得る浴室内設置装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、データの入出力を行うための端子部を備えた浴室内設置装置を対象にして、次の特定事項を備えることとした。すなわち、前記端子部を覆って閉止した閉状態及び記録媒体を着脱するために露出した開状態に開閉変換可能に設けられた開閉蓋と、この開閉蓋を閉状態に保持したロック状態及び開閉変換のためにロック解除されたロック解除状態に変換するためのロック機構と、このロック機構により前記開閉蓋がロック状態にあることを検知するロック検知手段と、ロック監視処理手段と、報知手段とを備えることとした。そして、前記ロック監視処理手段として、前記ロック検知手段からの検知情報に基づき前記開閉蓋がロック状態ではないことを検知したとき、前記報知手段によりロック状態への変換操作を促す報知を実行する構成とした(請求項1)。
この発明の場合、開閉蓋が閉状態にあってもロック状態になっていなければ、あるいは、開閉蓋が閉状態ではないためにロック状態になっていなければ、ロック状態への変換操作を促す警告や案内のための報知が使用者に行われるため、使用者の注意を喚起することができ、これにより、開閉蓋を閉状態にしてロック状態にすることが可能となる。このため、特に使用者のうっかりミスや、気付かないこと等に起因する端子部の遮水性,防水性に係る障害発生を確実に回避し得ることとなり、端子部の遮水性,防水性を担保し得ることとなる。
本発明の浴室内設置装置において、操作のための操作信号を出力するための操作部をさらに備え、ロック監視処理手段として、操作部からの操作信号の出力を受けた場合に、ロック検知手段からの検知情報に基づき開閉蓋がロック状態ではないことを検知したとき、報知手段によりロック状態への変換操作を促す報知を実行する構成とすることができる(請求項2)。このようにすることにより、使用者に対しロック状態への変換をより確実に促すことが可能になる。すなわち、操作部による操作に対応して、報知手段から案内報知されるため、使用者は即座にロック状態にはないこと、ロック状態に変換する必要のあることを認識し得ることになる。
この場合に、ロック監視処理手段として、報知手段によりロック状態への変換操作を促す報知を実行したとき、操作部から出力された操作信号をキャンセルする構成とすることができる(請求項3)。このようにすることにより、使用者に対しロック状態への変換をより一層確実に促すことが可能になる。すなわち、使用者が操作部により操作したにも拘わらず、その操作信号がキャンセルされて、その操作に対応する作動が行われないため、使用者の注意喚起がより確実となり、使用者は即座にロック状態にはないこと、ロック状態に変換操作を強く促し得ることになる。
又、本発明の浴室内設置装置において、ロック監視処理手段として、報知手段によりロック状態への変換操作を促す報知を、ロック検知手段によりロック状態が検知されるまでの間、定期的に繰り返す構成とすることができる(請求項4)。このようにすることにより、使用者が報知を聞き逃したとしても、報知が繰り返されるため、使用者への報知・周知に係る確実性を担保し得ることになる。
本発明の浴室内設置装置において、端子部を、記録媒体を着脱可能に接続するための挿入口を備えたもとし、この挿入口には記録媒体が装着されていることを検知するための装着検知部を備え、ロック監視処理手段として、ロック検知手段からの検知情報に基づき開閉蓋がロック状態からロック解除状態への変化を検知したときに、装着検知部からの検知情報に基づき記録媒体が装着されていると検知されている場合には報知手段により記録媒体を取り外すための手順を報知し、装着検知部からの検知情報に基づき記録媒体が装着されていないと検知されている場合には報知手段により記録媒体を装着するための手順を報知する構成とすることができる(請求項5)。このようにすることにより、ロック状態か否かの検知情報と、記録媒体の装着検知情報とに基づいて、使用者が記録媒体の交換操作を意図しているか、あるいは、未装着の記録媒体を新たに装着しようとしているかの別を確実に把握し得ることになる。そして、この把握に基づいて、使用者に対し記録媒体の交換手順又は装着手順の案内をタイムリーに行い得ることとなり、使用者にとって便宜なものとなる。
本発明の浴室内設置装置において、ロック機構として、端子部に形成された係合孔と、開閉蓋の閉状態においてその内面から端子部に向けて突出して係合孔に挿通可能な係合部とを備え、係合部の軸回りの回転操作により係合部の周面から突出する係合片と、係合孔の孔縁部とが係脱可能に互いに係合する構成とし、ロック検知手段として、係合部の回転操作後の係合片の近接を磁気的に検知する構成とすることができる(請求項6)。このようにすることにより、開閉蓋を容易でしかも確実にロック状態にすることが可能となり、しかも、ロック状態か否かの検知も確実に行い得ることとなる。
以上の浴室内設置装置として、浴室内に設置された浴室用テレビ受像機により構成することができる(請求項7)。
以上、説明したように、本発明の浴室内設置装置によれば、開閉蓋が閉状態にあってもロック状態になっていなければ、あるいは、開閉蓋が閉状態ではないためにロック状態になっていなければ、ロック状態への変換操作を促す警告や案内のための報知を使用者に行うようにしているため、使用者の注意を喚起することができ、これにより、開閉蓋を閉状態にしてロック状態にすることができるようになる。このため、特に使用者のうっかりミスや、気付かないこと等に起因する端子部の遮水性,防水性に係る障害発生を確実に回避することができ、端子部の遮水性,防水性を担保することができるようになる。
特に、請求項2の浴室内設置装置によれば、操作のための操作信号を出力するための操作部をさらに備え、ロック監視処理手段として、操作部からの操作信号の出力を受けた場合に、ロック検知手段からの検知情報に基づき開閉蓋がロック状態ではないことを検知したとき、報知手段によりロック状態への変換操作を促す報知を実行する構成とすることにより、操作部による操作に対応して、報知手段から案内報知されるため、使用者に対し、即座にロック状態にはないこと、ロック状態に変換する必要のあることを認識させることができ、使用者に対しロック状態への変換をより確実に促すことができる。
請求項3の浴室内設置装置によれば、ロック監視処理手段として、報知手段によりロック状態への変換操作を促す報知を実行したとき、操作部から出力された操作信号をキャンセルする構成とすることにより、使用者に対しロック状態への変換をより一層確実に促すことができる。すなわち、使用者が操作部により操作したにも拘わらず、その操作信号がキャンセルされて、その操作に対応する作動が行われないため、使用者の注意喚起をより確実に実現させることができ、使用者に対し即座にロック状態にはないこと、ロック状態に変換操作を強く促すことができるようになる。
請求項4の浴室内設置装置によれば、ロック監視処理手段として、報知手段によりロック状態への変換操作を促す報知を、ロック検知手段によりロック状態が検知されるまでの間、定期的に繰り返す構成とすることにより、使用者が報知をたとえ聞き逃したとしても、報知を繰り返すようにしているため、使用者への報知・周知に係る確実性を担保することができる。
請求項5の浴室内設置装置によれば、端子部として記録媒体を着脱可能に接続するための挿入口を備えたものとし、この挿入口には記録媒体が装着されていることを検知するための装着検知部を備え、ロック監視処理手段として、ロック検知手段からの検知情報に基づき開閉蓋がロック状態からロック解除状態への変化を検知したときに、装着検知部からの検知情報に基づき記録媒体が装着されていると検知されている場合には報知手段により記録媒体を取り外すための手順を報知する一方、装着検知部からの検知情報に基づき記録媒体が装着されていないと検知されている場合には報知手段により記録媒体を装着するための手順を報知する構成とすることにより、ロック状態か否かの検知情報と、記録媒体の装着検知情報とに基づいて、使用者が記録媒体の交換操作を意図しているか、あるいは、未装着の記録媒体を新たに装着しようとしているかの別を確実に把握することができるようになる。そして、この把握に基づいて、使用者に対し記録媒体の交換手順又は装着手順の案内をタイムリーに行うことができ、使用者にとって便宜なものとなる。
請求項6の浴室内設置装置によれば、ロック機構として、端子部に形成された係合孔と、開閉蓋の閉状態においてその内面から端子部に向けて突出して係合孔に挿通可能な係合部とを備え、係合部の軸回りの回転操作により係合部の周面から突出する係合片と、係合孔の孔縁部とが係脱可能に互いに係合する構成とし、ロック検知手段として、係合部の回転操作後の係合片の近接を磁気的に検知する構成とすることにより、開閉蓋を容易でしかも確実にロック状態にすることができ、しかも、ロック状態か否かの検知も確実に行うことができるようになる。
請求項7の浴室内設置装置によれば、浴室内に設置された浴室用テレビ受像機を対象に本発明を適用することで、具体的に本発明による効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る浴室内設置装置を設置した浴室例を示す部分斜視図である。 浴室内設置装置の例として浴室テレビを斜視図状態で示す説明図である。 図2の浴室テレビに設けられた端子部であって、開閉蓋が開いた状態の端子部の部分拡大斜視図である。 開閉蓋の壁部を省略して斜視図状態で示すロック機構の説明図である。 開閉蓋を閉じた状態におけるロック機構の嵌合孔の部分正面断面図である。 図5のA−A線における断面説明図である。 図5の開閉蓋の閉状態からロック状態にした状態における図6対応図である。 制御ブロック図である。 第1実施形態の制御フローチャートである。 第2実施形態の制御フローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る浴室内設置装置として浴室用テレビ受像機(以下、単に「浴室テレビ」という)2が浴槽3を囲む壁面に設置された浴室の部分斜視図である。なお、同図中の符号4は前記壁面に設置された風呂リモコンである。
浴室テレビ2には、図2に示すように、本体ケース20の前面に表示部21,電源スイッチ22や各種の操作部を構成する操作パネル23が設けられ、本体ケース20の側面に端子部5が設けられている。操作パネル23は、種々の操作部(例えばメニューボタン,チャンネルボタン,ボリュームボタン等)が静電容量スイッチ(タッチセンサ)により構成され、使用者が指で触れることで操作可能となっている。このような浴室テレビ2は全体が防水仕様に形成されている。
端子部5は、開閉蓋51を備え、その外面に設けられた操作部52を操作(例えば回転操作)することでロック操作やロック解除が可能となり、あるいは、把持することで開閉操作が可能となっている。図2には開閉蓋51が閉じられた状態を示し、図3には開閉蓋51が開かれた状態を示している。開閉蓋51の開閉機構は種々のものを採用することができ、図例のものは、開閉蓋51の下縁部を浴室テレビ2の本体ケース20に対し水平軸X回りに揺動回転可能に軸支させた例を示している。又、図2の例において、操作部52の操作レバー521が横向きの状態では開閉蓋51はロック解除状態でかつ開操作が可能な状態となり、縦向き(下向き又は上向き)の状態では閉状態でかつロック状態となる。
以下、端子部5について詳細に説明する。端子部5は、図3に示すように、開閉蓋51を開状態にすれば内部の正面壁53が表れ、この正面壁53に対し下からB−CASカードを挿抜するための挿入口(挿入スロット)531,SDカードを挿抜するための挿入口532,ロック機構を構成する係合孔54,及び,開閉検知孔551がそれぞれ開口するように形成されている。これら挿入口531,532には、B−CASカードやSDカード等の記録媒体が挿入されて接続されれば、その装着検知信号を後述のコントローラ7に出力するための装着検知部も付設されている。
一方、開閉蓋51の内面には、開閉検知ロッド552及びロック機構を構成する係合部56が形成され、開閉蓋51が閉状態に変換されることで、後述の如く、開閉検知ロッド552が開閉検知孔551に挿入・貫通されて閉検知が可能となると共に、係合部56が係合孔55に挿入・貫通されてロック操作が可能となる。係合部56は、図4に詳細を示すように、開閉蓋51を貫通するようY軸に沿って延びるロッド部522によって、操作部52と一体に結合されており、操作部52の操作レバー521をY軸回りに回転操作することで係合部56が同期してY軸回りに回転作動されるようになっている。係合部56は、円柱状の本体部561と、本体部561の先端側(内方側)の周面からY軸を中心とする放射方向に突出するよう一体に形成された1以上(図例では2つ)の係合片562,562とを備えている。これら係合片562,562は、操作レバー521がロック解除位置(例えば図4に実線で示す横向き位置)にあるときに横向きに突出し、操作レバー521がロック位置(例えば図4に二点鎖線で示す下向き位置)にあるとき上下の縦向きに突出するようになっている。なお、これらの横向き又は下向きは例示である。なお、図4中の符号511は防水用のシール部材であり、正面壁53の適所と弾性接触することにより開閉蓋51と正面壁53との間の遮水の役割を果たすようになっている。
係合孔54は、図5にも示すように、係合部56の本体部561を受け入れ可能なサイズの大径孔部541と、前記の操作レバー521がロック解除位置にあるときの係合片562,562を受け入れ可能な挿通孔部542,542とで構成されている。これら大径孔部541と挿通孔部542,542とからなる係合孔54は、開閉蓋51が水平軸X回りに閉方向に回転操作された際に、前記のロック解除位置にある係合部56が挿入可能に配置されている。
又、正面壁53の背後(内側)には、開閉蓋51が閉状態で有ることを検知するための閉スイッチ61(図6参照)が設けられている。この閉スイッチ61は、開閉蓋51が閉状態に変換されて、開閉検知ロッド552が開閉検知孔551に挿入・貫通されたときに、開閉検知ロッド552が閉スイッチ61を押圧することでスイッチON(閉検知)となり、開閉検知ロッド552が離れることでスイッチOFF(開検知)となるようになっている。図6には、開閉検知ロッド552が閉スイッチ61を押圧してスイッチONになった状態を図示している。
加えて、正面壁53の背後(内側)には、開閉蓋51が閉状態であって、かつ、係合部56がロック状態にあることを検知するためのロックスイッチ62(図6又は図7参照)が設けられている。このロックスイッチ62は、例えばホール素子により構成され、開閉蓋51が閉状態に変換された状態で、係合部56がY軸回りにロック側に回転操作されたときに、その係合部56の係合片562,562のいずれかがロック操作位置に至ったことでON信号を出力(ロック状態検知)するようになっている。つまり、ON信号の出力がない状態であれば、係合片562,562はロック操作位置以外の位置にあり、ロック状態ではないことの検知が行われる。以上の閉スイッチ61や、ロックスイッチ62を共にホール素子で構成することも可能であり、あるいは、その他の近接スイッチや、機械式の接触スイッチ等で構成することも可能である。
次に、開閉蓋51を開状態(例えば図3参照)から閉状態に閉操作するには、開閉蓋51を水平軸X回りに回転させて、その内面で端子部5の正面壁53を覆うようにする。すると、開閉検知ロッド552(例えば図6参照)が開閉検知孔551に挿通され、その先端が閉スイッチ61と接触して閉スイッチ61を押圧することになり、これにより、後述のコントローラ7に閉検知信号が出力されると同時に、係合部56(例えば図4参照)が係合孔54に挿通されることになる。この際、係合部56の両係合片562,562は、係合孔54の両挿通孔部542,542を挿通して、係合孔54の内側に突き抜けた状態で閉状態に至ることになる。このような開閉検知ロッド552,開閉検知孔551及び閉スイッチ61によって、閉検知手段が構成されている。
そして、この開閉蓋51の閉状態からロック状態に変換するには、操作レバー521をロック操作位置(図4の二点鎖線で示す位置参照)までY軸回りに回転操作する。すると、係合部56の両係合片562,562(図5参照)がY軸回りに回転して上下方向に向いたロック状態、すなわち、係合孔54(図7参照)の内側側の孔縁部と接触・係合し、これにより、開閉蓋51が開方向(図3の水平軸X回りに反時計方向)への回転移動が阻止されたロック状態に至ることになる。この際、各係合片562の先端側に埋め込まれた永久磁石563の近接をロックスイッチ62が検知してロック状態検知信号が後述のコントローラ7に出力されることになる。このような、操作部52により操作される係合部56及び係合孔54によってロック機構が構成され、ロックスイッチ62によってロック検知手段が構成されている。
<第1実施形態>
第1実施形態のコントローラ7(図8参照)は、通常制御部71に加えて、閉監視処理部72,ロック監視処理部73及び報知処理部74を備えている。通常制御部71は、各種操作部(操作パネル)23からの各種操作信号の出力を受けて、それに対応した作動制御(例えば、通常のチャネル変更やボリューム調整に加え、予め設定された各種メニューから選択された作動制御)を実行するようになっている。各種メニューには、挿入口531へのB−CASカードの挿抜や、挿入口532へのSDカードの挿抜を行う際に選択される操作メニューも含まれている。閉監視処理部72やロック監視処理部73は、開閉蓋51が閉状態でかつロック状態にあるか否かを監視して、開閉蓋51が閉じていること、かつ、ロック状態にあることを条件に浴室テレビ2の各種操作を許可する一方、閉状態ではない、又は、ロック状態でなければ、浴室テレビ2の各種操作信号をキャンセルして強制的に浴室テレビ作動用の電源供給をOFF(以下「電源OFF」という)に変換したり、電源OFFの状態に固定したりすることを、基本処理として備えている。併せて、これらの監視対象の状況に応じて、報知処理部74により使用者に対し案内情報(ガイダンス)や警告情報を報知させるようになっている。報知処理部74による報知は、監視対象の状況に応じて、表示部21に対し文字情報を表示したり、音声出力部から音声案内したり、あるいは、警告ブザーを吹鳴させたり、するようになっている。表示部21及び/又は浴室テレビ2の音声出力部が報知手段を構成する。又、ロック監視処理部73及び報知処理部74がロック監視処理手段を構成する。
以下、図9のフローチャートを参照しつつ、具体的に説明する。この監視処理は、電源スイッチ22がONされたときにスタートするようにしてもよいし、あるいは、電源スイッチ22がONされていなくても監視処理のために外部から電源供給を受けてスタートさせるようにしてもよい。後者の場合には、常時監視処理が可能となる。まず、閉監視処理部72において開閉蓋51が閉状態にあるか否かを閉スイッチ61からの閉検知信号の出力が有るか無いかに基づいて判定する(ステップS1)。閉検知信号の出力があり開閉蓋51が閉状態であれば(ステップS1でYES)、次に、ロック監視処理部73においてロック状態にあるか否かをロックスイッチ62からのON信号の出力が有るか無いかに基づいて判定する(ステップS2)。ロックスイッチ62からのON信号があり、ロック状態になっていれば(ステップS2でYES)、通常制御部71による通常制御を許可してリターンし(ステップS3)、ステップS1の閉状態に有るか否か、及び、ステップS2のロック状態に有るか否かの監視を継続する。
ステップS1で開閉蓋51が閉状態で無ければ(ステップS1でNO)、案内処理部74に指令を発して警告及び案内のための報知を行い(ステップS4)、使用者の操作に基づき各種操作部23から操作信号が出力されても、それをキャンセルしたり、電源スイッチ22による電源ONの操作信号が出力されても、それを強制的にOFFしたり、する処理を実行する(ステップS5)。前記のステップS4での報知としては、例えば「蓋が開いています。このままでは浴室テレビを使用することはできません。蓋を閉じてロックして下さい。」との案内を報知する。なお、開閉蓋51が閉じてはいない、つまり開状態にあるときは当然にロック状態でもないため、前記のステップS4での報知と、ステップS5での処理とを行うようにしている。又、各種操作信号23からの操作信号には、メニュー選択からのSDカード等の挿入・交換操作も含まれ、閉状態ではないにも拘わらず、かかる挿入・交換操作の選択信号が出力された場合には、案内処理部74により例えば次のような案内報知を行う。すなわち、「蓋が開いています。SDカード等の挿入・交換操作を続行するには、水濡れ等の異常が無いことを確認して下さい。」との案内報知を行う。
又、ステップS2で開閉蓋51が閉じてはいるがロック状態では無ければ(ステップS2でNO)、案内処理部74に警告報知等を実行するよう指令を発した上で(ステップS6)、前記のステップS5と同様に、使用者の操作に基づき各種操作部23から操作信号が出力されても、それをキャンセルしたり、電源スイッチ22による電源ONの操作信号が出力されても、それを強制的にOFFしたり、する処理を実行する(ステップS7)。ステップS6での報知としては、「蓋がロックされていません。このままでは水濡れのおそれがあります。速やかにロックして下さい。蓋を閉じた状態で操作レバーを下向きに回して下さい。」との警告及び案内のための報知を行う。
以上の場合、開閉蓋51が閉じていなければ、あるいは、ロック状態になっていなければ、警告及び案内のための報知を使用者に行うようにしているため、使用者の注意を喚起して、開閉蓋51を閉状態にしたり、ロック状態にしたり、促すことができる。しかも、浴室テレビ2に対する操作信号が出力されても、キャンセルして各種操作を禁止するようにしているため、あるいは、加えて電源スイッチ22のON操作が行われても、それを強制的に電源OFFにするようにしているため、使用者の注意喚起をより確実に行うことができ、特にロック状態に変換して維持させることをより確実に実現させることができる。
そして、開閉蓋51が閉じていなければ、加えて、ロック状態になっていなければ、浴室テレビ2を操作又は使用することができないようにしているため、特に使用者のうっかりミスや、気付かないこと等に起因する端子部5の遮水性,防水性に係る障害発生をより確実に回避することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態のコントローラ7(図8参照)は、第1実施形態のコントローラ7の構成(通常制御部71、閉監視処理部72,ロック監視処理部73及び報知処理部74)に加え、水滴監視処理部75及び湿度監視処理部76を併せて備えている。これに伴い、浴室テレビ2には、水滴検知部63及び湿度センサ64(図2も参照)も併せて設けられている。水滴検知部63は浴室テレビ2の外表面に水滴が付着しているか否かを検知するためのものであり、種々の検知手段を採用することができる。本実施形態では、例えば操作パネル23を構成する静電容量スイッチから出力される静電容量の変化に基づいて水滴付着の有無を検知するようにしている。
そして、第2実施形態では、図10のフローチャートに示すように、水滴監視処理部75及び湿度監視処理部76による監視処理も第1実施形態の監視処理(図9参照)に加えている。すなわち、ステップS11,S16,S17での開閉蓋51が閉状態に有るか否かの閉監視処理部72による監視処理を第1実施形態の監視処理(図9のステップS1,S4,S5)と同様に行い、又、ステップS12,S18,S19での開閉蓋51がロック状態に有るか否かのロック監視処理部73による監視処理を、第1実施形態の監視処理(図9のステップS2,S6,S7)と同様に行い、ステップS12でロック状態であることを検知した場合には(ステップS12でYES)、さらに水滴監視処理部75による水滴付着の監視処理を実行する。すなわち、水滴付着の有無を水滴検知部63からの検知情報に基づき判定し(ステップS13)、水滴が付着していれば、案内処理部74に指令を発して警告・案内のための報知処理を実行した上で(ステップS20)、水滴付着が無くなるまで、第1実施形態のステップS5,S7と同様に、使用者の操作に基づき各種操作部23から操作信号が出力されても、それをキャンセルしたり、電源スイッチ22による電源ONの操作信号が出力されても、それを強制的にOFFしたり、する処理を実行する(ステップS17)。ステップS20の報知としては、例えば「水滴が付着しています。水滴を拭き取って下さい。このままでは、SDカード等の挿入・交換操作をしてはいけません。」との警告及び案内を行う。
ステップS13で水滴付着が無ければ(ステップS13でNO)、さらに湿度監視処理部76による湿度監視処理を実行する。すなわち、湿度センサ64からの検知出力に基づき一定以上の湿度であれば(ステップS14でYES)、案内処理部74に指令を発して警告・案内のための報知処理を実行する(ステップS21)。この報知としては、例えば「湿度が高いため、SDカード等の挿入・交換操作をしてはいけません。」との警告及び案内を行う。この場合は、浴室テレビの視聴等の使用自体には問題ないため、操作信号をキャンセルすることなく、通常制御部71による通常制御を許可する(ステップS21の後にリターン)。
第2実施形態によれば、第1実施形態による作用効果に加え、水滴付着や多湿度等の影響をも考慮して使用者に適切な情報を案内することができ、SDカード等の挿入・交換操作を防水性の担保を図った状態で適切に行わせることができる。
<他の実施形態>
なお、本発明は上記第1及び第2実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、挿入口531,532にSDカード等が装着されたことを装着検知部からの出力により検知した後に、開閉蓋51がロック状態からロック解除状態に変化した場合には、案内処理部74に指令を発して、SDカード等の抜去及び新たな挿入のための手順に係る情報を報知するようにしてもよい。例えば「抜去したいカードを少し押圧して接続を解除し、これにより、外側に飛び出せば、これを引き抜いて下さい」というように案内報知を文字表示や音声ガイドにより行えばよい。又、前記の装着検知部から装着検知出力が無い状態で開閉蓋51がロック状態からロック解除状態に変化した場合には、SDカード等の挿入のための手順に係る情報を報知するようにしてもよい。例えば、「挿入したいカードに対応した挿入口に差し込んで、カチッと音がするまで押し込んで下さい。」というように案内報知を文字表示や音声ガイドにより行えばよい。
第1又は第2実施形態では、警告・案内報知と、操作信号キャンセル・電源OFF化とを組み合わせているが(S4とS5,S6とS7,S16とS17,S20とS17,S18とS19)、これに限らず、いずれか一方の処理だけ行うようにしてもよい。さらに、ステップS5,S7,S17,S19において、それぞれ操作信号キャンセル化と、電源OFF化との双方を行うようにしているが、いずれか一方の処理だけ行うようにしてもよい。
第1又は第2実施形態における警告・案内報知(ステップS4,S6,S16,S18,S20,S21)は、1回だけではなくて、ロック状態が検知されるまで、定期的に警告・案内報知を繰り返すようにしてもよい。
操作部23として、浴室テレビ2それ自体に設けられたもの以外に、例えば浴室テレビ2用のテレビリモコンにより代用又は共に使用可能に構成してもよく、この場合にもテレビリモコンからの無線信号により入力される操作信号も、例えばステップS5(図9参照)等の各ステップにおけるキャンセル対象に含まれる。
第1又は第2実施形態では、浴室内設置装置として浴室テレビ2を対象にして説明したが、これに限らず、浴室内設置装置として風呂リモコン4を対象にして本発明を適用するようにしてもよい。すなわち、風呂リモコン4にもSDカード等の記録媒体を装着するための端子部(端子部5と同構成)が設けられ、これを対象にして第1実施形態又は第2実施形態の監視処理を適用するようにしてもよい。これにより、浴室テレビ2の場合と同様の作用効果を得ることができる。
2 浴室テレビ(浴室内設置装置)
4 風呂リモコン(浴室内設置装置)
5 端子部
21 表示部(報知手段)
23 操作部
51 開閉蓋
54 係合孔
56 係合部
62 ロックスイッチ(ロック検知手段)
73 ロック監視処理部(ロック監視処理手段)
74 報知処理部(ロック監視処理手段)
531,532 挿入口
562 係合片
Y 軸

Claims (7)

  1. データの入出力を行うための端子部を備えた浴室内設置装置であって、
    前記端子部を覆って閉止した閉状態及び記録媒体を着脱するために露出した開状態に開閉変換可能に設けられた開閉蓋と、この開閉蓋を閉状態に保持したロック状態及び開閉変換のためにロック解除されたロック解除状態に変換するためのロック機構と、このロック機構により前記開閉蓋がロック状態にあることを検知するロック検知手段と、ロック監視処理手段と、報知手段とを備え、
    前記ロック監視処理手段は、前記ロック検知手段からの検知情報に基づき前記開閉蓋がロック状態ではないことを検知したとき、前記報知手段によりロック状態への変換操作を促す報知を実行するように構成されている、
    ことを特徴とする浴室内設置装置。
  2. 請求項1に記載の浴室内設置装置であって、
    操作のための操作信号を出力するための操作部を備え、
    前記ロック監視処理手段は、前記操作部からの操作信号の出力を受けた場合に、前記ロック検知手段からの検知情報に基づき前記開閉蓋がロック状態ではないことを検知したとき、前記報知手段によりロック状態への変換操作を促す報知を実行するように構成されている、浴室内設置装置。
  3. 請求項2に記載の浴室内設置装置であって、
    前記ロック監視処理手段は、前記報知手段によりロック状態への変換操作を促す報知を実行したとき、前記操作部から出力された操作信号をキャンセルするように構成されている、浴室内設置装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の浴室内設置装置であって、
    前記ロック監視処理手段は、前記報知手段によりロック状態への変換操作を促す報知を、前記ロック検知手段によりロック状態が検知されるまでの間、定期的に繰り返すように構成されている、浴室内設置装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の浴室内設置装置であって、
    前記端子部は記録媒体を着脱可能に接続するための挿入口を備えたものであり、この挿入口には前記記録媒体が装着されていることを検知するための装着検知部を備えており、
    前記ロック監視処理手段は、前記ロック検知手段からの検知情報に基づき前記開閉蓋がロック状態からロック解除状態への変化を検知したときに、前記装着検知部からの検知情報に基づき前記記録媒体が装着されていると検知されている場合には前記報知手段により前記記録媒体を取り外すための手順を報知する一方、前記装着検知部からの検知情報に基づき前記記録媒体が装着されていないと検知されている場合には前記報知手段により前記記録媒体を装着するための手順を報知するように構成されている、浴室内設置装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の浴室内設置装置であって、
    前記ロック機構は、前記端子に形成された係合孔と、前記開閉蓋の閉状態においてその内面から前記端子部に向けて突出して前記係合孔に挿通可能な係合部とを備え、前記係合部の軸回りの回転操作により前記係合部の周面から突出する係合片と、前記係合孔の孔縁部とが係脱可能に互いに係合するように構成され、
    前記ロック検知手段は、前記係合部の回転操作後の係合片の近接を磁気的に検知するように構成されている、浴室内設置装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の浴室内設置装置であって、
    浴室内に設置された浴室用テレビ受像機により構成されている、浴室内設置装置。
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