JP6064222B2 - 接点装置および当該接点装置を搭載した電磁継電器 - Google Patents

接点装置および当該接点装置を搭載した電磁継電器 Download PDF

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Description

本発明は、接点装置および当該接点装置を搭載した電磁継電器に関する。
従来、接点装置として、固定接点が設けられた固定端子と、固定接点に接離する可動接点が設けられた可動接触子とを有する接点ブロックと、可動接触子を駆動する駆動軸を有する駆動ブロックと、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、駆動軸と固定鉄芯との間にできる隙間を覆い隠す弾性カバーを設けることで、可動鉄芯が収納された空間への接点粉の侵入を弾性カバーによって抑制できるようにしている。
このように、可動鉄芯が収納された空間への接点粉の侵入を抑制することで、駆動軸の動作性が低下してしまうのを抑制している。
特開2005−038706号公報
しかしながら、上記従来の技術では、一方の開口が他方の開口よりも大きい筒状となるように弾性カバーを形成している。そして、小さい側の開口の内周面が駆動軸の外周面の全周にわたって弾接するようにしている。また、大きい側の開口の外周には、全周にわたって環状片が突設されており、当該環状片が接着剤等によって接合部材に結合されている。このような上記従来技術の構造では、駆動軸の小さい側の開口への挿入作業や環状片の接着作業等に手間がかかってしまうため、組み付け性があまり高くなかった。
そこで、本発明は、駆動軸の動作性が低下してしまうのを抑制しつつ、組み付け作業性を向上させることのできる接点装置および当該接点装置を搭載した電磁継電器を得ることを目的とする。
本発明の第1の特徴は、固定接点と当該固定接点に接離する可動接点とで形成される接点部を有する接点ブロックと、前記可動接点を有する可動接触子が取り付けられる駆動軸を有し、前記固定接点に前記可動接点が接離するように当該可動接触子を駆動する駆動ブロックと、を備える接点装置であって、前記接点部が配置される空間と前記駆動ブロックの前記駆動軸が収容される空間とを仕切る仕切り壁を備え、前記仕切り壁は、押さえ部によって押圧される押圧部と、当該押圧部から延設されて延設方向に収縮可能な壁部とを有し、前記仕切り壁は、少なくとも前記壁部に、前記接点部が配置される空間と前記駆動ブロックの前記駆動軸が収容される空間とを連通する連通部が形成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、固定接点と当該固定接点に接離する可動接点とで形成される接点部を有する接点ブロックと、前記可動接点を有する可動接触子が取り付けられる駆動軸を有し、前記固定接点に前記可動接点が接離するように当該可動接触子を駆動する駆動ブロックと、を備える接点装置であって、前記接点部が配置される空間と前記駆動ブロックの前記駆動軸が収容される空間とを仕切る仕切り壁を備え、前記仕切り壁は、押さえ部によって押圧される押圧部と、当該押圧部から延設されて延設方向に収縮可能な壁部とを有し、前記壁部の自由端部に薄肉部が形成されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、前記薄肉部は、前記壁部とは別部材で形成されていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、固定接点と当該固定接点に接離する可動接点とで形成される接点部を有する接点ブロックと、前記可動接点を有する可動接触子が取り付けられる駆動軸を有し、前記固定接点に前記可動接点が接離するように当該可動接触子を駆動する駆動ブロックと、を備える接点装置であって、前記接点部が配置される空間と前記駆動ブロックの前記駆動軸が収容される空間とを仕切る仕切り壁を備え、前記仕切り壁は、押さえ部によって押圧される押圧部と、当該押圧部から延設されて延設方向に収縮可能な壁部とを有し、前記駆動ブロックは固定鉄芯を備えており、当該固定鉄芯と前記押さえ部との間には鉄芯ゴムが配置されており、前記仕切り壁は、前記鉄芯ゴムを兼ねていることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、前記仕切り壁は、少なくとも前記壁部がゴムで形成されていることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、前記仕切り壁は、少なくとも前記壁部が金属で形成されていることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、前記仕切り壁は、少なくとも前記壁部が成形材料で形成されていることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、電磁継電器に前記接点装置が搭載されていることを要旨とする。
本発明によれば、駆動軸の動作性が低下してしまうのを抑制しつつ、組み付け作業性を向上させることのできる接点装置および当該接点装置を搭載した電磁継電器を得ることができる。
本発明の一実施形態にかかる電磁継電器を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる電磁継電器の分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる接点装置の一部を分解して示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる電磁継電器を示す図であって、(a)は側断面図、(b)は図4(a)と直交する方向で切断した側断面図である。 本発明の一実施形態にかかる接点装置の接点部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかる防塵部の形状を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる接点装置の接点部同士が当接した状態を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施形態の第1変形例にかかる接点装置の接点部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施形態の第2変形例にかかる防塵部の形状を示す断面図である。 本発明の一実施形態の第3変形例にかかる防塵部の形状を示す断面図である。 本発明の一実施形態の第4変形例にかかる接点装置の接点部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施形態の第5変形例にかかる接点装置の接点部を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施形態の第6変形例にかかる接点装置の接点部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下では図4(b)の上下左右を上下左右として、図4(a)の左右を前後として説明する。
本実施形態にかかる電磁継電器100は、初期状態において接点オフとなる所謂常開型のものであり、図1〜図3に示すように、下部に位置する駆動ブロック2と上部に位置する接点ブロック3とを一体に組み合わせて構成される接点装置1を備えている。そして、接点装置1は、中空箱型のケース5内に収納されている。なお、初期状態において接点オンとなる所謂常閉型の電磁継電器を用いることも可能である。
ケース5は、略矩形状のケース基部7と、このケース基部7を覆うように配置される駆動部2および接点部3などの搭載部品を収容するケースカバー9と、を備えている。
ケース基部7には、一対のコイル端子20がそれぞれ装着される一対のスリット71、71が図4における下部側に設けられている。また、ケース基部7には、一対の主端子10,10の端子部10b,10bが装着される一対のスリット72、72が図4における上部側にそれぞれ設けられている。一方、ケースカバー9は、ケース基部7側が開放された中空箱型に形成されている。なお、挿通孔71はコイル端子20の断面形状と略同形状であり、挿通穴72は主端子10の端子部10bの断面形状と略同形状となっている。
駆動ブロック2は、コイル13が巻回される中空円筒状のコイルボビン11と、コイルボビン11に固定されコイル13の両端がそれぞれ接続される一対のコイル端子20と、を備えている。
コイルボビン11は、円筒部の上下両端に円周方向へ突出した略円形のフランジ部11cを備えており、上下のフランジ部11cの間にはコイル13が巻回される巻胴部11dが形成されている。
コイル端子20は、銅などの導電性材料を用いて平板状に形成されており、一対のコイル端子20には中継端子20aがそれぞれ設けられている。そして、各中継端子20aには、コイルボビン11に巻かれたコイル13の両端の引出線が絡げられた状態で半田付けされている。
そして、一対のコイル端子20を介してコイル13に通電することで駆動ブロック2を駆動するようにしている。このように駆動ブロック2を駆動させることで、後述する接点ブロック3の固定接点35aと可動接点29bとで構成される接点部60が開閉されて、一対の固定端子台35間の導通、非導通を切り替えることができるようになっている。
また、駆動ブロック2は、磁性材料からなりコイルボビン11を包囲する継鉄6を備えている。本実施形態では、継鉄6は、コイルボビン11の上端面に当接する矩形状の継鉄上板21と、コイルボビン11の下端面および側面に当接する矩形状の継鉄19とで構成されており、前後方向に開放されている。
継鉄19は、コイル13とケース5との間に配置されており、この継鉄19は、底壁19aと、底壁19aの周縁から立ち上がる一対の側壁19b、19bとを備えている。本実施形態では、底壁19aおよび一対の側壁19b、19bは、一枚の板を折曲することにより連続一体に形成されている。また、継鉄19の底壁19aには、円環状の貫通孔19cが形成されており、この貫通孔19cには磁性材料からなるブッシュ16が装着されている。そして、継鉄19の一対の側壁19b、19bの先端側(上端側)には、コイルボビン11に巻かれたコイル13を覆うようにして上述した継鉄上板21が配置されている。
また、駆動ブロック2は、コイルボビン11の円筒内部に固定され通電されたコイル13によって磁化される固定鉄芯15と、固定鉄芯15とは上下方向(軸方向)で対向し、コイルボビン11の円筒内に配置される可動鉄芯17と、を備えている。固定鉄芯15は略円筒状に形成されており、貫通孔15cが形成された突起部15aの上端にフランジ部15bが円周方向に突出して設けられている。
さらに、本実施形態では、駆動ブロック2は、固定鉄芯15および可動鉄芯17とコイルボビン11との間に、磁性材料からなり、上面が開口した有底円筒状に形成されたプランジャキャップ14を備えている。本実施形態では、コイルボビン11の中心に形成された貫通孔11a内に、プランジャキャップ14が配置されている。このとき、コイルボビン11の上側には円環状の座面11bが形成されており、この座面11bにプランジャキャップ14のフランジ部14aを載置している。そして、貫通孔11aにはプランジャキャップ14の突出部14bを嵌合させている。また、コイルボビン11の円筒内部に設けられたプランジャキャップ14内に固定鉄芯15と可動鉄芯17とが収納されるようにしている。なお、固定鉄芯15はプランジャキャップ14の開口側に配置されることとなる。
さらに、固定鉄芯15および可動鉄芯17はそれぞれ外径がプランジャキャップ14の内径と略同径の円柱状に形成されており、可動鉄芯17はプランジャキャップ14の円筒内部を摺動するようになっている。この可動鉄芯17の移動範囲は、固定鉄芯15から離れた初期位置と固定鉄芯15に当接する当接位置との間に設定される。また、固定鉄芯15と可動鉄芯17の間には、コイルばねからなり可動鉄芯17を初期位置に復帰させる向きに付勢する復帰ばね23が介在している。可動鉄芯17は、この復帰ばね23によって固定鉄芯15から離反する方向(図4の上側)に付勢されている。なお、本実施形態では、固定鉄芯15の貫通孔15c内には、中心側に向けて突出して孔径を小さくする突起15dが全周にわたって設けられており、この突起15dの下面15fが復帰ばね23のばね受け部となっている。
また、継鉄上板21の中央部には固定鉄芯15が挿通される挿通孔21aが貫設されている。そして、固定鉄芯15を挿通する際には、固定鉄芯15の円筒部15bを継鉄上板21の上面側から挿通するようになっている。このとき、継鉄上板21の上面略中心には、固定鉄芯15のフランジ部15bと略同径の凹部21bが設けられており、固定鉄芯15のフランジ部15bを凹部21bにはめ込むことで抜け止めがなされる。
さらに、継鉄上板21の上面側には金属製からなる押さえ板49が設けられており、左右端部が継鉄上板21の上面に固定されている。そして、押さえ板49の中央の凸部が継鉄上板21の上面より突出した固定鉄芯15のフランジ部15bを収納する空間を形成するように設けられている。さらに、本実施形態では、固定鉄芯15と押さえ板49の間に、ゴム弾性を有する材料(例えば合成ゴム)からなる鉄芯ゴム18が設けられて(配置されて)おり、固定鉄芯15からの振動が押さえ板49に直接伝播されないようになっている。この鉄芯ゴム18は円盤状に形成されており、中央部には後述するシャフト(駆動軸)25が挿通される挿通孔18aが貫設されている。さらに、本実施形態では、鉄芯ゴム18は、フランジ部15bを包むようにして固定鉄芯15に嵌着されている。
また、鉄芯ゴム18と押さえ板49の間には、可動鉄芯17が収納された空間への接点粉の侵入を抑制するための防塵壁(仕切り壁)80が設けられている。この防塵壁(仕切り壁)80は、フランジ部(押圧部)81とフランジ部81から立ち上がるように延設された周壁部(壁部)82とで構成されており、中央部には後述するシャフト(駆動軸)25が挿通される挿通孔80aが貫設されている。
プランジャキャップ14の開口側には、円周方向に突出するフランジ部14aが形成されており、このフランジ部14aは継鉄上板21の下面における挿通孔21aの周囲に固着されている。そして、プランジャキャップ14の下端底部は、底壁19aの貫通孔19cに装着されたブッシュ16に挿通されている。このとき、プランジャキャップ14の下部に収納された可動鉄芯17がブッシュ16の周部と磁気接合されることとなる。
かかる構成とすることで、コイル13への通電時には、固定鉄芯15における可動鉄芯17との対向面と底壁19aにおけるブッシュ16との周部とが、一対の磁極部として互いに異極性になり、可動鉄芯17が固定鉄芯15に吸引されて当接位置に移動する。一方、コイル13への通電を停止すると、可動鉄芯17は復帰ばね23により初期位置に復帰する。なお、復帰ばね23は、固定鉄芯15の挿通孔15cに挿通されており、上端が突起15dの下面15fに当接するとともに、下面が可動鉄芯17の上面に当接するようになっている。さらに、本実施形態では、プランジャキャップ14内の底部には、ゴム弾性を有する材料からなり、可動鉄芯17の外径と略同径に形成されたダンパーゴム12が設けられている。
また、駆動ブロック2の上方には、コイル13の通電の入切に応じて接点を開閉する接点ブロック3が設けられている。
接点ブロック3は、耐熱性材料により下面が開口する箱状に形成されたベース41を備えている。そして、ベース41の底部には、2箇所の挿通孔41aが設けられており、挿通孔41aには一対の固定端子35が下フランジ32を挟んで挿通されている。固定端子35は銅系材料等の導電性材料によって円筒形に形成されている。固定端子35の下端面には、固定接点35aが形成されており、上端部には円周方向に突出したフランジ部35bが形成され、フランジ部35bの中心には凸部35cが設けられている。そして、下フランジ32の上面と固定端子35のフランジ部35bは銀ろう34により密閉接合されており、下フランジ32の下面とベース41の上面の間も銀ろう36により密閉接合されている。
また、固定端子35には、外部負荷等に接続される一対の主端子10,10が取り付けられている。主端子10,10は、導電性材料を用いて平板状に形成されており、前後方向中間部が階段状に曲げられている。主端子10,10の前端には、固定端子35の凸部35cが挿通される挿通穴10a,10aが形成されており、この挿通穴10a,10aを挿通した凸部35cがスピンカシメ加工されることで主端子10,10が固定端子35に固定されている。
また、ベース41内には、一対の固定接点35a間に跨る形で可動接触子29が配置されており、可動接触子29の上面において固定接点35aに対向する部位に、それぞれ可動接点29bが設けられている。そして、可動接触子29の中央部には、可動接触子29を可動鉄芯17に連結するシャフト25の一端部が挿通される挿通孔29aが貫設されている。
シャフト25は、非磁性材料によって形成されており、可動鉄芯17の移動方向(上下方向)に長い丸棒状のシャフト本体部25bと、可動接触子29から上方に突出した部分に円周方向に突出するように形成されたフランジ部25aとを有している。
さらに、可動接触子29と押さえ板49との間には、絶縁材料によって形成され、押さえ板49を覆うように形成された絶縁板37と、コイルばねからなり、シャフト25が挿通される接圧ばね33と、が設けられている。なお、絶縁板37の中央には、シャフト25が挿通する挿通孔37aが設けられており、可動接触子29は接圧ばね33によって上方向に付勢されている。
ここで、可動鉄芯17が初期位置にあるときは可動接点29bと固定接点35aとが互いに離間し、可動鉄芯17が当接位置にあるときは可動接点29bと固定接点35aとが接触するように、可動鉄芯17と可動接触子29との位置関係を設定している。すなわち、コイル13を通電していない期間には接点装置3がオフとなることで両固定端子35間が絶縁され、コイル13を通電している期間には接点ブロック3がオンとなることで両固定端子35間が導通することになるようにしている。なお、可動接点29bと固定接点35aとの間の接触圧は接圧ばね33によって確保されるようにしている。
ところで、可動接触子29の可動接点29bと固定接点35a,35aとが接触した状態で電流が流れると、この電流によって、固定接点35a,35aと可動接触子29との間に電磁反発力が作用する。この固定接点35a,35aと可動接触子29との間に電磁反発力が作用すると、接点圧が低下し、接触抵抗が大きくなってジュール熱が急激に増加したり、接点が開離してアーク熱が発生したりする。そのため、可動接点29bおよび固定接点35aが溶着してしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、可動接触子29を囲うようにヨーク50を設けている。具体的には、可動接触子29の上側に配置される上側ヨーク(第1ヨーク)51と、可動接触子29の下側および側部を囲う下側ヨーク(第2ヨーク)52とで可動接触子29の上下面および側面を囲うヨーク50を構成している。このように、上側ヨーク51と下側ヨーク52とで可動接触子29を囲うようにすることで、上側ヨーク51と下側ヨーク52との間に磁気回路が形成されるようにしている。
そして、上側ヨーク51および下側ヨーク52を設けることで、可動接点29bと固定接点35a,35aとの接触時に電流が流れた際に、上側ヨーク51および下側ヨーク52が電流に基づいて相互に吸引する磁力を発生させるようにしている。このように、相互に吸引する磁力が発生することで、上側ヨーク51と下側ヨーク52とが相互に吸引し合うこととなる。この上側ヨーク51と下側ヨーク52とが吸引しあうことによって、可動接触子29が固定接点35aに押圧されて、可動接触子29が固定接点35aから開離しようとする動作が規制される。このように、可動接触子29が固定接点35aから開離しようとする動作を規制することで、可動接触子29が固定接点35aに反発することなく可動接点29bが固定接点35aに吸着するためアークの発生が抑制される。その結果、アークの発生による接点溶着を抑制することができるようになる。
また、本実施形態では、上側ヨーク51を略矩形板状に形成し、下側ヨーク52を、底壁部52aと、底壁部52aの両端から立ち上がるように形成された側壁部52bとで略U字状に形成している。このとき、図4(a)に示すように、下側ヨーク52の側壁部52bの上端面を上側ヨーク51の下面に当接させるのが好ましいが、下側ヨーク52の側壁部52bの上端面を上側ヨーク51の下面に当接させないようにしてもよい。
そして、本実施形態では、可動接触子29は、下側ヨーク52を介して接圧ばね33によって上方向に付勢されるようにしている。具体的には、接圧ばね33は、上端が下側ヨーク52の下面に当接するとともに、下端が突起15dの上面15eに当接するようになっている。このように、本実施形態では、突起15dの上面15eが接圧ばね33のばね受け部となっている。
また、上側ヨーク51、下側ヨーク52、および押さえ板49には、シャフト25が挿入される挿通孔51a、挿通孔52c、および挿通孔49aがそれぞれ形成されている。
そして、以下のようにして、シャフト25の一端部に、可動接触子29が取り付けられるようになっている。
まず、下側から可動鉄芯17、復帰ばね23、継鉄上板21、固定鉄芯15、鉄芯ゴム18、防塵壁(仕切り壁)80、押さえ板49、絶縁板37、接圧ばね33、下側ヨーク52、可動接触子29、上側ヨーク51の順に配置する。このとき、復帰ばね23は、継鉄上板21の貫通孔21aおよびプランジャキャップ14の貫通孔14cに突起部15aを嵌合させた固定鉄芯15の貫通孔15c内に挿通されている。
そして、シャフト25の本体部25bを、上側ヨーク51の上側からそれぞれの貫通孔51a、29a、52c、37a、49a、80a、18a、15c、21aおよび接圧ばね33、復帰ばね23に挿通させ、可動鉄芯17の挿通孔17aに挿通させて連結する。本実施形態では、シャフト25の可動鉄芯17への連結は、図4に示すように、先端を押しつぶしてリベット結合することで行っている。なお、シャフト25の他端部にねじ溝を形成して可動鉄芯17に螺合させることで、シャフト25を可動鉄芯17に連結させるようにしてもよい。
こうして、シャフト25の一端部に可動接触子29が取り付けられる。本実施形態では、上側ヨーク51の上側には円環状の座面51bが形成されており、この座面51bにシャフト25のフランジ部25aを収納することで、シャフト25の上方への突出を抑制しつつ、シャフト25の抜け止めがなされるようにしている。なお、シャフト25を上側ヨーク51にレーザー溶接等で固定するようにしてもよい。
また、固定鉄芯15に設けられた挿通孔15cについては、少なくともシャフト25が固定鉄芯15に接触しないようにシャフト25の外径に比較して大きな内径に設定されている。かかる構成とすることで、可動接触子29が可動鉄芯17の移動に連動して上下方向に移動することとなる。
また、本実施形態では、可動接点29bが固定接点35aから引き離された際に、可動接点29bと固定接点35aとの間に発生するアークを抑制するために、ベース41内にガスを封入している。このようなガスとしては、アークが発生する温度領域で最も熱伝導に優れた水素ガスを主体とした混合ガスを用いることができる。このガスを封止するために、本実施形態では、ベース41と継鉄上板21との隙間を覆う上フランジ40を設けている。
具体的には、ベース41は、一対の貫通孔41aが並設された天壁41bと、この天壁41bの周縁から立ち上がる角筒状の壁部41cとを有しており、下側(可動接触子29側)が開放された中空箱型に形成されている。そして、開放された下側から可動接触子29を壁部41cの内側に収容した状態で、上フランジ40を介してベース41を継鉄上板21に固定している。
本実施形態では、ベース41下面の開口周縁部と上フランジ40の上面とを銀ろう38により気密接合するとともに、上フランジ40の下面と継鉄上板21の上面とをアーク溶接等で気密接合している。さらに、継鉄上板21の下面とプランジャキャップ14のフランジ部14aとをアーク溶接等で気密接合している。こうすることで、ベース41内にガスが封入された封止空間Sを形成している。
さらに、ガスを用いたアークの抑制方法と並行して本実施形態では、カプセルヨークを用いたアークの抑制も行っている。カプセルヨークは磁性部材30および一対の永久磁石31から構成されており、磁性部材30は鉄等の磁性材料によって略U字状に形成されている。この磁性部材30は、互いに対抗する一対の側片30aと、両側片30aの基端部を連結する連結片30bとで一体に形成されている。
永久磁石31は、両側片30aにそれぞれ対向するように磁性部材30の両側片30aに取り付けられており、この永久磁石31によって、ベース41に可動接点29aの固定接点35aへの接離方向と略直行する磁場を与えている。これにより、アークが可動接触子29の移動方向と直交する方向へ引き伸ばされるとともに、ベース41内に封入されたガスによって冷却されて、アーク電圧が急激に上昇し、アーク電圧が接点間の電圧を上回った時点でアークが遮断される。つまり、本実施形態の電磁継電器100では、カプセルヨークによる磁気ブローとベース41内に封入されたガスによる冷却とでアーク対策が講じられている。こうすることで、アークを短時間で遮断することができるようになり、固定接点35aおよび可動接点29bの消耗を小さくすることができる。
ところで、本実施形態の電磁継電器100においては、可動鉄芯17はプランジャキャップ14によって移動方向(上下方向)に案内されているため、移動方向に直行する平面での位置が規制されている。したがって、可動鉄芯17と接続されたシャフト25においても可動鉄芯17の移動方向に直行する平面内での位置が規制されることになる。さらに、本実施形態では、固定鉄芯15においても挿通孔15cにシャフト25が挿通されることにより可動鉄芯17の移動方向に直行する平面内でのシャフト25の位置を規制している。つまり、固定鉄芯15の挿通孔15cは、突起15dが形成された部位の内径が、シャフト25の外径と同程度となるように形成されている。すなわち、シャフト25の前後左右への移動を規制しつつ、シャフト25が上下方向へ移動する程度の径となるように設定されている。
かかる構成とすることで、シャフト25はプランジャキャップ14と固定鉄芯15の突起15dの2箇所で可動鉄芯17の移動方向に対する傾きが規制されることになる。したがって、可動鉄芯17の移動方向に対してシャフト25が傾きかけても、可動鉄芯17の移動方向に直行する平面内でのシャフト25の位置が可動鉄芯17の下端と固定鉄芯15の突起15dの2箇所で規制されるため、シャフト25の傾きが規制されることになる。その結果、シャフト25の直進性が確保され、シャフト25が傾いてしまうのを抑制することができる。
ここで、本実施形態では、防塵壁(仕切り壁)80によって、封止空間Sを、接点部60が配置される空間S1と駆動ブロック2のシャフト25が収容される空間(シャフト25と駆動ブロック2との間に形成される隙間)S2とを仕切るようにしている。
具体的には、防塵壁(仕切り壁)80は、押さえ板(押さえ部)49によって押圧されるフランジ部(押圧部)81と、フランジ部81から立ち上がるように延設された周壁部(壁部)82と、で構成されている。なお、本実施形態では、フランジ部(押圧部)81は、押さえ板(押さえ部)49によって固定鉄芯15(より具体的には、鉄芯ゴム18)に向けて押圧されることで、固定鉄芯15(駆動ブロック2)に固定されている。
また、周壁部(壁部)82は、軸方向(延設方向)に収縮可能となるように形成されている。そして、周壁部(壁部)82の自由端部82aは、全周にわたって下ヨーク52の下面に当接している。なお、本実施形態では、自由端部82aをシャフト25とともに移動する移動体(可動接触子やヨークなど)の動きに追従させるようにし、当該移動体を自由端部82aとの当接を維持したまま移動させることができるようにしている。すなわち、周壁部(壁部)82が移動体(可動接触子やヨークなど)の動きに伴って弾性変形するようにしている。
このような防塵壁(仕切り壁)80は、少なくとも周壁部(壁部)82をゴムで形成することで得ることができる。このように、ゴムで形成するようにすれば、ゴムの弾性力を利用した固着を行うことが可能となり、設計自由度を向上させることが可能となる。
また、少なくとも周壁部(壁部)82を金属で形成することでも、上述の防塵壁(仕切り壁)80を得ることができる。こうすれば、耐熱温度を高くすることができ、使用温度範囲を広げることが可能となる。
また、少なくとも周壁部(壁部)82を樹脂などの成形材料で形成するようにしてもよい。こうすれば、防塵壁(仕切り壁)80の形状自由度を向上させることが可能となり、設計自由度を向上させることができる。
次に、かかる構成とした接点装置1の動作を説明する。
まず、コイル13が通電されていない状態では、復帰ばね23の弾性力が接圧ばね33の弾性力に打ち勝って、可動鉄芯17が固定鉄芯15から離れる方向に移動し、可動接点29bが固定接点35aから離反した図4(a)、(b)の状態となる。このとき、図5に示すように、防塵壁(仕切り壁)80の周壁部(壁部)82は、湾曲(弾性変形)した状態で自由端部82aが下ヨーク52の下面に当接することとなる。
このオフ状態からコイル13が通電されると、可動鉄芯17が電磁力により復帰ばね23の弾性力に抗して固定鉄芯15に吸引されるようにして固定鉄芯15に接近移動する。この可動鉄芯17の上側(固定鉄芯15側)への移動に伴って、シャフト25並びにシャフト25に取り付けられた上側ヨーク51、可動接触子29および下側ヨーク52が上側(固定接点35a側)に移動する。これにより、可動接触子29の可動接点29bが固定端子35の固定接点35aに接触してこれら各接点相互が電気的に導通して接点装置1がオンとなる。このとき、図7に示すように、防塵壁(仕切り壁)80の周壁部(壁部)82は、ほぼ真っ直ぐの状態で自由端部82aが下ヨーク52の下面に当接することとなる。そして、自由端部82aは、移動体(可動接触子やヨークなど)の動きに追従するため、移動体(可動接触子やヨークなど)は、自由端部82aを当接させた状態で移動することとなる。こうすることで、空間S2内への接点粉の侵入を抑制することができるようになる。その結果、空間S2内への接点粉の侵入によってシャフト(駆動軸)25の可動が妨げられてしまうのを抑制することができる。
以上、説明したように、本実施形態では、押さえ板(押さえ部)49によって押圧されるフランジ部(押圧部)81と、フランジ部81から延設されて軸方向(延設方向)に収縮可能な周壁部(壁部)82とで、接点部60が配置される空間S1と駆動ブロック2のシャフト(駆動軸)25が収容される空間S2とを仕切る防塵壁(仕切り壁)80を構成している。こうすることで、防塵壁(仕切り壁)80の挿通孔80aにシャフト(駆動軸)25を圧入させる必要がなくなり、組み付け作業性を向上させることができるようになる。
なお、防塵壁(仕切り壁)80の周壁部(壁部)82の形状は、図8に示すように、蛇腹状に形成することも可能である。この図8では、鉄芯ゴム18を用いていないものを例示しているが、上記実施形態と同様に鉄芯ゴム18を用いるようにしてもよい。また、上記実施形態において鉄芯ゴム18を用いないようにすることも可能である。
かかる構成としても、上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
また、図9に示すように、周壁部(壁部)82の自由端部82aに薄肉部82bを形成するようにしてもよい。
かかる構成としても、上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。また、自由端部82aを薄肉とすることで、移動体との密着性を向上させることができ、防塵効果をより高めることができる。
なお、図10に示すように、薄肉部82bを周壁部(壁部)82とは別部材で形成するようにしてもよい。すなわち、薄肉部82bと周壁部(壁部)82とを別体に設けたり、別材料を用いて一体に設けたりすることで、薄肉部82bと周壁部(壁部)82とが別部材で構成されるようにしてもよい。
かかる構成としても、上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。また、自由端部82aを薄肉とすることで、移動体との密着性を向上させることができ、防塵効果をより高めることができる。さらに、周壁部(壁部)82とは別部材で形成するようにすれば、防塵壁(仕切り壁)80の形状自由度を向上させることが可能となり、防塵効果をより高めることができるようになる。
また、図11に示すように、防塵壁(仕切り壁)80に鉄芯ゴムの機能も持たせ、鉄芯ゴムを兼ねるようにすることも可能である。
かかる構成としても、上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。また、防塵壁(仕切り壁)80と鉄芯ゴムとを一体とする事で、部品点数を削減することができ、組み付け作業性をより向上させることができるようになる。
また、図12に示すように、防塵壁(仕切り壁)80の少なくとも周壁部(壁部)82に、接点部60が配置される空間S1と駆動ブロック2の駆動軸25が収容される空間S2とを連通する連通部82cを形成するようにしてもよい。図12では、メッシュ状の防塵壁(仕切り壁)80を用いて防塵を行えるようにしている。この図12においても、鉄芯ゴム18を用いていないものを例示しているが、上記実施形態と同様に鉄芯ゴム18を用いるようにしてもよい。
かかる構成としても、上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。また、連通部82cを形成することで、空間S1と空間S2との間での気体の移動が可能となるため、接点開閉時のエアダンピングによって可動鉄芯17に作用する抵抗が増大してしまうのを抑制することができる。
また、図13に示すように、フランジ部(押圧部)81を押さえ板(押さえ部)49Aによって移動体側に押圧し、周壁部(壁部)82の自由端部82aを押さえ板49(駆動ブロック2側の部材)に当接させるようにしてもよい。この図13においても、鉄芯ゴム18を用いていないものを例示しているが、上記実施形態と同様に鉄芯ゴム18を用いるようにしてもよい。
かかる構成としても、上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、上側ヨーク51と下側ヨーク52とで可動接触子29を囲うようにしたものを例示したが、上側ヨーク51および下側ヨーク52のうちいずれか一方だけ設けるようにしてもよい。また、ヨークそのものを設けないようにすることも可能である。
また、上記実施形態およびその変形例で示した構造は、適宜に組み合わせることが可能である。
また、可動接触子や固定端子、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
1 接点装置
2 駆動ブロック
3 接点ブロック
15 固定鉄芯
18 鉄芯ゴム
25 シャフト(駆動軸)
29 可動接触子
29b 可動接点
35a 固定接点
60 接点部
80 防塵壁(仕切り壁)
81 フランジ部(押圧部)
82 周壁部(壁部)
82a 自由端部
100 電磁継電器

Claims (8)

  1. 固定接点と当該固定接点に接離する可動接点とで形成される接点部を有する接点ブロックと、前記可動接点を有する可動接触子が取り付けられる駆動軸を有し、前記固定接点に前記可動接点が接離するように当該可動接触子を駆動する駆動ブロックと、を備える接点装置であって、
    前記接点部が配置される空間と前記駆動ブロックの前記駆動軸が収容される空間とを仕切る仕切り壁を備え、
    前記仕切り壁は、押さえ部によって押圧される押圧部と、当該押圧部から延設されて延設方向に収縮可能な壁部とを有し、
    前記仕切り壁は、少なくとも前記壁部に、前記接点部が配置される空間と前記駆動ブロックの前記駆動軸が収容される空間とを連通する連通部が形成されていることを特徴とする接点装置。
  2. 固定接点と当該固定接点に接離する可動接点とで形成される接点部を有する接点ブロックと、前記可動接点を有する可動接触子が取り付けられる駆動軸を有し、前記固定接点に前記可動接点が接離するように当該可動接触子を駆動する駆動ブロックと、を備える接点装置であって、
    前記接点部が配置される空間と前記駆動ブロックの前記駆動軸が収容される空間とを仕切る仕切り壁を備え、
    前記仕切り壁は、押さえ部によって押圧される押圧部と、当該押圧部から延設されて延設方向に収縮可能な壁部とを有し、
    前記壁部の自由端部に薄肉部が形成されていることを特徴とする接点装置。
  3. 前記薄肉部は、前記壁部とは別部材で形成されていることを特徴とする請求項2に記載の接点装置。
  4. 固定接点と当該固定接点に接離する可動接点とで形成される接点部を有する接点ブロックと、前記可動接点を有する可動接触子が取り付けられる駆動軸を有し、前記固定接点に前記可動接点が接離するように当該可動接触子を駆動する駆動ブロックと、を備える接点装置であって、
    前記接点部が配置される空間と前記駆動ブロックの前記駆動軸が収容される空間とを仕切る仕切り壁を備え、
    前記仕切り壁は、押さえ部によって押圧される押圧部と、当該押圧部から延設されて延設方向に収縮可能な壁部とを有し、
    前記駆動ブロックは固定鉄芯を備えており、当該固定鉄芯と前記押さえ部との間には鉄芯ゴムが配置されており、
    前記仕切り壁は、前記鉄芯ゴムを兼ねていることを特徴とする接点装置。
  5. 前記仕切り壁は、少なくとも前記壁部がゴムで形成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の接点装置。
  6. 前記仕切り壁は、少なくとも前記壁部が金属で形成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の接点装置。
  7. 前記仕切り壁は、少なくとも前記壁部が成形材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の接点装置。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか1項に記載の接点装置が搭載されていることを特徴とする電磁継電器。
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