JP6063001B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機やパチスロ等の遊技機に関する。
一般に、パチンコ機やパチスロ等の遊技機は、前面が開口された箱状のキャビネットと、フロントドアとを有している。
フロントドアは、キャビネットの開口を開閉可能に覆うドア本体と、遊技の演出や遊技機の装飾に用いられる装飾部と、光源と、を有している。装飾部は、透光性を有する部材によって形成されている。また、装飾部には、文字やキャラクタ等が印刷されている。光源は、装飾部とドア本体との間に設けられ、発光して装飾部を内側から照らす。装飾部が光源に照らさせることによって、装飾部に印刷された文字やキャラクタ等が鮮明に表示されて、演出や装飾の効果を高めることができる。
特許文献1には、フロントドアに設けられ、遊技に関する演出を行う4thリールを有するパチスロが記載されている。4thリールは、円筒形状に形成され、外周には、リールシートが貼着されている。リールシートは、青色の文字が描かれた青色装飾シート、赤色の文字が描かれた赤色装飾シート及びスモークシートの3層からなる。4thリールの内方には、LEDにより形成されたリールバックランプが配置されている。リールバックランプは、各装飾シートに描かれた文字と同色系の色の光を遊技の状況に応じて選択的に照射する。スモークシートは、リールバックランプの消灯時において、青色装飾シート及び赤色装飾シートに描かれた各文字を遊技者に対し視認できないようにする。
上記のように構成されたパチスロにおいて、例えば、リールバックランプが赤色の光を照射する場合、遊技者は青色装飾シートに描かれた青色の文字のみ視認できる。また、リールバックランプが青色の光を照射する場合、遊技者は赤色装飾シートに描かれた赤色の文字のみ視認できる。
特開2010−167193号公報
しかしながら、特許文献1に記載された遊技機では、4thリールの表示を変化させるには、複数枚のシートが必要となり、4thリールの構造が複雑になる。
そこで本発明は、簡単な構成で、装飾部の表示を変化させることができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、本体部と、本体部に設けられた透光性を有する装飾部と、本体部の内部から装飾部を照らす光源と、を備える。装飾部は、装飾部本体と、塗料によって装飾部本体に形成された第1層と、第1層上に形成された第2層と、第2層上に形成された第3層と、を有する。第1層は、透光性を有する塗料によって形成され、第1図柄と、第1図柄が形成された領域以外の領域に形成された第2図柄と、を有する。第2層は、第1層の外側に形成され、第1層側から透過する光を減光する。第3層は、第2層の外側に、透光性を有する塗料によって形成され、第1図柄と同様の第3図柄を有する。第3層の第3図柄が形成された領域以外の領域には、無色の透光性を有する塗料によって無色領域が形成される。第3図柄は第1図柄と重なり、且つ、無色領域は第2図柄に重なるように形成される。光源が装飾部に光を照射すると、第1層の第1図柄及び第2図柄が第2層及び第3層を介して視認可能に表示される。
本発明によれば、簡単な構成で、装飾部の表示を変化させることができる。
本発明のパチスロの機能フローを示す図である。 本発明のパチスロの斜視図である。 本発明のパチスロの回路構成を示す図である。 本発明のパチスロの腰部の分解図である。 本発明のパチスロの腰部の断面図である。 腰部フィルムの前面に形成された層を説明するための図である。 腰部の状態を説明する図であり、Aは腰部が消灯しているときの状態を示し、Bは腰部LEDが点灯しているときの状態を示している。
[パチスロの機能フロー]
本発明の遊技機に係る実施の形態について、以下図面を参照しながら説明する。はじめに、図1を参照して、本実施の形態における遊技機(以下、パチスロ)1の機能フローについて説明する。
遊技者によりメダルが投入され、スタートレバー6が操作されると、予め定められた数値の範囲(例えば、0〜65535)の乱数から1つの値(以下、乱数値)が抽出される。
内部抽籤手段(後述のメインCPU31)は、抽出された乱数値に基づいて抽籤を行い、内部当籤役を決定する。内部当籤役の決定により、後述の入賞判定ラインに沿って表示を行うことを許可する図柄の組合せが決定される。尚、図柄の組合せの種別としては、メダルの払い出し、再遊技の作動、ボーナスの作動等といった特典が遊技者に与えられる「入賞」に係るものと、それ以外のいわゆる「ハズレ」に係るものとが設けられている。
続いて、複数のリール3L,3C,3Rの回転が行われた後で、遊技者によりストップボタン7L,7C,7Rが押されると、リール停止制御手段(後述のモータ駆動回路39、後述のステッピングモータ49L,49C,49R)は、内部当籤役とストップボタンが押されたタイミングとに基づいて、該当するリールの回転を停止する制御を行う。
ここで、パチスロ1では、基本的に、ストップボタンが押されたときから規定時間(190msec)内に、該当するリールの回転を停止する制御が行われる。本実施の形態では、上記規定時間内でのリール3L,3C,3Rの回転に伴って移動する図柄の数を「滑り駒数」と呼び、その最大数を図柄4個分に定める。
リール停止制御手段は、入賞に係る図柄の組合せの表示を許可する内部当籤役が決定されているときでは、上記規定時間を利用して、その図柄の組合せが入賞判定ラインに沿って極力表示されるようにリール3L,3C,3Rの回転を停止する。その一方で、内部当籤役によってその表示が許可されていない図柄の組合せについては、上記規定時間を利用して、入賞判定ラインに沿って表示されることがないようにリール3L,3C,3Rの回転を停止する。
こうして、複数のリール3L,3C,3Rの回転が全て停止されると、入賞判定手段(後述のメインCPU31)は、入賞判定ラインに沿って表示された図柄の組合せが、入賞に係るものであるか否かの判定を行う。入賞に係るものであるとの判定が行われると、メダルの払い出し等の特典が遊技者に与えられる。以上のような一連の流れがパチスロ1における1回の遊技として行われる。
また、パチスロ1では、前述した一連の流れの中で、液晶表示装置5により行う映像の表示、ランプ14により行う光の出力、スピーカ9L,9Rにより行う音の出力、或いはこれらの組合せを利用して様々な演出が行われる。
遊技者によりスタートレバー6が操作されると、前述の内部当籤役の決定に用いられた乱数値とは別に、演出用の乱数値(以下、演出用乱数値)が抽出される。演出用乱数値が抽出されると、演出内容決定手段(後述のサブCPU81)は、内部当籤役に対応づけられた複数種類の演出内容の中から今回実行するものを抽籤により決定する。
演出内容が決定されると、演出実行手段(後述の液晶表示装置5、後述のスピーカ9L,9R、後述のランプ14)は、リール3L,3C,3Rの回転が開始されるとき、各リール3L,3C,3Rの回転がそれぞれ停止されるとき、入賞の有無の判定が行われたとき等の各契機に連動させて演出の実行を進める。このように、パチスロ1では、内部当籤役に対応づけられた演出内容を実行することによって、決定された内部当籤役(言い換えると、狙うべき図柄の組合せ)を知る或いは予想する機会が遊技者に提供され、遊技者の興味の向上が図られる。
なお、後述の腰部LED205a及び後述の下部LED208aを演出実行手段に含めることとしてもよい。すなわち、後述の腰部パネル(装飾部)22aに対する照明や、後述のメダル受皿16に対する照明により、決定された内部当籤役を遊技者に知らしめる或いは予測させることとしてもよい。
[パチスロの構造]
パチスロ1の機能フローについての説明は以上である。次に、図2を参照して、本実施の形態におけるパチスロ1について説明する。図2は、パチスロ1の斜視図である。
パチスロ1は、リール3L,3C,3Rや回路基板等を収容する筐体となるキャビネット1aと、キャビネット1aの前面側(図2におけるF側)に対して開閉可能に取り付けられるフロントドア2とを備える。キャビネット1aの内部には、3つのリール3L,3C,3Rが横並びに設けられている。各リール3L,3C,3Rは、円筒状のフレームの周面に、複数の図柄が回転方向に沿って連続的に配置された帯状のシートを貼り付けて構成されている。
フロントドア2は、遊技に関する情報を表示する表示部21と、表示部21の下方(図2におけるB側)に設けられ遊技者の操作を受け付ける操作部を設けると共に任意の図柄を表示可能な腰部22と、腰部22の下方B側に設けられ遊技媒体の払い出しを受け付ける受け皿部23とを備える。
フロントドア2の表示部21は、図柄表示領域19L,19C,19Rを含む表示画面5aを備える液晶表示装置5を備える。液晶表示装置5は、正面から見て3つのリール3L,3C,3Rに重畳する手前側(図2におけるF側)に位置するように設けられている。液晶表示装置5は、取付枠により、フロントドア2の上側(T側)に固定される。
図柄表示領域19L,19C,19Rは、3つのリール3L,3C,3Rのそれぞれに対応して設けられており、その背面側(図2におけるR側)に設けられたリール3L,3C,3Rを透過することが可能な構成を備えている。
つまり、図柄表示領域19L,19C,19Rは、表示窓としての機能を果たすものであり、その背後に設けられたリール3L,3C,3Rの回転及びその停止の動作が遊技者側から視認可能となる。パチスロ1では、図柄表示領域19L,19C,19Rを含めた表示画面5aの全体を使って、映像の表示が行われ、演出が実行される。
図柄表示領域19L,19C,19Rは、その背後に設けられたリール3L,3C,3Rの回転が停止されたとき、リール3L,3C,3Rの表面に配された複数種類の図柄のうち、その枠内における上段、中段及び下段の各領域にそれぞれ1個の図柄(合計で3個)を表示する。また、各図柄表示領域19L,19C,19Rが有する上段、中段及び下段からなる3つの領域のうち予め定められた何れかをそれぞれ組合せてなる擬似的なラインを、入賞か否かの判定を行う対象となるライン(入賞判定ライン)として定義する。
液晶表示装置5の上部には、ランプ(LED等)14が設けられる。ランプ14は、演出内容に応じた点消灯のパターンにて光を出力する。
フロントドア2の腰部22は、遊技者による操作の対象となる各種装置(メダル投入口10、ベットボタン11、スタートレバー6、ストップボタン7L,7C,7R)が設けられた腰部本体(ドア本体)210と、図4に示すように、後述の腰部パネル22aと、後述の照明ユニット(光源)22bと、後述の受け皿照明ユニット22cと、を備える。
メダル投入口10は、遊技者によって外部から投下されるメダルを受け入れるために設けられる。メダル投入口10に受け入れられたメダルは、所定枚数(例えば3枚)を上限として1回の遊技に投入され、所定枚数を超えた分はパチスロ1内部に預けることが可能となる(いわゆるクレジット機能)。
ベットボタン11は、パチスロ1内部に預けられているメダルから1回の遊技に投入する枚数を決定するために設けられる。精算ボタン12は、パチスロ1内部に預けられているメダルを外部に引き出すために設けられる。清算ボタン12の近傍には、7セグ表示器13が設けられている。
スタートレバー6は、全てのリール3L,3C,3Rの回転を開始するために設けられる。ストップボタン7L,7C,7Rは、3つのリール3L,3C,3Rのそれぞれに対応づけられ、対応するリール3L,3C,3Rの回転を停止するために設けられる。
フロントドア2の受け皿部23は、演出内容に応じた効果音や楽曲等の音を出力するスピーカ9L,9Rと、スピーカ9L,9Rの間に設けられパチスロ1から排出されるメダルを外部に導くメダル払出口15と、メダル払出口15から排出されるメダルを受けるメダル受皿16と、を備える。
[パチスロが備える回路の構成]
次に、図3を参照して、本実施の形態におけるパチスロ1が備える回路の構成について説明する。本実施の形態におけるパチスロ1は、主制御回路71、副制御回路72及びこれらと電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)を備える。図3は、本実施の形態におけるパチスロ1の主制御回路71及び副制御回路72の構成を示す。
<主制御回路>
(マイクロコンピュータ)
主制御回路71は、回路基板上に設置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素としている。マイクロコンピュータ30は、CPU(以下、メインCPU)31、ROM(以下、メインROM)32及びRAM(以下、メインRAM)33により構成される。
メインROM32には、メインCPU31により実行される制御プログラム、内部当籤役を決定するための内部抽籤テーブル等のデータテーブル、副制御回路72に対して各種制御指令(コマンド)を送信するためのデータ等が記憶されている。メインRAM33には、制御プログラムの実行により決定された内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられる。
(乱数発生器等)
メインCPU31には、クロックパルス発生回路34、分周器35、乱数発生器36及びサンプリング回路37が接続されている。クロックパルス発生回路34及び分周器35は、クロックパルスを発生する。メインCPU31は、発生されたクロックパルスに基づいて、制御プログラムを実行する。乱数発生器36は、予め定められた範囲の乱数(例えば、0〜65535)を発生する。サンプリング回路37は、発生された乱数の中から1つの値を抽出する。
(スイッチ等)
マイクロコンピュータ30の入力ポートには、スイッチ等が接続されている。メインCPU31は、スイッチ等の入力を受けて、ステッピングモータ49L,49C,49R等の周辺装置の動作を制御する。ストップスイッチ7Sは、3つのストップボタン7L,7C,7Rのそれぞれが遊技者により押されたこと(停止操作)を検出する。また、スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6が遊技者により操作されたこと(開始操作)を検出する。
メダルセンサ42Sは、メダル投入口10に受け入れられたメダルが前述のセレクタ42内を通過したことを検出する。また、ベットスイッチ11Sは、ベットボタン11が遊技者により押されたことを検出する。また、精算スイッチ12Sは、精算ボタン12が遊技者により押されたことを検出する。
(周辺装置及び回路)
マイクロコンピュータ30により動作が制御される周辺装置としては、ステッピングモータ49L,49C,49R、7セグ表示器13及びホッパー40がある。また、マイクロコンピュータ30の出力ポートには、各周辺装置の動作を制御するための回路が接続されている。
モータ駆動回路39は、各リール3L,3C,3Rに対応して設けられたステッピングモータ49L,49C,49Rの駆動を制御する。リール位置検出回路50は、発光部と受光部とを有する光センサにより、リール3L,3C,3Rが一回転したことを示すリールインデックスを各リール3L,3C,3Rに応じて検出する。
ステッピングモータ49L,49C,49Rは、運動量がパルスの出力数に比例し、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。ステッピングモータ49L,49C,49Rの駆動力は、所定の減速比をもったギアを介してリール3L,3C,3Rに伝達される。ステッピングモータ49L,49C,49Rに対して1回のパルスが出力される毎に、リール3L,3C,3Rは一定の角度で回転する。
メインCPU31は、リールインデックスを検出してからステッピングモータ49L,49C,49Rに対してパルスを出力した回数をカウントすることによって、リール3L,3C,3Rの回転角度(主に、リール3L,3C,3Rが図柄何個分だけ回転したか)を管理し、リール3L,3C,3Rの表面に配された各図柄の位置を管理するようにしている。
表示部駆動回路48は、7セグ表示器13の動作を制御する。また、ホッパー駆動回路41は、ホッパー40の動作を制御する。また、払出完了信号回路51は、ホッパー40に設けられたメダル検出部40Sが行うメダルの検出を管理し、ホッパー40から外部に排出されたメダルが払出枚数に達したか否かをチェックする。
<副制御回路>
副制御回路72は、主制御回路71と電気的に接続されており、主制御回路71から送信されるコマンドに基づいて演出内容の決定や実行等の処理を行う。副制御回路72には、その動作が制御される周辺装置として、液晶表示装置5、スピーカ9L,9R、ランプ14、腰部LED205a、及び下部LED208aが接続されている。
副制御回路72は、演出内容により指定されたアニメーションデータに従って映像を作成し、作成した映像を液晶表示装置5により表示する。また、副制御回路72は、演出内容により指定されたサウンドデータに従ってBGM等の音をスピーカ9L,9Rにより出力する。また、副制御回路72は、演出内容により指定されたランプデータに従ってランプ14の点灯及び消灯を行う。
さらに、副制御回路72は、演出内容により指定されたランプデータに従って腰部LED205a及び/又は下部LED208aの点灯及び消灯を行う。
<腰部の構成>
次に、図4及び図5を参照して、腰部22の構成について説明する。図4は腰部22の分解図であり、図5は腰部22の断面図である。
腰部22は、任意の画像が描かれた腰部パネル22a、腰部パネル22aを背面側(図4におけるR側)から照明する照明ユニット22b、照明ユニット22bの背面R側に設けられた腰部本体210、及び照明ユニット22bと腰部本体210との間に設けられた受け皿照明ユニット22cを備える。
腰部パネル22aは、腰部カバー201と、腰部カバー201の背面R側に配置された腰部フィルム202とから構成される。腰部カバー201は、アクリル系樹脂等の透光性部材からなり、腰部フィルム202を保護する。
腰部フィルム202は、腰部カバー201と照明ユニット22bの腰部リアケース203との間に配置されている。腰部フィルム202は、透光性を有する樹脂シートである。腰部フィルム202の前面には、透光性を有するインク、本実施の形態では同種の油性インク、で印刷されたキャラクタや背景からなる図柄が表示されている。インクは複数回、本実施の形態では3回、に分けて腰部フィルム202の前面に塗布されて、後述するように腰部フィルム202の前面に3つの層を形成している。なお、腰部カバー201を取り外し腰部フィルム202を取り替えることにより、腰部パネル22aに表示する図柄を変更することができる
照明ユニット22bは、腰部パネル22aの背面R側に設けられた腰部リアケース203と、この腰部リアケース203の背面R側に設けられた導光板204と、導光板204の下方B側に設けられた腰部LED基板205と、腰部LED基板205の表面(図4におけるF側)に実装され導光板204の下方側面の近傍に設けられた複数の腰部LED205aと、腰部LED基板205と共に腰部LED205aを包み込み開口部で導光板204の下端部を挟持するリフレクタ206と、導光板204の背面R側に設けられた導光板ケース207と、から構成される。
腰部リアケース203は透光性部材からなる。導光板204は、腰部LED205aからの光を腰部パネル22aに導き出す(腰部パネル22aを照明する)、例えばアクリル系樹脂等の透光性部材で構成されている。導光板204の背面R側には、白色インクで反射ドットを印刷したドットパターンが設けられている。このドットパターンは、導光板204の全体を均一に発光させるために、腰部LED205aから遠くなるほど(導光板204の上方T側になるほど)密になる。
腰部LED基板205は、横長の長方形に形成されており、導光板204と水平方向(L−R2方向)に平行して設けられる。腰部LED基板205の表面には、水平方向(L−R2方向)に48個の腰部LED205aが等間隔で略一直線上に実装される。なお、腰部LED基板205は、図示しないハーネスにより副制御回路72に接続される。
腰部LED205aは、腰部LED基板205から前面F側に突起し、導光板204の下方側面に接触することなく設けられる。腰部LED205aは、フルカラーLEDであり、副制御回路72の制御により点灯/消灯する。
パチスロ1では、導光板204の下方側面から等間隔に配置された腰部LED205aが光を照射するため、導光板204に導入された光は均一になり、腰部フィルム202全体の光量が均一化される。
リフレクタ206は、上側(図4におけるT側)に向けて開口する断面略コの字状の金属板であり、導光板204と水平方向(L−R2方向)に平行して設けられる。リフレクタ206は腰部LED205aを包み込むと共に、リフレクタ206の開口部には導光板204が取り付けられる。そのため、腰部LED205aから照射される光は、効率的に導光板204に導入される。
導光板ケース207は、導光板204、腰部LED基板205、腰部LED205a、及びリフレクタ206を収容する。なお、導光板204と導光板ケース207との間には、リフレクタシート(例えば白色のポリエステルフィルムやアルミ薄膜に銀蒸着膜を形成したもの)が挟まれており、導光板204に導入された光を前面側(F側)に向けて反射させる。
受け皿照明ユニット22cは、下部LEDカバー209と、下部LEDカバー209の下方(図4におけるB側)に設けられた下部LED基板208と、を備える。下部LED基板208は、照明ユニット22bの背面側下方に設けられ、表面(図5におけるB側)に下部LED208aが実装される。下部LED208aは、腰部カバー201の下方B側を介してメダル受皿16を照明する。下部LEDカバー209は、下部LED基板208を保護する。
次に、図6を参照して、腰部フィルム202の前面にインクによって形成された3つの層について説明する。図6は腰部フィルム202の前面に形成された層を説明するための図である。
3つの層は、1回目の印刷によって腰部フィルム202の前面に形成される第1層211と、2回目の印刷によって第1層211上に形成される第2層212と、3回目の印刷によって第2層212上に形成される第3層213からなる。
第1層211は、複数色のインクによって形成され、腰部フィルム202の全面の全範囲に亘る第1の図柄f1を有している。第1の図柄f1は、略中央部に配されたキャラクタ図柄c1と、キャラクタ図柄c1の左右に配された花火を含む背景図柄b1とからなる。
第2層212は、白色のインクによって形成されている。第2層212は、第1層211側から入光して第2層212を透過する光を減光する。第2層212を形成する白色のインクの塗布量及び濃度は、第1層211側から入光して第2層212を透過する光の量が30パーセントになるように設定されている。
第3層213は、複数色のインクによって形成され、第2の図柄f2を有している。第2の図柄f2は、略中央部に配されたキャラクタ図柄c2と、キャラクタ図柄c2の周囲に配され、無色のインクで形成された無色背景b2とからなる。
第2の図柄f2におけるキャラクタ図柄c2と第1の図柄f1におけるキャラクタ図柄c1は同一、すなわち輪郭及び色ともに同一、の図柄である。
第3層213は、第2の図柄f2のキャラクタ図柄c2が第2層212を介して第1の図柄f1のキャラクタ図柄c1に重なるように、第2層212上に形成されている。
上述のように、腰部フィルム202が、腰部カバー201と、腰部リアケース203との間に配置されると、第1層211の外側(図2におけるF側)に第2層212が配置され、第2層212の外側に第3層213が配置される。
<作用>
次に、図7を参照して、本実施の形態のパチスロ1の作用について説明する。図7Aは腰部LED205aが消灯しているときの腰部22の状態を示す説明図であり、図7Bは腰部LED205aが点灯しているときの腰部22の状態を示す説明図である。
遊技者によって遊技が開始されると、副制御回路72は、演出内容を決定し、決定した演出内容により指定されたランプデータに従って腰部LED205aの点灯及び消灯を行う。
上述のように、腰部フィルム202の第2層212は第1層211側から入光して第2層212を透過する光を減光する。このため、図7Aに示すように、腰部LED205aが消灯しているときの腰部22の腰部パネル22aでは、第1層211の第1の図柄f1が第2層212に妨げられて鮮明に表示されず、第3層213の第2の図柄f2のみが鮮明に表示される。上述のように、第2の図柄f2は、略中央部に配されたキャラクタ図柄c1と、無色背景b2とからなるので、キャラクタ図柄c2が略中央部に表示され、キャラクタ図柄c2の周囲は、無色背景b2を介して第2層212が露出して白色に表示される。
一方、腰部LED205aが点灯しているときの腰部パネル22aでは、腰部フィルム202の第1層211側から入光して第2層212を透過する光の量が増加する。このため、図7Bに示すように、腰部LED205aの消灯時に比べて、第1の図柄f1が鮮明に表示される。すなわち、第1層211の第1の図柄f1が第2層212に浮き出るように表示され、第1の図柄f1の背景図柄b1が第3層213における第2の図柄f2の無色背景b2を介して、第2の図柄f2のキャラクタ図柄c2の周囲に表示される。
また、第3層213は、キャラクタ図柄c2が第2層212を介してキャラクタ図柄c1に重なるように、第2層212上に形成されている。このため、第2層212に浮き出るように表示されたキャラクタ図柄c1と第3層213のキャラクタ図柄c2が重なって、キャラクタが強調されて表示される。これによって、演出又は装飾の効果を高めることができる。
本実施の形態では、腰部フィルム202にインクによって第1層211、第2層212及び第3層213を形成するという簡単な構成で腰部パネル22aの表示を変化させることができる。
また、本実施の形態では、腰部フィルム202に3つの層を形成するインクとして、同種の油性インクを用いるので、多種のインクを用いる場合に比べて、コストを抑えることができる。
<変形例>
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明した。しかしながら、上記実施の形態による発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、本実施の形態では、第3層213の第2の図柄f2が、略中央部に配されたキャラクタ図柄c2と、キャラクタ図柄c2の周囲に配され、無色のインクで形成された無色背景b2とからなる態様を説明した。しかし、これに代えて、無色背景b2を省略し、キャラクタ図柄c2のみからなる第3層を形成してもよい。
また、本実施の形態では、腰部フィルム202の前面にインクによって3つの層を形成した。しかし、これに代えて、腰部カバー201の後面に3つの層を形成してもよい。この場合、1回目の印刷によって腰部カバー201の後面に第3層213を形成し、2回目の印刷によって第3層213上に第2層212を形成し、3回目の印刷によって第2層212上に第1層211を形成する。このため、腰部フィルム202を省略することができるので、より構造が簡単になり、パチスロ1を製造するためのコストを低減させることができる。
また、本実施の形態では、第2層212を白色のインクによって形成したが、使用するインクの色は、シルバーなどの他の色に適宜変更可能である。
また、本実施の形態では、第2層212が第1層211側から入光した光のうち30パーセントの光を透過させる態様を説明した。しかし、第2層212の光の透過率は、腰部パネル22aを視る者が腰部LED205aの点灯及び消灯によって腰部パネル22aの表示が変化することを認識できる範囲で適宜変更可能である。
また、本実施の形態では、第2の図柄f2におけるキャラクタ図柄c1と第1の図柄f1におけるキャラクタ図柄c1は同一、すなわち輪郭及び色ともに同一、の図柄である態様を説明した。しかし、これに代えて、輪郭のみ同一にし、キャラクタ図柄c1の色と、キャラクタ図柄c2の色とが相違するようにしてもよい。例えば、キャラクタ図柄c1における頬の部分の色を、キャラクタ図柄c2における頬の部分の色よりも赤く着色してもよい。この場合、腰部LED205aが点灯すると、キャラクタ図柄c1の頬の赤色が第2層212に浮き出るので、キャラクタ図柄c2の頬の部分が赤みがかって表示される。このため、キャラクタの表情が変化するような演出を行うことができ、遊技の演出の効果をさらに高めることができる。
本実施の形態では、本発明の装飾部として腰部パネル22aを例に説明したが、装飾部は腰部パネル22aに限定されない。例えば、7セグ表示機の周囲や液晶表示装置5の前面の周部を腰部パネル22aと同様に構成して本発明の装飾部としてもよい。
さらに、本実施例のようなパチスロ1の他、パチンコ遊技機、ストップボタン7L,7C,7Rを備えないスロットマシン等の他の遊技機にも本発明を適用できる。
1…パチスロ、 1a…キャビネット、 2…フロントドア、 22…腰部、 22a…腰部パネル(装飾部)、 22b…照明ユニット(光源)、 22c…皿照明ユニット、 23…皿部、 72…副制御回路、 201…腰部カバー、 202…腰部フィルム、 203…腰部リアケース、 204…導光板、 205…腰部LED基板、 205a…腰部LED、 206…リフレクタ、 207…導光板ケース、 208…下部LED基板、 208a…下部LED、 209…下部LEDカバー、 210…腰部本体(ドア本体)、 211…第1層、 212…第2層、 213…第3層、 b1…背景図柄、 b2…無色背景、 c1…キャラクタ図柄、 c2…キャラクタ図柄、 f1…第1の図柄、 f2…第2の図柄

Claims (3)

  1. 本体部と、
    本体部に設けられた透光性を有する装飾部と、前記本体部の内部から前記装飾部を照らす光源と、を備え、
    前記装飾部は、装飾部本体と、塗料によって前記装飾部本体に形成された第1層と、前記第1層上に形成された第2層と、前記第2層上に形成された第3層と、を有し、
    前記第1層は、透光性を有する塗料によって形成され、第1図柄と、前記第1図柄が形成された領域以外の領域に形成された第2図柄と、を有し、
    前記第2層は、前記第1層の外側に形成され、前記第1層側から透過する光を減光し、
    前記第3層は、前記第2層の外側に、透光性を有する塗料によって形成され、前記第1図柄と同様の第3図柄を有し、
    前記第3層の前記第3図柄が形成された領域以外の領域には、無色の透光性を有する塗料によって無色領域が形成され、
    前記第3図柄は前記第1図柄と重なり、且つ、前記無色領域は前記第2図柄に重なるように形成され、
    前記光源が前記装飾部に光を照射すると、前記第1層の第1図柄及び第2図柄が前記第2層及び前記第3層を介して視認可能に表示される
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第2層は、白色の塗料によって形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 記第2層は、前記第1層側からの光を所定量透過するように形成され、
    前記所定量は、前記光源が前記装飾部に光を照射していないときと、前記光源が前記装飾部に光を照射しているときとで、前記装飾部の表示が変化することを認識できる範囲に設定されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
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