JP6062673B2 - コンパクト容器 - Google Patents

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本発明は、容器本体にヒンジを介して回動自在に連結された蓋体を閉じ状態とすべく係止する係止部を、押圧操作されるプッシュピースにて解除して蓋体が開かれるコンパクト容器に関する。
容器本体と蓋体とがヒンジを介して回動自在に連結され、蓋体を閉じ状態とすべく係止する係止部を、押圧操作されるプッシュピースにて解除して蓋体が開かれるコンパクト容器は、たとえば化粧料を収容するコンパクト容器として知られている。このようなコンパクト容器は、たとえば、容器本体と蓋体とが後方側にて蝶着され、蓋体の前方側に設けられたフックと係脱自在な開閉部材(プッシュピース)が容器本体に設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008―113931号公報
上記のようなコンパクト容器の容器本体は、例えば化粧料などの内容物が収容される器状の収容部を有しているので、容器本体を単に覆う蓋体よりも厚みが厚く形成されている。このため、蓋体を開閉するために操作するプッシュピースは、設けるスペースが確保しやすい容器本体側に設けることが一般的である。しかしながら、プッシュピースを蓋体側に設けることが要求される場合がある。蓋体は、外部に露出される部位であるため、デザイン性が重視される。このため、蓋体を開閉するための操作部をなすプッシュピースを見栄えよく蓋体に設けることが要求されている。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、プッシュピースが蓋体に設けられ意匠性に優れたコンパクト容器を提供することを目的とする。
本発明に係るコンパクト容器は、容器本体にこれを開閉すべくその後方側にてヒンジを介して回動自在に連結された蓋体が前方側にて係脱自在な係止部にて該容器本体に係止されて閉じ状態とされるコンパクト容器において、上記蓋体の前方側の端部に、前後方向にスライド自在に設けられ、後方側に向かって押圧されて上記係止部の係止状態を解除するプッシュピースが、後方側が開放された凹部を有し、上記蓋体の前方側の端部は、上記凹部に収容される被収容部を有し、該被収容部には、上記プッシュピースのスライドを許容するように上記凹部に設けられた係合部と該凹部内にて係合する係合片が形成され、上記被収容部には、前方へ向かって突出形成した突起に、上記凹部内に配置して、押圧された上記プッシュピースの位置を復原するために該プッシュピースを前方に向かって付勢する弾性部材が挿入され、上記係止部は、上記容器本体に後方に向かって突出形成された容器側フック部と、上記プッシュピースの下面から下方に突出させかつ前方へ向けて設けられた蓋側フック部とから構成され、該プッシュピースの後方へのスライドにより、該蓋側フック部と該容器側フック部の係合が解除されることを特徴とする。
前記プッシュピースは、前記蓋体の上面と対向する上面対向部と、該蓋体の下面と対向する下面対向部と、これら上面対向部と下面対向部とを前方側にて連結する連結部を有していることを特徴とする。
前記係合部は、前記凹部の内外を連通する開口であり、前記係合片は、前記被収容部の前後方向と交差する左右方向における両側に弾性変形可能に形成された腕部に、当該腕部の弾性変形により左右方向に移動可能に形成されており、上記凹部に、上記被収容部が収容されるときに、上記係合片が上記プッシュピースに押圧されて上記腕部が弾性変形することにより該凹部の内側に移動され、上記開口に係合されることにより、弾性変形が解除されて該プッシュピースが前記蓋体に保持されることを特徴とする。
本発明にかかるコンパクト容器にあっては、プッシュピースが蓋体に設けられ意匠性に優れたコンパクト容器を構成することができる。
本発明に係るコンパクト容器の好適な一実施形態を示す斜視図である。 図1に示したコンパクト容器の分解斜視説明図である。 図1に示したコンパクト容器の側断面説明図である。 図1に示したコンパクト容器に適用されるプッシュピースを上方から見た斜視図である。 図4に示したプッシュピースを下方から見た斜視図である。 図4に示したプッシュピースの側断面図である。
以下に、本発明に係るコンパクト容器の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1〜図3に示すように、本実施形態に係るコンパクト容器1は主に、容器本体2と、後方側にて容器本体2とヒンジ3を介して連結され、容器本体2を開閉する蓋体4と、蓋体4に設けられ、前方側にて蓋体4を開放するために押圧操作されるプッシュピース5と、押圧されたプッシュピース5の位置を復原するための弾性部材の一例であるゴム管6とを備えて構成される。
以下の説明においては、プッシュピース5からヒンジ3へ向かう方向を前後方向、水平面内にて前後方向と直交する方向を左右方向、蓋体4が容器本体2の上に位置するコンパクト容器1の使用状態において上下となる方向を上下方向として説明する。また、コンパクト容器1を構成する各部材は、単体の場合であっても、蓋体4を閉じて容器本体2上に載置している状態において、前後方向、左右方向、上下方向となる方向にて方向を特定して説明する。
容器本体2は、合成樹脂製であって、底壁7と、底壁7の周縁に当該底壁7から立ち上げて形成された周壁8と、周壁8に囲まれた領域を2つに分ける仕切り壁9とを備える。容器本体2には、底壁7上に周壁8と仕切り壁9とで取り囲んで、化粧料を充填するための化粧料収容空間S1と、化粧料を使用する際に用いる化粧具(図示せず)を収納する化粧具収納空間S2とが形成される。化粧料収容空間S1には、化粧料が充填された中皿等を収容するようにしてもよい。
図2に示すように、容器本体2の周壁8のうち、前方に面する前方壁部8aには、左右方向における中央部分が、その後方側を窪ませて容器本体2の後方及び上方に向かって開放された溝部8bが形成され、溝部8bの上端部には図3に示すように、プッシュピース5に設けられた蓋側フック部10dが係止されて係止部をなす容器側フック部8cが後方に向かって突出形成される。
蓋体4は、合成樹脂製であって、容器本体2を閉じた際に下面となる裏面には、鏡11が取り付けられる。蓋体4の後端には、容器本体2の周壁8のうちの後方に位置する後方壁部8dと共にヒンジ3を構成するヒンジ突部4bが設けられ、蓋体4は、これらヒンジ突部4b及び後方壁部8dとこれらにわたって挿入されるヒンジピン(図示せず)とから構成される一般周知の構成のヒンジ3によって、容器本体2に回動自在に連結される。蓋体4は、ヒンジ3を中心に下方へ向かって回動されることで、化粧料収容空間S1及び化粧具収納空間S2を覆いつつ、容器本体2を閉じ、上方へ向かって回動されることで、容器本体2を開放して、化粧料収容空間S1及び化粧具収納空間S2を露出させる。
蓋体4の前端部には、左右方向における中央から振り分けた位置に、前後方向に沿って2本のスリット12が形成される。2本のスリット12に挟まれた中央部分は、プッシュピース5に設けられる、後述する凹部S3内方に収容される被収容部13をなす。
被収容部13の前端は、各スリット12より左右外側に位置する両側部位4aの前端より僅かに後方側に位置される。被収容部13の左右方向における両端部には、前端にて繋がり後方に向かって延びる腕部14がそれぞれ形成される。2本の腕部14の後端部にはそれぞれ、各腕部14が各々面するスリット12側に突出する係合片15が設けられる。
2本の腕部14は、支持されている前端側の部位13aを基点として、係合片15が、左右方向における中央側に移動し、腕部14の後端側にてスリット12の幅が広がるように弾性変形、具体的には弾性により中央側へ撓むように構成される。また、係合片15には、前方側に向く面に、後方側へ向かって立ち上がる傾斜面15aが形成される。
また、被収容部13の前端側の中央には、後方側に窪ませた窪み13bが形成される。窪み13bには、プッシュピース5を前方に向かって付勢するためのゴム管6が挿入される突起13cが前方へ向かって突出形成される。
プッシュピース5は、合成樹脂製で形成される。もちろん、金属など、その素材は問わない。プッシュピース5は図4〜図6に示すように、蓋体4が有する被収容部13の上面13dと対向する上面対向部16と、蓋体4が有する被収容部13の下面13eと対向する下面対向部10と、上面対向部16と下面対向部10とを前方側にて連結し、押圧操作される連結部17と、上面対向部16と下面対向部10とを左右の側方にて上下に連結する側壁部18とを有して、ボックス状に形成される。図5に示すように、上面対向部16、下面対向部10、連結部17及び側壁部18により、後方側が開放されて蓋体4の被収容部13を収容する凹部S3が形成されている。
凹部S3の左右に位置する側壁部18の間隔は、被収容部13の左右方向の幅、すなわち左右の腕部14との関係で、スリット12を形成する当該腕部14の外側の縁14aの間隔より僅かに広く形成される。このため、側壁部18がスリット12に入り込んだ状態にて、被収容部13が凹部S3内方に収容される。
側壁部18には、当該側壁部18を貫通し、凹部S3の内外を連通する係合部としての角穴19が設けられる。この角穴19には、凹部S3に被収容部13が収容された際に、被収容部13に設けられた係合片15が係合される。角穴19は、上下方向の高さが、係合片15の高さより僅かに大きく、また、前後方向の幅が係合片15の前後方向の幅より十分に大きく形成され、係合片15が角穴19に係合された状態で、プッシュピース5が前後方向にスライド可能に構成される。
上面対向部16及び連結部17は、左右方向の幅が側壁部18における外側面18aの間隔よりも広く延出された延出部16a、17aを有し、これにより、被収容部13が凹部S3に収容された際に、これら延出部16a,17aは、外部にスリット12が露出しないように隠蔽する。
下面対向部10には、凹部S3内に臨む上面10aの左右方向における中央に、プッシュピース5の押圧操作によるゴム管6の伸縮時の方向をガイドするガイド溝10bが設けられる。このガイド溝10bに対応して、被収容部13の下面13eには、これより下方へ突出させて、かつゴム管6が装着される突起13cの後方に位置させて、当該ガイド溝10b上をスライド自在に摺動して、プッシュピース5のスライドを安定化するガイドレール11fが形成される。下方に突出するガイドレール11fにより、蓋体4の厚さ方向におけるゴム管6の収納スペースも、余裕をもって確保される。また、下面対向部10の下面10cには、下方に突出させて容器本体2の容器側フック部8cと係合する蓋側フック部10dが設けられる。
そして、プッシュピース5は、ゴム管6を被収容部13の突起13cに挿入して凹部S3内にゴム管6を配置すると共に、凹部S3に被収容部13を収容すべく、上面対向部16を被収容部13の上面13dに沿わせつつ、側壁部18をスリット12に押し込まれる。スリット12内に押し込まれる側壁部18は、後方側の縁18dが係合片15の傾斜面15aに当接され、さらにプッシュピース5を後方側へスライドさせると、側壁部18に押圧された係合片15が、腕部14の弾性により左右方向における中央側に移動される。その後、プッシュピース5を後方側に押し込み続けると、これに伴い、係合片15の先端が側壁部18の内面18cを摺動し、係合片15が角穴19に到達すると、腕部14が弾性復原されて係合片15が角穴19に入り込む。係合片15が角穴19に入り込んだ状態にて、プッシュピース5は、係合片15が角穴19内にて前後方向に移動可能な範囲で、スライド可能に蓋体4に保持される。
本実施形態のプッシュピース5は、上面対向部16が被収容部13の上面13dに当接され、下面対向部10が被収容部13の下面13eに当接されて、プッシュピース5が後方に向かって押圧されると、ガイド溝10b及びガイドレール11fでの摺接に加えて、上面対向部16及び下面対向部10が被収容部13と摺接しつつスライドするように構成されている。
また、下面対向部10との関係で、蓋体4には、プッシュピース5のスライドを許容しつつ、下面対向部10の後端が嵌合するように挿入されるスペースを形成しながら、当該後端を下方から支持することが可能な迫り出し部20が左右方向に沿って設けられる。この迫り出し部20により、プッシュピース5の蓋体4に対する嵌着強度が増強される。また、迫り出し部20は、蓋体4を開放したとき、下面対向部10の後端を隠蔽してこれが露出することを防止でき、コンパクト容器1の使用状態における外観を良好に保持することができる。さらに、蓋体4裏面に位置して化粧料の付着に晒されやすい下面対向部10、特にプッシュピース5のスライド機能部分への化粧料の侵入経路となる下面対向部10の後端を迫り出し部20によって隠蔽できるので、プッシュピース5の作動安定性を向上することができる。
プッシュピース5が押圧されて後方にスライドする際には、ゴム管6が圧縮され、プッシュピース5の押圧が解除されると、ゴム管6の弾性による復原力にて、プッシュピース5が前方にスライドする。プッシュピース5の後方へのスライドにより、蓋側フック部10dと容器側フック部8cの係合が解除されて容器本体2が開放可能となり、開いた蓋体4を閉じることにより、蓋側フック部10dが容器側フック部8cに係止されて容器本体2が閉じ状態となる。
本実施形態のコンパクト容器1によれば、蓋体4の容器本体2との係止状態を解除するプッシュピース5が、後方側が開放された凹部S3を有しており、角穴19と係合する係合片15が設けられた被収容部13が凹部S3に収容されてプッシュピース5のスライドが許容されるので、蓋体4の容器本体2に対する係止状態を解除するプッシュピース5を蓋体4に設けたコンパクト容器1を得ることができる。このコンパクト容器1は、被収容部13に設けられた係合片15が、凹部S3を構成する側壁部18の角穴19に、凹部S3内にて係合するので、係合片15と角穴19とが係合している部分が外部に露出することがない。このため、操作部となるプッシュピース5を蓋体4に設けながらも、意匠性に優れたコンパクト容器1を提供することができる。
また、プッシュピース5の凹部S3に被収容部13が挿入された状態で、プッシュピース5の上面対向部16が、蓋体4が有する被収容部13の上面13dと対向し、下面対向部10が、蓋体4が有する被収容部13の下面13eと対向しているので、上面対向部16、下面対向部10、被収容部13は上下方向に重なっている。そしてまた、下面対向部10は、迫り出し部20を介して蓋体4に嵌着される。このため、プッシュピース5の上面対向部16及び下面対向部10は、被収容部13や迫り出し部20に補強される状態となるので、上面対向部16及び下面対向部10を単独で形成しただけの場合より、肉厚を薄くしても高い強度を備えることができる。これにより、コンパクト容器1を落とした場合など、プッシュピース5の前端に対し、上方からあるいは下方から、衝撃的な荷重が作用しても、プッシュピース5周辺が損傷されることを防止することができる。また、プッシュピース5が被収容部13等で補強された状態となるので、上面対向部16及び下面対向部10の厚みを薄くすることができる。これにより、プッシュピース5における、蓋体4の上面からの突出量を小さく抑えることができるので、より意匠性に優れ厚みの薄いプッシュピース5、そしてまた厚さの薄い蓋体4を有するコンパクト容器1を構成することができる。
プッシュピース5は、被収容部13が凹部S3に収容されるときに、係合片15が側壁部18に押圧され、これによる腕部14の弾性変形によって凹部S3の内側に移動され、その後角穴19に係合されると、弾性変形が解除されてプッシュピース5が蓋体4に係止されるので、被収容部13を凹部S3に収容するだけでプッシュピース5を蓋体4に対してスライド自在に容易に保持させることができる。
上記実施形態では、蓋体4の左右方向中央にスリット12を設けて被収容部13を形成し、プッシュピース5も、蓋体4の左右方向中央に部分的に設ける場合を例にとって説明したが、プッシュピース5は、蓋体4の前方の端部において、左右方向全体に亘る大きさとしても良い。この場合には、被収容部13も蓋体4の左右方向ほぼ全域に亘る大きさとなるので、スリット12に代えて、蓋体4の左右方向両端部それぞれを切り欠いて切り欠き部を形成し、この切り欠き部に納まる腕部14及び係合片15を備えるようにすればよい。係合片15は、蓋体4外方へ向けて形成される。そしてこの場合、上記実施形態で例示した角穴19であると、当該角穴19やこれに係合する係合片15が蓋体4の側方から見えてしまうこととなり、外観を保持することができない。このような場合には、角穴19に代えて、凹部S3内にて側壁部18に設けられ、係合片15と係合可能な貫通しない窪みを採用すればよい。このように構成すれば、上記実施形態と同様に、意匠性に優れた外観を保持することができる。このような構成であっても、上記実施形態と同様の作用効果が得られることはもちろんである。また、貫通しない当該窪みは、上記実施形態に対して採用することを妨げるものではない。
1 コンパクト容器
2 容器本体
8c 容器側フック部
3 ヒンジ
4 蓋体
5 プッシュピース
10 下面対向部
10d 蓋側フック部
13 被収容部
14 腕部
15 係合片
16 上面対向部
17 連結部
19 角穴
S3 凹部

Claims (3)

  1. 容器本体にこれを開閉すべくその後方側にてヒンジを介して回動自在に連結された蓋体が前方側にて係脱自在な係止部にて該容器本体に係止されて閉じ状態とされるコンパクト容器において、
    上記蓋体の前方側の端部に、前後方向にスライド自在に設けられ、後方側に向かって押圧されて上記係止部の係止状態を解除するプッシュピースが、後方側が開放された凹部を有し、
    上記蓋体の前方側の端部は、上記凹部に収容される被収容部を有し、
    該被収容部には、上記プッシュピースのスライドを許容するように上記凹部に設けられた係合部と該凹部内にて係合する係合片が形成され、
    上記被収容部には、前方へ向かって突出形成した突起に、上記凹部内に配置して、押圧された上記プッシュピースの位置を復原するために該プッシュピースを前方に向かって付勢する弾性部材が挿入され、
    上記係止部は、上記容器本体に後方に向かって突出形成された容器側フック部と、上記プッシュピースの下面から下方に突出させかつ前方へ向けて設けられた蓋側フック部とから構成され、該プッシュピースの後方へのスライドにより、該蓋側フック部と該容器側フック部の係合が解除されることを特徴とするコンパクト容器。
  2. 前記プッシュピースは、前記蓋体の上面と対向する上面対向部と、該蓋体の下面と対向する下面対向部と、これら上面対向部と下面対向部とを前方側にて連結する連結部を有していることを特徴とする請求項1に記載のコンパクト容器。
  3. 前記係合部は、前記凹部の内外を連通する開口であり、
    前記係合片は、前記被収容部の前後方向と交差する左右方向における両側に弾性変形可能に形成された腕部に、当該腕部の弾性変形により左右方向に移動可能に形成されており、
    上記凹部に、上記被収容部が収容されるときに、上記係合片が上記プッシュピースに押圧されて上記腕部が弾性変形することにより該凹部の内側に移動され、上記開口に係合されることにより、弾性変形が解除されて該プッシュピースが前記蓋体に保持されることを特徴とする請求項1または2に記載のコンパクト容器。
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