JP6062644B2 - 2液式染毛剤又は2液式脱色剤 - Google Patents

2液式染毛剤又は2液式脱色剤 Download PDF

Info

Publication number
JP6062644B2
JP6062644B2 JP2012064412A JP2012064412A JP6062644B2 JP 6062644 B2 JP6062644 B2 JP 6062644B2 JP 2012064412 A JP2012064412 A JP 2012064412A JP 2012064412 A JP2012064412 A JP 2012064412A JP 6062644 B2 JP6062644 B2 JP 6062644B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
component
poe
hair dye
agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012064412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013181032A (ja
Inventor
卓 山田
卓 山田
大島 茂
茂 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dariya Co Ltd
Original Assignee
Dariya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dariya Co Ltd filed Critical Dariya Co Ltd
Priority to JP2012064412A priority Critical patent/JP6062644B2/ja
Publication of JP2013181032A publication Critical patent/JP2013181032A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6062644B2 publication Critical patent/JP6062644B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は、2液式染毛剤又は2液式脱色剤に関するものである。
従来から染毛剤や脱色剤は、液状やクリーム状のものが普及している。現在では、液状やクリーム状のものと比較して手軽に塗布でき、塗布時にムラが少ないという利点がある泡状の普及が進んでいる。
染毛剤や脱色剤の剤型は、1剤式のものから、別個に保存された剤を使用直前に混合して使用する多剤式のものがある。
現在広く使用されている2液式染毛剤又は2液式脱色剤は、別個に保存された第1液と第2液とからなり、容易に混合操作が行えるよう共に低粘度の液体に設計されているが、使用時に垂れ落ちがないよう、第1液と第2液とを混合して増粘させることが必要である。
所定の混合粘度を調製するために、従来から界面活性剤に一定量の水を加えることにより増粘・ゲル化する機構が採用されている。この方法は、あらかじめ第1液に界面活性剤を高配合し、また第2液に特定量の水を配合させておき、使用時に両者を混合することによって増粘させるという方法である。
しかしながら、第1液に界面活性剤を多く配合した場合、その他の成分として一定以上の水が配合されると第1液自身が増粘してしまうため、水に代わるエタノール、プロピレングリコール、グリセリン等の低級アルコール等を配合し、液状を保たせる必要があった。
また、一般的に2液式染毛剤又は2液式脱色剤は、第1液中に界面活性剤が15〜40重量%、低級アルコールが5〜30重量%配合されており、第1液と第2液の粘度は10〜1,500mPa・s、第1液と第2液を混合したときの粘度は100〜20,000mPa・sである。(特許文献1参照)
しかし、近年では簡単で手軽に塗布できるため、染毛剤又は脱色剤を自身の指先又は手を使用して塗布する方法が採用されており、その方法で塗布する場合、第1液と第2液とを混合したときの粘度が上記の範囲内であると、垂れ落ちてしまうという問題があった。
染毛剤又は脱色剤を自身の指先又は手を使用して塗布する場合の2液式染毛剤又は2液式脱色剤の混合粘度は、60,000mPa・s以上であれば使用時に垂れ落ちがない。但し、150,000mPa・sを超えると塗布のしやすさが失われてしまう。
使用時に垂れ落ちがない粘度を得るための界面活性剤、及び第1剤の液状を保つための低級アルコールを共に増量させると、その2つの成分のみで第1剤中の大半を占めるようになるため、その他に配合される安定化剤やアルカリ剤、染毛剤であれば酸化染料やその溶剤の量が制限され、十分な安定性、染毛力、脱色力等、得られなくなる。
この様に、第1剤を液状に保ち、安定性、染毛力、脱色力等を落とさず、使用時に垂れ落ちがない粘度が得られる界面活性剤の量を第1剤中に配合することには限界がある。このため、第2剤に界面活性剤を配合することが考えられるが、界面活性剤の配合量が多くなると、第1剤同様第2剤自身が増粘してしまうため低級アルコール等を配合する必要があり、さらに、これらは酸化剤の安定性を低下させるという問題があった。
特開平11−199454号公報
本発明は、アルカリ剤を含有する第1液と酸化剤を含有する第2液からなる2液式染毛剤又は2液式脱色剤において、第1液、第2液共に液状であって、容易に混合ができて、自身の指先又は手を使用して塗布する場合に垂れ落ちがない粘度である2液式染毛剤又は2液式脱色剤を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、アルカリ剤を含有する第1液と酸化剤を含有する第2液からなる2液式染毛剤又は2液式脱色剤において、第2液にポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを配合することにより、低級アルコール等を配合することなく液状を保ち、第1液と第2液とを容易に混合でき、使用時に垂れ落ちがない粘度が得られることを見い出し、本発明を完成させるに至った。
本発明によれば、アルカリ剤を含有する第1液と酸化剤を含有する第2液からなる2液式染毛剤又は2液式脱色剤において、第1液、第2液共に液状のため混合しやすく、使用時に垂れ落ちがない粘度に増粘させることが容易となる。また、界面活性剤や低級アルコール等の配合量を従来品よりも少なくすることができる。これにより、第1液中の安定化剤、アルカリ剤、酸化染料、溶剤等、及び、第2液中の酸化剤等を、その安定性を損なう事なく、染毛や脱色に十分な量を配合することができる。
本発明の2液式染毛剤又は2液式脱色剤は、アルカリ剤を含有する第1液と酸化剤を含有する第2液からなり、第1液に非イオン性界面活性剤を25〜50重量%、第2液にポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを0.1〜10重量%含有することを特徴とする。
本発明の2液式染毛剤又は2液式脱色剤の第1液に含有される非イオン性界面活性剤の具体例としては、ポリオキシエチレン(以下、POEという)アルキルエーテル類、POEアルキルフェニルエーテル類、POE・ポリオキシプロピレン(以下、POPという)アルキルエーテル類、POE脂肪酸類、POEソルビタン脂肪酸エステル類、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POEソルビトールテトラ脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、N−アルキルジメチルアミンオキシド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル等が挙げられる。
これらの中でもアルカリ剤に強いことからPOEアルキルエーテル類が好ましい。POEアルキルエーテル類の具体例としてはPOEラウリルエーテル、POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEオレイルエーテル及びPOEオクチルドデシルエーテル等が挙げられ、これらの中でもPOEオレイルエーテル及びPOEオクチルドデシルエーテルが特に好ましい。その含有量は25.0〜50.0重量%、好ましくは30.0〜45.0重量%である。25.0重量%未満であると第2液と混合したとき、使用時に垂れ落ちがない染毛剤又は脱色剤の粘度が得られず、また、50.0重量%を超えると、第1液を液状に保つための低級アルコールの配合量が増え、その他に配合される安定化剤やアルカリ剤、染毛剤であれば酸化染料やその溶剤の量が制限され、十分な量を配合できない。
本発明の2液式染毛剤又は2液式脱色剤の第2液に含有されるPOE・POPアルキルエーテルは、酸に強く、酸化剤の安定性に影響が少ない非イオン性界面活性剤である。POE・POPアルキルエーテルの具体例としてはPOE・POPラウリルエーテル、POE・POPセチルエーテル、POE・POPステアリルエーテル、POE・POPデシルテトラデシルエーテル及びPOE・POPブチルエーテル等が挙げられ、好ましくはPOE・POPデシルテトラデシルエーテルである。
さらに、POE・POPデシルテトラデシルエーテルの具体例として、POE(10E.O.)POP(20P.O.)デシルテトラデシルエーテル、POE(12E.O.)POP(6P.O.)デシルテトラデシルエーテル、POE(20E.O.)POP(6P.O.)デシルテトラデシルエーテル、POE(24E.O.)POP(13P.O.)デシルテトラデシルエーテル、POE(30E.O.)POP(6P.O.)デシルテトラデシルエーテル等があげられ、好ましくはPOE(20E.O.)POP(6P.O.)デシルテトラデシルエーテルである。その含有量は0.1〜10.0重量%、好ましくは2.0〜5.0重量%である。0.1重量%未満であると第1液と混合したときに十分な増粘が得られず、また、10.0重量%を超えると、第1液と混合したときに増粘するが、第2液自身も増粘し、液状が保てなくなる。
本発明の2液式染毛剤又は2液式脱色剤の第1液に含有される非イオン性界面活性剤は、異なる2種以上を含有するのが好ましく、1種はHLB値9.0未満、他の1種はHLB値16.0以上であることが好ましい。親油性と親水性の非イオン性界面活性剤を含有することにより、第1液の相溶性が向上し、第2液とより容易に混合できるようになり、使用時に垂れ落ちがない粘度が得られる。
尚、HLBとは、親水性−親油性のバランス(Hydrophile−Lipophile Balance)を示す指標であり、本発明においては、小田・寺村らによる次式を用いて算出した値を用いた。
HLB={(Σ無機性値)/(Σ有機性値)}×10
本発明の2液式染毛剤又は2液式脱色剤の第2液に含有される酸化剤の具体例としては、過酸化水素、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウムなどの過酸化塩、臭素酸ナトリウム等が挙げられ、その中でも過酸化水素が特に好ましい。
これらの酸化剤は単独で配合してもよいし、2種以上を組み合わせて配合してもよい。
本発明の2液式染毛剤又は2液式脱色剤の第1液と第2液は別個に保存されており、粘度が共に200mPa・s未満、好ましくは100mPa・s未満の液状であれば、ストレスを感じることなく保存容器から混合容器へ移し出すことができ、混合に掛かる時間も短く容易である。例えば、第1液と第2液が口径10mm以上のボトル容器に保存されている場合、粘度が共に200mPa・s未満の液状であれば、ストレスを感じることなく保存容器から混合容器へ移し出すことができ、短時間で混合できた染毛剤又は脱色剤が得られる。第1液と第2液の粘度が共に200mPa・s以上であると、保存容器から混合容器へ移し出すことや混合するまでに時間が掛かる。
尚、粘度とは、第1液と第2液においては、RB80H型粘度計(東機産業株式会社)でH5ロータ(ロータコード:19)を使用し、100rpmで回転させてから1分後に計測したものとする。また、第1液と第2液を混合したときの粘度においては、同じくRB80H型粘度計(東機産業株式会社)でH7ロータ(ロータコード:21)を使用し、5rpmで回転させてから1分後に計測したものとする。
本発明の2液式染毛剤又は2液式脱色剤の第1液にはアルカリ剤を配合してもよい。アルカリ剤としては、例えば、アンモニア、アルカノールアミン類(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール等)、有機アミン類(モルホリン、グアニジン等)、無機アルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等)、塩基性アミノ酸(アルギニン、リジン等)及びそれらの塩等が挙げられる。これらのアルカリ剤は単独で配合してもよいし、2種以上を組み合わせて配合してもよい。
本発明の2液式染毛剤又は2液式脱色剤の第1液及び第2液には非イオン性界面活性剤以外に、カチオン性界面活性剤や両性界面活性剤等を配合してもよい。
カチオン性界面活性剤の具体例としては、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ドデシルジメチルエチルアンモニウム、塩化ポリオキシプロピレンメチルジエチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン等が挙げられる。
両性界面活性剤の具体例としては、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイト−1−カルボキシエチロキシ二ナトリウム塩、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ココアミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタン、ラウラミドプロピルベタイン等が挙げられる。
以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。配合量はすべて重量%である。
実施例に先立って各実施例で採用した試験法及び評価法を説明する。
過酸化水素安定性
第2液の酸化剤である過酸化水素を医薬部外品原料規格2006(2006年4月発行、薬事日報社)記載の定量法で定量する。この試験法にて、第2液作製直後の定量値(重量%)と、40℃に3ヶ月間入った経時の定量値(重量%)を比較し、過酸化水素の残存率にて安定性を評価した。残存率、評価基準は以下の通りである。
(残存率)(%)=(40℃に3ヶ月間入った経時の定量値)/(作製直後の定量値)×100
<評価基準>
◎:とても良好 残存率99%以上
○:良好 残存率98%以上99%未満
△:普通 残存率96%以上98%未満
×:悪い 残存率96%未満
塗布時の垂れ落ちの有無
実施例、比較例に示した第1液と第2液を、同じく表1〜4に示した混合比で振とう混合し、得られた染毛剤又は脱色剤を中国人黒髪からなる毛束(重さ5g、長さ15cm)に15g塗布し、垂直につり下げ30分間放置し、剤の垂れ落ちの有無、毛束上の剤の動きを目視、観察した。評価基準は以下の通りである。
<評価基準>
◎:とても良好 垂れ落ちはなく、毛束上での剤の動きがない
○:良好 垂れ落ちはないが、毛束上の剤は下部に移動
△:普通 2g未満の垂れ落ちあり
×:悪い 2g以上の垂れ落ちあり
塗布のしやすさ
実施例、比較例に示した第1液と第2液を、同じく表1〜4に示した混合比で振とう混合し、得られた染毛剤又は脱色剤を約3g指先にとり、中国人黒髪からなる毛束(重さ5g、長さ15cm)に塗布する。被験者20名に塗布させて評価した。評価基準は以下の通りである。
<評価基準>
◎:とても良好 18名以上が塗布しやすいと答えた
○:良好 12名〜17名が塗布しやすいと答えた
△:普通 6名〜11名が塗布しやすいと答えた
×:悪い 5名以下が塗布しやすいと答えた
実施例1〜10、比較例1〜8
実施例1〜10、比較例1〜8に示した第1液と第2液を、同じく表1〜4に示した混合比で振とう混合し、染毛剤又は脱色剤を調製した。それぞれの過酸化水素安定性、塗布時の垂れ落ちの有無、塗布のしやすさについて評価し、その結果を表1〜4に示した。
Figure 0006062644
Figure 0006062644
Figure 0006062644
Figure 0006062644
表1、2から明らかなように、本発明の染毛剤又は脱色剤は、過酸化水素安定性、塗布時の垂れ落ちの有無、塗布のしやすさのいずれの項目においても優れていた。一方、表3、4より、第2液に界面活性剤を配合していない比較例1は混合粘度が低く、塗布時の垂れ落ちの有無、塗布のしやすさが劣っており、第2液に界面活性剤を多く配合した比較例2は、粘度が高く、また混合粘度が高く、塗布のしやすさが劣っていた。第2液の活性剤の種類が本発明と異なる比較例3、4は混合粘度が低く、過酸化水素安定性、塗布のしやすさ、塗布時の垂れ落ちの有無が劣っていた。第1液の活性剤量が少ない比較例5は混合粘度が低く、塗布時の垂れ落ちのなさ、塗布のしやすさが劣っていた。第1液の活性剤量が多い比較例6は、第1液自身に粘度があって液状を保つことができておらず、また混合粘度が高く、塗布のしやすさが劣っていた。第1液の活性剤のHLB値が本発明と異なる9.0以上、16.0未満を配合している比較例7、8は、混合粘度が低く、塗布時の垂れ落ちの有無、塗布のしやすさが劣っていた。
実施例11
下記組成の頭髪用2液式染毛剤を調製し、第1液と第2液を1:1の比率で混合して評価を行った。
(第1液)
成分 配合量(重量%)
1) 酸化染料 0.30
2) POE(2)オレイルエーテル 20.00
3) POE(25)オクチルドデシルエーテル 20.00
4) ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5.00
5) 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3.00
6) オレイルアルコール 5.00
7) 流動イソパラフィン 3.00
8) 香料 0.50
9) L−アスコルビン酸 1.00
10) エデト酸四ナトリウム四水塩 0.20
11) 大豆たん白加水分解物 0.50
12) 加水分解シルク液 0.50
13) タウリン 0.50
14) アンモニア水(25%) 6.00
15) エタノール 20.00
16) 精製水 適量
製法
成分2〜8を80℃にて加温溶融したものに、成分1、9〜16を混合溶解したものを加えて混合する。次いで室温まで撹拌しながら冷却を行い、液状の第1液を得た。
(第2液)
成分 配合量(重量%)
1) POE(20)POP(6)デシルテトラデシルエーテル
5.00
2) ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.10
3) リン酸二水素ナトリウム 0.25
4) リン酸水素二ナトリウム 0.10
5) 過酸化水素水(35%) 16.60
6) 精製水 適量
製法
成分1を80℃にて加温溶融したものに、成分2〜4,6を80℃にて加温溶融したものを加えて混合する。次いで冷却を行い、40℃にて成分5を加えて、室温まで撹拌しながら冷却を行い、液状の第2液を得た。
実施例12
下記組成の頭髪用2液式脱色剤を調製し、第1液と第2液を1:1の比率で混合して評価を行った。
(第1液)
成分 配合量(重量%)
1) POE(2)オレイルエーテル 20.00
2) POE(25)オクチルドデシルエーテル 20.00
3) ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5.00
4) 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3.00
5) オレイルアルコール 5.00
6) 流動イソパラフィン 3.00
7) 香料 0.50
8) エデト酸四ナトリウム四水塩 0.20
9) 大豆たん白加水分解物 0.50
10) 加水分解シルク液 0.50
11) タウリン 0.50
12) アンモニア水(25%) 9.00
13) エタノール 20.00
14) 精製水 適量
製法
成分1〜8を80℃にて加温溶融したものに、成分8〜14を混合溶解したものを加えて混合する。次いで室温まで撹拌しながら冷却を行い、液状の第1液を得た。
(第2液)
成分 配合量(重量%)
1) POE(20)POP(6)デシルテトラデシルエーテル
3.00
2) ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.10
3) リン酸二水素ナトリウム 0.25
4) リン酸水素二ナトリウム 0.10
5) 過酸化水素水(35%) 16.60
6) 精製水 適量
製法
成分1を80℃にて加温溶融したものに、成分2〜4,6を80℃にて加温溶融したものを加えて混合する。次いで冷却を行い、40℃にて成分5を加えて、室温まで撹拌しながら冷却を行い、液状の第2液を得た。
実施例11、12は、過酸化水素安定性、塗布時の垂れ落ちのなさ、塗布のしやすさのいずれの項目においても優れていた。

Claims (3)

  1. アルカリ剤を含有する第1液と酸化剤を含有する第2液からなり、第1液に非イオン性界面活性剤を25.0〜50.0重量%を含有し、第1液に含有される非イオン性界面活性剤が、2種以上であり、該非イオン性界面活性剤のうち、少なくとも1種はHLB値9.0未満であり、且つ、少なくとも1種はHLB値16.0以上であり、第2液にポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを0.1〜10.0重量%含有することを特徴とする2液式染毛剤又は2液式脱色剤。
  2. 第1液と第2液の粘度が共に200mPa・s未満であることを特徴とする請求項1記載の2液式染毛剤又は2液式脱色剤。
  3. 第1液と第2液を混合したときの粘度が60,000〜150,000mPa・sであることを特徴とする請求項1又は2に記載の2液式染毛剤又は2液式脱色剤。
JP2012064412A 2012-03-02 2012-03-02 2液式染毛剤又は2液式脱色剤 Active JP6062644B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012064412A JP6062644B2 (ja) 2012-03-02 2012-03-02 2液式染毛剤又は2液式脱色剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012064412A JP6062644B2 (ja) 2012-03-02 2012-03-02 2液式染毛剤又は2液式脱色剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013181032A JP2013181032A (ja) 2013-09-12
JP6062644B2 true JP6062644B2 (ja) 2017-01-18

Family

ID=49271944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012064412A Active JP6062644B2 (ja) 2012-03-02 2012-03-02 2液式染毛剤又は2液式脱色剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6062644B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6247080B2 (ja) * 2013-11-12 2017-12-13 株式会社ダリヤ 毛髪化粧料組成物
CN110868996A (zh) 2018-02-23 2020-03-06 株式会社漫丹 毛发处理剂用的第二试剂以及毛发处理剂

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3638519B2 (ja) * 2000-12-28 2005-04-13 花王株式会社 染毛剤組成物
JP4643083B2 (ja) * 2001-09-13 2011-03-02 ホーユー株式会社 毛髪化粧料用組成物
JP3916236B2 (ja) * 2003-04-23 2007-05-16 ホーユー株式会社 毛髪脱色剤組成物及び染毛剤組成物
JP2004196812A (ja) * 2004-02-03 2004-07-15 Kao Corp 染毛剤組成物
JP2006151868A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Kao Corp 毛髪処理剤
JP5140318B2 (ja) * 2007-05-22 2013-02-06 花王株式会社 毛髪脱色又は染色用組成物
JP5731097B2 (ja) * 2008-11-05 2015-06-10 ホーユー株式会社 毛髪処理剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013181032A (ja) 2013-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5472785B2 (ja) カプセル入り化粧料
JPH04501422A (ja) 泡状ヘア処理剤およびその製造方法
JP3629288B2 (ja) クリーム状染料含有組成物および重合物と酸化剤とを含有する調合物から成る毛髪用酸化染色剤、並びに毛髪の酸化染色法
RU2543713C2 (ru) Пенящееся моющее средство
JP6062644B2 (ja) 2液式染毛剤又は2液式脱色剤
WO2014069078A1 (ja) 2剤式毛髪化粧料
JP2004083454A (ja) 染毛剤組成物
JP5125333B2 (ja) ゲル化剤、ゲル状組成物及びその利用
JP6030899B2 (ja) 乳化型クレンジング料
AU2018415343B2 (en) Two component hair treatment kit comprising a hair coloring cream and a developer composition comprising a specific tensioactive compound
JP2003176210A (ja) 乳化型化粧料
JP2010202595A (ja) カプセル入り化粧料
JP6228726B2 (ja) 染毛剤組成物
JP4231806B2 (ja) 二剤式酸化染毛剤
JP7089729B2 (ja) 乳化物
JP5495709B2 (ja) 皮膚洗浄剤組成物
JP2009057515A (ja) ゲル化剤、ゲル状組成物及びその利用
JP2019099502A (ja) 口腔用組成物製造方法
JP6543454B2 (ja) 毛髪化粧料組成物および毛髪処理方法
JP2003238371A (ja) 脱色剤組成物
JP6247080B2 (ja) 毛髪化粧料組成物
JP2013139411A (ja) 透明二層式クレンジング化粧料
JP7433629B2 (ja) 透明液状化粧料用増粘剤
JPS63179817A (ja) 水性クレンジング料
JP2008195676A (ja) 透明化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6062644

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250