JP6060655B2 - 情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法に関する。
情報処理装置において、印刷装置に画像を印刷させる印刷処理に関して様々な機能を提供するものが知られている。例えば、特許文献1には、情報処理装置として、印刷設定画面を表示することなく、現在設定されている属性ですぐに印刷装置に印刷を行わせるクイック印刷メニューを提供する画像処理装置が記載されている。この画像処理装置では、画面上にクイック印刷ボタンが配置されており、このクイック印刷ボタンがユーザにより選択されると、クイック印刷メニューに係る処理が実行される。
特開2006−350912号公報
ところで、上記特許文献1の画像処理装置において、何らかの操作ミスにより、ユーザが無意識にクイック印刷ボタンを選択することで、印刷装置においてユーザの意図しない印刷が実行されることがある。このとき、ユーザが印刷装置において印刷が実行されたことに気が付かなかった場合、印刷物が印刷装置に放置されることで、印刷物に係る情報が外部に漏洩する虞がある。
また、情報処理装置において、印刷装置に画像を印刷させるたびに、ログを作成するものが知られている。ここで、情報漏洩した漏洩可能性の高い印刷物を、作成されたログから検索することが考えられるが、データ量が多いと、検索が困難であるとともに検索に時間を要する。
そこで、本発明の目的は、情報漏洩の可能性が高いコンテンツを容易に確認することが可能なログを作成する情報処理装置の制御プログラム、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の情報処理装置の制御プログラムは、表示装置にコンテンツを表示させる表示手段と、前記コンテンツの印刷指示を印刷装置に出力する制御手段と、前記コンテンツの前記印刷指示に係る入力を受け付けて、前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う操作受付手段とを備え、前記操作受付手段の動作モードとして、前記印刷指示に係る入力として通常印刷入力を受け付けた場合に、前記印刷指示に係る追加入力を受け付けてから前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う通常モードと、前記印刷指示に係る入力として前記通常印刷入力とは異なるクイック印刷入力を受け付けた場合に、前記追加入力を受け付けずに直ちに前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行うクイックモードとを有する情報処理装置に実行させる制御プログラムであって、前記情報処理装置を前記制御手段が前記印刷装置に前記印刷指示の出力を行うときに、当該印刷指示に係る前記コンテンツのコンテンツ名を含むログを作成するログ作成手段として機能させ、前記ログ作成手段は、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記通常モードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第1のログと、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記クイックモードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第2のログに関して、これらを識別可能にするために、前記第1のログ及び前記第2のログの少なくとも一方に、前記操作受付手段の前記動作モードを示す操作入力情報を付加することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、表示装置にコンテンツを表示させる表示手段と、前記コンテンツの印刷指示を印刷装置に出力する制御手段と、前記コンテンツの前記印刷指示に係る入力を受け付けて、前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力行う操作受付手段と、前記制御手段が前記印刷装置に前記印刷指示の出力を行うときに、当該印刷指示に係る前記コンテンツのコンテンツ名を含むログを作成するログ作成手段とを備え、前記操作受付手段は動作モードとして、前記印刷指示に係る入力として通常印刷入力を受け付けた場合に、前記印刷指示に係る追加入力を受け付けてから前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う通常モードと、前記印刷指示に係る入力として前記通常印刷入力とは異なるクイック印刷入力を受け付けた場合に、前記追加入力を受け付けずに直ちに前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行うクイックモードとを有しており、前記ログ作成手段は、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記通常モードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第1のログと、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記クイックモードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第2のログに関して、これらを識別可能にするために、前記第1のログ及び前記第2のログの少なくとも一方に、前記操作受付手段の前記動作モードを示す操作入力情報を付加することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置の制御方法は、表示装置にコンテンツを表示させる表示手段と、前記コンテンツの印刷指示を印刷装置に出力する制御手段と、前記コンテンツの前記印刷指示に係る入力を受け付けて、前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う操作受付手段とを備え、前記操作受付手段の動作モードとして、前記印刷指示に係る入力として通常印刷入力を受け付けた場合に、前記印刷指示に係る追加入力を受け付けてから前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う通常モードと、前記印刷指示に係る入力として前記通常印刷入力とは異なるクイック印刷入力を受け付けた場合に、前記追加入力を受け付けずに直ちに前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行うクイックモードとを有する情報処理装置の制御方法であって、前記制御手段が前記印刷装置に前記印刷指示の出力を行うときに、当該印刷指示に係る前記コンテンツのコンテンツ名を含むログを作成するログ作成処理を備え、前記ログ作成処理は、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記通常モードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第1のログと、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記クイックモードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第2のログを作成する処理を含み、且つ、前記第1のログと前記第2のログを識別可能にするために、前記第1のログ及び前記第2のログの少なくとも一方に、前記操作受付手段の前記動作モードを示す操作入力情報を付加する付加処理をさらに含むことを特徴とする。
本発明によると、通常印刷入力を受け付けた場合に作成される第1のログと、クイック印刷入力を受け付けた場合に作成される第2のログとが識別可能にされている。従って、ユーザは第2のログのみを参照することで、情報漏洩の可能性が高いコンテンツを容易に確認することができる。
第1実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す論理プリンタ記憶装置に記憶されている論理プリンタについて説明する図である。 表示装置に表示される画面を示す図である。 図1に示すログ記憶装置に記憶されたログの一覧を示す図である。 図1に示す情報処理装置のタイミングチャート図である。 第2実施形態に係る情報処理装置のタイミングチャート図である。 第3実施形態に係る情報処理装置のタイミングチャート図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、情報処理装置1と複数の印刷装置3(本実施形態では3つの印刷装置3a〜3c)とが、データ通信可能に構成された印刷システム10の構成を示すブロック図である。
情報処理装置1は、印刷装置3の制御が可能な汎用のパーソナルコンピュータであり、周辺機器として、入力装置30、表示装置40、及び印刷装置3a,3bが接続されている。入力装置30は、キーボードやポインティングデバイス(マウスやタッチパッド等)を含み、ユーザの操作入力を受け付けて、当該操作入力に応じた電気信号を情報処理装置1に出力する。表示装置40は液晶パネル等から構成され、情報処理装置1から受信した制御信号に基づいて種々の画像を表示する。印刷装置3a,3bは、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備え、情報処理装置1からの印刷指示に応じて、記録媒体(例えば、用紙)に画像を記録する画像記録装置である。
また、図1に示すように、情報処理装置1には、他の情報処理装置1、印刷装置3b,3c、及び共有データベースを備えたサーバ55が、ローカルエリアネットワーク(LAN)により構築されたネットワーク50を介して接続されている。なお、印刷装置3cは、印刷装置3a,3bと同様に、印刷機構を備えた画像記録装置である。また、ネットワーク50は、LANに替えて、インターネットや、ワイドエリアネットワーク(WAN)など、各種のネットワークに替えることができる。
次に、情報処理装置1について、詳細に説明する。情報処理装置1は、各種プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)11、プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)12、CPU11によるプログラム実行時に作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)13、不揮発性記憶装置14、入力インターフェース15、表示インターフェース16、ローカル接続インターフェース17、ネットワーク接続インターフェース18、ログ記憶装置19、コンテンツ記憶装置20、及び論理プリンタ記憶装置21を備えている。
不揮発性記憶装置14には、オペレーティングシステム(OS)141、並びに、文章データやプレゼンテーションデータ等のコンテンツを作成したり、作成したコンテンツまたは読み込んだコンテンツを表示装置40に表示させるためのコンテンツプログラム142、表示装置40に後述のクイック印刷アイコン72を表示させるためのクイック印刷プラグイン143、印刷装置3毎に設けられた3つのプリンタドライバ144、及び印刷装置3への印刷指示の出力処理に関するログを管理するためのログ管理プログラム145等の各種制御プログラムが記憶されている。
入力インターフェース15は、入力装置30との間でデータ通信を行うためのインターフェースである。表示インターフェース16は、表示装置40との間でデータ通信を行うためのインターフェースである。ローカル接続インターフェース17は、USBやIEEE1394等により周辺機器とローカル接続(直接接続)するためのインターフェースである。また、ネットワーク接続インターフェース18は、ネットワーク50を介して外部機器とネットワーク接続するためのインターフェースである。図1に示すように、印刷装置3aは、情報処理装置1に対してローカル接続(例えば、USB接続)により接続されており、印刷装置3cは情報処理装置1に対してネットワーク接続(例えば、LAN接続)により接続されており、印刷装置3bは情報処理装置1に対してローカル接続及びネットワーク接続により接続されている。
ログ記憶装置19には、印刷装置3への印刷指示の出力処理に関するログが記憶される。コンテンツ記憶装置20には、後述のコンテンツプログラム142により作成されるコンテンツが記憶される。
論理プリンタ記憶装置21には、図2に示すように、複数の論理プリンタが登録されている。ここで、論理プリンタとは、印刷装置3のソフトウェア表現であり、印刷装置3への印刷指示の出力に用いる通信ポート(例えばTCP/IPポートやUSBポート)のポート名で特定される仮想的な印刷装置である。従って、例えば、印刷指示の出力に用いる通信ポートを異ならせることで、一つの印刷装置3に対して複数の論理プリンタを作成することもできる。
また、論理プリンタ記憶装置21には、図2に示すように、通信ポートのポート名、印刷指示の出力対象となる印刷装置3の印刷装置名、及び印刷装置3の制御に用いるプリンタドライバ144を示す情報、含む論理プリンタ情報が、各論理プリンタに対応付けられて記憶されている。この論理プリンタや論理プリンタ情報の登録は、ユーザが手動で行うようにされていてもよく、情報処理装置1が自動で行うようにされていてもよい。また、論理プリンタ記憶装置21に記憶された論理プリンタにおいて、ユーザ毎にいずれか一つの論理プリンタが、ユーザが通常使う論理プリンタ(デフォルトプリンタ)として設定されている。このデフォルトプリンタの設定も、各ユーザが手動で行うようにされていてもよく、情報処理装置1が自動で行うようにされていてもよい。
不揮発性記憶装置14に記憶された各種プログラムについて説明する。これらのプログラムはCPU11により実行され、各種機能として機能する。CPU11は、コンテンツプログラム142を実行することでコンテンツ作成手段として機能する。また、CPU11は、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143を実行することで表示手段、及び操作受付手段として機能する。さらに、CPU11は、プリンタドライバ144それぞれを実行することで、実行したプリンタドライバ144に応じた制御手段として機能し、ログ管理プログラム145を実行することでログ作成手段、ログ記憶命令手段、及びログ改変手段として機能する。なお、これらCPU11の各機能部は、それぞれ回路によって構成される等、ハードウェアーで実現されるようにしてもよい。
CPU11は、コンテンツプログラム142を実行すると、入力装置30を介したユーザからの操作入力に基づいて、アプリケーション上で各種のコンテンツを作成し、作成されたコンテンツをコンテンツ記憶装置20に記憶する。さらにCPU11は、コンテンツプログラム142を実行して作成したコンテンツ、又はコンテンツ記憶装置20に記憶されているコンテンツを含む画面70を、図3(a)に示すように、表示インターフェース16を介して表示装置40に表示させる。ただし、後述するように、画面70においてクイック印刷アイコン72は、CPU11がクイック印刷プラグイン143を実行することで表示される。
ここで、コンテンツプログラム142とクイック印刷プラグイン143の関係について説明する。クイック印刷プラグインは、プラグインプログラムである。プラグインプログラムは、単体ではプログラムとして起動せず、他のプログラムとともに実行されることで、他のプログラムに機能を付加するプログラムである。本実施形態では、コンテンツプログラム142が他のプログラムに該当する。なお、図5を用いて後述する動作において、A2の処理の一部、A8の一部の処理、A3の処理、A4の処理は、クイック印刷プラグイン143が実行されない場合は行われない。コンテンツプログラム142は、サブルーチンとしてクイック印刷プラグイン143を呼び出すことで、本来コンテンツプログラム142が実行されたことで表示されるアイコンに追加して、クイック印刷アイコン72を画面に表示させることができる。CPU11は、入力装置30を介したユーザの当該通常印刷ボタン71の選択を通常印刷入力として受け付ける。これに対して、CPU11は、入力装置30を介したユーザのクイック印刷アイコン72の選択をクイック印刷入力として受け付ける。
CPU11がコンテンツプログラム142とクイック印刷プラグイン143を実行することで実現される操作受付手段は、動作モードとして、ユーザから通常印刷入力を受け付けたときに実行される通常モードと、ユーザからクイック印刷入力を受け付けたときに実行されるクイックモードとを有する。通常モードでは、CPU11は、ユーザの通常印刷ボタン71の選択に応じた通常印刷入力を受け付けると、図3(b)に示すように印刷画面80を表示装置40にさせる。この印刷画面80には、プリンタ選択プルダウンメニュー81、詳細ボタン82、OKボタン83、及び印刷画面80を単に閉じるためのキャンセルボタン84が配置されている。
プリンタ選択プルダウンメニュー81では、論理プリンタ記憶装置21に記憶されている論理プリンタの何れか一つをユーザが選択可能にされている。このプリンタ選択プルダウンメニュー81の下部には、プリンタ選択プルダウンメニュー81により選択されている論理プリンタに係る論理プリンタ情報が表示されている。
また、CPU11は、入力装置30を介してユーザにより詳細ボタン82が選択されたとき、プリンタ選択プルダウンメニュー81により選択されている論理プリンタに対応付けられているプリンタドライバ144を呼び出して、用紙サイズなどの印刷条件を設定するための印刷条件設定画面(不図示)を表示装置40に表示させる。これにより、ユーザが印刷条件をデフォルト印刷条件から変更することが可能となる。印刷条件設定画面での印刷条件の設定が終了すると、表示装置40に印刷画面80が再び表示される。
また、CPU11は、入力装置30を介してユーザによりOKボタン83が選択されたとき、当該選択を印刷指示に係る追加入力として受け付ける。そして、CPU11はプリンタ選択プルダウンメニュー81により選択されている論理プリンタに対応付けられているプリンタドライバ144を起動し、当該プリンタドライバ144を実行する際にCPU11自身が参照するRAM13の所定領域Aに、印刷指示に係るコンテンツ情報を記憶する。このコンテンツ情報には、表示装置40に表示されているコンテンツデータ及びコンテンツ名が含まれている。
これに対して、CPU11が、ユーザのクイック印刷アイコン72の選択に応じたクイック印刷入力を受け付けるクイック印刷モードでは、印刷画面80を表示装置40に表示させずに、即ち、印刷指示に係る追加入力をユーザから受け付けずに直ちに、当該クイック印刷入力を行ったユーザのデフォルトプリンタに対応付けられているプリンタドライバ144を起動する。その後、CPU11は、上述したRAM13の所定領域Aに、コンテンツ情報に加えて、当該コンテンツ情報に含まれるコンテンツを一意に識別する識別子を記憶する。
また、本実施形態において、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143を実行するCPU11は動作モードがクイックモードの場合には、コンテンツ情報を前述した所定領域Aに記憶するときに、動作モードがクイックモードであることを示す動作モード情報を、ログ管理プログラム145を実行する際にCPU11自身が参照するRAM13の所定領域Bに記憶する。この動作モード情報には、前述した識別子が含まれている。
プリンタドライバ144を実行するCPU11は、RAMの所定領域Aにコンテンツ情報が記憶されると、当該コンテンツ情報に含まれるコンテンツデータを、PDL(page description language )等の印刷データに変換する。そして、印刷データを含む印刷指示が、論理プリンタ情報の通信ポート名が示す印刷装置3に送信されるように、不揮発性記憶装置14等の記憶装置上に確保されたスプーラ(不図示)に一時的に記憶する。スプーラでは、出力先の印刷装置3の稼働状況に応じて印刷指示を印刷装置3に出力する。CPU11は、印刷指示を印刷装置3に出力した際には、当該印刷指示の出力が完了したことを示す印刷指示完了情報を、ログ管理プログラム145を実行するときにCPU11自身が参照するRAM13の領域Cに記憶する。この印刷指示完了情報には、ジョブID、コンテンツ名、ユーザ情報、並びに、論理プリンタ情報に含まれている通信ポート名及び印刷装置名が含まれる。これらの情報を、以下、ログ基本情報と称する。また、対応するコンテンツ情報の識別子が前述したRAM13の領域Aに記憶されていた場合には、併せて当該識別子もRAM13の領域Cに記憶する。
ログ管理プログラム145を実行するCPU11は、印刷指示完了情報がRAM13の領域Cに記憶されると、通常ログ(第1のログ)及びクイックログ(第2のログ)の何れか一方のログを作成する。ログには、図4に示すように、印刷指示完了情報に含まれるログ基本情報に加えて、ログを作成した作成時刻、並びに、通常ログ及びクイックログを識別可能にするために動作モードを示す操作入力情報が付加されている。CPU11は、印刷指示完了情報がRAM13の領域Cに記憶されたときに、当該印刷指示完了情報に含まれる識別子と一致する識別子が含まれている動作モード情報がRAM13の所定領域Bに記憶されていた場合には、クイックモードを示す操作入力情報が付加されたクイックログを作成する。一方、動作モード情報がRAM13の所定領域Bに記憶されていない場合には、通常モードを示す操作入力情報が付加された通常ログを作成する。
ところで、画面70においてユーザがクイック印刷アイコン72を選択すると、印刷装置3において印刷が直ちに実行されることとなる。従って、ユーザが無意識にクイック印刷アイコン72を選択することで、印刷装置3においてユーザの意図しない印刷が実行されることがある。このとき、ユーザが印刷装置3において印刷が実行されたことに気が付かなかった場合、印刷物が印刷装置3に放置されることで、印刷物に係る情報が外部(第三者)に漏洩する虞がある。
このように、クイックログに係るコンテンツに関しては、外部に漏洩した漏洩可能性が高い。そこで、クイックログには、図4に示すように、印刷装置3により印刷された印刷物に係るコンテンツが外部に漏洩した漏洩可能性を示す漏洩可能性情報も含まれている。なお、本実施形態では、漏洩可能性は、可能性が高い順に「最高」、「高」、「中」、「低」の4段階で表現されているが、漏洩可能性が2段階以上で表現されていればよい。
ここで、情報処理装置1と印刷装置3との間の接続がローカル接続である場合、ハブやルータ等の中継装置を要するネットワーク接続である場合と比べて、情報処理装置1と印刷装置3とが至近距離にある可能性が高い。従って、ユーザが操作ミスにより無意識にクイック印刷入力を行ったとしても、印刷装置3で印刷が実行されたことに気が付き易く、印刷物を放置させる可能性が低い。そこで、本実施形態においては、図4に示すように、情報処理装置1と印刷装置3との間の接続がローカル接続である場合には漏洩可能性として「低」又は「中」を、ネットワーク接続である場合には漏洩可能性として「高」又は「最高」が割り当てられるように構成されている。このように、情報処理装置1と印刷装置3との間の接続がローカル接続である場合には、クイックログに含める漏洩可能性を低くすることで、管理者等のユーザが、情報漏洩の可能性が高いコンテンツをより容易に確認することが可能となる。
ログ管理プログラム145を実行するCPU11は、ログ基本情報の通信ポート名を参照して、情報処理装置1と印刷装置3との間の接続がローカル接続である場合には漏洩可能性として「低」を、ネットワーク接続である場合には漏洩可能性として「高」をクイックログに付加する。そしてCPU11は、作成したログをログ記憶装置19に記憶させる。
CPU11はさらに、ログ記憶装置19に記憶されているログを改変する。ここで、所定の期間において作成された通常ログの数に対するクイックログの数の割合が少ないほど、クイック印刷入力をユーザが無意識に行った可能性が高く、印刷物に係るコンテンツが外部に漏洩した可能性が高い。そこで、本実施形態では、CPU11は、作成されるログを、当該ログに含まれているユーザ情報に基づいてユーザ毎に振り分けて、当該ユーザ毎に振り分けられたログに関して、所定の期間において作成されたログについて、通常ログの数に対するクイックログの数の割合が少ないほど、クイックログに含まれている漏洩可能性情報が示す漏洩可能性が高くなるようにログ記憶装置19に記憶されているログを改変する。
本実施形態では「所定の期間」とは、ログを任意の複数個作成するのに要する期間とされている。即ち、例えば「所定の期間」がログを5個作成するのに要する期間とされている場合には、任意の注目ログ、当該注目ログの直前に作成された2個のログ、及び当該注目ログの直後に作成された2個のログを抽出して、当該抽出されたログに基づいて注目ログを改変するように構成されている。以下、「所定の期間」がログを5個作成するのに要する期間として説明する。具体的には、CPU11は、まず、直近に作成されたログを注目ログとし、当該注目ログのユーザ情報と同一のユーザ情報を含むログを取り出す。そして、取り出されたログから、当該注目ログを中心とした所定の期間に作成されたログ(即ち、注目ログ、当該注目ログの直前に作成された2個のログ)を抽出し、抽出されたログにおいて、通常ログの数に対するクイックログの数の割合が所定の閾値以上の場合には漏洩可能性情報が示す漏洩可能性が高くなるように当該注目ログを改変する。例えば、情報処理装置1と印刷装置3との間の接続がローカル接続である場合には漏洩可能性が「中」に、ネットワーク接続である場合には漏洩可能性が「最高」になるように改変する。一方、抽出されたログにおいて、通常ログの数に対するクイックログの数の割合が所定の閾値未満の場合には漏洩可能性情報が示す漏洩可能性が低くなるように当該注目ログを改変する。例えば、情報処理装置1と印刷装置3との間の接続がローカル接続である場合には漏洩可能性が「低」に、ネットワーク接続である場合には漏洩可能性が「高」になるように改変する。なお、ログ記憶装置19に記憶されているログのうち、ログが新たに作成されることにより改変させる対象となりうるログは、当該新たに作成されたログと、このログの直前に作成された2個のログである。そこで、CPU11は、注目ログを直前に作成された2個のログに順次変えて、同様の処理を繰り返す。
変形例として、上述の実施形態では、CPU11は、任意の注目ログを中心とした所定の期間において作成された、当該注目ログのユーザ情報と同一のユーザ情報を含むログのみを抽出して、当該抽出されたログに基づいて注目ログを改変しているが、任意の注目ログを中心とした所定の期間において作成された、当該注目ログのユーザ情報と同一のユーザ情報を含むログに加えて、他のユーザ情報を含むログも抽出し、当該抽出されたログに基づいて注目ログを改変するように構成されていてもよい。
また、別の変形例として、上述の実施形態では「所定の期間」とは、ログを任意の複数個作成するのに要する期間とされているが、24時間等の時間間隔にされていてもよい。
(CPU11の動作)
次に、CPU11の動作の一例について図5を参照しつつ説明する。なお、図5に示す動作フローの開始時における状態は、CPU11がコンテンツプログラム142の起動を受付けたときである。以下の動作は、CPU11が、コンテンツプログラム142、クイック印刷プラグイン143、プリンタドライバ144、及びログ管理プログラム145を並列的に実行することで行われる。以下、便宜上、各種プログラムを実行するCPU11を、単にプログラムと称して説明する。また、プログラムへの情報の引き渡しを“出力”と表現する。また、他のプログラムから情報が引き渡されることを“受信”と表現する。
コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143、図3(a)に示すコンテンツを表す画像を含む画面70を表示装置40に表示させる(A1)。次に、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、通常印刷ボタン71及びクイック印刷アイコン72の何れかがユーザにより選択されたかを判断することで、ユーザから印刷指示に係る入力を受け付けたか否かを判断する(A2)。ユーザから印刷指示に係る入力を受け付けていないと判断した場合(A2:NO)には、ステップA2の処理を繰り返す。
一方、ユーザから印刷指示に係る入力を受け付けたと判断した場合(A2:YES)には、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、当該印刷指示に係る入力がクイック印刷入力であるか否かを判断する(A3)。そして、ユーザからの印刷指示に係る入力がクイック印刷入力であると判断した場合(A3:YES)には、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、動作モードとしてクイックモードを実行するとし、当該動作モードがクイックモードであることを示す動作モード情報をログ管理プログラム145に出力する(A4)。このステップA4の処理が終了すると、ステップA7の処理に移る。
一方、ステップA3の処理で、印刷指示に係る入力が通常印刷入力であると判断した場合(A3:NO)には、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、動作モードとして通常モードを実行するとし、表示装置40に印刷画面80(図3(b)参照)を表示させる(A5)。そして、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、印刷画面80上のOKボタン83がユーザにより選択されたとき、当該選択を印刷指示に係る追加入力として受け付ける(A6)。このステップA6の処理が終了すると、ステップA7の処理に移る。
ステップA7の処理では、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143がプリンタドライバ144の何れか一つを起動する。具体的には、動作モードが通常モードのときには、ステップA6の処理において印刷画面80上のOKボタン83がユーザにより選択されたときに、プリンタ選択プルダウンメニュー81により選択されている論理プリンタに対応付けられているプリンタドライバ144を起動する。一方、動作モードがクイックモードのときには、印刷指示に係る入力を行ったユーザのデフォルトプリンタとして設定されている論理プリンタに対応付けられているプリンタドライバ144を起動する。次に、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、ステップA7の処理により起動されたプリンタドライバ144に対して、コンテンツ情報を出力する(A8)。なお、ステップA3でクイック印刷入力であると判断していた場合(YESであった場合)は、コンテンツ情報に加えて識別子もプリンタドライバ144へ出力する。
次に、プリンタドライバ144が、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143からコンテンツ情報を受信した場合に、当該コンテンツ情報に含まれるコンテンツデータを印刷データに変換し、当該印刷データを含む印刷指示を、スプーラを介して印刷装置3に出力する(A9)。これにより、印刷装置3において、印刷データに係る画像が、記録媒体に記録されることになる。この後、プリンタドライバ144は、印刷指示完了情報をログ管理プログラム145に出力する(A10)。
ログ管理プログラム145は、印刷指示完了情報を受信すると、当該印刷指示完了情報に含まれる、ログ基本情報、及びコンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143からの動作モード情報の受信の有無に基づいて、通常ログ及びクイックログの何れか一方のログを作成する(A11)。具体的には、ログ管理プログラム145は、印刷指示完了情報を受信したときに、当該印刷指示完了情報とともに受信された識別子と一致する識別子が含まれている動作モード情報を、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143から受信していた場合には、クイックモードを示す操作入力情報が付加されたクイックログを作成し、印刷指示完了情報とともに識別子が受信されず、かつ、動作モード情報をコンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143から受信していない場合には、通常モードを示す操作入力情報が付加された通常ログを作成する。
次に、ログ管理プログラム145は、ログ記憶装置19に記憶されたログを改変する(A12)。ログ管理プログラム145は、ログ記憶装置19に記憶されたログにおいて、作成時刻が最も新しいログのユーザ情報と同一のユーザ情報を含むログを全て取り出す。そして、取り出されたログに基づいて、注目ログに含まれる漏洩可能性情報の漏洩可能性を改変する。具体的には、注目ログを中心とした所定の期間において作成された通常ログ及びクイックログを抽出する。そして、抽出されたログにおいて、通常ログの数に対するクイックログの数の割合が所定の閾値以上の場合には漏洩可能性情報が示す漏洩可能性が高くなるよう、閾値未満の場合には漏洩可能性情報が示す漏洩可能性が低くなるように注目ログを改変する。ログ管理プログラム145は、注目ログを変えて、同様の処理を繰り返す。以上、CPU11の動作について説明した。
以上、本実施形態によると、ログ管理プログラム145により、通常ログとクイックログとが識別可能に作成される。従って、クイックログのみを参照することで、情報漏洩の可能性が高いコンテンツを容易に確認することができる。
また、情報処理装置1と印刷装置3との間の接続がローカル接続である場合には、ネットワーク接続である場合と比べて、クイックログに含める漏洩可能性情報の漏洩可能性が低くされるので、情報漏洩の可能性が高いコンテンツをより容易に確認することが可能となる。
さらに、所定の期間において作成された通常ログの数に対するクイックログの数の割合が少ないほど、クイックログに含める漏洩可能性情報の漏洩可能性が高くされるので、情報漏洩の可能性が高いコンテンツをより容易に確認することが可能となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態において第1実施形態と異なる点は、第1実施形態では、コンテンツプログラム142とクイック印刷プラグイン143とを読み込んでCPU11が実行していた処理を、コンテンツプログラム242が実行する点である。また、第1の実施形態ではコンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、動作モード情報をログ管理プログラム145に対して出力していたが、第2実施形態では、コンテンツプログラム242が動作モード情報をプリンタドライバ144に対して出力する。また、本実施形態ではコンテンツプログラム242は、動作モードがクイックモードの場合のみならず通常モードの場合にも、コンテンツ情報を出力するときに、動作モード情報をプリンタドライバ144に出力する。また、第2実施形態において、コンテンツを識別する識別子は不要である。以下においては、上述した第1実施形態と同一の箇所については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
第2実施形態に係るCPU11の動作の一例について図6を参照しつつ説明する。ステップB1〜B3の処理はステップA1〜A3の処理と略同様な処理なので、詳細な説明を省略する。ステップB3の処理で、ユーザからの印刷指示に係る入力がクイック印刷入力であると判断した場合(B3:YES)には、コンテンツプログラム242は、動作モードとしてクイックモードを実行するとし、ステップB6の処理に移る。一方、ステップB3の処理で、印刷指示に係る入力が通常印刷入力であると判断した場合(B3:NO)には、コンテンツプログラム242、動作モードとして通常モードを実行するとし、上述のステップA5,A6と略同様な処理のステップB4,B5の処理をして、ステップB6の処理に移る。
ステップB6の処理では、コンテンツプログラム242は、ステップA7の処理と略同様な処理をする。その後、コンテンツプログラム242は、コンテンツ情報に動作モードを示す動作モード情報を付加し(B7)、ステップB6の処理により起動されたプリンタドライバ144に対して、動作モード情報が付加されたコンテンツ情報を出力する(B8)。
次に、プリンタドライバ144がコンテンツプログラム242からコンテンツ情報を受信した場合に、ステップA9の処理と略同様な処理をする(B9)。この後、プリンタドライバ144は、ログ基本情報に加えて、コンテンツ情報に付加されている動作モード情報が含まれる印刷指示完了情報をログ管理プログラム145に出力する(B10)。
次に、ログ管理プログラム145は、プリンタドライバ144から印刷指示完了情報を受信すると、当該印刷指示完了情報に含まれるログ基本情報及び動作モード情報に基づいて、通常ログ及びクイックログの何れか一方のログを作成する(B11)。具体的には、ログ管理プログラム145は、印刷指示完了情報を受信したときに、当該印刷指示完了情報に含まれる動作モード情報が示す動作モードがクイックモードである場合には、クイックモードを示す操作入力情報が付加されたクイックログを作成し、動作モード情報が示す動作モードが通常モードである場合には、通常モードを示す操作入力情報が付加された通常ログを作成する。次に、ステップA12と略同様な処理をして(B12)、本処理を終了する。以上、CPU11の動作について説明した。
以上、本実施形態においても、ログ管理プログラム145により通常ログとクイックログとを識別可能に作成さすることができるので、クイックログのみを参照することで、情報漏洩の可能性が高いコンテンツを容易に確認することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態において第1実施形態と異なる点は、第1実施形態において、第1実施形態では、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、コンテンツ情報をプリンタドライバ144に対して直接出力していたが、第3実施形態では、コンテンツ情報を、ログ管理プログラム145を介してプリンタドライバ144に出力する点である。また、本実施形態では、ログ管理プログラム145がプリンタドライバ144毎にある点である。そして、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143が、複数のログ管理プログラム145に対して、出力指示に係るコンテンツ情報を選択的に出力可能に構成されている。さらに、本実施形態では、第2実施形態と同様に、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、動作モードがクイックモードの場合のみならず通常モードの場合にも、コンテンツ情報を出力するときに、動作モード情報をログ管理プログラム145に出力する。以下においては、上述した第1実施形態と同一の箇所については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
第3実施形態に係るCPU11の動作の一例について図7を参照しつつ説明する。ステップC1〜C3の処理はステップA1〜A3の処理と略同様な処理なので説明を省略する。ステップC3の処理で、ユーザからの印刷指示に係る入力がクイック印刷入力であると判断した場合(C3:YES)には、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、動作モードとしてクイックモードを実行するとし、ステップC6の処理に移る。一方、ステップC3の処理で、印刷指示に係る入力が通常印刷入力であると判断した場合(C3:NO)には、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、動作モードとして通常モードを実行するとし、上述のステップA5,A6と略同様な処理のステップC4,C5の処理をして、ステップC6の処理に移る。
ステップC6の処理では、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、ステップA7の処理と略同様な処理をする。その後、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143は、コンテンツ情報に動作モードを示す動作モード情報を付加し(C7)、ステップC6の処理により起動されたプリンタドライバ144に対応するログ管理プログラム145に対して、動作モード情報が付加されたコンテンツ情報を選択的に出力する(C8)。
次に、ログ管理プログラム145が、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143からコンテンツ情報を受信した場合に、コンテンツ情報に付加されている動作モード情報を抽出するとともに、コンテンツ名を読み出す(C9)。その後、ログ管理プログラム145は、対応するプリンタドライバ144に対してコンテンツ情報を出力する(C10)。
プリンタドライバ144がログ管理プログラム145からコンテンツ情報を受信した場合に、ステップA9の処理と略同様な処理をする(C11)。この後、プリンタドライバ144は、印刷指示完了情報をログ管理プログラム145に出力する(C12)。なお、本実施形態に係る印刷指示完了情報には、第1実施形態とは異なり、動作モード情報が含まれていない。
次に、ログ管理プログラム145が、プリンタドライバ144から印刷指示完了情報を受信したとき、ステップC9の処理で抽出した動作モード情報、及び読み出したコンテンツ名、並びに印刷指示完了情報に含まれるログ基本情報に基づいて、通常ログ及びクイックログの何れか一方のログを作成する(C13)。具体的には、ログ管理プログラム145は、印刷指示完了情報を受信したときに、ステップC8の処理で抽出した動作モード情報が示す動作モードがクイックモードである場合には、クイックモードを示す操作入力情報が付加されたクイックログを作成し、動作モード情報が示す動作モードが通常モードである場合には、通常モードを示す操作入力情報が付加された通常ログを作成する。次に、ステップA12と略同様な処理をして(C14)、本処理を終了する。以上、CPU11の動作について説明した。
以上、本実施形態においても、プリンタドライバ144により通常ログとクイックログとを識別可能に作成させることができるので、クイックログのみを参照することで、情報漏洩の可能性が高いコンテンツを容易に確認することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。従って、本発明の技術思想の範囲内において、上述の実施形態を組み合わせたり、一部の構成を変更したりしてもよい。
例えば、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143が、動作モードが通常モード及びクイックモードの何れか一方の場合のみ動作モード情報を出力するように構成されている場合には、動作モード情報が動作モードを示す内容を含んでいなくてもよい。この場合、ログ管理プログラム145は、コンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143又はプリンタドライバ144からの動作モード情報の受信の有無に基づいて、通常ログ及びクイックログの何れを作成するか判断すればよい。
また、上述の実施形態では、ログ管理プログラム145は、通常ログ及びクイックログの両方に操作入力情報が含まれるようにログを作成しているが、通常ログ及びクイックログの何れか一方のみに操作入力情報が含まれるようにログを作成してもよい。この場合でも、ユーザはログ管理プログラム145により作成されたログが通常ログであるかクイックログであるかを識別することができる。
また、情報処理装置1に対してローカル接続及びネットワーク接続の両方に接続されている印刷装置に対して、ネットワーク接続を用いて印刷指示を出力するときには、ログ管理プログラム145はローカル接続を用いて印刷指示を出力するときと同様に、クイックログに含める漏洩可能性を低くしてもよい。
また、上述の実施形態では、ログ管理プログラム145により作成されたログは、情報処理装置1のログ記憶装置19に記憶されるように構成されていたが、サーバ55のデータベースに記憶されるように構成されていてもよい。
また、ログ管理プログラム145が、印刷装置3において記録した画像に係る画像データをログに含めるように構成されていてもよい。また、ログ記憶装置19の容量を圧迫する虞がある場合には、当該画像データをクイックログのみに含めるように構成されていてもよい。
また、上述の第3実施形態では、ログ管理プログラム145が3つのプリンタドライバ144に対応して3つあるように構成されていたが、ログ管理プログラム145が3つのプリンタドライバ144に対して1つのみあり、当該1つのログ管理プログラム145がコンテンツ情報を3つのプリンタドライバ144に対して選択的に出力可能に構成されていてもよい。
また、上述の第3実施形態では、ログ管理プログラム145は、プリンタドライバ144から印刷指示完了情報を受信したときにログを作成しているが、コンテンツ情報をプリンタドライバ144に対して出力したときにログを作成するように構成されていてもよい。この場合、ログに含めるログ基本情報はコンテンツプログラム142及びクイック印刷プラグイン143から受信したコンテンツ名だけでもよい。
また、上述の実施形態において、CPUが単一のCPUにより各処理を実行してもよいし、複数のCPU、あるいは特定のASIC(application specific integrated circuit)、CPUと特定のASICの組み合わせにより処理を実行してもよい。
1 情報処理装置
3 印刷装置
11 CPU(表示手段、操作受付手段、制御手段、ログ作成手段、ログ記憶命令手段、ログ改変手段)
19 ログ記憶装置
40 表示装置

Claims (10)

  1. 表示装置にコンテンツを表示させる表示手段と、
    前記コンテンツの印刷指示を印刷装置に出力する制御手段と、
    前記コンテンツの前記印刷指示に係る入力を受け付けて、前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う操作受付手段と
    を備え、
    前記操作受付手段の動作モードとして、前記印刷指示に係る入力として通常印刷入力を受け付けた場合に、前記印刷指示に係る追加入力を受け付けてから前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う通常モードと、前記印刷指示に係る入力として前記通常印刷入力とは異なるクイック印刷入力を受け付けた場合に、前記追加入力を受け付けずに直ちに前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行うクイックモードとを有する情報処理装置に実行させる制御プログラムであって、
    前記情報処理装置を
    前記制御手段が前記印刷装置に前記印刷指示の出力を行うときに、当該印刷指示に係る前記コンテンツのコンテンツ名を含むログを作成するログ作成手段として機能させ、
    前記ログ作成手段は、
    前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記通常モードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第1のログと、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記クイックモードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第2のログに関して、これらを識別可能にするために、前記第1のログ及び前記第2のログの少なくとも一方に、前記操作受付手段の前記動作モードを示す操作入力情報を付加し、
    さらに、
    前記ログ作成手段は、
    前記印刷装置により印刷された印刷物に係る前記コンテンツが外部に漏洩した漏洩可能性を示す漏洩可能性情報も前記第2のログに含めるものであり、
    前記第2のログに含める前記漏洩可能性情報において、前記情報処理装置と前記印刷装置との接続がローカル接続である場合には、ネットワーク接続である場合と比べて前記漏洩可能性情報が示す漏洩可能性を低くすることを特徴とする制御プログラム。
  2. 表示装置にコンテンツを表示させる表示手段と、
    前記コンテンツの印刷指示を印刷装置に出力する制御手段と、
    前記コンテンツの前記印刷指示に係る入力を受け付けて、前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う操作受付手段と
    を備え、
    前記操作受付手段の動作モードとして、前記印刷指示に係る入力として通常印刷入力を受け付けた場合に、前記印刷指示に係る追加入力を受け付けてから前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う通常モードと、前記印刷指示に係る入力として前記通常印刷入力とは異なるクイック印刷入力を受け付けた場合に、前記追加入力を受け付けずに直ちに前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行うクイックモードとを有する情報処理装置に実行させる制御プログラムであって、
    前記情報処理装置を
    前記制御手段が前記印刷装置に前記印刷指示の出力を行うときに、当該印刷指示に係る前記コンテンツのコンテンツ名を含むログを作成するログ作成手段として機能させ、
    前記ログ作成手段は、
    前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記通常モードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第1のログと、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記クイックモードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第2のログに関して、これらを識別可能にするために、前記第1のログ及び前記第2のログの少なくとも一方に、前記操作受付手段の前記動作モードを示す操作入力情報を付加し、
    さらに、
    前記制御プログラムは、
    前記情報処理装置を、
    前記ログ作成手段により作成された前記ログを、前記情報処理装置の記憶装置に記憶させるログ記憶命令手段と、
    前記記憶装置に記憶された前記ログを改変するログ改変手段としても機能させ、
    前記ログ作成手段は、
    前記印刷装置により印刷された印刷物に係る前記コンテンツが外部に漏洩した漏洩可能性を示す漏洩可能性情報も前記第2のログに含めるものであり、
    前記ログ改変手段は、
    前記ログ作成手段により所定の期間において作成される前記ログにおいて、前記第1のログの数に対する前記第2のログの数の割合が少ないほど、前記第2のログに含まれる前記漏洩可能性情報が示す漏洩可能性が高くなるように前記記憶装置に記憶されている前記ログを改変することを特徴とする制御プログラム。
  3. 表示装置にコンテンツを表示させる表示手段と、
    前記コンテンツの印刷指示を印刷装置に出力する制御手段と、
    前記コンテンツの前記印刷指示に係る入力を受け付けて、前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う操作受付手段と
    を備え、
    前記操作受付手段の動作モードとして、前記印刷指示に係る入力として通常印刷入力を受け付けた場合に、前記印刷指示に係る追加入力を受け付けてから前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う通常モードと、前記印刷指示に係る入力として前記通常印刷入力とは異なるクイック印刷入力を受け付けた場合に、前記追加入力を受け付けずに直ちに前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行うクイックモードとを有する情報処理装置に実行させる制御プログラムであって、
    前記情報処理装置を
    前記制御手段が前記印刷装置に前記印刷指示の出力を行うときに、当該印刷指示に係る前記コンテンツのコンテンツ名を含むログを作成するログ作成手段として機能させ、
    前記ログ作成手段は、
    前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記通常モードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第1のログと、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記クイックモードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第2のログに関して、これらを識別可能にするために、前記第1のログ及び前記第2のログの少なくとも一方に、前記操作受付手段の前記動作モードを示す操作入力情報を付加し、
    さらに、
    前記制御プログラムは、
    前記情報処理装置を、
    前記ログ作成手段により作成された前記ログを、前記情報処理装置の記憶装置に記憶させるログ記憶手段と、
    前記記憶装置に記憶された前記ログを改変するログ改変手段としても機能させ、
    前記ログ作成手段は、
    前記印刷装置により印刷された印刷物に係る前記コンテンツが外部に漏洩した漏洩可能性を示す漏洩可能性情報も前記第2のログに含めるとともに、前記印刷指示に係る入力を行ったユーザを特定するユーザ情報も前記ログに含めるものであり、
    前記ログ改変手段は、
    前記ログ作成手段により作成される前記ログを、当該ログに含まれている前記ユーザ情報に基づいてユーザ毎に振り分けて、当該ユーザ毎に振り分けられた前記ログに関して、前記ログ作成手段により所定の期間に作成されたログについて、前記第1のログの数に対する前記第2のログの数の割合が少ないほど、前記第2のログに含まれている前記漏洩可能性情報が示す漏洩可能性が高くなるように前記記憶装置に記憶されている前記ログを改変することを特徴とする制御プログラム。
  4. 前記制御プログラムは、
    前記情報処理装置を、前記操作受付手段、前記制御手段としても機能させるものであり、
    前記操作受付手段は、
    前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う際には、前記コンテンツ名を含めて前記制御手段に直接出力し、且つ、前記通常モード及び前記クイックモードの少なくとも一方の前記動作モードにより前記印刷指示に係る出力を行うときに、当該動作モードを示す動作モード情報を前記ログ作成手段に出力するものであり、
    前記制御手段は、
    前記操作受付手段からの前記印刷指示に係る出力を受けて、前記印刷指示を前記印刷装置に出力するときに、前記印刷指示に係る出力に含まれる前記コンテンツ名を少なくとも含む、前記ログ作成手段が前記ログに含ませる情報として必要なログ基本情報を前記ログ作成手段に出力するものであり、
    前記ログ作成手段は、
    前記制御手段からの前記ログ基本情報、並びに、前記操作受付手段からの前記動作モード情報の受信の有無及びその動作モード情報の少なくとも何れか一方に基づいて、前記第1のログ及び前記第2のログの何れか一方を作成することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の制御プログラム。
  5. 前記制御プログラムは、
    前記情報処理装置を、前記操作受付手段、前記制御手段としても機能させるものであり、
    前記操作受付手段は、
    前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う際には、前記コンテンツ名を含めて前記制御手段に直接出力し、且つ、前記通常モード及び前記クイックモードの少なくとも一方の前記動作モードにより前記印刷指示に係る出力を行うときに、当該動作モードを示す動作モード情報も前記制御手段に出力するものであり、
    前記制御手段は、
    前記操作受付手段からの前記印刷指示に係る出力を受けて、前記印刷指示を前記印刷装置に出力するときに、前記印刷指示に係る出力に含まれる前記コンテンツ名を少なくとも含む、前記ログ作成手段が前記ログに含ませる情報として必要なログ基本情報を前記ログ作成手段に出力し、且つ、前記操作受付手段から前記印刷指示に係る前記動作モード情報を受信していた場合には、当該動作モード情報も前記ログ作成手段に出力するものであり、
    前記ログ作成手段は、
    前記制御手段からの前記ログ基本情報、並びに、前記制御手段からの前記動作モード情報の受信の有無及びその動作モード情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1のログ及び前記第2のログの何れか一方の前記ログを作成することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の制御プログラム。
  6. 表示装置にコンテンツを表示させる表示手段と、
    前記コンテンツの印刷指示を印刷装置に出力する制御手段と、
    前記コンテンツの前記印刷指示に係る入力を受け付けて、前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う操作受付手段と
    を備え、
    前記操作受付手段の動作モードとして、前記印刷指示に係る入力として通常印刷入力を受け付けた場合に、前記印刷指示に係る追加入力を受け付けてから前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う通常モードと、前記印刷指示に係る入力として前記通常印刷入力とは異なるクイック印刷入力を受け付けた場合に、前記追加入力を受け付けずに直ちに前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行うクイックモードとを有する情報処理装置に実行させる制御プログラムであって、
    前記情報処理装置を
    前記制御手段が前記印刷装置に前記印刷指示の出力を行うときに、当該印刷指示に係る前記コンテンツのコンテンツ名を含むログを作成するログ作成手段として機能させ、
    前記ログ作成手段は、
    前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記通常モードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第1のログと、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記クイックモードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第2のログに関して、これらを識別可能にするために、前記第1のログ及び前記第2のログの少なくとも一方に、前記操作受付手段の前記動作モードを示す操作入力情報を付加し、
    さらに、
    前記制御プログラムは、
    前記情報処理装置を、前記操作受付手段、前記制御手段としても機能させるものであり、
    前記操作受付手段は、
    前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う際には、前記コンテンツ名を含めて前記ログ作成手段を介して前記制御手段に出力し、且つ、前記第1のログ及び前記第2のログの少なくとも一方の前記動作モードにより前記印刷指示に係る出力を行うときには、当該動作モードを示す動作モード情報を前記ログ作成手段に出力するものであり、
    前記ログ作成手段は、
    前記操作受付手段から前記印刷指示に係る出力を受けて、前記制御手段に対して当該印刷指示に係る出力を行うときに、前記印刷指示に係る出力に含まれる前記コンテンツ名、並びに、前記操作受付手段からの前記動作モード情報の受信の有無及びその動作モード情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1のログ及び前記第2のログの何れか一方を作成することを特徴とする制御プログラム。
  7. 前記制御プログラムが前記情報処理装置に機能させる前記制御手段は複数あり、
    複数の前記制御手段各々は、前記印刷指示の出力対象となる前記印刷装置が異なっており、
    前記ログ作成手段が前記複数の制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を選択的に出力可能に構成されている、又は、
    前記ログ作成手段が前記複数の制御手段各々に対応して複数あり、前記操作受付手段が複数の前記ログ作成手段に対して前記印刷指示に係る出力を選択的に出力可能に構成されていることを特徴とする請求項6に記載の制御プログラム。
  8. 前記操作受付手段は、前記表示手段により前記コンテンツが表示される前記表示装置に、前記クイック印刷入力に対応するアイコンを表示させ、ユーザによる当該アイコンの選択を前記クイック印刷入力として受け付けることを特徴とする請求項4〜7の何れか一項に記載の制御プログラム。
  9. 表示装置にコンテンツを表示させる表示手段と、
    前記コンテンツの印刷指示を印刷装置に出力する制御手段と、
    前記コンテンツの前記印刷指示に係る入力を受け付けて、前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力行う操作受付手段と、
    前記制御手段が前記印刷装置に前記印刷指示の出力を行うときに、当該印刷指示に係る前記コンテンツのコンテンツ名を含むログを作成するログ作成手段と
    を備え、
    前記操作受付手段は動作モードとして、前記印刷指示に係る入力として通常印刷入力を受け付けた場合に、前記印刷指示に係る追加入力を受け付けてから前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う通常モードと、前記印刷指示に係る入力として前記通常印刷入力とは異なるクイック印刷入力を受け付けた場合に、前記追加入力を受け付けずに直ちに前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行うクイックモードとを有しており、
    前記ログ作成手段は、
    前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記通常モードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第1のログと、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記クイックモードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第2のログに関して、これらを識別可能にするために、前記第1のログ及び前記第2のログの少なくとも一方に、前記操作受付手段の前記動作モードを示す操作入力情報を付加し、
    さらに、
    前記ログ作成手段は、
    前記印刷装置により印刷された印刷物に係る前記コンテンツが外部に漏洩した漏洩可能性を示す漏洩可能性情報も前記第2のログに含めるものであり、
    前記第2のログに含める前記漏洩可能性情報において、前記印刷装置との接続がローカル接続である場合には、ネットワーク接続である場合と比べて前記漏洩可能性情報が示す漏洩可能性を低くすることを特徴とする情報処理装置。
  10. 表示装置にコンテンツを表示させる表示手段と、
    前記コンテンツの印刷指示を印刷装置に出力する制御手段と、
    前記コンテンツの前記印刷指示に係る入力を受け付けて、前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う操作受付手段と
    を備え、
    前記操作受付手段の動作モードとして、前記印刷指示に係る入力として通常印刷入力を受け付けた場合に、前記印刷指示に係る追加入力を受け付けてから前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行う通常モードと、前記印刷指示に係る入力として前記通常印刷入力とは異なるクイック印刷入力を受け付けた場合に、前記追加入力を受け付けずに直ちに前記制御手段に対して前記印刷指示に係る出力を行うクイックモードとを有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記制御手段が前記印刷装置に前記印刷指示の出力を行うときに、当該印刷指示に係る前記コンテンツのコンテンツ名を含むログを作成するログ作成処理を備え、
    前記ログ作成処理は、
    前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記通常モードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第1のログと、前記制御手段による前記印刷指示の出力が前記操作受付手段の前記クイックモードによる前記印刷指示に係る出力に応じて行われたときに作成される第2のログを作成する処理を含み、且つ、
    前記第1のログと前記第2のログを識別可能にするために、前記第1のログ及び前記第2のログの少なくとも一方に、前記操作受付手段の前記動作モードを示す操作入力情報を付加する付加処理をさらに含み、
    さらに、
    前記ログ作成処理において、
    前記印刷装置により印刷された印刷物に係る前記コンテンツが外部に漏洩した漏洩可能性を示す漏洩可能性情報も前記第2のログに含め、
    前記第2のログに含める前記漏洩可能性情報において、前記情報処理装置と前記印刷装置との接続がローカル接続である場合には、ネットワーク接続である場合と比べて前記漏洩可能性情報が示す漏洩可能性を低くすることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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