JP6060612B2 - 移動面状況認識装置、移動体、及びプログラム - Google Patents

移動面状況認識装置、移動体、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6060612B2
JP6060612B2 JP2012230059A JP2012230059A JP6060612B2 JP 6060612 B2 JP6060612 B2 JP 6060612B2 JP 2012230059 A JP2012230059 A JP 2012230059A JP 2012230059 A JP2012230059 A JP 2012230059A JP 6060612 B2 JP6060612 B2 JP 6060612B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parallax
image
map
moving surface
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012230059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014081827A (ja
Inventor
維 仲
維 仲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2012230059A priority Critical patent/JP6060612B2/ja
Publication of JP2014081827A publication Critical patent/JP2014081827A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6060612B2 publication Critical patent/JP6060612B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、移動面状況認識装置、移動体、及びプログラムに関する。
近年、自動車の安全性や利便性を向上するため、車載カメラを利用した運転支援システムが実用化されている。運転支援システムにおいて、衝突防止等の機能を実現するためには、走行空間における路面状況の認識が非常に重要である。ステレオカメラを用いると視覚情報だけでなく距離情報も得ることができるため、最近ではステレオカメラを利用した運転支援システムに関する研究が多く行われている。
特許文献1では、路面形状や路上物等の路面状況を正確に判定することを目的として、輝度画像及び視差から得た白線の三次元情報を用いて、特徴ヒストグラムテンプレートと比較し、白線の三次元形状を取得している。また、白線の三次元形状を補間することによって、路面三次元形状を認識している。そして、路面三次元形状を撮影したと仮定した画像に変換することにより、その変換画像と路面画像との差を示す差分画像を生成し、この差分画像に基づいて路上物を検出する技術が開示されている。
しかしながら、上記従来の路面状況認識は、ステレオカメラによって撮影された輝度画像と、それから得られたヒストグラム視差と、の両方を使って特徴量を算出することにより、三次元情報に基づいて認識するものである。よって、認識アルゴリズムが複雑であり、カメラ上での実装と、リアルタイム処理が難しいという問題があった。
また、特許文献1に記載された技術では、ステレオカメラの撮像画像から得られたヒストグラムと、基準特徴量とを比較することを行っている。しかしながら、輝度画像の白線抽出と視差とを取得することによって、複数の白線の三次元形状から路面三次元形状を取得し、さらに、路面三次元形状の変換画像と路面画像との差を示す差分画像を生成し、この差分画像に基づいて路上物を検出しているため、路面状況の認識方法が複雑であり、カメラの内部処理としての実装と、リアルタイム性の実現とが困難であるという問題は解消されていない。
そこで本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、ステレオカメラを用いて得た距離データと視差画像とを用いることで、簡易な構成と処理により、高速度で、路面状況を自動的に認識することができる移動面状況認識装置、移動体、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明における移動面状況認識装置は、移動体に搭載された第1及び第2の撮像手段によりそれぞれ撮像された第1及び第2の画像を取得するステレオ画像取得手段と、前記第1及び第2の画像に基づいて当該第1及び第2の画像に対応する視差データを含む視差画像を生成する視差生成手段と、前記視差データに基づいて、前記視差画像と当該視差データにより示される高さが最も高い点が関連づけられた第1の視差マップと、前記視差画像と前記視差データにより示される高さが最も低い点が関連づけられた第2の視差マップとを生成する視差マップ生成手段と、前記第1の視差マップで示される高さ及び前記第2の視差マップで示される高さから算出される高さ差分に基づいて認識処理を行う認識処理手段と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、認識処理に視差データを用いることに加え、自動車等の移動体が走行する路面の高さ差分の特徴量を既知の情報として利用することにより、システムを高速化・自動化することができるので、ステレオカメラによる簡易な構成と処理により、高速度で、路面状況を自動的に認識することができる移動面状況認識装置、移動体、及びプログラムを得ることができる。
本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の全体構成について説明する概略構成図である。 本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の機能ブロックについて説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置のステレオカメラから取得されたステレオ画像を用いて視差画像と輝度画像とを生成する機能ブロックについて説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置のステレオカメラの構造と結像関係について説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置のステレオカメラで得られた(a)左カメラ画像例、(b)右カメラ画像例について説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の左右輝度画像と視差画像について説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の視差画像と、U−Map、U−Height−Map、及びU−Low−Mapとの関係について説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の輝度画像と、U−Map、U−Low−Map、及びU−Height−Mapとの関係について説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の路面認識処理フローについて説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の路面状況認識の例について説明する図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。本発明はステレオカメラに関するものであり、簡易な構成で、路面状況をリアルタイムに認識するもの、すなわち、ステレオカメラを用いて距離を測定し、距離情報に基づいて路面状況を認識するものである。
具体的には、自動車等が移動する路面に対して、移動面である路面の高さの差分量を整理し、明記したデータである移動面高さ差分特徴量をメモリにプリセット、すなわち記憶させておく。そして、車載ステレオカメラから視差データを取得し、画像のX方向視差画像ヒストグラム(X方向視差マップ:U−Map)とX方向視差高さマップ(U−Low−Map、U−Height−Map)とを算出する。さらに、認識処理において、U−Mapから抽出された線の情報に基づき、U−Low−Map上及びU−Height−Map上で高さ差分を移動面高さ差分特徴量と比較し、移動面と物体とを認識する。そして、輝度画像との位置関係に基づき、路面範囲、路上物、及び路外物を求めることが特徴になっている。
上記記載の本発明の特徴について、以下図面を用いて詳細に解説する。まず始めに、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の全体構成について説明する概略構成図である。
本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置は、ハードウェアの全体構成としては図1に示すような移動面状況の認識機能を有したステレオカメラシステム100である。距離を取得するために左右平行に取り付けられた2台のカメラである左カメラ101と右カメラ102と、2台のカメラ101、102で取得された移動面上の被写体の画像であるステレオ画像から、視差データを高速に算出するためのFPGA(Field Programmable Gate Array)103と、視差マップの生成や認識処理を行うMPU(Micro Processing Unit)106と、撮影画像、視差データ、及び認識結果画像を記憶するフレームバッファ104と、認識処理に用いるためにカメラから得られた路面高さ差分特徴量を明記したデータを記憶するメモリ107と、路面認識処理の結果やカメラ画像を表示するための画像表示装置105と、を有する。
次に、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の機能ブロックついて詳細に説明する。図2は、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の機能ブロックについて説明する図である。なお、図2に示す移動面状況認識装置200は、路面上を移動する移動体、例えば、自動車等に搭載されるものである。
移動面状況認識装置200は、2台のカメラ101、102(図1)からステレオ画像を取得するステレオ画像取得部201と、取得されたステレオ画像からステレオマッチング処理を行い、視差画像を生成する視差画生成部202と、移動する移動面の路面高さ差分特徴量を記憶する路面高さ差分特徴量記憶部204と、視差画像上の視差データのヒストグラム等に代表される視差データの頻度を示す視差マップを作成する視差マップ生成部203と、視差マップと輝度画像とから認識処理を行う認識処理演算部205と、認識処理演算部205の認識結果画像を出力表示するための認識結果画像表示部206とから構成される。
次に、図2に示した機能ブロックの各構成要素について説明する。ステレオカメラ画像取得部201は、左右カメラ101、102を平行に取り付け、左カメラ101と右カメラ102とでそれぞれ撮影された画像が出力される。視差画像生成部202は、取得されたステレオカメラ画像間で相互に対応する部分画像を検出するステレオマッチング処理を行い、部分画像間の視差で構成され、視差データからなる視差画像を生成する。
ここで、ステレオ画像取得部201で取得されたステレオカメラ画像に基づいて行われるステレオマッチング処理について図3から図5を用いて説明する。図3は、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置200のステレオカメラから取得されたステレオ画像を用いて視差画像と輝度画像とを生成する機能ブロックについて説明する図である。図4は、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置のステレオカメラの構造と結像関係について説明する図である。図5は、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置のステレオカメラで得られた(a)左カメラ画像例、(b)右カメラ画像例について説明する図である。
ステレオマッチング処理は、図3における輝度画像入力部301及び視差画像計算部302で実行される。ステレオ画像取得部201で取得されるステレオ画像は、図4に示す左右のカメラレンズとセンサとから取得される2枚のステレオ画像である。図4に示すように左レンズL 401と右レンズR 402には、それぞれステレオ画像が入力される。図5に、入力されたステレオ画像の、(a)左カメラ画像、及び(b)右カメラ画像の例を示す。左レンズL 401及び右レンズR 402により、同じ被写体403が左右のセンサにおける結像位置は異なる。
輝度画像入力部301には、ステレオ画像の左画像又は右画像から輝度画像が入力される。入力された画像は、ステレオカメラの図示しないメモリ領域に保存される。視差画像計算部302では、ステレオ画像取得部201で取得されたステレオ画像を用いて、撮影対象における左右画像での結線位置の差、すなわち視差が計算される。図5(a)(b)に示すように、左右のレンズ401、402で結像されたステレオ画像の同じ部分に対してブロックマッチングを施すことにより、視差画像が計算される。
具体的には、左右画像をブロックに分割し、同じ物体の左右画像におけるブロックの差分が一番少ないとき、ブロックがマッチングした部分から視差を求める。すなわち、左画像のブロックの値Il(x、y)に対して、右画像のブロックの値Ir(x+Δ、y)が見つかった場合、その差分である視差データΔを求める。例えば、1280×960画素の画像に対して5×5サイズのブロックで分割を行い、各ブロックにおける視差値を求める。ブロックサイズの最適値は実験により調整し、設定する。
図4に示す例では、被写体403上にある点Oの位置と、左右画像での結像位置である、左レンズ401の結像中心、及び右レンズ402の結像中心との間の距離は、それぞれΔ1とΔ2である。その差分である視差データは、Δ=Δ1+Δ2である。視差画像は画素位置での視差値を有するものである。
次に、左右輝度画像と視差画像の例について図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の左右輝度画像と視差画像について説明する図である。本発明の実施形態で生成される視差マップは、視差画像上のX方向走査による視差データのヒストグラムであるU−Map、それぞれの視差データの最大高さマップであるU−Height−Map、及び最小高さマップであるU−Low−Mapである。
すなわち、左カメラ101(図1)によって取得された(a)左画像と、右カメラ102によって取得された(b)右画像とが、ステレオ画像取得部201(図3)において輝度画像として出力され、視差画像生成部202においてステレオマッチング処理が行われ、(c)視差画像がカラー表示される。
次に、視差画像と、U−Map、U−Height−Map、及びU−Low−Mapとの関係を図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の視差画像と、U−Map、U−Height−Map、及びU−Low−Mapとの関係について説明する図である。
図7において、(a)視差画像のうち、X軸の0座標701において、Y軸の0行から3行までに、2、5、3、3の視差データが対応付けられている。そして、(b)U−Mapでは、視差データの出現回数、すなわち出現頻度を示す値がU−Mapの値になることから、(a)視差画像のX軸の0座標701において、2は1回、3は2回、5は1回それぞれ出現しているので、(b)U−MapのX軸の0座標702には、2の欄に1、3の欄に2、5の欄に1がそれぞれ定められる。
次に、(c)U−Height−Mapでは、視差データの一番番高い行数がU−Height−Mapの値になることから、(a)視差画像のX軸の0座標701において、2は0行、3は3行、5は1行が一番高い行数であるので、(c)U−Height−MapのX軸の0座標703には、2の欄に0、3の欄に3、5の欄に1がそれぞれ定められる。
最後に、(d)U−Low−Mapでは、視差データの一番低い行数がU−Low−Mapの値になることから、(a)視差画像のX軸の0座標701において、2は0行、3は2行、5は1行が一番低い行数であるので、(d)U−Low−MapのX軸の0座標704には、2の欄に0、3の欄に2、5の欄に1がそれぞれ定められる。以下、(a)視差画像のX軸の0座標以降の視差データについても同様に定めることができる。
次に、輝度画像と、U−Map、U−Height−Map、及びU−Low−Mapとの関係の例を図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の輝度画像と、U−Map、U−Low−Map、及びU−Height−Mapとの関係について説明する図である。
路面高さ差分特徴量記憶部204(図2)では、検出対象の路面高さ差分特徴量が処理前にプリセット、すなわち記憶される。路面高さ差分特徴量は、路肩と物体とを判別するための基準として利用される。認識処理演算部205では、視差画像に基づいて、まず、3つの視差マップであるU−Map、U−Height−Map、及びU−Low−Mapを生成する。そして、生成された視差マップに対し、路肩、路面の面上に存在する路上物、及び路面の外部に存在する路外物を認識する。
例えば、図8では、(a)輝度画像において、建物801は、(b)U−Mapにおいて何らかの影803として認識されるが、(c)U−Low−Mapでは、路肩803として認識され、(d)U−Height−Mapでは、建物801が路外物801として認識されている。また、(a)輝度画像において、自動車802は、(b)U−Mapにおいて、視差画像に存在するノイズを除去するノイズ近似、並びに線近似がされた後、何らかの線分802として認識されるが、(d)U−Height−Mapでは、自動車802が路上物802として認識されている。
次に、本発明の実施形態における移動面状況認識装置の具体的な処理フローを図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の路面認識処理フローについて説明する図である。まず、輝度画像と視差画像とに基づいて、ステップ(以下、「S」という。)901の処理において、U−Map、U−Height−Map、及びU−Low−Mapが生成される。そして、S902の処理では、入力されたU−Mapに基づいて、ノイズの除去と線分の近似処理が行われ、対象物の抽出処理が行われる。
そして、S903の処理では、U−Map上で抽出された線分に対して、U−Low−Map上とU−Height−Map上との位置関係に基づいて、線分毎に高さ差分が算出される。この算出された高さ差分と視差マップとに基づいて、実際の高さずれを求め、予め路面高さ差分特徴量記憶部204に記憶された路面高さ差分特徴量と比較し、路肩と物体とが認識される。
具体的には、実際の高さずれが路面高さ差分特徴量より大きい場合、物体として認識する。また、実際の高さずれが路面高さ差分特徴量より小さい場合、路肩として認識する。そして、S904の処理では、路肩の輝度画像上での位置関係に基づいて、路面範囲を求め、さらに、路面範囲に基づいて、認識された物体を、路上物と路外物とに分類する。なお、認識結果画像表示部206(図2)は、カメラからの各種画像や認識結果画像(路肩と物体とを線と枠等で重畳表示した画像)をユーザが確認するため、画像として出力する機能を有する。
なお、図9に示した本発明の実施形態における充電装置の各動作フローは、コンピュータ上のプログラムに実行させることもできる。すなわち、移動面状況認識装置100の図示しない制御部に内蔵される図示しないCPUが、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成される図示しない記憶部に格納されたプログラムをロードし、プログラムの各処理ステップが順次実行されることによって行われる。
本発明の実施形態における認識結果処理画像を図10を用いて説明する。図10は、本発明の実施形態に係る移動面状況認識装置の路面状況認識の例について説明する図である。図10では、(a)輝度画像において、建物801は、(b)U−Mapにおいて何らかの影803として認識されるが、(d)U−Height−Mapでは、路外物801として認識され、(e)認識結果画像として、建物801として認識される。
また、(a)輝度画像において、自動車802は、(d)U−Height−Mapでは、路上物802として認識され、(e)認識結果画像として自動車802として認識される。さらに、(a)輝度画像において、道路標識804は、(c)U−Low−Mapにおいて路肩805として認識され、(e)認識結果画像として道路標識804として認識される。このように、(e)認識結果画像では、路肩を線として、路上物の物体と路外物の物体とを違う色として、輝度画像に重畳表示させて出力する。
以上説明したように、本発明によれば、ステレオカメラを備えた移動面認識用カメラシステムにおいて、ステレオカメラによって取得された視差情報と、事前に記憶しておいた移動面高さ差分特徴量とを用いることにより、路肩の認識、及び路外物と路上物との判別といった路面状況を、高速度で自動的に認識することができる移動面状況認識装置、移動体、及びプログラムを得ることが可能となった。
以上、本発明の好適な実施形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更が可能である。
100 ステレオカメラシステム
101 左カメラ
102 右カメラ
103 FPGA
104 フレームバッファ
105 画像表示装置
106 MPU
107 メモリ
200 移動面状況認識装置
201 ステレオ画像取得部
202 視差画像生成部
203 視差マップ生成部
204 路面高さ差分特徴量記憶部
205 認識処理演算部
206 認識結果画像表示部
301 輝度画像入力部
302 視差画像計算部
401 左レンズ
402 右レンズ
403 被写体
801 建物、路外物
802 自動車、線分
803 影、路肩
804 道路標識
805 路肩
特開2002−150302号公報

Claims (7)

  1. 移動体に搭載された第1及び第2の撮像手段によりそれぞれ撮像された第1及び第2の画像を取得するステレオ画像取得手段と、
    前記第1及び第2の画像に基づいて当該第1及び第2の画像に対応する視差データを含む視差画像を生成する視差生成手段と、
    前記視差データに基づいて、前記視差画像と当該視差データにより示される高さが最も高い点が関連づけられた第1の視差マップと、前記視差画像と前記視差データにより示される高さが最も低い点が関連づけられた第2の視差マップとを生成する視差マップ生成手段と、
    前記第1の視差マップで示される高さ及び前記第2の視差マップで示される高さから算出される高さ差分に基づいて認識処理を行う認識処理手段と、
    含むことを特徴とする移動面状況認識装置。
  2. 前記両撮像手段から得られた前記被写体の前記移動面からの高さである移動面高さ差分特徴量が予め記憶されている移動面高さ差分特徴量記憶手段と、
    前記視差マップと前記移動面高さ差分特徴量とに基づいて、前記被写体を構成する物体を認識する認識処理演算手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載の移動面状況認識装置。
  3. 前記被写体を構成する物体は、前記移動面の外部に存在する移動面外物と、前記移動面の面上に存在する移動面上物とを含み、前記認識処理演算手段は、前記移動面を認識した後、前記移動面外物と移動面上物とを区別して認識することを特徴とする請求項1または2に記載の移動面状況認識装置。
  4. 前記出力手段は、前記被写体の画像と、前記被写体を構成する物体とを重畳して表示することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の移動面状況認識装置。
  5. 前記視差マップ生成手段は、前記視差マップを生成する前に、前記視差画像に含まれるノイズを除去することを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の移動面状況認識装置。
  6. 移動体に搭載された第1及び第2の撮像手段によりそれぞれ撮像された第1及び第2の画像を取得するステレオ画像取得手段と、
    前記第1及び第2の画像に基づいて当該第1及び第2の画像に対応する視差データを含む視差画像を生成する視差生成手段と、
    前記視差データに基づいて、前記視差画像と当該視差データにより示される高さが最も高い点が関連づけられた第1の視差マップと、前記視差画像と前記視差データにより示される高さが最も低い点が関連づけられた第2の視差マップとを生成する視差マップ生成手段と、
    前記第1の視差マップで示される高さ及び前記第2の視差マップで示される高さから算出される高さ差分に基づいて認識処理を行う認識処理手段と、
    含むことを特徴とする移動体。
  7. 移動体に搭載された第1及び第2の撮像手段によりそれぞれ撮像された第1及び第2の画像を取得する処理と
    前記第1及び第2の画像に基づいて当該第1及び第2の画像に対応する視差データを含む視差画像を生成する処理と
    前記視差データに基づいて、前記視差画像と当該視差データにより示される高さが最も高い点が関連づけられた第1の視差マップと、前記視差画像と前記視差データにより示される高さが最も低い点が関連づけられた第2の視差マップとを生成する処理と、
    前記第1の視差マップで示される高さ及び前記第2の視差マップで示される高さから算出される高さ差分に基づいて認識処理を行う処理と、
    含むことを特徴とするプログラム。
JP2012230059A 2012-10-17 2012-10-17 移動面状況認識装置、移動体、及びプログラム Active JP6060612B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012230059A JP6060612B2 (ja) 2012-10-17 2012-10-17 移動面状況認識装置、移動体、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012230059A JP6060612B2 (ja) 2012-10-17 2012-10-17 移動面状況認識装置、移動体、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014081827A JP2014081827A (ja) 2014-05-08
JP6060612B2 true JP6060612B2 (ja) 2017-01-18

Family

ID=50785955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012230059A Active JP6060612B2 (ja) 2012-10-17 2012-10-17 移動面状況認識装置、移動体、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6060612B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6601506B2 (ja) 2015-12-28 2019-11-06 株式会社リコー 画像処理装置、物体認識装置、機器制御システム、画像処理方法、画像処理プログラム及び車両
JP7458940B2 (ja) * 2020-09-01 2024-04-01 日立Astemo株式会社 画像処理装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3337197B2 (ja) * 1997-04-04 2002-10-21 富士重工業株式会社 車外監視装置
JP3562751B2 (ja) * 1998-06-09 2004-09-08 矢崎総業株式会社 前方車両検出方法及び装置
JP2000259997A (ja) * 1999-03-05 2000-09-22 Nissan Motor Co Ltd 先行車の高さおよび車間距離計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014081827A (ja) 2014-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9454821B2 (en) One method of depth perception based on binary laser speckle images
EP2437494B1 (en) Device for monitoring area around vehicle
JP6230751B1 (ja) 物体検出装置および物体検出方法
WO2010113239A1 (ja) 画像統合装置および画像統合方法
JP6891954B2 (ja) 物体検知装置、物体検知方法、及びプログラム
JP2014115978A (ja) 移動物体認識装置及びこれを用いた報知装置及びその移動物体認識装置に用いる移動物体認識用プログラム及び移動物体認識装置を備えた移動体
JP4872769B2 (ja) 路面判別装置および路面判別方法
US9826166B2 (en) Vehicular surrounding-monitoring control apparatus
JP4609603B2 (ja) 3次元情報表示装置および3次元情報表示方法
JP6753134B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、移動体機器制御システム、画像処理方法、及び画像処理プログラム
JP6031819B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP2014183322A (ja) 交差点認識装置及びコンピュータが実行可能なプログラム
JP2010224918A (ja) 環境認識装置
JP2013200778A (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP2010224936A (ja) 物体検出装置
JP2012252501A (ja) 走行路認識装置及び走行路認識用プログラム
JP6060612B2 (ja) 移動面状況認識装置、移動体、及びプログラム
JP4553071B1 (ja) 3次元情報表示装置および3次元情報表示方法
WO2020209046A1 (ja) 物体検出装置
JP2010108138A (ja) 人物検出装置及びプログラム
JP2016081108A (ja) 物体検出装置
KR102002228B1 (ko) 동적 객체 검출 장치 및 방법
JP2013200840A (ja) 映像処理装置、映像処理方法、映像処理プログラム、及び映像表示装置
JP5256508B2 (ja) 3次元情報算出装置および3次元情報算出方法
JP6121768B2 (ja) 画像検出装置及び制御プログラム並びに画像検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161128

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6060612

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151