JP6059592B2 - 光ファイバケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、中間後分岐作業が容易な光ファイバケーブルに関する。
光ファイバケーブルにおいて、中間後分岐を可能にするため、ケーブル内に引き裂き紐を埋設した構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、光ファイバ心線の両側にテンションメンバを平行に配置し、光ファイバ心線の上下に合成樹脂製の剥離テープを平行に配置した構造が知られている(例えば、特許文献2参照。)
また、被覆樹脂体に設けた空隙部に繊維介在物を介して光ファイバ心線を収納した構造が知られている(例えば、特許文献3参照。)
また、光ファイバ心線を収容する長方形のシースの長辺側の側面にノッチを形成した構造が知られている(例えば、特許文献4参照。)
特開2012−220506号公報 特開2008−070601号公報 特開2004−361475号公報 特開2012−053107号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光ファイバケーブルでは、引き裂き紐を取り出すために、ケーブル外被をナイフ等の工具で削り込む必要があり、作業性が悪い。また、作業者が熟練していないとケーブル外被を削り込む際にケーブルコアまで工具の刃を到達させ、内部の光ファイバを損傷させてしまう恐れがある。
また、特許文献2又は3に記載の光ファイバケーブルでは、中間後分岐性を確保するために、繊維性の材料や合成樹脂製のフィルム材等を用いる必要がある。このため、製造時の原価を押し上げると共に、それらの材料自体の寸法や位置の制御が困難であり、製造難易度が高い。
また、特許文献4に記載の光ファイバケーブルでは、繊維性の材料や合成樹脂製のフィルム等は使用しないものの、ケーブル被覆内部に精密な空間を形成する必要がある。その制御は非常に難易度が高いうえ、ケーブル長手方向での内部空間状態を担保するためには、特殊な装置が必要であり、これも製造コストを押し上げる要因となる。
また、特許文献2〜4に記載の光ファイバケーブルでは、工具の刃を光ファイバの近傍まで入れるため、刃を精度良く調整する必要があり、高価な工具が必要となる。
上記問題点を鑑み、本発明の目的は、光ファイバを損傷させることなく内部から容易に取り出すことができる光ファイバケーブルを提供することである。
本発明の一態様によれば、光ファイバと、光ファイバを挟んで光ファイバに平行に配置された一対の抗張力体と、一対の抗張力体をそれぞれ被覆する一対の被覆層と、光ファイバ及び一対の被覆層を一括被覆する外被とを備え、一対の被覆層の頂部同士を含む一対の平面に挟まれる位置に光ファイバが配置され、一対の平面に挟まれた領域であって光ファイバの周囲においては外被が分断されており、外被は、一対の被覆層の頂部から光ファイバ側の側面にわたって一対の被覆層と融着も接着もされておらず、且つ一対の被覆層の頂部よりも光ファイバから遠い側において一対の被覆層と融着又は接着されている光ファイバケーブルが提供される。
本発明の一態様において、外被が、一対の平面に挟まれた領域内に回りこんでいても良い。
本発明の一態様において、ケーブル長手方向に垂直な断面において、一対の被覆層の頂部が線をなしていても良い。
本発明の一態様において、一対の被覆層の頂部よりも光ファイバから遠い側に外被と融着又は接着するための突起が設けられていても良い。
本発明の一態様において、一対の抗張力体同士を含む平面上に配置された支持線部と、外被と支持線部とを連結する連結部を更に備え、突起が、連結部の直下とは異なる位置に配置されていても良い。
本発明の一態様において、突起が、一対の抗張力体を含む平面に面対称に偶数個配置されていても良い。
本発明の一態様において、一対の被覆層の頂部よりも光ファイバから遠い側に外被と融着又は接着するための接着性樹脂層が設けられていても良い。
本発明の一態様において、被覆層の硬度が、外被の硬度よりも高くても良い。
本発明の一態様において、光ファイバが複数本実装され、複数本の光ファイバがプラスチップフィルム、テープ又は糸によりユニット化され、介在物としてプラスチックフィルム、テープ又は糸等が配置されていても良い。
本発明の一態様において、一対の被覆層の頂部に対応する位置の外被の表面に色帯又は印刷層が設けられていても良い。
本発明の一態様において、光ファイバの上方に位置する外被に、光ファイバに平行に溝部が形成されていても良い。
本発明によれば、光ファイバを損傷させることなく内部から容易に取り出すことができる光ファイバケーブルを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルの一例を示す断面図である。 図2(a)〜図2(c)は、本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルの中間後分岐方法の一例を説明するための断面図である。 図3(a)及び図3(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルの中間後分岐方法の他の一例を説明するための断面図である。 比較例に係る光ファイバケーブルの外被に切り込みを入れる場合を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルの外被に切り込みを入れる場合を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルに斜め方向又は横方向の応力が付与される場合を説明するための断面図である。 図7(a)〜図7(e)は、本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係る光ファイバケーブルの一例をそれぞれ示す断面図である。 図8(a)及び図8(b)は、本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係る光ファイバケーブルの一例をそれぞれ示す断面図である。 図9(a)及び図9(b)は、本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係る光ファイバケーブルの更に他の一例をそれぞれ示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係る光ファイバケーブルの一例を示す断面図である。 図11(a)及び図11(b)は、本発明の第1の実施の形態の第4の変形例に係る光ファイバケーブルの一例をそれぞれ示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第5の変形例に係る光ファイバケーブルの一例を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバケーブルの一例を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバケーブルの一例の首部を切断する場合を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバケーブルの他の一例の首部を切断する場合を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る光ファイバケーブルの一例を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る光ファイバケーブルの他の一例を示す断面図である。 本発明のその他の実施の形態に係る光ファイバケーブルの一例を示す断面図である。 本発明のその他の実施の形態に係る光ファイバケーブルの他の一例を示す断面図である。 本発明のその他の実施の形態に係る光ファイバケーブルの更に他の一例を示す断面図である。
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。また、以下に示す第1及び第2の実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルは、図1に示すように、少なくとも1本の光ファイバを有するケーブルコア10と、ケーブルコア10を挟んでケーブルコア10に平行に配置された一対の抗張力体11a,11bと、一対の抗張力体11a,11bをそれぞれ被覆する一対の被覆層12a,12bと、ケーブルコア10及び一対の被覆層12a,12bの周囲を一括被覆する外被13とを備える。
ケーブルコア10は、一対の被覆層12a,12bの上面である頂部14a,14b同士を含む平面S1と、一対の被覆層12a,12bの下面である頂部15a,15b同士を含む平面S2との間に挟まれるように配置されている。ケーブル長手方向に垂直な断面において、頂部14a,14b,15a,15bのそれぞれは線をなしている。
ケーブルコア10は、円筒状の空間内に少なくとも1本以上の光ファイバを収納する。本発明の第1の実施の形態において、光ファイバの本数及び光ファイバの種類は特に限定されない。例えば直径0.25mmの光ファイバ心線を24本集合させたものが採用される。光ファイバとしては、光ファイバ素線、光ファイバ心線又は光ファイバテープ心線等の心線を採用可能である。このうち、光ファイバテープ心線としては、間欠固定テープ心線等が採用可能である。また、複数本の光ファイバを有する場合、長手方向に撚らずに平行に延伸しても良く、一方向に撚り合わされていても良く、SZ形状に撚り合わされていても良く、一方向撚りとSZ撚りが途中で入れ替わる複合形状を保持していても良い。また、複数本の光ファイバを実装した光ファイバユニットが外被13内に複数本実装されていても良い。これらの事項はシステムで要求される伝送特性、必要な光ファイバの本数等にしたがって適宜決定することができる。
被覆層12a,12b及び外被13の材料としては、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ナイロン(登録商標)、フッ化エチレン又はポリプロピレン(PP)等の樹脂が使用可能である。被覆層12a,12b及び外被13として、同じ材料を使用しても良く、異なる材料を使用しても良い。
ここで、被覆層12a,12bの硬度が、外被13の硬度よりも高いことが好ましい。例えば、外被13としてPVCを使用し、被覆層12a,12bとしてPPを使用することができる。被覆層12a,12bの硬度を外被13の硬度よりも高くすることにより、外被13に切り込みを入れるときに、刃を入れた際の反力で適正な位置に切り込みを入れたか確認することができる。
外被13は、平面S1,S2で挟まれた領域であって、一対の被覆層12a,12bの内側に回り込んでいる。このため、外被13は、ケーブルコア10に対応する位置の厚さT2が、一対の被覆層12a,12bの頂部14a,14bに対応する位置の厚さT1よりも厚い。また、平面S1,S2で挟まれた領域であって、一対の被覆層12a,12bの光ファイバ側の側面16a,16bでは、外被13がケーブルコア10を挟んで分断されている。
また、外被13は、一対の被覆層12a,12bの頂部14a,14b,15a,15bから光ファイバ側の側面16a,16bにわたって一対の被覆層12a,12bと融着又は接着せず、且つ一対の被覆層12a,12bの頂部14a,14b,15a,15bよりも外側の側面17a,17bにおいて一対の被覆層12a,12bと融着又は接着している。本発明の実施の形態において、「融着」とは、被覆層12a,12b及び外被13の押出成形時の熱により融着されていることを意味し、「接着」とは、押出成形時の熱により融着することとは別の方法により接着されていることを意味する。
抗張力体11a,11bは、鋼線等の金属線又は繊維強化プラスチック(FRP)等からなる。抗張力体11a,11bの形状としては、線状体に限らず、帯状体であっても良い。帯状体とは、断面が偏平形状、楕円形状、あるいは長方形などの矩形状で、長尺の帯状のものをいう。
本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルを中間後分岐する際には、図2(a)に示すように、刃21a,21bを有する工具を用いて、被覆層12a,12bの頂部14a,14bに位置する外被13に切り込みを入れる。刃21a,21bの長さは、外被13表面から被覆層12a,12bの頂部14a,14bまで達する長さ以上であり、且つ、外被13表面からケーブルコア10まで達しない長さに調整すれば良い。切り込みを入れる位置は、被覆層12a,12bの頂部14a,14bのいずれの位置でも良い。これにより、図2(b)に示すように、ケーブルコア10上方の外被13の一部を容易に取り外すことができる。そして、図2(c)に示すように、ケーブルコア10に含まれる光ファイバを内部から容易に取り出すことができる。
なお、図3(a)に示すように、刃21a,21b,22a,22bを有する工具を用いて、被覆層12a,12bの頂部14a,14b,15a,15bに位置する外被13の4箇所に切り込みを入れ、図3(b)に示すように外被13を4分割しても良い。このとき、一対の被覆層12a,12bの頂部14a,14b,15a,15bよりも外側の側面17a,17bにおいて一対の被覆層12a,12bと外被13とが融着又は接着しているため、分割後も被覆層12a,12bと外被13の一部は一体化している。
また、本発明の第1の実施の形態において、被覆層12a,12bの断面形状を略矩形とすることにより、頂部14a,14b,15a,15bが線をなしており、その範囲内で切り込みを入れれば良い。したがって、被覆層12a,12bの断面形状が円形の場合と比較して、工具の刃21a,21b,22a,22bの位置合わせ精度を過度に高める必要がなく、容易に作業を行うことができる。
また、図4に、比較例として、一対の抗張力体111a,111bを被覆する一対の被覆層112a,112bの頂部を含む平面上又は平面より外側(上方)まで達するようにケーブルコア110が配置されている構造を示す。この場合、外被113に切り込みを入れるとき、点線で示す適正な位置ではなく、誤って光ファイバ上方の外被113に切れ込みを入れた場合、ケーブルコア110に含まれる光ファイバを傷つける恐れがある。これに対して、本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルによれば、頂部14a,14b同士を含む平面S1よりも内側にケーブルコア10が配置されている。このため、図5に示すように、ケーブルコア10上方の外被13に切れ込みを入れた場合でも、工具の刃21a,21bがケーブルコア10まで到達しないので、ケーブルコア10に含まれる光ファイバの損傷を防止することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルによれば、中間後分岐性を確保するための合成樹脂製フィルムや繊維を使用していないので、これらを使用した場合と比較して生産性に優れる。
また、仮に被覆層12a,12bと外被13とが融着又は接着していない場合には、図3(a)及び図3(b)に示すように外被13を分割した際に、ケーブルコア10を除いた構造体が6分割されることとなる。このため、中間後分岐等の作業が煩わしく、更には、不要な樹脂の除去及び切断中に誤って光ファイバを切断してしまう恐れがある。これに対して、本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルによれば、被覆層12a,12bの外側の側面17a,17bと外被13とが融着又は接着しているため、図3(a)及び図3(b)に示すように外被13を分割したときの構造体の数を4個に減らすことができ、作業性を向上させることができる。
また、仮に被覆層12a,12bと外被13とが融着又は接着していない場合には、ケーブルに温度伸縮が加わった際に被覆層12a,12bと外被13とで等価線膨張係数が異なるため、抗張力体11a,11bの突き出し及び引き込みが発生する場合がある。これに対して、本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルによれば、被覆層12a,12bの外側の側面17a,17bと外被13とが融着又は接着しているため、温度伸縮が加わった場合でも、抗張力体11a,11bの突き出し及び引き込みを防止することができる。
また、仮に被覆層12a,12bと外被13とが融着又は接着していない場合であって、ケーブル口出し時に工具を使用せずに手等で分割する場合には、外被13を引き裂くための応力集中点となるノッチが必要となる。ノッチを形成するためには、機械的強度を確保するための最小肉厚をノッチ最下部に確保したうえで、更に形状的にノッチを形成するための樹脂が必要となる。この結果、使用する材料の目付けが増大し、コスト的に不利となるうえ、ケーブルの外径及び寸法が大きくなる。これに対して、本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルによれば、被覆層12a,12bの外側の側面17a,17bと外被13とが融着又は接着しているため、外被13を引き裂いて口出しする際に、被覆層12a,12bの外側と外被13との融着又は接着部分と、非融着又は非接着部分との界面I1,I2,I3,I4に応力が集中する。このため、外被13にノッチを設けなくとも、外被13を引き裂いて口出しすることができる。
また、仮に被覆層12a,12bと外被13とが融着又は接着していない場合には、側圧や衝撃等の応力に対して強度が低くなり、ケーブルの機械的特性が劣化する。これに対して、本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルによれば、被覆層12a,12bの外側の側面17a,17bと外被13とが融着又は接着しているため、ケーブルの機械特性を向上させることができる。
また、外被13が、平面S1,S2に挟まれた領域であって被覆層12a,12bの内側に回り込んでいるので、図6に示すような斜め方向や横方向の応力F1,F2に対する機械的耐力を向上させることができる。
なお、本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルは、例えば、押出成形により一対の抗張力体11a,11bの周囲を一対の被覆層12a,12bで覆った後、光ファイバと並列させて、押出成形によりそれらの周囲を樹脂で一括被覆して外被13を形成することにより製造可能である。
(第1の変形例)
本発明の第1の実施の形態に係る光ファイバケーブルとして、被覆層12a,12bのケーブル長手方向に垂直な断面形状が略矩形である場合を説明したが、被覆層12a,12bの断面形状はこれに特に限定されず、種々の形状が採用可能である。
例えば、図7(a)に示すように、被覆層12a,12bの断面形状が円形であっても良い。図7(a)では、被覆層12a,12bの頂部18a,18bは点をなしている。図7(a)に示す構造の中間後分岐の際には、外被13から被覆層12a,12bの頂部18a,18bまで達する長さの刃を有する工具を用いれば良い。なお、工具の刃の長さは、外被13から被覆層12a,12bの頂部18a,18bまで達する長さ以上であって、且つ外被13からケーブルコア10まで達する長さより短ければ良い。
また、図7(b)に示すように、被覆層12a,12bの断面形状が、円形の上部及び下部を平坦にした形状であっても良い。
また、図7(c)に示すように、被覆層12a,12bの断面形状が、内側に頂点を有する五角形であっても良い。
また、図7(d)に示すように、被覆層12a,12bの断面形状が、外側に頂点を有する五角形であっても良い。
また、図7(e)に示すように、被覆層12a,12bの断面形状が、ケーブルコア10を取り囲む形状であっても良い。図7(e)に示した構造によれば、外被13を形成する樹脂が、被覆層12a,12bとケーブルコア10との界面23a,23bまで回り込むことを抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態の第1の変形例によれば、被覆層12a,12bの断面形状として、種々の形状を採用することができる。
(第2の変形例)
本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係る光ファイバケーブルは、図8(a)に示すように、被覆層12a,12bの外側に3つずつ突起31a〜31c,32a〜32cが設けられている点が、本発明の第1の実施の形態と異なる。
突起31a〜31c,32a〜32cは、ケーブル長手方向にケーブルコア10に平行に連続していても良く、断続的(間欠的)に設けられていても良い。なお、突起31a〜31c,32a〜32cの断面形状は特に限定されず、曲面であっても良く、三角形であっても良い。また、突起31a〜31c,32a〜32cの個数(本数)は特に限定されない。また、突起31a〜31c,32a〜32cは、被覆層12a,12bの押出成形時に溶融して消滅していても良いし、残存して形状を維持していても良い。
また、突起31a〜31c,32a〜32cの代わりに、図8(b)に示すように、被覆層12a,12bの材料として非接着性樹脂を使用するとともに、被覆層12a,12bの外側に接着性樹脂層33a,33bが設けられていても良い。
本発明の第1の実施の形態の第2の変形例によれば、突起31a〜31c,32a〜32cや接着性樹脂層33a,33bを用いることにより、被覆層12a,12bの外側と外被13とを強固に接着又は融着することができる。
なお、図9(a)に示すように、被覆層12a,12bの断面形状が円形の場合でも、被覆層12a,12bの外側に突起31a〜31c,32a〜32cを設けることにより、被覆層12a,12bの外側を外被13と融着することができる。
また、突起31a〜31c,32a〜32cの代わりに、図9(b)に示すように、非接着性樹脂からなる被覆層12a,12bの外側に接着性樹脂層33a,33bを設けても良い。
(第3の変形例)
本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係る光ファイバケーブルは、図10に示すように、ケーブルコア10の周囲を押え巻き(プラスチックフィルム)34で覆って複数本の光ファイバを一体化(ユニット化)し、光ファイバユニットとしている点が、本発明の第1の実施の形態と異なる。なお、複数本の光ファイバの周囲をプラスチックフィルム34で覆う代わりに、糸やテープ等で螺旋状にバンチングしても良い。
プラスチックフィルム34、糸又はテープの材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)若しくはナイロン(登録商標)等の熱可塑性樹脂、又はエポキシ等の熱硬化性樹脂が使用可能である。
複数本の光ファイバを実装する場合、複数本の光ファイバが一体化されていないと、図2(c)に示すように光ファイバを取り出そうとしたときに、ケーブル内部に光ファイバが残ってしまい、残った光ファイバを取り出すことが困難で作業性の低下を招く場合がある。また、図3(b)に示すように外被13を4分割する場合、分割後の構造体と、複数本の光ファイバがばらばらになり、任意の光ファイバへのアクセスが煩雑となる場合がある。これに対して、本発明の第1の実施の形態の第3の変形例によれば、複数本の光ファイバを内部に実装する場合に、光ファイバをプラスチックフィルム34で覆ったり、糸やテープ等でバンチングすることにより、光ファイバを一体化することができる。この結果、光ファイバを容易に取り出しやすく、且つ光ファイバがばらばらとなることを防止することができ、作業性の向上を図ることができる。
(第4の変形例)
本発明の第1の実施の形態の第4の変形例に係る光ファイバケーブルは、図11(a)に示すように、外被13の表面に色帯35a,35b,36a,36bが形成されている点が、本発明の第1の実施の形態と異なる。色帯35a,35b,36a,36bは、外被13と一括して押出成形することで形成可能である。
また、外被13の表面に色帯35a,35b,36a,36bを形成する代わりに、図11(b)に示すように、外被13の表面に印刷層37a,37b,38a,38bが形成されていても良い。印刷層37a,37b,38a,38bは、インクジェット印刷等により形成可能である。
また、外被13の表面に色帯35a,35b,36a,36bや印刷層37a,37b,38a,38bを形成する代わりに、図示を省略するが、外被13の表面にノッチが形成されていても良い。
本発明の第1の実施の形態の第4の変形例によれば、外被13の表面に色帯35a,35b,36a,36b、印刷層37a,37b,38a,38b又はノッチ等を形成することにより、切り込みを入れる箇所を外観で認識することができ、作業性を更に向上させることができる。
(第5の変形例)
本発明の第1の実施の形態の第5の変形例に係る光ファイバケーブルは、図12に示すように、ケーブルコア10の上方に位置する外被13を薄くした窪み(溝部)39a,39bを有する点が、本発明の第1の実施の形態と異なる。
溝部39a,39bは、ケーブル長手方向においてケーブルコア10に平行に延伸する。外被13の溝部39a,39b部分の厚さは、被覆層12a,12b上の外被13の厚さよりも厚くても良く、薄くても良く、同じであっても良い。
本発明の第1の実施の形態の第5の変形例によれば、ケーブルコア10の上方に位置する外被13表面に溝部39a,39bを設けることにより、通線時の接触面積を低減させることができる。この結果、摩擦係数を低減することができ、通線性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバケーブルとして、自己支持型の光ファイバケーブルを説明する。
本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバケーブルは、図13に示すように、支持線部(吊線部)2と、ケーブル本体部1と、支持線部2とケーブル本体部1とをケーブル本体部1の長径方向に連結した首部3を備える。
ケーブル本体部1は、光ファイバ40と、光ファイバ40を挟んで光ファイバ40に平行に配置された一対の抗張力体41a,41bと、抗張力体41a,41bを被覆する一対の被覆層42a,42bと、光ファイバ40及び一対の被覆層42a,42bを一括被覆する外被43とを備える。
一対の被覆層42a,42bの上面である頂部46a,46b同士を含む平面S3と、一対の被覆層42a,42bの下面である頂部47a,47b同士を含む平面S4との間に挟まれるように光ファイバ40が配置されている。外被43は、平面S3,S4で挟まれる領域であって、一対の被覆層42a,42bの光ファイバ40の周囲において分断されている。
外被43は、一対の被覆層42a,42bの頂部46a,46b,47a,47bから光ファイバ40側の側面にわたって一対の被覆層42a,42bと融着又は接着せず、且つ一対の被覆層42a,42bの頂部46a,46b,47a,47bよりも外側において一対の被覆層42a,42bと融着又は接着している。
支持線部2は、ケーブル長手方向に延伸する支持線44と、支持線44を被覆した外被45とを備える。
ケーブル本体部1の外被43、首部(外被)3、及び支持線部2の外被45は一体的に形成されている。外被43,3,45の材料としては、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ナイロン(登録商標)、フッ化エチレン又はポリプロピレン(PP)等の樹脂が使用可能である。
被覆層42a,42bの外側には、2つずつ突起51a,51b,52a,52bが設けられている。突起51a,51b,52a,52bは、首部3の直下に位置しないよう、首部3の直下とは異なる位置に設けられる。例えば図13に示すように、突起51a,51b,52a,52bは、首部3及び一対の抗張力体41a,41b同士を含む平面S5に面対称に偶数個設けられている。
本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバケーブルによれば、自己支持型光ファイバケーブルの場合でも同様に、中間後分岐の際には光ファイバを傷つけることなく、内部から容易に取り出すことができる。
また、図14に示すように、首部3の直下に突起51aを設けた場合には、首部3の直下の外被43の厚さが薄く、且つ刃60を用いて首部3を切断する際に突起51aの部分にせん断応力が集中し、首部3の直下の外被43が破壊される恐れがある。これに対して、図15に示すように突起51a,51b,52a,52bを首部3の直下とは異なる位置に設けることにより、首部3の直下の外被43の厚さを厚くすることができるとともに、刃60を用いて首部3を切断する際のせん断応力を分散させることができる。この結果、首部3の直下での割れを防止することができる。
なお、本発明の第2の実施の形態においても、被覆層42a,42bの形状は特に限定されず、例えば図16に示すように被覆層42a,42bの断面形状が円形であっても良い。
また、本発明の第2の実施の形態において、突起51a,51b,52a,52bは首部3の直下に配置されていなければ必ずしも平面S5に対して面対称に設けられていなくても良く、奇数個設けられていても良い。例えば図17に示すように、平面S5に対して上側に2個の突起51a,51b,52a,52bが設けられ、下側に1個の突起51c,52cが設けられていてもよい。また、被覆層42a,42bのそれぞれで、突起の個数及び配置が異なっていても良い。
<実施例>
本発明の第2の実施の形態に係る光ファイバケーブルの実施例として、図16に示す自己支持型の光ファイバケーブルを作製した。直径0.5mmのFRPを一対の抗張力体41a,41bとし、その外周にHDPEを被覆層42a,42bとして0.5mm厚さで施し、外径1.5mmとした。それらを2本並列に配置し、それらの間に紫外線硬化樹脂で被覆を施し250μmとしたSR15光ファイバ(株式会社フジクラ製)を8本実装し、直径1.2mmの鋼線を支持線として、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)の外被43を施した。ケーブル本体部1の長径の長さは4.5mm、短径の長さは2.0mmとした。
このとき、光ファイバを実装する空間は、直径1.0mmの円形状とし、2本の抗張力体41a,41bと同一平面上に形成される。また、外被43は、被覆層42a,42bと光ファイバを実装する空間の間では分離している。
また、抗張力体41a,41b上の外被43の厚さは0.25mmであるのに対し、光ファイバを実装する空間までの最も薄い箇所での外被43の厚さは0.5mmである。
このように作製した光ファイバケーブルに対しては、刃の長さを0.25mm以上、0.5mm未満とした工具を用いて、被覆層42a,42bの頂部14a,14bまで切り込みを入れることで容易に内部の光ファイバを取り出すことができる。
実際に刃の長さを0.35mmとして、ケーブル長手方向に150mmの切り込みを入れて内部の光ファイバを取り出した際の最大損失増加量は0.01dB以下であり、活線状態での分岐作業を良好に行うことができる。
また、あえて、ケーブル中心部、即ち光ファイバを実装する空間に対して最も外被43の薄い箇所を狙い、上述の刃を用いて切り込みを入れたが、光ファイバを傷つけることは全くなかった。したがって、誤った箇所に切り込みを入れるなどの不慮の事態が発生しても、光ファイバに損傷を与えることを防止することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、図18に示すように、自己支持型の構造ではないが、ケーブル本体部1と同様の構造体61a,61bを少なくとも2つ以上有し、これらを連結部62を介して連結した構造であって、連結部62を切断して使用するものに適用可能である。構造体61aは、光ファイバ70aと、光ファイバ70aを挟むように配置された一対の抗張力体71a,71bと、一対の抗張力体71a,71bを被覆する一対の被覆層72a,72bと、光ファイバ70a及び一対の被覆層72a,72bを一括被覆する外被73aを備える。一対の被覆層72a,72bの外側には、平面S6に対して面対称に2つずつ突起81a,81b,82a,82bが設けられている。構造体61bは、光ファイバ70bと、光ファイバ70bを挟むように配置された一対の抗張力体71c,71dと、一対の抗張力体71c,71dを被覆する一対の被覆層72c,72dと、光ファイバ70b及び一対の被覆層72c,72dを一括被覆する外被73bを備える。一対の被覆層72c,72dの外側には、平面S6に対して面対称に2つずつ突起83a,83b,84a,84bが設けられている。
また、図1に示した構造において、被覆層12a,12bの上面である頂部14a,14bのうち、光ファイバと遠い側の一部が外被13と接着又は融着していても良い。この場合には、被覆層12a,12bと外被13とが接着又は融着している箇所よりも内側に切り込みを入れるようにすれば良い。
また、本発明の第1の実施の形態では、図1に示すように、ケーブルコア10が光ファイバを収納する円筒状の空間を有する場合を説明し、本発明の第2の実施の形態では、図13に示すように、光ファイバ40を収納する空間が略円筒状の場合を説明したが、光ファイバを収納する空間は円筒状に限定されず、種々の形状を有していても良い。例えば、図19に示すように、光ファイバ40を収納する空間が、矩形の断面形状を有する角形状であっても良い。また、図20に示すように、光ファイバ40を収納する空間が、光ファイバ心線又は光ファイバテープ心線等の光ファイバ40の形状に合わせた形状を有していても良い。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…ケーブル本体部
2…支持線部
3…首部
10…ケーブルコア
11a,11b,41a,41b,71a〜71d…抗張力体
12a,12b,42a,42b,72a〜72d…被覆層
13,43,45,73a,73b…外被
14a,14b,15a,15b,18a,18b,46a,46b,47a,47b…頂部
16a,16b,17a,17b…側面
21a,21b,22a,22b,60…刃
23a,23b…界面
31a〜31c,32a〜32c,51a〜51c,52a〜52c,81a,81b,82a,82b, 83a,83b,84a,84b…突起
33a,33b…接着性樹脂層
34…プラスチックフィルム
35a,35b,36a,36b…色帯
37a,37b,38a,38b…印刷層
39a,39b…溝部
40,70a,70b…光ファイバ
44…支持線
61a,61b…構造体
62…連結部
F1,F2…応力
I1〜I4…界面
S1〜S6…平面
T1,T2…厚さ

Claims (11)

  1. 光ファイバと、
    前記光ファイバを挟んで前記光ファイバに平行に配置された一対の抗張力体と、
    前記一対の抗張力体をそれぞれ被覆する一対の被覆層と、
    前記光ファイバ及び前記一対の被覆層を一括被覆する外被
    とを備え、
    前記一対の被覆層の頂部同士を含む一対の平面に挟まれる位置に前記光ファイバが配置され、
    前記一対の平面に挟まれた領域であって前記光ファイバの周囲においては前記外被が分断されており、
    前記外被は、前記一対の被覆層の頂部から前記光ファイバ側の側面にわたって前記一対の被覆層と融着も接着もされておらず、且つ前記一対の被覆層の頂部よりも前記光ファイバから遠い側において前記一対の被覆層と、前記外被の分割後も前記一対の被覆層と前記外被の一部とを一体化させるために融着又は接着されていることを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 前記外被が、前記一対の平面に挟まれた領域内に回りこんでいることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル。
  3. ケーブル長手方向に垂直な断面において、前記一対の被覆層の頂部が線をなすことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバケーブル。
  4. 前記一対の被覆層の頂部よりも光ファイバから遠い側に前記外被と融着又は接着するための突起が被覆層上に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  5. 前記一対の抗張力体同士を含む平面上に配置された支持線部と、
    前記外被と前記支持線部とを連結する連結部を更に備え、
    前記突起が、前記連結部の直下とは異なる位置に配置されており、且つ前記連結部の直下には配置されていないことを特徴とする請求項4に記載の光ファイバケーブル。
  6. 前記突起が、前記一対の抗張力体を含む平面に面対称に偶数個配置されていることを特徴とする請求項5に記載の光ファイバケーブル。
  7. 前記一対の被覆層の頂部よりも光ファイバから遠い側に前記外被と融着又は接着するための接着性樹脂層が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  8. 前記被覆層の硬度が、前記外被の硬度よりも高いことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  9. 前記光ファイバが複数本実装され、
    前記複数本の光ファイバがプラスチップフィルム、テープ又は糸によりユニット化されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  10. 前記一対の被覆層の頂部に対応する位置の前記外被の表面に色帯又は印刷層が設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  11. 光ファイバの上方に位置する前記外被に、前記光ファイバに平行に溝部が形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
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