JP6058118B2 - 操作検知装置 - Google Patents
操作検知装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6058118B2 JP6058118B2 JP2015502897A JP2015502897A JP6058118B2 JP 6058118 B2 JP6058118 B2 JP 6058118B2 JP 2015502897 A JP2015502897 A JP 2015502897A JP 2015502897 A JP2015502897 A JP 2015502897A JP 6058118 B2 JP6058118 B2 JP 6058118B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gesture
- finger
- rotation angle
- radius
- coordinates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
- G06F3/0416—Control or interface arrangements specially adapted for digitisers
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0484—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
- G06F3/04845—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range for image manipulation, e.g. dragging, rotation, expansion or change of colour
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0487—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
- G06F3/0488—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
- G06F3/04883—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures for inputting data by handwriting, e.g. gesture or text
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2203/00—Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
- G06F2203/048—Indexing scheme relating to G06F3/048
- G06F2203/04808—Several contacts: gestures triggering a specific function, e.g. scrolling, zooming, right-click, when the user establishes several contacts with the surface simultaneously; e.g. using several fingers or a combination of fingers and pen
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Description
本発明は、操作体によるスクロール、ズーム、ローテート等の各ジェスチャーを識別可能な操作検知装置に関する。
特許文献1には、タッチパネルを用いた操作入力検知装置に関する発明が開示されている。
特許文献1では、事前に準備段階として複数通りのジェスチャー動作のサンプルパターンを取得し、これらをサンプルパターン格納部に格納している(特許文献1の[0058]等)。指によるジェスチャーとしては特許文献1の図11や図12に具体例が示されている。
特許文献1では、サンプルパターンを格納した後、操作入力パターンを採取し、操作入力パターンをサンプルパターンと比較し、合致したサンプルパターンを選択する。そしてサンプルパターンに対応するジェスチャー情報が出力され、操作画面上での表示がジェスチャー情報に基づいて変化する(特許文献1の[0059]等)。
このように特許文献1に記載された操作検知手法では、予め複数のサンプルパターンの取得を必要とし、さらに操作入力パターンを各サンプルパターンと比較することが必要とされる。
したがってジェスチャーを特定するのに計算量が非常に多くなってしまい、制御部の処理負担が大きくなってしまう問題があった。この結果、操作体のジェスチャーに対する表示変化が遅れるなどの不具合が生じやすくなっていた。また、複雑なサンプルパターンを認識するにあたり、誤検知してしまう虞があった。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、特に、従来に比べて簡単かつ適切に、操作体のジェスチャーを認識できる操作検知装置を提供することを目的とする。
本発明における操作検知装置は、
予め中心座標の設定された操作面にて操作された操作体の位置座標を検知可能な検知部と、前記位置座標に基づいて前記操作体の操作信号を算出する制御部と、を有し、
前記制御部では、前記中心座標を中心とし且つ前記位置座標上を略通過する仮想円の半径、及び前記仮想円の回転角のうち少なくともいずれかの時間経過に伴う変化を前記操作信号として算出する操作検知装置であって、
前記操作面に操作された前記操作体が一つであるとき、前記制御部では、その一つの前記操作体の前記位置座標と前記中心座標との間の距離を半径とし、その一つの前記操作体の前記位置座標と前記中心座標とのなす角度を前記回転角とし、
複数の前記操作体が前記操作面に同時に操作されたとき、前記制御部では、前記中心座標と複数の前記操作体の各位置座標との間の距離の平均値を半径とし、前記中心座標と各位置座標とのなす角度の平均値を前記回転角とし、
前記操作面の中央領域が第1ジェスチャーを行う領域であり、前記中央領域に対する外周領域が第2ジェスチャーを行う領域であり、前記中央領域では前記半径の時間経過に伴う変化を前記第1ジェスチャーの前記操作信号として算出し、前記外周領域では、前記回転角の時間経過に伴う変化を前記第2ジェスチャーの前記操作信号として算出することを特徴とするものである。
予め中心座標の設定された操作面にて操作された操作体の位置座標を検知可能な検知部と、前記位置座標に基づいて前記操作体の操作信号を算出する制御部と、を有し、
前記制御部では、前記中心座標を中心とし且つ前記位置座標上を略通過する仮想円の半径、及び前記仮想円の回転角のうち少なくともいずれかの時間経過に伴う変化を前記操作信号として算出する操作検知装置であって、
前記操作面に操作された前記操作体が一つであるとき、前記制御部では、その一つの前記操作体の前記位置座標と前記中心座標との間の距離を半径とし、その一つの前記操作体の前記位置座標と前記中心座標とのなす角度を前記回転角とし、
複数の前記操作体が前記操作面に同時に操作されたとき、前記制御部では、前記中心座標と複数の前記操作体の各位置座標との間の距離の平均値を半径とし、前記中心座標と各位置座標とのなす角度の平均値を前記回転角とし、
前記操作面の中央領域が第1ジェスチャーを行う領域であり、前記中央領域に対する外周領域が第2ジェスチャーを行う領域であり、前記中央領域では前記半径の時間経過に伴う変化を前記第1ジェスチャーの前記操作信号として算出し、前記外周領域では、前記回転角の時間経過に伴う変化を前記第2ジェスチャーの前記操作信号として算出することを特徴とするものである。
このように本発明では、位置座標に基づいて仮想円を設定し、この仮想円における半径あるいは回転角の各変化を操作体の操作信号として算出した。これら操作信号は操作体のジェスチャー情報であり、算出された操作信号により操作体のジェスチャーを簡単かつ適切に認識することが可能である。特に本発明では、仮想円の半径あるいは回転角を操作体の位置座標に基づいて算出することができるので、操作信号を簡単にかつ素早く得ることができ、操作体のジェスチャーに素早く連動させながら、表示変化をさせることができる。
上記において、前記第1ジェスチャーがスクロールジェスチャーであり、前記第2ジェスチャーがローテートジェスチャーであることが好ましい。
上記において、前記操作面の中心が前記中心座標であることが好ましい。これにより操作面の略全域で、仮想円の半径、及び回転角の時間経過に伴う変化を操作信号として算出しやすい。
また本発明では、前記操作面が平面視で円形状であることが好ましい。特に上記のように外周領域をローテート領域と設定したとき、外周領域に沿って操作体をローテートジェスチャーさせやすい。
また本発明では、前記制御部では、ラップアラウンド制御が実行されることが好ましい。これにより2サイクル以降も適切に、仮想円の回転角の時間経過に伴う変化を操作信号として算出することができる。
本発明では、位置座標に基づいて仮想円を設定し、この仮想円における半径あるいは回転角の各変化を操作体の操作信号として算出した。これら操作信号は操作体のジェスチャー情報であり、算出された操作信号により操作体のジェスチャーを簡単かつ適切に認識することが可能である。特に本発明では、仮想円の半径あるいは回転角を操作体の位置座標に基づいて算出することができるので、操作信号を簡単にかつ素早く得ることができ、操作体のジェスチャーに素早く連動させながら操作面の表示を変化させることができる。
図1は、本実施形態の操作検知装置の平面図である。図9は、本実施形態における操作検知装置のブロック図であり、図10は、指(操作体)のジェスチャーに伴う表示形態の変化を示す平面図である。
本実施形態に示す操作検知装置1は、図1、図9に示すように、例えば透明な操作面2と、操作面2の裏面側に位置する検知部(センサ部)3と、制御部4と、操作面2及び検知部3の裏面側に配置された表示装置5と、を有して構成される。
操作面2は、透明な樹脂シートやガラス、プラスチック等で構成される。
操作面2は、透明な樹脂シートやガラス、プラスチック等で構成される。
検知部3は、例えば静電容量式センサであり、多数本の第1電極6と多数本の第2電極7とが互いに交差するように配置される。各電極6,7はITO(Indium Tin Oxide)等で形成されている。指A〜Eで操作面2の表面を操作すると、各指A〜Eと各電極6,7との間の静電容量が変化する。この静電容量変化に基づき各指A〜Eの操作位置を検出することが可能である。各操作位置の検出には、第1電極6または第2電極7のうち一方の電極に駆動電圧を印加し、他方の電極により指との間の静電容量の変化を検知して各指の操作位置を検知する相互容量検出型や、各指と第1電極6との間の静電容量変化、及び各指と第2電極7との間の静電容量変化に基づいて各指の位置座標を検知する自己容量検出型などがあるが、どのようにして各指A〜Eの位置座標を検知するかは特に限定する事項ではない。なお、検知部3では、指が操作面2の表面に接触している状態のみならず、指が表面から多少、離れた状態であっても、指の位置座標を検知することができる。
本実施形態の検知部3によれば、操作面2上を同時に操作する指(操作体)が複数本あっても、各指A〜Eの本数及び各位置座標を検知することができる。このように検知部3は、操作面2上を操作する指の本数と各指の位置座標を検知することができる。
図9に示す制御部4では、検知部3にて検知された位置座標に基づいてジェスチャー信号(操作信号)を算出する。ここで「ジェスチャー」とは、1本の指あるいは2本以上の指により操作面2上を所定のパターンに倣って操作することを指す。例えば、図1のように5本の指A〜Eを操作面2上に接触させた状態から各指A〜Eをそのまま直線的に移動させる動作(スクロール)、各指A〜Eを広げたり縮めたりする動作(ズーム)、あるいは各A〜Eを回転させる動作(ローテート)がジェスチャーの具体例である。
図9に示す表示装置5は、液晶ディスプレイや有機EL等であるが特に限定されるものでない。表示装置5では、制御部4からジェスチャー信号を受けると、そのジェスチャー信号に基づいて表示変化を実行する。
例えば図10(a)のように操作面2に「A」の文字が表示されているとする。今、図1のように操作面2上に5本の指A〜Eを置いて、各指A〜Eを紙面の上方向に移動させるジェスチャーを行うと、「A」の文字もそれに倣って上方向に移動する(図10(b))。すなわち「A」の文字をスクロールさせることができる。なお操作面2に表示された表示を上下左右方向に移動させるジェスチャーを「スクロール」ジェスチャーとする。また、図1に示す各指A〜Eを縮める方向に移動させるジェスチャーを行うと、「A」の文字もそれに倣って小さくなる(図10(c))。すなわち「A」の文字を大きくしたりあるいは小さくしたりすることができる。このような操作面2に表示された表示を拡大縮小させるジェスチャーを「ズーム」ジェスチャーとする。また、図1に示す各指A〜Eを回転させるジェスチャーを行うと、「A」の文字もそれに倣って回転(ローテート)させることができる(図10(d))。すなわち、「A」の文字を右あるいは左に回転させることができる。このような操作面2に表示された表示を回転させるジェスチャーを「ローテート」ジェスチャーとする。
図10では、操作面2に表示された文字を用いてジェスチャーの説明をしたが、本実施形態における操作検知装置1は、例えば、車両内に設置されるカーナビゲーション装置であり、操作面2に表示される地図を指のジェスチャー動作に伴いスクロール、ズーム、あるいはローテートさせることが可能である。また操作検知装置1は、センターコンソールに設けられたオーディオ装置であり、指のジェスチャー動作により、ボリュームの調整や、曲送り、選曲などを実行できる。または、操作検知装置1は車両の各種機能に対する操作装置であり、指のジェスチャー動作により、温度調整、空調の調整、座席の調整などを実行できる。ただし操作検知装置1は、車内用として限定されるものでなく、携帯機器等として用いることもできる。また、操作面2に表示がなされる形態以外に、操作面2以外の位置に表示面があり、指によるジェスチャーを操作面2上で行うことにより、表示面の表示がそれに合わせて変化する形態としてもよい。このように操作面2と別に表示面が設けられる構成では、操作面2が必ずしも透明であることは必須でない。
図2には、図1に示すように5本の指A〜Eを操作面2上に当接した状態における、各指A〜Eの位置座標が示されている。
図2に示す各位置座標は、操作面2上に各指A〜Eを置いたジェスチャーを行う前の初期状態を示しており、図2を0サイクル目とする。
ここで指Aは、他の指B〜Eに比べて操作面2上での接触面積(指先の対向面積)が最も大きい親指である。なお検知部3では、接触面積(指先の対向面積)の大小を検知することも可能であり、親指を指Aと認定することが可能である。
指Aの位置座標を(x1,y1)、指Bの位置座標を(x2,y2)、指Cの位置座標を(x3,y3)、指Dの位置座標を(x4,y4)、指Eの位置座標を(x5,y5)と設定する。位置座標はx座標とy座標とで表される。なお、図2における各位置座標は0サイクル目であることを示すために各位置座標に(0)を付した。
図2では、各指A〜Eの位置座標を、各指A〜Eの操作面2に対する接触面積の中のほぼ中心に設定したが、設定方法や設定位置については特に限定するものでない。例えば静電容量変化量が最大になる座標を各指A〜Eの位置座標と認定することが可能である。
各指A〜Eの位置座標が検知部3により検知されたら制御部4では、以下の数式1により、仮想円の中心座標(X,Y)を算出する。
数式1では、各指A〜Eのx座標(x1,x2,x3,x4,x5)の平均値(X)、及び各指A〜Eのy座標(y1,y2,y3,y4,y5)の平均値(Y)を算出する。
数式1により中心座標(X,Y)を算出できる。図2の状態は、0サイクル目であるので、中心座標(X0,Y0)とする。
さて数式1で求められた中心座標(X0,Y0)は図2に示す仮想円10の中心を示している。
次に、制御部4では、以下の数式2により仮想円10の半径Rを求める。
次に、制御部4では、以下の数式2により仮想円10の半径Rを求める。
数式2では、数式1で得られた中心座標(X0,Y0)と、各指A〜Eの位置座標(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3),(x4,y4),(x5,y5)とを数式2に示す上段の数式に挿入し、中心座標と各指A〜Eとの各距離ri(i=1,2,3,4,5)を求める。ここで半径r1は、中心座標と指Aとの間の距離であり、半径r2は、中心座標と指Bとの間の距離であり、半径r3は、中心座標と指Cとの間の距離であり、半径r4は、中心座標と指Dとの間の距離であり、半径r5は、中心座標と指Eとの間の距離である。
そして、数式2に示す下段の数式により、各距離r1,r2,r3,r4,r5の平均値を算出し、その平均値を仮想円10の半径Rとする。図2では0サイクル目であるので、半径R0とする。
中心座標(X0,Y0)から半径R0の円周は、各位置座標上、あるいは各位置座標から近い箇所を通過している。すなわち円周と各位置座標との間の距離の差ができるだけ小さくなるように、各位置座標上を略通過する仮想円10が設定されている。
次に、制御部4では、以下の数式3により、各位置座標と中心座標のなす角度の平均値(回転角Θ)を算出する。
数式3では、数式1で得られた中心座標(X0,Y0)と、各指A〜Eの位置座標(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3),(x4,y4),(x5,y5)とを数式3に示す上段の数式に挿入し、中心座標と各指A〜Eとのなす角度θi(i=1,2,3,4,5)を求める。ここでなす角度θ1は、指Aと中心座標のなす角度であり、なす角度θ2は、指Bと中心座標のなす角度であり、なす角度θ3は、指Cと中心座標のなす角度であり、なす角度θ4は、指Dと中心座標のなす角度であり、なす角度θ5は、指Eと中心座標のなす角度である。
そして、数式3に示す下段の数式により、各なす角度θ1,θ2,θ3,θ4,θ5の平均値を算出し、その平均値を仮想円10の回転角Θとする。図2では0サイクル目であるので、回転角Θ0とする。
次に、操作者が各指A〜Eを図2の状態から図3に示すように直線的に移動させたとする。なお、各指A〜Eの間の相対位置関係は図1と同じであるとする。なお、図3は1サイクル目であるので、図3に示す各位置座標に(1)を付した。図4、図5も同様である。
図3は、所定時間が経過した1サイクル目に該当し、上記した数式1〜3に基づいて、1サイクル目における仮想円11の中心座標(X1,Y1)、半径R1、回転角Θ1を求める。ここで「サイクル」とは、検知部3にて検知された各位置座標に基づいて制御部4で、数式1〜3により仮想円の中心座標、半径及び回転角を求める時間間隔を指す。どの程度のサイクルで計算を行うかは任意である。
図3に示すように、1サイクル目の中心座標(X1,Y1)は、0サイクル目の中心座標(X0,Y0)から移動しており、制御部4では、時間経過に伴う中心座標の変化量(X1−X0,Y 1 −Y 0 )を、スクロールジェスチャー信号として表示装置5に送信する。
表示装置5では、変化量(X1−X0,Y 1 −Y 0 )に基づいて操作面2に表示された表示物をスクロールさせる。なおスクロールジェスチャー信号は、(Xn−Xn−1,Yn−Yn−1)(n=1,2・・・)で示される。よって2サイクル目では、2サイクル目の中心座標(X2,Y2)と1サイクル目(X1,Y 1 )の差がスクロールジェスチャー信号となる。以降のサイクルにおいても、同様である。
また1サイクル目として、図4に示すように操作者が各指A〜Eの間を縮める方向に移動させたとする。なお、各指A〜Eの間の相対位置関係は図2に対して相似関係にある。
図4は、所定時間が経過した1サイクル目に該当し、上記した数式1〜3に基づいて、1サイクル目における仮想円12の中心座標(X1,Y1)、半径R1、回転角Θ1を求める。
図4に示すように、1サイクル目の仮想円12の半径R1は、0サイクル目の半径R0よりも小さくなり、制御部4では、時間経過に伴う半径Rの変化量(R1−R0)を、ズームジェスチャー信号として表示装置5に送信する。
表示装置5では、半径Rの変化量(R1−R0)に基づいて操作面2に表示された表示物をズーム表示させる。なおズームジェスチャー信号は、(Rn−Rn−1)(n=1,2・・・)で示される。よって2サイクル目では、2サイクル目の半径R2と1サイクル目の半径R1の差が、ズームジェスチャー信号となる。以降のサイクルにおいても、同様である。
あるいは1サイクル目として、操作者が各指A〜Eを図5に示すように回転させたとする。なお、各指A〜Eの間の相対位置関係は図2と同じである。
図5は、所定時間が経過した1サイクル目に該当し、上記した数式1〜3に基づいて、1サイクル目における仮想円13の中心座標(X1,Y1)、半径R1、回転角Θ1を求める。
図5に示すように、1サイクル目の仮想円13の回転角Θ1は、0サイクル目の回転角Θ0よりも小さくなり、すなわち反時計回りに回転しており、制御部4では、時間経過に伴う回転角Θの変化量(Θ1−Θ0)を、ローテートジェスチャー信号として表示装置5に送信する。
表示装置5では、回転角の変化量(Θ1−Θ0)に基づいて操作面2に表示された表示物をローテート(回転)させる。なおローテートジェスチャー信号は、(Θn−Θn−1)(n=1,2・・・)で示される。よって2サイクル目では、2サイクル目の回転角Θ2と1サイクル目の回転角Θ1の差が、ローテートジェスチャー信号となる。以降のサイクルにおいても、同様である。
なお指A〜Eのジェスチャーによって、スクロールジェスチャー信号、ズームジェスチャー信号、ローテートジェスチャー信号のうち2以上が操作信号として表示装置5に送信されることもある。例えば表示をスクロールさせながらローテートさせるごとくである。
また、仮想円の中心座標、半径、回転角のすべてを算出してもよいし、これらのうち少なくともいずれか1つを算出する構成であってもよい。例えば、中心座標のみを算出する場合、各サイクルでは、中心座標の軌跡だけを求めることになるが、ここで求められる中心座標は、各位置座標上を略通過する仮想円の中心の軌跡であることに変わりがない。
図2〜図5に示した0サイクルと1サイクルでは、いずれも5本の指A〜Eが検知部3により検知されているが、検知部3にて検知される指の本数が、安定するまで待ってから数式1〜3に示す仮想円の中心座標、半径及び回転角の算出を行うことが好ましい。例えば、ある指の操作面2上における接触状態が不安定であれば、その指の接触状態が安定するまで所定時間待つ。あるいは、所定時間待っても指の接触状態が安定しないときは、その指を無視して仮想円の中心座標、半径及び回転角の算出を行うことができる。
また、5本の指A〜Eでのジェスチャーが図6に示すようにnサイクル目で、4本の指A〜Dでのジェスチャーに変わってしまった場合、nサイクル目で外れてしまった指Eの位置座標を各サイクルで無視して、指A〜Dの位置座標により、仮想円の中心座標、半径の及び回転角を求めることで安定したジェスチャー信号を得ることができる。なお図6はnサイクル目であるので各位置座標に(n)を付した。
また、図2ないし図5に示すように例えば5本の指A〜Eが検知されても全ての指の位置座標を用いて、仮想円の中心座標、半径及び回転角を求めなくてもよい。検知部2では、各指A〜Eの接触面積を検知できるので、例えば、接触面積の大きさから親指を特定し、親指である指Aの位置座標は必ず計算に使用するようにし、そのほかの指B〜Eの少なくとも1本を選択し、2本以上の指の位置座標で計算することができる。
また、制御部4ではラップアラウンド制御(ラップアラウンドとは、角度が0°と359.999・・・°の境界を超えること)により、仮想円の回転角を適切に算出することができる。例えばn−1サイクル目での回転角Θn−1が0°で、nサイクル目での回転角Θnが359°であるとき、すでに記述したように回転角の変化量を(Θn−Θn−1)とすると、回転角の変化量は359°になってしまうが、上記のラップアラウンド制御によりマイナス方向に1°回転したとして回転角の変化量を−1°に設定する。あるいは、n−1サイクル目の回転角Θn−1が359°で、nサイクル目の回転角Θnが0°であるとき、すでに記述したように回転角の変化量を(Θn−Θn−1)とすると、回転角の変化量は−359°になってしまうが、上記のラップアラウンド制御により、nサイクル目の回転角Θnを360°にして、1°の回転に設定する。
操作面2の形状は、図1に示すように矩形状であってもよいし円形状などであってもよい。特に図2ないし図6に示したジェスチャー信号を算出するための好ましい操作面の形状は限定されない。
図7では、図2と違って、予め仮想円の中心座標(X,Y)が設定されている。図7に示す第2の実施形態では、操作面20の平面視が円形状である。この操作面20を平面的に形成してもよいし、略半球状に立体形成することもできる。
図7に示すように、操作面20は小円形の中央領域21と、中央領域21の外周に位置する外周領域22とを備える。このうち、中央領域21は、スクロールジェスチャー領域であり、外周領域22はローテートジェスチャー領域である。
図7の第2の実施形態では、操作面20上を操作する指が1本でもよい。図7には指が2本、図示されているが、これらは時間的に別々に操作されたものであり、したがって図7は、1本の指で操作面20上を操作している図である。
図7に示すように1本の指Fを操作面20のうち中央領域21に置いたとき、検知部3では、指Fの位置座標(xα,yα)を検知する。ここで「α」は、外周領域22での指Fの位置座標と区別するための記号である。図7における外周領域22での指Fの位置座標には「β」の記号を付した。
そして上記した数式2に準じて、仮想円23の半径R0を求める。仮想円23は指Fの位置座標(xα,yα)上を通っている。なお図7は0サイクル目であるので、半径R0とした。
そして図8に示すように、中央領域21内で指Fを位置座標(xγ,yγ)の位置まで移動させたとする。ここで「γ」は、外周領域22での指Fの位置座標と区別するための記号である。図8における外周領域22での指Fの位置座標には「ε」の記号を付した。
そして上記した数式2に準じて、仮想円24の半径R1を求める。仮想円24は指Fの位置座標(xγ,yγ)上を通っている。なお図8は1サイクル目であるので、半径R1とした。そして、半径の変化量(R1−R0)を求める。この半径の変化量(R1−R0)を、スクロールジェスチャー信号にできる。あるいは、(xγ−xα,yγ−yα)をスクロールジェスチャー信号にしてもよい。
また、図7に示すように1本の指Gを操作面20のうち外周領域22に置いたとき、検知部3では、指Gの位置座標(xβ,yβ)を検知する。そして上記した数式3に準じて、仮想円25の回転角Θ0を求める。仮想円25は指Gの位置座標(xβ,yβ)上を通っている。なお図7は0サイクル目であるので、回転角Θ0とした。
そして図8に示すように、外周領域22内で指Gを位置座標(xε,yε)の位置まで回転移動させたとする。
そして上記した数式3に準じて、仮想円26の回転角Θ1を求める。仮想円26は指Gの位置座標(xε,yε)上を通っている。なお図8は1サイクル目であるので、回転角Θ1とした。そして、回転角の変化量(Θ1−Θ0)を求める。この回転角の変化量(Θ1−Θ0)を、ローテートジェスチャー信号にできる。2サイクル目以降においても同様である。
図7,図8において操作面20上を同時に操作する指(操作体)が複数本あっても、数式2,数式3を用いてジェスチャー信号を得ることが可能である。なお、このとき、中心座標は予め設定された(X,Y)として仮想円の半径(各位置座標と中心座標との距離の平均値)及び回転角(各位置座標と中心座標のなす角度の平均値)を求める。
本実施形態によれば、図2ないし図6に示す第1の実施形態、図7,図8に示す第2の実施形態のいずれにおいても、検知部3にて検知された指(操作体)の位置座標に基づいて仮想円を設定し、仮想円の中心座標、半径、及び回転角のうち時間経過に伴う変化をジェスチャー信号(操作信号)として算出する。本実施形態では、位置座標に基づいて簡単かつ迅速に、ジェスチャー信号を得ることができ、指のジェスチャーに素早く連動させながら操作面の表示を変化させることが可能である。
図2ないし図6に示す第1の実施形態によれば、操作面2上を同時に操作する指の本数が複数であるときに、各指の位置座標に基づいて簡単かつ適切にジェスチャー信号を算出することが可能である。第1の実施形態では、操作面2上を同時に操作する指の本数が3本以上であっても、適切にジェスチャー信号を算出することが可能である。
また図7,図8に示す第2の実施形態では、操作面20上を操作する指の本数が1本であってもよく、また仮想円の中心座標(X,Y)が予め定められている点で、第1の実施形態と異なっている。図7,図8に示す第2の実施形態は、指の本数が1本でも、例えば、スクロールジェスチャー信号やローテートジェスチャー信号を算出することが可能である。図7,図8では、操作面20を中央領域21と外周領域22とに分け、中央領域21をスクロールジェスチャー領域、外周領域22をローテートジェスチャー領域とすることで、各ジェスチャーを簡単かつ適切に行うことができる。図7,図8の実施形態では、操作面20は平面視で円形であることが好ましい。これにより、特に外周領域22にてローテートジェスチャーを行いやすい。
A〜G 指(操作体)
R0、R1 仮想円の半径
Θ0、Θ1 仮想円の回転角
1 操作検知装置
2、20 操作面
3 検知部
4 制御部
5 表示装置
6、7 電極
10、11、23〜26 仮想円
21 中央領域
22 外周領域
R0、R1 仮想円の半径
Θ0、Θ1 仮想円の回転角
1 操作検知装置
2、20 操作面
3 検知部
4 制御部
5 表示装置
6、7 電極
10、11、23〜26 仮想円
21 中央領域
22 外周領域
Claims (5)
- 予め中心座標の設定された操作面にて操作された操作体の位置座標を検知可能な検知部と、前記位置座標に基づいて前記操作体の操作信号を算出する制御部と、を有し、
前記制御部では、前記中心座標を中心とし且つ前記位置座標上を略通過する仮想円の半径、及び前記仮想円の回転角のうち少なくともいずれかの時間経過に伴う変化を前記操作信号として算出する操作検知装置であって、
前記操作面に操作された前記操作体が一つであるとき、前記制御部では、その一つの前記操作体の前記位置座標と前記中心座標との間の距離を半径とし、その一つの前記操作体の前記位置座標と前記中心座標とのなす角度を前記回転角とし、
複数の前記操作体が前記操作面に同時に操作されたとき、前記制御部では、前記中心座標と複数の前記操作体の各位置座標との間の距離の平均値を半径とし、前記中心座標と各位置座標とのなす角度の平均値を前記回転角とし、
前記操作面の中央領域が第1ジェスチャーを行う領域であり、前記中央領域に対する外周領域が第2ジェスチャーを行う領域であり、前記中央領域では前記半径の時間経過に伴う変化を前記第1ジェスチャーの前記操作信号として算出し、前記外周領域では、前記回転角の時間経過に伴う変化を前記第2ジェスチャーの前記操作信号として算出することを特徴とする操作検知装置。 - 前記第1ジェスチャーがスクロールジェスチャーであり、前記第2ジェスチャーがローテートジェスチャーである請求項1記載の操作検知装置。
- 前記操作面の中心が前記中心座標である請求項1または2記載の操作検知装置。
- 前記操作面が平面視で円形状である請求項1ないし3のいずれかに記載の操作検知装置。
- 前記制御部では、ラップアラウンド制御が実行される請求項1ないし4のいずれかに記載の操作検知装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013037427 | 2013-02-27 | ||
JP2013037427 | 2013-02-27 | ||
PCT/JP2014/054181 WO2014132893A1 (ja) | 2013-02-27 | 2014-02-21 | 操作検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6058118B2 true JP6058118B2 (ja) | 2017-01-11 |
JPWO2014132893A1 JPWO2014132893A1 (ja) | 2017-02-02 |
Family
ID=51428161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015502897A Active JP6058118B2 (ja) | 2013-02-27 | 2014-02-21 | 操作検知装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20150378504A1 (ja) |
EP (1) | EP2963530A4 (ja) |
JP (1) | JP6058118B2 (ja) |
CN (1) | CN105009059B (ja) |
WO (1) | WO2014132893A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9971442B2 (en) | 2014-10-29 | 2018-05-15 | Microchip Technology Germany Gmbh | Human interface device and method |
JP6552277B2 (ja) * | 2015-05-28 | 2019-07-31 | シャープ株式会社 | 情報端末、情報端末による処理実行方法、及び、プログラム |
WO2019108129A1 (en) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | Make Studios Pte. Ltd. | A system and method for determining a task to be triggered on a mobile device |
US10838544B1 (en) | 2019-08-21 | 2020-11-17 | Raytheon Company | Determination of a user orientation with respect to a touchscreen device |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07182101A (ja) * | 1993-10-26 | 1995-07-21 | Itu Res Inc | グラフィック入力装置および方法、グラフィックオブジェクト操作方法、グラフィック入力信号供給方法 |
JP2010287007A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Sony Corp | 入力装置および入力方法 |
JP2011065666A (ja) * | 2002-04-11 | 2011-03-31 | Synaptics Inc | オブジェクト位置検出機 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3301079B2 (ja) * | 1990-06-18 | 2002-07-15 | ソニー株式会社 | 情報入力装置、情報入力方法、情報処理装置及び情報処理方法 |
US8479122B2 (en) * | 2004-07-30 | 2013-07-02 | Apple Inc. | Gestures for touch sensitive input devices |
US7495659B2 (en) * | 2003-11-25 | 2009-02-24 | Apple Inc. | Touch pad for handheld device |
CN103365595B (zh) * | 2004-07-30 | 2017-03-01 | 苹果公司 | 用于触敏输入设备的手势 |
US9395905B2 (en) * | 2006-04-05 | 2016-07-19 | Synaptics Incorporated | Graphical scroll wheel |
KR100839696B1 (ko) * | 2006-06-20 | 2008-06-19 | 엘지전자 주식회사 | 입력 장치 |
JP2008158842A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Xanavi Informatics Corp | 地図表示装置 |
DE202007014957U1 (de) * | 2007-01-05 | 2007-12-27 | Apple Inc., Cupertino | Multimediakommunikationseinrichtung mit Berührungsbildschirm, der auf Gesten zur Steuerung, Manipulierung und Editierung von Mediendateien reagiert |
WO2009082377A1 (en) * | 2007-12-26 | 2009-07-02 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Touch wheel zoom and pan |
US8723811B2 (en) * | 2008-03-21 | 2014-05-13 | Lg Electronics Inc. | Mobile terminal and screen displaying method thereof |
JP5161690B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2013-03-13 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置及びその制御方法 |
CN102117156B (zh) * | 2009-12-30 | 2013-06-19 | 比亚迪股份有限公司 | 一种电容式触控板、触控方法及其装置 |
JP5597069B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2014-10-01 | キヤノン株式会社 | 画像編集装置、その制御方法、及び、プログラム |
US8760417B2 (en) * | 2010-10-15 | 2014-06-24 | Sap Ag | Touch-enabled circle control for time and date entry |
JP5682394B2 (ja) | 2011-03-24 | 2015-03-11 | 大日本印刷株式会社 | タッチパネルを用いた操作入力検知装置 |
JP5716503B2 (ja) * | 2011-04-06 | 2015-05-13 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム |
-
2014
- 2014-02-21 WO PCT/JP2014/054181 patent/WO2014132893A1/ja active Application Filing
- 2014-02-21 CN CN201480010855.0A patent/CN105009059B/zh active Active
- 2014-02-21 JP JP2015502897A patent/JP6058118B2/ja active Active
- 2014-02-21 EP EP14756709.3A patent/EP2963530A4/en not_active Withdrawn
-
2015
- 2015-08-27 US US14/837,809 patent/US20150378504A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07182101A (ja) * | 1993-10-26 | 1995-07-21 | Itu Res Inc | グラフィック入力装置および方法、グラフィックオブジェクト操作方法、グラフィック入力信号供給方法 |
JP2011065666A (ja) * | 2002-04-11 | 2011-03-31 | Synaptics Inc | オブジェクト位置検出機 |
JP2010287007A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Sony Corp | 入力装置および入力方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2963530A4 (en) | 2016-10-26 |
US20150378504A1 (en) | 2015-12-31 |
EP2963530A1 (en) | 2016-01-06 |
JPWO2014132893A1 (ja) | 2017-02-02 |
CN105009059A (zh) | 2015-10-28 |
WO2014132893A1 (ja) | 2014-09-04 |
CN105009059B (zh) | 2018-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8217909B2 (en) | Multi-finger sub-gesture reporting for a user interface device | |
TWI496041B (zh) | 二維觸碰感測器 | |
US9542005B2 (en) | Representative image | |
US20100019780A1 (en) | Multi-axis capacitive sensor | |
US20080134078A1 (en) | Scrolling method and apparatus | |
CA2937956A1 (en) | In-air ultrasound pen gestures | |
TW201602869A (zh) | 具有力量偵測之投射式電容觸控 | |
JP2008009759A (ja) | タッチパネル装置 | |
US10345912B2 (en) | Control method, control device, display device and electronic device | |
JP6058118B2 (ja) | 操作検知装置 | |
KR20170081281A (ko) | 재배치가능한 터치면 상의 제스처 방위의 검출 | |
US9778780B2 (en) | Method for providing user interface using multi-point touch and apparatus for same | |
US20100271301A1 (en) | Input processing device | |
US20160004348A1 (en) | Method and device for navigating in a display screen and apparatus comprising such navigation | |
CN104965623B (zh) | 一种触控模组、触摸屏、其触摸定位方法及显示装置 | |
US20180046349A1 (en) | Electronic device, system and method for controlling display screen | |
JP6082394B2 (ja) | 高分解能なゴースト除去ジェスチャ | |
CN102789315B (zh) | 一种控制电子设备的方法及电子设备 | |
KR101442438B1 (ko) | 듀얼 터치 경험 필드를 달성하기 위한 싱글 터치 프로세스 | |
KR20140106285A (ko) | 휴대용 표시 장치 | |
TW201403446A (zh) | 軟體介面顯示系統及方法 | |
US20160349987A1 (en) | Input method and input device | |
TWI810041B (zh) | 觸控處理裝置、電子系統與其觸控處理方法 | |
CN103914214A (zh) | 一种显示方法及电子设备 | |
US10747424B2 (en) | Information processing apparatus for recognizing multi-touch operation by which object is rotated |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6058118 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |