JP6055853B2 - 表示入力装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示入力装置およびそれを備えた画像形成装置に関する。
従来、ログイン機能(ユーザー認証機能)を有する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置は、識別情報(ユーザ認証を行うための情報)の入力をユーザーから受け付け、その識別情報に基づき、ログインを許可するか否か(画像形成装置の使用を許可するか否か)を判断する。そして、画像形成装置は、ログインを許可すると、ログイン状態となる(画像形成装置の使用が可能な状態となる)。
ここで、ログイン状態のまま画像形成装置を放置すると、その間に、画像形成装置が第三者(画像形成装置の使用権限を持たない者)により不正に使用される恐れがある。このため、画像形成装置を使用した後は、速やかにログアウトすることが好ましい。しかし、ユーザーによっては、ログアウト操作をし忘れる場合がある。
そこで、従来、画像形成装置がログイン状態のまま放置されるのを抑制するための技術が種々提案されている。たとえば、特許文献1では、ジョブの実行指示を受け付けるためのスタートキーに対する押下を検知すると、画像形成装置のタッチパネルディスプレイの表示画面をログアウト確認画面(ログアウト操作を受け付けるための専用の画面)に切り替えることによって、ユーザーにログアウト操作の実施を促すようにしている。なお、ログアウト確認画面には、「Yes」キーおよび「No」キーが配置される。そして、「Yes」キーをタッチすると、ログイン状態からログアウト状態に移行し、「No」キーをタッチすると、ログイン状態のまま保持される。
特開2008−283237号公報
特許文献1では、ジョブの実行指示を受け付けるためのスタートキーに対する押下を検知すると、ログアウト確認画面を表示するので、画像形成装置がログイン状態のまま放置されるという不都合の発生は抑制される。
しかし、ユーザーによっては、複数回連続してジョブを実行したい場合がある。たとえば、コピージョブを実行した後に設定内容(用紙サイズ、倍率および濃度など)を変更しして再度コピージョブを実行する場合や、コピージョブを実行した後にファックスジョブを実行する場合などである。このようなユーザーにとっては、スタートキーを押下する度にログアウト確認画面が表示されるようになっていると、ログアウト確認画面に対する操作を何回も行わなければならず、操作回数が増えるので、煩わしく利便性が悪い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ユーザーの利便性を損なうことなく、ログアウト操作の実施をユーザーに促すことが可能な表示入力装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の表示入力装置は、画像形成装置に設置され、画像形成装置にて実行されるジョブに関する設定を受け付けないログアウト状態のときには、ユーザーが正規ユーザーであるか否かを確認するための識別情報の入力を受け付け、識別情報を入力したユーザーが正規ユーザーであると確認できれば、画像形成装置にて実行されるジョブに関する設定を受け付けるログイン状態に移行する表示入力装置であって、ログイン状態のときに、ログアウト状態への移行を指示する操作であるログアウト操作を受け付けるためのログアウトキーを表示する表示部と、表示部の画面に対するタッチ操作を検知するためのタッチパネル部と、タッチパネル部の出力に基づきログアウトキーに対するタッチ操作を検知すると、ログアウト操作が行われたとして、ログイン状態からログアウト状態に移行させる制御部と、を備え、表示部は、ログイン状態のとき、予め定められた処理開始時点になると、現在表示中の画面のうち、ログアウトキーの表示サイズはそのまま保持し、ログアウトキー以外の画面要素である縮小対象要素の表示サイズを縮小する処理である縮小処理を実行する。
本発明の構成では、ログイン状態のとき、予め定められた処理開始時点になると、現在表示中の画面のうち、ログアウトキーの表示サイズはそのまま保持し、ログアウトキー以外の画面要素である縮小対象要素の表示サイズを縮小する処理である縮小処理を実行することによって、ログアウトキーの存在が強調され、ログアウトキーがユーザーの目に付き易くなる。これにより、現在表示中の画面からログアウト操作を受け付けるための専用の画面に表示画面を切り替えなくても、ログアウトキーに対するタッチ操作(ログアウト操作)の実施をユーザーに促すことができる。すなわち、ユーザーの利便性を損なうことなく、ログアウト操作の実施をユーザーに促すことができる(ログアウト操作のし忘れを抑制することができる)。
以上のように、本発明の構成では、ユーザーの利便性を損なうことなく、ログアウト操作の実施をユーザーに促すことができる。
本発明の一実施形態による複合機の一例を示す図 本発明の一実施形態による操作パネルの一例を示す図 本発明の一実施形態による複合機(操作パネル)のハードウェア構成の一例を示す図 本発明の一実施形態による操作パネルに表示される画面(識別情報を入力するためのログイン画面)の一例を示す図 本発明の一実施形態による操作パネルに表示される画面(キーボード画面)の一例を示す図 本発明の一実施形態による操作パネルに表示される画面(使用機能を選択するためのホーム画面)の一例を示す図 本発明の一実施形態による操作パネルに表示される画面(設定項目を選択するための設定画面)の一例を示す図 本発明の一実施形態による操作パネルに表示される画面(ジョブの実行状況を示すジョブ画面)の一例を示す図 本発明の一実施形態による操作パネルにおいて実行される縮小処理の流れを説明するための図(第1の例) 本発明の一実施形態による操作パネルにおいて実行される縮小処理の流れを説明するための図(第1の例) 本発明の一実施形態による操作パネルにおいて実行される縮小処理の流れを説明するための図(第2の例) 本発明の一実施形態による操作パネルにおいて実行される縮小処理の流れを説明するための図(第2の例) 本発明の一実施形態による操作パネルにおいて実行される縮小処理の流れを説明するための図(第3の例) 本発明の一実施形態による操作パネルにおいて縮小対象要素を拡大するときに行われる拡大操作について説明するための図 本発明の一実施形態による操作パネルにおいて縮小対象要素が存在しない領域に表示されるメッセージ画像について説明するための図 本発明の一実施形態による操作パネルにおいて縮小対象要素が存在しない領域に表示されるメッセージ画像について説明するための図
以下に、本発明の一実施形態による画像形成装置について、コピー機能や送信機能(ファックス機能)など複数種の機能が搭載された複合機を例にとって説明する。
<複合機の全体構成>
図1に示すように、複合機100(「画像形成装置」に相当)は、画像読取部1および印刷部2を備える。画像読取部1は、原稿を読み取って画像データを生成する。印刷部2は、用紙搬送路21に沿って用紙を搬送するとともに、画像データに基づきトナー像を形成する。そして、印刷部2は、搬送中の用紙にトナー像を転写(印刷)し、印刷済みの用紙を排出トレイ22に排出する。
印刷部2は、給紙部3、用紙搬送部4、画像形成部5および定着部6によって構成される。給紙部3は、ピックアップローラー31および給紙ローラー対32を含み、用紙カセット33に収容された用紙を用紙搬送路21に供給する。用紙搬送部4は、複数の搬送ローラー対41を含み、用紙搬送路21に沿って用紙を搬送する。
画像形成部5は、感光体ドラム51、帯電装置52、露光装置53、現像装置54、転写ローラー55およびクリーニング装置56を含む。そして、画像形成部5は、画像データに基づきトナー像を形成し、そのトナー像を用紙に転写する。定着部6は、加熱ローラー61および加圧ローラー62を含み、用紙に転写されたトナー像を加熱および加圧して定着させる。
また、複合機100には、操作パネル7が設置される。たとえば、操作パネル7は、複合機100の正面側(図1の破線で示す箇所)に配置される。なお、操作パネル7は、「表示入力装置」に相当する。
操作パネル7には、図2に示すように、操作表示部71が設けられる。操作表示部71は、表示部72およびタッチパネル部73を含む。表示部72は、液晶表示パネルや有機EL表示パネルなどの表示パネルである。タッチパネル部73は、複数点のタッチ位置を同時に検知可能なマルチタッチパネルであり、表示部72の表示面を覆うように配置される。そして、操作表示部71は、各種設定を受け付けるためのソフトキーやメッセージなどを表示部72に表示し、タッチパネル部73を介して各種設定を受け付ける。なお、操作パネル7には、スタートキー、ストップキー、リセットキーおよびテンキーなど種々のハードキー74も設けられる。
<複合機のハードウェア構成>
図3に示すように、複合機100は、主制御部110を備える。主制御部110は、CPU111、画像処理部112および記憶部113を含む。画像処理部112は、画像処理専用のASICなどからなり、画像データに対して画像処理(拡大/縮小、濃度変換およびデータ形式変換など)を施す。記憶部113は、ROMおよびRAMなどからなり、制御用のプログラムおよびデータを記憶する。そして、主制御部110は、記憶部113に記憶された制御用のプログラムおよびデータに基づき、画像読取部1および印刷部2(給紙部3、用紙搬送部4、画像形成部5および定着部6)の各部の動作を制御する。
また、主制御部110は、パネル制御部120と接続される。パネル制御部120は、パネルCPU121およびパネル記憶部122を含む。そして、パネル制御部120は、主制御部110から指示を受け、表示部72の表示動作を制御したり、表示部72の画面に対するタッチ操作をタッチパネル部73の出力に基づき検知したりする。また、パネル制御部120は、ハードキー74に対する押下操作も検知する。なお、パネル制御部120は、「制御部」に相当する。
たとえば、パネル制御部120は、ソフトキーなどを配置した画面を表示部72に表示させ、そのソフトキーに対してタッチ操作が行われると、タッチパネル部73の出力に基づきタッチ操作を受けたソフトキーを検知する。そして、パネル制御部120は、検知したソフトキーに対応付けられた画面が表示されるように、表示画面の切り替えを表示部72に行わせる。
また、主制御部110は、通信部130と接続される。通信部130は、外部のコンピューター200とネットワークを介して通信可能に接続される。これにより、コンピューター200から送信された画像データに基づき印刷を行うことができるとともに、原稿の読み取りによって得られた画像データをコンピューター200に送信することもできる。また、通信部130にモデムなどを内蔵してもよい。この場合には、電話回線などのネットワークを介して、外部のファクシミリ300とファックス通信することができる。
なお、複合機100の本体(操作パネル7以外の部分)には、装置内の機構部を覆う外装カバーの開閉を検知するためのセンサー、原稿を押えるための原稿カバーの開閉を検知するためのセンサー、トナーが収容されるコンテナーの着脱を検知するためのセンサー、および、用紙カセット33の着脱を検知するためのセンサーなど、複合機100の装置状態を検知するための状態検知センサーSが複数設置される。そして、主制御部110は、状態検知センサーSの出力に基づき、複合機100の装置状態を検知する。また、主制御部110は、複合機100の装置状態が変化したことを検知すると、その検知結果を示す装置状態情報をパネル制御部120に通知する。
<ログアウト状態からログイン状態への移行>
操作パネル7は、ログイン機能(ユーザー認証を行う機能)を有する。たとえば、操作パネル7は、ログアウト状態のときには、複合機100にて実行されるジョブに関する設定をユーザーから受け付けず、ユーザー認証の受け付けを行う。すなわち、パネル制御部7は、ログアウト状態のときには、複合機100の使用を許可しない。そして、操作パネル7は、ユーザー認証を行った結果、対象ユーザーが正規ユーザーであることを確認できれば、ログイン状態となり、複合機100にて実行されるジョブに関する設定(ジョブの実行開始を指示するための操作なども含む)をユーザーから受け付ける。
操作パネル7にて行われるユーザー認証は、ユーザーによって予め登録される認証情報に基づき行われる。なお、認証情報というのは、ユーザー名およびパスワードを含む情報であり、たとえば、パネル記憶部122に記憶される。そして、操作パネル7は、ユーザー認証を行うとき、ユーザー認証を行うための識別情報(ユーザー名およびパスワードを含む情報)の入力をユーザーから受け付ける。
たとえば、パネル制御部120は、識別情報の入力を受け付けるとき、図4に示すようなログイン画面LSの表示を表示部72に行わせる。ログイン画面LSは、識別情報としてのユーザー名およびパスワードの入力を受け付けるための画面であり、入力欄C11およびC12を含む。そして、表示部72は、ユーザー名が入力されると、そのユーザー名を入力欄C11に表示し、パスワードが入力されると、そのパスワードを入力欄C12に表示する。
また、ログイン画面LSには、キーKB1およびKB2が配置される。パネル制御部120は、キーKB1またはKB2をタッチするタッチ操作がタッチパネル部73に対して行われると、図5に示すようなキーボード画面KSの表示を表示部72に行わせる。キーボード画面KSには、識別情報の入力を受け付けるためのソフトウェアキーボードが配置される。なお、キーKB1に対するタッチ操作で表示されるキーボード画面KSは、識別情報としてのユーザー名の入力を受け付けるための画面であり、キーKB2に対するタッチ操作で表示されるキーボード画面KSは、識別情報としてのパスワードの入力を受け付けるための画面である。
さらに、ログイン画面LS(図4参照)には、ログインキーLK1が配置される。パネル制御部120は、識別情報(ユーザー名およびパスワード)が入力された後、ログインキーLK1をタッチするタッチ操作がタッチパネル部73に対して行われると、認証情報(予め登録された情報)と識別情報(ログイン画面LSに入力された情報)とに基づきユーザー認証を行う。
パネル制御部120は、ユーザー認証を行うとき、認証情報と識別情報とを比較することにより、対象ユーザーが正規ユーザーであるか否かを確認する。たとえば、パネル制御部120は、認証情報と識別情報とが合致すれば、対象ユーザーが正規ユーザーであると判断する。そして、パネル制御部120は、対象ユーザーが正規ユーザーであると確認できれば、ログアウト状態からログイン状態に移行する。
<ログイン状態での表示画面>
パネル制御部120は、ログイン状態になると、図6に示すようなホーム画面HSの表示を表示部72に行わせる。ホーム画面HSは、ログイン状態になると最初に表示される画面であり、複合機100に搭載される複数種の機能のうちいずれを使用するかの選択指示をユーザーから受け付けるための画面である。このホーム画面HSには、コピー機能(Copy)や送信機能(Send)など複合機100に搭載される複数種の機能にそれぞれ対応する複数の機能キーFKが配置される。そして、パネル制御部120は、複数の機能キーFKのうちいずれかをタッチするタッチ操作がタッチパネル部73に対して行われると、タッチされた機能キーFKに対応する機能が選択されたと判断し、選択された機能のジョブに関する設定を受け付けるための設定画面SS(図7参照)の表示を表示部72に行わせる。
設定画面SSには、図7に示すように、設定対象とする設定項目の選択指示を受け付けるための設定項目キーSKが複数配置される。たとえば、コピー機能の設定画面SSには、「用紙選択」や「縮小/拡大」などコピー機能に関する複数の設定項目にそれぞれ対応する複数の設定項目キーSKが配置される。そして、パネル制御部120は、複数の設定項目キーSKのうちいずれかをタッチするタッチ操作がタッチパネル部73に対して行われると、タッチされた設定項目キーSKに対応する設定項目の設定を受け付けるための詳細設定画面(図示せず)の表示を表示部72に行わせる。
また、パネル制御部120は、複合機100にてジョブが実行されると、ジョブの実行状況を示すジョブ画面JS(図8参照)の表示を表示部72に行わせる。たとえば、コピージョブのジョブ画面JSには、図8に示すように、読み取った原稿の枚数や、読み取りに関する設定内容および印刷に関する設定内容などが示される。
パネル制御部120は、ジョブが完了した時点、あるいは、ジョブが完了する前の予め定められた時点になると、ジョブ画面JSからホーム画面HSへの表示画面の切り替えを表示部72に行わせる。たとえば、原稿の読み取りを伴うジョブ(原稿の読み取りによって得られた画像データに基づく原稿画像を出力するジョブ)では、原稿の読み取りが完了してから原稿画像の出力が完了するまでの間に、ジョブ画面JSがホーム画面HSへ切り替わる。なお、原稿の読み取りを伴うジョブとしては、原稿画像を用紙に印刷(出力)するコピージョブや、原稿画像をコンピューター200やファクシミリ300などの外部機器に送信(出力)する送信ジョブなどがある。
<ログイン状態からログアウト状態への移行>
操作パネル7は、ログイン状態のとき、ログアウト状態への移行指示をユーザーから受け付ける。具体的には、パネル制御部120は、表示部72に指示し、ログアウト状態への移行を指示する操作であるログアウト操作を受け付けるためのログアウトキーLK2(図6〜図8参照)を表示させる。たとえば、ログアウトキーLK2は、特に限定されないが、ホーム画面HS(図6参照)、設定画面SS(図7参照)およびジョブ画面JS(図8参照)の各画面内の右隅に配置される。
パネル制御部120は、タッチパネル部73の出力に基づきログアウトキーLK2に対するタッチ操作を検知すると、ログアウト操作が行われたと判断する。そして、パネル制御部120は、操作パネル7(表示部72およびタッチパネル部73)をログイン状態からログアウト状態に移行させる。
ここで、操作パネル7は、ユーザーにより設定された設定内容を予め定められた設定内容(たとえば、デフォルトの設定内容)に自動的に変更する処理であるオートリセット処理を実行する機能を有する。そして、オートリセット処理が実行されたときにも、操作パネル7はログイン状態からログアウト状態に移行する。
オートリセット処理の実行開始タイミングを計るため、パネル制御部120は、複合機100の本体が使用されないまま経過した未使用時間(複合機100にて実行されたジョブの完了から複合機100が1度も使用されずに経過した時間)を計測する。このとき、パネル制御部120は、主制御部110から通知される装置状態情報に基づき、複合機100の本体が使用されたか否かを検知する。また、パネル制御部120は、操作パネル7が使用されないまま経過した未使用時間(タッチパネル部73に対するタッチ操作やハードキー74に対する押下操作が1度もなされずに経過した時間)も計測する。
そして、パネル制御部120は、複合機100の本体の未使用時間または操作パネル7の未使用時間が予め定められたオートリセット時間に達したか否かを判断する。この判断の結果、未使用時間がオートリセット時間に達していれば、パネル制御部120は、オートリセット処理を実行する。なお、オートリセット時間は変更可能であり、オートリセット時間の変更は操作パネル7が受け付ける。また、オートリセット時間は記憶部122に記憶される。
<縮小処理>
本実施形態では、ログアウトキーLK2を配置した画面(たとえば、図6〜図8に示す画面)の表示中に、予め定められた処理開始時点になると、現在表示中の画面のうち、ログアウトキーLK2の表示サイズはそのまま保持し、ログアウトキーLK2以外の画面要素を現時点の表示サイズよりも縮小する処理である縮小処理が開始される。そして、縮小処理が開始されて以降、予め定められた処理終了時点になると、縮小処理が終了する。なお、図6に示すホーム画面HSを例にとると、複数の機能キーFK、テキスト画像(「Home」や「Select the Function」)、および、画面枠(枠内の罫線も含む)などがログアウトキーLK2以外の画面要素に相当する。以下の説明では、ログアウトキーLK2以外の画面要素(縮小対象の要素)を縮小対象要素RTと称する。
縮小処理の実行時に縮小対象要素RTの表示サイズをどの程度のサイズに縮小するかは予め定められ、サイズ情報123としてパネル記憶部122に記憶される(図2参照)。たとえば、サイズ情報は、縮小処理を実行するときの縮小対象要素RTの表示サイズを複数段階の表示サイズに分類し、段階が進むにつれて表示サイズが小さくなるよう複数段階の表示サイズをそれぞれ定めた情報である。なお、縮小処理を実行するときの縮小対象要素RTの表示サイズを何段階に分類するかは特に限定されない。以下、一例として、縮小処理を実行するときの縮小対象要素RTの表示サイズが4段階に分類されているとする。
そして、パネル制御部120は、処理開始時点になると、表示部72に指示し、縮小対象要素RTの表示サイズを現時点の表示サイズ(縮小されていない通常表示サイズ)よりも1段階だけ縮小させる。すなわち、表示部72は、縮小対象要素RTの表示サイズを4段階の表示サイズのうち第1段階の表示サイズ(4段階の表示サイズのうち最大の表示サイズ)で表示する。その後、パネル制御部120は、表示部72に指示し、処理終了時点になったときの縮小対象要素RTの表示サイズが4段階の表示サイズのうち第4段階の表示サイズ(4段階の表示サイズのうち最小の表示サイズ)となるように、縮小対象要素RTの表示サイズを1段階ずつ縮小させる。
このように、ログイン状態のとき、予め定められた処理開始時点になると、ログアウトキーLK2の表示サイズはそのまま保持し、ログアウトキーLK2以外の画面要素である縮小対象要素RTの表示サイズを縮小する処理である縮小処理を実行することによって、ログアウトキーLK2の存在が強調され、ログアウトキーLK2がユーザーの目に付き易くなる。これにより、現在表示中の画面からログアウト操作を受け付けるための専用の画面に表示画面を切り替えなくても、ログアウトキーLK2に対するタッチ操作(ログアウト操作)の実施をユーザーに促すことができる。すなわち、ユーザーの利便性を損なうことなく、ログアウト操作の実施をユーザーに促すことができる(ログアウト操作のし忘れを抑制することができる)。
たとえば、表示部72は、縮小処理を実行するとき、縮小対象要素RTの表示位置がログアウトキーLK2の表示位置側に寄るように、縮小対象要素RTの表示サイズを縮小する。すなわち、縮小対象要素RTは、ログアウトキーLK2に向かう方向に縮小される(ログアウトキーLK2に向かう方向が縮小方向となる)。したがって、縮小対象要素RTは、全体的にログアウトキーLK2に近寄っていく。このように縮小対象要素RTの表示サイズを縮小する場合には、ユーザーの目線をログアウトキーLK2に誘導することができるので、ログアウト操作の実施を促す効果が向上する。
以下に、図9〜図13を参照し、縮小処理について詳細に説明する。なお、図9〜図13では、縮小対象要素RTが存在しない領域(画像が何も表示されていない領域)をハッチングで示す。
まず、図9および図10を参照して、原稿の読み取りを伴う所定ョブ(たとえば、コピージョブとする)の進捗状況に基づき、縮小対象要素RTを縮小させる例(第1の例)について説明する。
第1の例の処理開始時点は、図9に示すように、コピージョブの実行開始を指示する操作(スタートキーに対する押下操作)を操作パネル7が受け付け、その後、画像読取部1による原稿の読み取りが開始されたときである。すなわち、画像読取部1による原稿の読み取りが開始されたとき、パネル制御部120は、処理開始時点になったと認識する。
そして、処理開始時点になると、パネル制御部120は、表示部72に指示し、4段階の表示サイズのうち第1段階の表示サイズで縮小対象要素RTを表示させる。この時点では、コピージョブの実行状況を示すジョブ画面JSのうち、ログアウトキーLK2以外の画面要素が縮小対象要素RTとなる。
縮小対象要素RTの表示サイズを第1段階の表示サイズにした後、画像読取部1による原稿の読み取りが完了すると、パネル制御部120は、縮小対象要素RTの表示サイズを切り替える時点になったと認識する。そして、パネル制御部120は、表示部72に指示し、4段階の表示サイズのうち第1段階の表示サイズよりも1段階小さい第2段階の表示サイズで縮小対象要素RTを表示させる。
続いて、図10に示すように、パネル制御部120は、印刷部2による原稿画像の印刷(原稿画像の出力)が開始されると、縮小対象要素RTの表示サイズを切り替える時点になったと認識する。そして、パネル制御部120は、表示部72に指示し、4段階の表示サイズのうち第2段階の表示サイズよりも1段階小さい第3段階の表示サイズで縮小対象要素RTを表示させる。
ここで、第1の例の処理終了時点は、コピージョブ(所定ジョブ)が完了したときである。このため、縮小対象要素RTの表示サイズを第3段階の表示サイズにした後、コピージョブが完了すると、パネル制御部120は、処理終了時点(縮小対象要素RTの表示サイズを切り替える時点)になったと認識する。そして、パネル制御部120は、表示部72に指示し、4段階の表示サイズのうち第3段階の表示サイズよりも1段階小さい第4段階の表示サイズ(最小の表示サイズ)で縮小対象要素RTを表示させる。この時点では、たとえば、ジョブ画面JBがホーム画面HSに切り替わっている。したがって、ホーム画面HSのうち、ログアウトキーLK2以外の画面要素が縮小対象要素RTとなる。
ところで、送信ジョブ(所定ジョブ)の進捗状況に基づき縮小対象要素RTを縮小させる場合には、原稿の読み取りが開始されたときに、縮小対象要素RTの表示サイズが第1段階の表示サイズとなり、原稿の読み取りが完了したときに、縮小対象要素RTの表示サイズが第2段階の表示サイズとなる。ここまでは、実行ジョブがコピージョブである場合と同様である。
そして、この後、通信部130によるコンピューター200やファクシミリ300への原稿画像の送信(原稿画像の出力)が開始されると、縮小対象要素RTの表示サイズが第3段階の表示サイズとなり、送信ジョブが完了すると、縮小対象要素RTの表示サイズが第4段階の表示サイズとなる。
第1の例では、表示部72は、原稿の読み取りが開始されると処理開始時点になったとして縮小対象要素RTを第1段階の表示サイズで表示し、原稿の読み取りが完了すると縮小対象要素RTを第1段階の表示サイズよりも1段階小さい第2段階の表示サイズで表示し、原稿画像の出力が開始されると縮小対象要素RTを第2段階の表示サイズよりも1段階小さい第3段階の表示サイズで表示し、所定ジョブが完了すると縮小対象要素を第3段階の表示サイズよりも1段階小さい最小の表示サイズ(第4段階の表示サイズ)で表示する。このように構成すれば、所定ジョブの実行中にユーザーの注意が表示部72(ログアウトキーLK2)に向く。そして、所定ジョブが完了したときには、ログアウトキーLK2の表示サイズだけが縮小されずに保持されているので、ユーザーの目線がログアウトキーLK2に誘導される。これにより、所定ジョブが完了したとき、速やかに、ユーザーにログアウト操作を行わせることができる。
なお、画像読取部1による原稿の読み取りが開始されたときに縮小対象要素RTの表示サイズを第1段階の表示サイズに切り替えて以降、ジョブの進捗状況に関係なく、予め定められた時間間隔で、縮小対象要素RTの表示サイズを1段階ずつ縮小させてもよい。
次に、図11および図12を参照して、オートリセット処理の実行開始までの残時間に基づき、縮小対象要素RTを縮小させる例(第2の例)について説明する。
第2の例の処理開始時点は、図11に示すように、複合機100の本体または操作パネル7が使用されないままオートリセット時間よりも短い所定時間が経過したとき(未使用時間が所定時間に達したとき)であり、オートリセット処理の実行開始までの残時間が予め定められた第1時間(たとえば、オートリセット時間の99%)になったときである。すなわち、オートリセット処理の実行開始までの残時間が第1時間になったとき、パネル制御部120は、処理開始時点になったと認識する。
そして、処理開始時点になると、パネル制御部120は、表示部72に指示し、4段階の表示サイズのうち第1段階の表示サイズで縮小対象要素RTを表示させる。この時点では、複合機100にてジョブが実行されていないので、表示部72にはホーム画面HSまたは設定画面SSが表示されている。したがって、ホーム画面HSのうちのログアウトキーLK2以外の画面要素、または、設定画面SSのうちのログアウトキーLK2以外の画面要素が縮小対象要素RTとなる(図11および図12では、一例として、ホーム画面HSを図示している)。
縮小対象要素RTの表示サイズを第1段階の表示サイズにした後、オートリセット処理の実行開始までの残時間が予め定められた第2時間(たとえば、オートリセット時間の75%)になると、パネル制御部120は、縮小対象要素RTの表示サイズを切り替える時点になったと認識する。そして、パネル制御部120は、表示部72に指示し、4段階の表示サイズのうち第1段階の表示サイズよりも1段階小さい第2段階の表示サイズで縮小対象要素RTを表示させる。
続いて、図12に示すように、パネル制御部120は、オートリセット処理の実行開始までの残時間が予め定められた第3時間(たとえば、オートリセット時間の50%)になると、縮小対象要素RTの表示サイズを切り替える時点になったと認識する。そして、パネル制御部120は、表示部72に指示し、4段階の表示サイズのうち第2段階の表示サイズよりも1段階小さい第3段階の表示サイズで縮小対象要素RTを表示させる。
ここで、第2の例の処理終了時点は、オートリセット処理の実行開始までの残時間が予め定められた第4時間(たとえば、オートリセット時間の25%)になったときである。このため、縮小対象要素RTの表示サイズを第3段階の表示サイズにした後、オートリセット処理の実行開始までの残時間が第4時間になると、パネル制御部120は、処理終了時点(縮小対象要素RTの表示サイズを切り替える時点)になったと認識する。そして、パネル制御部120は、表示部72に指示し、4段階の表示サイズのうち第3段階の表示サイズよりも1段階小さい第4段階の表示サイズ(最小の表示サイズ)で縮小対象要素RTを表示させる。
第2の例では、表示部72は、未使用時間がオートリセット時間よりも短い所定時間に達すると処理開始時点になったとして縮小対象要素RTを第1段階の表示サイズで表示し、その後、未使用時間がオートリセット時間に達するまでの間に、縮小対象要素RTの表示サイズが最小の表示サイズとなるように、縮小対象要素RTの表示サイズを1段階ずつ縮小していく。これにより、複合機100にてジョブが実行されない場合であっても、ログイン状態になっていれば、ユーザーにログアウト操作の実施を促すことができる。
次に、図13および図12を参照して、原稿の読み取りを伴う所定ジョブ(たとえば、コピージョブとする)の進捗状況とオートリセット処理の実行開始までの残時間とに基づき、縮小対象要素RTを縮小させる例(第3の例)について説明する。
第3の例の処理開始時点は、図13に示すように、コピージョブの実行開始を指示する操作を操作パネル7が受け付け、その後、画像読取部1による原稿の読み取りが開始されたときである(第1の例と同じ)。すなわち、画像読取部1による原稿の読み取りが開始されたとき、パネル制御部120は、表示部72に指示し、4段階の表示サイズのうち第1段階の表示サイズで縮小対象要素RTを表示させる。
この後、パネル制御部120は、表示部72に指示し、コピージョブ(所定ジョブ)が完了するまで、縮小対象要素RTを第1段階の表示サイズで表示させ続ける。すなわち、縮小対象要素RTの表示サイズは、第1段階の表示サイズになって以降、コピージョブが完了するまでは変化しない。
縮小対象要素RTの表示サイズを第1段階の表示サイズにした後、コピージョブが完了し、オートリセット処理の実行開始までの残時間が第2時間になると、パネル制御部120は、縮小対象要素RTの表示サイズを切り替える時点になったと認識する。そして、パネル制御部120は、表示部72に指示し、4段階の表示サイズのうち第1段階の表示サイズよりも1段階小さい第2段階の表示サイズで縮小対象要素RTを表示させる。
縮小対象要素RTの表示サイズを第2段階の表示サイズにして以降の処理は、第2の例(図12参照)と同じである。すなわち、パネル制御部120は、オートリセット処理の実行開始までの残時間が第3時間になると、表示部72に指示し、縮小対象要素RTを4段階の表示サイズのうち第3段階の表示サイズで表示させる。また、パネル制御部120は、オートリセット処理の実行開始までの残時間が第4時間になると、表示部72に指示し、縮小対象要素RTを4段階の表示サイズのうち第4段階の表示サイズ(最小の表示サイズ)で表示させる。
第3の例では、表示部72は、原稿の読み取りが開始されると処理開始時点になったとして縮小対象要素RTを第1段階の表示サイズで表示するとともに、所定ジョブが完了するまでは縮小対象要素RTを第1段階の表示サイズで表示し続け、所定ジョブが完了してからの未使用時間がオートリセット時間に達するまでの間に、縮小対象要素RTの表示サイズが最小の表示サイズとなるように、所定ジョブが完了して以降に縮小対象要素RTの表示サイズを1段階ずつ縮小していく。このように構成すれば、原稿の読み取り枚数が少ないときに、縮小対象要素RTの表示サイズが短時間で最小の表示サイズになってしまうのを抑制することができる。
<拡大操作の受付>
パネル制御部120は、表示部72が縮小対象要素RTの表示サイズを縮小したとき、予め定められたタッチ操作である拡大操作がタッチパネル部73に対して行われたか否かの検知を行う。そして、パネル制御部120は、タッチパネル部73に対して拡大操作が行われたことを検知すると、表示部72に指示し、縮小対象要素RTの表示サイズを縮小処理の開始直前の表示サイズ(縮小されていない通常表示サイズ)に戻させる。
たとえば、図14に示すように、タッチパネル部73は、縮小対象要素RTをタッチしたままタッチ位置をログアウトキーLK2から離れる方向に移動させてタッチを解除する操作(ドラッグアンドドロップ操作)を拡大操作として受け付ける。図14では、タッチ位置の移動方向を白抜き矢印で示す。
なお、拡大操作として受け付けるタッチ操作は特に限定されない。たとえば、縮小対象要素RTを指で払うような操作(フリック操作)を拡大操作としてもよい。あるいは、縮小対象要素RTを2回連続してタッチする操作を拡大操作としてもよいし、縮小対象要素RTの2点以上を同時にタッチする操作を拡大操作としてもよい。
このように構成すれば、縮小対象要素RTの表示サイズが縮小されても、拡大操作を行うことによって、縮小対象要素RTの表示サイズが元の表示サイズに戻るので、縮小対象要素RTの内容を容易に確認することができる。
<ログアウト操作の実施を促すための報知>
パネル制御部120は、表示部72が縮小対象要素RTの表示サイズを縮小したとき、表示部72に指示し、縮小対象要素RTが存在しない領域に所定画像を表示させる。一例として、表示部72は、図15に示すように、ログアウト操作の実施を促すためのメッセージ画像MI(たとえば、「ログアウトしてください」というテキスト)を縮小対象要素RTが存在しない領域に表示する。なお、図15では、縮小対象要素RTの表示サイズが第4段階の表示サイズ(最小の表示サイズ)になったときにメッセージ画像IMを表示する例を図示しているが、メッセージ画像IMを表示するタイミングは特に限定されない。たとえば、縮小対象要素RTの表示サイズが第1段階の表示サイズになったときにメッセージ画像MIを表示してもよい(図16参照)。あるいは、縮小処理を実行している間、メッセージ画像MIを表示し続けてもよい。また、メッセージ画像MIで示されるメッセージの内容は変更可能であり、ログアウト操作の実施を促すメッセージ以外のメッセージをメッセージ画像MIとして表示してもよい。
ここで、縮小対象要素RTの表示サイズは段階的に小さくなっていくので、縮小対象要素RTが存在しない領域は段階的に大きくなっていく。すなわち、メッセージ画像MIを配置するためのスペースが段階的に大きくなっていく。そこで、縮小処理を実行している間、メッセージ画像MIを表示し続ける場合には、縮小対象要素RTの表示サイズが小さくなる毎に、メッセージ画像MIの表示サイズを大きくしてもよい。あるいは、縮小対象要素RTの表示サイズが小さくなる毎に、メッセージ画像MIで示されるメッセージの内容を変更してもよい(たとえば、メッセージの文字数を増やしてもよい)。
このように構成すれば、より確実に、ログアウト操作の実施をユーザーに促すことができる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
7 操作パネル(表示入力装置)
72 表示部
73 タッチパネル部
100 複合機(画像形成装置)
120 パネル制御部(制御部)
122 パネル記憶部(記憶部)
LK2 ログアウトキー
RT 縮小対象要素

Claims (11)

  1. 画像形成装置に設置され、前記画像形成装置にて実行されるジョブに関する設定を受け付けないログアウト状態のときには、ユーザーが正規ユーザーであるか否かを確認するための識別情報の入力を受け付け、前記識別情報を入力したユーザーが前記正規ユーザーであると確認できれば、前記画像形成装置にて実行されるジョブに関する設定を受け付けるログイン状態に移行する表示入力装置であって、
    前記ログイン状態のときに、前記ログアウト状態への移行を指示する操作であるログアウト操作を受け付けるためのログアウトキーを表示する表示部と、
    前記表示部の画面に対するタッチ操作を検知するためのタッチパネル部と、
    前記タッチパネル部の出力に基づき前記ログアウトキーに対するタッチ操作を検知すると、前記ログアウト操作が行われたとして、前記ログイン状態から前記ログアウト状態に移行させる制御部と、を備え、
    前記表示部は、前記ログイン状態のとき、予め定められた処理開始時点になると、現在表示中の画面のうち、前記ログアウトキーの表示サイズはそのまま保持し、前記ログアウトキー以外の画面要素である縮小対象要素の表示サイズを縮小する処理である縮小処理を実行することを特徴とする表示入力装置。
  2. 前記縮小処理を実行するときの前記縮小対象要素の表示サイズを複数段階の表示サイズに分類し、段階が進むにつれて表示サイズが小さくなるよう前記複数段階の表示サイズをそれぞれ定めたサイズ情報を記憶する記憶部を備え、
    前記表示部は、前記処理開始時点になったとき、前記縮小対象要素を前記複数段階の表示サイズのうち第1段階の表示サイズで表示し、その後、前記縮小処理を終了する時点として予め定められた処理終了時点になったときの前記縮小対象要素の表示サイズが前記複数段階の表示サイズのうち最小の表示サイズとなるように、前記縮小対象要素の表示サイズを1段階ずつ縮小していくことを特徴とする請求項1に記載の表示入力装置。
  3. 前記処理開始時点は、前記画像形成装置にてジョブが開始されたときであることを特徴とする請求項2に記載の表示入力装置
  4. 原稿の読み取りによって得られる画像データに基づく原稿画像の出力を行う所定ジョブが前記画像形成装置にて実行される場合、
    前記表示部は、前記原稿の読み取りが開始されると前記処理開始時点になったとして前記縮小対象要素を前記第1段階の表示サイズで表示し、前記原稿の読み取りが完了すると前記縮小対象要素を前記第1段階の表示サイズよりも1段階小さい第2段階の表示サイズで表示し、前記原稿画像の出力が開始されると前記縮小対象要素を前記第2段階の表示サイズよりも1段階小さい第3段階の表示サイズで表示し、前記所定ジョブが完了すると前記縮小対象要素を前記第3段階の表示サイズよりも1段階小さい前記最小の表示サイズで表示することを特徴とする請求項3に記載の表示入力装置。
  5. 前記制御部は、前記画像形成装置または前記表示入力装置が使用されないまま経過した時間である未使用時間を計測し、前記未使用時間が予め定められたオートリセット時間に達すると、ユーザーにより設定された設定内容を予め定められた設定内容に自動的に変更する処理であるオートリセット処理を実行するよう構成されており、
    原稿の読み取りによって得られる画像データに基づく原稿画像の出力を行う所定ジョブが前記画像形成装置にて実行される場合、
    前記表示部は、前記原稿の読み取りが開始されると前記処理開始時点になったとして前記縮小対象要素を前記第1段階の表示サイズで表示するとともに、前記所定ジョブが完了するまでは前記縮小対象要素を前記第1段階の表示サイズで表示し続け、前記所定ジョブが完了してからの前記未使用時間が前記オートリセット時間に達するまでの間に、前記縮小対象要素の表示サイズが前記最小の表示サイズとなるように、前記所定ジョブが完了して以降に前記縮小対象要素の表示サイズを1段階ずつ縮小していくことを特徴とする請求項3に記載の表示入力装置。
  6. 前記制御部は、前記画像形成装置または前記表示入力装置が使用されないまま経過した時間である未使用時間を計測し、前記未使用時間が予め定められたオートリセット時間に達すると、ユーザーにより設定された設定内容を予め定められた設定内容に自動的に変更する処理であるオートリセット処理を実行するよう構成されており、
    前記表示部は、前記未使用時間が前記オートリセット時間よりも短い所定時間に達すると前記処理開始時点になったとして前記縮小対象要素を前記第1段階の表示サイズで表示し、その後、前記未使用時間が前記オートリセット時間に達するまでの間に、前記縮小対象要素の表示サイズが前記最小の表示サイズとなるように、前記縮小対象要素の表示サイズを1段階ずつ縮小していくことを特徴とする請求項2に記載の表示入力装置。
  7. 前記表示部は、前記縮小対象要素の表示位置が前記ログアウトキーの表示位置側に寄るように、前記縮小対象要素の表示サイズを縮小することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示入力装置。
  8. 前記表示部は、前記縮小対象要素の表示サイズを縮小したとき、予め定められたタッチ操作である拡大操作が前記タッチパネル部に対して行われると、前記縮小対象要素の表示サイズを前記縮小処理の開始直前の表示サイズに戻すことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示入力装置。
  9. 前記表示部は、前記縮小対象要素の表示サイズを縮小したとき、前記縮小対象要素が存在しない領域に所定画像を表示することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示入力装置。
  10. 前記所定画像は、前記ログアウト操作の実施を促すためのメッセージ画像であることを特徴とする請求項9に記載の表示入力装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示入力装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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