JP6051684B2 - ガラスパネルの取付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラスパネルの取付装置に係わり、更に詳しくは間仕切パネルにおけるガラスパネルの取付装置に関するものである。
従来から、間仕切パネルにおいて、間隔を隔てて立設した支柱の表裏片面又は両面にガラスパネルを装着したものは各種提供されている。一般的なスチール製のパネルは、支柱に開口した係止孔にフックを係止し、該フックにパネルの両側縁に形成した係合孔を落とし込んで保持している。ところが、ガラスパネルは、係合孔位置がスチール製パネルとは異なり、フックの係止箇所の寸法も異なるため、専用の支柱とフックが必要になる。
特許文献1には、外側に開口を有す概略コ型断面の両縦桟及び上下桟を枠組みした枠体の正面外周辺部にガラス溝を形成し、該ガラス溝にガラスを嵌込み、正面にガラス溝の縁のみ露出するとともにガラス面とほぼ同一面としたガラスパネルを、床面側に配置したパネル受けにて支持し、その両側をスタッド(支柱)に止着し、ほぼ全面をガラス面として構成したガラス間仕切構造が記載されている。ここで、前記ガラスパネルを上下複数段に積み重ねる場合には、下段ガラスパネルの上桟に上段ガラスパネルの下桟を噛み合わせて位置ズレ防止を図っている。
この場合、ガラスパネルの枠体はそれ自体大きな強度を有しており、枠体の左右凹溝部に支柱を受け入れて止着し、また上下に複数積み重ねた場合には上桟と下桟が一体となって強度の高い横桟が形成されるのである。しかし、通常の間仕切パネルの構造と異なるので、専用のガラス間仕切構造となり、汎用性に乏しい。つまり、表面側に不透光性の色彩を施したガラスパネルを装着し、裏面側に通常のパネルを装着するといったことは不可能である。
特許文献2には、上下に複数の分割パネルを装着した間仕切パネルが記載されている。具体的には、両側の支柱間に上部横連結杆と下部横連結杆を取付けるともに、中間に複数の中間横連結杆を取付け、各連結杆の上下寸法を一定に設定し、下部横連結杆及び中間横連結杆の表裏両面側の上端に上向きの係止片を設けるとともに、上部横連結杆及び中間連結杆の表裏両面側の下端に下向きの係止爪を設け、パネルの背面側の下縁に沿って下向きの係合溝を設けるとともに、上縁に沿って弾性遊片を設け、パネルの上部の弾性遊片を上方の中間連結杆又は上部横連結杆の下向きの係止爪に係合させるとともに、パネルの下部の係合溝を下側の下部横連結杆又は中間連結杆の上向きの係止片に係合して保持する構造が記載されている。
この場合、両支柱間に中間連結杆を予め正確な位置に取付けておく必要があるため、施工性が悪い。また、パネルは上部の弾性遊片を係止爪に深く係合させた後、パネルを下方へずらして下部の係合溝内に係止片に受け入れる作業となり、横幅寸法が大きなパネルを装着するのは多大な労力を要し、また固定されていないので支持強度が不足し、重いガラスパネルにそのまま適用できる構造ではない。
実用新案登録第2577238号公報 特開2009−287173号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、所定間隔で立設した隣接する両支柱の表裏一側面側にわたって、複数の重いガラスパネルを上下に積層して簡単且つ確実に支持して間仕切パネルを構築することが可能であるガラスパネルの取付装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、所定間隔で立設した隣接する両支柱の表裏一側面側にわたって、複数のガラスパネルを上下に積層して装着してなる間仕切パネルにおけるガラスパネルの取付装置であって、四角形のガラス板の周囲を枠体で取り囲んでガラスパネルとし、前記枠体の下枠の背面側には第1係止部を設け、前記枠体の上枠の背面側には前記両支柱の間若しくは隣接する両支柱の中間位置に中間支柱を設ける場合には前記支柱と中間支柱の間に介装する横桟を取付けた状態とし前記横桟の両端に、水平な連結板と垂直な前記取付板とからなる正面視L字形の連結金具の連結板を連結して、該横桟の両端に立ち上がった取付板を有するとともに、前記横桟の前部に第2係止部を設け、該横桟は前記取付板に形成した縦長孔を通して前記支柱又は中間支柱の側面にネジを螺合して取付ける構造とし、隣接する両支柱間又は前記支柱と中間支柱間に取付けた下段側のガラスパネルを支持する前記横桟の第2係止部に上段側のガラスパネルの第1係止部を係止するとともに、該ガラスパネルの上部に取付けた横桟の両端の取付板を前記支柱又は中間支柱に取付けてなることを特徴とするガラスパネルの取付装置を構成した(請求項1)。
また、前記枠体の下枠の背面側には前記第1係止部として下向き開放した係止溝を有し、前記横桟の前部に前記第2係止部として前記係止溝を受け入れる上向き係止片を有し、下段側のガラスパネルを支持する前記横桟の係止片に上段側のガラスパネルの前記係止溝を係合した状態で取付けてなることがより好ましい(請求項)。
そして、前記枠体の上枠の背面の上下中間部には後方へ張り出した取付台を形成するとともに、該上枠の背面上縁には下向きの係止突条を形成し、前記横桟の下面から前記取付台に接合する支持片を下向きに形成するとともに、該横桟の前面に前記係止突条を受け入れる条溝を形成してなり、前記上枠の係止突条を前記横桟の条溝に係合するとともに、前記横桟の支持片を前記上枠の取付台の背面にネジ止めしてなることも好ましい(請求項)。
以上にしてなる請求項1に係る発明のガラスパネルの取付装置は、予め四角形のガラス板の周囲を枠体で取り囲んでガラスパネルとしているので、重くて危険なガラス板の取扱いが簡単になり、ガラス専門職人でなくても取扱いができ、そして前記枠体の下枠の背面側には第1係止部を設け、前記枠体の上枠の背面側には前記両支柱の間若しくは隣接する両支柱の中間位置に中間支柱を設ける場合には前記支柱と中間支柱の間に介装する横桟を取付けた状態とし前記横桟の両端に、水平な連結板と垂直な前記取付板とからなる正面視L字形の連結金具の連結板を連結して、該横桟の両端に立ち上がった取付板を有するとともに、前記横桟の前部に第2係止部を設け、該横桟は前記取付板に形成した縦長孔を通して前記支柱又は中間支柱の側面にネジを螺合して取付ける構造としているので、隣接する両支柱間又は前記支柱と中間支柱間に取付けた下段側のガラスパネルを支持する前記横桟の第2係止部に上段側のガラスパネルの第1係止部を係止するとともに、該ガラスパネルの上部に取付けた横桟の両端の取付板を前記支柱又は中間支柱に取付けるだけで、所定間隔で立設した隣接する両支柱の表裏一側面側にわたって、複数のガラスパネルを上下に積層して装着することができ、その作業が容易であるとともに、隣接する支柱の間若しくは隣接する両支柱の中間位置に中間支柱を設ける場合には前記支柱と中間支柱の間に横桟をネジ止め連結し、しかもガラスパネル毎に横桟が存在するので強度が非常に高くなる。また、横桟は所定長さに切断してその端部に連結金具を連結するだけの簡単な構成であり、しかも長さは自由に設定でき、また取付板を前記支柱又は中間支柱の側面に縦長孔を通してネジを螺合して連結することで、支柱又は中間支柱に簡単且つ強固に連結することがでるばかりでなく、取付高さ位置の調整も容易である。
請求項によれば、前記枠体の下枠の背面側には前記第1係止部として下向き開放した係止溝を有し、前記横桟の前部に前記第2係止部として前記係止溝を受け入れる上向き係止片を有し、下段側のガラスパネルを支持する前記横桟の係止片に上段側のガラスパネルの前記係止溝を係合した状態で取付けてなるので、ガラスパネルの下枠に設けた下向き開放した係止溝を下段側のガラスパネルを支持する横桟に設けた上向き係止片に落とし込み係合するだけで仮支持することができ、その後の横桟の支柱間又は支柱と中間支柱間への連結作業が容易になり、またガラスパネルの取付状態では該ガラスパネルの下部をガタツキなく支持することができる。
請求項によれば、前記枠体の上枠の背面の上下中間部には後方へ張り出した取付台を形成するとともに、該上枠の背面上縁には下向きの係止突条を形成し、前記横桟の下面から前記取付台に接合する支持片を下向きに形成するとともに、該横桟の前面に前記係止突条を受け入れる条溝を形成してなり、前記上枠の係止突条を前記横桟の条溝に係合するとともに、前記横桟の支持片を前記上枠の取付台の背面にネジ止めしてなるので、ガラスパネルの枠体を形成する上枠に横桟を、必要最小限の簡単なネジ止め作業により確実且つ強固に取付けることができる。
本実施形態に係る間仕切パネルの正面図である。 同じく間仕切パネルの背面図である。 地レールと天レール間に立設した支柱の正面図である。 本実施形態に係る間仕切パネルの縦断平面図である。 同じく間仕切パネルの縦断側面図である。 ガラスパネルと支柱及び中間支柱との関係を示す分解斜視図である。 ガラスパネルの支柱への取付途中の状態を示す分解縦断面図である。 ガラスパネルの枠体に横桟を連結する構造を示す分解斜視図である。 下段側のガラスパネルを支持する横桟に上段側のガラスパネルの枠体下部を係止する構造を示す分解斜視図である。 ガラスパネルの枠体の上部に連結した横桟を中間支柱に取付ける構造を示す分解斜視図である。 ガラスパネルの枠体の上部に連結した横桟を支柱の開口部側に取付ける構造を示す分解斜視図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明を適用した間仕切パネルを示し、図3〜図5は間仕切パネルの構造を示し、図6〜図11は本発明の詳細を示し、図中符号1は地レール、2は天レール、3は支柱、4は中間支柱、5はガラスパネル、6はパネル板をそれぞれ示している。
本実施形態の間仕切パネルは、図1〜図5に示すように、床面に固定した地レール1と天井に固定した天レール2との間に所定間隔毎に支柱3,…を立設するとともに、支柱3,3間に適宜中間支柱4を立設し、隣接する両支柱3,3の表裏一側面にガラスパネル5を装着するとともに、他側面に通常のパネル板6を装着した構造となっている。前記ガラスパネル5は隣接する支柱3,3間に取付ける横幅を有し、前記パネル板6は支柱3と中間支柱4間に取付ける横幅を有している。しかし、本発明では、所定間隔で立設した隣接する両支柱3,3の表裏一側面側にわたって、複数のガラスパネル5,…を上下に積層して装着することが重要であり、反対側のパネル板6の有無は重要ではない。
本発明におけるガラスパネル5は、四角形のガラス板7の周囲を枠体8で取り囲んだ構造であり、ガラス板7の背面には白色系の塗料を塗布して不透光性としたものである。つまり、前記ガラスパネル5は、表面はガラス光沢を備えつつ背面の塗布膜の色彩を備えた不透光性のパネルであるので、該ガラスパネル5の背後にある構造は見えないようになっている。尚、ガラス板7を不透光性にするには、前述の塗料を塗布する以外にもガラス板7の背面に蒸着膜を形成する方法、着色フィルムを貼着する方法等がある。
間仕切パネルの基本構造は、従来のものと同じであるので、図3〜図5に基づいて簡単に説明する。先ず、前記地レール1は、上方へ開放した断面略コ字形部材であり、下端部にアジャスター9を装着した前記支柱3を内挿する。前記天レール2は、下方へ開放した断面略コ字形部材であり、前記支柱3の上端部に装着した天固定金具10とともに内挿して立起状態に保持する。そして、前記アジャスター9の両側面に突設した突片11に下方へ開放した断面略コ字形の連結部材12の端部を支持して連結するとともに、該連結部材12を前記地レール1に外挿する。前記連結部材12を支柱3,3間に渡設することにより、隣接する支柱3,3の間隔は正確に規定される。前記中間支柱4は、前記支柱3,3間に適宜な手段で立設されており、前記パネル板6を取付けるための構造は、前記支柱3と同様に備わっている。
前記ガラスパネル5は、図6に示すように、ガラス板7の周囲をアルミ押出し型材を四角形に連結して構成した枠体8によって保持されている。従って、ガラス板7の端部がカットされたままでも枠体8で保護されているので、ガラスの専門職人でなくても取り扱うことができるようになっている。本実施形態では、複数のガラスパネル5,…を上下に積層して支柱3,3の表裏一側面に取付けるが、最上段のガラスパネル5Aを除き、他のガラスパネル5,…の構造は同じになっている。前記枠体8は、第1型材K1と第2型材K2の二種類の型材を用いて構成している。前記ガラスパネル5の枠体8は、両側枠13,13と下枠14に第1型材K1を使用し、上枠15には第2型材K2を使用している。最上段の前記ガラスパネル5Aの枠体8は、両側枠13,13、下枠14及び上枠15の全てに第1型材K1を使用している。
本発明に係るガラスパネル5は、前記枠体8の上枠15の背面側に前記両支柱3,3の間若しくは隣接する両支柱3,3の中間位置に中間支柱4を設ける場合には前記支柱3と中間支柱4の間に介装する横桟16を予め取付けておくことが特徴である。
具体的には、前記枠体8を構成する第1型材K1は、図7及び図9に示すように、前記ガラス板7の背面に接合する基板17の一端部に前記ガラス板7の端部を覆い且つ表面の縁部を覆う断面略L字形の保持部18を形成するとともに、前記基板17の他端部に背面側へ向けて突出した断面略L字形の補強部19を形成し、更に前記基板17の背面の中間部に沿って前記保持部18の側へ屈曲した断面略L字形の屈曲片20を突設し、また前記保持部18の端面から背面側へ延びた鍔部21を形成している。前記屈曲片20と基板17の間の空間は係止溝22(第1係止部)となる。
また、前記枠体8を構成する第2型材K2は、図7及び図8に示すように、前記ガラス板7の背面に接合する基板23の上端部に前記ガラス板7の端部を覆い且つ表面の縁部を覆う断面略L字形の保持部24を形成するとともに、該基板23の背面の中央部から下端にかけて中空状の取付台25を形成するとともに、該上枠15の背面上縁には下向きの係止突条26を形成し、更に該係止突条26から上方へ目地板27を延設している。前記目地板27は、上下のガラスパネル5,5の間に位置し、横目地の底部を構成する。
そして、前記ガラスパネル5の枠体8を構成するには、第1型材K1を用いて両側枠13,13と下枠14を形成し、第2型材K2を用いて上枠15を形成し、各型材の端部は45度にカットし、前記側枠13と下枠14の連結にはL金具28を用い、該L金具28の垂直部分と水平部分をそれぞれ前記側枠13と下枠14の補強部19の内側に挿入して該補強部19にネジ止めする。そして、前記側枠13と上枠15の連結にも前記L金具28を用い、該L金具28の垂直部分を前記側枠13の補強部19の内側に挿入するとともに、水平部分を前記上枠15の取付台25の下端部に挿入し、それぞれ補強部19と取付台25にネジ止めする。
前記横桟16は、本実施形態ではアルミ押出し型材で作製し、図7〜図11に示すように、断面四角形の中空状の杆体29であり、該杆体29の下面から前記上枠15の取付台25に接合する支持片30を下向きに形成するとともに、該杆体29の前面下部に前記上枠15の係止突条26を受け入れる条溝31を形成し、更に前記杆体29の前面上縁部に前記下枠14の係止溝22(第1係止部)を受け入れる上向き係止片32(第2係止部)を形成している。
前記横桟16の両端に、水平な連結板34と垂直な前記取付板35とからなる正面視L字形の連結金具33の連結板34を前記杆体29の内部に挿入し、該杆体29の上板の下面に接合した状態でネジ36を螺合して連結して、該横桟16の両端に立ち上がった取付板35を設けている。また、前記取付板35には、縦長孔37,37を形成し、該取付板35を前記支柱3又は中間支柱4の側面に接合した状態で、前記縦長孔37,37を通して前記支柱3又は中間支柱4の側面に形成した下穴38,38にネジ39,39を螺合する。ここで、前記ネジ39はタッピンネジを使用する。
前記支柱3は、図4に示すように、断面略C字形で側面板40と前面板41及び後面板42を有するとともに、前面板41と後面板42の端部を互いに接近する方向に折曲した折曲板43,43を有し、両折曲片43,43の間は開口部となっている。一方、前記中間支柱4は、断面略コ字形で後面板44と両側面板45,45を有している。そして、前記支柱3の側面板40と前記中間支柱4の両側面板45,45には、所定高さ毎に前記下穴38,38を形成している。
そして、前記ガラスパネル5は、前記支柱3,3に取付ける前に、図7に示すように、前記枠体8の上部に前記横桟16を連結して一体化する。本実施形態では、隣接する両支柱3,3間に中間支柱4を有するので、該中間支柱4の位置に対応する両側に二つの横桟16,16を取付ける。それには、図6〜図8に示すように、前記上枠15の係止突条26を前記横桟16の条溝31に係合するとともに、前記横桟16の支持片30を前記上枠15の取付台25の背面に接合し、ネジ46で締結する。前記ネジ46は、前記支持片30に形成した通孔47を通して前記取付台25に開けた下穴48に螺合する。ここで、前記上枠15の目地板27は、前記横桟16の前面に接合する。それぞれの横桟16の両端には、前述のように連結金具33が取付けられており、該横桟16の両端から前記取付板35が上方へ向けて突出している。
それから、図4、図10及び図11に示すように、前記横桟16,16をそれぞれ支柱3と中間支柱4の間に挿入し、前記支柱3の側面板40と前記中間支柱4の側面板45に前記取付板35を接合し、ネジ39,39を、縦長孔37,37を通して下穴38,38に螺合して連結する。また、前記支柱3の開口部側に横桟16を連結するには、図11に示すように、前記支柱3の内部に位置し、両折曲片43,43に両側部を係止するように締結板49を配置し、該締結板49に形成した下穴50,50に前記取付板35の縦長孔37,37を通したネジ39,39を螺合し、該取付板35と締結板49とで前記支柱3の両折曲片43,43を挟持して連結するようになっている。ここで、前記締結板49の上縁には外側に向けて逆U字状の係止爪51を形成し、前記支柱3の内部に位置させた際に、該係止爪51が両折曲片43,43の間の開口部から突出し、前記取付板35の上縁に係止して落下しないようにしている。尚、前記係止爪51を取付板35の上縁に係止した状態で、前記下穴50,50が縦長孔37,37に一致するようになっている。
以上にしてなる本発明のガラスパネルの取付装置は、図4、図5及び図7に示すように、隣接する両支柱3,3に取付けた下段側のガラスパネル5を支持する前記横桟16の第2係止部(係止片32)に上段側のガラスパネル5の第1係止部(係止溝22)を係止するとともに、該ガラスパネル5の上部に取付けた横桟16の両端の取付板35,35を前記支柱3又は中間支柱4の側面にネジ止めして、順次上方へガラスパネル5を取付けるのである。勿論、本実施形態のような中間支柱4が存在しないタイプの間仕切パネルにも適用できる。また、前記上枠15と横桟16が最初から一体の部材を用いて前記枠体8を構成することも可能である。
最下段のガラスパネル5は、その下方にガラスパネル5が存在しないので、下部を係止する横桟16の係止片32の代わりに、図5に示すように、前記連結部材12の上面に係止部材52を取付け、該係止部材52の断面略L字形の係止部53に前記下枠14の補強部19を係止する。また、最上段のガラスパネル5Aは、横桟16が存在しないので、図5及び図7に示すように、第1型材K1で作製した上枠15の補強部19に、上向きに保持板54を基板17と平行に取付け、前記天レール2の垂下板55を上枠15の屈曲片20と該保持板54で挟みこんで保持する。
1 地レール、 2 天レール、
3 支柱、 4 中間支柱、
5、5A ガラスパネル、 6 パネル板、
7 ガラス板、 8 枠体、
9 アジャスター、 10 天固定金具、
11 突片、 12 連結部材、
13 側枠、 14 下枠、
15 上枠、 16 横桟、
17 基板、 18 保持部、
19 補強部、 20 屈曲片、
21 鍔部、 22 係止溝(第1係止部)、
23 基板、 24 保持部、
25 取付台、 26 係止突条、
27 目地板、 28 L金具、
29 杆体、 30 支持片、
31 条溝、 32 係止片(第2係止部)、
33 連結金具、 34 連結板、
35 取付板、 36 ネジ、
37 縦長孔、 38 下穴、
39 ネジ、 40 側面板、
41 前面板、 42 後面板、
43 折曲板、 44 後面板、
45 側面板、 46 ネジ、
47 通孔、 48 下穴、
49 締結板、 50 下穴、
51 係止爪、 52 係止部材、
53 係止部、 54 保持板、
55 垂下板、
K1 第1型材、
K2 第2型材。

Claims (3)

  1. 所定間隔で立設した隣接する両支柱の表裏一側面側にわたって、複数のガラスパネルを上下に積層して装着してなる間仕切パネルにおけるガラスパネルの取付装置であって、四角形のガラス板の周囲を枠体で取り囲んでガラスパネルとし、前記枠体の下枠の背面側には第1係止部を設け、前記枠体の上枠の背面側には前記両支柱の間若しくは隣接する両支柱の中間位置に中間支柱を設ける場合には前記支柱と中間支柱の間に介装する横桟を取付けた状態とし前記横桟の両端に、水平な連結板と垂直な前記取付板とからなる正面視L字形の連結金具の連結板を連結して、該横桟の両端に立ち上がった取付板を有するとともに、前記横桟の前部に第2係止部を設け、該横桟は前記取付板に形成した縦長孔を通して前記支柱又は中間支柱の側面にネジを螺合して取付ける構造とし、隣接する両支柱間又は前記支柱と中間支柱間に取付けた下段側のガラスパネルを支持する前記横桟の第2係止部に上段側のガラスパネルの第1係止部を係止するとともに、該ガラスパネルの上部に取付けた横桟の両端の取付板を前記支柱又は中間支柱に取付けてなることを特徴とするガラスパネルの取付装置。
  2. 前記枠体の下枠の背面側には前記第1係止部として下向き開放した係止溝を有し、前記横桟の前部に前記第2係止部として前記係止溝を受け入れる上向き係止片を有し、下段側のガラスパネルを支持する前記横桟の係止片に上段側のガラスパネルの前記係止溝を係合した状態で取付けてなる請求項記載のガラスパネルの取付装置。
  3. 前記枠体の上枠の背面の上下中間部には後方へ張り出した取付台を形成するとともに、該上枠の背面上縁には下向きの係止突条を形成し、前記横桟の下面から前記取付台に接合する支持片を下向きに形成するとともに、該横桟の前面に前記係止突条を受け入れる条溝を形成してなり、前記上枠の係止突条を前記横桟の条溝に係合するとともに、前記横桟の支持片を前記上枠の取付台の背面にネジ止めしてなる請求項1又は2記載のガラスパネルの取付装置。
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