JP6051661B2 - 硝子玉密封容器開栓具兼用蓋 - Google Patents
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Description
しかし、この栓抜蓋を充填したラムネ瓶口に装着し引裂開封自在の封緘体で封緘して固定し、段ボールケースに積み重ねて出荷すると上段の重量により下段のラムネ瓶に栓抜蓋が押し付けられ前記の切れ目が破れて栓が開封されてしまう事故が発生する。
この場合には、保護円筒があることにより、栓抜蓋が自然に瓶口に押し込まれる虞はないが、開栓蓋と保護円筒を合成樹脂等により別々に成型する必要があり、さらにラムネ瓶の包装の際、人手により栓抜蓋に保護円筒を嵌合する必要がありコストが嵩むという欠点があった。
くわえて、開栓の際にも一旦封緘体を破り、栓抜蓋と保護円筒を外し、栓抜蓋のみを再びラムネ瓶口に嵌合しなければならず手間がかかるという欠点もあった。
板状の頂部と該頂部の下面中央に突設した筒状玉押部よりなる押込片と、該押込片と微少間隔を隔てかつ該押込片と相互に複数の破断可能な連結部により連結された円筒状のリングによりなり、全体が合成樹脂により一体に成型されたことを特徴とするラムネ瓶栓抜蓋が提案されている(特許文献2)。
たとえば、容器本体は頂面が開口した円筒状口頸部を有し、この口頸部の外周には雄ネジが形成されている。蓋体は中央部に排出開口が形成されている円環状頂壁およびこの頂壁の外周縁部から垂下する円筒状側壁を有し、側壁の内周面には雌ネジが形成されている。
蓋体はその雌ネジを容器本体の雄ネジと螺合させることによって容器本体の口頸部に装着される。上記シール部材は容器本体の口頸部の上端と蓋体の頂壁の下面との間に挟持され、こうして容器本体の口頸部と蓋体との間が密封される。
上記球状栓は容器本体内に圧力が生成されると、上記シール部材の下面内周縁部に押圧され、こうして蓋体の頂壁に形成されている排出開口が密封される。
第一に容器本体の口頸部の上端と蓋体の頂壁の下面との間の所要位置に十分正確にシール部材が挟持されるためには容器本体の口頸部に蓋体を被嵌装着するに先立って口頸部の上端上の所定位置にシール部材を位置づけてそのまま口頸部に蓋体を被嵌装着することが必要であるがこのような操作は比較的煩雑である。
第二にシール部材の円周方向の挟持圧力の均一性を保持することは困難でありそれによってシール部材の内径にバラツキが生じて球状栓とシール部材との密封接合が不良になる傾向がある。
図3は従来の硝子玉密封容器開栓具兼用蓋の例(閉栓時)の断面の略図を示している。図のように従来は打開栓部(d)、スペーサ(h)、シュリンクフィルム(k)の3パーツで開栓具兼用蓋が形成されていた。
また、ボトルの口元にセットしてシュリンク包装する工程を初めとしてその前の打開栓部にスペーサをセットする工程とこれをプレシュリンク包装する工程も自動化が難しい工程であった。
板状の頂部と該頂部の下面中央に凸設した筒状玉押部からなる打開栓部と、
該打開栓部からハーフカットのVノッチ溝を介して連設された、バンド剥き用のタグを備えた円筒状のバンドとさらにハーフカットのVノッチ溝を介して連設された、ボトルのフランジに挟み込んで止めるための越えリブを備えたスペーサからなることを特徴とする硝子玉密封容器開栓具兼用蓋である。
したがって、蓋材の製造工程を簡素化して部品数を減らすことが出来るのみならず、蓋材の装着時もボトル口頸部のフランジに蓋材の越えリブを嵌め込むという一動作だけで装着が完了するという極めて簡素な装着工程を実現することが出来る。
開栓の必要がある時には誰にも見やすいタグを引っ張ることによって、打開栓部を保持してきたバンド部分をハーフカットのVノッチにそって一周容易に剥きとることにより硝子玉で密封している口元を開く。横方向にバンドを外す方式は海外でも認識し易い。
また、バンド部分を取り去ることによって打開栓部を有するこのような容器は開封履歴が一目瞭然となり改竄防止の効果も有する。
板状の頂部(n)と該頂部の下面中央に凸設した筒状玉押部(g)からなる打開栓部(d)と、該打開栓部からハーフカットのVノッチ溝(b1)を介して連設された、バンド剥き用のタグ(c)を備えた円筒状のバンド(l)とさらにハーフカットのVノッチ溝(b2)を介して連設された、ボトル(e)のフランジ(a)に挟み込んで止めるための越えリブ(j)を備えたスペーサ(h)からなることを特徴とする硝子玉密封容器開栓具兼用蓋である。
つぎに、打開栓部(d)の板状の頂部(n)を上方から押して筒状玉押部(g)を下方に挿入し、硝子玉を瓶内に外して密封している口頸部を開口する(図2(D)参照)。
図4の(A)は本発明の硝子玉密封容器開栓具兼用蓋の例の閉栓時、(B)はバンド剥き時を示している。
このような構造にすることでキャップを簡易化して1パーツとして合理化することが可能になる。
本発明の蓋は従来の開栓具兼用蓋に比べて、製造工程が簡素化された装着方法の簡単な、さらに開栓の手順も分かり易く開栓も容易な、しかも改竄防止効果もある優れた開栓具兼用蓋とすることが出来る。
b…ハーフカットのVノッチ
c…バンド剥き用のタグ
d…打開栓部
e…ボトル
f…硝子玉
g…筒状玉押部
h…スペーサ
j…越えリブ
k…シュリンクフィルム
l…バンド
m…硝子玉保持キャップ
n…板状の頂部
Claims (3)
- 板状の頂部と該頂部の下面中央に凸設した筒状玉押部からなる打開栓部と、
該打開栓部からハーフカットのVノッチ溝を介して連設された、バンド剥き用のタグを備えた円筒状のバンドとさらにハーフカットのVノッチ溝を介して連設された、ボトルのフランジに挟み込んで止めるための越えリブを備えたスペーサからなることを特徴とする硝子玉密封容器開栓具兼用蓋。 - プラスチックの一体成型で製造したことを特徴とする請求項1に記載の硝子玉密封容器開栓具兼用蓋。
- プラスチックの成型材料として低密度ポリエチレン樹脂、直鎖低密度ポリエチレン樹脂またはこれらの混合物を用いたことを特徴とする請求項2に記載の硝子玉密封容器開栓具兼用蓋。
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