JP6047216B1 - 多回転ポテンショメータのストッパ機構、及び多回転ポテンショメータユニット - Google Patents

多回転ポテンショメータのストッパ機構、及び多回転ポテンショメータユニット Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構造で、ポテンショメータの組立完了後にストッパの位置を変更することができる多回転ポテンショメータのストッパ機構、及び多回転ポテンショメータユニットを提供する。【解決手段】ストッパ機構3は、連結部材13と、送りナット15と、ナット駆動部材16と、ストッパリング14と、を備えている。送りナット15は、連結部材13に設けた回転支持部22に回転及び移動可能に支持される。ナット駆動部材16は、多回転ポテンショメータ1のシャフト4と共に送りナット15を回転させる。そして、ストッパリング14は、送りナット15の回転及び移動を規制し、かつシャフト4の回転量を規制する。【選択図】図5

Description

本発明は、多回転ポテンショメータのシャフトの回転のオーバーランを防止する多回転ポテンショメータのストッパ機構、及びこのストッパ機構を備えた多回転ポテンショメータユニットに関する。
従来から、ギヤを用いた減速機構を有する多回転ポテンショメータが知られている(例えば特許文献1)。このような多回転ポテンショメータでは、ギヤの最終段に磁石が配置され、その磁石の回転軸の延長方向にホールICが配置されている。
特開2013−142603号公報
しかし、特許文献1に記載されたポテンショメータでは、ストッパ機構がポテンショメータのハウジングケース内に組み込まれている。そのため、構造が複雑になり、組立作業が煩雑になるという問題点がある。
また、特許文献1に記載されたポテンショメータでは、ストッパの位置は、ポテンショメータの組み立て作業時に行われる。そのため、ポテンショメータの組立が完了した後に、ストッパの位置を変更することができない、という課題を有している。さらに、使用の状況に応じてストッパの位置を微調整した場合では、その対応が難しい、という問題も有している。
本発明は、上述の点に鑑み、簡易な構造で、ポテンショメータの組立完了後にストッパの位置を変更することができる多回転ポテンショメータのストッパ機構、及び多回転ポテンショメータユニットを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の多回転ポテンショメータのストッパ機構は、連結部材と、送りナットと、ナット駆動部材と、回転量ストッパ部と、を備えている。連結部材は、多回転ポテンショメータのハウジングに固定される。送りナットは、連結部材に設けた回転支持部に回転及び移動可能に支持される。ナット駆動部材は、多回転ポテンショメータのシャフトの回転にともない、送りナットを回転させる。そして、回転量ストッパ部は、回転支持部に設けられ、送りナットの回転及び移動を規制し、かつシャフトの回転量を規制する。
また、本発明の多回転ポテンショメータユニットは、回転可能なシャフト及びシャフトを回転可能に支持するハウジングケースを有する多回転ポテンショメータと、多回転ポテンショメータに着脱可能に取り付けられ、シャフトの回転を制限するストッパ機構と、を備えている。ストッパ機構は、上述したストッパ機構が用いられる。
上記構成の多回転ポテンショメータのストッパ機構及び多回転ポテンショメータユニットによれば、ポテンショメータの構造を複雑にすることなく、ポテンショメータの組立完了後にストッパの位置を変更することができる。
本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットの側面図である。 本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットの上面図である。 図2に示すA−A線に沿う部分断面図である。 本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットにおけるストッパ機構の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットにおけるストッパ機構の取付作業を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットにおけるストッパ機構の取付作業を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットにおけるストッパ機構の取付作業を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットの出力特性図である。 本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットのストッパ機構の調整作業を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットにおけるストッパ機構の調整作業の他の例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットにダイアルユニットを組み付ける状態を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る多回転ポテンショメータユニットにダイアルユニットを組み付けた状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態(以下、本例という。)に係る多回転ポテンショメータユニット及びストッパ機構について図面を参照して説明する。なお、各図において実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
1.多回転ポテンショメータユニットの構成
図1は、本例の多回転ポテンショメータユニットの斜視図である。図2は、多回転ポテンショメータの側面図である。図3は、多回転ポテンショメータユニットの上面図である。
図1及び図2に示すように、多回転ポテンショメータユニット1は、多回転ポテンショメータ(以下、単に「ポテンショメータ」という。)2と、ポテンショメータ2に着脱可能に取り付けられるストッパ機構3と、を備えている。多回転ポテンショメータ2は、磁気検出部であるホールICと磁石を用いたいわゆる無接触式多回転ポテンショメータである。
[多回転ポテンショメータ]
ポテンショメータ2は、シャフト4と(図4及び図5参照)、ハウジングケース5と、複数のリード線6とを備える。シャフト4は、円柱状に形成されており、他端部がハウジングケース5に挿入され、一端部がハウジングケース5から突出している。
ハウジングケース5は、中空の円筒状に形成されている。ハウジングケース5は、軸方向の両端部が閉じられている。ハウジングケース5の内部には、不図示の磁石、減速機構や磁気検出部等が配設されている。
磁石は、シャフト4の回転により回転する。減速機構は、複数のギヤから構成されている。減速機構は、シャフト4の回転を減速させて磁石に伝達する。磁気検出部は、磁石の回転軸に直交する方向において、磁石と対向する位置に配置される。そして、磁気検出部は、磁石の磁束を検出する。
また、ハウジングケース5の軸方向の一端部には、シャフト4が貫通するシャフト受け部5aが設けられている(図5参照)。シャフト受け部5aの外周には、雄ネジ部が設けられている。シャフト受け部5aを貫通したシャフト4の一端部は、ハウジングケース5の内部に挿入されている。また、ハウジングケース5の軸方向の他端部には、リード線6が貫通している。
さらに、ポテンショメータ2には、ストッパ機構3が取り付けられている。ストッパ機構3は、ハウジングケース5の軸方向の一端部において、シャフト4を覆うように取り付けられる。
[ストッパ機構]
次に、図4〜図5を参照してストッパ機構3について説明する。
図4は、図2に示すA−A線断面図、図5は、ストッパ機構を示す分解斜視図である。
ストッパ機構3は、ストッパ側ケース11と、延長シャフト12と、連結部材13と、ストッパリング14と、送りナット15と、ナット駆動部材16と、ストッパ板17と、を有している。
ストッパ側ケース11は、中空の円筒状に形成されている。ストッパ側ケース11は、軸方向の一端が閉じられ、軸方向の他端が開口している。ストッパ側ケース11における軸方向の一端部には、延長シャフト12が貫通するシャフト受け部11aが設けられており、シャフト受け部11aの外周には、雄ネジ部が形成されている。シャフト受け部11aを貫通した延長シャフト12の他端部は、ストッパ側ケース11の内部に挿入されている。
また、ストッパ側ケース11の軸方向の他端部には、複数の固定孔11bが形成されている。複数の固定孔11bは、ストッパ側ケース11の周方向に等間隔に形成されている。固定孔11bには、ケース固定ネジ41が螺合される。
ストッパ側ケース11の内部には、連結部材13と、ストッパリング14と、送りナット15と、ナット駆動部材16と、ストッパ板17が収容される。
延長シャフト12は、軸部12aと、連結部12bとを有している。軸部12aは、円柱状に形成されている。軸部12aの軸方向の一端部は、ストッパ側ケース11に設けたシャフト受け部11aを貫通する。軸部12aは、シャフト受け部11aに回転可能に支持される。軸部12aの軸方向の他端部には、連結部12bが設けられている。
連結部12bは、円柱状に形成されている。連結部12bにおける軸方向の一端部には、軸部12aが形成されている。連結部12bにおける軸方向の他端部には、連結穴12cが形成されている。連結穴12cは、連結部12bの軸方向の他端部から一端部に向けて凹んだ凹部である。この連結穴12cには、ポテンショメータ2のシャフト4の軸方向の一端部が嵌合される。
また、連結部12bの側面部には、固定孔12dが形成されている。固定孔12dは、連結部12bの側面部を連結穴12cまで貫通している。固定孔12dにシャフト固定ネジ44を螺合させることで、シャフト4と延長シャフト12が連結される。そのため、延長シャフト12が回転すると、シャフト4が回転する。
ここで、シャフト4の側面部には、平面部4aが形成されている。そのため、シャフト固定ネジ44を固定孔12dに螺合させた際に、シャフト固定ネジ44は、シャフト4の平面部4aに押し当てられる。これにより、シャフト固定ネジ44がシャフト4の側面部で滑ることを防ぐことができ、シャフト4と延長シャフト12を確実に連結させることができる。
連結部材13は、支持固定部21と、回転支持部22とを有している。支持固定部21は、円形をなす平板状に形成されている。支持固定部21には、円形に開口する取付凹部21aが形成されている。取付凹部21aは、支持固定部21の軸方向の他端部に形成されている。取付凹部21aの開口の直径は、ポテンショメータ2のハウジングケース5の外径よりも若干大きく設定されている。取付凹部21aには、ハウジングケース5の軸方向の一端部が挿入される。
また、支持固定部21の側面部には、複数の固定孔21bが形成されている。固定孔21bは、支持固定部21の周方向に等間隔に形成されている。また、支持固定部21の複数の固定孔21bは、ストッパ側ケース11で支持固定部21を覆った際に、ストッパ側ケース11に設けた複数の固定孔11bと対向する位置に配置されている。
ケース固定ネジ41をストッパ側ケース11の固定孔11bと支持固定部21の固定孔21bに螺合させることで、ストッパ側ケース11は、支持固定部21に固定される。
支持固定部21の軸方向の一端部には、回転支持部22が連続して設けられている。回転支持部22は、円筒状に形成されている。回転支持部22の筒孔22aは、支持固定部21に設けた取付凹部21aと同心円上に形成されている。そして、筒孔22aは、取付凹部21aに連通している。
回転支持部22の側面部には、支持用雄ネジ部22bが形成されている。支持用雄ネジ部22bには、後述する送りナット15が回転可能に螺合している。
また、回転支持部22における軸方向の一端部の端面には、支持用固定孔22cが形成されている。支持用固定孔22cには、ストッパ固定ネジ43が螺合される。そして、回転支持部22の端面には、ストッパ固定ネジ43を介して後述するストッパ板17が取り付けられる。
さらに、回転支持部22の筒孔22aには、取付用雌ネジ部22dが形成されている。取付用雌ネジ部22dは、筒孔22aにおける軸方向の他端部に形成されている。取付用雌ネジ部22dは、ポテンショメータ2のシャフト受け部5aに設けた雄ネジ部に螺合される。これにより、連結部材13は、ポテンショメータ2のハウジングケース5に固定される。
また、回転支持部22の筒孔22aには、シャフト4が貫通する。そして、シャフト4の軸方向の一端部は、回転支持部22の筒孔22aから突出する。また、回転支持部22の筒孔22aの内径は、シャフト4の外径よりも若干大きく設定されている。これにより、シャフト4が回転する際に、シャフト4と連結部材13が接触することを防ぐことができる。
次に、回転量ストッパ部の一例を示すストッパリング14について説明する。ストッパリング14は、リング状に形成されている。ストッパリング14の内周面には、ストッパ側雌ねじ部の一例を示すリング側雌ネジ部14aが形成されている。そして、ストッパリング14は、リング側雌ネジ部14aを支持用雄ネジ部22bに螺合させることで、連結部材13の回転支持部22に取り付けられる。
また、ストッパリング14の外周面には、複数のリング側固定孔14bが形成されている。リング側固定孔14bは、ストッパリング14の外周面から内周面にかけて貫通している。リング側固定孔14bには、リング固定ネジ42が螺合される。そして、ストッパリング14は、リング固定ネジ42を介して連結部材13の回転支持部22に固定される。
さらに、ストッパリング14における軸方向の一端部の端面には、リング側突起23が設けられている。リング側突起23は、ストッパリング14の端面から略垂直に突出している。このリング側突起23には、後述する送りナット15に設けた第2突起26が当接する。
次に、送りナット15について説明する。送りナット15は、平板をなすリング状に形成されている。送りナット15の内周面には、ナット側雌ネジ部15aが形成されている。ナット側雌ネジ部15aは、回転支持部22に設けた支持用雄ネジ部22bに回転可能に螺合される。これにより、送りナット15は、回転支持部22にその周方向に沿って回転可能に支持されると共に、回転支持部22に、その軸方向に移動可能に支持される。
また、送りナット15は、第1突起25と、第2突起26とを有している。第1突起25は、送りナット15における軸方向の一端部の一端面に形成されている。第1突起25は、送りナット15の一端面から略垂直に突出している。第1突起25は、後述するストッパ板17のストッパ片27に当接する。
第2突起26は、送りナット15における軸方向の他端部の他端面に形成されている。第2突起26は、送りナット15の他端面から略垂直に突出している。送りナット15が回転支持部22の軸方向に沿って移動し、ストッパリング14に接近すると、第2突起26は、ストッパリング14のリング側突起23に当接する。これにより、送りナット15における回転支持部22の周方向への回転が規制される。
さらに、送りナット15には、2つの操作凹部15b、15bが形成されている。操作凹部15bは、送りナット15の外縁部をU字状に切り欠くことで形成されている。2つの操作凹部15b、15bは、送りナット15の開口を間に挟んで対向する位置に設けられている。操作凹部15bには、後述するナット駆動部材16の駆動ピン19が挿入される。
次に、ナット駆動部材16について説明する。ナット駆動部材16は、駆動支持部18と、2つの駆動ピン19、19とを有している。駆動支持部18は、略直方体状に形成されている。駆動支持部18には、取付孔18aが形成されている。取付孔18aは、駆動支持部18を、駆動支持部18の一端面から他端面にかけて貫通している。取付孔18aには、延長シャフト12の軸部12aが貫通すると共に、連結部12bが挿入される。
また、駆動支持部18における一端面と略垂直をなして連続する側面部には、2つの駆動側固定孔18b、18bが形成されている。2つの駆動側固定孔18b、18bは、取付孔18aを間に挟んで対向している。駆動側固定孔18bは、駆動支持部18の側面部から取付孔18aまで貫通している。この駆動側固定孔18bには、駆動側固定ネジ45が螺合される。そして、駆動支持部18は、駆動側固定ネジ45を介して延長シャフト12に固定される。そのため、延長シャフト12が回転すると、駆動支持部18は、延長シャフト12と共に回転する。
さらに、駆動支持部18には、2つの圧入孔29、29が形成されている。圧入孔29は、駆動支持部18を、駆動支持部18の一端面から他端面にかけて貫通している。また、2つの圧入孔29、29は、取付孔18aを間に挟んだ位置に設けられている。この圧入孔29には、駆動ピン19が圧入される。そして、駆動ピン19が駆動支持部18に固定される。なお、駆動ピン19の固定方向は、圧入に限定されるものではなく、溶接や接着等その他各種の固定方法を適用できるものである。
駆動ピン19は、駆動支持部18に固定された際に、その軸方向が延長シャフト12の軸方向と平行に配置される。駆動ピン19は、送りナット15に設けた操作凹部15bに挿入される。そして、駆動ピン19は、送りナット15の操作凹部15bを軸方向に沿って摺動可能に支持する。また、駆動支持部18が回転すると、送りナット15は、駆動ピン19により押圧されて、回転する。
ここで、操作凹部15bと駆動ピン19との間には、若干の隙間が形成されている。これにより、駆動ピン19を操作凹部15bに挿入する作業を容易に行うことができる。
次に、開始位置ストッパ部の一例を示すストッパ板17について説明する。
ストッパ板17は、平板をなすリング状に形成されている。ストッパ板17の開口部には、ポテンショメータ2のシャフト4が貫通する。また、ストッパ板17には、複数の板固定孔17aが形成されている。板固定孔17aには、ストッパ固定ネジ43が貫通する。また、ストッパ板17は、連結部材13における回転支持部22の端面に載置される。そして、ストッパ板17は、ストッパ固定ネジ43により回転支持部22の端面に固定される。
ストッパ板17には、ストッパ片27が設けられている。ストッパ片27は、ストッパ板17の外縁部に形成されている。ストッパ片27は、ストッパ板17の外縁部から半径方向の外側に向けて突出している。ストッパ板17を回転支持部22に固定した際、ストッパ片27は、回転支持部22の外周面よりも半径方向の外側に向けて突出する。
2.ストッパ機構の取付方法
次に、上述した構成を有するストッパ機構3のポテンショメータ2への取付方法について図4〜図8を参照して説明する。図6〜図8は、ストッパ機構3の取付作業を示す斜視図である。
まず、図5及び図6に示すように、連結部材13の筒孔22aにポテンショメータ2のシャフト4を貫通させ、支持固定部21の取付凹部21aにハウジングケース5の軸方向の一端部を挿入させる。そして、ハウジングケース5のシャフト受け部5aに設けた雄ネジ部と、連結部材13の取付用雌ネジ部22d(図4参照)を螺合させる。これにより、連結部材13がハウジングケース5に固定される。このとき、シャフト4の軸方向の一端部は、回転支持部22の筒孔22aから突出する。
次に、回転支持部22の支持用雄ネジ部22bに、ストッパリング14のリング側雌ネジ部14aを螺合させて、ストッパリング14を回転支持部22の軸方向の他端側へ取り付ける。このとき、ストッパリング14は、リング固定ネジ42で固定されておらず、ストッパリング14は、回転支持部22の周方向に回転可能で、かつ回転支持部22の軸方向に移動可能な状態である。そのため、この状態でのストッパリング14における回転支持部22への取付位置は、任意に設定される。
次に、回転支持部22の支持用雄ネジ部22bに、送りナット15のナット側雌ネジ部15aを螺合させて、送りナット15を回転支持部22に取り付ける。次に、回転支持部22の端面に、ストッパ板17を載置させる。そして、ストッパ固定ネジ43を介してストッパ板17を回転支持部22に固定する。
次に、シャフト4の軸方向の一端部を、連結部12bの連結穴12cに挿入させる。そして、シャフト固定ネジ44を介して延長シャフト12をシャフト4に固定する。ここで、シャフト4の側面部には、平面部4aが形成されているため、シャフト固定ネジ44がシャフト4の側面部で滑ることを防ぐことができる。その結果、図6に示すように、シャフト4に延長シャフト12が連結される。
次に、送りナット15を回転させて、送りナット15を回転支持部22の軸方向の一端側へ移動させる。そして、送りナット15の第1突起25をストッパ板17のストッパ片27に当接させる。次に、ポテンショメータ2に電圧を印加させる。そして、ポテンショメータ2の出力電圧が最小値から立ち上がる位置になるように、延長シャフト12を介してシャフト4を回転させて調整する。このポテンショメータ2の出力電圧が最小値から立ち上がる位置が、延長シャフト12及びシャフト4の回転開始の位置となる。すなわち、送りナット15の第1突起25がストッパ板17のストッパ片27に当接する送りナット15の位置が、ポテンショメータ2における出力電圧の下限値となる。なお、ポテンショメータ2の出力特性の詳細については後述する。
次に、図7に示すように、送りナット15の操作凹部15bに駆動ピン19を挿入する。なお、駆動ピン19は、予め駆動支持部18に固定されている。そのため、駆動ピン19を操作凹部15bに挿入した際に、駆動支持部18の取付孔18aには、延長シャフト12の軸部12aが貫通すると共に、連結部12bが挿入される。そして、駆動支持部18を、駆動側固定ネジ45を介して延長シャフト12に固定する。
次に、ポテンショメータ2の電圧を印加させた状態で、延長シャフト12を介してシャフト4を所定の方向(CW方向)に回転させる。延長シャフト12が回転することで、送りナット15は、駆動ピン19に押圧されて、延長シャフト12と共に回転する。すなわち、延長シャフト12の回転角度は、送りナット15の回転角度と対応する。送りナット15が、回転支持部22の周方向に沿って回転することで、回転支持部22に設けた支持用雄ネジ部22bとナット側雌ネジ部15aの螺合により、送りナット15は、回転支持部22の軸方向の他側へ移動する。
次に、ポテンショメータ2の出力電圧が最大値に到達する位置まで、延長シャフト12及び送りナット15を回転させる。そして、ポテンショメータ2の出力電圧が最大値に到達する位置で、延長シャフト12及び送りナット15の回転を停止させる。
次に、送りナット15の第2突起26とストッパリング14のリング側突起23が当接する位置まで、ストッパリング14を回転させて回転支持部22の軸方向に沿って移動させる。図8に示すように、第2突起26とリング側突起23が当接する位置で、ストッパリング14を、リング固定ネジ42を介して回転支持部22に固定する。
次に、ストッパ側ケース11のシャフト受け部11aに延長シャフト12を貫通させて、連結部材13と、ストッパリング14と、送りナット15と、ナット駆動部材16と、ストッパ板17をストッパ側ケース11で覆う。そして、図1及び図2に示すように、ケース固定ネジ41を介して、ストッパ側ケース11を連結部材13の支持固定部21に固定する。これにより、ポテンショメータ2へのストッパ機構3の取付作業が完了する。
3.ポテンショメータの出力特性及びストッパ機構の調整作業
次に、図9及び図10を参照してポテンショメータ2の出力特性と、ストッパ機構3の調整作業の詳細について説明する。
図9は、ポテンショメータ2の出力特性図であり、横軸はシャフト4の回転角度を表し、縦軸はホールIC出力電圧を表す。図10は、ストッパ機構3の調整作業を示す説明図である。
図9に示すように、本例のポテンショメータ2は、磁気検出部であるホールICの出力電圧の変化によって検出可能なシャフト4の回転量を10回転(電気的回転角度3600°)に設定されている。そして、シャフト4の回転する前の状態(電気的回転角度が0°)、すなわち回転の開始位置での出力電圧は、全体の5%に設定されている。
このとき、ストッパ機構3は、図10Aに示すように、送りナット15の第1突起25がストッパ板17のストッパ片27と当接する位置に調整されている。そのため、延長シャフト12に連結されたシャフト4は、所定の回転方向(CW方向)と逆方向への回転が規制される。
また、シャフト4が10回転(電気的回転角度が3600°)のときの出力電圧は、全体の95%に設定されている。このとき、ストッパ機構3は、図10Bに示すように、送りナット15の第2突起26がストッパリング14のリング側突起23と当接する位置に調整されている。そのため、延長シャフト12に連結されたシャフト4は、所定の回転方向(CW方向)への回転が規制される。
これにより、本例の多回転ポテンショメータユニット1によれば、ポテンショメータ2自体の構造が複雑になることがないため、ポテンショメータ2の組み立て作業を容易に行うことができる。また、ポテンショメータ2の組み立て完了後に、ストッパ機構3を取り付け、ストッパリング14及び送りナット15の位置を調整することで、ストッパの位置を容易に調整することができる。そのため、ポテンショメータ2の製品毎の出力特性のばらつきに対しても、ストッパの位置を容易に対応させることができる。
なお、本例の多回転ポテンショメータユニット1では、磁気検出部であるホールICの出力電圧の変化によって検出するシャフト4の回転量を10回転(電気的回転角度3600°)としたが、これに限定されるものではない。
図11は、ストッパ機構3の調整作業の他の例を示す説明図である。
図11に示す例は、シャフト4が5回転した際に、シャフト4の回転を止めるものである。この例では、シャフト4及び延長シャフト12をCW方向に5回転させる。そして、送りナット15は、ナット駆動部材16により延長シャフト12と共にCW方向に5回転し、回転支持部22の軸方向及び周方向に移動及び回転させる。次に、ストッパリング14を回転支持部22の軸方向及び周方向に移動及び回転させて、ストッパリング14のリング側突起23を送りナット15の第2突起26に当接させる。そして、ストッパリング14を回転支持部22に固定する。
このように、本例のストッパ機構3によれば、ストッパリング14及び送りナット15の位置を調整することで、シャフト4を止める回転量を任意に設定することができる。
4.使用例
次に、図12及び図13を参照して上述した構成を有する多回転ポテンショメータユニット1にダイアルユニットを組み付けた使用例について説明する。
図12及び図13は、多回転ポテンショメータユニット1にダイアルユニットを組み付けた例を示す図である。
図12及び図13に示すように、ダイアルユニット60は、取付パネル61と、ダイアル62と、内歯座金63と、取付ナット64とを有している。取付パネル61は、平板状に形成されている。また、取付パネル61には、貫通孔61aが形成されている。貫通孔61aには、多回転ポテンショメータユニット1のストッパ側ケース11に設けたシャフト受け部11aが貫通する。
そして、取付ナット64は、取付パネル61の貫通孔61aを貫通したシャフト受け部11aの外周に設けた雄ネジ部に取り付けられる。なお、内歯座金63は、取付ナット64と取付パネル61の間に介在される。これにより、取付パネル61は、取付ナット64によって多回転ポテンショメータユニット1に締結固定される。
また、ダイアル62は、延長シャフト12に取り付けられる。ダイアル62には、使用者によって回転可能な摘み部62aと、目盛62bが設けられている。このように、本例の多回転ポテンショメータユニット1によれば、シャフト4に連結される延長シャフト12にダイアルユニット60を組み付けることができる。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施の形態例では、送りナット15を回転させるために駆動ピン19を2つ設けた例を説明したが、これに限定されるものではなく、駆動ピン19は、1つだけでもよく、あるいは3つ以上設けてもよい。なお、送りナット15に形成される操作凹部15bの数は、駆動ピン19の数に対応させて形成される。
また、本発明にかかる多回転ポテンショメータユニットとしては、ホールICの出力電圧の変化によって検出するシャフトの回転量は、10回転に限定されるものではなく、目的に応じて適宜設定することができる。
また、上述の実施の形態例では、ポテンショメータ2のホールICに出力するアナログ電圧の5%〜95%を用いてシャフト4の回転量を取得する構成としたが、出力レベルの範囲は、これに限定されるものではない。例えば、シャフトの回転量を取得するために用いるアナログ電圧の出力レベルを10%〜90%にしてもよく、適宜設定できるものである。
さらに、上述の実施の形態例では、ポテンショメータ2におけるホールICの出力がリニアのアナログ電圧出力であった。しかしながら、本発明にかかる本発明にかかる多回転ポテンショメータユニットとしては、ホールICの出力が三角波出力、スイッチ出力(方形波出力)、そのたSIN・COS出力などの関数出力であってもよい。また、電圧の出力形態は、アナログ出力に限定されるものではなく、例えば、PWM(パルス幅変調)出力などのデジタル出力であってもよい。
また、上述の実施の形態例では、ポテンショメータとして、ホールICと磁石を用いたいわゆる無接触式多回転ポテンショメータを用いた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ポテンショメータとしては、抵抗素子として巻線やコンダクティブプラスチック等を用いた接触式多回転ポテンショメータを用いてもよい。
さらに、ポテンショメータの出力は、シングル出力に限定されるものではなく、2重出力などの複数出力であってもよい。すなわち、ポテンショメータの出力形態は、限定されるものではない。
また、上述の実施の形態例では、ポテンショメータ2のシャフト4に延長シャフト12を連結させた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、シャフト4の軸方向の長さが十分に長い場合、延長シャフト12をシャフト4に連結させなくてもよい。この場合、ナット駆動部材16は、シャフト4に固定される。
1…多回転ポテンショメータユニット、 2…多回転ポテンショメータ、 3…ストッパ機構、 4…シャフト、 5…ハウジングケース、 11…ストッパ側ケース、 12…延長シャフト、 13…連結部材、 14…ストッパリング(回転量ストッパ部)、 14a…リング側雌ネジ部、 15…送りナット、 15a…ナット側雌ネジ部、 15b…操作凹部、 16…ナット駆動部材、 17…ストッパ板(開始位置ストッパ部)、 18…駆動支持部、 18a…取付孔、 19…駆動ピン、 21…支持固定部、 21a…取付凹部、 22…回転支持部、 22a…筒孔、 22b…支持用雄ネジ部、 22d…取付用雌ネジ部、 23…リング側突起、 25…第1突起、 26…第2突起、 27…ストッパ片

Claims (7)

  1. 多回転ポテンショメータのハウジングに固定される連結部材と、
    前記連結部材に設けた回転支持部に回転及び移動可能に支持される送りナットと、
    前記多回転ポテンショメータのシャフトの回転にともない、前記送りナットを回転させるナット駆動部材と、
    前記回転支持部に設けられ、前記送りナットの回転及び移動を規制し、かつ前記シャフトの回転量を規制する回転量ストッパ部と、
    を備えた多回転ポテンショメータのストッパ機構。
  2. 前記回転支持部の側面部には、支持用雄ネジ部が設けられ、
    前記送りナットには、前記支持用雄ネジ部と螺合するナット側雌ネジ部が設けられている
    請求項1に記載の多回転ポテンショメータのストッパ機構。
  3. 前記回転量ストッパ部には、前記支持用雄ネジ部と螺合するストッパ側雌ネジ部が設けられ、
    前記回転量ストッパ部は、前記回転支持部に対しての取付位置が調整可能に、前記回転支持部に取り付けられる
    請求項2に記載の多回転ポテンショメータのストッパ機構。
  4. 前記回転支持部に固定され、前記送りナットの回転及び移動を規制し、前記シャフトの回転の開始位置を規制する開始位置ストッパ部を備えた
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の多回転ポテンショメータのストッパ機構。
  5. 前記送りナットは、
    前記回転量ストッパ部に当接する第1突起と、
    前記開始位置ストッパ部に当接する第2突起と、を有する
    請求項4に記載の多回転ポテンショメータのストッパ機構。
  6. 前記シャフトに連結される延長シャフトを備え、
    前記ナット駆動部材は、前記延長シャフトに固定される
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の多回転ポテンショメータのストッパ機構。
  7. 回転可能なシャフト及び前記シャフトを回転可能に支持するハウジングケースを有する多回転ポテンショメータと、
    前記多回転ポテンショメータに着脱可能に取り付けられ、前記シャフトの回転を制限するストッパ機構と、を備え、
    前記ストッパ機構は、
    前記ハウジングに固定される連結部材と、
    前記連結部材に設けた回転支持部に回転及び移動可能に支持される送りナットと、
    前記シャフトの回転にともない、前記送りナットを回転させるナット駆動部材と、
    前記回転支持部に設けられ、前記送りナットの回転及び移動を規制し、かつ前記シャフトの回転量を規制する回転量ストッパ部と、
    を備えた多回転ポテンショメータユニット。
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