JP6043664B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
図1は、電子機器1の外観を説明するための図である。図1を参照して、電子機器1は、タッチスクリーン15を備えている。タッチスクリーン15は、ディスプレイと、タッチパネルとを含んで構成される。
次に、電子機器1の処理の概要について説明する。具体的には、タッチパネル52における押圧力の閾値の設定および更新について説明する。より具体的には、電子機器1におけるキャリブレーション処理と、キャリブレーション処理後のフィードバック処理とについて説明する。
図3は、電子機器1が実行するキャリブレーション処理について説明するための図である。電子機器1は、ユーザ操作に基づき、電子機器1の動作モードがキャリブレーション(較正)を行なう動作モードに変更された場合に、キャリブレーション処理を行なう。具体的には、電子機器1は、キャリブレーション処理を行なう動作モードにおいて、タッチパネル52に対する入力によりタッチパネル52に対して加わった押圧力に基づき、タッチパネル52における入力位置を判断するか否かの閾値を設定する。
キャリブレーション処理が行なわれた後、ユーザがタッチパネルの操作に慣れてくると、ユーザの押圧力は、キャリブレーションを行なったときと変化する場合がある。つまり、操作慣れによりユーザの押圧力が時間的に変化する場合がある。そこで、電子機器1は、キャリブレーション処理によって設定された値Pth(1)を更新するためのフィードバック処理を行なう。
電子機器1は、タッチパネル52に対する押圧力が小さくなる傾向が出てきた場合に、閾値を下げる処理を行なう。具体的には、電子機器1は、キャリブレーション後の閾値(つまり値Pth(1))未満の押圧力がタッチパネル52に加わった回数が、予め定められた回数Cd以上となった場合、閾値を、値Pth(1)よりも予め定められた値βだけ小さい値に更新する。つまり、電子機器1は、1回目の更新処理(フィードバック処理)により、閾値を、値Pth(1)から値Pth(2)(=Pth(1)−β)に更新する。
タッチパネル52に対する押圧力が大きくなる傾向が出てきた場合、電子機器1は、いわゆるダブルカウント誤動作を起こしてしまう。つまり、電子機器1は、1回のタッチ操作に対して2回押されたとの誤った判定をしてしまうことがある。
図6は、閾値の変遷を説明するための第1の例を表した図である。図6を参照して、電子機器1は、キャリブレーション処理(較正処理)により、閾値を、値Pth(1)に設定する。なお、キャリブレーション処理を実行しない場合には、閾値は初期値Pth(0)のままである。
図8は、電子機器1の機能的構成を説明するためのブロック図である。図8を参照して、電子機器1は、タッチパネル52と、制御部110と、記憶部120とを備える。制御部110は、圧力検出部111と、設定部112と、回数検出部113と、更新部114とを含む。記憶部120には、初期値Pth(0)と、定数であるαと、最新の閾値(i)と、定数であるβ,γ,Cp,Cd,Cuとが記憶されている。
図9は、電子機器1におけるキャリブレーション処理の手順を表したフローチャートである。図9を参照して、ステップS2において、電子機器1のCPU10は、キャリブレーション処理を実行させるためのユーザ指示を操作部14を介して受付けたか否かを判断する。CPU10は、ユーザ指示を受付けたと判断した場合(ステップS2においてYES)、ステップS4において、ユーザのタッチ操作に伴う押圧力を測定する。CPU10は、ユーザの指示を受け付けていないと判断した場合(ステップS2においてNO)、閾値を初期値Pth(0)のまま維持する。ステップS6において、CPU10は、閾値を、測定された押圧力Pdから値α(定数)を引くことにより得られた値(Pth(1)=Pd−α)に設定する。
上述したキャリブレーション処理により、電子機器1は、入力位置を判断するか否かの押圧力の閾値を、ユーザの押圧に応じた値に設定可能となる。つまり、電子機器1は、電子機器1のユーザの押圧のバラつきを吸収することができる。
(1)キャリブレーション処理
上記においては、電子機器1は、検出された押圧力Pdから予め定められた値αを減ずる演算により得られた演算結果(Pth(1)=Pd−α)を、タッチパネル52の押圧力に関する閾値に設定した。しかしながら、閾値の設定方法は、これに限られるものではない。たとえば、設定部112は、検出された押圧力Pdに1未満の予め定められた値α’を乗ずる演算により得られた演算結果(Pd×α’)を、閾値に設定してもよい。
また、ダブルカウントによる誤動作防止の手法として、以下の構成を採ることもできる。回数検出部113は、最新(現在)の閾値である値Pth(i)以上の高い圧力が予め定められた時間以上加わった回数を検出する。更新部114は、検出された回数が予め定められた回数以上となった場合、閾値を、値Pth(i)よりも値γだけ大きい値に更新する。このような構成によっても、電子機器1は、閾値を上げる処理を行なうことができる。
上記においては、ユーザのタッチ操作による押圧力に基づく処理について説明したが、これに限定されるものではない。以下、押圧力ではなく接触面積を利用する構成について説明する。
(i)電子機器1は、タッチパネルに対する入力により、前記タッチパネルに対する閾値以上の面積の接触を検出した場合に、前記タッチパネルにおける入力位置を判断する。電子機器1は、前記タッチパネルに対する接触面積を検出する面積検出部と、前記検出された面積から予め定められた第1の値を減ずる演算により得られた演算結果を、前記閾値に設定する設定部とを備える。
Claims (6)
- タッチパネルに対する入力により前記タッチパネルに対して閾値以上の圧力が加わった場合に前記タッチパネルにおける入力位置を判断する電子機器であって、
前記タッチパネルに加わった圧力を検出する圧力検出手段と、
前記検出された圧力から予め定められた第1の値を減ずる演算により得られた演算結果を、前記閾値に設定する設定手段と、
前記演算結果未満の圧力が前記タッチパネルに加わった回数を検出する回数検出手段と、
前記検出された回数が予め定められた回数以上となった場合、前記閾値を、前記演算結果よりも予め定められた第2の値だけ小さい値に更新する更新手段とを備える、電子機器。 - タッチパネルに対する入力により前記タッチパネルに対して閾値以上の圧力が加わった場合に前記タッチパネルにおける入力位置を判断する電子機器であって、
前記タッチパネルに加わった圧力を検出する圧力検出手段と、
前記検出された圧力から予め定められた第1の値を減ずる演算により得られた演算結果を、前記閾値に設定する設定手段と、
前記演算結果よりも予め定められた第2の値だけ高い圧力が加わった回数を検出する回数検出手段と、
前記検出された回数が予め定められた回数以上となった場合、前記閾値を、前記演算結果よりも予め定められた第3の値だけ大きい値に更新する更新手段とを備える、電子機器。 - タッチパネルに対する入力により前記タッチパネルに対して閾値以上の圧力が加わった場合に前記タッチパネルにおける入力位置を判断する電子機器であって、
前記タッチパネルに加わった圧力を検出する圧力検出手段と、
前記検出された圧力から予め定められた第1の値を減ずる演算により得られた演算結果を、前記閾値に設定する設定手段と、
前記演算結果以上の高い圧力が予め定められた時間以上加わった回数を検出する回数検出手段と、
前記検出された回数が予め定められた回数以上となった場合、前記閾値を、前記演算結果よりも予め定められた第2の値だけ大きい値に更新する更新手段とを備える、電子機器。 - タッチパネルに対する入力により前記タッチパネルに対して閾値以上の圧力が加わった場合に前記タッチパネルにおける入力位置を判断する電子機器であって、
前記タッチパネルに加わった圧力を検出する圧力検出手段と、
前記検出された圧力に1未満の予め定められた第1の値を乗ずる演算により得られた演算結果を、前記閾値に設定する設定手段と、
前記演算結果未満の圧力が前記タッチパネルに加わった回数を検出する回数検出手段と、
前記検出された回数が予め定められた回数以上となった場合、前記閾値を、前記演算結果よりも予め定められた第2の値だけ小さい値に更新する更新手段とを備える、電子機器。 - タッチパネルに対する入力により前記タッチパネルに対して閾値以上の圧力が加わった場合に前記タッチパネルにおける入力位置を判断する電子機器であって、
前記タッチパネルに加わった圧力を検出する圧力検出手段と、
前記検出された圧力に1未満の予め定められた第1の値を乗ずる演算により得られた演算結果を、前記閾値に設定する設定手段と、
前記演算結果よりも予め定められた第2の値だけ高い圧力が加わった回数を検出する回数検出手段と、
前記検出された回数が予め定められた回数以上となった場合、前記閾値を、前記演算結果よりも予め定められた第3の値だけ大きい値に更新する更新手段とを備える、電子機器。 - タッチパネルに対する入力により前記タッチパネルに対して閾値以上の圧力が加わった場合に前記タッチパネルにおける入力位置を判断する電子機器であって、
前記タッチパネルに加わった圧力を検出する圧力検出手段と、
前記検出された圧力に1未満の予め定められた第1の値を乗ずる演算により得られた演算結果を、前記閾値に設定する設定手段と、
前記演算結果以上の高い圧力が予め定められた時間以上加わった回数を検出する回数検出手段と、
前記検出された回数が予め定められた回数以上となった場合、前記閾値を、前記演算結果よりも予め定められた第2の値だけ大きい値に更新する更新手段とを備える、電子機器。
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